JPH0565621B2 - - Google Patents

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JPH0565621B2
JPH0565621B2 JP2002349A JP234990A JPH0565621B2 JP H0565621 B2 JPH0565621 B2 JP H0565621B2 JP 2002349 A JP2002349 A JP 2002349A JP 234990 A JP234990 A JP 234990A JP H0565621 B2 JPH0565621 B2 JP H0565621B2
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JP
Japan
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polyurethane
fiber
sheet
fibers
compound
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JP2002349A
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JPH03206178A (ja
Inventor
Eiichi Hirata
Katsuyuki Suzuki
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Emori Shoji Kk
Original Assignee
Emori Shoji Kk
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Publication date
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は、耐光性および耐熱性の秀れた繊維複
合体シート、並びにその染色物の耐光・耐熱性を
強化する処理方法に関する。 〔従来の技術および解決すべき問題点〕 周知のとおり、自動車内装材、カーテン等のイ
ンテリア製品については、非常に高度の耐光性・
耐熱性が要求される。ところが、これら自動車内
装品、インテリア製品の素材として用いられる繊
維複合体シートであるところの、極細繊維を用い
たシートは一般的に耐光性が良くなく、さらにポ
リアミド系繊維を用いたものにあつては耐熱性
(例えば、光・熱に対する脆化、黄化の問題)も
弱いという問題があつた。特に、最近では極細繊
維の製造技術が進歩して単糸デニールが0.1μ以下
の直径(0.0009デニール)の超極細繊維まで提供
されるようになつたため、これらの繊維構造物が
対する耐光性・耐熱性強化技術の開発が切実にな
つてきたのである。 しかして、ここに言う繊維シートとは、編物・
織物、不織布等の布帛類を示し、繊維シートを構
成する素材は限定されないが、ポリエステル系繊
維やポリアミド系繊維が主体である。これら繊維
シートの素材となる極細繊維は、高分子相互配列
体繊維(繊維一本の中に極細繊維を多数埋め込ん
だ形態で紡糸し、当該母体繊維を組成する成分の
一つを除去することによつて得た繊維束を解ぐし
たもの)とか、剥離型複合繊維(多成分を張り合
わせ状に紡糸し、後でバラバラに剥離したもの)
とか、その他特殊ポリマーブレンド型等の各種複
合繊維の極細化、スーパードロー法などの公知の
方法によつて得られる。 しかして、これまでの繊維複合体シートにあつ
ては、日光による変・褪色の防止や耐久性の強化
などの点より、ポリウレタンにその耐候安定剤、
紫外線安定剤、または光安定剤、酸化防止剤等、
(下記化合物またはその誘導体)を併用すること
によつて、ポリウレタンの特性を改良する手段が
採られていた。 (a) ベンゾトリアゾール系化合物 (b) ベンゾフエノン系化合物 (c) ピペリジン系化合物 (d) 酸化防止剤 しかしながら、これらの処理剤を用いる従来方
法では、実用上満足できる効果が得られず、これ
らの繊維複合体シートを自動車内装材、家具、カ
ーテン等インテリア製品に適用することは問題が
あつたのである。 〔問題を解決するために採用した手段〕 本発明者が上記技術的課題を解決するために採
用した手段は次のとおりである。 即ち、本発明は、繊維シート(染色された繊維
シートを含む)からなる繊維複合体に、ポリウレ
タンを含浸、又は塗布させるにあたり、更に前記
ポリウレタン中に、次の(1)式及び/又は(2)式によ
り特定される化学構造の化合物を含有させて用い
るという処理手段を用いることを要旨とするもの
である。 本発明について注釈を加えると、 本発明において繊維シートとは、編物、織物、
不織布等の布帛類をいう。しかして、当該繊維シ
ートを組成する繊維素材は特に限定はされない
が、ポリエステル系繊維、ポリアミド系繊維、ポ
リエステル繊維とポリアミド繊維との複合繊維で
あり、特に0.9デニール以下、さらには0.0009デ
ニール以下の極細繊維が立毛を形成するように用
いたもので、その極細繊維は、海島型剥離分割
型、特殊ポリマーブレンド型等の各種複合繊維の
極細化、スーパードロー法などの公知の方方によ
つて得られたものを用いた場合に好適である。 次に、上記(1)(2)の化合物(その誘導体)を上記
繊維シート(染色物を含む)に含有させる方法と
しては、本発明では、繊維シートにポリウレタン
の溶液あるいは分散液を含浸または塗付するとい
う方法を採ることが出来る。 上記化合物のうち、最も好ましいものは、ヒド
ロフタルイミドメチル基含有のベンゾトリアゾー
ル誘導体である。 (1)式に属するものは、 2−{2′−hydroxy−3′−(3″.4″.5″.6″−tetr
a
hydrophtalimide methyl)−5′−methyl phenyl}
−benzotriazoleであり、 (2)式に属するものは、 1,1,1′,1′−テトラメチル−4,4′−(メチ
レンジ−p−フエニレン)ジセミカルバジドであ
る。これらの化合物は、ポリウレタンの生成反応
中に加えてもよいし、反応後加えて混合してもよ
い。添加量は、ポリウレタン固形分に対して、
0.3〜5.0重量部が好ましい。 次に、本発明で用いるポリウレタンとしては、
従来周知の成分のものでよく特に指定されるもの
ではない。またポリウレタンの溶剤としては、ジ
メチルホルムアミドが一般的であるが、これも特
に指定されるものではない。上記化学式(1)(2)で特
定される化合物を含有するところのポリウレタン
の溶液若しくは分散液は、乾式又は湿式法によつ
て固定または凝固するけれども、風合いが良く、
該化合物のブリードアウトが少ないという点から
考えると、湿式凝固法が優れているものと云え
る。 このようにポリウレタンを含浸させた後は、必
要に応じてバフイング等の超毛処理を施すなどし
て常法に従つてスエード調人工皮革などの目的に
応じた複合体シートとする。 本発明者は、このようにして得た種々の複合体
シートを染色し、その耐光性・耐熱性等を評価
し、例えば自動車内装材としての適用性を検討し
た結果優れた効果のあることを確認した。 また、本発明者は、染色した繊維シートに上記
化学式(1)および(2)で特定される化合物を含んだポ
リウレタンを含浸させた複合体シートについても
優れた耐光性・耐熱性効果を得ることを確認する
ことができた。 本発明によつて得られる効果を纏めると、次の
とおりである。 (1) ポリウレタンの安定性が向上した。(光・熱
による黄化なし) (2) ポリウレタンに耐光・耐熱・耐ガス性を付与
する。 (3) 染色した複合体シートの耐光堅牢度・耐熱安
定性が非常に良好となる。 (4) 本発明の化合物I・はジメチルホルムアミ
ド等の溶剤によく溶け均一に混しやすい。 (5) 湿式凝固時に溶出しない。 (6) 染色(120〜130℃)および還元洗浄(アルカ
リ)に耐え、その効果を失なわない。 〔実施例〕 以下、本発明の作用効果を実施例に基いて説明
する。なお、本発明の有効性は、以下の実施例に
おける工程および条件によつて限定されたり、制
約を受けたりするものではない。 実施例 繊維素材としては、剥離分割型(ポリエステル
繊維・ポリアミド繊維=70:30)、複合繊維(単
糸デニール=0.13)を用い、次の工程で加工し
た。 原糸→編成→起毛→分割収縮処理→乾燥→ヒー
トセツト→染色→還元洗浄→乾燥→PVA処理→
ポリウレタン含浸→脱溶剤・脱PAV→乾燥→バ
フイング→洗浄→脱水・乾燥→仕上セツト 本発明の特徴は、ポリウレタン含浸及び染色工
程にあり、その工程条件は詳細に記す、、その他
の工程詳細については省略する。 まず、原糸→編成→起毛→分割収縮→乾燥→ヒ
ートセツトされた資料を、次のような条件で染色
した。なお、染色工程における使用染料は、本件
出願人がカーシート用の分散料として開発したも
のを用いた。 染色処方: HARMONY−LIGHT YELLOW R
0.88%(o.w.f) HARMONY−LIGHT RED G 2.15%(o.w.f) HARMONY−LIGHT BLUE G conc
2.45%(o.w.f) SUNSOLT RM−340 0.50g/ CH3COOH 0.40g/ 染色条件:浴比1:20 125℃×45min. 還元洗浄: NaOH(36゜Be′) 1.0g/ SUNMORL RC−700 1.0g/ HYDROSULFITE 2.0g/ (80℃×20min.水洗・乾燥) 次に、染色→還元洗浄→水洗・乾燥した試料に
ケン化度が約88%のポリビニールアルコールの10
%溶液を含浸付与し、乾燥した。このポリビニー
ルアルコールを含浸付与した試料を、次の各条件
にてポリウレタン含浸を行つた。 このとき、未染色試料についても同一の試験を
行つた。
【ポリウレタン含浸処方】
(1) (2) *ポリウレタン 100部 100部 ピークロン700(浸透剤) 3 3 本発明の化合物 3 1.5 本発明の化合物 − 1.5 ジメチルホルムアミド 194 194 *ポリオール成分が、ポリカプロラクトン、ジイ
ソシアネート成分が、4,4′−ジフエニルメタ
ンジイソシアネート、鎖伸長剤がエチレングリ
コールから成るポリウレタン。 上記溶液を固形分15%含浸付与し、水溶凝固、
脱ジメチルホルムアミド、脱ポリビニールアルコ
ールの加工を行つた。 次に、乾燥→バフイング→洗浄・乾燥→ブラツ
シングを行い製品とした。 本発明で得られた製品は、非常に優れた耐光
性・耐熱性・耐脆化性を得ることができ、自動車
内装材・家具・カーテン用としての対応に十分応
えることができる。 そこで次に、本発明の上記実施例に係る製品
と比較品の特性を表に示す。
【表】 なお、上表中の比較品(a)(b)(c)および(d)は、先に
従来品として掲げた(a)のベンゾトリアゾール系化
合物、(b)のベンゾフエノン系化合物、(c)のピペリ
ジン系化合物、および(d)の酸化防止剤に各々対応
する。 特性評価方法: (1) 染色品の耐光性は、高温フエド・オ・メータ
ー83℃×200時間照射(10mmウレタンフオーム
添付)、判定はグレースケールにて評価した。 (2) 未染色品の耐光性は、(1)と同様の方法で行
い、その黄変度を評価した。 (3) 製品の脆化度は、(1)・(2)の照射部分を磨耗し
て、その脆化度をみた。 実施例 繊維素材としては、海島型(海成分がポリスチ
レン、島成分がポリエチレンテレフタレート)原
綿を用い、次のような工程で加工した。 原稿→フエルト→収縮PVA処理→脱海→実施
例に準じポリウレタン含浸→脱溶剤・脱PVA
→乾燥→バフイング→染色→還元洗浄→乾燥→ブ
ラツシング(製品完成) 本実施例で得られた製品の特性は、実施例と
同様非常に優れた効果を得ることができ、本発明
は多くの点で極めて優れた人工皮革(スエード調
複合体シート)であつた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 繊維シートにポリウレタンを含浸または塗布
    させて成る繊維複合体であつて、更に同ポリウレ
    タンが、次式で特定される化学構造 を有する化合物を含むことを特徴とした繊維複合
    体シート。 2 繊維シートにポリウレタンが含浸または塗布
    させてなる繊維複合体であつて、更に同ポリウレ
    タンが、次式で特定される化学構造 を有する化合物を含むことを特徴とした繊維複合
    体シート。 3 繊維シート、または染色された繊維シートに
    ポリウレタンを含浸または塗布するに際し、この
    ポリウレタンに、 上記(1)式および(2)式をもつて特定される化合物
    を併存して含有させることを特徴とする繊維複合
    体染色物の耐光・耐熱性強化処理方法。
JP234990A 1990-01-08 1990-01-08 繊維複合体シート、およびその染色物の耐光・耐熱性強化処理方法 Granted JPH03206178A (ja)

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JP234990A JPH03206178A (ja) 1990-01-08 1990-01-08 繊維複合体シート、およびその染色物の耐光・耐熱性強化処理方法

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JPS5530991B2 (ja) * 1973-05-22 1980-08-14
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JPH0696808B2 (ja) * 1986-08-20 1994-11-30 株式会社クラレ 耐光性の改良されたポリエステル成型物及びその製造法

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