JPH056553B2 - - Google Patents

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JPH056553B2
JPH056553B2 JP3023185A JP3023185A JPH056553B2 JP H056553 B2 JPH056553 B2 JP H056553B2 JP 3023185 A JP3023185 A JP 3023185A JP 3023185 A JP3023185 A JP 3023185A JP H056553 B2 JPH056553 B2 JP H056553B2
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JP
Japan
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weight
phosphatidylcholine
porous resin
phosphatide
column
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP3023185A
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English (en)
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JPS61191689A (ja
Inventor
Hiroshi Akyama
Toshihiko Yamagishi
Tooru Ikeda
Mayumi Sekine
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nisshin Seifun Group Inc
Original Assignee
Nisshin Seifun Group Inc
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Application filed by Nisshin Seifun Group Inc filed Critical Nisshin Seifun Group Inc
Priority to JP3023185A priority Critical patent/JPS61191689A/ja
Publication of JPS61191689A publication Critical patent/JPS61191689A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はホスフアチジルコリンの製造方法に関
する。
ホスフアチドは、食品、化粧品及び医薬品に広
く用いられてきており、その中で殊に油を含有し
ていない高純度のホスフアチジルコリンは医薬品
として特に必要とされている。
〔従来の技術〕
高純度のホスフアチジルコリンを得るには、粗
ホスフアチドをアセトン及びアルコール特に含水
エタノールによる処理により脱油することが行わ
れている(例えば特公昭59−51253号参照)。
これらの処理により得られた脱油粗ホスフアチ
ドをさらに精製するために、従来から種々の方法
が採用されてきた。例えば酸化アルミナを用いる
クロマトグラフイ処理があるが(ドイツ特許第
1617679号及び同第1617680号参照)、トリグリセ
リドの分離が困難でありその上用いた酸化アルミ
ナの再生使用が行われ難いという欠点がある。一
方、シリカゲルを用いるクロマトグラフイ処理も
行われている。この際、溶離液にアンモニア性ア
ルコールを用いているが、脱着が難しく又回収率
も低い。またはカラムの内部を約60〜90℃に加熱
しなければならず、処理が容易でない。そしてこ
れらのクロマトグラフイ処理では高純度のホスフ
アチジルコリンを得ることが難しい。又、多孔性
樹脂を用いたクロマトグラフイ処理はホスフアチ
ジルコリンと他の成分との分離が難しく、何回も
精製処理を繰り返す必要があつた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は、多孔性樹脂を用いるクロマトグラフ
イによりホスフアチジルコリンを合理的に精製す
ることにある。
〔問題点を解決するための手段〕
発明者らは脱油粗ホスフアチドのアセチル化を
行うと、ホスフアチジルコリン以外の不純物即ち
長鎖のアルコール等がアセチル化され、その結
果、多孔性樹脂のカラムクロマトグラフイにより
ホスフアチジルコリンとの分離が容易に行われる
ことを見出した。
即ち、本発明はアセトン及びアルコール処理を
した脱油粗ホスフアチドをアセチル化し、得られ
る反応生成物を多孔性樹脂を用いるクロマトグラ
フイにより精製処理を行うホスフアチジルコリン
の製造方法に関する。
本発明において用いられる粗ホスフアチドは例
えば大豆、落花生、ヒマワリ又はナタネなどの種
子の如き植物から得られ、これらは約50〜60重量
%のホスフアチド、約30〜40重量%の中性油及び
遊離脂肪酸、約5〜10重量%の単糖類、二糖類又
は多糖類、そして約1〜2重量%のステロール、
ワツクス、アミノ酸及びペプチドよりなる。これ
は、中性油及び遊離脂肪酸を含有しているので、
これらを除去する必要があるため、アセトン処理
(例えば米国特許第3268335号参照)及びアルコー
ル例えばエタノール処理(例えば米国特許第
2945869号、同第2724649号参照)を行う。これら
の処理は、種々の方法で行われるが、例えば室温
で溶媒を加え撹拌することにより行われる。得ら
れた脱油粗ホスフアチドの組成の例としては、ホ
スフアチジルコリン40〜50重量%、ホスフアチジ
ルエタノールアミン25〜30重量%、その他20〜35
重量%あるいはホスフアチジルコリン50〜60重量
%、ホスフアチジルエタノールアミン25〜30重量
%、その他10〜25重量%またさらにはホスフアチ
ジルコリン15〜25重量%、ホスフアチジルエタノ
ールアミン15〜20重量%、イノシトール15〜20重
量%、その他35〜55重量%等がある。
本発明では上述の脱油粗ホスフアチドをアセチ
ル化する。アセチル化は、従来行われているアセ
チル化方法で行うことが出来る。例えばアセチル
化剤として無水酢酸を用い少量のトリエチルアミ
ンの存在下で行う。無水酢酸の量は脱油粗ホスフ
アチドに対して約1〜3重量倍好ましくは1.2〜
2.5重量倍であり、反応は脱油粗ホスフアチドを
有機溶媒例えばn−ヘキサンに溶解し、室温又は
室温よりやや高い温度で行われる。
アセチル化した反応生成物を含水有機溶媒例え
ばメタノール又はエタノールに溶解し、多孔性樹
脂を充填したカラムに通す。用いられる多孔性樹
脂は、例えばスチレンとジビニルベンゼンとの共
重合体よりなり商品名としてはHP−20(三菱化
成(株)社製)などが知られている。カラムには、反
応生成物の溶解に使用した含水有機溶媒もしくは
それより若干含水量の多い有機溶媒で多孔性樹脂
を予め充填しておき前記のアセチル化物をカラム
に仕込む。
カラムの展開溶出は、当初比較的含水量の高い
例えば含水量10%近い有機溶媒を供給し初溜分と
して不純物を除去する。この際アセチル化時の試
薬を除去することなく反応液全体を濃縮したアセ
チル化物であつても、初溜分としてこれらの不純
物を除去し得る。ホスフアチジルコリンを含む所
謂本溜区分は凡ね含水率3〜5%程度の溜分とし
て得られる。得られた本溜溶離液を集め濃縮する
と高純度例えば100重量%のホスフアチジルコリ
ンを高回収率で得ることが出来る。
〔効果〕
本発明によれば、多孔性樹脂を用いてホスフア
チジルコリンと溶離が、溶離液の含水量を変化す
るだけで容易に行うことが出来、しかも高純度の
ホスフアチジルコリンを高い収量で得る。
又、多孔性樹脂を用いる処理が加熱することな
く、室温で行うことが出来る。その上、使用した
多孔性樹脂は、何等特殊な方法を行うことなく、
再生して繰返し用いることが、出来る。
次に、実施例を示す。
〔実施例〕
実施例 1 (A) 粗ホスフアチド(ホスフアチジルコリン含有
率60重量%、ホスフアチジルエタノールアミン
28%、リゾレシチンその他12%(うち油脂分1
%以下))1.77gをn−ヘキサン20ml溶液とし、
無水酢酸2.3gを加え、氷冷下撹拌しながらト
リエチルアミン0.3gを滴下させた。滴下終了
後、室温で2時間撹拌を続けた後n−ヘキサ
ン、過剰の無水酢酸、トリエチルアミンを減圧
下50℃以下にて留去し、アセチル化ホスフアチ
ド2.83gを得た。
(A)で得られたアセチル化ホスフアチド2.83gを
含水量15容積%のメタノール溶液9mlに溶解し、
カラム上においた。
カラムは内径2.2cm、高さ20cmになる様に多孔
性樹脂(スチレン・ジビニルベンゼン共樹脂)
(HP−20)をあらかじめ上記と同様な含水メタ
ノール溶液を使つて充填しておいた。含水量を15
容量%から5容量%迄、段階的に減少させて溶出
した。5容量%含水メタノールでの溶出液1.2
を集め、50℃以下で濃縮すると淡黄色ワツクス
0.70g(ホスフアチジルコリン含有率100重量%、
ホスフアチジルコリン精製回収率65.8重量%)を
得た。
実施例 2 実施例1(A)で得られたアセチル化ホスフアチド
2.83gを含水量18容積%のエタノール溶液9mlに
溶解し、カラム上においた。
カラムは内径2.2cm、高さ20cmになる様に多孔
性樹脂(HP−20)(スチレンとジビニルベンゼ
ン共樹脂)をあらかじめ上記と同様な含水メタノ
ール溶液を使つて充填しておいた。含水量を18容
量%から10容量%迄、段階的に減少させて溶出し
た。10容量%含水メタノールでの溶出液300mlを
集め、50℃以下で濃縮すると淡黄色ワツクス0.56
g(ホスフアチジルコリン含有率100重量%、ホ
スフアチジルコリン精製回収率52.6重量%)を得
た。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 アセトン及びアルコール処理をした脱油粗ホ
    スフアチドをアセチル化し、得られた反応生成物
    を多孔性樹脂を用いるクロマトグラフイにより精
    製処理することを特徴とするホスフアチジルコリ
    ンを製造方法。
JP3023185A 1985-02-20 1985-02-20 ホスフアチジルコリンの製造方法 Granted JPS61191689A (ja)

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JP3023185A JPS61191689A (ja) 1985-02-20 1985-02-20 ホスフアチジルコリンの製造方法

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Publication Number Publication Date
JPS61191689A JPS61191689A (ja) 1986-08-26
JPH056553B2 true JPH056553B2 (ja) 1993-01-26

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