JPH0567020B2 - - Google Patents

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JPH0567020B2
JPH0567020B2 JP60294801A JP29480185A JPH0567020B2 JP H0567020 B2 JPH0567020 B2 JP H0567020B2 JP 60294801 A JP60294801 A JP 60294801A JP 29480185 A JP29480185 A JP 29480185A JP H0567020 B2 JPH0567020 B2 JP H0567020B2
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JP
Japan
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film
density
photographic
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photographic film
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Fumio Matsumoto
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) この発明は、写真フイルムを現像する現像機
(以下、フイルム現像機と称することもある)の
現像条件の適・不適をも管理できる写真焼付装置
に関するものである。 (従来の技術) 適正な条件で撮影された写真フイルム(以下、
単にフイルムと称することもある)は、各フイル
ムに対応した適正な現像条件で現像することによ
つて始めて画質の優れた写真を得るための原画フ
イルムとなる。従つて、適正な現像条件を常に得
るように判定し管理を行う必要がある。 従来は、この現像条件の管理を以下図面を参照
して説明するような方法で行つていた。 この管理のために、ユーザ側のフイルム現像機
で現像処理するためのコントロールストリツプス
(以下、これを現像したものを被検写真フイルム
又は単に被検フイルムと称する)と、写真メーカ
またはそれに準ずるところで正確に管理された現
像条件下で作製され、かつ、ユーザ側のフイルム
現像機の現像条件を判定するために用いられるリ
フアレンスストリツプス(以下、これを基準写真
フイルム又は単に基準フイルムと称する)とを用
いる。これらコントロールストリツプス及びリフ
アレンスストリツプスは写真メーカ等において正
確に管理された露光条件下で予め露光されてい
る。 先ず、このコントロールストリツプスをユーザ
側のフイルム現像機で現像して第2図に示す被検
フイルム81を作製する。この作製された被検フ
イルム81及び基準フイルム83は第2図中84
〜92で示したように互いに異なる9段階の濃度
領域をそれぞれ有している。ここで、「D−min」
と記されている領域84の濃度はフイルムのベー
ス濃度と等しくかつ9段階の中で最低の濃度領域
である。「LD」と記されている領域86は低濃度
領域であり、「HD」と記されている領域90は
高濃度領域である。 次に、このような被検フイルム81及び基準フ
イルム83の所定の個所、通常は、第2図におい
て84,86及び90で示す濃度の異なる三つの
領域のシアン(C)、マゼンタ(M)及びイエロ
(Y)の各色の透過濃度をそれぞれ測定し、被検
フイルム81の透過濃度が基準フイルム83の透
過濃度に対して規格値以上のズレが生じているか
否かを判定することによつて、これら被検フイル
ム81及び基準フイルム83を用いるフイルム現
像条件の管理を行つていた。 この場合上述したように濃度の異なる各領域で
それぞれ適正な現像が行えるように、各種の現像
条件、例えば現像液の温度及びPH値、現像時間等
の条件を管理する必要がある。 又、現像条件の管理に要求される正確さに応じ
て、9段階の濃度領域の中の何れの濃度領域を用
いるかを選択することが出来、例えば、高級現像
機等は繊細な現像を必要とするため、9段階の濃
度領域の全ての領域の測定を行つて、より正確な
現像条件の管理を行なつていた。 (発明が解決しようとする問題点) しかしながら、従来は、上述したような現像条
件管理に当り、上述したフイルムの透過濃度の測
定を専用の個別の高価な濃度計を用いて行つてい
た。さらに、濃度の異なる複数の領域の濃度測定
を個々に行なつていたため作業が煩雑であつた。 ところで、この発明の発明者はフイルム現像機
の現像条件を管理するためのフイルムの透過濃度
の測定を、特別の専用の高価な濃度計を用いずに
行う方法を種々検討したところ、従来提案された
カラー写真焼付装置(以下、単に写真焼付装置と
称する)を利用することによつて、この装置の光
源、イメージセンサ、露光制御部等の基本構成を
そのまま共通に使用してフイルムの透過濃度を測
定出来ることを発見した。 この写真焼付装置としては、例えばこの出願の
出願人により提案され第3図Aに示すような写真
焼付装置がある。 第3図Aにおいて、21は写真焼付用の光源
を、23は補正フイルタをそれぞれ示す。25は
写真焼付装置のテーブルを示し、このテーブル2
5は開口部27と、この開口部27の周辺に設け
た位置決め用ピン29とを具えている。 31は原画フイルム載置用のネガキヤリアを示
し、通常は写真焼付の原画として用いる原画フイ
ルムのサイズに応じて数種類用意されていて、所
望に応じてテーブル25上に着脱自在に取り付け
出来るようになつている。 又、このネガキヤリア31の上方にはレンズユ
ニツト35と、ブラツクシヤツタ37と、印画紙
39をセツトするイーゼル(図示せず)とが設け
られている。又、レンズユニツト35の近傍に
は、ネガキヤリア31に向けたイメージセンサ4
3を内蔵した画像情報検出装置41が設けられて
いる。さらに、このイメージセンサ43の前方に
はネガフイルムの画像をイメージセンサ43上に
結像するためのレンズ45が設けられている。 ここで、イメージセンサ43は例えば第3図B
に示すようなCCD(harge oupled
evice)から成る面走査式の二次元イメージセン
サであり、画像を光学的に撮像する撮像部47
と、撮像部47から転送されて来た電荷を保持す
るための保持部49と、保持部49で保持された
電荷を出力するための出力レジスタ51とで構成
されている。さらに、図示せずもこの二次元イメ
ージセンサの撮像部にはその各画素に対応してモ
ザイクフイルタが密着貼付されていて、R(赤)、
G(緑)及びB(青)の光を測光出来る。このイメ
ージセンサ43によれば画像情報を画素毎に分割
して検出出来るから、従来のLATD(arge
rea ransmittance ensity)平均濃度測光
と比較して画面全体の細部にわたつて正確な測光
が出来る。 又、画像検出装置41にはイメージセンサを駆
動して画像情報を得るため第3図Cに示すような
処理回路53が設けられている。54は駆動回路
を示し、駆動信号S1,S2及びS3を制御することに
より撮像部47に結像された画像情報を光電変換
し、出力レジスタ51からアナログの画像信号S4
として直列的に出力出来る。この信号S4は所定の
サンプリング周期でサンプルホールド回路55に
よりホールドされ、そのホールド値はA/D変換
器56でデイジタル信号S5に変換され、次に、対
数変換回路57に入力されて濃度信号S6に変換さ
れる。この濃度信号S6は書込制御回路58を介し
てメモリ59に書込まれる。尚、駆動回路54に
より二次元イメージセンサを駆動して画像情報を
一定速度で読取り、この速度に応じてメモリ59
の所定位置に順番に濃度信号S6を書込むため、駆
動回路54からは書込制御回路58に読取り速度
信号S7が入力される。 又、処理回路53は第4図に示す露光制御部6
1に接続されている。第4図において、67は中
央演算処理装置(以下、CPUと称する場合もあ
る)を示す。又、69は第一メモリを示し、適正
と思われる写真焼付条件が記憶されている。71
は第二メモリを示し、適正露光量を計算するため
の写真焼付プログラムや焼付条件の書き換えが行
なえるプログラム等が格納されていて、キーボー
ド73の入力に応じて各種プログラムが呼び出さ
れ写真焼付装置の作業内容を切換出来る。75は
出力装置であり、例えばデイスプレイ、文字プリ
ンタ及び警報手段等で構成されていて、例えば透
過濃度等の濃度値をデイスプレイや文字プリンタ
に出力することが出来る。73はキーボードであ
り、写真焼付装置の作業内容の変更(モード切
換)、写真焼付条件の変更、及び写真濃度値等を
出力装置に出力すること等を指示出来る。 上述したような写真焼付装置で写真焼付を行う
場合は、フイルム現像機で現像した原画フイルム
をネガキヤリア31に載置し、画像情報検出装置
41のレンズによつて光源21から発し原画フイ
ルムを透過した光の一部をイメージセンサ43上
に画像として結像する。そして、この画像を画素
毎にかつR、G及びBの光毎に光電変換し、続い
て処理回路53により濃度信号(透過濃度)に変
換することを行つている。この濃度信号を露光制
御部61の第二メモリ71に格納された露光量計
算プログラムに従つて演算処理し、ネガフイルム
の濃度に応じ各色につきそれぞれ適正な露光量を
算出して、印画紙39を正しい露光量で焼付す
る。 このように、上述した写真焼付装置では、原画
フイルム等のフイルムの透過濃度をイメージセン
サの画素毎に検出することが出来る。 従つて、この発明の目的は、写真焼付装置の光
源と、画像情報検出装置と、露光制御部とを用い
て、簡易に、かつ、正確にフイルムの透過濃度の
測定を行つて、この透過濃度に基づいてフイルム
現像機についての現像条件の適・不適の判定をも
行うことが出来る写真焼付装置を提供することに
ある。 (問題点を解決するための手段) この目的を達成を図るため、この発明によれ
ば、写真焼付けに使用される原画フイルムを装着
するためのネガキヤリアと、該ネガキヤリアに写
真焼付け用の光を供給するための光源と、印画紙
を装着するためのイーゼルと、前記ネガキヤリア
に向けて設けられ前記原画フイルムの画像情報を
画素毎に分割して光電変換するためのイメージセ
ンサと、該イメージセンサで得た信号より前記原
画フイルムの透過濃度を得るための処理回路と、
該処理回路で得られた透過濃度に基づいて前記原
画フイルムに応じた印画紙への適正な露光量を算
出するための露光制御部とを具える写真焼付装置
において、 露光制御部に、 (a) ネガキヤリアに装着される写真フイルムが写
真焼付けに使用される原画フイルムか、写真フ
イルム現像機により現像された被検写真フイル
ムかを示す情報を入力するための手段と、 (b) 前記入力手段から入力された情報が、ネガキ
ヤリアに装着された写真フイルムが被検写真フ
イルムであることを示す情報の場合に作動さ
れ、前記原画フイルム用のイメージセンサから
の出力を用いて該被検写真フイルムの透過濃度
を得、該透過濃度と基準濃度との濃度差を求め
る手段と、 (c) 規格濃度差値を記憶する手段と、 (d) 前記被検写真フイルムの透過濃度及び前記基
準濃度の濃度差と前記規格濃度差値とを比較
し、この比較結果に基づいて前記写真フイルム
現像機の状態の適・不適の判定結果を出力する
ための手段とをさらに設けたこと を特徴とする。 この発明の実施に当り、基準濃度を基準フイル
ムの透過濃度とし、この透過濃度を前述した写真
焼付装置を用いて検出するのが好適である。 この発明の実施に当り、基準濃度を推奨濃度と
するのが好適である。 この発明の実施に当り、被検写真フイルムは複
数の異なる濃度領域をそれぞれ有し、これら複数
の異なる濃度領域を、前記イメージセンサによつ
て検出可能な領域内に配置するのが好適である。 この発明の実施に当り、基準写真フイルムは複
数の異なる濃度領域をそれぞれ有し、これら複数
の異なる濃度領域を、前記イメージセンサによつ
て検出可能な領域内に配置するのが好適である。 この発明の実施に当り、イメージセンサを二次
元イメージセンサとするのが好適である。 さらに、この発明の実施に当り、イメージセン
サを、被検フイルム又は基準フイルムと相対的に
移動して用いるラインセンサとするのが好適であ
る。 (作用) このような写真焼付装置によれば、従来通りの
写真焼付けが行えることはもとより、写真焼付の
ために通常用いている、光源と、画像情報検出装
置のイメージセンサと、露光制御部との基本構成
をそのまま利用してフイルム現像機で現像したフ
イルムの透過濃度を測定し、その透過濃度情報に
基づいて、フイルム現像条件の判定及び管理を行
える。従つて、別途に濃度計を用意する必要がな
い。また、予め用意した規格濃度差値に基づき適
正な判定結果が自動的に出力される。 さらに、イメージセンサによりフイルム面の透
過濃度を画素毎に分割して検出することが出来る
から、フイルム面に複数の異なる測定領域を設け
ても、各領域の濃度を一度にかつそれぞれ独立し
て得ることが出来る。 (実施例) 以下、図面を参照して、この発明の実施例につ
き説明する。尚、これらの図はこの発明が理解出
来る程度に概略的に示してあるにすぎず、各構成
成分の寸法、形状及び配置関係は図示例に限定さ
れるものではない。又、これら図において同一の
構成成分については同一の符号を付して示す。
又、従来と同一の構成成分については同一の符号
を付して示す。 先ず、第2図につき既に説明した被検フイルム
81及び基準フイルム83を、この発明では例え
ば第1図Aに示すような被検フイルム及び基準フ
イルムとする。 第1図Aにおいて、10は基準フイルムを示
し、従来と同様写真メーカまたはそれに準ずると
ころで正確に露光及び現像が行われたフイルムで
ある。この基準フイルム10と同じ条件で露光の
みされた被検フイルム20は通常、写真メーカ等
からユーザに供給される。 この基準フイルム10は例えば35mmサイズの原
画フイルムの一コマ分と同じ大きさを有する領域
11内に、例えばスタートマーク13と、エンド
マーク15と、従来と同様な9段階の濃度領域8
4〜92とを有する。 尚、基準フイルム10及び被検フイルム20
は、スタートマーク13と、エンドマーク15
と、各濃度領域84〜92とを一定の関係で正確
に配置し作製された原画を撮影し現像することに
よつて得る。従つて、両フイルムにそれぞれ設け
られるスタートマーク13と、エンドマーク15
と、各濃度領域84〜92との間の距離等は常に
一定関係となる。 一方、第4図につき既に説明したように、写真
焼付装置の露光制御部61の第二メモリ71は
種々の作業を行うためのプログラムの格納が可能
である。従つて、フイルム現像機の現像条件管理
を効率的に行うため、この第二メモリ71に現像
条件管理のためのプログラム(詳細は後述する)
を格納する。 現像条件管理方法 以下、第1図C〜Eに示すフローチヤートを参
照して、この発明の写真焼付装置によりフイルム
現像機の現像条件を管理する場合の手順と、この
発明に係る露光制御部の構成とを説明する。 先ず、写真メーカ等から供給される未現像の被
検フイルム20をユーザ側フイルム現像機で現像
して被検フイルム20を作製する。 一方、写真焼付装置のキーボード73(第4図
参照)によつて、現像条件管理のための作業モー
ドを選択すると、第二メモリ71に格納されてい
る現像条件管理のためのプログラムがスタートす
る(ステツプ101,103,105)。これにより、ネガ
キヤリアに装着される写真フイルムが写真フイル
ム現像機により現像された被検写真フイルムであ
つて現像機の状態判定に用い得る被検写真フイル
ムである旨が写真焼付装置に入力される。またこ
の際、基準濃度を何にするかの質問として「基準
濃度は?…基準フイルム0、推奨濃度1」が出力
装置75であるデイスプレイに表示される(ステ
ツプ107)、作業者がキーボードから「1」又は
「0」を入力すると、入力が「1」の場合は、「基
準フイルムセツト」の指示がデイスプレイに表示
される「ステツプ109,111)。指示に従つて基準
フイルム10をネガキヤリア31(第3図A参
照)の所定の位置に載置する。この際、第3図A
に示した写真焼付装置の光源からの光は基準フイ
ルム10を照明すると共に、この基準フイルム1
0を透過した光の一部はレンズ45を介してイメ
ージセンサ43上に結像される。 第1図Bは基準フイルム10をネガキヤリア3
1の所定の位置に載置した際に得られるイメージ
センサ43と、基準フイルム10(又は被検フイ
ルム20)との位置関係を示す線図である。尚、
点線を格子状に用いて画素19の配列状態を示し
てあるが、一部点線を省略して示してある。第1
図Bからも明らかなように、基準フイルム10は
イメージセンサ43の測定可能範囲17内に載置
されると共に、基準フイルム10の長手方向はイ
メージセンサ43の走査線Lに対して平行とな
る。 次に、キーボードによつて濃度測定開始の指示
を行う(ステツプ113)。この場合、イメージセン
サ43として前述した通りモザイクフイルタを有
した面走査式の二次元イメージセンサを用いてい
るので、基準フイルム10の全面をイメージセン
サ43の画素19(第1図B参照)に対応した領
域毎に分割し各領域毎のC,M及びY各発色に対
応するR,G及びB各色透過濃度を検出する。従
つて、9段階の各濃度領域はそれぞれ多数の画素
毎に分割され、それぞれの画素で各色の透過濃度
を検出することが出来る。この透過濃度の検出
は、この場合、第1図Bに示す画素P11〜P1n、
P21〜Pm1〜Pmnの順に行つている。 ところで、基準フイルム10の透過濃度データ
を第3図Cに示した処理回路53によつてこの回
路の一部を構成するメモリ59の所定位置に順次
格納するように構成しているが、この場合、この
メモリ59へのデータの格納を以下の手順で行
う。 先ず、キーボード73から基準濃度として基準
フイルム10の濃度値を利用する旨の指示を
CPU67に入力する。この入力に応じてCPU6
7は処理回路53のメモリ59に信号を出力し、
基準フイルム10の濃度値を格納するため予め設
定されたメモリ領域を初期化する。 一方、イメージセンサ43は基準フイルム10
に設けある9段階の各濃度領域の透過濃度の検出
を行なうが、基準フイルム10に設けてあるスタ
ートマーク13を検出するまでは、それ以前の画
素の濃度値はメモリ59に格納せず濃度データは
つつ抜けとなる(ステツプ115)。ここで、スター
トマーク13を検出するとこの信号が読み込み信
号となつて、スタートマーク13の直後の画素か
ら画素毎に得られる各色の濃度値をメモリ59の
所定メモリ領域に順次格納する(ステツプ115,
117,119)。又、エンドマーク15を検出すると、
この信号は書込み終了信号となり、この画素以後
の濃度値はメモリ59へ書込まれなくなる(ステ
ツプ119,121)。さらに、エンドマーク15を検
出すると同時にイメージセンサの走査は自動的に
停止し、初期状態に復帰して待機状態となる。 次に、「被検フイルム20を載置」する旨の指
示がデイスプレイに表示される。被検フイルム2
0を基準フイルム10を載置したと同様ネガキヤ
リア31上に載置する(ステツプ123,125)。続
いて、キーボード73から被検フイルム20の透
過濃度測定開始の指示を行うと、基準フイルム1
0を測定したと同様に、スタートマーク13の直
後の画素からエンドマーク15の直前の画素まで
の、画素毎に得られる各色の濃度値をメモリ59
の所定メモリ領域に順次格納する。(ステツプ113
〜123)。 上述した手順で透過濃度値データをメモリ59
に格納すれば、基準フイルム10及び被検フイル
ム20にそれぞれ設けた9段階の各濃度領域の画
素単位の各色の透過濃度はメモリ59の特定のア
ドレスに一対一の関係で格納することが出来る。 続いて、現像条件の良否の判定を行うため、測
定した濃度値データを処理する処理モードを選択
する(ステツプ127)。具体的には、現像条件管理
のためのデータとして9段階の濃度領域の何れの
濃度領域の濃度値をデータ処理に用いるかを入力
する。前述した通り、何段階の濃度領域を用いる
かは管理の目的に応じて異なる。この場合、1〜
9種類の濃度領域を個々に指定して用いることが
出来る入力モード(ステツプ129,130)と、前述
した「D−min」、「LD」及び「HD」の三つの濃
度領域を用いる標準管理モード(ステツプ129」
とを選択することが出来るよう構成してある。 以下、標準管理モードによつて現像条件を管理
する場合につき説明する。 先ず、メモリ59の所定領域に格納してある被
検フイルム20の「D−min」、「LD」及び
「HD」の各濃度領域の画素毎のC,M及びYに
対応するR,G及びB各色の濃度値から、各濃度
領域の各色における濃度平均値を求める(ステツ
プ131)。この作業はCPU67を介して行われる
が例えば、被検フイルム20の「D−min」の濃
度領域の各画素のシアンCの濃度値が第1図Fに
示すような値の場合に濃度領域内の複数の濃度値
の中の最大濃度値及び最小濃度値は異常値として
除去し、平均濃度及び分散等の統計計算を行うよ
うプログラムミングしてある。この計算結果は第
4図に示す第二メモリ71の所定位置に格納され
る。又、この計算結果は必要に応じてそのままの
状態でプリントアウトすることも可能であり、そ
の結果は例えば下記のように出力される(ステツ
プ135,137,139)。 《被検フイルム「D−min」C濃度値》 濃度値データ:メモ 15 15:画素数20 16 15:異常値 *で示す 14 17:異常値を除いた画素数18 9*16:n=18 15 14:X=15.06 15 14:σo-1=0.87 16 15: 20*14: 15 14: 16 15: 続いて、マゼンタM及びイエロYについて同様
に処理して平均濃度値を求め、その結果を第二メ
モリ71に格納する。さらに、「LD」及び
「HD」の濃度領域についても「D−min」と同様
に平均濃度値を求め第二メモリ71の所定位置に
格納する。 尚、ステツプ109において基準フイルム10の
濃度値を基準濃度とする指示を既に行つているか
ら、基準印画10の各濃度各色の濃度値に対して
も上述した被検フイルム20と同様な処理が自動
的に行なわれて各平均濃度値が求められ、これら
の値は第二メモリ71の所定位置にそれぞれ格納
される。 次に、基準フイルム10と、被検フイルム20
との各濃度領域の各色の濃度平均値同士の濃度差
ΔDを求める(ステツプ135,141)。求めた濃度
差はこの場合第1表に示すような濃度差ΔD1
ΔD9となる。
【表】 続いて、ここで求めた濃度差ΔDo(ΔD1〜ΔD9
と、予め定めた規格濃度差値Xoとを比較して、
被検フイルムを現像した現像条件の適・不適の判
断を行う(ステツプ143)。 尚、この規格濃度差値Xoとは基準フイルム1
0の濃度値に対する被検フイルム20の濃度値の
許容値であり、フイルムの種類等に応じ予め第一
メモリに格納してある。この値Xoはキーボード
73によつてΔD1〜ΔD9個々に対して設定するこ
とが出来、さらに、Xoの値を自由に書き換える
ことが出来る。 この実施例においては、ΔD1〜ΔD3に対する規
格濃度差値をX1とし、ΔD4〜ΔD6に対する規格濃
度差値をX2として、ΔD7〜ΔD9に対する規格濃度
差値をX3としてある。又、現像条件の適否の判
定は下記の条件によつて行うよう設定してある
(ステツプ143〜159)。 ΔDo≧Xoの場合……+NG Xo>ΔDo≧0の場合……+OK 0>ΔDo≧−Xoの場合……−OK −Xo>ΔDoの場合……−NG さらに、この判定結果はデイスプレイ又は文字
プリンタに下記に示す例のように表示或は出力さ
れる。 D−min LD HD −OK −NG −OK このようして得た現像条件の適否判別結果に基づ
いて現像条件の診断を行い、現像条件に異常があ
る場合は原因推定及び処理を行う。具体的な処理
は、写真メーカ等からフイルム現像機に添付され
供給されるマニユアルに従つて行う。 尚、ステツプ107の基準濃度の選択において推
奨濃度を基準濃度とした場合は、ステツプ110に
おいて基準濃度を推奨濃度とする旨の指示信号SF
を出力すると共に、作業はステツプ123にジヤン
プする。一方、この信号SFによつてステツプ149
における基準濃度を推奨濃度とする設定が自動的
に行われ、被検濃度と、推奨濃度との濃度差を得
ることが出来る(ステツプ110,141)。 又、この発明の管理方法によれば基準フイルム
10を測定して得た各濃度各色の平均濃度値を、
第一メモリに予め格納されていた推奨濃度値の代
りに新たな推奨濃度値として書き換えることも出
来るように構成してある(ステツプ161,163,
169)から、複数のフイルム現像機の現像条件の
管理のための測定を行なう場合、二台目の現像機
からは基準フイルムの測定を省略することが出来
る。 又、この発明の写真焼付装置では被検フイルム
を測定して得た各濃度各色の濃度値を新たな推奨
濃度値として第一メモリに格納することが出来る
ように構成してある(ステツプ161,163,165,
169)から、先の被検フイルムの濃度値を次回の
現像条件管理の測定の基準濃度とし用い、順次こ
の操作を繰り返して行うことによつて、現像条件
の経時変化等を調査することが出来る。さらに、
測定して得た濃度値と、先の濃度値又は過去数日
間の濃度値の平均値との比較を行なつて、その濃
度差が以上値を示した場合は作業者に通報するこ
とも出来る。 尚、上述した実施例では異なる三つの濃度領域
を用いた例で、フイルム現像条件の管理を行なう
方法につき説明したが、この異なる濃度領域が四
以上の場合も、ステツプ127において、データ処
理に用いる濃度領域を指定する(ステツプ129,
130,131)ことにより実施例と同様の手順によつ
て、目的に応じたフイルム現像条件の管理を行な
うことが出来る。 又、この発明に用いて好適な基準フイルム及び
被検フイルムは、第1図Aに示した大きさ及び構
成例に限定されるものではなく目的に応じた形
状、大きさ、パターン配置とすることが出来る。 又、上述した実施例においては、イメージセン
サによつて被検フイルム又は基準フイルムから得
た濃度値は、スタートマークを検出することによ
つて始めてメモリへ格納する例で説明したが、イ
メージセンサの測定可能範囲内の全ての濃度値を
メモリに先ず格納し、その後データ処理を行なう
段階で、メモリ内のスタートマーク及びエンドマ
ークを検出することによつてデータ処理を行なう
ことも出来る。 又、上述した実施例ではモザイクフイルタをイ
メージセンサに密着貼付して各色の濃度値を検出
する例で説明したが、モザイクフイルタを用い
ず、別途用意したC,M及びYの回転フイルタを
被検又は基準フイルムと、画像情報検出装置との
間の光路中に必要な色に対応させ適時挿入して各
色の濃度値の検出を行なつても良い。 さらに、写真焼付装置に設けられているイメー
ジセンサ43は二次元のCCDイメージセンサに
限定されるものではなく、MOS(etal xide
emiconductor)の二次元イメージセンサ等
でも良い。又、CCD又はMOS等で構成したライ
ンセンサを用い、このラインセンサと被検フイル
ム等とを相対的に移動させて二次元の読取りを行
つても良い。 又、写真焼付装置に設けられている画像情報検
出装置41の配置は実施例に限定されるものでな
く、フイルムからの透過光をミラー等を介して間
接的に検出しても良い。 (発明の効果) 上述した説明からも明らかなように、この発明
の写真焼付装置によれば、写真焼付装置の光源
と、イメージセンサと、露光制御部とをそのまま
利用して被検フイルム、又は、被検フイルムの透
過濃度を測定しさらにこの透過濃度と、基準濃度
(例えば推奨濃度若しくはこの写真焼付装置で同
様に測定した基準写真フイルムの透過濃度)とに
基づき写真フイルム現像条件の適・不適の判定結
果を自動的に得ることが出来る。 又、イメージセンサにより被検フイルム又は基
準フイルムの透過濃度を画素毎に分割して検出す
ることが出来るから、これら写真フイルムの画面
全体の細部にわたつて正確な透過濃度の測定が行
える。さらに、一画面内に異なる複数の測光領域
を設けても、一度の測定で複数の領域のそれぞれ
の濃度を検出することが出来るから、測定時間を
短くすることが出来る。 従つて、この発明の写真焼付装置によれば、別
途に濃度計を購入して用意し、煩雑な濃度測定及
びその測定結果に基づく現像条件の判定を行なう
必要がないから、作業者の業務及び現像条件管理
のための費用等を著しく軽減することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図Aはこの発明のこの発明の写真焼付装置
を現像機の現像条件管理モードで使用する際に用
いて好適な被検フイルム又は基準フイルムを示す
平面図、第1図Bは被検フイルム又は基準フイル
ムと、イメージセンサとの位置関係を説明する線
図、第1図C〜Eはこの発明の写真焼付装置で現
像機の現像条件を管理する場合の手順を示すフロ
ーチヤート、第1図Fはこの発明の現像条件管理
方法の説明に供する線図、第2図は従来の写真フ
イルム現像条件管理方法に用いていた被検フイル
ム又は基準フイルムを示す平面図、第3図Aは従
来及びこの発明の写真焼付け装置の説明に供する
線図、第3図B及びCは従来及びこの発明の写真
焼付装置の説明に供する線図、第4図は露光制御
部のブロツク図である。 10……基準フイルム、11……35mmフイルム
の一コマ分の領域、13……スタートマーク、1
5……エンドマーク、17……イメージセンサの
測定可能領域、19……画素、20……被検フイ
ルム、21……光源、31……ネガキヤリア、4
1……画像情報検出装置、43……イメージセン
サ、45……レンズ、53……処理回路、61…
…露光制御部、84〜92……濃度領域。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 写真焼付けに使用される原画フイルムを装着
    するためのネガキヤリアと、該ネガキヤリアに写
    真焼付け用の光を供給するための光源と、印画紙
    を装着するためのイーゼルと、前記ネガキヤリア
    に向けて設けられ前記原画フイルムの画像情報を
    画素毎に分割して光電変換するためのイメージセ
    ンサと、該イメージセンサで得た信号より前記原
    画フイルムの透過濃度を得るための処理回路と、
    該処理回路で得られた透過濃度に基づいて前記原
    画フイルムに応じた印画紙への適正な露光量を算
    出するための露光制御部とを具える写真焼付装置
    において、 露光制御部に、 (a) ネガキヤリアに装着される写真フイルムが写
    真焼付けに使用される原画フイルムか、写真フ
    イルム現像機により現像された被検写真フイル
    ムかを示す情報を入力するための手段と、 (b) 前記入力手段から入力された情報が、ネガキ
    ヤリアに装着された写真フイルムが被検写真フ
    イルムであることを示す情報の場合に作動さ
    れ、前記原画フイルム用のイメージセンサから
    の出力を用いて該被検写真フイルムの透過濃度
    を得、該透過濃度と基準濃度との濃度差を求め
    る手段と、 (c) 規格濃度差値を記憶する手段と、 (d) 前記被検写真フイルムの透過濃度及び前記基
    準濃度の濃度差と前記規格濃度差値とを比較
    し、この比較結果に基づいて前記写真フイルム
    現像機の状態の適・不適の判定結果を出力する
    ための手段と をさらに設けたこと を特徴とする写真焼付け装置。 2 被検写真フイルムは複数の異なる濃度領域を
    それぞれ有し、該複数の異なる濃度領域を、前記
    イメージセンサによつて検出可能な領域内に配置
    したことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の写真焼付装置。 3 イメージセンサを二次元イメージセンサとし
    たことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    写真焼付装置。 4 イメージセンサを被検写真フイルム又は基準
    写真フイルムと相対的に移動して用いるラインセ
    ンサとしたことを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の写真焼付装置。
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