JPH0566683B2 - - Google Patents
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- JPH0566683B2 JPH0566683B2 JP61059040A JP5904086A JPH0566683B2 JP H0566683 B2 JPH0566683 B2 JP H0566683B2 JP 61059040 A JP61059040 A JP 61059040A JP 5904086 A JP5904086 A JP 5904086A JP H0566683 B2 JPH0566683 B2 JP H0566683B2
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- Japan
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- conductive
- solution
- powder
- metal
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Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はプラスチツクス等に対する補強効果が
優れ、導電性複合材料、塗料、インキ等に利用出
来る導電性雲母及びその製造法に関する。
優れ、導電性複合材料、塗料、インキ等に利用出
来る導電性雲母及びその製造法に関する。
(従来の技術)
近年、エレクトロニクス産業の著しい発展に伴
い、関連材料としての導電性材料の開発が望まれ
ている。雲母質粉末は層状構造を有し、且つ耐熱
性の優れたものではあるが電気絶縁性であり、導
電性補強材への改質が望まれていたが、適した手
段がなく、無電解メツキ法による導電化が試みら
れつつあるのが現状である。
い、関連材料としての導電性材料の開発が望まれ
ている。雲母質粉末は層状構造を有し、且つ耐熱
性の優れたものではあるが電気絶縁性であり、導
電性補強材への改質が望まれていたが、適した手
段がなく、無電解メツキ法による導電化が試みら
れつつあるのが現状である。
(発明が解決しようとする問題点)
本発明の目的は耐熱性が優れ、白色又は淡彩色
の導電性雲母及びその有利な製造を提供すること
にある。
の導電性雲母及びその有利な製造を提供すること
にある。
(問題点を解決するための手段)
本発明は雲母質粉末の表面を、アンチモン、イ
ンジウム及びニオブからなる金属群の1種又は2
種以上の混合物を0.1〜20重量%含有し、残りが
実質的に酸化錫からなる被覆層で、全組成の5〜
70重量%を被覆してなる導電性雲母及びその製造
法に係る。
ンジウム及びニオブからなる金属群の1種又は2
種以上の混合物を0.1〜20重量%含有し、残りが
実質的に酸化錫からなる被覆層で、全組成の5〜
70重量%を被覆してなる導電性雲母及びその製造
法に係る。
本発明において雲母質は、一般式X0.5〜1.0
Y2〜3Z4O10(A)2で表わされる。式中Xとしては
Na+、K+、Ca2+、Ba2+、Bb2+、Sr2+;Yとして
はMg2+、Fe2+、Ni2+、Mn2+、Al3+、Fe3+、
Li+;ZとしてはSi4+、Ge4+、Al3+、Fe3+、B3+
等が例示され、Aは弗素又は水酸基を示す。具体
的には白雲母、ソーダ雲母、金雲母、黒雲母、鱗
雲母等の天然鉱物及びフツ素金雲母、フツ素四ケ
イ素雲母、テニオライト等の合成雲母等が例示さ
れる。尚、本発明では上述した雲母質は1種又は
2種以上の混合物として利用出来、更にはこれら
雲母質にアンモニア、有機質アミン、その他任意
の成分を吸着または層間に導入したものであつて
も良い。
Y2〜3Z4O10(A)2で表わされる。式中Xとしては
Na+、K+、Ca2+、Ba2+、Bb2+、Sr2+;Yとして
はMg2+、Fe2+、Ni2+、Mn2+、Al3+、Fe3+、
Li+;ZとしてはSi4+、Ge4+、Al3+、Fe3+、B3+
等が例示され、Aは弗素又は水酸基を示す。具体
的には白雲母、ソーダ雲母、金雲母、黒雲母、鱗
雲母等の天然鉱物及びフツ素金雲母、フツ素四ケ
イ素雲母、テニオライト等の合成雲母等が例示さ
れる。尚、本発明では上述した雲母質は1種又は
2種以上の混合物として利用出来、更にはこれら
雲母質にアンモニア、有機質アミン、その他任意
の成分を吸着または層間に導入したものであつて
も良い。
本発明において雲母質として白雲母、金雲母系
雲母質を用いると、白色の導電性雲母が得られ、
後利用性が優れている。
雲母質を用いると、白色の導電性雲母が得られ、
後利用性が優れている。
本発明で雲母質粉末は任意の粒度のもので良い
が、細かすぎると補強性が乏しく、逆に大きすぎ
ると複合材料とした時に不均質性が増し、又、表
面が粗くなる等の弊害が生じるので、約2μm〜
30mm程度の粒度が好まく、約10μm〜10mm程度の
粒度のものが特に好ましい。
が、細かすぎると補強性が乏しく、逆に大きすぎ
ると複合材料とした時に不均質性が増し、又、表
面が粗くなる等の弊害が生じるので、約2μm〜
30mm程度の粒度が好まく、約10μm〜10mm程度の
粒度のものが特に好ましい。
本発明の導電性雲母は雲母質粉末の水分散液
に、錫化合物、及びアンチモン、インジウム及び
ニオブからなる金属群の1種又は2種以上からな
る金属化合物(以下、単に金属化合物と略す)を
それぞれ溶液状態で添加し、次いで不溶物を分離
し、これを熱処理することにより得られる。
に、錫化合物、及びアンチモン、インジウム及び
ニオブからなる金属群の1種又は2種以上からな
る金属化合物(以下、単に金属化合物と略す)を
それぞれ溶液状態で添加し、次いで不溶物を分離
し、これを熱処理することにより得られる。
本発明の錫化合物及び金属化合物としては、水
又水溶液有機質溶媒に可溶のものであれば良く、
例えばハロゲン化塩、酸化物等の酸又はアルカリ
性で水に可溶なもの及び金属アルコラート、金属
アセチルアセトナート等の水溶性有機質溶媒に可
溶のものを例示できる。
又水溶液有機質溶媒に可溶のものであれば良く、
例えばハロゲン化塩、酸化物等の酸又はアルカリ
性で水に可溶なもの及び金属アルコラート、金属
アセチルアセトナート等の水溶性有機質溶媒に可
溶のものを例示できる。
具体的にはSnCl2、SnCl4、SbCl3、SbCl5、
InCl3、NbCl3、スズ酸ナトリウム、酸化スズ、
酸化アンチモン、酸化ニオブ等の水可溶性化合物
及び、スズ、アンチモン、インジウム、ニオブの
メチレート、エチレート、プロピオネート、ブチ
レート及びアセチルイアセトネート等の水溶性有
機質溶媒に可溶な化合物が挙げられる。
InCl3、NbCl3、スズ酸ナトリウム、酸化スズ、
酸化アンチモン、酸化ニオブ等の水可溶性化合物
及び、スズ、アンチモン、インジウム、ニオブの
メチレート、エチレート、プロピオネート、ブチ
レート及びアセチルイアセトネート等の水溶性有
機質溶媒に可溶な化合物が挙げられる。
これらの錫化合物及び金属化合物は労働安全
性、省資源等の観点から水溶液として使用するこ
とが望ましいが、水溶性有機溶媒、例えば炭素数
3以下のアルコール類、アセトン、エチレングリ
コール、プロピレングリコール、ポリエチレング
リコール、ポリプロピレングリコール、ポリオキ
シエチレン−オキシプロピレンブロツク共重合
体、ジオキサン、グリセリン、メチルセロソル
ブ、エチルセロソルブ、ブチルセロソルブ、メチ
ルセロソルブアセテート、エチルセロソルブアセ
テート、ブチルセロソルブアセテート、ジアセト
ンアルコール、アセチルアセトネート等の1種又
は2種以上の混合溶媒、更にはこれらの水溶液が
挙げられる。
性、省資源等の観点から水溶液として使用するこ
とが望ましいが、水溶性有機溶媒、例えば炭素数
3以下のアルコール類、アセトン、エチレングリ
コール、プロピレングリコール、ポリエチレング
リコール、ポリプロピレングリコール、ポリオキ
シエチレン−オキシプロピレンブロツク共重合
体、ジオキサン、グリセリン、メチルセロソル
ブ、エチルセロソルブ、ブチルセロソルブ、メチ
ルセロソルブアセテート、エチルセロソルブアセ
テート、ブチルセロソルブアセテート、ジアセト
ンアルコール、アセチルアセトネート等の1種又
は2種以上の混合溶媒、更にはこれらの水溶液が
挙げられる。
尚、本発明では錫化合物と金属化合物を別々に
溶解した溶液、又は錫化合物と金属化合物を同時
に溶解した溶液のいずれをも使用出来る。
溶解した溶液、又は錫化合物と金属化合物を同時
に溶解した溶液のいずれをも使用出来る。
雲母質粉末の水分散液の調整にあたつては、見
掛濃度が約0.01〜50%(重量%、以下同様)、好
ましくいは約0.1〜30%となるようにする。
掛濃度が約0.01〜50%(重量%、以下同様)、好
ましくいは約0.1〜30%となるようにする。
雲母質粉末の水分散液に添加される錫化合物及
び金属化合物溶液の濃度も自由に選定できるが、
濃度が低すぎると液量が多くなつて取扱いに不便
であり、生産性も低下する。反対に溶解度以上の
錫化合物及び金属化合物を添加した溶液を用いた
場合には、これら化合物の加水分解物の雲母質粉
末への沈着が不均一になり、目的の導電性雲母粉
末の導電性にバラツキを生じる恐れがある。
び金属化合物溶液の濃度も自由に選定できるが、
濃度が低すぎると液量が多くなつて取扱いに不便
であり、生産性も低下する。反対に溶解度以上の
錫化合物及び金属化合物を添加した溶液を用いた
場合には、これら化合物の加水分解物の雲母質粉
末への沈着が不均一になり、目的の導電性雲母粉
末の導電性にバラツキを生じる恐れがある。
本発明において雲母質粉末の表面の被覆層の成
分はアンチモン、インジウム及びニオブからなる
金属群の1種又は2種以上の混合物を0.1〜20%
含有し、残りが実質的に酸化錫から構成される。
Sb、In、Nbの被覆層中での含有量が0.1%未満で
はドーピング効果に乏しく高導電性が望めない。
また上限においては本来特に制限されるものでは
ないが、20%を越えると灰色又は青色を帯びた有
彩色となり、白度が低下する傾向があり、白色導
電材料としての利用価値が低下し、且つ一般に高
価になりやすく産業利用性が低下する。
分はアンチモン、インジウム及びニオブからなる
金属群の1種又は2種以上の混合物を0.1〜20%
含有し、残りが実質的に酸化錫から構成される。
Sb、In、Nbの被覆層中での含有量が0.1%未満で
はドーピング効果に乏しく高導電性が望めない。
また上限においては本来特に制限されるものでは
ないが、20%を越えると灰色又は青色を帯びた有
彩色となり、白度が低下する傾向があり、白色導
電材料としての利用価値が低下し、且つ一般に高
価になりやすく産業利用性が低下する。
雲母質粉末の表面の被覆量としては、被覆量が
少なすぎると均質に被覆出来ず導電性が発現しな
かつたり、低導電性となり、逆に多すぎても実質
的に有効な導電性被覆層があれば良いので、一層
の導電性が期待出来ず、更には粒状物が付着し均
質性が低下し、雲母質本来の形状特性が低減しや
すいため、被覆層は全体割合として約5〜70%の
範囲が好ましい。
少なすぎると均質に被覆出来ず導電性が発現しな
かつたり、低導電性となり、逆に多すぎても実質
的に有効な導電性被覆層があれば良いので、一層
の導電性が期待出来ず、更には粒状物が付着し均
質性が低下し、雲母質本来の形状特性が低減しや
すいため、被覆層は全体割合として約5〜70%の
範囲が好ましい。
雲母質粉末の水分散液に錫化合物及び金属化合
物溶液(以下、両金属化合物溶液と略す)を添加
する方法としては、両金属化合物が加水分解を生
じる条件に調整する必要がある。
物溶液(以下、両金属化合物溶液と略す)を添加
する方法としては、両金属化合物が加水分解を生
じる条件に調整する必要がある。
加水分解する第1の方法としては、錫化合物及
び金属化合物としてアルコラート、アセチルアセ
トネート等の有機質化合物を用い、これらを水溶
液有機質溶媒に溶解したものを雲母質粉末の水分
散液中に添加することにより、錫化合物及び金属
化合物が加水分解され、雲母質粉末の表面に沈積
する。尚、これらの加水分解反応は、加熱下、又
はアルカリ性物質の存在下で促進されるので、雲
母質の水分散液を50℃以上沸点以下に加熱し、反
応を行なうのが好ましい。尚、これらのPH調整剤
としてはアルカリ金属の水酸化物、炭酸塩、硝酸
塩、アンモニア等が使用出来る。
び金属化合物としてアルコラート、アセチルアセ
トネート等の有機質化合物を用い、これらを水溶
液有機質溶媒に溶解したものを雲母質粉末の水分
散液中に添加することにより、錫化合物及び金属
化合物が加水分解され、雲母質粉末の表面に沈積
する。尚、これらの加水分解反応は、加熱下、又
はアルカリ性物質の存在下で促進されるので、雲
母質の水分散液を50℃以上沸点以下に加熱し、反
応を行なうのが好ましい。尚、これらのPH調整剤
としてはアルカリ金属の水酸化物、炭酸塩、硝酸
塩、アンモニア等が使用出来る。
加水分解の第2の方法は、錫化合物及び金属化
合物としてハロゲン化物を用い、これらのアルコ
ール溶液を雲母質粉末の水分散液中に添加する方
法であり、加熱及びアルカリの存在下で加水分解
が促進されるのは第1の方法と同様である。
合物としてハロゲン化物を用い、これらのアルコ
ール溶液を雲母質粉末の水分散液中に添加する方
法であり、加熱及びアルカリの存在下で加水分解
が促進されるのは第1の方法と同様である。
加水分解の第3の方法は、錫化合物及び金属化
合物の水溶液を雲母質粉末の水分散液中に添加す
る方法であり、有機質溶媒を用いない点で労働安
全性、環境衛生、防災、更には経済性の観点から
産業利用性の高い方法である。但し、錫化合物及
び金属化合物は水分と溶解すると加水分解又は変
質するものが多く、安定な水溶液を得にくいこと
が多いが、酸性又はアルカリ性水溶液とすること
により安定な溶液が得られる。特に錫化合物及び
金属化合物のハロゲン化物は塩酸酸性の水溶液中
で安定なので本発明の両金属化合物溶液とするの
に適している。
合物の水溶液を雲母質粉末の水分散液中に添加す
る方法であり、有機質溶媒を用いない点で労働安
全性、環境衛生、防災、更には経済性の観点から
産業利用性の高い方法である。但し、錫化合物及
び金属化合物は水分と溶解すると加水分解又は変
質するものが多く、安定な水溶液を得にくいこと
が多いが、酸性又はアルカリ性水溶液とすること
により安定な溶液が得られる。特に錫化合物及び
金属化合物のハロゲン化物は塩酸酸性の水溶液中
で安定なので本発明の両金属化合物溶液とするの
に適している。
尚、これらの両金属化合物溶液を用いる時、両
金属化合物が酸性溶液であればアルカリ性物質
で、逆にアルカリ性溶液であれば酸性物質で中和
することにより加水分解反応を進行させることが
出来、加熱により加水分解が促進されるのは、第
1及び第2の方法と同様である。
金属化合物が酸性溶液であればアルカリ性物質
で、逆にアルカリ性溶液であれば酸性物質で中和
することにより加水分解反応を進行させることが
出来、加熱により加水分解が促進されるのは、第
1及び第2の方法と同様である。
本発明では、錫化合物の溶液と金属化合物の溶
液の全種全量を混合して同時に添加しても良い
が、沈積層の組成を調整すべく、各々の液を
別々、又は一部混合したものを添加する等、その
添加法には特に制限されない。
液の全種全量を混合して同時に添加しても良い
が、沈積層の組成を調整すべく、各々の液を
別々、又は一部混合したものを添加する等、その
添加法には特に制限されない。
以上の加水分解反応により、錫化合物及び金属
化合物から生成した水不溶性の加水分解物が雲母
質粉末の表面に沈着する。そこでスラリー液中の
固形物を過、デカンテーシヨン又は遠心分離等
の手段を用いて分離し、これを水洗、乾燥させ
る。
化合物から生成した水不溶性の加水分解物が雲母
質粉末の表面に沈着する。そこでスラリー液中の
固形物を過、デカンテーシヨン又は遠心分離等
の手段を用いて分離し、これを水洗、乾燥させ
る。
次いで、目的物の導電性及び安定性を向上させ
るため、約200〜1000℃、好ましくは約400〜800
℃で熱処理する。この熱処理に際し、必要に応じ
還元処理を行なつて導電性を向上させることも出
来る。この還元処理に際しては、水素ガス、アン
モニアガス、一酸化炭素等の還元性ガスを単用又
は併用するか又は前記分離物を炭素粉末の共存又
は混合し不活性ガス雰囲気中で熱処理を行えば良
い。
るため、約200〜1000℃、好ましくは約400〜800
℃で熱処理する。この熱処理に際し、必要に応じ
還元処理を行なつて導電性を向上させることも出
来る。この還元処理に際しては、水素ガス、アン
モニアガス、一酸化炭素等の還元性ガスを単用又
は併用するか又は前記分離物を炭素粉末の共存又
は混合し不活性ガス雰囲気中で熱処理を行えば良
い。
(実施例)
以下に実施例を挙げて説明する。尚、単に%と
あるは重量%を示す。
あるは重量%を示す。
実施例 1
金雲母粉末(60〜200メツシユ通過80%)10g
を水150ml中に分散し、撹拌機にて30分間撹拌し
てスラリー化した。次にこの分散スラリーに2規
定の水酸化カリウム水溶液を加え80℃に加熱し、
この熱スラリー中にテトラブトキシ錫41g、アン
チモン−トリプロポキシド3gを50gのプロパノ
ールに溶解したものを約1時間を要して滴下させ
た。滴下終了後、固形物を取、水洗、乾燥し、
次いで500℃にて2時間加熱して導電性雲母25g
を得た。この導電性雲母は、金雲母の表面が8%
のSbを含むSnO2で均質に被覆され、被覆層は全
組成の60%であり、白色で、100Kgf/cm2の加圧
下で体積抵抗率1.2×103Ω・cmと導電性の良好な
ものであつた。
を水150ml中に分散し、撹拌機にて30分間撹拌し
てスラリー化した。次にこの分散スラリーに2規
定の水酸化カリウム水溶液を加え80℃に加熱し、
この熱スラリー中にテトラブトキシ錫41g、アン
チモン−トリプロポキシド3gを50gのプロパノ
ールに溶解したものを約1時間を要して滴下させ
た。滴下終了後、固形物を取、水洗、乾燥し、
次いで500℃にて2時間加熱して導電性雲母25g
を得た。この導電性雲母は、金雲母の表面が8%
のSbを含むSnO2で均質に被覆され、被覆層は全
組成の60%であり、白色で、100Kgf/cm2の加圧
下で体積抵抗率1.2×103Ω・cmと導電性の良好な
ものであつた。
実施例 2
白雲母粉末(60〜200メツシユ通過80%)10g
を水150ml中に分散し、撹拌機にて30分間撹拌し
てスラリー化した。次にこの分散スラリーを油浴
中にて80℃に加熱し、この熱スラリー中に塩化第
1錫(SnCl2・2H2O)22.5g、SbCl3(4.5g)を
エタノール100mlに溶解した溶液を1時間かけて
滴下させた。滴下終了後、実施例1と同様にして
固形物を取、水洗、乾燥、加熱処理を行い導電
性雲母29gを得た。この導電性雲母は、15.7%の
Sbを含むSnO2で均質に被覆され、被覆層は全組
成の65%であり、白色で100Kgf/cm2の加圧下で
体積抵抗率7.4×102Ω・cmと導電性の良好なもの
であつた。
を水150ml中に分散し、撹拌機にて30分間撹拌し
てスラリー化した。次にこの分散スラリーを油浴
中にて80℃に加熱し、この熱スラリー中に塩化第
1錫(SnCl2・2H2O)22.5g、SbCl3(4.5g)を
エタノール100mlに溶解した溶液を1時間かけて
滴下させた。滴下終了後、実施例1と同様にして
固形物を取、水洗、乾燥、加熱処理を行い導電
性雲母29gを得た。この導電性雲母は、15.7%の
Sbを含むSnO2で均質に被覆され、被覆層は全組
成の65%であり、白色で100Kgf/cm2の加圧下で
体積抵抗率7.4×102Ω・cmと導電性の良好なもの
であつた。
実施例 3
実施例1で用いたのと同じ金雲母粉末を実施例
1と同様に分散しスラリー化した。水にこの分散
スラリーを油浴中にて80℃に加熱した。この熱ス
ラリー中に45%のSnCl2の水溶液27g、SbCl3(2.5
g)を3.7規定の塩酸25mlに溶解した塩化アンチ
モンの塩酸水溶液及び3.7規定の水酸化ナトリウ
ム水溶液75mlの各液を1時間を要して均量づつ同
時に添加後、更に1時間80℃で加熱、熟成後、実
施例1と同様にして固形物を取、水洗、乾燥
し、600℃で1時間加熱し導電性雲母20.5gを得
た。この導電性雲母は12.3%のSbを含むSnO2で
均質に被覆され、被覆層は全組成の51%であり、
白色で体積抵抗率(以下、実施例1と同法で測
定)2.5×102Ω・cmと導電性の良好なものであつ
た。
1と同様に分散しスラリー化した。水にこの分散
スラリーを油浴中にて80℃に加熱した。この熱ス
ラリー中に45%のSnCl2の水溶液27g、SbCl3(2.5
g)を3.7規定の塩酸25mlに溶解した塩化アンチ
モンの塩酸水溶液及び3.7規定の水酸化ナトリウ
ム水溶液75mlの各液を1時間を要して均量づつ同
時に添加後、更に1時間80℃で加熱、熟成後、実
施例1と同様にして固形物を取、水洗、乾燥
し、600℃で1時間加熱し導電性雲母20.5gを得
た。この導電性雲母は12.3%のSbを含むSnO2で
均質に被覆され、被覆層は全組成の51%であり、
白色で体積抵抗率(以下、実施例1と同法で測
定)2.5×102Ω・cmと導電性の良好なものであつ
た。
実施例 4
実施例3において金雲母粉末を合成金雲母〔ト
ピー工業(株)、ダイモナイトPDM−7〕に、焼成
条件を500℃、2時間に変更した以外は実施例3
と同法で行い、実施例3とほぼ同じ組成からなる
被覆層を有し、体積抵抗率3.1×102Ω・cmと導電
性の良好な白色の導電性雲母19.8gを得た。
ピー工業(株)、ダイモナイトPDM−7〕に、焼成
条件を500℃、2時間に変更した以外は実施例3
と同法で行い、実施例3とほぼ同じ組成からなる
被覆層を有し、体積抵抗率3.1×102Ω・cmと導電
性の良好な白色の導電性雲母19.8gを得た。
実施例 5
実施例1で用いた金雲母粉末15gを水100gに
分散、スラリー化後、90℃に加熱して熱スラリー
を得た。次いで3.7規定の塩酸17mlにSbCl3(1.5
g)を溶解したものと、SnCl4の50%水溶液18g
を均質混合した両金属化合物溶液と3.7規定の水
酸化ナトリウム水溶液75mlを定量ポンプを用い、
両液を熱スラリー中に1時間を要して定量的に同
時添加後、更に1時間90℃に保つて熟成後、以下
実施例1と同様に固形物を取、水洗、乾燥し、
700℃で1時間加熱し、導電性雲母21gを得た。
この導電性雲母は13%のSbを含むSnO2で均質に
被覆され、被覆層は全体の29%であり、白色で体
積抵抗率4.1×104Ω・cmの導電性を示した。
分散、スラリー化後、90℃に加熱して熱スラリー
を得た。次いで3.7規定の塩酸17mlにSbCl3(1.5
g)を溶解したものと、SnCl4の50%水溶液18g
を均質混合した両金属化合物溶液と3.7規定の水
酸化ナトリウム水溶液75mlを定量ポンプを用い、
両液を熱スラリー中に1時間を要して定量的に同
時添加後、更に1時間90℃に保つて熟成後、以下
実施例1と同様に固形物を取、水洗、乾燥し、
700℃で1時間加熱し、導電性雲母21gを得た。
この導電性雲母は13%のSbを含むSnO2で均質に
被覆され、被覆層は全体の29%であり、白色で体
積抵抗率4.1×104Ω・cmの導電性を示した。
実施例 6
実施例5において、3.7規定の塩酸35mlにSbCl3
を3g溶解したもの、SnCl2・2H2Oの45%水溶
液35g、3.7規定の水酸化ナトリウムを105ml用い
た以外は同様に行い、導電性雲母27gを得た。こ
の導電性雲母は13%のSbを含むSnC2で均質に被
覆され、被覆層は全体の45%であり、白色で体積
抵抗率7.3×101Ω・cmの導電性を示した。
を3g溶解したもの、SnCl2・2H2Oの45%水溶
液35g、3.7規定の水酸化ナトリウムを105ml用い
た以外は同様に行い、導電性雲母27gを得た。こ
の導電性雲母は13%のSbを含むSnC2で均質に被
覆され、被覆層は全体の45%であり、白色で体積
抵抗率7.3×101Ω・cmの導電性を示した。
実施例 7
実施例6においてSbCl3を同量の塩化インジウ
ム(InCl3)に変更した以外は同様に行い、導電
性雲母20.5gを得た。この導電性雲母は12.5%の
Inを含むSnO2で均質に被覆され、被覆層は全体
の44%であり、白色で体積抵抗率1.2×102Ω・cm
のと導電性を示した。
ム(InCl3)に変更した以外は同様に行い、導電
性雲母20.5gを得た。この導電性雲母は12.5%の
Inを含むSnO2で均質に被覆され、被覆層は全体
の44%であり、白色で体積抵抗率1.2×102Ω・cm
のと導電性を示した。
実施例 8
実施例6において、SbCl3を同量の塩化ニオブ
(NbCl3)に変更した以外は同様に行い、導電性
雲母21gを得た。この導電性雲母は12.5%のNb
を含むSnO2で均質に被覆され、被覆層は全体の
27.5%であり、白色で体積抵抗率1.3×102Ω・cm
であつた。
(NbCl3)に変更した以外は同様に行い、導電性
雲母21gを得た。この導電性雲母は12.5%のNb
を含むSnO2で均質に被覆され、被覆層は全体の
27.5%であり、白色で体積抵抗率1.3×102Ω・cm
であつた。
(発明の効果)
本発明によればプラスチツクス等に対する補強
効果が優れ、導電性塗料、インキ、複合材料等に
適用出来る産業利用上有効な導電性雲母を得るこ
とができる。
効果が優れ、導電性塗料、インキ、複合材料等に
適用出来る産業利用上有効な導電性雲母を得るこ
とができる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 雲母質粉末の表面を、アンチモン、インジウ
ム及びニオブからなる金属群の1種又は2種以上
の混合物を0.1〜20重量%含有し、残りが実質的
に酸化錫からなる被覆層で、全組成の5〜70重量
%を被覆してなる導電性雲母。 2 雲母質粉末の水分散液に、錫化合物、及びア
ンチモン、インジウム及びニオブからなる金属群
の1種又は2種以上からなる金属化合物をそれぞ
れ溶液状態で添加し、次いで不溶物を分離し、こ
れを熱処理することを特徴とする導電性雲母の製
造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5904086A JPS62216105A (ja) | 1986-03-17 | 1986-03-17 | 導電性雲母及びその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5904086A JPS62216105A (ja) | 1986-03-17 | 1986-03-17 | 導電性雲母及びその製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62216105A JPS62216105A (ja) | 1987-09-22 |
| JPH0566683B2 true JPH0566683B2 (ja) | 1993-09-22 |
Family
ID=13101793
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5904086A Granted JPS62216105A (ja) | 1986-03-17 | 1986-03-17 | 導電性雲母及びその製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62216105A (ja) |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5585037A (en) * | 1989-08-02 | 1996-12-17 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Electroconductive composition and process of preparation |
| US5236737A (en) * | 1989-08-02 | 1993-08-17 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Electroconductive composition and process of preparation |
| US5292551A (en) * | 1992-06-29 | 1994-03-08 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Process for producing electroconductive powders |
| EP0648371A1 (en) * | 1992-06-29 | 1995-04-19 | E.I. Du Pont De Nemours And Company | Electroconductive material and process |
| USH1447H (en) * | 1992-11-20 | 1995-06-06 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Coated silica shells |
| US5512094A (en) * | 1992-11-20 | 1996-04-30 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Metal oxide coated silica shells |
| US5364566A (en) * | 1993-02-12 | 1994-11-15 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Process for making electroconductive powders |
| CN100383196C (zh) * | 2006-04-25 | 2008-04-23 | 徐州工业职业技术学院 | 一种利用微乳液技术制备复合导电涂料用导电粒子的方法 |
| WO2011153695A1 (zh) * | 2010-06-09 | 2011-12-15 | 海洋王照明科技股份有限公司 | 导电胶混合物、荧光屏阳极板及其制造方法 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56143443A (en) * | 1980-04-11 | 1981-11-09 | Fuji Photo Film Co Ltd | Electrically conductive support for electrophotographic material |
| JPS6050813A (ja) * | 1983-08-31 | 1985-03-20 | 触媒化成工業株式会社 | プラスチック又は塗料配合用透光性導電性粉末素材 |
| JPS6065724A (ja) * | 1983-09-17 | 1985-04-15 | Mitsubishi Mining & Cement Co Ltd | 酸化錫系微粉体の合成方法 |
-
1986
- 1986-03-17 JP JP5904086A patent/JPS62216105A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62216105A (ja) | 1987-09-22 |
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