JPH0564719A - 濃縮方法および装置 - Google Patents
濃縮方法および装置Info
- Publication number
- JPH0564719A JPH0564719A JP3226238A JP22623891A JPH0564719A JP H0564719 A JPH0564719 A JP H0564719A JP 3226238 A JP3226238 A JP 3226238A JP 22623891 A JP22623891 A JP 22623891A JP H0564719 A JPH0564719 A JP H0564719A
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- JP
- Japan
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- adsorbent
- gas
- stage
- harmful
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- Separation Of Gases By Adsorption (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 粉体状吸着剤を使用し、気流搬送中において
有害/悪臭ガス成分の吸着と粘着性粉塵の付着とを行わ
せるとともに、吸着操作を2段以上の多段に行わせて高
吸着率をはかる。 【構成】 粘着性粉塵と有害/悪臭ガス成分とを含む被
処理ガスに粉体状吸着剤を混合して気流搬送する第1段
気流搬送手段8Aと、搬送気流の中から吸着剤を分離す
る第1段分離手段11Aと、分離された吸着剤と小流量
の再生用ガスとを混合し、加熱して吸着剤を脱着する再
生機12と、第1段分離手段11Aで分離された被処理
ガスを搬送用気体として再生機12で脱着された吸着剤
を気流搬送し、第1段気流搬送手段8Aに供給する第2
段気流搬送手段8Bと、この搬送手段8Bからの搬送気
流の中から吸着剤を分離して、第1段気流搬送手段8A
に供給する第2段分離手段11Bとを含んでいて、濃縮
された有害/悪臭ガス成分を再生機12から取出すこと
ができる。
有害/悪臭ガス成分の吸着と粘着性粉塵の付着とを行わ
せるとともに、吸着操作を2段以上の多段に行わせて高
吸着率をはかる。 【構成】 粘着性粉塵と有害/悪臭ガス成分とを含む被
処理ガスに粉体状吸着剤を混合して気流搬送する第1段
気流搬送手段8Aと、搬送気流の中から吸着剤を分離す
る第1段分離手段11Aと、分離された吸着剤と小流量
の再生用ガスとを混合し、加熱して吸着剤を脱着する再
生機12と、第1段分離手段11Aで分離された被処理
ガスを搬送用気体として再生機12で脱着された吸着剤
を気流搬送し、第1段気流搬送手段8Aに供給する第2
段気流搬送手段8Bと、この搬送手段8Bからの搬送気
流の中から吸着剤を分離して、第1段気流搬送手段8A
に供給する第2段分離手段11Bとを含んでいて、濃縮
された有害/悪臭ガス成分を再生機12から取出すこと
ができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粘着性粉塵と有害/悪
臭ガス成分とを含む低濃度の被処理ガスを脱臭処理する
に際し、有害/悪臭ガス成分を分離し、かつ濃縮して効
率的に処理するための有害/悪臭ガス成分濃縮方法およ
び該方法の実施に好適な濃縮装置に関する。
臭ガス成分とを含む低濃度の被処理ガスを脱臭処理する
に際し、有害/悪臭ガス成分を分離し、かつ濃縮して効
率的に処理するための有害/悪臭ガス成分濃縮方法およ
び該方法の実施に好適な濃縮装置に関する。
【0002】
【従来の技術】低濃度の有機溶剤等の有害/悪臭ガス成
分を含む排ガスから有害/悪臭ガス成分を分離するいわ
ゆる脱臭装置は、各種産業の製造工程において広く用い
られている。この種の脱臭処理の典型的な先行技術が、
図8に自動車塗装排ガス処理装置として示される。
分を含む排ガスから有害/悪臭ガス成分を分離するいわ
ゆる脱臭装置は、各種産業の製造工程において広く用い
られている。この種の脱臭処理の典型的な先行技術が、
図8に自動車塗装排ガス処理装置として示される。
【0003】自動車車体の塗装ライン1においては、粒
径10μm以下の微細な塗料の残渣から成る粘着性粉塵
と、有機溶剤の有害/悪臭ガス成分とを含む排ガスが発
生するので、これを浄化することが必要であって、この
排ガスを初めに湿式静電集塵器2に通して除塵し、その
際、電極に粉塵が粘着するのを防ぐために、集塵電極に
水を散布することが行われる。除塵された排ガス、すな
わち被処理ガスは、調湿調温器3に送られて除湿、調温
された後、ハニカム式濃縮装置4で有害/悪臭ガス成分
の濃縮、分離が成され、清浄化された処理空気は調湿調
温器5を経て、塗装ライン1側に再送し、濃縮装置4で
濃縮された有害/悪臭ガス成分は分離された後、触媒酸
化装置6で酸化処理され無害化された排ガスとなって、
熱回収熱交換器7を経て、室外に排出される。
径10μm以下の微細な塗料の残渣から成る粘着性粉塵
と、有機溶剤の有害/悪臭ガス成分とを含む排ガスが発
生するので、これを浄化することが必要であって、この
排ガスを初めに湿式静電集塵器2に通して除塵し、その
際、電極に粉塵が粘着するのを防ぐために、集塵電極に
水を散布することが行われる。除塵された排ガス、すな
わち被処理ガスは、調湿調温器3に送られて除湿、調温
された後、ハニカム式濃縮装置4で有害/悪臭ガス成分
の濃縮、分離が成され、清浄化された処理空気は調湿調
温器5を経て、塗装ライン1側に再送し、濃縮装置4で
濃縮された有害/悪臭ガス成分は分離された後、触媒酸
化装置6で酸化処理され無害化された排ガスとなって、
熱回収熱交換器7を経て、室外に排出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】排ガスを直接的に処理
する装置としては、直燃炉、触媒酸化装置、吸着式回収
装置、薬液洗浄等があるが、低濃度になるにつれて、こ
れ等の装置は経済性が薄れる問題があるために、いった
ん濃縮処理し小風量にして、小型の処理装置と組合せて
処理する装置として脚光を浴びているのが活性炭等の吸
着剤をハニカム状に加工したロータを使用した前述の濃
縮装置4である。この装置は、運転経済性に優れている
利点があるが、以下に述べる問題点を有する。
する装置としては、直燃炉、触媒酸化装置、吸着式回収
装置、薬液洗浄等があるが、低濃度になるにつれて、こ
れ等の装置は経済性が薄れる問題があるために、いった
ん濃縮処理し小風量にして、小型の処理装置と組合せて
処理する装置として脚光を浴びているのが活性炭等の吸
着剤をハニカム状に加工したロータを使用した前述の濃
縮装置4である。この装置は、運転経済性に優れている
利点があるが、以下に述べる問題点を有する。
【0005】吸着剤をハニカム状ロータに加工している
ために、原料吸着剤に比較して装置コストが十数倍高く
つき、また、有機結合剤、副資材と混合して成型してい
るので、吸着性能が劣化したときには再生が困難であ
り、さらに、再生用熱風による加熱方式であるために間
接加熱ができなくてハニカムロータの加熱熱量の面から
濃縮度が10〜15倍と限定されるのと、吸着剤だけで
なく副資材等他の組合せ部材も同時に加熱しなければな
らなくて大きい加熱量を必要とするのである。
ために、原料吸着剤に比較して装置コストが十数倍高く
つき、また、有機結合剤、副資材と混合して成型してい
るので、吸着性能が劣化したときには再生が困難であ
り、さらに、再生用熱風による加熱方式であるために間
接加熱ができなくてハニカムロータの加熱熱量の面から
濃縮度が10〜15倍と限定されるのと、吸着剤だけで
なく副資材等他の組合せ部材も同時に加熱しなければな
らなくて大きい加熱量を必要とするのである。
【0006】特に、自動車塗装排ガスの処理の場合は、
粘着性粉塵を排ガス中に含んでいるために、ハニカム状
ロータの表面にこの粘着性粉塵が付着して閉塞する結
果、吸着性能が極度に低下するので、高性能で高価な湿
式静電集塵器2と組合せる必要が生じて総合的な設備コ
ストが高くつくことが問題である。
粘着性粉塵を排ガス中に含んでいるために、ハニカム状
ロータの表面にこの粘着性粉塵が付着して閉塞する結
果、吸着性能が極度に低下するので、高性能で高価な湿
式静電集塵器2と組合せる必要が生じて総合的な設備コ
ストが高くつくことが問題である。
【0007】本発明の目的は、気流搬送中での有害/悪
臭ガス成分の効率的な吸着を可能とするとともに、小流
量の再生用ガスを利用して簡単、確実に脱臭ができる構
成とすることによって、コンパクトな構造でしかも高濃
縮された効率の高い排ガス処理が低コストのもとで行え
る濃縮方法および装置を提供することにある。
臭ガス成分の効率的な吸着を可能とするとともに、小流
量の再生用ガスを利用して簡単、確実に脱臭ができる構
成とすることによって、コンパクトな構造でしかも高濃
縮された効率の高い排ガス処理が低コストのもとで行え
る濃縮方法および装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、粘着性粉塵と
有害/悪臭ガス成分とを含む被処理ガスと粉体状吸着剤
とを混合して、粉体状吸着剤に対して粘着性粉塵を付着
分離させ、有害/悪臭ガス成分を吸着させ、その後に清
浄化されたガスと吸着剤とを分離する操作を複数回順次
的に繰返して、最初の操作で分離した吸着剤を、小流量
の再生用ガスを流した状態で加熱して、粘着性粉塵を除
去し、有害/悪臭ガス成分を脱着して再生し、最終段の
操作の被処理ガスとの混合のために用いる一方、第2番
目の段以降の操作で分離した吸着剤を、その直前の段の
操作の被処理ガスとの混合のために用いることを特徴と
する濃縮方法である。
有害/悪臭ガス成分とを含む被処理ガスと粉体状吸着剤
とを混合して、粉体状吸着剤に対して粘着性粉塵を付着
分離させ、有害/悪臭ガス成分を吸着させ、その後に清
浄化されたガスと吸着剤とを分離する操作を複数回順次
的に繰返して、最初の操作で分離した吸着剤を、小流量
の再生用ガスを流した状態で加熱して、粘着性粉塵を除
去し、有害/悪臭ガス成分を脱着して再生し、最終段の
操作の被処理ガスとの混合のために用いる一方、第2番
目の段以降の操作で分離した吸着剤を、その直前の段の
操作の被処理ガスとの混合のために用いることを特徴と
する濃縮方法である。
【0009】本発明はまた、粘着性粉塵と有害/悪臭ガ
ス成分とを含む被処理ガスに粉体状吸着剤を混合して気
流搬送する第1段気流搬送手段と、上記第1段気流搬送
手段からの吸着剤を含む被処理ガスから吸着剤を分離す
る第1段分離手段と、再生用ガスが小流量供給され、前
記第1段分離手段によって分離された吸着剤を混合して
加熱することにより吸着剤を脱着する再生機と、第1段
分離手段で分離された被処理ガスに前記再生機からの脱
着された吸着剤を混合して気流搬送する第2段気流搬送
手段と、上記第2段搬送手段からの吸着剤を含む被処理
ガスから吸着剤を分離して前記第1段気流搬送手段に供
給する第2段分離手段とを含み、再生機から濃縮された
有害/悪臭ガス成分を得ることを特徴とする濃縮装置で
ある。
ス成分とを含む被処理ガスに粉体状吸着剤を混合して気
流搬送する第1段気流搬送手段と、上記第1段気流搬送
手段からの吸着剤を含む被処理ガスから吸着剤を分離す
る第1段分離手段と、再生用ガスが小流量供給され、前
記第1段分離手段によって分離された吸着剤を混合して
加熱することにより吸着剤を脱着する再生機と、第1段
分離手段で分離された被処理ガスに前記再生機からの脱
着された吸着剤を混合して気流搬送する第2段気流搬送
手段と、上記第2段搬送手段からの吸着剤を含む被処理
ガスから吸着剤を分離して前記第1段気流搬送手段に供
給する第2段分離手段とを含み、再生機から濃縮された
有害/悪臭ガス成分を得ることを特徴とする濃縮装置で
ある。
【0010】また本発明は、粘着性粉塵と有害/悪臭ガ
ス成分とを含む被処理ガスに粉体状吸着剤を混合して気
流搬送する第1段気流搬送手段と、上記第1段気流搬送
手段からの吸着剤を含む被処理ガスから吸着剤を分離す
る第1段分離手段と、再生用ガスが小流量供給され、前
記第1段分離手段によって分離された吸着剤を混合し加
熱することにより、吸着剤を脱着する再生機と、送入さ
れる吸着剤含有被処理ガスから吸着剤を分離する第2段
以降複数段の分離手段と、各段の分離手段間にカスケー
ド接続されて、分離手段で吸着剤と分離された被浄化ガ
スに粉体状吸着剤を混合して次の分離手段に気流搬送す
る第2段以降複数段の気流搬送手段とを含み、最終段を
除く複数段の気流搬送手段は、気流搬送する分離手段に
対し、次の段の分離手段で分離された粉体状吸着剤を気
流搬送し、最終段の気流搬送手段は、前記再生機で脱着
された粉体状吸着剤を最終段の分離手段に気流搬送する
ようにそれぞれ設けられていて、再生機から濃縮された
有害/悪臭ガス成分を得ることを特徴とする濃縮装置で
ある。
ス成分とを含む被処理ガスに粉体状吸着剤を混合して気
流搬送する第1段気流搬送手段と、上記第1段気流搬送
手段からの吸着剤を含む被処理ガスから吸着剤を分離す
る第1段分離手段と、再生用ガスが小流量供給され、前
記第1段分離手段によって分離された吸着剤を混合し加
熱することにより、吸着剤を脱着する再生機と、送入さ
れる吸着剤含有被処理ガスから吸着剤を分離する第2段
以降複数段の分離手段と、各段の分離手段間にカスケー
ド接続されて、分離手段で吸着剤と分離された被浄化ガ
スに粉体状吸着剤を混合して次の分離手段に気流搬送す
る第2段以降複数段の気流搬送手段とを含み、最終段を
除く複数段の気流搬送手段は、気流搬送する分離手段に
対し、次の段の分離手段で分離された粉体状吸着剤を気
流搬送し、最終段の気流搬送手段は、前記再生機で脱着
された粉体状吸着剤を最終段の分離手段に気流搬送する
ようにそれぞれ設けられていて、再生機から濃縮された
有害/悪臭ガス成分を得ることを特徴とする濃縮装置で
ある。
【0011】
【作用】本発明に従えば、気流搬送の過程で被処理ガス
と粉体状吸着剤とを混合して直接接触関係のもとでの高
濃縮吸着および粘着性粉塵の付着が行われる。そのため
に、気流搬送路の簡単な構成で吸着処理が成され、ハニ
カム式濃縮装置などの複雑な機構の装置を省略できる。
と粉体状吸着剤とを混合して直接接触関係のもとでの高
濃縮吸着および粘着性粉塵の付着が行われる。そのため
に、気流搬送路の簡単な構成で吸着処理が成され、ハニ
カム式濃縮装置などの複雑な機構の装置を省略できる。
【0012】吸着および付着した吸着剤の脱着処理に際
しては、吸着剤が粉体状であるので混合過程において吸
着剤だけを効率的に高温間接加熱処理することが可能で
あって、そのために、再生用空気だけによる加熱を必要
としなく、再生に必要なだけの小風量の再生用ガスによ
る脱着が行えるものであって、これによって脱着処理後
の排ガスは高濃度に濃縮された状態となっているので、
排ガス処理は小規模の設備によって容易に行える。
しては、吸着剤が粉体状であるので混合過程において吸
着剤だけを効率的に高温間接加熱処理することが可能で
あって、そのために、再生用空気だけによる加熱を必要
としなく、再生に必要なだけの小風量の再生用ガスによ
る脱着が行えるものであって、これによって脱着処理後
の排ガスは高濃度に濃縮された状態となっているので、
排ガス処理は小規模の設備によって容易に行える。
【0013】また本発明によれば、2段以上の多段の構
成の気流搬送手段および分離手段を使用して吸着操作を
多段のカスケード的に行わせることによって、吸着性能
をより高めて高濃縮された有害/悪臭ガス成分を得るこ
とができる。
成の気流搬送手段および分離手段を使用して吸着操作を
多段のカスケード的に行わせることによって、吸着性能
をより高めて高濃縮された有害/悪臭ガス成分を得るこ
とができる。
【0014】この場合、有害/悪臭ガス成分の濃度と吸
着量との関係が図3に示されるとおり、濃度が高い程、
吸着剤の最大吸着能力が大きい特性を有するところか
ら、被処理ガスに対して濃度が低くなる程、既吸着量が
少なく吸着能力の優れている吸着剤を接触させるように
することによって、装置全体としての吸着性能をより高
めて濃縮度を上げさせることが可能である。
着量との関係が図3に示されるとおり、濃度が高い程、
吸着剤の最大吸着能力が大きい特性を有するところか
ら、被処理ガスに対して濃度が低くなる程、既吸着量が
少なく吸着能力の優れている吸着剤を接触させるように
することによって、装置全体としての吸着性能をより高
めて濃縮度を上げさせることが可能である。
【0015】粉体状吸着剤に付着分離された粘着性粉塵
は、別に設けられた加熱装置によって連続または定期的
に除去される。加熱装置によって発生する悪臭ガスは、
燃焼装置で処理することが望ましい。また、繰り返し加
熱処理することによって蓄積する粘着性粉塵の灰分は、
定期的に水槽中に吸着剤を入れることによって比重分離
することができる。精製された吸着剤は乾燥後再使用す
ることができる。
は、別に設けられた加熱装置によって連続または定期的
に除去される。加熱装置によって発生する悪臭ガスは、
燃焼装置で処理することが望ましい。また、繰り返し加
熱処理することによって蓄積する粘着性粉塵の灰分は、
定期的に水槽中に吸着剤を入れることによって比重分離
することができる。精製された吸着剤は乾燥後再使用す
ることができる。
【0016】
【実施例】図1は、本発明の第1実施例の系統図であ
る。図1に示される装置は、バッグフィルタで実現され
る2段の分離手段11A,11Bと、ブロア9A,9B
が途中にそれぞれ介設される管路10A,10Bで実現
される2段の気流搬送手段8A,8Bと、リボン撹拌機
12で実現される再生機と、サイクロン31とを備え
る。
る。図1に示される装置は、バッグフィルタで実現され
る2段の分離手段11A,11Bと、ブロア9A,9B
が途中にそれぞれ介設される管路10A,10Bで実現
される2段の気流搬送手段8A,8Bと、リボン撹拌機
12で実現される再生機と、サイクロン31とを備え
る。
【0017】第1段気流搬送手段8Aにおける管路10
Aの入口側には、粘着性粉塵と有害/悪臭ガス成分とを
含む被処理ガス、たとえば自動車塗装ラインの塗装排ガ
スを送り込む排ガス管路14と、サイクロン31から送
り出される再生後の吸着剤を供給する吸着剤供給管路4
0がそれぞれ接続され、管路10Aの出口側は第1段バ
ッグフィルタ11Aの下方室17の中間部に接続され
る。排ガス管路14を流れる塗装排ガスと、吸着剤供給
管路40を流れる再生後の粉体状吸着剤とは、管路10
Aの入口側で混合されて、ブロア9Aを経て、管路10
A内を流れて出口側からバッグフィルタ11Aに達する
が、温度が常温に比して高い粉体状の吸着剤は熱容量が
小さいことから速やかに常温まで冷却され、したがって
管路10A内を通過する間に、塗装排ガス中の有害/悪
臭ガス成分は粉体状の吸着剤に効率的に吸着される。ま
た、塗装排ガス中の粘着性粉塵は粉体状の吸着剤に付着
する。
Aの入口側には、粘着性粉塵と有害/悪臭ガス成分とを
含む被処理ガス、たとえば自動車塗装ラインの塗装排ガ
スを送り込む排ガス管路14と、サイクロン31から送
り出される再生後の吸着剤を供給する吸着剤供給管路4
0がそれぞれ接続され、管路10Aの出口側は第1段バ
ッグフィルタ11Aの下方室17の中間部に接続され
る。排ガス管路14を流れる塗装排ガスと、吸着剤供給
管路40を流れる再生後の粉体状吸着剤とは、管路10
Aの入口側で混合されて、ブロア9Aを経て、管路10
A内を流れて出口側からバッグフィルタ11Aに達する
が、温度が常温に比して高い粉体状の吸着剤は熱容量が
小さいことから速やかに常温まで冷却され、したがって
管路10A内を通過する間に、塗装排ガス中の有害/悪
臭ガス成分は粉体状の吸着剤に効率的に吸着される。ま
た、塗装排ガス中の粘着性粉塵は粉体状の吸着剤に付着
する。
【0018】その結果、塗装排ガスは、下方室17に送
り込まれる時点では粘着性粉塵および有害/悪臭ガス成
分が除かれて清浄化されている。
り込まれる時点では粘着性粉塵および有害/悪臭ガス成
分が除かれて清浄化されている。
【0019】第1段バッグフィルタ11Aは、複数個の
袋状濾布から成るフィルタ18によって、本体内が上方
室16と下方室17の2室に仕切られ、上方室16の頂
壁には管路19が接続されていて、この管路19が第2
段気流搬送手段8Bにおける管路10Bの入口側に接続
しており、一方、下方室17の底壁には、ロータリバル
ブ20を備える管路21が接続されていて、この管路2
1は先端部がリボン撹拌機12の入口側に接続される。
袋状濾布から成るフィルタ18によって、本体内が上方
室16と下方室17の2室に仕切られ、上方室16の頂
壁には管路19が接続されていて、この管路19が第2
段気流搬送手段8Bにおける管路10Bの入口側に接続
しており、一方、下方室17の底壁には、ロータリバル
ブ20を備える管路21が接続されていて、この管路2
1は先端部がリボン撹拌機12の入口側に接続される。
【0020】上記ロータリバルブ20は、羽根の先端が
ケースに密接して水平軸線まわりに回転するロータを備
え、粉体を重力により羽根間に受入れ、シールしながら
供給し得る構造のフィーダであって、これと同様の効果
を奏するロータリーフィーダまたはロックホッパを代え
て使用することは可能である。
ケースに密接して水平軸線まわりに回転するロータを備
え、粉体を重力により羽根間に受入れ、シールしながら
供給し得る構造のフィーダであって、これと同様の効果
を奏するロータリーフィーダまたはロックホッパを代え
て使用することは可能である。
【0021】管路10Aから下方室17内に送り込まれ
た混合状態下の塗装排ガスと粉体状吸着剤とのうち、粘
着性粉塵が付着し、有害/悪臭ガス成分が吸着される吸
着剤はフィルタ18に捕集された後、逆圧を加える等に
よって払い落とされて底部に落下する一方、清浄化され
ている塗装排ガスは、フィルタ18を通過して管路19
を経て、第2段気流搬送手段8Bの管路10Bに送られ
る。
た混合状態下の塗装排ガスと粉体状吸着剤とのうち、粘
着性粉塵が付着し、有害/悪臭ガス成分が吸着される吸
着剤はフィルタ18に捕集された後、逆圧を加える等に
よって払い落とされて底部に落下する一方、清浄化され
ている塗装排ガスは、フィルタ18を通過して管路19
を経て、第2段気流搬送手段8Bの管路10Bに送られ
る。
【0022】底部に落下した粉体状吸着剤は、ロータリ
バルブ20によって定量ずつリボン撹拌機12に送り込
まれる。このように、バッグフィルタ11Aでは、粘着
性粉塵が付着し、有害/悪臭ガス成分が吸着されている
粉体状吸着剤と、清浄化されているガスとの分離が連続
して行われる。
バルブ20によって定量ずつリボン撹拌機12に送り込
まれる。このように、バッグフィルタ11Aでは、粘着
性粉塵が付着し、有害/悪臭ガス成分が吸着されている
粉体状吸着剤と、清浄化されているガスとの分離が連続
して行われる。
【0023】図2は、図1図示リボン撹拌機12の略示
斜視図である。図示のリボン撹拌機12は、加熱用熱媒
を流通するためのジャケットが周壁部に形成される横形
の円筒槽22と、この円筒槽22内に収納される螺旋状
のリボン23と、円筒槽10内の筒中心に沿って設けら
れ、図示しないモータにより回転駆動される水平回転軸
24とを備える。円筒槽22の一端側(たとえば図1,
図2の右端)の上部には前記管路21の先端部が接続さ
れ、この一端側が入口側となっている。円筒槽22の他
端側(図1,図2の左端)の側壁には吸着剤取出孔25
が設けられていて、この取出孔25は、バルブ26が途
中に介設される吸着剤供給管路15によって第2段気流
搬送手段8Bの管路10B入口側に接続され、この他端
側が出口側となっている。円筒槽22の入口側における
管路21の接続個所の近傍には、給気口27が設けら
れ、この給気口27に再生用ガスとしての常温または加
熱された空気、窒素、炭酸ガス等の小流量のガスが供給
される。
斜視図である。図示のリボン撹拌機12は、加熱用熱媒
を流通するためのジャケットが周壁部に形成される横形
の円筒槽22と、この円筒槽22内に収納される螺旋状
のリボン23と、円筒槽10内の筒中心に沿って設けら
れ、図示しないモータにより回転駆動される水平回転軸
24とを備える。円筒槽22の一端側(たとえば図1,
図2の右端)の上部には前記管路21の先端部が接続さ
れ、この一端側が入口側となっている。円筒槽22の他
端側(図1,図2の左端)の側壁には吸着剤取出孔25
が設けられていて、この取出孔25は、バルブ26が途
中に介設される吸着剤供給管路15によって第2段気流
搬送手段8Bの管路10B入口側に接続され、この他端
側が出口側となっている。円筒槽22の入口側における
管路21の接続個所の近傍には、給気口27が設けら
れ、この給気口27に再生用ガスとしての常温または加
熱された空気、窒素、炭酸ガス等の小流量のガスが供給
される。
【0024】このリボン撹拌機12では、水平回転軸2
4が回転すると螺旋状のリボン23が該回転軸24を中
心として回転して円筒槽22の内壁に沿いながら移動す
る。このリボン23の撹拌作用によって、管路21から
送り込まれる粉体状吸着剤は、円筒槽22の内壁に沿っ
て出口側に順次移動し、その間に給気口27から供給さ
れる小流量の再生用ガスと接触、混合する。同時に、前
記ジャケット内の熱媒によって100℃〜200℃に加
熱される。その結果、吸着剤は加熱下で再生用ガスに接
触して、脱着が行われて再生される。この再生された吸
着剤は吸着剤供給管路15を経て、第2段気流搬送手段
8Bの管路10Bに戻されて、再び吸着作用を行う。
4が回転すると螺旋状のリボン23が該回転軸24を中
心として回転して円筒槽22の内壁に沿いながら移動す
る。このリボン23の撹拌作用によって、管路21から
送り込まれる粉体状吸着剤は、円筒槽22の内壁に沿っ
て出口側に順次移動し、その間に給気口27から供給さ
れる小流量の再生用ガスと接触、混合する。同時に、前
記ジャケット内の熱媒によって100℃〜200℃に加
熱される。その結果、吸着剤は加熱下で再生用ガスに接
触して、脱着が行われて再生される。この再生された吸
着剤は吸着剤供給管路15を経て、第2段気流搬送手段
8Bの管路10Bに戻されて、再び吸着作用を行う。
【0025】脱着により分離した有害/悪臭ガス成分
は、円筒槽22の出口側に設けられる排気口28から再
生処理後の小流量の再生用ガスと混合して高濃縮された
状態で排出され、排気管29を経て、バーナ燃焼器13
に送られて、燃焼処理によって無害化される。
は、円筒槽22の出口側に設けられる排気口28から再
生処理後の小流量の再生用ガスと混合して高濃縮された
状態で排出され、排気管29を経て、バーナ燃焼器13
に送られて、燃焼処理によって無害化される。
【0026】第2段気流搬送手段8Bの管路10Bの出
口側は、第2段バッグフィルタ11Bの下方室17の中
間部に接続される。第1段バッグフィルタ11Aで吸着
剤と分離されて管路19を流れる清浄化されたガスと、
吸着剤供給管路15を通ってロータリバルブ26により
定量ずつ送り込まれる再生された粉体状吸着剤とは、管
路10Bの入口側で混合されて、ブロア9Bを経て管路
10B内を流れて出口側から第2段バッグフィルタ11
Bに達するが、リボン撹拌機12で加熱されている高温
の粉体状吸着剤は、熱容量が小さいことから清浄化され
たガスと混合した時点で速やかに常温まで冷却され、し
たがって管路10B内を通過する間に清浄化されたガス
中に残存する有害/悪臭ガス成分は粉体状の吸着剤に効
率よく吸着される。その結果、清浄化されたガスは、下
方室17に送り込まれる時点では、さらに清浄度が高く
なる。
口側は、第2段バッグフィルタ11Bの下方室17の中
間部に接続される。第1段バッグフィルタ11Aで吸着
剤と分離されて管路19を流れる清浄化されたガスと、
吸着剤供給管路15を通ってロータリバルブ26により
定量ずつ送り込まれる再生された粉体状吸着剤とは、管
路10Bの入口側で混合されて、ブロア9Bを経て管路
10B内を流れて出口側から第2段バッグフィルタ11
Bに達するが、リボン撹拌機12で加熱されている高温
の粉体状吸着剤は、熱容量が小さいことから清浄化され
たガスと混合した時点で速やかに常温まで冷却され、し
たがって管路10B内を通過する間に清浄化されたガス
中に残存する有害/悪臭ガス成分は粉体状の吸着剤に効
率よく吸着される。その結果、清浄化されたガスは、下
方室17に送り込まれる時点では、さらに清浄度が高く
なる。
【0027】第2段バッグフィルタ11Bは、前記第1
段バッグフィルタ11Aと同じ構成で、作用も同じであ
るので詳細な説明は省略する。
段バッグフィルタ11Aと同じ構成で、作用も同じであ
るので詳細な説明は省略する。
【0028】管路10Bから下方室17内に送り込まれ
た吸着剤を含む清浄化されたガスは、フィルタ18によ
って吸着剤と清浄化されたガスとに分離され、清浄化さ
れたガスは大気中に放出される。フィルタ18で捕集さ
れて底部に落下した粉体状吸着剤は、ロータリバルブ2
0によって定量ずつ輸送管路54の入口側に送り込まれ
る。
た吸着剤を含む清浄化されたガスは、フィルタ18によ
って吸着剤と清浄化されたガスとに分離され、清浄化さ
れたガスは大気中に放出される。フィルタ18で捕集さ
れて底部に落下した粉体状吸着剤は、ロータリバルブ2
0によって定量ずつ輸送管路54の入口側に送り込まれ
る。
【0029】輸送管路54は、第2段バッグフィルタ1
1Bの下方部と第1段気流搬送手段8Aとの間に亘って
延長していて、第2段バッグフィルタ11B側の入口端
部を、押込み方式のブロア41に接続させ、第1段気流
搬送手段8A側の出口端部をサイクロン31に接続させ
ている。ロータリバルブ20を経て定量ずつ送出される
吸着剤は、輸送管路54中のブロア41の吐出側との接
続部近くに供給され、ブロア41が吐出する搬送用気
流、たとえば加圧空気によって搬送されてサイクロン3
1に送られる。
1Bの下方部と第1段気流搬送手段8Aとの間に亘って
延長していて、第2段バッグフィルタ11B側の入口端
部を、押込み方式のブロア41に接続させ、第1段気流
搬送手段8A側の出口端部をサイクロン31に接続させ
ている。ロータリバルブ20を経て定量ずつ送出される
吸着剤は、輸送管路54中のブロア41の吐出側との接
続部近くに供給され、ブロア41が吐出する搬送用気
流、たとえば加圧空気によって搬送されてサイクロン3
1に送られる。
【0030】サイクロン31は、円筒状の本体31Aの
中心部に排気用内筒32を同心に設けていて、輸送管路
54の先端部が本体31Aの円筒壁の上方部に接続され
て、輸送管路54内に流れる気流、すなわち粉体状吸着
剤が混合される気流は、本体31A内に円筒壁の接続方
向に流入して、円筒内壁に沿って旋回しながら下降し、
この間に粉体状吸着剤に遠心力が働き、該吸着剤は壁方
向に移動し、気流としての大気から分離されて、壁を伝
って下方に落下する。一方、吸着剤と分離した大気は、
排気用内筒32内に下端部から流込んで上端部から本体
31A外に放出される。
中心部に排気用内筒32を同心に設けていて、輸送管路
54の先端部が本体31Aの円筒壁の上方部に接続され
て、輸送管路54内に流れる気流、すなわち粉体状吸着
剤が混合される気流は、本体31A内に円筒壁の接続方
向に流入して、円筒内壁に沿って旋回しながら下降し、
この間に粉体状吸着剤に遠心力が働き、該吸着剤は壁方
向に移動し、気流としての大気から分離されて、壁を伝
って下方に落下する。一方、吸着剤と分離した大気は、
排気用内筒32内に下端部から流込んで上端部から本体
31A外に放出される。
【0031】下方に落下し集積する吸着剤は、本体31
Aとの底部に設けられるロータリバルブ33によって定
量ずつ送り出されて、第1段気流搬送手段8Aの管路1
0A内に供給される。なお、サイクロン31は場合によ
っては省略することも可能であり、その場合は、輸送管
路54によって搬送される吸着剤と大気との混合気流を
直接第1段気流搬送手段8Aに供給すればよい。
Aとの底部に設けられるロータリバルブ33によって定
量ずつ送り出されて、第1段気流搬送手段8Aの管路1
0A内に供給される。なお、サイクロン31は場合によ
っては省略することも可能であり、その場合は、輸送管
路54によって搬送される吸着剤と大気との混合気流を
直接第1段気流搬送手段8Aに供給すればよい。
【0032】以上説明する実施例に用いられる粉体状の
吸着剤としては、不燃性吸着剤が好適であって、粉塵爆
発の危険性がないので特に安全面で有利である。その一
例として、粒径が300μm以下、好ましくは100μ
m以下を主成分とする疎水性ゼオライトが挙げられる。
この疎水性ゼオライトは、有機溶剤やアンモニア、アミ
ン、メルカプタン等極性臭に対して、優れた吸着物質で
あり、化学的にはアルミノシリケート金属塩の結晶であ
り、吸着剤としては悪臭成分を多く吸着捕集する特性を
有している。
吸着剤としては、不燃性吸着剤が好適であって、粉塵爆
発の危険性がないので特に安全面で有利である。その一
例として、粒径が300μm以下、好ましくは100μ
m以下を主成分とする疎水性ゼオライトが挙げられる。
この疎水性ゼオライトは、有機溶剤やアンモニア、アミ
ン、メルカプタン等極性臭に対して、優れた吸着物質で
あり、化学的にはアルミノシリケート金属塩の結晶であ
り、吸着剤としては悪臭成分を多く吸着捕集する特性を
有している。
【0033】図3は、被処理ガス中の有害/悪臭ガス成
分濃度に対する吸着量の関係を示す等温吸着線図であ
る。図3に示される、たとえば20℃の等温吸着線図上
に、図2の実施例装置の各段気流搬送手段の上記成分濃
度状態が、管路10Aの入口(A)および管路10Bの
入口(B)の各点としてプロットされるが、成分濃度
(P2)の高いA点では吸着剤の吸着量(W2)が多いの
で、若干量の吸着を行っている吸着剤でも充分吸着が可
能である。したがって、汚染が最も進んでいる吸着剤を
投入しても安定した吸着を行わせることができ、また、
成分濃度(P1)の低いC点では吸着剤の最大吸着量
(W1)が少ないことから、脱着処理後の吸着能力が最
大であるきれいな吸着剤を使用して効果的に吸着を行わ
せることができ、このようにして各点において過不足の
生じない吸着を安定的に行わせるとともに、脱着処理の
ための再生機12を多段系統に対して単基で済ませて、
しかも吸着、脱着を連続して行わせることが可能であっ
て、装置の簡略化を果たすことができる。
分濃度に対する吸着量の関係を示す等温吸着線図であ
る。図3に示される、たとえば20℃の等温吸着線図上
に、図2の実施例装置の各段気流搬送手段の上記成分濃
度状態が、管路10Aの入口(A)および管路10Bの
入口(B)の各点としてプロットされるが、成分濃度
(P2)の高いA点では吸着剤の吸着量(W2)が多いの
で、若干量の吸着を行っている吸着剤でも充分吸着が可
能である。したがって、汚染が最も進んでいる吸着剤を
投入しても安定した吸着を行わせることができ、また、
成分濃度(P1)の低いC点では吸着剤の最大吸着量
(W1)が少ないことから、脱着処理後の吸着能力が最
大であるきれいな吸着剤を使用して効果的に吸着を行わ
せることができ、このようにして各点において過不足の
生じない吸着を安定的に行わせるとともに、脱着処理の
ための再生機12を多段系統に対して単基で済ませて、
しかも吸着、脱着を連続して行わせることが可能であっ
て、装置の簡略化を果たすことができる。
【0034】図4は、本発明の第2実施例の系統図であ
る。この図の装置において、図1の第1実施例に類似
し、対応する部分には同一の参照符を付す。
る。この図の装置において、図1の第1実施例に類似
し、対応する部分には同一の参照符を付す。
【0035】この第2実施例において注目すべきは、第
1実施例が2段方式濃縮装置であるのに比べて、3段方
式濃縮装置であることであって、3段の気流搬送手段8
A,8B,8Cと、3段の分離手段11A,11B,1
1Cと、再生機12とを備える。それ等各部材の構成お
よび作用については、第1実施例の対応部材と同等であ
るので、特徴づけられる各部材間の接続系統に関して、
以下説明する。
1実施例が2段方式濃縮装置であるのに比べて、3段方
式濃縮装置であることであって、3段の気流搬送手段8
A,8B,8Cと、3段の分離手段11A,11B,1
1Cと、再生機12とを備える。それ等各部材の構成お
よび作用については、第1実施例の対応部材と同等であ
るので、特徴づけられる各部材間の接続系統に関して、
以下説明する。
【0036】第1段気流搬送手段8Aは、排ガス管路1
4により送られる排ガス(被処理ガス)に粉体状吸着剤
を混合して第1段分離手段11Aに気流搬送する。
4により送られる排ガス(被処理ガス)に粉体状吸着剤
を混合して第1段分離手段11Aに気流搬送する。
【0037】第2段気流搬送手段8Bは、第1段分離手
段11Aと第2段分離手段11Bとの間にカスケード接
続され、第3段気流搬送手段8Cは、第2段分離手段1
1Bと第3段分離手段11Cとの間にカスケード接続さ
れて、第2段気流搬送手段8Bは、第1段分離手段11
Aで吸着剤分離した清浄化されたガス(浄化ガス)を搬
送用気流としており、第3段気流搬送手段8Cは、第2
段分離手段11Bで吸着剤と分離した浄化ガスを搬送用
気流としている。
段11Aと第2段分離手段11Bとの間にカスケード接
続され、第3段気流搬送手段8Cは、第2段分離手段1
1Bと第3段分離手段11Cとの間にカスケード接続さ
れて、第2段気流搬送手段8Bは、第1段分離手段11
Aで吸着剤分離した清浄化されたガス(浄化ガス)を搬
送用気流としており、第3段気流搬送手段8Cは、第2
段分離手段11Bで吸着剤と分離した浄化ガスを搬送用
気流としている。
【0038】第1段気流搬送手段8Aおよび第2段気流
搬送手段8Bは、気流搬送する各段分離手段11Aおよ
び11Bに対し、次の段の分離手段11Bおよび11C
において分離された吸着剤を気流搬送するよう機能して
いる。
搬送手段8Bは、気流搬送する各段分離手段11Aおよ
び11Bに対し、次の段の分離手段11Bおよび11C
において分離された吸着剤を気流搬送するよう機能して
いる。
【0039】一方、第3段気流搬送手段8Cは、再生機
12で、脱着により再生された粉体状吸着剤を気流搬送
するよう機能する。
12で、脱着により再生された粉体状吸着剤を気流搬送
するよう機能する。
【0040】以上の説明をまとめると、第1段分離手段
11Aでは、被処理ガスと第2段分離手段11Bで分離
された最も汚染されている吸着剤との間で吸着を行わ
せ、最終段を除く各分離手段では、直前の段の分離手段
からの浄化ガスと直後の段の分離手段からの2番目、3
番目,…に古い吸着剤との間で吸着を行わせ、最終段で
ある第3段分離手段11Cでは、直前の段の分離手段か
らの浄化ガスと再生機12からの最も奇麗な吸着剤との
間で吸着を行わせることによって、効率的な吸着および
排ガスの成分濃縮処理を可能としている。
11Aでは、被処理ガスと第2段分離手段11Bで分離
された最も汚染されている吸着剤との間で吸着を行わ
せ、最終段を除く各分離手段では、直前の段の分離手段
からの浄化ガスと直後の段の分離手段からの2番目、3
番目,…に古い吸着剤との間で吸着を行わせ、最終段で
ある第3段分離手段11Cでは、直前の段の分離手段か
らの浄化ガスと再生機12からの最も奇麗な吸着剤との
間で吸着を行わせることによって、効率的な吸着および
排ガスの成分濃縮処理を可能としている。
【0041】なお、3段方式の吸着、濃縮を行わせる第
2実施例と同要領の接続系統を採用することによって、
4段またはそれ以上の多段濃縮装置とするのは可能であ
って、いずれも本発明の範囲に包含される。
2実施例と同要領の接続系統を採用することによって、
4段またはそれ以上の多段濃縮装置とするのは可能であ
って、いずれも本発明の範囲に包含される。
【0042】図5は、本発明の第3実施例の系統図であ
る。この例の装置においては、図1の実施例に類似し、
対応する部分には同一の参照符を付す。図5に示される
装置で注目すべきは、第1,2各段分離手段および再生
機がサイクロン38A,38B,38Cでそれぞれ構成
されることである。各サイクロン38A,38B,38
Cは、図1に示されるサイクロン31に対して容量が異
なっている点以外は基本的構造が同じであって、第1,
2各段分離手段を構成するサイクロン38A,38B
は、吸着剤を含有する気流を本体内で遠心力作用によっ
て吸着剤と気流とに分離し、吸着剤を底部からロータリ
バルブ37によって定量ずつシールしながら送出するよ
うに形成される。
る。この例の装置においては、図1の実施例に類似し、
対応する部分には同一の参照符を付す。図5に示される
装置で注目すべきは、第1,2各段分離手段および再生
機がサイクロン38A,38B,38Cでそれぞれ構成
されることである。各サイクロン38A,38B,38
Cは、図1に示されるサイクロン31に対して容量が異
なっている点以外は基本的構造が同じであって、第1,
2各段分離手段を構成するサイクロン38A,38B
は、吸着剤を含有する気流を本体内で遠心力作用によっ
て吸着剤と気流とに分離し、吸着剤を底部からロータリ
バルブ37によって定量ずつシールしながら送出するよ
うに形成される。
【0043】再生機を構成するサイクロン38Cには、
輸送管路34を介して熱風発生手段35が接続され、第
1段分離手段としてのサイクロン38Aで分離された吸
着剤はロータリバルブ37を経て輸送管路34内に供給
される。輸送管路34では、有害/悪臭ガス成分が吸着
されている吸着剤と、熱風とが混合しながら流れて吸着
剤の気体輸送が行われている間に、熱風中を浮遊する吸
着剤は脱着処理が成され、次いでサイクロン38Cにお
いて再生された吸着剤と脱着されたガスとの分離が成さ
れる。サイクロン38C内で落下、集積した吸着剤はロ
ータリバルブ37を経て、第2段気流搬送手段8Bの管
路10B内に戻され、一方、分離された後の高濃縮され
た有害/悪臭ガス成分は、触媒酸化装置30に送られ
て、触媒131を通して酸化分解させ、その高温度のガ
スを熱交換器132に導いて、サイクロン38cからの
濃縮されたガスを予熱する。このようにして、酸化処理
により無害化された後、大気に放出される。
輸送管路34を介して熱風発生手段35が接続され、第
1段分離手段としてのサイクロン38Aで分離された吸
着剤はロータリバルブ37を経て輸送管路34内に供給
される。輸送管路34では、有害/悪臭ガス成分が吸着
されている吸着剤と、熱風とが混合しながら流れて吸着
剤の気体輸送が行われている間に、熱風中を浮遊する吸
着剤は脱着処理が成され、次いでサイクロン38Cにお
いて再生された吸着剤と脱着されたガスとの分離が成さ
れる。サイクロン38C内で落下、集積した吸着剤はロ
ータリバルブ37を経て、第2段気流搬送手段8Bの管
路10B内に戻され、一方、分離された後の高濃縮され
た有害/悪臭ガス成分は、触媒酸化装置30に送られ
て、触媒131を通して酸化分解させ、その高温度のガ
スを熱交換器132に導いて、サイクロン38cからの
濃縮されたガスを予熱する。このようにして、酸化処理
により無害化された後、大気に放出される。
【0044】気流搬送手段8A,8Bにおいて、気流搬
送下での吸着操作については図1に示される実施例と同
様であるので、説明を省略する。
送下での吸着操作については図1に示される実施例と同
様であるので、説明を省略する。
【0045】図6は本発明の第4実施例の系統図であ
り、図7は図6における再生機39の拡大断面図であ
る。図に示す装置は、サイクロン38A,38Bで実現
される第1,2各段分離手段と、移動層を利用する再生
機39で実現される再生機と、冷却器40と、吸着式回
収装置41とを備える。
り、図7は図6における再生機39の拡大断面図であ
る。図に示す装置は、サイクロン38A,38Bで実現
される第1,2各段分離手段と、移動層を利用する再生
機39で実現される再生機と、冷却器40と、吸着式回
収装置41とを備える。
【0046】各分離手段11A,11Bの構成は、第3
実施例における分離手段と同じである。
実施例における分離手段と同じである。
【0047】上記再生機39は、上下に述べる筒状の容
器42と、この容器42内の上部寄りに設けられる熱交
換器43と同じく容器42内の熱交換器43の下方に設
けられる向流接触用筒体44とから構成される。容器4
2は、頂壁部に吸着剤投入口45が開口されていて、こ
の投入口45をサイクロン38の出口にロータリバルブ
37を介して接続する。容器42は、底壁部に吸着剤取
出口46が開口され、この取出口46をロータリバルブ
47を介して第2段気流搬送手段8Bの管路10Bに接
続する。
器42と、この容器42内の上部寄りに設けられる熱交
換器43と同じく容器42内の熱交換器43の下方に設
けられる向流接触用筒体44とから構成される。容器4
2は、頂壁部に吸着剤投入口45が開口されていて、こ
の投入口45をサイクロン38の出口にロータリバルブ
37を介して接続する。容器42は、底壁部に吸着剤取
出口46が開口され、この取出口46をロータリバルブ
47を介して第2段気流搬送手段8Bの管路10Bに接
続する。
【0048】熱交換器43は、上下に延びる多数の通路
を備えて粉体状吸着剤を通過させて下降させることがで
き、水蒸気、熱風ガスまたは高温油が熱媒として供給さ
れる。
を備えて粉体状吸着剤を通過させて下降させることがで
き、水蒸気、熱風ガスまたは高温油が熱媒として供給さ
れる。
【0049】向流接触用筒体44は、上下に延びる筒体
48が複数個並列されて設けられ、それ等筒体48の外
面と容器42の内面との間を仕切り、床49によって閉
塞している構造を有する。前記仕切り床49の下方の容
器42側壁には、給気口50が開口されていて、再生用
ガスが給気口50から容器42内に圧送入される。また
容器42は、熱交換器43の上方の側壁に排気ガス管路
51が接続される。
48が複数個並列されて設けられ、それ等筒体48の外
面と容器42の内面との間を仕切り、床49によって閉
塞している構造を有する。前記仕切り床49の下方の容
器42側壁には、給気口50が開口されていて、再生用
ガスが給気口50から容器42内に圧送入される。また
容器42は、熱交換器43の上方の側壁に排気ガス管路
51が接続される。
【0050】投入口45から容器42内に投入された粉
体状吸着剤は、熱交換器43の上方の器内で下方から上
昇する気流中に混合し、吸着剤が分散して移動する移動
層が熱交換器42上方部および熱交換器42内に形成さ
れる。
体状吸着剤は、熱交換器43の上方の器内で下方から上
昇する気流中に混合し、吸着剤が分散して移動する移動
層が熱交換器42上方部および熱交換器42内に形成さ
れる。
【0051】吸着剤は、熱交換器42上方部の移動層で
加熱され、さらに、熱交換器42内通路の移動層を下降
する間に加熱されて、向流接触用筒体44の各筒体48
内を下降し、ここで各筒体48内を上昇して流れる再生
用ガスと向流関係で接触することによって、吸着してい
る有害/悪臭ガス成分の脱着が行われて再生が成され
る。再生された吸着剤は、ロータリバルブ47によって
定量ずつ送り出されて、管路10B内を流れる気流に混
じって吸着操作が再び行われる。
加熱され、さらに、熱交換器42内通路の移動層を下降
する間に加熱されて、向流接触用筒体44の各筒体48
内を下降し、ここで各筒体48内を上昇して流れる再生
用ガスと向流関係で接触することによって、吸着してい
る有害/悪臭ガス成分の脱着が行われて再生が成され
る。再生された吸着剤は、ロータリバルブ47によって
定量ずつ送り出されて、管路10B内を流れる気流に混
じって吸着操作が再び行われる。
【0052】上記筒体44で脱着操作によって分離した
有害/悪臭ガス成分を多く含む高濃縮度ガスは、熱交換
器43を経て、器内上方部に至り、排気ガス管路51か
ら冷却器40に達する。
有害/悪臭ガス成分を多く含む高濃縮度ガスは、熱交換
器43を経て、器内上方部に至り、排気ガス管路51か
ら冷却器40に達する。
【0053】冷却器40は、冷水が流通される冷却管を
有する熱交換器に形成されていて、容器42が送り出さ
れる高温の高濃縮度ガスを常温付近まで冷却する。この
冷却器40は、後段の吸着式回収装置41における回収
のための吸着操作を効率よく行わせるには、高温の前記
ガスを常温近くまで冷却しておく必要があるところから
設けられるものである。
有する熱交換器に形成されていて、容器42が送り出さ
れる高温の高濃縮度ガスを常温付近まで冷却する。この
冷却器40は、後段の吸着式回収装置41における回収
のための吸着操作を効率よく行わせるには、高温の前記
ガスを常温近くまで冷却しておく必要があるところから
設けられるものである。
【0054】吸着式回収装置41は、活性炭等の吸着材
の層を器内に備えている2基のバッチ式の吸着塔52を
並設して有していて、各入口を切換えバルブによって冷
却器40のガス出口側に交互に接続可能に設けられる。
の層を器内に備えている2基のバッチ式の吸着塔52を
並設して有していて、各入口を切換えバルブによって冷
却器40のガス出口側に交互に接続可能に設けられる。
【0055】冷却器40によって常温付近まで冷却され
た有害/悪臭ガス成分が多量に含まれる高濃縮ガスは、
吸着式回収装置41の吸着塔52内に送り込まれて、有
害/悪臭ガス成分が活性炭53に吸着されることによっ
て清浄化されたガスとなり、大気中に放出され有害/悪
臭ガスは回収される。
た有害/悪臭ガス成分が多量に含まれる高濃縮ガスは、
吸着式回収装置41の吸着塔52内に送り込まれて、有
害/悪臭ガス成分が活性炭53に吸着されることによっ
て清浄化されたガスとなり、大気中に放出され有害/悪
臭ガスは回収される。
【0056】第1,2各気流搬送手段8A,8Bでの気
流搬送過程における吸着操作、第1,2各分離手段38
A,38Bでの吸着剤と被処理ガスとの分離操作は、第
3実施例と同じであるので説明を省略する。
流搬送過程における吸着操作、第1,2各分離手段38
A,38Bでの吸着剤と被処理ガスとの分離操作は、第
3実施例と同じであるので説明を省略する。
【0057】図1に示される実施例装置を使用して、吸
着剤として疎水性ゼオライトを用いて1分当たり60m
3の流量の自動車用塗装排ガスの脱臭処理を行ったとこ
ろ、表1の結果が得られ、2段処理により吸着能力が向
上することを明示している。
着剤として疎水性ゼオライトを用いて1分当たり60m
3の流量の自動車用塗装排ガスの脱臭処理を行ったとこ
ろ、表1の結果が得られ、2段処理により吸着能力が向
上することを明示している。
【0058】
【表1】
【0059】但し、IPAはイソプロピルアルコール、
MIBKはメチルイソブチルケトンの略称である。
MIBKはメチルイソブチルケトンの略称である。
【0060】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、疎水性ゼ
オライト等の粉体状吸着剤を気流搬送過程中において粘
着性粉塵、有害/悪臭ガス成分を含む被処理ガスと混合
して、付着および吸着を行わせるようにしていて、さら
に清浄化されたガスと吸着剤とを分離する操作を2段以
上多段で順次的に繰返し行わせるようにしているので、
吸着効率が高く、高清浄化されたガスが容易に得られ、
しかもハニカム式濃縮装置の如き特殊で大形の前処理用
除塵装置を必要としなく、濃縮システムが簡易化され
る。
オライト等の粉体状吸着剤を気流搬送過程中において粘
着性粉塵、有害/悪臭ガス成分を含む被処理ガスと混合
して、付着および吸着を行わせるようにしていて、さら
に清浄化されたガスと吸着剤とを分離する操作を2段以
上多段で順次的に繰返し行わせるようにしているので、
吸着効率が高く、高清浄化されたガスが容易に得られ、
しかもハニカム式濃縮装置の如き特殊で大形の前処理用
除塵装置を必要としなく、濃縮システムが簡易化され
る。
【0061】また本発明によれば、特に、吸着剤を循環
させる多段式であって、有害/悪臭ガス成分濃度が高い
第1段では汚れが最も進んでいる吸着剤による吸着を行
わせて、前記成分濃度が漸次低くなる第2段以降では汚
れが順次少なくなっている吸着剤による吸着を行わせて
いるので、各段では吸着能力に過不足の生じない安定し
た吸着操作が可能となって、高濃縮されたガス成分を連
続して得ることができ、さらに多段系統において単一の
脱着用再生機で連続吸着操作中に効率的な脱着が行えて
装置の簡素化が果たせる。
させる多段式であって、有害/悪臭ガス成分濃度が高い
第1段では汚れが最も進んでいる吸着剤による吸着を行
わせて、前記成分濃度が漸次低くなる第2段以降では汚
れが順次少なくなっている吸着剤による吸着を行わせて
いるので、各段では吸着能力に過不足の生じない安定し
た吸着操作が可能となって、高濃縮されたガス成分を連
続して得ることができ、さらに多段系統において単一の
脱着用再生機で連続吸着操作中に効率的な脱着が行えて
装置の簡素化が果たせる。
【0062】また本発明によれば、吸着、付着が行われ
ている吸着剤と清浄化されたガスとに分離する工程は、
吸着剤が粉体状であるために遠心力、流体移動層を利用
する汎用手段によって容易に行うことができ、簡単、か
つ確実に分離可能である。
ている吸着剤と清浄化されたガスとに分離する工程は、
吸着剤が粉体状であるために遠心力、流体移動層を利用
する汎用手段によって容易に行うことができ、簡単、か
つ確実に分離可能である。
【0063】さらに本発明によれば、小流量の再生用ガ
スを流した状態で間接加熱することによって、再生に必
要な再生用ガスは最小流量でよく、加熱温度を高めて再
生効率を向上し得るし、脱着によって得られる有害/悪
臭ガス成分は高濃縮度が維持される。
スを流した状態で間接加熱することによって、再生に必
要な再生用ガスは最小流量でよく、加熱温度を高めて再
生効率を向上し得るし、脱着によって得られる有害/悪
臭ガス成分は高濃縮度が維持される。
【0064】本発明はまた、粘着性粉塵に対しては、粉
体状吸着剤に付着捕集させるようにしているので、装置
壁面への粉塵付着が防止されることから、高価な装置で
ある集塵機を省略し得る利点を有しており、さらに、粉
体状吸着剤からの粘着性粉塵の除去は、数百度に加熱処
理する付着粉塵処理装置によって行いうる。
体状吸着剤に付着捕集させるようにしているので、装置
壁面への粉塵付着が防止されることから、高価な装置で
ある集塵機を省略し得る利点を有しており、さらに、粉
体状吸着剤からの粘着性粉塵の除去は、数百度に加熱処
理する付着粉塵処理装置によって行いうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の系統図である。
【図2】図1図示リボン撹拌機12の略示斜視図であ
る。
る。
【図3】被処理ガス中の有害/悪臭ガス成分濃度に対す
る吸着量の関係を示す等温吸着線図である。
る吸着量の関係を示す等温吸着線図である。
【図4】本発明の第2実施例の系統図である。
【図5】本発明の第3実施例の系統図である。
【図6】本発明の第4実施例の系統図である。
【図7】図6図示の再生機39の拡大断面図である。
【図8】先行技術である自動車塗装排ガス処理装置のシ
ステム図である。
ステム図である。
8A,8B,8C 気流搬送手段 9A,9B,9C ブロア 10A,10B,10C 管路 11A,11B,11C 分離手段 12 再生機 38A,38B 分離手段 38C 再生機 39 再生機
Claims (3)
- 【請求項1】 粘着性粉塵と有害/悪臭ガス成分とを含
む被処理ガスと粉体状吸着剤とを混合して、粉体状吸着
剤に対して粘着性粉塵を付着分離させ、有害/悪臭ガス
成分を吸着させ、その後に清浄化されたガスと吸着剤と
を分離する操作を複数回順次的に繰返して、最初の操作
で分離した吸着剤を、小流量の再生用ガスを流した状態
で加熱して、有害/悪臭ガス成分を脱着して再生し、最
終段の操作の被処理ガスとの混合のために用いる一方、
第2番目の段以降の操作で分離した吸着剤を、その直前
の段の操作の被処理ガスとの混合のために用いることを
特徴とする有害/悪臭ガス濃縮方法。 - 【請求項2】 粘着性粉塵と有害/悪臭ガス成分とを含
む被処理ガスに粉体状吸着剤を混合して気流搬送する第
1段気流搬送手段と、 上記第1段気流搬送手段からの吸着剤を含む被処理ガス
から吸着剤を分離する第1段分離手段と、 再生用ガスが小流量供給され、前記第1段分離手段によ
って分離された吸着剤を混合して加熱することにより吸
着剤を脱着する再生機と、 第1段分離手段で分離された被処理ガスに前記再生機か
らの脱着された吸着剤を混合して気流搬送する第2段気
流搬送手段と、 上記第2段搬送手段からの吸着剤を含む被処理ガスから
吸着剤を分離して前記第1段気流搬送手段に供給する第
2段分離手段とを含み、再生機から濃縮された有害/悪
臭ガス成分を得ることを特徴とする濃縮装置。 - 【請求項3】 粘着性粉塵と有害/悪臭ガス成分とを含
む被処理ガスに粉体状吸着剤を混合して気流搬送する第
1段気流搬送手段と、 上記第1段気流搬送手段からの吸着剤を含む被処理ガス
から吸着剤を分離する第1段分離手段と、 再生用ガスが小流量供給され、前記第1段分離手段によ
って分離された吸着剤を混合し加熱することにより、有
害/悪臭ガスを脱着する再生機と、 送入される吸着剤含有被処理ガスから吸着剤を分離する
第2段以降複数段の分離手段と、 各段の分離手段間にカスケード接続されて、分離手段で
吸着剤と分離された被浄化ガスに粉体状吸着剤を混合し
て次の分離手段に気流搬送する第2段以降複数段の気流
搬送手段とを含み、 最終段を除く複数段の気流搬送手段は、気流搬送する分
離手段に対し、次の段の分離手段で分離された粉体状吸
着剤を気流搬送し、最終段の気流搬送手段は、前記再生
機で脱着された粉体状吸着剤を最終段の分離手段に気流
搬送するようにそれぞれ設けられていて、再生機から濃
縮された有害/悪臭ガス成分を得ることを特徴とする濃
縮装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3226238A JPH0564719A (ja) | 1991-09-05 | 1991-09-05 | 濃縮方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3226238A JPH0564719A (ja) | 1991-09-05 | 1991-09-05 | 濃縮方法および装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0564719A true JPH0564719A (ja) | 1993-03-19 |
Family
ID=16842060
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3226238A Pending JPH0564719A (ja) | 1991-09-05 | 1991-09-05 | 濃縮方法および装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0564719A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104958960A (zh) * | 2015-05-26 | 2015-10-07 | 杭州南方环境净化设备有限公司 | 定量环保喷粉器及喷粉除尘方法 |
| JP2018066523A (ja) * | 2016-10-21 | 2018-04-26 | 日立造船株式会社 | 薬剤投入装置および燃焼排ガスの処理設備 |
-
1991
- 1991-09-05 JP JP3226238A patent/JPH0564719A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104958960A (zh) * | 2015-05-26 | 2015-10-07 | 杭州南方环境净化设备有限公司 | 定量环保喷粉器及喷粉除尘方法 |
| JP2018066523A (ja) * | 2016-10-21 | 2018-04-26 | 日立造船株式会社 | 薬剤投入装置および燃焼排ガスの処理設備 |
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