JPH0564218B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0564218B2 JPH0564218B2 JP18847085A JP18847085A JPH0564218B2 JP H0564218 B2 JPH0564218 B2 JP H0564218B2 JP 18847085 A JP18847085 A JP 18847085A JP 18847085 A JP18847085 A JP 18847085A JP H0564218 B2 JPH0564218 B2 JP H0564218B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steel strip
- continuous annealing
- annealing furnace
- chamber
- zone
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
本発明は鋼帯の連続焼鈍炉に関するものであ
る。 (従来の技術) 従来の鋼帯の連続焼鈍炉は加熱室、均熱室、冷
却室からなつている。このような連続焼鈍炉では
鋼帯をハースロールを用いて張力をかけて通板し
ているのが一般的である。しかしこのような連続
焼鈍炉では焼鈍温度を高くすることができない。
特に0.3〜0.4mm以下の薄鋼板においては高温にす
ると、板破断、形状悪化、表面疵などが発生し、
従つて一般に630〜670℃が上限となつている。し
かしながら最近、深絞りなど加工性が要求されて
おり、この為に高温焼鈍が可能でしかも生産能率
の良い連続焼鈍炉の出現が期待されているところ
である。 (発明が解決しようとする問題点) 本発明は薄鋼板においても高温焼鈍が可能とす
る連続焼鈍炉を提供することを目的とするもの
で、従来の焼鈍炉で高温焼鈍すると問題となつて
いた板破断、形状悪化、表面疵発生などの問題点
を解消することができる極めて有利なものであ
る。 (問題点を解決するための手段) 本発明の要旨とするところは、加熱室、均熱
室、冷却室からなる鋼帯の連続焼鈍炉において、
均熱室と冷却室の間に、鋼帯を表裏からの吹きつ
けガスで浮上させつつ750〜850℃の温度に加熱す
る過加熱室と鋼帯を表裏からの吹きつけガスで浮
上させつつ過加熱後の鋼帯を600〜650℃に冷却す
る急速冷却室を設けたことを特徴とする鋼帯の連
続焼鈍炉にある。即ち、本発明の連続焼鈍炉は、
特に薄い鋼帯を高温焼鈍する際、鋼帯に張力をか
けハースロール間を通板することなく、鋼帯の表
裏からの吹きつけガスにより鋼帯を拘束して通板
することにより、従来問題となつていた板破断、
形状悪化、表面疵発生等の問題を解消するように
したものである。 本発明の連続焼鈍炉について第1図〜第4図を
用いて詳細に説明する。 第1図は横型の連続焼鈍炉であり、第2図は縦
型の連続焼鈍炉である。図において1は予熱帯、
2は加熱帯、3は均熱帯でこの間を通過する鋼帯
10は11のハースロールを介して走行する。そ
して鋼帯は約600〜650℃まで加熱される。 4は過加熱帯、5は急速冷却帯であり6は両者
を区切る仕切り壁である。この過加熱帯4と急速
冷却帯5の間はハースロール11を用いることな
く鋼帯を通板するものである。 具体的には第4図に示す如く鋼帯10の表裏か
ら過加熱帯4では高温ガスを、急速冷却帯5では
冷却ガスを強く吹きつけて横型では安定浮上を図
り、又縦型では左右の鋼帯の振れ防止を図りつつ
加熱、冷却するものである。即ちノズル箱12よ
り雰囲気ガス13を鋼帯10に吹きつける。雰囲
気ガス13は炉殻14のなかをガス循環ブロワー
15で吸引され、熱交換器16にて所定の温度に
加熱又は冷却され、ノズル箱12に入り循環され
て使用されるものである。 雰囲気ガス13は通常鋼帯10の酸化を防ぐた
め還元性例えば、(H2 5%、N2 95%)の雰
囲気ガスを用いる。ノズルは多孔ノズル形、スリ
ツトノズル形など種々のノズルを用いるものであ
るがノズルの吐出流速は10〜60m/sが好ましい
ものである。 又過加熱帯4、急速冷却帯5にある鋼帯10に
は強い張力が作用しないように一例として、ブラ
イドルロール8,9を設けて、前後の炉における
鋼帯10の張力を遮断することが有利である。即
ち前後の炉における鋼帯10は蛇行防止のため通
常0.5Kg/mm2以上の張力をかけながら通板される
が、高温になるとこの張力が原因で破断や形状悪
化を生ずることが多くなるので張力をかけられな
いためである。従つて600〜650℃以上の高温熱処
理となる過加熱帯4と急速冷却帯5はブライドル
ロール8,9にて張力を遮断するものである。そ
して既述のように鋼帯の両面からガスの吹きつけ
により低張力でも安定通板可能とし、加熱、冷却
するものである。 尚図中7は冷却帯、17は水冷帯である。水冷
帯17は浸漬冷却方式が一般的で、この入側の板
温は200〜250℃程度でないと水冷却により形状不
良となるため冷却帯7にて約600〜200℃までガス
吹きつけ等で冷却を行うものである。 次に本発明の連続焼鈍炉を用いて熱処理を行つ
たヒートサイクルを第3図に示す。図中A〜Bは
予熱、B〜Cは加熱、C〜Dは均熱であり、E〜
Fは冷却、F〜Gは水冷を示す。又D〜Eは過加
熱と急速冷却であり、本発明の連続焼鈍炉ではD
〜E間で750〜850℃の如く高い温度の熱処理が可
能となるものである。 (実施例) 板厚0.27mm、幅895mmの冷延鋼板をラインスピ
ード660mpmで連続焼鈍炉を通し、第3図のヒー
トサイクルで過加熱帯入口660℃、過加熱帯出口
770℃、急速冷却帯600℃にて焼鈍を行つた。 比較例は均熱後660℃より冷却に入つた。 焼鈍後の材質結果を第1表、第2表に示す。
る。 (従来の技術) 従来の鋼帯の連続焼鈍炉は加熱室、均熱室、冷
却室からなつている。このような連続焼鈍炉では
鋼帯をハースロールを用いて張力をかけて通板し
ているのが一般的である。しかしこのような連続
焼鈍炉では焼鈍温度を高くすることができない。
特に0.3〜0.4mm以下の薄鋼板においては高温にす
ると、板破断、形状悪化、表面疵などが発生し、
従つて一般に630〜670℃が上限となつている。し
かしながら最近、深絞りなど加工性が要求されて
おり、この為に高温焼鈍が可能でしかも生産能率
の良い連続焼鈍炉の出現が期待されているところ
である。 (発明が解決しようとする問題点) 本発明は薄鋼板においても高温焼鈍が可能とす
る連続焼鈍炉を提供することを目的とするもの
で、従来の焼鈍炉で高温焼鈍すると問題となつて
いた板破断、形状悪化、表面疵発生などの問題点
を解消することができる極めて有利なものであ
る。 (問題点を解決するための手段) 本発明の要旨とするところは、加熱室、均熱
室、冷却室からなる鋼帯の連続焼鈍炉において、
均熱室と冷却室の間に、鋼帯を表裏からの吹きつ
けガスで浮上させつつ750〜850℃の温度に加熱す
る過加熱室と鋼帯を表裏からの吹きつけガスで浮
上させつつ過加熱後の鋼帯を600〜650℃に冷却す
る急速冷却室を設けたことを特徴とする鋼帯の連
続焼鈍炉にある。即ち、本発明の連続焼鈍炉は、
特に薄い鋼帯を高温焼鈍する際、鋼帯に張力をか
けハースロール間を通板することなく、鋼帯の表
裏からの吹きつけガスにより鋼帯を拘束して通板
することにより、従来問題となつていた板破断、
形状悪化、表面疵発生等の問題を解消するように
したものである。 本発明の連続焼鈍炉について第1図〜第4図を
用いて詳細に説明する。 第1図は横型の連続焼鈍炉であり、第2図は縦
型の連続焼鈍炉である。図において1は予熱帯、
2は加熱帯、3は均熱帯でこの間を通過する鋼帯
10は11のハースロールを介して走行する。そ
して鋼帯は約600〜650℃まで加熱される。 4は過加熱帯、5は急速冷却帯であり6は両者
を区切る仕切り壁である。この過加熱帯4と急速
冷却帯5の間はハースロール11を用いることな
く鋼帯を通板するものである。 具体的には第4図に示す如く鋼帯10の表裏か
ら過加熱帯4では高温ガスを、急速冷却帯5では
冷却ガスを強く吹きつけて横型では安定浮上を図
り、又縦型では左右の鋼帯の振れ防止を図りつつ
加熱、冷却するものである。即ちノズル箱12よ
り雰囲気ガス13を鋼帯10に吹きつける。雰囲
気ガス13は炉殻14のなかをガス循環ブロワー
15で吸引され、熱交換器16にて所定の温度に
加熱又は冷却され、ノズル箱12に入り循環され
て使用されるものである。 雰囲気ガス13は通常鋼帯10の酸化を防ぐた
め還元性例えば、(H2 5%、N2 95%)の雰
囲気ガスを用いる。ノズルは多孔ノズル形、スリ
ツトノズル形など種々のノズルを用いるものであ
るがノズルの吐出流速は10〜60m/sが好ましい
ものである。 又過加熱帯4、急速冷却帯5にある鋼帯10に
は強い張力が作用しないように一例として、ブラ
イドルロール8,9を設けて、前後の炉における
鋼帯10の張力を遮断することが有利である。即
ち前後の炉における鋼帯10は蛇行防止のため通
常0.5Kg/mm2以上の張力をかけながら通板される
が、高温になるとこの張力が原因で破断や形状悪
化を生ずることが多くなるので張力をかけられな
いためである。従つて600〜650℃以上の高温熱処
理となる過加熱帯4と急速冷却帯5はブライドル
ロール8,9にて張力を遮断するものである。そ
して既述のように鋼帯の両面からガスの吹きつけ
により低張力でも安定通板可能とし、加熱、冷却
するものである。 尚図中7は冷却帯、17は水冷帯である。水冷
帯17は浸漬冷却方式が一般的で、この入側の板
温は200〜250℃程度でないと水冷却により形状不
良となるため冷却帯7にて約600〜200℃までガス
吹きつけ等で冷却を行うものである。 次に本発明の連続焼鈍炉を用いて熱処理を行つ
たヒートサイクルを第3図に示す。図中A〜Bは
予熱、B〜Cは加熱、C〜Dは均熱であり、E〜
Fは冷却、F〜Gは水冷を示す。又D〜Eは過加
熱と急速冷却であり、本発明の連続焼鈍炉ではD
〜E間で750〜850℃の如く高い温度の熱処理が可
能となるものである。 (実施例) 板厚0.27mm、幅895mmの冷延鋼板をラインスピ
ード660mpmで連続焼鈍炉を通し、第3図のヒー
トサイクルで過加熱帯入口660℃、過加熱帯出口
770℃、急速冷却帯600℃にて焼鈍を行つた。 比較例は均熱後660℃より冷却に入つた。 焼鈍後の材質結果を第1表、第2表に示す。
【表】
【表】
本発明の連続焼鈍炉によれば薄鋼帯でも高温の
熱処理が可能となり実施例に示す如く加工性に優
れた軟質の鋼板が得られた。 (発明の効果) 本発明は薄鋼帯でも高温熱処理が可能となる連
続焼鈍炉を提供するものであり、その結果薄鋼帯
でも加工性の優れた鋼板が得られるものでその効
果は極めて有利なものである
熱処理が可能となり実施例に示す如く加工性に優
れた軟質の鋼板が得られた。 (発明の効果) 本発明は薄鋼帯でも高温熱処理が可能となる連
続焼鈍炉を提供するものであり、その結果薄鋼帯
でも加工性の優れた鋼板が得られるものでその効
果は極めて有利なものである
第1図は本発明の横型連続焼鈍炉の説明図、第
2図は本発明の縦型連続焼鈍炉の説明図、第3図
は本発明の連続焼鈍炉を用いたヒートサイクルの
説明図、第4図は本発明の過加熱帯、急速冷却帯
の説明図である。
2図は本発明の縦型連続焼鈍炉の説明図、第3図
は本発明の連続焼鈍炉を用いたヒートサイクルの
説明図、第4図は本発明の過加熱帯、急速冷却帯
の説明図である。
Claims (1)
- 1 加熱室、均熱室、冷却室からなる鋼帯の連続
焼鈍炉において、均熱室と冷却室の間に、鋼帯を
表裏からの吹きつけガスで浮上させつつ750〜850
℃の温度に加熱する過加熱室と鋼帯を表裏からの
吹きつけガスで浮上させつつ過加熱後の鋼帯を
600〜650℃に冷却する急速冷却室を設けたことを
特徴とする鋼帯の連続焼鈍炉。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18847085A JPS6250415A (ja) | 1985-08-29 | 1985-08-29 | 鋼帯の連続焼鈍炉 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18847085A JPS6250415A (ja) | 1985-08-29 | 1985-08-29 | 鋼帯の連続焼鈍炉 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6250415A JPS6250415A (ja) | 1987-03-05 |
| JPH0564218B2 true JPH0564218B2 (ja) | 1993-09-14 |
Family
ID=16224284
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18847085A Granted JPS6250415A (ja) | 1985-08-29 | 1985-08-29 | 鋼帯の連続焼鈍炉 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6250415A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7473803B2 (ja) * | 2020-06-24 | 2024-04-24 | 日本製鉄株式会社 | 冷却装置 |
-
1985
- 1985-08-29 JP JP18847085A patent/JPS6250415A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6250415A (ja) | 1987-03-05 |
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