JPH0564090B2 - - Google Patents

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JPH0564090B2
JPH0564090B2 JP60262240A JP26224085A JPH0564090B2 JP H0564090 B2 JPH0564090 B2 JP H0564090B2 JP 60262240 A JP60262240 A JP 60262240A JP 26224085 A JP26224085 A JP 26224085A JP H0564090 B2 JPH0564090 B2 JP H0564090B2
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JP
Japan
Prior art keywords
temperature
melting point
film
crystallization
stretched film
Prior art date
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JP60262240A
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English (en)
Other versions
JPS62121032A (ja
Inventor
Kunio Murakami
Takehiko Shimomura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Unitika Ltd
Original Assignee
Unitika Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0564090B2 publication Critical patent/JPH0564090B2/ja
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Landscapes

  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本発明は二軸配向フツ素系樹脂フイルムおよび
その製造方法に関するものである。さらに詳しく
は、エチレン・クロロトリフルオロエチレン共重
合体より成る二軸延伸フイルムおよびその製造方
法に関するものである。 (従来の技術とその問題点) フツ素系樹脂は、ポリテトラフルオロエチレン
を代表に、ポリフツ化ビニリデン、ポリフツ化ビ
ニル、フツ素化エチレン、プロピレン共重合体、
パーフルオロアルキルエーテル等があり、フイル
ム状で使用されているものがあるが、ポリフツ化
ビニル等の例外を除いて殆ど未延伸状態で使用さ
れており、強度が弱くしかも耐熱性も不十分なも
のが多かつた。フツ素系樹脂は、耐候性、耐薬品
性、電気的特性、離型性等に秀れており、用途も
多岐に渡つているがフイルム状で使用する場合は
強度や熱安定性が悪く、また薄膜状で使用できな
いことが多く用途が限られていた。 また、特開昭58−219025号公報には、エチレ
ン・クロロトリフルオロエチレン共重合体からな
るフイルムが開示されているが、一軸延伸した熱
収縮フイルムであり、機械的特性の劣るものであ
つた。 (問題点を解決するための手段) 本発明は、厚みが均一であり、かつ優れた機械
的特性を有し、しかも両延伸方向の機械的特性が
バランスしているフツ素系二軸延伸フイルムおよ
びその製造方法を提供するもので、その構成は次
のとおりである。 (i) エチレン・クロロトリフルオロエチレン共重
合体を80モル%以上含有し、下記の結晶化特性
値ΔTが20℃以上70℃以下の熱可塑性樹脂から
なり、縦、横方向とも引張強度が13Kg/mm2
上、引張弾性率が180Kg/mm2以上であることを
特徴とする二軸配向フツ素系延伸フイルム。 ΔT=Tm−Tc Tm(融点):示差熱量計(DSC)により20℃/
分の昇温した時の融ピーク温度(℃) Tc(降温結晶化温度):DSCにより(融点+20)
より80℃/分の昇温速度で降温速度で降温し
た時の結晶化ピーク温度(℃) (ii) エチレン・クロロトリフルオロエチレン共重
合体を80モル%以上含有する結晶化特性値ΔT
が20℃以上70℃以下の熱可塑性樹脂を加熱溶融
してダイより押出し、(融点−10℃)〜(融点
−100℃)の温度範囲で、かつ80℃/秒以上の
冷却速度で冷却して製膜した後、50℃以上180
℃以下の温度範囲で、縦横各々2倍以上に同時
二軸延伸することを特徴とする二軸配向フツ素
系延伸フイルムの製造方法。 以下、本発明について詳細に説明する。 本発明に適用されるエチレン・クロロトリフル
オロエチレン共重合体は、エチレンとクロロトリ
フルオロエチレンとのモル比が40:60〜60:40の
ものが製膜性、延伸性等の点から好適である。ま
た、結晶性を抑えるためにフツ素系の側鎖を導入
することも好ましい。 またこの樹脂にさらに酸化チタン粉末、炭素粉
末等の紫外線遮蔽剤や、アントラキノン、アント
ラセン等の紫外線吸収剤あるいはシリカ、カオリ
ン等のスリツプ性改良剤を添加することも可能で
ある。エチレン・クロロトリフルオロエチレン共
重合体樹脂は結晶化速度が速く、通常の製膜冷却
速度では結晶化が進行しすぎて均一に延伸するこ
とができない。 結晶化速度の指標として融点と降温結晶化温度
との差、すなわち溶融してから再び結晶化するま
での温度差が一般に使用されるがこの温度差が大
きいほど結晶化速度が遅く、結晶化が進行しにく
い。融点からの降温速度が速いほど結晶化温度が
高くなり、融点と降温結晶化温度との差が小さく
なる傾向にあるので、この指標を用いる場合には
降温速度を規定しなければならない。 本発明者等は溶融後の降温速度を80℃/分と規
定して、示差熱量分析計(DSC)により融点と
降温結晶化温度との差を求めながら実験を進めた
ところ、この温度差が20℃以上好ましくは30℃以
上70℃以下好ましくは55℃以下の場合に良好に延
伸ができ、しかも均一な延伸フイルムを作ること
ができることを見い出した。この温度差が20℃未
満の場合は結晶化が進行しすぎて均一な延伸が困
難であり、均一な物性のフイルムを得ることが困
難である。また70℃を超える場合は結晶化度が低
すぎて耐熱性が不十分である。 尚、融点はDSCにより20℃/分の昇温速度で
昇温した時の溶融ピーク温度とし(融点+20℃)
に達した後、直ちに80℃/分の降温速度で降温し
た時の結晶化ピーク温度を降温結晶化温度とす
る。 フイルムの製膜時の結晶化を抑えるには、ダイ
より押出された樹脂を冷却させてやる必要があ
る。 本発明者等は、製膜時の冷却速度について検討
を重ねた結果、(融点−10℃)〜(融点−100℃)
の温度範囲でかつ80℃/秒以上の冷却速度で製膜
することにより結晶化を抑制することができ、均
一な延伸が可能になることを見い出した。 フイルムの二軸延伸方法には、予め一軸に延伸
した後、さらに直角方向に延伸行う、所謂、逐次
二軸延伸法と同時に直角方向に延伸を行う同時二
軸延伸法とがあるが、エチレン・クロロトリフル
オロエチレン共重合体の場合、逐次二軸延伸法で
は高倍率の延伸が困難である。これは一軸延伸に
より分子鎖が高度に一軸配向し、続く横延伸で配
向軸に沿つて裂け易くなるためであると思われ
る。 これに対して同時二軸延伸の場合は、縦横同時
に延伸が実行されるために縦横バランスのとれた
配向を得ることができ、切断もなく高倍率の延伸
が可能である。延伸倍率は、強度向上等の延伸効
果から判断して縦横各々2.0倍以上、好ましくは
2.5倍以上が必要である。同時二軸延伸の方法は
特に限定されるものではなく、テンター法、チユ
ーブラー法いずれの方法でも良い。また延伸温度
は比較例にも述べる如く、適当な範囲を選ぶ必要
があり、50℃以上160℃以下、好ましくは70℃以
上150℃以下が適当である。50℃未満の場合は延
伸応力が非常に大きく2倍以上の延伸倍率では切
断しやすいが、50℃を超えると延伸応力が急激に
低下し無理なく延伸することができる。延伸温度
をさらに上げて180℃を超えると結晶化が必要以
上に進み、延伸時にネツキング現象が発生して均
一な延伸フイルムを得ることができない。 延伸されたフイルムは、そのままでは熱安定性
が悪く、高温での使用に耐えられないので高温で
使用する場合は熱固定してやる必要があり、160
℃以上融点以下、好ましくは190℃以上220℃以下
の温度で熱固定してやると良い結果を得ることが
できる。熱固定は20%以内の制限収縮または伸長
下もしくは定長下で実施することが好ましい。 以下、比較例と実施例によりさらに詳しく述べ
る。 比較例1〜19および実施例1〜8 エチレンとクロロトリフルオロエチレンとのモ
ル比を変えた次の結晶化特性値ΔTを有するエチ
レン・クロロトリフルオロエチレン共重合体を準
備した。 モル比 結晶化特性値ΔT(℃) 50/50 17 45/45 31 58/42 45 40/60 78 これらのエチレン・クロロトリフルオロエチレ
ン共重合体を単軸押出機で280℃に溶融し、Tダ
イより押出して(融点−10℃)〜(融点−100℃)
の冷却速度を変えながら、厚さ100μの未延伸フ
イルムを作つた。これらの未延伸フイルムを試験
延伸機により条件を変えながら二軸延伸した。 結果を表1に示したが、逐次二軸延伸の場合は
いずれも延伸が困難であり、また同時二軸延伸の
場合でも樹脂の結晶化特性値や冷却条件あるいは
延伸条件によりネツキングが発生し、均一な延伸
が困難な場合があつた。
【表】
【表】 実施例 9 実施例4〜8と同じ未延伸フイルムを、テンタ
ー式連続同時二軸延伸機により、延伸温度110℃、
延伸速度500mm/秒の条件下に縦横3.0×3.0倍同
時二軸延伸し、引き続いて横方向に2%弛緩させ
ながら205℃で熱固定した。 延伸されたフイルムの性能を測定したところ、
表2に示すように未延伸フイルムに較べて飛躍的
に改善されていた。
【表】 (発明の効果) 本発明方法により作られた二軸配向フツ素系延
伸フイルムは、未延伸フイルムの約3倍以上の強
度を備えており、しかも熱固定をすることにより
秀れた耐熱性も具備しているので、従来使用の困
難であつた分野にも十分使用することができる。
二軸延伸することにより薄膜化を計ることがで
き、新しい分野に用途を拡げることができる。ま
たシユリンクフイルムとして用いる場合は熱固定
をせず、そのまま使用することにより目的を達成
することができる。 本発明方法により製造された延伸フイルムは、
従来の未延伸フイルムに較べて特に機械的特性が
秀れており、また厚さも500μから2μまで製造可
能であり、耐候性を生かした外装保護フイルム、
ソーラーフイルム、太陽電池ベースおよび外装フ
イルム、防音壁外装フイルム、電気的特性や耐熱
性を生かした電気絶縁フイルム、電気絶縁テー
プ、コンデンサ、耐薬品性や離型性を生かした内
装保護フイルム、離型用フイルム、防食テープ等
に使用できる。また熱固定をしない場合は、耐候
性外装シユリンクフイルムとして有用である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 エチレン・クロロトリフルオロエチレン共重
    合体を80モル%以上含有し、下記の結晶化特性値
    ΔTが20℃以上70℃以下の熱可塑性樹脂からな
    り、縦、横方向とも引張強度が13Kg/mm2以上、引
    張弾性率が180Kg/mm2以上であることを特徴とす
    る二軸配向フツ素系延伸フイルム。 ΔT=Tm−Tc Tm(融点):示差熱量計(DSC)により20℃/分
    の昇温昇温速度でした時の溶融ピーク温度
    (℃) Tc(降温結晶化温度):DSCにより(融点+20)
    より80℃/分の降温速度で降温した時の結晶化
    ピーク温度(℃) 2 延伸フイルムの縦、横が各々の少なくとも2
    倍に延伸されていることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の二軸配向フツ素系延伸フイル
    ム。 3 共重合体がエチレンとクロロトリフルオロエ
    チレンとのモル比が40:60〜60:40のものである
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の二
    軸配向フツ素系延伸フイルム。 4 エチレン・クロロトリフルオロエチレン共重
    合体を80モル%以上含有する結晶化特性値ΔTが
    20℃以上70℃以下の熱可塑性樹脂を加熱溶融して
    ダイより押出し、(融点−10℃)〜(融点−100
    ℃)の温度範囲で、かつ80℃/秒以上の冷却速度
    で冷却して製膜した後、50℃以上180℃以下の温
    度範囲で、縦、横各々2倍以上に同時二軸延伸す
    ることを特徴とする二軸配向フツ素系延伸フイル
    ムの製造方法。 5 二軸延伸した後、180℃以上融点以下の温度
    で20%以内の制限収縮または伸長下もしくは定長
    下で熱固定することを特徴とする特許請求の範囲
    第4項記載の二軸配向フツ素系延伸フイルムの製
    造方法。
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