JPH0564679B2 - - Google Patents

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JPH0564679B2
JPH0564679B2 JP15364285A JP15364285A JPH0564679B2 JP H0564679 B2 JPH0564679 B2 JP H0564679B2 JP 15364285 A JP15364285 A JP 15364285A JP 15364285 A JP15364285 A JP 15364285A JP H0564679 B2 JPH0564679 B2 JP H0564679B2
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Kazuhito Kenmochi
Hideo Abe
Tooru Sasaki
Hiroyuki Nagamori
Hiroyuki Matsuda
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Kao Corp
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Kao Corp
Kawasaki Steel Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は金属材料の冷間圧延用潤滑油、更に詳
細には広範な板厚範囲の圧延が可能な金属材料の
冷間圧延用潤滑油(以下、冷間圧延油又は単に圧
延油と略称することがある)に関する。 〔従来の技術〕 従来、鋼板の冷間圧延油として、牛脂、豚脂、
パーム油等の動植物油脂、鉱物油またはこれらの
混合したものを基油とし、各種添加剤等をこれに
配合したものが一般に使用されている。 ところが、近年、冷間圧延技術の進歩に伴い生
産性向上の観点から、圧延時の通板回数の削減、
圧延速度の高速化が要求され、更に、大型の連続
圧延ではラインが高度に自動管理化され、その際
の圧延工程の合理化並びに仕上げ鋼板の表面性
状、規格精度の向上に対する要望も厳しくなつて
きている。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、従来の高潤滑性といわれる牛
脂、パーム油等の油脂系冷間圧延油においても、
最早上記条件を満足せず、やむなく実際の保有す
る能力より低い条件で圧延が行われ、未だこれに
代る冷間圧延油が見出されていない状況であつ
た。すなわち、従来の冷間圧延油では、実操業上
想定される苛酷な条件下において、圧延油クーラ
ント中で圧延油組成物が熱分解および熱酸化分解
を受けて劣化したものおよび圧延時生成する鉄
粉、スカム等の汚れが該組成物中に混入し、これ
ら汚れが圧延後の鋼板の表面に圧延油組成物とと
もに混入付着したまま圧延後のコイルとして後工
程に付すると、約130℃程度の余熱および焼鈍時
の200〜300℃までの加熱によつて、上述のような
条件下では酸化、分解重合などの化学反応により
高分子化、樹脂化して洗浄時においても除去しに
くくなり、その後の焼鈍工程に付すと高熱(300
〜700℃)により炭化して鋼板全面にすす汚れお
よび圧延材端部にすすが付着したエツヂカーボン
のような状態が生じ鋼板の外観を損うだけでな
く、メツキ性、ボンデ性、塗装性などの表面処理
性を低下させる等の問題点があつた。そこで、従
来の油脂系冷間圧延油に優る潤滑性能を有し、前
述の厳しい条件にも満足しうる圧延が可能な冷間
圧延油の開発が望まれていた。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明者は、かかる実状において、鋭意研究を
行つた結果、牛脂、パーム油、豚脂等の動植物油
脂類の優れた圧延潤滑性に着目し、これに所定量
のダイマー酸および/またはポリマー酸並びに高
級脂肪族不飽和酸のダイマー酸および/またはポ
リマー酸の少なくとも一種とポリオール類を加熱
縮合して得たポリエステルの残余のカルボン酸基
または水酸基とアルコールまたは脂肪酸とを反応
させてなる所定量のエステルを配合した組成物は
牛脂、パーム油、豚脂等の動植物油脂類単体より
も飛躍的に圧延潤滑性が向上するという事実を見
出した。そして更に、この潤滑剤に特定の種類の
酸化防止剤を組も合せることによつて、圧延潤滑
性に加えて長期的に圧延油クーラントを循環使
用した場合に耐熱分解性、耐熱酸化分解性を示
し、かつ圧延時生成する鉄粉、スカム等の汚れ
の混入があつても圧延後の鋼板の脱脂性、表面清
浄性が良好であるなど、実操業上想定される苛酷
な条件に耐えうる優れた特性を付与できることを
見出し、本発明を完成した。 すなわち本発明は油脂類に、(a)炭素数16〜20の
高級脂肪族不飽和酸のダイマー酸およびポリマー
酸の少なくとも一種を0.5〜10重量%(以下、単
に%で示す)、(b)炭素数16〜20の高級脂肪族不飽
和酸のダイマー酸およびポリマー酸の少なくとも
一種とポリオール類を加熱縮合してポリエステル
とし、これの残余のカルボキシル基または水酸基
に炭素数1〜22のアルコールまたは炭素数12〜22
の脂肪酸を反応させてなる分子量750〜7500のエ
ステルを5〜40%、(c)フエノール系酸化防止剤、
硫黄系酸化防止剤、リン系酸化防止剤およびアミ
ン系酸化防止剤よりなる群から選ばれる2種以上
の酸化防止剤を各々0.3〜10%配合した(但し、
フエノール系酸化防止剤、硫黄系酸化防止剤、リ
ン系酸化防止剤およびアミン系酸化防止剤よりな
る群から選ばれる2種以上の酸化防止剤を各々
0.3〜5.0%、0.3〜8.0%、0.3〜5.0%および0.3〜
5.0%配合した場合を除く)金属材料の冷間圧延
用潤滑油を提供するものである。 本発明において基油成分として用いられる油脂
類としては、例えば牛脂、パーム油、豚脂等が挙
げられる。牛脂は、粗牛脂、精製牛脂、食用牛脂
のいずれも用いることが出来るが、精製牛脂、食
用牛脂を使用するのがより望ましい。パーム油は
粗パーム油、精製パーム油、脱酸パーム油を用い
ることができる。豚脂は、精製豚脂が望ましい。 (a)のダイマー酸およびポリマー酸は、炭素数16
〜20の高級脂肪族モノエン酸またはジエン酸のダ
イマー酸またはポリマー酸であり、例えば、ゾー
マリン酸、オレイン酸、リノール酸、ガドレイン
酸のダイマー酸およびポリマー酸が挙げられる。
これらのダイマー酸およびポリマー酸は、全組成
中の0.5〜10%の範囲で使用される。この範囲を
超えると圧延後の鋼板の洗浄性不良によるる表面
の清浄性が著しく悪くなり、またこの範囲より少
ないと潤滑性が低下して好ましくない。 (b)のエステルは炭素数16〜20の高級脂肪族不飽
和酸のダイマー酸またはポリマー酸の少なくとも
一種とポリオール類を加熱縮合してポリエステル
とし、これの残余のカルボキシル基または水酸基
と、炭素数1〜22のアルコールまたは炭素数12〜
22の脂肪酸とを反応させてなる分子量750〜7500
のエステルである。 ここで用いるダイマー酸またはポリマー酸は、
(a)で用いるダイマー酸またはポリマー酸と同一で
ある。ポリオール類としては、例えばプロピレン
グリコール、エチレングリコール、ジプロピレン
グリコール、ジエチレングリコール、ネオペンチ
ルグリコール、ブタンジオール、ペンタンジオー
ル、ヘキサンジオールの他、ポリオキシプロピレ
ングリコール、ポリオキシエチレングリコール、
ポリオキシプロピレン−ポリオキシエチレン−グ
リコール等が挙げられる。炭素数1〜22のアルコ
ールとしては、例えばメタノール、エタノール、
ブタノール、ヘプチルアルコール、オクチルアル
コール、カプリルアルコール、ノニルアルコー
ル、デシルアルコール、ステアリルアルコール、
ウンデシルアルコール、ラウリルアルコール、ミ
リスチルアルコール、パルミチルアルコール、イ
ソステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、
オレイルアルコール等が挙げられる。また炭素数
12〜22の脂肪酸としては、例えばラウリン酸、ミ
リスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、イソ
ステアリン酸、オレイン酸、ベヘニン酸等が挙げ
られる。 (b)のエステルの分子量が750より小さい場合、
潤滑性が劣り、7500より大きい場合は配合系への
溶解性が悪くなり、かつ高粘度となるため、取扱
いにも問題が生じて好ましない。これら(b)のエス
テルは全組成中5〜40%の範囲で使用されるが、
これらが40%を超えるとオイルステインの発生が
著しくなり、また5%より少ないと潤滑性が低下
して好ましくない。 また、(c)の酸化防止剤のうち、フエノール系酸
化防止剤としては、例えば2,6−ジ−tert−ブ
チル−p−クレゾール;2−tert−ブチル−p−
クレゾール;2,6−ジ−tert−ブチルフエノー
ル;3−メチル−6−tert−ブチルフエノール;
2,4−ジ−tert−ブチルフエノール;2,5−
ジ−tert−ブチル−p−クレゾール;3,5−ジ
−tert−ブチル−4−ヒドロキシベンジルアルコ
ール;2,4,6−トリ−tert−ブチルフエノー
ル;カテコール;p−tert−ブチルカテコール;
4,6−ジ−tert−ブチル−レゾルシン;6−
(4−オキシ)−3,5−ジ−tert−ブチル−アニ
リノ−2,4−ビス−(n−オクチルチオ)−1,
3,5−トリアジン;(4−オキシ−3,5−ジ
−tert−ブチル−ベンジル)−オクタデシルリン
酸エステル;4,4′−チオビス(3−メチル−6
−tert−ブチルフエノール);4,4′−ブチリデン
ビス(3−メチル−6−tert−ブチルフエノー
ル);2,2′−メチレンビス(4−メチル−6−
tert−ブチルフエノール);2,2′−チオビス
(4,6−ジ−tert−ブチルレゾルシン);2,
2′−メチレンビス(4−エチル−6−tert−ブチ
ルフエノール);4,4′−メチレンビス(2,6
−ジ−tert−ブチルフエノール);2,2′−(3,
5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシ)プロパ
ン;4,4′−シクロヘキシリデンビス(2,6−
ジ−tert−ブチルフエノール);テトラキス〔メ
チレン−3−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−
ヒドロキシフエニル)プロピオネート〕メタン;
ヘキサメチレングリコールビス〔β−(3,5−
ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフエノール)
プロピオネート〕;2,2′−チオ〔ジエチル−ビ
ス−3(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロ
キシフエノール)プロピオネート〕;1,3,5
−トリメチル−2,4,6−トリス(3,5−ジ
−tert−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)ベン
ゼン;ビス−〔3,3′−ビス−(4′−ヒドロキシ−
3′−tert−ブチル−フエニル)−ブチリツクアシツ
ド〕グリコールエステル;1,3,5−トリス−
(4−tert−ブチル−3−ヒドロキシ−2,6−
ジメチルベンジル)イソシアヌルアシツドなどを
用いることができる。 硫黄系酸化防止剤としては、ジラウリルチオジ
プロピオネート、ジミリスチルチオジプロピオネ
ート、ジステアリルチオジプロピオネート、ラウ
リルステアリルチオジプロピオネート、ジステア
リル−β,β′−チオジブチレート、ジラウリルサ
ルフアイド、ジオクタデシルサルフアイド、2−
メルカプトベンゾイミダゾール、S−(3,5−
ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)−
アルキルチオグリコレート、4,4′−チオビス−
(6−アルキル−3−メチルフエノール)、N−オ
キシ−ジエチレン−ベンゾチアジルサルフエンア
ミド、テトラアルキル−チウラム−ジサルフアイ
ド、テトラアルキル−チウラム−モノサルフアイ
ドなどをあげることができる。 リン系酸化防止剤としては、トリフエニルフオ
スフアイト、トリオクタデシルフオスフアイト、
トリデシルフオスフアイト、トリラウリルトリチ
オフオスフアイト、トリアリルフオスフアイト、
ジ−(ジノニルフエニル)−モノ−(p−ノニルフ
エニル)フオスフアイト、ジフエニルイソデシル
フオスフアイト、o−〔2−tert−ブチル−5−
メチル−4−(2−メチル−5−tert−ブチル−
4−(ヒドロキシフエニルチオ)フエニル〕−S,
S′−ビス−(ラウリルチオ)フオスフアイト、フ
エニルジイソデシルフオスフアイト、フエニル−
ジ−iso−オクチルフオスフアイト、トリス(シ
クロヘキシルフエニル)フオスフアイト、トリス
(o−シクロヘキシルフエノール)フオスフアイ
ト、トリス(o−ビフエニル)フオスフアイト、
トリス(p−フエニルフエノール)フオスフアイ
ト、アルキル(C8〜C12)シクロヘキシルフオス
フアイト、アルキル(C8〜C12)フエニルシクロ
ヘキシルフオスフアイトなどを代表的にあげるこ
とができる。 また、アミン系酸化防止剤としては、フエノチ
アジン;N,N′−ジ−tert−ブチル−p−フエニ
レンジアミン;4,4′−テトラメチル−ジアミノ
ジフエニルメタン;4−ヒドロキシジフエニルア
ミン;N−アミノ−N′−フエニルパラフエニレ
ンジアミン;N,N′−ビス(オクチルフエニル)
アミン;N,N′−ジフエニル−p−フエニレン
ジアミン;N,N′−ジサリチリデン−1,2−
ジアミノプロパン;4,4′−ビス(4−α,α′−
ジメチルベンジン)ジフエニルアミン;4,4′−
ジクミルジフエニルアミン;N,N′−ジ−2−
ナフチル−p−フエニレンジアミン;N,N′−
ジトリル−p−フエニレンジアミン;N−アミノ
−N′−フエニルパラフエニレンジアミン;N,
N′−ジシクロヘキシルパラフエニレンジアミ
ン;N,N′−ジフエニル−p−フエニレンジア
ミンなどをあげることができる。 (c)で挙げられる酸化防止剤のうちフエノール系
酸化防止剤は全組成中0.3〜10.0%、硫黄系酸化
防止剤は全組成中0.3〜10.0%、リン系酸化防止
剤は全組成中0.3〜10.0%、アミン系酸化防止剤
は全組成中0.3〜10.0%の範囲で使用される。こ
れらが、上記範囲を超えると潤滑性に悪影響を与
え、0.3%より少なくなると酸化防止剤としての
効果の発現が少なくなり好ましくない。 本発明の冷間圧延用潤滑油には、上記必須成分
である油脂類、(a)、(b)および(c)の他に、必要に応
じて、さらに従来既知の各種添加剤、例えば、界
面活性剤、防錆剤、極圧添加剤などを添加するこ
とが出来る。 界面活性剤としては、例えばポリオキシエチレ
ンアルキルフエニルエーテル、ポリオキシエチレ
ンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキ
ルエステル、ポリオキシエチレンポリオキシプロ
ピレンエーテル、ソルビタンアルキルエステル等
の非イオン界面活性剤、アルキルリン酸エステル
塩、ポリオキシエチレンアルキルリン酸エステル
塩等のリン酸エステル系界面活性剤等が使用さ
れ、冷間圧延用潤滑油中に通常0.5〜5%程度配
合される。 防錆剤としては、例えばアミンおよびその誘導
体、アルケニルコハク酸およびその誘導体、リン
酸エステルおよびその誘導体等が使用され、冷間
圧延用潤滑油中に通常0.1〜5%程度配合される。 極圧添加剤としては、例えばトリアルキルホス
フエート、トリアルキルホスフアイトなどのリン
系化合物、ジアルキルチオリン酸亜鉛等の有機金
属化合物等が使用され、冷間圧延用潤滑油中に通
常0.5〜5%程度配合される。 〔発明の効果〕 油脂類に(a)、(b)の化合物を添加してなる潤滑
性、表面清浄性に優れた組成物に、更に(c)のフエ
ノール系酸化防止剤、硫黄系酸化防止剤、リン系
酸化防止剤、アミン系酸化防止剤から選ばれる2
種以上の酸化防止剤を組み合わせてなる本発明の
冷間圧延油組成物は、優れた耐熱分解性、耐熱酸
化分解性を有し、実操業上長期的に安定かつ高い
潤滑性を維持し、洗浄後の鋼板の清浄性を向上さ
せることができる。 また、従来品と比較すると、本発明の冷間圧延
用潤滑油は、潤滑性において、従来の市販の油脂
系の圧延油以上の性能を有し、更に実操業上、長
期間の使用に耐え、圧延後の鋼板の洗浄後の板面
の清浄性にも優れている。 〔実施例〕 次に実施例を挙げて本発明を説明する。 実施例 1 以下に示す組成の各種の圧延油につき各種試験
を行つた。その結果を第1表及び第2表に示す。 I 圧延油(各組成の単位は全て重量%) (1) 本発明の圧延油 No.1 精製牛脂 60 重合酸(1) 1 エステル(A) 25 界面活性剤(a) 3 フエノール系酸化防止剤(A) 5.5 リン酸エステル系酸化防止剤(B) 5.5 No.2 食用牛脂 57.5 重合酸(2) 5 エステル(B) 20 界面活性剤(b) 3 フエノール系酸化防止剤(B) 6 硫黄系酸化防止剤(A) 8.5 No.3 精製パーム油 63 重合酸(3) 6 エステル(C) 10 界面活性剤(c) 5 硫黄系酸化防止剤(B) 9 リン酸エステル系酸化防止剤(C) 7 No.4 粗牛脂 33 精製パーム油 38 重合酸(4) 10 エステル(D) 5 界面活性剤(a) 3 フエノール系酸化防止剤(C) 5.5 アミン系酸化防止剤(A) 5.5 No.5 精製牛脂 40 精製豚脂 23 重合酸(5) 4 エステル(E) 15 界面活性剤(b) 3 フエノール系酸化防止剤(D) 7 リン酸エステル系酸化防止剤(A) 8 (2) 比較圧延油 No.1 精製牛脂 93 重合酸(4) 1 エステル(C) 1 界面活性剤(a) 5 No.2 精製パーム油 89.7 重合酸(1) 0.3 エステル(A) 5 界面活性剤(b) 5 No.3 粗牛脂 94 重合酸(1) 2 界面活性剤(c) 3 フエノール系酸化防止剤(A) 1 No.4 精製牛脂 93 牛脂脂肪酸 2 界面活性剤(a) 3 硫黄系酸化防止剤(B) 1 リン酸エステル系極圧剤(A) 1 No.5 市販の牛脂系圧延油 No.6 市販の鉱油系圧延油 なお、上記組成中、重合酸、エステル、界面活
性剤、酸化防止剤および極圧剤は次のものを意味
する。 重合酸(1)…オレフイン酸とリノール酸(2成分の
配合比率が等量)のポリマー酸(ダイマー酸:
トリマー酸以上のポリマー酸=4:6) 重合酸(2)…トール油脂肪酸のポリマー酸(ダイマ
ー酸:トリマー酸以上のポリマー酸=8:2) 重合酸(3)…大豆油脂肪酸のポリマー酸(ダイマー
酸:トリマー酸以上のポリマー酸=6:4) 重合酸(4)…オレイン酸のポリマー酸(ダイマー
酸:トリマー酸以上のポリマー酸=9:1) 重合酸(5)…ゾーマリン酸とオレイン酸とカドレイ
ン酸(3成分の配合比率が等量)のポリマー酸
((ダイマー酸:トリマー酸以上のポリマー酸=
9:1) エステル(A)…重合酸(2)100gとジエチレングリコ
ール25.6gを配合して窒素気流中、常圧、220
℃で加熱縮合して得られたポリオールポリエス
テル(水酸基価=75)100gとステアリン酸
(酸価=104)36gの配合で窒素気流中、常圧、
220℃で加熱縮合して得られたエステル(水酸
基価=7、酸化=8、平均分子量=1500) エステル(B)…重合酸(4)100gとジエチレングリコ
ール23gを配合して窒素気流中、常圧、220℃
で加熱縮合して得られたポリオールポリエステ
ル(水酸基価=44)100gとイソステアリン酸
(酸価=205)23gの配合で窒素気流中、常圧、
220℃で加熱縮合して得られたエステル(水酸
基価=6、酸価=6、平均分子量=2500) エステル(C)…重合酸(5)100gとプロピレングリコ
ール22gを配合して窒素気流中、常圧、220℃
で加熱縮合して得られたポリオールポリエステ
ル(水酸基価=112)100gとベヘニン酸(酸価
=161)の配合で窒素気流中、常圧、220℃で加
熱縮合して得られたエステル(水酸基価=9、
酸価=8、平均分子量=1000) エステル(D)…重合酸(3)100gとポリエチレングリ
コール(平均分子量=200)41gを配合して窒
素気流中、常圧、220℃で加熱縮合して得られ
たポリオールポリエステル(水酸基価=25)
100gとパルミチン酸(酸価=218)11gを配合
して窒素気流中、常圧、220℃で加熱縮合して
得られたエステル(水酸基価=5、酸価=4、
平均分子量=4500) エステル(E)…重合酸(4)100gとネオペンチルグリ
コール10gとジエチレングリコール10gを配合
して窒素気流中、常圧、220℃で加熱縮合して
得られたポリオールポリエステル(水酸基価=
23)100gとパルミチン酸(酸価=256)9gを
配合して窒素気流中、常圧、220℃で加熱縮合
して得られたエステル(水酸基価=4、酸価=
5、平均分子量=5000) 界面活性剤(a)…ポリオキシエチレンノニルフエニ
ルエーテル(エチレンオキサイド付加モル数n
=6) 界面活性剤(b)…ポリオキシエチレンラウリルエー
テル(エチレンオキサイド付加モル数n=5) 界面活性剤(c)…ポリオキシエチレンモノステアレ
ート(エチレンオキサイド付加モル数n=7) フエノール系酸化防止剤(A)…2,5−ジ−tert−
ブチル−p−クレゾール フエノール系酸化防止剤(B)…4,4′−ブチリデン
ビス(3−メチル−6−tert−ブチルフエノー
ル) フエノール系酸化防止剤(C)…テトラキス〔メチレ
ン−3−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒ
ドロキシフエニル)プロピオネート〕メタン フエノール系酸化防止剤(D)…ビス−〔3,3′−ビ
ス−(4′−ヒドロキシ−3′−tert−ブチル−フエ
ニル)−ブチリツクアシツド〕グリコールエス
テル 硫黄系酸化防止剤(A)…ラウリルステアリルチオジ
プロピオネート 硫黄系酸化防止剤(B)…5−(3,5−ジ−tert−
ブチル−4−ヒドロキシベンジル)−アルキル
チオグリコレート リン酸エステル系酸化防止剤(A)…トリアリルフオ
スフアイト リン酸エステル系酸化防止剤(B)…フエニル−ジ−
iso−オクチルフオスフアイト リン酸エステル系酸化防止剤(C)…トリス(o−ビ
フエニル)フオスフアイト アミン系酸化防止剤(A)…N,N′−ジ−tert−ブチ
ル−p−フエニレンジアミン リン酸エステル系極圧剤(A)…トリクレジルホスフ
エート 試験項目および試験法 (1) 潤滑性能 チムケン試験機を使用し、濃度5%、温度50
℃の圧延油エマルジヨンを予めタンク内で作成
し、これを循環供給した。評価は焼付きを生じ
る直前の荷重、回転数を結んだ焼付限界曲線内
の面積(OK面積)の大小によつて行ない、最
も劣るものを1.0とした比率によつて示した。 (2) エマルジヨンの長期循環安定性 濃度5重量%、温度60℃の圧延油エマルジヨ
ンを予め作成し、更に圧延時発生する鉄粉を想
定し鉄粉(粒径5μ以下)を0.3重量%となるよ
うに添加した。次いでこれをギヤーポンプによ
り25Kg/cm2の圧力で150℃に加熱した鉄製ロー
ルに連続的に循環噴射し、48時間後の上層浮遊
油分を除いたエマルジヨンの油分を抽出、秤量
し、初期仕込油量に対する減少量を求めた。 また、経時的にエマルジヨン安定度
(Emulsion Stability Index)も測定した。ESI
は、タンク中間層から採取したエマルジヨン500
mlを10分間静置後、下層100ml中の油分に対する
上層100ml中の油分の比によつて示した。
【表】
【表】
【表】 第1表及び第2表から明らかな如く、本発明の
冷間圧延用潤滑油は潤滑性能、長期循環安定性の
いずれの性能においても比較圧延油に比して優れ
ていた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 油脂類に、(a)炭素数16〜20の高級脂肪族不飽
    和酸のダイマー酸およびポリマー酸の少なくとも
    一種を0.5〜10重量%、(b)炭素数16〜20の高級脂
    肪族不飽和酸のダイマー酸およびポリマー酸の少
    なくとも一種とポリオール類を加熱縮合してポリ
    エステルとし、これの残余のカルボキシル基また
    は水酸基に炭素数1〜22のアルコールまたは炭素
    数12〜22の脂肪酸を反応させてなる分子量750〜
    7500のエステルを5〜40重量%、(c)フエノール系
    酸化防止剤、硫黄系酸化防止剤、リン系酸化防止
    剤およびアミン系酸化防止剤よりなる群から選ば
    れる2種以上の酸化防止剤を各々0.3〜10重量%
    配合したこと(但し、フエノール系酸化防止剤、
    硫黄系酸化防止剤、リン系酸化防止剤およびアミ
    ン系酸化防止剤よりなる群から選ばれる2種以上
    の酸化防止剤を各々0.3〜5.0重量%、0.3〜8.0重
    量%、0.3〜5.0重量%および0.3〜5.0重量%配合
    したことを除く)を特徴とする金属材料の冷間圧
    延用潤滑油。
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