JPH0563642U - 実験台等の天板 - Google Patents
実験台等の天板Info
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- JPH0563642U JPH0563642U JP348792U JP348792U JPH0563642U JP H0563642 U JPH0563642 U JP H0563642U JP 348792 U JP348792 U JP 348792U JP 348792 U JP348792 U JP 348792U JP H0563642 U JPH0563642 U JP H0563642U
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 耐薬品性や耐熱性と所要の剛性を有するとと
もに軽量かつ安価で外観的にも優れた実験台等の天板を
提供する。 【構成】 所要の剛性と耐薬品性、耐熱性を有する樹脂
板に対して、この樹脂板の縁枠部材を樹脂板の角部の縁
枠をなす角部枠材と、樹脂板の直線部の縁枠をなす直線
部枠材とによって構成するとともに、これら両枠材に形
成された段部を介して樹脂板の周囲に両枠材を接合す
る。
もに軽量かつ安価で外観的にも優れた実験台等の天板を
提供する。 【構成】 所要の剛性と耐薬品性、耐熱性を有する樹脂
板に対して、この樹脂板の縁枠部材を樹脂板の角部の縁
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部枠材とによって構成するとともに、これら両枠材に形
成された段部を介して樹脂板の周囲に両枠材を接合す
る。
Description
【0001】
この考案は、理化学の実験や研究あるいは教育に使用される実験台や、病院で 使用される薬品載置台、あるいは、調理場や屋外で用いられるテーブル等の天板 に関する。
【0002】
例えば、実験台は、図2に示すように基台Dの下方には器材収納部Zが配備さ れ、上面部には天板Tが張設されているものである。ところで、この天板Tはそ の上方にて各種の実験が行われる関係上、耐薬品性と耐熱性を備えたものが要求 される。そのため、この種の天板Tは、従来から耐薬品性と耐熱性に優れた表面 板と、それを支える芯材などから構成されている。具体的には表面板として耐薬 品性と耐熱性に優れた材料、例えば、石綿板に耐薬の焼付塗装を施したものやメ ラミン樹脂材等が使用されるが、その使用態様として図7、図8に示すようなフ ラッシュ構造を採用している。すなわち図7に示す構造は芯材として木材やプラ スチック材などの中実材を充填したものであり、図8に示す構造は芯材としてペ ーパーハニカムコア(蜂の巣状構造材)Hを充填したものである。図7に示す構 造の場合、メラミン樹脂材Mを上面に配しその下方には中間の中実芯材Nの表裏 に合板Gを接合した重合構造体を配してこれらを互いに接合するとともに、天板 Tの周辺の縁枠材として木材Kが両合板Gの間に挿入される形で組み合わされて いる。そしてさらにこれらの端面にPVCやAl製のエッジ材Eを装着したり、 そのエッジ材Eに代えて塗装を施すようにしている。Fはエッジ材Eの中腹部か ら凸出したフックで木材K中に侵入しエッジ材Eの外れを阻止している。図8に 示す構造は図7に示す構造の中実芯材Nの代わりにハニカムコアHを使用した点 が異なるのみである。このように重厚な構造となっているのは、実験台として天 板に耐薬品性と耐熱性が要求されることから石綿板やメラミン樹脂材等を使用す る必要があること、そしてこの石綿板やメラミン樹脂材等の強度を補いその反り や変形あるいは破壊を阻止する必要があることなどの理由によるものである。す なわち、石綿板やメラミン樹脂板は、それ自体では天板としての強度を発揮し得 ないため、以上のようなフラッシュ構造が採用されている。
【0003】
実験台等の天板は、上記のような構造となっているため実験や研究における使 用においては特に問題はないが、重厚構造のため重量が大きく実験台の製作上天 板の取り付け作業を複雑困難にするとともに、実験台等の移動配置作業を困難に する。また合板や芯材を組合わせたフラッシュ構造のものは、部品点数が多く構 造が複雑であるため、製作に長時間を要する欠点も有する。
【0004】 また、近時、研究室や実験室等は、単なる作業場ではなく、その場で多くの時 間を過ごすことになる生活空間であるという認識が高まり、それに相応しい雰囲 気が要求される傾向にある。その一環として、そこに設置される実験台等に対し ては、天板のコーナー形状や色彩等について種々の要望が出されるに至っている 。ところが、前述したような従来の天板は、コーナー部の処理が難しく、種々の 形状のものを多種類取り揃えるには設計や製造を行う者に大きな負担がかかる。 また、従来の天板はその上面の略全域を石綿板やメラミン樹脂材が占めることに なるため、上面略全域が一色のものになり、色彩的に面白みのあるデザインを施 すのが難しいという問題もある。
【0005】 この考案は、このような問題点をことごとく解決することができる実験台等の 天板を提供せんとするものである。
【0006】
この考案が提供する実験台等の天板は、所要の剛性と耐薬品性、耐熱性を有す る樹脂板に対して、この樹脂板の縁枠部材を樹脂板の角部の縁枠をなす角部枠材 と、樹脂板の直線部の縁枠をなす直線部枠材とによって構成するとともに、これ ら両枠材に形成された段部を介して樹脂板の周囲に両枠材を接合したことを特徴 としている。
【0007】
樹脂板は少なくとも耐薬品性と耐熱性を有しているので実験台として必要な機 能を発揮する。また樹脂板は角部と直線の両枠材と接合されるので、全体として 所要の厚さと強度を確保することができる。天板は全面が同一の厚さではなく、 中実の板材を天板にする場合に比べて重量の軽減が図られる。しかも、角部枠材 の形状を異ならせることにより、天板のコーナー形状を簡単に変えることができ るので、コーナー形状を異にする多種類の天板を容易に取り揃えることが可能と なる。また、樹脂板と、角部枠材と、直線部枠材とを別体のものにしているため 、それぞれの色彩を異ならせることが可能であり、しかも、各枠材を段部を介し て樹脂版に接合しているためそれら両枠材の上面を樹脂板の上面外周囲に縁取り をなすように表出させることができる。そのため、色彩的に変化に富んだ天板を デザインすることができる。
【0008】
以下、この考案を実験台用の天板に適用した場合の一実施例につき、図面を参 照して説明する。
【0009】 図1は、この考案が提供する実験台用天板Tを斜視的に示す図で、考案の要部 の理解を容易にするため一部が切断して示されている。実験台用天板の大きさ、 形状は実験台の上面部に相応するものであり、図示の形以外に、より長軸方向に 長い長矩形の天板もあり、図示例に限定されるわけではないが、1は両面に耐薬 品性と耐熱性(難燃性)のある樹脂を被覆し所要の剛性を有する天板Tの主体で あって実験台上面部に相応した大きさを有する樹脂板である。2は樹脂板1の縁 枠部材を構成する直線部枠材、また3は同じく樹脂板1の縁枠部材を構成する角 部枠材である。図3に示すように、直線部枠材2と角部枠材3には樹脂板1と同 一厚さの段部2Sと3Sがそれぞれ形成されていて、この段部2S、3Sを介し て樹脂板1の周囲(下面および外周面)と両枠材2,3が接合されるのである。 なお両枠材2,3は樹脂板1より厚い部材であってかつ樹脂板1を補強する機能 も有する。この樹脂板1と両枠材2,3が互いに接合されて天板Tが構成される のである。
【0010】 さて、図4はこの考案による実験台用天板Tの構造を図7、図8と同様に示す 断面図で、両枠材2、3と樹脂板1が接合された断面構造が示されている。これ ら枠材2、3は、天板Tの外観的な厚みを適性なものにするとともに、天板全体 の剛性を強化する機能を有するだけでなく、該天板Tを実験台の基台Dに装着す る際の接合部材としての役割をも担っている。
【0011】 ところで、この考案による実験台用天板Tの主体をなす樹脂板1は、コア層1 Uと、この両面に被覆されたメラミン樹脂層1Mから構成されており、コア層1 Uの中心を対称軸として断面が表裏対称となっているものである。したがって両 面のメラミン樹脂層1Mの存在によって樹脂板1の反りが阻止される。
【0012】 ここでコア層1Uとしての合成樹脂材は、ベースとなる熱硬化性樹脂をセルロ ーズ繊維で均質に補強したもので、その熱硬化性樹脂の具体例としては、フェノ ール樹脂やユリア樹脂すなわち尿素樹脂を挙げることができる。フェノール樹脂 は、フェノール類とアルデヒド類とを酸またはアルカリで縮合させて得られるも のである。また、尿素樹脂は尿素とホルムアルデヒドの縮合によって得られる熱 硬化性樹脂であり具体的には樹脂溶液100部に60〜80部のα ̄セルローズ を充填材として加え、さらに添加剤などを加えて型に入れ成型加工してつくった ものである。成形性、加工性がよく比重1.43、引張強度600kg/cm2 、シ ャルピー衝撃試験値2.5〜3.5kg・cm/cmの強度特性を有している。他方メ ラミン樹脂層1Mの主体であるメラミン樹脂は、メラミンとホルムアルデヒドの 重縮合によって得られる熱硬化性樹脂で、溶剤可溶の状態でα ̄セルローズを充 填材として加え、積層または圧縮成形によって加熱硬化させたものである。フェ ノール樹脂やユリア樹脂に比べて耐熱性、耐衝撃性、耐薬品性がよく美しい表面 を有する。具体的には比重1.5、引張強度800kg/cm2 、シャルピー衝撃試 験値4kg・cm/cmの強度特性を有している。採色は黄色や茶色など自由で、実験 台用天板として適した色彩とすることができる。
【0013】 樹脂板1は上述したフェノール樹脂やユリア樹脂製のコア層1Uの両面にメラ ミン樹脂層1Mを被覆したものである。全体としては耐薬品性と耐熱性を有する とともに、セルローズ繊維で補強加工している関係で所要の剛性すなわち所定の 硬度や強靭性を有する。なお、フェノール樹脂製のコア層とメラミン樹脂層とを 組合わせたものは、例えば、建築パネルの分野では、『TRESPA(トレスパ )』の商品名で扱われつつある。このようにコア層1Uが天板として必要な破壊 に対する強度を発揮し、メラミン樹脂層が耐薬品性と耐熱性を発揮するとともに 両面メラミン樹脂層の存在によって樹脂板1の反りが阻止されるのである。
【0014】 この実施例においては、前記直線部枠材2および角部枠材3も、前記樹脂板1 と同様に、フェノール樹脂あるいはユリア樹脂製のコア層と、その表面全体に被 覆したメラミン樹脂層とから構成されており、接着剤により前記樹脂板1に接合 されている。
【0015】 図5と図6は、この考案による実験台用天板の変形例を斜視的に示す図である が、特に角部枠材3の変形例で図5は直角の角部枠材3を示し、図6は直角から 面取りされた斜辺を有する例を示している。もちろん理化学実験等に適する形で これら以外の形状にすることも可能である。また枠材2,3に形成する段部の大 きさも上記には限定されない。また考案による実験台用天板Tと実験台上面部と の取り付け方法やその構成は、この考案の要部ではなく図示例や上記に限定され るものではない。両枠材2、3と樹脂板1の接合は、接着剤による方法にかぎら ず他の手段により接合させる形にしてもよい。角部枠材3の長さも図示例以外の 長さとすることができる。
【0016】 他方樹脂板1の材料やその加工方法についても上記に限定されない。要は耐薬 品性と耐熱性のある樹脂であり、所要の剛性を有して実験台上面部に設置できる 大きさを有すればよい。なお、樹脂板1は、前述した耐薬品性や耐熱性に加えて 、耐候性や耐磨耗性等を備えたものであってもよいのは勿論である。樹脂板1の 構造については、コア層1Uをフェノール樹脂やユリア樹脂としその両面に被覆 する樹脂膜をメラミン樹脂層とすることは、望ましいことではあるがこれに限定 されるものではない。ただし合成樹脂としては主として熱硬化性樹脂が用いられ る。熱硬化性樹脂としてはフェノール樹脂やユリア樹脂あるいはメラミン樹脂以 外にも重合などによって硬化する不飽和ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、ポリ ウレタン樹脂、シリコーン樹脂等の使用が可能である。実施例のようにフェノー ル樹脂やユリア樹脂とメラミン樹脂の組み合わせの場合でも、さらに異質の樹脂 を積層したいわゆる多層形の構造とすることもでき、3層形に限定されない。ま た、角部枠材および直線部枠材についても、前記実施例のものに限定されるもの ではない。
【0017】 さらに、前記実施例では実験台用の天板について説明したが、本考案は、調理 台や病院の薬品載置台あるいは屋外で使用されるテーブル等の天板に種々適用が 可能である。酸性雨や紫外線を含む強い太陽光線に晒される屋外用テーブルの天 板等に適用する場合には、樹脂板として耐薬品性、耐熱性、および耐候性を有す るものを使用するとともに、角部枠材および直線部枠材についても同様な性質を 有する材料により構成するのが好ましい。
【0018】
以上詳述したように、本考案にかかる天板は、樹脂板の周縁部を枠材により補 強しただけのものであるため、従来のフラッシュ構造のものに比べて大幅な構造 の簡略化を図ることができる。しかも、前記樹脂板は少なくとも耐薬品性および 耐熱性を有したものであるため、実験、研究、あるいは教育に用いられる実験台 の天板をはじめ、種々の過酷な条件で使用される天板に好適に使用することがで きるものとなる。また、本考案の構成によれば、構造の複雑化を招くことなしに 、耐薬品性、耐熱性および所要の強度を有する高価な樹脂板の厚さを最小限に止 めることができ、例えば、枠材を用いることなくかかる樹脂板のみを用いて厚み のある中実な天板を構成する場合に比べて大幅なコストダウンならびに軽量化を 図ることが可能となる。
【0019】 さらに、樹脂板の周縁には角部枠材と直線枠材が接合されるので、外見上適切 な厚みを有することになり、また、全体として所要の強度を確保することができ る。しかも、角部枠材の形状を異ならせることにより、天板のコーナー形状を簡 単に変えることができるので、コーナー形状を異にする多種類の天板を容易に取 り揃えることが可能となり、天板に対する種々の要求に応えることが可能となる 。また、樹脂板と、角部枠材と、直線部枠材とを別体のものにしているため、そ れぞれの色彩を異ならせることが可能であり、しかも、各枠材を段部を介して樹 脂板に接合しているためそれら両枠材の上面を樹脂板の上面外周囲に縁取りをな すように表出させることができる。そのため、色彩的に変化に富んだ天板をデザ インすることができる。したがって、外観的にも優れた天板が要求される近時の 諸事情によくマッチしたものとなる。
【図1】この考案による実験台用天板を斜視的に示す図
である。
である。
【図2】この考案に係る実験台用天板を斜視的に示す図
である。
である。
【図3】この考案による実験台用天板の構成を示す図で
ある。
ある。
【図4】この考案による実験台用天板の要部構成を示す
断面図である。
断面図である。
【図5】この考案による実験台用天板の変形例を斜視的
に示す図である。
に示す図である。
【図6】この考案に係る従来の実験台用天板の構造を示
す図である。
す図である。
【図7】この考案に係る従来の実験台用天板の構造を示
す図である。
す図である。
【図8】この考案に係る従来の実験台用天板の構造を示
す図である。
す図である。
T…実験台用天板 1…樹脂板 1U…コア層 1M…メラミン樹脂層 2…直線部枠材 3…角部枠材
Claims (1)
- 【請求項1】所要の剛性と耐薬品性、耐熱性を有する樹
脂板に対して、この樹脂板の縁枠部材を樹脂板の角部の
縁枠をなす角部枠材と、樹脂板の直線部の縁枠をなす直
線部枠材とによって構成するとともに、これら両枠材に
形成された段部を介して樹脂板の周囲に両枠材を接合し
たことを特徴とする実験台等の天板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP348792U JPH0563642U (ja) | 1992-02-03 | 1992-02-03 | 実験台等の天板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP348792U JPH0563642U (ja) | 1992-02-03 | 1992-02-03 | 実験台等の天板 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0563642U true JPH0563642U (ja) | 1993-08-24 |
Family
ID=11558700
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP348792U Pending JPH0563642U (ja) | 1992-02-03 | 1992-02-03 | 実験台等の天板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0563642U (ja) |
-
1992
- 1992-02-03 JP JP348792U patent/JPH0563642U/ja active Pending
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