JPH0564918A - 静電記録装置 - Google Patents
静電記録装置Info
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- JPH0564918A JPH0564918A JP22906191A JP22906191A JPH0564918A JP H0564918 A JPH0564918 A JP H0564918A JP 22906191 A JP22906191 A JP 22906191A JP 22906191 A JP22906191 A JP 22906191A JP H0564918 A JPH0564918 A JP H0564918A
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- Printers Or Recording Devices Using Electromagnetic And Radiation Means (AREA)
- Electrophotography Using Other Than Carlson'S Method (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、イオンカ−トリッジシ−トの絶縁基
板と支持体との固着作業の作業性を高め、イオンカ−ト
リッジシ−トと支持体との接合作業の後加工工程の滞り
を防止するとともに、接着剤層の位置ずれが生じにく
く、印字品質が高い高精度の画像を形成することを最も
主要な特徴とする。 【構成】イオンカ−トリッジシ−ト1Sの絶縁基板7と
支持体21との間にアクリル系接着剤によって形成され
る接着部25を設けたことを特徴としている。
板と支持体との固着作業の作業性を高め、イオンカ−ト
リッジシ−トと支持体との接合作業の後加工工程の滞り
を防止するとともに、接着剤層の位置ずれが生じにく
く、印字品質が高い高精度の画像を形成することを最も
主要な特徴とする。 【構成】イオンカ−トリッジシ−ト1Sの絶縁基板7と
支持体21との間にアクリル系接着剤によって形成され
る接着部25を設けたことを特徴としている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はイオンフロ−を記録信
号電荷によって制御して誘電体ドラムの記録層上に静電
電荷像を形成する静電記録装置に関する。
号電荷によって制御して誘電体ドラムの記録層上に静電
電荷像を形成する静電記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、例えば静電印刷等の技術分野で
は高電流密度のイオンを発生させ、これを抽出して選択
的に被帯電部材に付与してこの被帯電部材を画像状に帯
電させる静電記録装置が知られている。
は高電流密度のイオンを発生させ、これを抽出して選択
的に被帯電部材に付与してこの被帯電部材を画像状に帯
電させる静電記録装置が知られている。
【0003】図6(A),(B)はこの静電記録装置に
用いられるイオンフロー静電記録ヘッド1の要部の概略
構成を示すもので、2はイオン発生部、3はイオン流制
御部である。また、イオン発生部2にはイオン発生用の
複数の第1電極4…と複数の第2電極5…とが設けられ
ており、これらの第1電極4…と第2電極5…との間に
は誘電体からなる誘電体層6が配設されている。
用いられるイオンフロー静電記録ヘッド1の要部の概略
構成を示すもので、2はイオン発生部、3はイオン流制
御部である。また、イオン発生部2にはイオン発生用の
複数の第1電極4…と複数の第2電極5…とが設けられ
ており、これらの第1電極4…と第2電極5…との間に
は誘電体からなる誘電体層6が配設されている。
【0004】なお、静電記録ヘッド1には絶縁基板7が
設けられており、この絶縁基板7上に一方向に延びる複
数の第1電極4…が略平行に並設されている。また、誘
電体層6は絶縁基板7における第1電極4…の配設面側
に設けられている。
設けられており、この絶縁基板7上に一方向に延びる複
数の第1電極4…が略平行に並設されている。また、誘
電体層6は絶縁基板7における第1電極4…の配設面側
に設けられている。
【0005】さらに、複数の第2電極5…は誘電体層6
における絶縁基板7とは反対側の面に第1電極4…と交
差する方向に並設させた状態で接着剤sによって固着さ
れており、第1電極4…と第2電極5…とによってマト
リックスが構成されている。そして、第2電極5…には
このマトリックスと対応する部位にそれぞれ開口部5a
…が形成されている。
における絶縁基板7とは反対側の面に第1電極4…と交
差する方向に並設させた状態で接着剤sによって固着さ
れており、第1電極4…と第2電極5…とによってマト
リックスが構成されている。そして、第2電極5…には
このマトリックスと対応する部位にそれぞれ開口部5a
…が形成されている。
【0006】また、イオン流制御部3には第2電極5…
に対して第1電極4…とは反対側に配置された帯状の第
3電極8が設けられている。この第3電極8には第1電
極4…と第2電極5…とのマトリックスと対応する部位
にイオン流通過用の開口部8a…が形成されている。
に対して第1電極4…とは反対側に配置された帯状の第
3電極8が設けられている。この第3電極8には第1電
極4…と第2電極5…とのマトリックスと対応する部位
にイオン流通過用の開口部8a…が形成されている。
【0007】さらに、第2電極5…と第3電極8との間
には絶縁体層9が配設されている。この絶縁体層9には
第2電極5…および第3電極8の各開口部5a…、8a
…と対応する部位にイオン流通過用の開口部9a…が形
成されている。そして、第2電極5…、絶縁体層9およ
び第3電極8の各開口部5a…、9a…、8a…によっ
てイオン流通過口11…が形成されている。
には絶縁体層9が配設されている。この絶縁体層9には
第2電極5…および第3電極8の各開口部5a…、8a
…と対応する部位にイオン流通過用の開口部9a…が形
成されている。そして、第2電極5…、絶縁体層9およ
び第3電極8の各開口部5a…、9a…、8a…によっ
てイオン流通過口11…が形成されている。
【0008】また、イオンフロー静電記録ヘッド1の動
作時には印字信号にもとづいて第1電極4…と第2電極
5…との間のマトリックスが適宜選択され、選択された
マトリックス部分に対応する第1電極4…と第2電極5
…との間に交流電圧が印加される。これにより、選択さ
れたマトリックス部分に対応する第2電極5…の開口部
5a…内の近傍部位に正、負のイオンが発生する。この
とき、第2電極5…と第3電極8との間にはバイアス電
圧が印加され、その極性によって決まるイオンのみが第
2電極5…の開口部5a…内の近傍部位に発生したイオ
ンから抽出される。
作時には印字信号にもとづいて第1電極4…と第2電極
5…との間のマトリックスが適宜選択され、選択された
マトリックス部分に対応する第1電極4…と第2電極5
…との間に交流電圧が印加される。これにより、選択さ
れたマトリックス部分に対応する第2電極5…の開口部
5a…内の近傍部位に正、負のイオンが発生する。この
とき、第2電極5…と第3電極8との間にはバイアス電
圧が印加され、その極性によって決まるイオンのみが第
2電極5…の開口部5a…内の近傍部位に発生したイオ
ンから抽出される。
【0009】ここで、抽出されたイオンは絶縁体層9の
開口部9aおよび第3電極8の開口部8a…を通過し、
図示しない誘電体ドラムを局部的に帯電させる。したが
って、マトリックス構造の第1電極4…および第2電極
5…を選択的に駆動することにより、誘電体ドラム上に
ドットによる静電気録を行なうことができる。
開口部9aおよび第3電極8の開口部8a…を通過し、
図示しない誘電体ドラムを局部的に帯電させる。したが
って、マトリックス構造の第1電極4…および第2電極
5…を選択的に駆動することにより、誘電体ドラム上に
ドットによる静電気録を行なうことができる。
【0010】また、ここで使用されるイオンフロー静電
記録ヘッド1の誘電体層6を形成する誘電物質はイオン
発生のために印加される高電圧でも絶縁破壊しないこと
が要求されるとともに、イオンを効率よく発生させ、絶
縁破壊にも耐えられる厚さを必要とするため、高誘電率
のものが適している。
記録ヘッド1の誘電体層6を形成する誘電物質はイオン
発生のために印加される高電圧でも絶縁破壊しないこと
が要求されるとともに、イオンを効率よく発生させ、絶
縁破壊にも耐えられる厚さを必要とするため、高誘電率
のものが適している。
【0011】そこで、例えば、特開平2-153760号公報に
は誘電体層6の材料としてシリコーン変性ポリエステル
アルキド樹脂中に酸化チタン粉末を混在させたものを用
いたものが示されている。また、第2電極5…用の材料
としてはステンレス鋼を用い、この第2電極5…を誘電
体層6に固着するにもシリコーン系の感圧接着剤を用い
ている。
は誘電体層6の材料としてシリコーン変性ポリエステル
アルキド樹脂中に酸化チタン粉末を混在させたものを用
いたものが示されている。また、第2電極5…用の材料
としてはステンレス鋼を用い、この第2電極5…を誘電
体層6に固着するにもシリコーン系の感圧接着剤を用い
ている。
【0012】ところで、この種のイオンフロー静電記録
ヘッド1としてシート状の絶縁基板7上に、第1電極4
…、誘電体層6、第2電極5…、絶縁体層9および第3
電極8を順次積層させてイオンカ−トリッジシ−トを形
成し、このイオンカ−トリッジシ−トの絶縁基板7を図
示しないプリンタ本体に装着される支持体に固定させた
構成のものが知られている。
ヘッド1としてシート状の絶縁基板7上に、第1電極4
…、誘電体層6、第2電極5…、絶縁体層9および第3
電極8を順次積層させてイオンカ−トリッジシ−トを形
成し、このイオンカ−トリッジシ−トの絶縁基板7を図
示しないプリンタ本体に装着される支持体に固定させた
構成のものが知られている。
【0013】この場合、例えばアルミニウム等の熱伝導
率の高い材料を使用して形成された支持体にイオンカ−
トリッジシ−トの絶縁基板7を固着することにより、イ
オンフロー静電記録ヘッド1の動作時に高電流密度のイ
オン発生にともない高熱が発生した際に、イオンフロー
静電記録ヘッド1に蓄積される熱をこの支持体を介して
伝熱させ、放熱させて除去するようにしている。
率の高い材料を使用して形成された支持体にイオンカ−
トリッジシ−トの絶縁基板7を固着することにより、イ
オンフロー静電記録ヘッド1の動作時に高電流密度のイ
オン発生にともない高熱が発生した際に、イオンフロー
静電記録ヘッド1に蓄積される熱をこの支持体を介して
伝熱させ、放熱させて除去するようにしている。
【0014】また、イオンカ−トリッジシ−トの絶縁基
板7と支持体との固着には通常、エポシキ系接着剤が使
用されており、この固着作業時の両者間の位置ずれ許容
量は50μm以内程度に設定されている。
板7と支持体との固着には通常、エポシキ系接着剤が使
用されており、この固着作業時の両者間の位置ずれ許容
量は50μm以内程度に設定されている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構成の静電記
録装置にあってはイオンカ−トリッジシ−トの絶縁基板
7を支持体に固着する際に使用されるエポシキ系接着剤
の硬化速度が比較的遅いので、後加工が滞る問題があ
る。
録装置にあってはイオンカ−トリッジシ−トの絶縁基板
7を支持体に固着する際に使用されるエポシキ系接着剤
の硬化速度が比較的遅いので、後加工が滞る問題があ
る。
【0016】例えば、室温硬化型のエポキシ系接着剤は
2液混合型の接着剤であり、2液の秤量および撹拌が必
要になるので、その作業に手間がかかるうえ、接着作業
後、完全に硬化するまでには長時間を要する問題があ
る。
2液混合型の接着剤であり、2液の秤量および撹拌が必
要になるので、その作業に手間がかかるうえ、接着作業
後、完全に硬化するまでには長時間を要する問題があ
る。
【0017】また、加熱硬化型のエポキシ系接着剤は1
00℃以上の温度で数時間保持させなければ硬化しない
ので、このエポキシ系接着剤の硬化時の加熱動作にとも
ないイオンカ−トリッジシ−トの各構成部材等の材質を
必要以上に劣化させるおそれがある。
00℃以上の温度で数時間保持させなければ硬化しない
ので、このエポキシ系接着剤の硬化時の加熱動作にとも
ないイオンカ−トリッジシ−トの各構成部材等の材質を
必要以上に劣化させるおそれがある。
【0018】そこで、イオンカ−トリッジシ−トの絶縁
基板7における誘電体層6との接合部位以外の部分と対
応する絶縁基板7の裏面側に粘着剤を貼着するととも
に、この絶縁基板7における誘電体層6との接合部位と
対応する絶縁基板7の裏面側に室温硬化型のエポキシ系
接着剤を塗布した後、このイオンカ−トリッジシ−トの
絶縁基板7の粘着剤の貼着面およびエポキシ系接着剤の
塗布面をそれぞれ支持体の対応部位に接合させ、粘着剤
と仮硬化中の接着剤により、イオンカ−トリッジシ−ト
を支持体側に固定した状態で、イオンカ−トリッジシ−
トと支持体との接合部品を後加工工程に進めている。
基板7における誘電体層6との接合部位以外の部分と対
応する絶縁基板7の裏面側に粘着剤を貼着するととも
に、この絶縁基板7における誘電体層6との接合部位と
対応する絶縁基板7の裏面側に室温硬化型のエポキシ系
接着剤を塗布した後、このイオンカ−トリッジシ−トの
絶縁基板7の粘着剤の貼着面およびエポキシ系接着剤の
塗布面をそれぞれ支持体の対応部位に接合させ、粘着剤
と仮硬化中の接着剤により、イオンカ−トリッジシ−ト
を支持体側に固定した状態で、イオンカ−トリッジシ−
トと支持体との接合部品を後加工工程に進めている。
【0019】しかしながら、この場合には仮硬化中の接
着剤が完全に硬化するまでの比較的長い時間、絶縁基板
7のエポキシ系接着剤の塗布面を支持体側に押さえ付け
る状態で保持する必要があるので、支持体側に絶縁基板
7のエポキシ系接着剤の塗布面を押さえつける加圧によ
り、接着剤層の位置ずれが生じ易い問題がある。そし
て、イオンカ−トリッジシ−トの絶縁基板7と支持体と
の固着作業時の両者間の位置ずれ量が許容量を越えて拡
大した場合にはイオンフロー静電記録ヘッド1の動作時
に画質が低下する問題がある。
着剤が完全に硬化するまでの比較的長い時間、絶縁基板
7のエポキシ系接着剤の塗布面を支持体側に押さえ付け
る状態で保持する必要があるので、支持体側に絶縁基板
7のエポキシ系接着剤の塗布面を押さえつける加圧によ
り、接着剤層の位置ずれが生じ易い問題がある。そし
て、イオンカ−トリッジシ−トの絶縁基板7と支持体と
の固着作業時の両者間の位置ずれ量が許容量を越えて拡
大した場合にはイオンフロー静電記録ヘッド1の動作時
に画質が低下する問題がある。
【0020】また、絶縁基板7における誘電体層6との
接合部位以外の部分と対応する絶縁基板7の裏面側に貼
着された粘着剤はエポキシ系接着剤を均一に塗布したの
ち、スキージする際のスペーサとしても利用される。し
かし、粘着剤端面のダマや絶縁基板7の裏面側への貼着
の際の空気巻き込み等により、均一な接着層が得られ
ず、画質が低下する問題がある。
接合部位以外の部分と対応する絶縁基板7の裏面側に貼
着された粘着剤はエポキシ系接着剤を均一に塗布したの
ち、スキージする際のスペーサとしても利用される。し
かし、粘着剤端面のダマや絶縁基板7の裏面側への貼着
の際の空気巻き込み等により、均一な接着層が得られ
ず、画質が低下する問題がある。
【0021】この発明は上記事情を考慮してなされたも
ので、その目的は、イオンカ−トリッジシ−トの絶縁基
板と支持体との固着作業の作業性を高めることができ、
イオンカ−トリッジシ−トと支持体との接合作業の後加
工工程の滞りを防止することができるとともに、接着剤
層の位置ずれが生じにくく、印字品質が高い高精度の画
像を形成することができる静電記録装置を提供すること
にある。
ので、その目的は、イオンカ−トリッジシ−トの絶縁基
板と支持体との固着作業の作業性を高めることができ、
イオンカ−トリッジシ−トと支持体との接合作業の後加
工工程の滞りを防止することができるとともに、接着剤
層の位置ずれが生じにくく、印字品質が高い高精度の画
像を形成することができる静電記録装置を提供すること
にある。
【0022】
【課題を解決するための手段】この発明は絶縁基板上に
同方向に略平行に並設された複数の第1電極と、これら
の第1電極の延設方向と異なる方向に延設され、前記第
1電極とともにマトリックスを構成し、かつこのマトリ
ックスと対応する部位に開口部が形成された複数の第2
電極と、前記第2電極に対して前記第1電極とは反対側
に配置され、前記マトリックスと対応する部位にイオン
流通過用の開口部が形成された第3電極と、前記第1電
極と第2電極との間に配設された誘電体層と、前記第2
電極と第3電極との間に配設され、前記マトリックスと
対応する部位にイオン流通過用の開口部が形成された絶
縁体層とを備えたイオンカ−トリッジシ−トが形成され
るとともに、このイオンカ−トリッジシ−トがプリンタ
本体に装着される支持体に固定される静電記録装置にお
いて、前記イオンカ−トリッジシ−トの絶縁基板と前記
支持体との間にアクリル系接着剤によって形成される接
着部を設けたものである。
同方向に略平行に並設された複数の第1電極と、これら
の第1電極の延設方向と異なる方向に延設され、前記第
1電極とともにマトリックスを構成し、かつこのマトリ
ックスと対応する部位に開口部が形成された複数の第2
電極と、前記第2電極に対して前記第1電極とは反対側
に配置され、前記マトリックスと対応する部位にイオン
流通過用の開口部が形成された第3電極と、前記第1電
極と第2電極との間に配設された誘電体層と、前記第2
電極と第3電極との間に配設され、前記マトリックスと
対応する部位にイオン流通過用の開口部が形成された絶
縁体層とを備えたイオンカ−トリッジシ−トが形成され
るとともに、このイオンカ−トリッジシ−トがプリンタ
本体に装着される支持体に固定される静電記録装置にお
いて、前記イオンカ−トリッジシ−トの絶縁基板と前記
支持体との間にアクリル系接着剤によって形成される接
着部を設けたものである。
【0023】
【作用】上記の構成において、イオンカ−トリッジシ−
トの絶縁基板と支持体との間にアクリル系接着剤によっ
て形成される接着部を設けることにより、エポキシ系接
着剤を使用する場合に比べて短時間で接着剤を硬化さ
せ、絶縁基板と支持体との固着作業の作業性を高めると
ともに、絶縁基板と支持体との接合作業の後加工工程の
滞りを防止し、かつ絶縁基板と支持体との間の位置ずれ
防止および接着層を均一化して画質の低下を防止するよ
うにしたものである。
トの絶縁基板と支持体との間にアクリル系接着剤によっ
て形成される接着部を設けることにより、エポキシ系接
着剤を使用する場合に比べて短時間で接着剤を硬化さ
せ、絶縁基板と支持体との固着作業の作業性を高めると
ともに、絶縁基板と支持体との接合作業の後加工工程の
滞りを防止し、かつ絶縁基板と支持体との間の位置ずれ
防止および接着層を均一化して画質の低下を防止するよ
うにしたものである。
【0024】
【実施例】図1乃至図5はこの発明の第1の実施例を示
すものである。なお、図1乃至図5中で、図6(A),
(B)と同一部分には同一の符号を付してその説明を省
略する。
すものである。なお、図1乃至図5中で、図6(A),
(B)と同一部分には同一の符号を付してその説明を省
略する。
【0025】図1および図2中で、1Sは静電記録装置
のイオンカ−トリッジシ−ト、21はこのイオンカ−ト
リッジシ−ト1Sが取付けられる支持体である。この支
持体21は図示しないプリンタ本体に装着されるもので
ある。
のイオンカ−トリッジシ−ト、21はこのイオンカ−ト
リッジシ−ト1Sが取付けられる支持体である。この支
持体21は図示しないプリンタ本体に装着されるもので
ある。
【0026】さらに、イオンカ−トリッジシ−ト1Sの
絶縁基板7は合成樹脂材料、例えば厚さが100μmの
ガラス−エポキシFRP(繊維強化プラスチック)基板
が使用される。そして、この絶縁基板7の幅方向中央位
置には厚さ18μmの略帯状の銅箔が貼着されて一体化
されたのち、エッチング加工でパターニングして第1電
極4…が回路形成されている。
絶縁基板7は合成樹脂材料、例えば厚さが100μmの
ガラス−エポキシFRP(繊維強化プラスチック)基板
が使用される。そして、この絶縁基板7の幅方向中央位
置には厚さ18μmの略帯状の銅箔が貼着されて一体化
されたのち、エッチング加工でパターニングして第1電
極4…が回路形成されている。
【0027】また、誘電体層6は誘電体粉末、例えば誘
電率の大きい無機物微粉末を溶剤を含む有機高分子材料
中に分散させたペースト状のものを絶縁基板7上に塗布
後、乾燥、硬化させたものを用いる。
電率の大きい無機物微粉末を溶剤を含む有機高分子材料
中に分散させたペースト状のものを絶縁基板7上に塗布
後、乾燥、硬化させたものを用いる。
【0028】ここでは例えば、酸化チタンをフィラーと
し、シリコーン変性アルキド樹脂をバインダーとした誘
電体ペーストが図3(A)に示すように絶縁基板7にお
ける各第1電極4のパターン間の間隙部上および第1電
極4上に塗布されたのち、乾燥後、硬化されて、第1電
極4…上に厚さ33μmに形成された誘電体層6が用い
られる。
し、シリコーン変性アルキド樹脂をバインダーとした誘
電体ペーストが図3(A)に示すように絶縁基板7にお
ける各第1電極4のパターン間の間隙部上および第1電
極4上に塗布されたのち、乾燥後、硬化されて、第1電
極4…上に厚さ33μmに形成された誘電体層6が用い
られる。
【0029】また、誘電体層6上の第2電極5…は予め
例えば厚さ30μmのステンレス箔がエッチング等でパ
ターニングされて複数の第2電極5…および各第2電極
5の開口部5a…が形成されたもので、図3(B)に示
すように複数の第1電極4…と各第2電極5の開口部5
a…とを対応させて位置決めした状態で、誘電体層6上
に配置され、接着剤sを介して誘電体層6側に接着され
ている。
例えば厚さ30μmのステンレス箔がエッチング等でパ
ターニングされて複数の第2電極5…および各第2電極
5の開口部5a…が形成されたもので、図3(B)に示
すように複数の第1電極4…と各第2電極5の開口部5
a…とを対応させて位置決めした状態で、誘電体層6上
に配置され、接着剤sを介して誘電体層6側に接着され
ている。
【0030】この接着剤sはシリコーン系接着剤をトル
エンで4倍に希釈したものが使用される。そして、第2
電極5…の接着作業時には予めこの接着剤sを誘電体層
6および絶縁基板7上にスプレーまたはディッピング等
の手段で塗布したのち、70℃で、5分間加熱し、この
接着剤s中の溶剤分を揮発・乾燥させた状態で第2電極
5…を接着するようになっている。続いて、第2電極5
…が誘電体層6上に接着された状態で、この接着剤sが
130℃の熱板上で、10分間、8Kg/cm2 の荷重下で
加熱硬化される。
エンで4倍に希釈したものが使用される。そして、第2
電極5…の接着作業時には予めこの接着剤sを誘電体層
6および絶縁基板7上にスプレーまたはディッピング等
の手段で塗布したのち、70℃で、5分間加熱し、この
接着剤s中の溶剤分を揮発・乾燥させた状態で第2電極
5…を接着するようになっている。続いて、第2電極5
…が誘電体層6上に接着された状態で、この接着剤sが
130℃の熱板上で、10分間、8Kg/cm2 の荷重下で
加熱硬化される。
【0031】また、イオンフロー静電記録ヘッド1の製
造時には第2電極5…を誘電体層6上に接着させた状態
で、絶縁基板7、第2電極5…およびその開口部5a…
内の接着剤s上をシランカップリング剤で処理してお
く。
造時には第2電極5…を誘電体層6上に接着させた状態
で、絶縁基板7、第2電極5…およびその開口部5a…
内の接着剤s上をシランカップリング剤で処理してお
く。
【0032】さらに、絶縁体層9は絶縁基板7、第2電
極5およびその開口部5a…内の接着剤s上に感光性絶
縁フィルム(ソルダーレジスト)を真空ラミネートして
形成される。そして、この絶縁体層9の形成後、この絶
縁体層9に通常の感光性フィルムと同様に露光、現像等
のフォトエッチング処理が施されて第2電極5…の開口
部5a…と対応する位置に開口部9a…が形成される。
極5およびその開口部5a…内の接着剤s上に感光性絶
縁フィルム(ソルダーレジスト)を真空ラミネートして
形成される。そして、この絶縁体層9の形成後、この絶
縁体層9に通常の感光性フィルムと同様に露光、現像等
のフォトエッチング処理が施されて第2電極5…の開口
部5a…と対応する位置に開口部9a…が形成される。
【0033】また、絶縁体層9の上には図3(C)に示
すように第3電極8がその開口部8a…を絶縁体層9の
開口部9a…に対応させた状態で位置決めされて接着さ
れ、イオンカ−トリッジシ−ト1Sのイオンフロー静電
記録ヘッド1が製造される。この場合、第3電極8と絶
縁体層9とは例えば、粘着剤や両面テープで貼り合わせ
たり、或いは第3電極8上から片面テープで絶縁体層9
に貼り付けるようにしている。
すように第3電極8がその開口部8a…を絶縁体層9の
開口部9a…に対応させた状態で位置決めされて接着さ
れ、イオンカ−トリッジシ−ト1Sのイオンフロー静電
記録ヘッド1が製造される。この場合、第3電極8と絶
縁体層9とは例えば、粘着剤や両面テープで貼り合わせ
たり、或いは第3電極8上から片面テープで絶縁体層9
に貼り付けるようにしている。
【0034】一方、プリンタ本体に装着される支持体2
1の上面には図4に示すようにイオンカ−トリッジシ−
ト1Sのイオンフロー静電記録ヘッド1よりも若干幅寸
法が大きいヘッド接着部22が形成されており、このヘ
ッド接着部22の両側に溝部23がそれぞれ形成されて
いる。これらの一対の溝部23,23はイオンフロー静
電記録ヘッド1の第1電極4…と同方向に平行に延設さ
れたものである。
1の上面には図4に示すようにイオンカ−トリッジシ−
ト1Sのイオンフロー静電記録ヘッド1よりも若干幅寸
法が大きいヘッド接着部22が形成されており、このヘ
ッド接着部22の両側に溝部23がそれぞれ形成されて
いる。これらの一対の溝部23,23はイオンフロー静
電記録ヘッド1の第1電極4…と同方向に平行に延設さ
れたものである。
【0035】さらに、これらの一対の溝部23,23間
の間隔はイオンカ−トリッジシ−ト1S上に形成された
誘電体層6の幅よりも数ミリ程度大きく設定されてい
る。また、支持体21の上面両側の角部には面取りされ
たR部24がそれぞれ形成されている。そして、各溝部
23の溝幅は支持体21の上面に一対の溝部23,23
間の間隔を確保した部分からこの支持体21の上面両側
のR部24までを最大幅に設定されている。なお、各溝
部23の最小の溝幅は0.05mm、深さは0.05mm以
上に設定されている。
の間隔はイオンカ−トリッジシ−ト1S上に形成された
誘電体層6の幅よりも数ミリ程度大きく設定されてい
る。また、支持体21の上面両側の角部には面取りされ
たR部24がそれぞれ形成されている。そして、各溝部
23の溝幅は支持体21の上面に一対の溝部23,23
間の間隔を確保した部分からこの支持体21の上面両側
のR部24までを最大幅に設定されている。なお、各溝
部23の最小の溝幅は0.05mm、深さは0.05mm以
上に設定されている。
【0036】また、イオンカ−トリッジシ−ト1Sの絶
縁基板7の裏面には図5に示すように支持体21の両側
の溝部23,23におけるR部24側の縁部と対応する
位置に粘着剤貼着基準ライン7a,7aが形成されてい
る。そして、両側の粘着剤貼着基準ライン7a,7aの
内側のイオンフロー静電記録ヘッド1の積層部分と対応
する部位に接着剤塗布部7b、両側の粘着剤貼着基準ラ
イン7a,7aの外側に粘着剤塗布部7c,7cがそれ
ぞれ形成されている。
縁基板7の裏面には図5に示すように支持体21の両側
の溝部23,23におけるR部24側の縁部と対応する
位置に粘着剤貼着基準ライン7a,7aが形成されてい
る。そして、両側の粘着剤貼着基準ライン7a,7aの
内側のイオンフロー静電記録ヘッド1の積層部分と対応
する部位に接着剤塗布部7b、両側の粘着剤貼着基準ラ
イン7a,7aの外側に粘着剤塗布部7c,7cがそれ
ぞれ形成されている。
【0037】さらに、イオンカ−トリッジシ−ト1Sの
絶縁基板7と支持体21との間には2液反応型アクリル
系接着剤によって形成される接着部25が形成されてい
る。この場合、イオンカ−トリッジシ−ト1Sの絶縁基
板7と支持体21との接着作業時には支持体21のヘッ
ド接着部22には例えば日本ロックタイト社製のLI−
504(商品名)、326LVUV(商品名)等の2液
反応型アクリル系接着剤が塗布される。
絶縁基板7と支持体21との間には2液反応型アクリル
系接着剤によって形成される接着部25が形成されてい
る。この場合、イオンカ−トリッジシ−ト1Sの絶縁基
板7と支持体21との接着作業時には支持体21のヘッ
ド接着部22には例えば日本ロックタイト社製のLI−
504(商品名)、326LVUV(商品名)等の2液
反応型アクリル系接着剤が塗布される。
【0038】また、イオンカ−トリッジシ−ト1Sの絶
縁基板7には裏面両側の粘着剤塗布部7c,7cに例え
ば住友3M社製の9460(商品名)、9469(商品
名)等の粘着剤が塗布されるとともに、さらにこの粘着
剤の塗布後、接着剤塗布部7bに例えば日本ロックタイ
ト社製のプライマーN(商品名)等の反応促進剤が塗布
される。
縁基板7には裏面両側の粘着剤塗布部7c,7cに例え
ば住友3M社製の9460(商品名)、9469(商品
名)等の粘着剤が塗布されるとともに、さらにこの粘着
剤の塗布後、接着剤塗布部7bに例えば日本ロックタイ
ト社製のプライマーN(商品名)等の反応促進剤が塗布
される。
【0039】続いて、イオンカ−トリッジシ−ト1Sの
絶縁基板7と支持体21との間の位置合わせ調整が行わ
れた後、図1に示すように支持体21側のヘッド接着部
22の2液反応型アクリル系接着剤と絶縁基板7側の接
着剤塗布部7bの反応促進剤との間が接触された状態
で、8Kg/cm2 の荷重下で約2分間以上硬化される。そ
して、この支持体21のヘッド接着部22と絶縁基板7
の接着剤塗布部7bとの間の接合部によって2液反応型
アクリル系接着剤によって形成される接着部25が形成
されている。
絶縁基板7と支持体21との間の位置合わせ調整が行わ
れた後、図1に示すように支持体21側のヘッド接着部
22の2液反応型アクリル系接着剤と絶縁基板7側の接
着剤塗布部7bの反応促進剤との間が接触された状態
で、8Kg/cm2 の荷重下で約2分間以上硬化される。そ
して、この支持体21のヘッド接着部22と絶縁基板7
の接着剤塗布部7bとの間の接合部によって2液反応型
アクリル系接着剤によって形成される接着部25が形成
されている。
【0040】その後、支持体21のR部24に当たるイ
オンカ−トリッジシ−ト1Sの絶縁基板7の粘着剤塗布
部7c,7cを端縁部側から加熱して湾曲癖を付け、さ
らに支持体21の側面に馴染ませるようにこの絶縁基板
7を支持体21側に圧着することにより、イオンカ−ト
リッジシ−ト1Sの絶縁基板7と支持体21との間が接
着される。
オンカ−トリッジシ−ト1Sの絶縁基板7の粘着剤塗布
部7c,7cを端縁部側から加熱して湾曲癖を付け、さ
らに支持体21の側面に馴染ませるようにこの絶縁基板
7を支持体21側に圧着することにより、イオンカ−ト
リッジシ−ト1Sの絶縁基板7と支持体21との間が接
着される。
【0041】そこで、上記構成のものにあってはイオン
カ−トリッジシ−ト1Sの絶縁基板7の接着剤塗布部7
bに反応促進剤を塗布し、支持体21のヘッド接着部2
2に2液反応型アクリル系接着剤を塗布し、これらを接
合させてイオンカ−トリッジシ−ト1Sの絶縁基板7と
支持体21との間に2液反応型アクリル系接着剤によっ
て形成される接着部25を設けたので、イオンカ−トリ
ッジシ−ト1Sの絶縁基板7と支持体21との接合作業
時に従来のようにエポキシ系接着剤を使用する場合に比
べて短時間で接着剤を硬化させ、絶縁基板7と支持体2
1との固着作業の作業性を高めることができる。この場
合、イオンカ−トリッジシ−ト1Sの絶縁基板7の接着
剤塗布部7bに塗布された反応促進剤は乾燥速度が早い
ので、絶縁基板7の取扱いを容易に行なうことができ
る。そのため、イオンカ−トリッジシ−ト1Sと支持体
21との接合作業の後加工工程の滞りを防止することが
できるとともに、接着部25の位置ずれが生じにくくす
ることもできる。
カ−トリッジシ−ト1Sの絶縁基板7の接着剤塗布部7
bに反応促進剤を塗布し、支持体21のヘッド接着部2
2に2液反応型アクリル系接着剤を塗布し、これらを接
合させてイオンカ−トリッジシ−ト1Sの絶縁基板7と
支持体21との間に2液反応型アクリル系接着剤によっ
て形成される接着部25を設けたので、イオンカ−トリ
ッジシ−ト1Sの絶縁基板7と支持体21との接合作業
時に従来のようにエポキシ系接着剤を使用する場合に比
べて短時間で接着剤を硬化させ、絶縁基板7と支持体2
1との固着作業の作業性を高めることができる。この場
合、イオンカ−トリッジシ−ト1Sの絶縁基板7の接着
剤塗布部7bに塗布された反応促進剤は乾燥速度が早い
ので、絶縁基板7の取扱いを容易に行なうことができ
る。そのため、イオンカ−トリッジシ−ト1Sと支持体
21との接合作業の後加工工程の滞りを防止することが
できるとともに、接着部25の位置ずれが生じにくくす
ることもできる。
【0042】また、支持体21の上面におけるヘッド接
着部22の両側に溝部23をそれぞれ設けたので、支持
体21のヘッド接着部22の2液反応型アクリル系接着
剤と絶縁基板7の接着剤塗布部7bの反応促進剤との間
を接触させた状態で、8Kg/cm2 の荷重下で硬化させる
際に、支持体21のヘッド接着部22と絶縁基板7の接
着剤塗布部7bとの間から押し出された接着剤をヘッド
接着部22の両側の溝部23,23内に流入させること
ができる。
着部22の両側に溝部23をそれぞれ設けたので、支持
体21のヘッド接着部22の2液反応型アクリル系接着
剤と絶縁基板7の接着剤塗布部7bの反応促進剤との間
を接触させた状態で、8Kg/cm2 の荷重下で硬化させる
際に、支持体21のヘッド接着部22と絶縁基板7の接
着剤塗布部7bとの間から押し出された接着剤をヘッド
接着部22の両側の溝部23,23内に流入させること
ができる。
【0043】そのため、支持体21のヘッド接着部22
と絶縁基板7の接着剤塗布部7bとの間での接着剤の流
れの滞りを防止することができるので、支持体21のヘ
ッド接着部22と絶縁基板7の接着剤塗布部7bとの間
で局部的に接着剤が溜まることを防止して接着部25の
厚さをこの接着部25全体に亙り略均一化することがで
きる。その結果、各イオンフロー静電記録ヘッド1の各
イオン流通過口11…でのイオン発生量を均一化するこ
とができるので、イオンフロー静電記録ヘッド1の動作
時の画質低下を防止することができる。
と絶縁基板7の接着剤塗布部7bとの間での接着剤の流
れの滞りを防止することができるので、支持体21のヘ
ッド接着部22と絶縁基板7の接着剤塗布部7bとの間
で局部的に接着剤が溜まることを防止して接着部25の
厚さをこの接着部25全体に亙り略均一化することがで
きる。その結果、各イオンフロー静電記録ヘッド1の各
イオン流通過口11…でのイオン発生量を均一化するこ
とができるので、イオンフロー静電記録ヘッド1の動作
時の画質低下を防止することができる。
【0044】なお、この発明は上記実施例に限定される
ものではない。例えば、上記実施例ではイオンカ−トリ
ッジシ−ト1Sの絶縁基板7と支持体21との接着作業
時に支持体21のヘッド接着部22に2液反応型アクリ
ル系接着剤、イオンカ−トリッジシ−ト1Sの絶縁基板
7における接着剤塗布部7bに反応促進剤をそれぞれ塗
布して2液反応型アクリル系接着剤によって形成される
接着部25を形成した構成のものを示したが、上記2液
反応型アクリル系接着剤と反応促進剤とに代えてSGA
(第2世代アクリル系)接着剤を使用してもよい。
ものではない。例えば、上記実施例ではイオンカ−トリ
ッジシ−ト1Sの絶縁基板7と支持体21との接着作業
時に支持体21のヘッド接着部22に2液反応型アクリ
ル系接着剤、イオンカ−トリッジシ−ト1Sの絶縁基板
7における接着剤塗布部7bに反応促進剤をそれぞれ塗
布して2液反応型アクリル系接着剤によって形成される
接着部25を形成した構成のものを示したが、上記2液
反応型アクリル系接着剤と反応促進剤とに代えてSGA
(第2世代アクリル系)接着剤を使用してもよい。
【0045】このSGA接着剤は重合触媒と還元剤とを
A剤・B剤に分け、それにメタクリレートモノマーやポ
リマーなどを配合したもので、A剤とB剤とを接触させ
ることにより、互いに硬化が始まる2液非混合型アクリ
ル系接着剤である。
A剤・B剤に分け、それにメタクリレートモノマーやポ
リマーなどを配合したもので、A剤とB剤とを接触させ
ることにより、互いに硬化が始まる2液非混合型アクリ
ル系接着剤である。
【0046】そして、イオンカ−トリッジシ−ト1Sの
絶縁基板7と支持体21との接着作業時には支持体21
のヘッド接着部22にはSGA接着剤のA剤が塗布さ
れ、イオンカ−トリッジシ−ト1Sの絶縁基板7には裏
面両側の粘着剤塗布部7c,7cに第1の実施例と同様
の粘着剤が塗布されるとともに、さらにこの粘着剤の塗
布後、接着剤塗布部7bにSGA接着剤のB剤が塗布さ
れる。このSGA接着剤の一例としては例えば協立化学
社の845(商品名)、電気化学社のE510−07
(商品名)等がある。
絶縁基板7と支持体21との接着作業時には支持体21
のヘッド接着部22にはSGA接着剤のA剤が塗布さ
れ、イオンカ−トリッジシ−ト1Sの絶縁基板7には裏
面両側の粘着剤塗布部7c,7cに第1の実施例と同様
の粘着剤が塗布されるとともに、さらにこの粘着剤の塗
布後、接着剤塗布部7bにSGA接着剤のB剤が塗布さ
れる。このSGA接着剤の一例としては例えば協立化学
社の845(商品名)、電気化学社のE510−07
(商品名)等がある。
【0047】続いて、イオンカ−トリッジシ−ト1Sの
絶縁基板7と支持体21との間の位置合わせ調整が行わ
れた後、支持体21側のヘッド接着部22のSGA接着
剤のA剤と絶縁基板7側の接着剤塗布部7bのB剤との
間が接触された状態で、8Kg/cm2 の荷重下で約2分間
以上硬化される。そして、この支持体21のヘッド接着
部22と絶縁基板7の接着剤塗布部7bとの間の接合部
によって2液非混合型アクリル系接着剤によって形成さ
れる接着部25が形成されている。
絶縁基板7と支持体21との間の位置合わせ調整が行わ
れた後、支持体21側のヘッド接着部22のSGA接着
剤のA剤と絶縁基板7側の接着剤塗布部7bのB剤との
間が接触された状態で、8Kg/cm2 の荷重下で約2分間
以上硬化される。そして、この支持体21のヘッド接着
部22と絶縁基板7の接着剤塗布部7bとの間の接合部
によって2液非混合型アクリル系接着剤によって形成さ
れる接着部25が形成されている。
【0048】その後、第1の実施例と同様に支持体21
のR部24に当たるイオンカ−トリッジシ−ト1Sの絶
縁基板7の粘着剤塗布部7c,7cを端縁部側から加熱
して湾曲癖を付け、さらに支持体21の側面に馴染ませ
るようにこの絶縁基板7を支持体21側に圧着すること
により、イオンカ−トリッジシ−ト1Sの絶縁基板7と
支持体21との間が接着される。
のR部24に当たるイオンカ−トリッジシ−ト1Sの絶
縁基板7の粘着剤塗布部7c,7cを端縁部側から加熱
して湾曲癖を付け、さらに支持体21の側面に馴染ませ
るようにこの絶縁基板7を支持体21側に圧着すること
により、イオンカ−トリッジシ−ト1Sの絶縁基板7と
支持体21との間が接着される。
【0049】そこで、上記構成のものにあってはイオン
カ−トリッジシ−ト1Sの絶縁基板7の接着剤塗布部7
bにSGA接着剤のB剤、支持体21のヘッド接着部2
2にSGA接着剤のA剤をそれぞれ塗布し、これらを接
合させてイオンカ−トリッジシ−ト1Sの絶縁基板7と
支持体21との間にアクリル系接着剤によって形成され
る接着部25を設けたので、イオンカ−トリッジシ−ト
1Sの絶縁基板7と支持体21との接合作業時に従来の
ようにエポキシ系接着剤を使用する場合に比べて短時間
で接着剤を硬化させ、絶縁基板7と支持体21との固着
作業の作業性を高めることができる。そのため、イオン
カ−トリッジシ−ト1Sと支持体21との接合作業の後
加工工程の滞りを防止することができるとともに、接着
部25の位置ずれが生じにくくすることもできる。
カ−トリッジシ−ト1Sの絶縁基板7の接着剤塗布部7
bにSGA接着剤のB剤、支持体21のヘッド接着部2
2にSGA接着剤のA剤をそれぞれ塗布し、これらを接
合させてイオンカ−トリッジシ−ト1Sの絶縁基板7と
支持体21との間にアクリル系接着剤によって形成され
る接着部25を設けたので、イオンカ−トリッジシ−ト
1Sの絶縁基板7と支持体21との接合作業時に従来の
ようにエポキシ系接着剤を使用する場合に比べて短時間
で接着剤を硬化させ、絶縁基板7と支持体21との固着
作業の作業性を高めることができる。そのため、イオン
カ−トリッジシ−ト1Sと支持体21との接合作業の後
加工工程の滞りを防止することができるとともに、接着
部25の位置ずれが生じにくくすることもできる。
【0050】また、支持体21のヘッド接着部22のS
GA接着剤のA剤と絶縁基板7の接着剤塗布部7bのB
剤との間を接触させた状態で、8Kg/cm2 の荷重下で硬
化させる際に、支持体21のヘッド接着部22と絶縁基
板7の接着剤塗布部7bとの間から押し出された接着剤
をヘッド接着部22の両側の溝部23,23内に流入さ
せることができる。
GA接着剤のA剤と絶縁基板7の接着剤塗布部7bのB
剤との間を接触させた状態で、8Kg/cm2 の荷重下で硬
化させる際に、支持体21のヘッド接着部22と絶縁基
板7の接着剤塗布部7bとの間から押し出された接着剤
をヘッド接着部22の両側の溝部23,23内に流入さ
せることができる。
【0051】そのため、支持体21のヘッド接着部22
と絶縁基板7の接着剤塗布部7bとの間での接着剤の流
れの滞りを防止することができるので、支持体21のヘ
ッド接着部22と絶縁基板7の接着剤塗布部7bとの間
で局部的に接着剤が溜まることを防止して接着部25の
厚さをこの接着部25全体に亙り略均一化することがで
きる。その結果、各イオンフロー静電記録ヘッド1の各
イオン流通過口11…でのイオン発生量を均一化するこ
とができるので、イオンフロー静電記録ヘッド1の動作
時の画質低下を防止することができる。
と絶縁基板7の接着剤塗布部7bとの間での接着剤の流
れの滞りを防止することができるので、支持体21のヘ
ッド接着部22と絶縁基板7の接着剤塗布部7bとの間
で局部的に接着剤が溜まることを防止して接着部25の
厚さをこの接着部25全体に亙り略均一化することがで
きる。その結果、各イオンフロー静電記録ヘッド1の各
イオン流通過口11…でのイオン発生量を均一化するこ
とができるので、イオンフロー静電記録ヘッド1の動作
時の画質低下を防止することができる。
【0052】また、ヘッド接着部22の両側の溝部2
3,23内に流入した接着剤はSGA接着剤のA剤とB
剤とが混合されたものであるので、これらの溝部23,
23内でSGA接着剤の硬化を継続させることができ、
接着剤の硬化時間を効果的に短縮することができる。さ
らに、その他この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の
変形実施できることは勿論である。
3,23内に流入した接着剤はSGA接着剤のA剤とB
剤とが混合されたものであるので、これらの溝部23,
23内でSGA接着剤の硬化を継続させることができ、
接着剤の硬化時間を効果的に短縮することができる。さ
らに、その他この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の
変形実施できることは勿論である。
【0053】
【発明の効果】この発明によればイオンカ−トリッジシ
−トの絶縁基板と前記支持体との間にアクリル系接着剤
によって形成される接着部を設けたので、イオンカ−ト
リッジシ−トの絶縁基板と支持体との固着作業の作業性
を高めることができ、イオンカ−トリッジシ−トと支持
体との接合作業の後加工工程の滞りを防止することがで
きるとともに、接着剤層の位置ずれが生じにくく、印字
品質が高い高精度の画像を形成することができる。
−トの絶縁基板と前記支持体との間にアクリル系接着剤
によって形成される接着部を設けたので、イオンカ−ト
リッジシ−トの絶縁基板と支持体との固着作業の作業性
を高めることができ、イオンカ−トリッジシ−トと支持
体との接合作業の後加工工程の滞りを防止することがで
きるとともに、接着剤層の位置ずれが生じにくく、印字
品質が高い高精度の画像を形成することができる。
【図1】 この発明の第1の実施例のイオンカ−トリッ
ジシートの取付け状態を示す要部の縦断面図。
ジシートの取付け状態を示す要部の縦断面図。
【図2】 イオンカ−トリッジシ−トを支持体に取付け
た状態を示す斜視図。
た状態を示す斜視図。
【図3】 イオンフロー静電記録ヘッドの製造工程を示
すもので、(A)は誘電体層の積層状態を示す縦断面
図、(B)は第2電極の積層状態を示す縦断面図、
(C)は絶縁体層および第3電極を順次積層させた状態
を示す縦断面図。
すもので、(A)は誘電体層の積層状態を示す縦断面
図、(B)は第2電極の積層状態を示す縦断面図、
(C)は絶縁体層および第3電極を順次積層させた状態
を示す縦断面図。
【図4】 支持体の溝部を示す斜視図。
【図5】 イオンカ−トリッジシ−トの絶縁体層裏面の
粘着剤貼着基準ラインを示す斜視図。
粘着剤貼着基準ラインを示す斜視図。
【図6】 イオンフロー静電記録ヘッドの概略構成を示
すもので、(A)は要部の斜視図、(B)は同縦断面
図。
すもので、(A)は要部の斜視図、(B)は同縦断面
図。
1S…イオンカ−トリッジシ−ト,2…イオン発生部,
3…イオン流制御部,4…第1電極,5…第2電極,5
a,8a,9a…開口部,6…誘電体層,7…絶縁基
板,8…第3電極,9…絶縁体層,11…イオン流通過
口,21…支持体,25…接着部。
3…イオン流制御部,4…第1電極,5…第2電極,5
a,8a,9a…開口部,6…誘電体層,7…絶縁基
板,8…第3電極,9…絶縁体層,11…イオン流通過
口,21…支持体,25…接着部。
Claims (1)
- 【請求項1】 絶縁基板上に同方向に略平行に並設され
た複数の第1電極と、これらの第1電極の延設方向と異
なる方向に延設され、前記第1電極とともにマトリック
スを構成し、かつこのマトリックスと対応する部位に開
口部が形成された複数の第2電極と、前記第2電極に対
して前記第1電極とは反対側に配置され、前記マトリッ
クスと対応する部位にイオン流通過用の開口部が形成さ
れた第3電極と、前記第1電極と第2電極との間に配設
された誘電体層と、前記第2電極と第3電極との間に配
設され、前記マトリックスと対応する部位にイオン流通
過用の開口部が形成された絶縁体層とを備えたイオンカ
−トリッジシ−トが形成されるとともに、このイオンカ
−トリッジシ−トがプリンタ本体に装着される支持体に
固定される静電記録装置において、前記イオンカ−トリ
ッジシ−トの絶縁基板と前記支持体との間にアクリル系
接着剤によって形成される接着部を設けたことを特徴と
する静電記録装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22906191A JPH0564918A (ja) | 1991-09-09 | 1991-09-09 | 静電記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22906191A JPH0564918A (ja) | 1991-09-09 | 1991-09-09 | 静電記録装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0564918A true JPH0564918A (ja) | 1993-03-19 |
Family
ID=16886129
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22906191A Withdrawn JPH0564918A (ja) | 1991-09-09 | 1991-09-09 | 静電記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0564918A (ja) |
-
1991
- 1991-09-09 JP JP22906191A patent/JPH0564918A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19981203 |