JPH0564108B2 - - Google Patents
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- JPH0564108B2 JPH0564108B2 JP61044397A JP4439786A JPH0564108B2 JP H0564108 B2 JPH0564108 B2 JP H0564108B2 JP 61044397 A JP61044397 A JP 61044397A JP 4439786 A JP4439786 A JP 4439786A JP H0564108 B2 JPH0564108 B2 JP H0564108B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nonwoven fabric
- binder
- impregnated
- resin powder
- thermoplastic resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R13/00—Elements for body-finishing, identifying, or decorating; Arrangements or adaptations for advertising purposes
- B60R13/02—Internal Trim mouldings ; Internal Ledges; Wall liners for passenger compartments; Roof liners
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)
Description
[産業上の利用分野]
本発明は内装材の製造方法に関する。さらに詳
しくは、本発明はリアパツケージなとの自動車内
装材などに好適に使用しうる内装材の製造方法に
関する。 [従来の技術およびその問題点] 従来よりリアパツケージなどの自動車内装材に
は、ソフトな風合を有する不織布を、優れた機械
的強度を有する基材に接着せしめたものが用いら
れている。 かかる内装材には、通常、熱可塑性樹脂に木屑
などを混入してなるウツドストツクなどの基材の
一方表面上にたとえばポリプロピレンなどの熱可
塑性樹脂からなるフイルムを設け、さらにその上
面に合成樹脂エマルジヨンを片面に含浸してバツ
キング処理を施した不織布を設けた後、熱プレス
などの加熱、加圧手段を用いて前記フイルムを介
してウツドストツクと不織布との一体化がなされ
たものが用いられている。 しかしながら、上記のような自動車内装材に
は、不織布と基材の間にフイルムが必要とされて
おり、したがつてその製造工程は非常に煩雑なも
のとなつている。 そこで本発明者らは、上記問題点を鑑みて、上
記のような不織布と基材との間にフイルムを必要
としない、不織布を直接基材に接着せしめること
ができる内装材の製造方法を開発するべく鋭意研
究を重ねたところ、バツキング処理の際に熱可塑
性樹脂粉末を添加してなるバインダーを不織布の
一方表面に含浸せしめ、かかる不織布のバインダ
ー含浸面と基材とを圧着させたばあい、容易に内
装材がえられるという全く新しい事実を見出し、
本発明を完成するに至つた。 [問題点を解決するための手段] すなわち、本発明は、不織布の一方表面に合成
樹脂エマルジヨンおよび熱可塑性樹脂粉末からな
るバインダーを含浸し、乾燥したのち、該不織布
のバインダー含浸面に基材を接着することを特徴
とする内装材の製造方法に関する。 [作用および実施例] 本発明の内装材の製造方法によれば、不織布に
バインダーを含浸せしめると、同時に不織布に熱
融着性樹脂粉末が付着せられ、しかも合成樹脂エ
マルジヨンは不織布中に含浸されるが、熱融着性
樹脂粉末は不織布中に含浸されずにその表面で層
をなすので、熱圧着などの接着手段を施したばあ
い、バインダー含浸面と基材とが強固に接着され
るのである。 本発明で使用される不織布には、たとえばポリ
エステル繊維、ポリエチレン繊維、ポリプロピレ
ン繊維、ポリ塩化ビニル繊維、ポリ塩化ビニリデ
ン繊維、ポリアミド繊維、エチレン−酢酸ビニル
共重合体繊維などの合成繊維、レーヨン繊維、ア
セテート繊維などの半合成繊維、綿、羊毛などの
天然繊維からなる不織布があげられるが、これら
のなかでもとくにポリエステル繊維は耐候性、耐
熱性などが優れているので、内装材としてとくに
好ましい。 不織布化法としては、従来より行なわれている
繊維接着法(フアイバーボンデイング法)、プリ
ントボンド法、ニードルパンチ法、水流絡合法が
採用できるが、不織布の厚さ、強度、成形性など
の点からニードルパンチ法がとくに好ましい。 本発明に使用されるバインダーは、合成樹脂エ
マルジヨンおよび熱可塑性樹脂粉末からなる。 前記合成樹脂エマルジヨンとしては、たとえば
スチレン−ブタジエン系、エチレン−酢酸ビニル
系、エチレン−塩化ビニル系、エチレン−塩化ビ
ニル−酢酸ビニル系、アクリル−スチレン系、ア
クリル酸エステル系、酢酸ビニル系樹脂エマルジ
ヨンなど従来より使用されているものであれば好
適に使用しうる。該合成樹脂エマルジヨンはその
種類によつて異なるが、通常その濃度が5〜65%
となるように調整して用いられる。 前記熱可塑性樹脂粉末としては、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニルコポ
リマー、ポリスチレン、ポリアミドなどの樹脂粉
末を単独あるいは2種以上混合して用いられる。
これらの樹脂粉末の粒度は、30〜400メツシユで
あるのがよく、とくに好ましくは、50〜250メツ
シユである。樹脂粉末の粒度は400メツシユをこ
えると樹脂粉末が不織布内部により多く入り込み
不織布表面に集積して層を形成することができな
くなり、30メツシユ未満では形成される樹脂粉末
の層が凹凸の大きなものとなつてしまう。なお、
上記樹脂粉末の形状は球状であるよりも偏平状や
ヒゲ状のものの方が、不織布表面に集積されやす
いのでよい。 かかる熱可塑性樹脂粉末は、エマルジヨン100
部(重量部、以下同様)に対して10〜200部、な
かんづく50〜150部添加するのが好ましい。 前記熱可塑性樹脂粉末の添加量は、10部未満の
ばあい、不織布と基材との接着力が不足して剥離
が生じることがあり、また200部をこえるばあい、
エマルジヨン中に均一に分散することができなく
なり、製造が困難となるうえに、製造コストも高
くなる。 かくして本発明に用いるバインダーがえられる
が、該バインダーにはさらに必要に応じてセルロ
ース系、アルギン酸系あるいはポリアクリル酸系
の増粘剤;リン酸系、臭素系、塩素系化合物や三
酸化アンチモン、水酸化アンモニウムなどの難燃
剤;顔料などの分散剤;アンモニア水などのPH調
整剤;ノニオン系あるいはカチオン系界面活性剤
などの湿潤在などを適宜添加してもよい。 つぎに上記のようにしてえられたバインダーは
エマルジヨンと熱可塑性樹脂粉末とが均一に混合
するように撹拌などの手段により熱可塑性樹脂粉
末を分散させながら不織布の一方表面に含浸せし
められる。 バインダーの付着方法としては、塗布、含浸、
浸漬、吹付けなどがあげられるが、本発明におい
てはいずれかの方法をも採用しうる。 前記バインダーは本発明においては不織布の一
方表面のみに含浸せしめられ、他方の表面には含
浸せしめられないのは、不織布が有する風合、
色、外観などを生かすためで、かかる不織布が有
する風合などを生かす必要がないばあいには、不
織布の他方の表面にもバインダーを含浸させても
よく、さらには、不織布全体に該バインダーを含
浸させてもよい。 なお、この不織布のバインダー含浸面と逆の面
は、通常内装材の表面となるので、上記風合の他
に、耐摩耗性などの表面耐性や外観の良さが要求
されるばあい、上記不織布の表面には樹脂がプリ
ントされていることが望ましい。このように樹脂
をプリントしておけば、内装材表面の風合や成形
性を損うことなく表面耐性をうることができ、し
かも種々のプリント模様を選ぶことにより優れた
外観の内装材となる。プリントに使用する樹脂に
はアクリル樹脂、ポリエステル樹脂などが適して
いる。また樹脂の塗布量は合成樹脂エマルジヨン
の量によつても変わるが、通常5〜15g/m2がプ
リントされる。 ところで、不織布重量(F)と前記バインダーの固
形分量(B)との比(以下、F/Bという)は60/40
〜95/5、とくに好ましくは70/30〜90/10の範
囲にあればよい。かかるF/Bは60/40よりも大
きいばあい、樹脂の割合が増えるために風合が硬
くなり、また製造コストも高くなり、また95/5
よりも小さいばあい、バツキング効果が不足し、
耐久性の乏しい内装材となつてしまう。 また、前記バインダー中の熱可塑性樹脂粉末の
量は5〜50g/m2とくに10〜30g/m2の範囲にあ
るのが好ましく、5g/m2未満では接着力が充分
にえられず、基材と不織布との間に剥離が生じる
おそれがあり、また50g/m2をこえるとバインダ
ー含浸時に表面に均一な樹脂粉末層を形成するこ
とが困難となる。 かくしてバインダーが含浸せしめられた不織布
がえられ、該バインダー中のエマルジヨンは、不
織布中に含浸されるが、熱可塑性樹脂粉末は不織
布中に含浸されずに不織布の表面で層をなしたも
のとなる。 つぎに上記でえられた、バインダーが含浸され
た不織布のバインダー含浸面と基材と接着するこ
とにより、内装材がえられる。 前記基材にはウツドストツク、レジンフエル
ト、段ボール、発泡樹脂シートなどが使用され
る。またここでウツドストツクとはポリプロピレ
ンなどの樹脂に木屑を30〜60%添加したものをい
う。 前記不織布と基材との接着は、該不織布の熱可
塑性樹脂粉末付着面と基材とを重ね合わせ、該不
織布の上面より、たとえば、加熱プレスする手段
や、あらかじめ170〜190℃に加熱した基材と不織
布の樹脂粉末付着面と重ね合わせてコールドプレ
スする手段などにより、熱可塑性樹脂粉末を溶融
せしめて行なわれる。 上記の接着手段におけるプレス圧は150〜300
g/cm2程度である。 かくしてえられる内装材は、そのままあるいは
所定の形状に裁断あるいは成形などの加工を施し
て、リアパツケージ、トランク内装材、オーバー
ヘツドライニングなどの自動車内装材などとして
使用される。 つぎに本発明の内装材の製造方法を実施例に基
づいてさらに詳細に説明するが、本発明はかかる
実施のみに限定されるものではない。 実施例 1 ポリエステル繊維(繊度:3デニール、繊維
長:64mm)製ウエブを形成したのち、ニードルパ
ンチ法(針密度:150本/cm2、針深さ:10mm)に
よりパンチフエルト不織布(目付:200g/m2、
厚さ:3.0mm)をえた。 えられた不織布の一方表面に第1表に示したバ
イダーを泡立て含浸法で固型分が50g/m2(熱可
塑性樹脂粉末17g/m2、エマルジヨン中の固形分
17g/m2、その他16g/m2)となるように塗布し
たF/Bが80/20のバインダー付着不織布をえ
た。 つぎにポリプロピレン樹脂50%および木屑50%
からなるウツドストツクをオーブンにより190℃
で3分間加熱して軟化させたのち、ただちに上記
不織布をバインダー含浸面が接するように重ね合
わせ、コールドプレス機(プレス圧:300g/cm2)
で2分間プレスし、内装材を作製した。 えられた内装材の物性として、不織布とウツド
ストツクの剥離強度を下記の方法で調べた。その
結果を第2表に示す。 (剥離強度) 内装材を5cm×15cmに打ち抜いて試料片とし、
これを引張り試験機により、引張り速度10cm/分
で引張り、基材と不織布の剥離強度を調べた。
しくは、本発明はリアパツケージなとの自動車内
装材などに好適に使用しうる内装材の製造方法に
関する。 [従来の技術およびその問題点] 従来よりリアパツケージなどの自動車内装材に
は、ソフトな風合を有する不織布を、優れた機械
的強度を有する基材に接着せしめたものが用いら
れている。 かかる内装材には、通常、熱可塑性樹脂に木屑
などを混入してなるウツドストツクなどの基材の
一方表面上にたとえばポリプロピレンなどの熱可
塑性樹脂からなるフイルムを設け、さらにその上
面に合成樹脂エマルジヨンを片面に含浸してバツ
キング処理を施した不織布を設けた後、熱プレス
などの加熱、加圧手段を用いて前記フイルムを介
してウツドストツクと不織布との一体化がなされ
たものが用いられている。 しかしながら、上記のような自動車内装材に
は、不織布と基材の間にフイルムが必要とされて
おり、したがつてその製造工程は非常に煩雑なも
のとなつている。 そこで本発明者らは、上記問題点を鑑みて、上
記のような不織布と基材との間にフイルムを必要
としない、不織布を直接基材に接着せしめること
ができる内装材の製造方法を開発するべく鋭意研
究を重ねたところ、バツキング処理の際に熱可塑
性樹脂粉末を添加してなるバインダーを不織布の
一方表面に含浸せしめ、かかる不織布のバインダ
ー含浸面と基材とを圧着させたばあい、容易に内
装材がえられるという全く新しい事実を見出し、
本発明を完成するに至つた。 [問題点を解決するための手段] すなわち、本発明は、不織布の一方表面に合成
樹脂エマルジヨンおよび熱可塑性樹脂粉末からな
るバインダーを含浸し、乾燥したのち、該不織布
のバインダー含浸面に基材を接着することを特徴
とする内装材の製造方法に関する。 [作用および実施例] 本発明の内装材の製造方法によれば、不織布に
バインダーを含浸せしめると、同時に不織布に熱
融着性樹脂粉末が付着せられ、しかも合成樹脂エ
マルジヨンは不織布中に含浸されるが、熱融着性
樹脂粉末は不織布中に含浸されずにその表面で層
をなすので、熱圧着などの接着手段を施したばあ
い、バインダー含浸面と基材とが強固に接着され
るのである。 本発明で使用される不織布には、たとえばポリ
エステル繊維、ポリエチレン繊維、ポリプロピレ
ン繊維、ポリ塩化ビニル繊維、ポリ塩化ビニリデ
ン繊維、ポリアミド繊維、エチレン−酢酸ビニル
共重合体繊維などの合成繊維、レーヨン繊維、ア
セテート繊維などの半合成繊維、綿、羊毛などの
天然繊維からなる不織布があげられるが、これら
のなかでもとくにポリエステル繊維は耐候性、耐
熱性などが優れているので、内装材としてとくに
好ましい。 不織布化法としては、従来より行なわれている
繊維接着法(フアイバーボンデイング法)、プリ
ントボンド法、ニードルパンチ法、水流絡合法が
採用できるが、不織布の厚さ、強度、成形性など
の点からニードルパンチ法がとくに好ましい。 本発明に使用されるバインダーは、合成樹脂エ
マルジヨンおよび熱可塑性樹脂粉末からなる。 前記合成樹脂エマルジヨンとしては、たとえば
スチレン−ブタジエン系、エチレン−酢酸ビニル
系、エチレン−塩化ビニル系、エチレン−塩化ビ
ニル−酢酸ビニル系、アクリル−スチレン系、ア
クリル酸エステル系、酢酸ビニル系樹脂エマルジ
ヨンなど従来より使用されているものであれば好
適に使用しうる。該合成樹脂エマルジヨンはその
種類によつて異なるが、通常その濃度が5〜65%
となるように調整して用いられる。 前記熱可塑性樹脂粉末としては、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニルコポ
リマー、ポリスチレン、ポリアミドなどの樹脂粉
末を単独あるいは2種以上混合して用いられる。
これらの樹脂粉末の粒度は、30〜400メツシユで
あるのがよく、とくに好ましくは、50〜250メツ
シユである。樹脂粉末の粒度は400メツシユをこ
えると樹脂粉末が不織布内部により多く入り込み
不織布表面に集積して層を形成することができな
くなり、30メツシユ未満では形成される樹脂粉末
の層が凹凸の大きなものとなつてしまう。なお、
上記樹脂粉末の形状は球状であるよりも偏平状や
ヒゲ状のものの方が、不織布表面に集積されやす
いのでよい。 かかる熱可塑性樹脂粉末は、エマルジヨン100
部(重量部、以下同様)に対して10〜200部、な
かんづく50〜150部添加するのが好ましい。 前記熱可塑性樹脂粉末の添加量は、10部未満の
ばあい、不織布と基材との接着力が不足して剥離
が生じることがあり、また200部をこえるばあい、
エマルジヨン中に均一に分散することができなく
なり、製造が困難となるうえに、製造コストも高
くなる。 かくして本発明に用いるバインダーがえられる
が、該バインダーにはさらに必要に応じてセルロ
ース系、アルギン酸系あるいはポリアクリル酸系
の増粘剤;リン酸系、臭素系、塩素系化合物や三
酸化アンチモン、水酸化アンモニウムなどの難燃
剤;顔料などの分散剤;アンモニア水などのPH調
整剤;ノニオン系あるいはカチオン系界面活性剤
などの湿潤在などを適宜添加してもよい。 つぎに上記のようにしてえられたバインダーは
エマルジヨンと熱可塑性樹脂粉末とが均一に混合
するように撹拌などの手段により熱可塑性樹脂粉
末を分散させながら不織布の一方表面に含浸せし
められる。 バインダーの付着方法としては、塗布、含浸、
浸漬、吹付けなどがあげられるが、本発明におい
てはいずれかの方法をも採用しうる。 前記バインダーは本発明においては不織布の一
方表面のみに含浸せしめられ、他方の表面には含
浸せしめられないのは、不織布が有する風合、
色、外観などを生かすためで、かかる不織布が有
する風合などを生かす必要がないばあいには、不
織布の他方の表面にもバインダーを含浸させても
よく、さらには、不織布全体に該バインダーを含
浸させてもよい。 なお、この不織布のバインダー含浸面と逆の面
は、通常内装材の表面となるので、上記風合の他
に、耐摩耗性などの表面耐性や外観の良さが要求
されるばあい、上記不織布の表面には樹脂がプリ
ントされていることが望ましい。このように樹脂
をプリントしておけば、内装材表面の風合や成形
性を損うことなく表面耐性をうることができ、し
かも種々のプリント模様を選ぶことにより優れた
外観の内装材となる。プリントに使用する樹脂に
はアクリル樹脂、ポリエステル樹脂などが適して
いる。また樹脂の塗布量は合成樹脂エマルジヨン
の量によつても変わるが、通常5〜15g/m2がプ
リントされる。 ところで、不織布重量(F)と前記バインダーの固
形分量(B)との比(以下、F/Bという)は60/40
〜95/5、とくに好ましくは70/30〜90/10の範
囲にあればよい。かかるF/Bは60/40よりも大
きいばあい、樹脂の割合が増えるために風合が硬
くなり、また製造コストも高くなり、また95/5
よりも小さいばあい、バツキング効果が不足し、
耐久性の乏しい内装材となつてしまう。 また、前記バインダー中の熱可塑性樹脂粉末の
量は5〜50g/m2とくに10〜30g/m2の範囲にあ
るのが好ましく、5g/m2未満では接着力が充分
にえられず、基材と不織布との間に剥離が生じる
おそれがあり、また50g/m2をこえるとバインダ
ー含浸時に表面に均一な樹脂粉末層を形成するこ
とが困難となる。 かくしてバインダーが含浸せしめられた不織布
がえられ、該バインダー中のエマルジヨンは、不
織布中に含浸されるが、熱可塑性樹脂粉末は不織
布中に含浸されずに不織布の表面で層をなしたも
のとなる。 つぎに上記でえられた、バインダーが含浸され
た不織布のバインダー含浸面と基材と接着するこ
とにより、内装材がえられる。 前記基材にはウツドストツク、レジンフエル
ト、段ボール、発泡樹脂シートなどが使用され
る。またここでウツドストツクとはポリプロピレ
ンなどの樹脂に木屑を30〜60%添加したものをい
う。 前記不織布と基材との接着は、該不織布の熱可
塑性樹脂粉末付着面と基材とを重ね合わせ、該不
織布の上面より、たとえば、加熱プレスする手段
や、あらかじめ170〜190℃に加熱した基材と不織
布の樹脂粉末付着面と重ね合わせてコールドプレ
スする手段などにより、熱可塑性樹脂粉末を溶融
せしめて行なわれる。 上記の接着手段におけるプレス圧は150〜300
g/cm2程度である。 かくしてえられる内装材は、そのままあるいは
所定の形状に裁断あるいは成形などの加工を施し
て、リアパツケージ、トランク内装材、オーバー
ヘツドライニングなどの自動車内装材などとして
使用される。 つぎに本発明の内装材の製造方法を実施例に基
づいてさらに詳細に説明するが、本発明はかかる
実施のみに限定されるものではない。 実施例 1 ポリエステル繊維(繊度:3デニール、繊維
長:64mm)製ウエブを形成したのち、ニードルパ
ンチ法(針密度:150本/cm2、針深さ:10mm)に
よりパンチフエルト不織布(目付:200g/m2、
厚さ:3.0mm)をえた。 えられた不織布の一方表面に第1表に示したバ
イダーを泡立て含浸法で固型分が50g/m2(熱可
塑性樹脂粉末17g/m2、エマルジヨン中の固形分
17g/m2、その他16g/m2)となるように塗布し
たF/Bが80/20のバインダー付着不織布をえ
た。 つぎにポリプロピレン樹脂50%および木屑50%
からなるウツドストツクをオーブンにより190℃
で3分間加熱して軟化させたのち、ただちに上記
不織布をバインダー含浸面が接するように重ね合
わせ、コールドプレス機(プレス圧:300g/cm2)
で2分間プレスし、内装材を作製した。 えられた内装材の物性として、不織布とウツド
ストツクの剥離強度を下記の方法で調べた。その
結果を第2表に示す。 (剥離強度) 内装材を5cm×15cmに打ち抜いて試料片とし、
これを引張り試験機により、引張り速度10cm/分
で引張り、基材と不織布の剥離強度を調べた。
【表】
【表】
【表】
比較例 1
実施例1でえられた不織布の一方表面に熱可塑
性樹脂粉末を除いたほかは実施例1と同じ組成か
らなるバインダーによりバツキング処理を施し、
さらにこの面にポリエチレン樹脂乾燥パウダー
(平均粒度:200メツシユ)を20g/m2均一に分散
したのち、該散布面を実施例1で用いたものと同
じウツドストツクに重ね合わせたほかは、実施例
1と同様にして内装材を作製し、不織布とウツド
ストツクの剥離強度を調べた。その結果を第3表
に示す。 比較例 2 実施例1で用いたウツドストツクの上面にポリ
プロピレンフイルム(厚さ:30μm)を重ねさら
にその上面に実施例1でえられた不織布に熱可塑
性樹脂粉末を除いたほかは実施例1と同じ組成か
らなるバインダーによりバツキング処理を施した
ものを載せて重ね合わせたほかは実施例1と同様
にして内装材を作製し、不織布とウツドストツク
の剥離強度を調べた。その結果を第3表に示す。
性樹脂粉末を除いたほかは実施例1と同じ組成か
らなるバインダーによりバツキング処理を施し、
さらにこの面にポリエチレン樹脂乾燥パウダー
(平均粒度:200メツシユ)を20g/m2均一に分散
したのち、該散布面を実施例1で用いたものと同
じウツドストツクに重ね合わせたほかは、実施例
1と同様にして内装材を作製し、不織布とウツド
ストツクの剥離強度を調べた。その結果を第3表
に示す。 比較例 2 実施例1で用いたウツドストツクの上面にポリ
プロピレンフイルム(厚さ:30μm)を重ねさら
にその上面に実施例1でえられた不織布に熱可塑
性樹脂粉末を除いたほかは実施例1と同じ組成か
らなるバインダーによりバツキング処理を施した
ものを載せて重ね合わせたほかは実施例1と同様
にして内装材を作製し、不織布とウツドストツク
の剥離強度を調べた。その結果を第3表に示す。
【表】
[発明の効果]
本発明の内装材の製造方法は、不織布にバツキ
ング処理を施すと同時に不織布表面に芯材との接
着を可能にする熱可塑性樹脂粉末を付着させるこ
とができるため、従来のように不織布と芯材との
間にフイルムを介在させる繁雑な工程を経る必要
がないので、その製造工程は簡便である。しか
も、えられる内装材は、接着手段となる熱可塑性
樹脂粉末が、不織布の表面に均一な層を形成し、
かつしつかりと保持された状態で不織布と芯材と
を接着したものであるので良好な剥離強度を有す
るという効果を奏する。
ング処理を施すと同時に不織布表面に芯材との接
着を可能にする熱可塑性樹脂粉末を付着させるこ
とができるため、従来のように不織布と芯材との
間にフイルムを介在させる繁雑な工程を経る必要
がないので、その製造工程は簡便である。しか
も、えられる内装材は、接着手段となる熱可塑性
樹脂粉末が、不織布の表面に均一な層を形成し、
かつしつかりと保持された状態で不織布と芯材と
を接着したものであるので良好な剥離強度を有す
るという効果を奏する。
Claims (1)
- 1 不織布の一方表面に合成樹脂エマルジヨンお
よび熱可塑性樹脂粉末からなるバインダーを含浸
し乾燥したのち、該不織布のバインダー含浸面に
基材を接着することを特徴とする内装材の製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61044397A JPS62206087A (ja) | 1986-03-01 | 1986-03-01 | 自動車用内装材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61044397A JPS62206087A (ja) | 1986-03-01 | 1986-03-01 | 自動車用内装材の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62206087A JPS62206087A (ja) | 1987-09-10 |
| JPH0564108B2 true JPH0564108B2 (ja) | 1993-09-13 |
Family
ID=12690374
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61044397A Granted JPS62206087A (ja) | 1986-03-01 | 1986-03-01 | 自動車用内装材の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62206087A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| BR112014010217B1 (pt) | 2011-10-31 | 2021-01-05 | Industrialesud S.P.A. | artigo feito de um material composto de múltiplas camadas, componente para automóveis e processo para sua preparação |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5497939A (en) * | 1977-11-14 | 1979-08-02 | Hayashi Telempu Kk | Method of making automobile floor mat in special form |
| JPS5653282A (en) * | 1979-10-08 | 1981-05-12 | Badische Yuka Co Ltd | Production of carpet material |
| JPS5734391A (en) * | 1980-08-09 | 1982-02-24 | Matsushita Electric Industrial Co Ltd | Device for automatically inverting printed board |
-
1986
- 1986-03-01 JP JP61044397A patent/JPS62206087A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62206087A (ja) | 1987-09-10 |
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