JPH0567370A - 情報記録再生装置用シリンダ - Google Patents
情報記録再生装置用シリンダInfo
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- JPH0567370A JPH0567370A JP4049649A JP4964992A JPH0567370A JP H0567370 A JPH0567370 A JP H0567370A JP 4049649 A JP4049649 A JP 4049649A JP 4964992 A JP4964992 A JP 4964992A JP H0567370 A JPH0567370 A JP H0567370A
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- 238000011161 development Methods 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
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- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
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- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 2
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 情報記録再生装置における情報記録再生装置
用シリンダの回転ヘッドからテープ状記録媒体が離脱す
るときに発生する振動を低減する情報記録再生装置用シ
リンダを提供する。 【構成】 回転ヘッド2が磁気テープ8から離脱する前
の回転ヘッド離脱前c部分から、回転ヘッド2が磁気テ
ープ8から離脱する回転ヘッド離脱位置b部分までの間
である固定シリンダ5のテープ走行面19の上部に、固
定シリンダ5の内部空間12に通じる溝13,14,1
5あるいは貫通孔16,17,18が形成されている情
報記録再生装置用シリンダとする。さらに、溝13,1
4,15あるいは貫通孔16,17,18を複数形成
し、溝13,14,15あるいは貫通孔16,17,1
8の開口面積を回転ヘッド離脱前c部分から回転ヘッド
離脱位置b部分に向かうにしたがって広くなっている構
成とする。
用シリンダの回転ヘッドからテープ状記録媒体が離脱す
るときに発生する振動を低減する情報記録再生装置用シ
リンダを提供する。 【構成】 回転ヘッド2が磁気テープ8から離脱する前
の回転ヘッド離脱前c部分から、回転ヘッド2が磁気テ
ープ8から離脱する回転ヘッド離脱位置b部分までの間
である固定シリンダ5のテープ走行面19の上部に、固
定シリンダ5の内部空間12に通じる溝13,14,1
5あるいは貫通孔16,17,18が形成されている情
報記録再生装置用シリンダとする。さらに、溝13,1
4,15あるいは貫通孔16,17,18を複数形成
し、溝13,14,15あるいは貫通孔16,17,1
8の開口面積を回転ヘッド離脱前c部分から回転ヘッド
離脱位置b部分に向かうにしたがって広くなっている構
成とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報記録再生装置、例
えばビデオテープレコーダ(以下VTR)などにおける
情報記録再生装置用シリンダからテープ状記録媒体が離
脱するときに発生する振動を低減する情報記録再生装置
用シリンダに関する。
えばビデオテープレコーダ(以下VTR)などにおける
情報記録再生装置用シリンダからテープ状記録媒体が離
脱するときに発生する振動を低減する情報記録再生装置
用シリンダに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の情報記録再生装置であるVTRに
おけるシリンダを、図8に示す。回転シリンダ1は回転
ヘッド2が設置され、回転軸3によりリード溝4及びテ
ープ走行面19を有する固定シリンダ5に対して回転自
在に軸支されている。また、回転シリンダ1には空気溝
6が設けられている。
おけるシリンダを、図8に示す。回転シリンダ1は回転
ヘッド2が設置され、回転軸3によりリード溝4及びテ
ープ走行面19を有する固定シリンダ5に対して回転自
在に軸支されている。また、回転シリンダ1には空気溝
6が設けられている。
【0003】以上のような構成のシリンダ7にテープ状
記録媒体である磁気テープ8を走行させた状態を回転シ
リンダ1の断面図を図9に示す。尚、磁気テープ8は矢
印A方向に走行させる。
記録媒体である磁気テープ8を走行させた状態を回転シ
リンダ1の断面図を図9に示す。尚、磁気テープ8は矢
印A方向に走行させる。
【0004】ここで、回転シリンダ1が磁気テープ8の
幅方向に大きく接する側から小さく接する側へ回転する
ことで、回転シリンダ1の外周面と磁気テープ8とで入
口側a部分に形成されるクサビ状隙間に回転シリンダ1
外周面の空気を取り込むことによって空気膜9が形成さ
れるが、磁気テープ8の入口側a部分の空気膜9の厚さ
に比べ、回転ヘッド2が磁気テープ8から離脱する回転
ヘッド離脱位置b部分の空気膜9の厚さが薄くなってい
る。これは磁気テープ8の回転シリンダ1に接する面積
が入口側a部分から回転ヘッド離脱位置b部分に進むに
したがって小さくなり、固定シリンダ5のテープ走行面
19と接する面積が大きくなり、磁気テープ8のテンシ
ョンも入口側a部分から回転ヘッド離脱位置b部分に進
むにしたがって大きくなるなるからであり、回転ヘッド
2と磁気テープ8の食い込み量は入口側a部分から回転
ヘッド離脱位置b部分に進むにつれて増加することにな
る。従って、入口側a部分での回転ヘッド2の磁気テー
プ8との接触が最良となるように回転シリンダ1の外周
面からの回転ヘッド2の突出量を決定すると、回転ヘッ
ド離脱位置b部分で、回転ヘッド2が磁気テープ8に強
く接触され過ぎてしまい、磁気テープ8が傷付いたり、
摺動ノイズが増加したりする。一方、回転ヘッド離脱位
置b部分での回転ヘッド2の磁気テープ8との接触が最
良となるように回転ヘッド2の突出量を決定すると、入
口側a部分で、回転ヘッド2の磁気テープ8との接触が
不安定となり、良好な情報の記録再生が行えなくなる。
幅方向に大きく接する側から小さく接する側へ回転する
ことで、回転シリンダ1の外周面と磁気テープ8とで入
口側a部分に形成されるクサビ状隙間に回転シリンダ1
外周面の空気を取り込むことによって空気膜9が形成さ
れるが、磁気テープ8の入口側a部分の空気膜9の厚さ
に比べ、回転ヘッド2が磁気テープ8から離脱する回転
ヘッド離脱位置b部分の空気膜9の厚さが薄くなってい
る。これは磁気テープ8の回転シリンダ1に接する面積
が入口側a部分から回転ヘッド離脱位置b部分に進むに
したがって小さくなり、固定シリンダ5のテープ走行面
19と接する面積が大きくなり、磁気テープ8のテンシ
ョンも入口側a部分から回転ヘッド離脱位置b部分に進
むにしたがって大きくなるなるからであり、回転ヘッド
2と磁気テープ8の食い込み量は入口側a部分から回転
ヘッド離脱位置b部分に進むにつれて増加することにな
る。従って、入口側a部分での回転ヘッド2の磁気テー
プ8との接触が最良となるように回転シリンダ1の外周
面からの回転ヘッド2の突出量を決定すると、回転ヘッ
ド離脱位置b部分で、回転ヘッド2が磁気テープ8に強
く接触され過ぎてしまい、磁気テープ8が傷付いたり、
摺動ノイズが増加したりする。一方、回転ヘッド離脱位
置b部分での回転ヘッド2の磁気テープ8との接触が最
良となるように回転ヘッド2の突出量を決定すると、入
口側a部分で、回転ヘッド2の磁気テープ8との接触が
不安定となり、良好な情報の記録再生が行えなくなる。
【0005】さらに、回転ヘッド2と磁気テープ8の接
触力は図3においてaで示すように磁気テープ8への食
い込み量とほぼ比例するので、回転ヘッド離脱位置b部
分で回転ヘッド2と磁気テープ8の接触力は最大とな
り、そして、回転ヘッド離脱位置b部分では回転ヘッド
2が磁気テープ8から急激に離脱するので磁気テープ8
に加わっていた回転ヘッド2の接触力が取り除かれたこ
とにより、回転ヘッド離脱位置b部分から次のテープガ
イド(図示せず)までの間で磁気テープ8が図10に示
すように振動してしまい、ジッタが悪化してしまう。図
10に示す振動は、磁気テープ8が回転ヘッド2から離
脱した後、最初に接するテープガイド(図示せず)から
2mm回転ヘッド離脱側に戻った位置であって、磁気テ
ープ8の上端から1mm下の位置において、磁気テープ
8が回転ヘッド2から離脱した後の磁気テープ8の振動
を測定したものである。尚、測定に使用された回転シリ
ンダ1には回転ヘッド2が5個搭載されており振動のピ
ークが回転シリンダ1が1回転する間(33.3mse
c)に5つ見られる。
触力は図3においてaで示すように磁気テープ8への食
い込み量とほぼ比例するので、回転ヘッド離脱位置b部
分で回転ヘッド2と磁気テープ8の接触力は最大とな
り、そして、回転ヘッド離脱位置b部分では回転ヘッド
2が磁気テープ8から急激に離脱するので磁気テープ8
に加わっていた回転ヘッド2の接触力が取り除かれたこ
とにより、回転ヘッド離脱位置b部分から次のテープガ
イド(図示せず)までの間で磁気テープ8が図10に示
すように振動してしまい、ジッタが悪化してしまう。図
10に示す振動は、磁気テープ8が回転ヘッド2から離
脱した後、最初に接するテープガイド(図示せず)から
2mm回転ヘッド離脱側に戻った位置であって、磁気テ
ープ8の上端から1mm下の位置において、磁気テープ
8が回転ヘッド2から離脱した後の磁気テープ8の振動
を測定したものである。尚、測定に使用された回転シリ
ンダ1には回転ヘッド2が5個搭載されており振動のピ
ークが回転シリンダ1が1回転する間(33.3mse
c)に5つ見られる。
【0006】また、複数の回転ヘッド2を有するシリン
ダの場合、情報を記録または再生している回転ヘッド2
に対して、先行する他の回転ヘッド2が磁気テープ8か
ら離脱するとき、上記の振動が情報の記録または再生に
悪影響を与える。この振動は、テープの種類、張力分
布、テープ走行調整などにより微妙に異なるため、対策
が困難であった。
ダの場合、情報を記録または再生している回転ヘッド2
に対して、先行する他の回転ヘッド2が磁気テープ8か
ら離脱するとき、上記の振動が情報の記録または再生に
悪影響を与える。この振動は、テープの種類、張力分
布、テープ走行調整などにより微妙に異なるため、対策
が困難であった。
【0007】そして、上記振動を抑えるために固定シリ
ンダ5の上端部であり回転ヘッド離脱位置である回転ヘ
ッド離脱位置b部分のテープ走行面19に50〜60μ
mの突起を設けることにより、回転ヘッド離脱位置b部
分での空気膜9の厚さを増加させ回転ヘッド2のテープ
に対する接触力を低減させるシリンダが提案されてい
る。
ンダ5の上端部であり回転ヘッド離脱位置である回転ヘ
ッド離脱位置b部分のテープ走行面19に50〜60μ
mの突起を設けることにより、回転ヘッド離脱位置b部
分での空気膜9の厚さを増加させ回転ヘッド2のテープ
に対する接触力を低減させるシリンダが提案されてい
る。
【0008】しかし、この様なシリンダ7では、固定シ
リンダ5の上端部であり、テープ走行面19の、磁気テ
ープ8より回転ヘッド2が離脱する位置に、突起を形成
するためには、高精度の切削加工が要求され固定シリン
ダ5のテープ走行面の切削加工時に、バイトを高精度に
制御し、加工する技術が必要であり、その加工精度も数
μmの精度で管理しなければならず、生産性が悪いとい
った問題がある。
リンダ5の上端部であり、テープ走行面19の、磁気テ
ープ8より回転ヘッド2が離脱する位置に、突起を形成
するためには、高精度の切削加工が要求され固定シリン
ダ5のテープ走行面の切削加工時に、バイトを高精度に
制御し、加工する技術が必要であり、その加工精度も数
μmの精度で管理しなければならず、生産性が悪いとい
った問題がある。
【0009】そこで、特開昭64−8543号公報(G
11B 15/61)には、固定シリンダ5の斜視図で
ある図11及び固定シリンダ5の平面図である図12に
示すように、固定シリンダ5の上端部であり、回転ヘッ
ド離脱位置b部分の前後に、溝20,21を形成し、回
転ヘッド離脱位置b部分で最大となる回転ヘッド2と磁
気テープ8の接触力を緩和し、磁気テープ8が回転ヘッ
ド2から離脱した後の磁気テープ8の急激な戻りを緩和
する技術が開示されている。
11B 15/61)には、固定シリンダ5の斜視図で
ある図11及び固定シリンダ5の平面図である図12に
示すように、固定シリンダ5の上端部であり、回転ヘッ
ド離脱位置b部分の前後に、溝20,21を形成し、回
転ヘッド離脱位置b部分で最大となる回転ヘッド2と磁
気テープ8の接触力を緩和し、磁気テープ8が回転ヘッ
ド2から離脱した後の磁気テープ8の急激な戻りを緩和
する技術が開示されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の技
術では、回転ヘッドと磁気テープの接触力が最大となる
回転ヘッド離脱位置の前後で空気が吹き出すようになっ
ているので、図6にaで示すように、空気膜の厚さは、
回転ヘッド離脱位置前の空気吹き出し部分で厚くなり、
その後、回転ヘッド離脱位置にかけて磁気テープのテン
ションにより急激に薄くなる。従って、磁気テープの振
動を十分に抑制することはできないといった問題があ
る。
術では、回転ヘッドと磁気テープの接触力が最大となる
回転ヘッド離脱位置の前後で空気が吹き出すようになっ
ているので、図6にaで示すように、空気膜の厚さは、
回転ヘッド離脱位置前の空気吹き出し部分で厚くなり、
その後、回転ヘッド離脱位置にかけて磁気テープのテン
ションにより急激に薄くなる。従って、磁気テープの振
動を十分に抑制することはできないといった問題があ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】回転ヘッドがテープ状記
録媒体から離脱する前の位置から、前記回転ヘッドが前
記テープ状記録媒体から離脱する位置までの間である固
定シリンダ上部のテープ走行面に、固定シリンダの内部
空間に通じる溝あるいは貫通孔が形成されている情報記
録再生装置用シリンダとする。さらに、溝あるいは貫通
孔を複数形成し、溝あるいは貫通孔の開口面積を回転ヘ
ッド離脱前の位置から離脱位置に向かうにしたがって広
くなっている構成とする。
録媒体から離脱する前の位置から、前記回転ヘッドが前
記テープ状記録媒体から離脱する位置までの間である固
定シリンダ上部のテープ走行面に、固定シリンダの内部
空間に通じる溝あるいは貫通孔が形成されている情報記
録再生装置用シリンダとする。さらに、溝あるいは貫通
孔を複数形成し、溝あるいは貫通孔の開口面積を回転ヘ
ッド離脱前の位置から離脱位置に向かうにしたがって広
くなっている構成とする。
【0012】
【作用】本発明によれば、回転ヘッド離脱位置の空気膜
を厚くし、磁気テープが回転ヘッドから円滑に離脱する
ことができるので、回転ヘッド離脱後のテープ振動を抑
えることができる。
を厚くし、磁気テープが回転ヘッドから円滑に離脱する
ことができるので、回転ヘッド離脱後のテープ振動を抑
えることができる。
【0013】
【実施例】本発明の実施例を図面を用いて説明する。ま
た、同一部品には同一符号を付し説明を省略する。
た、同一部品には同一符号を付し説明を省略する。
【0014】図1に第1実施例におけるシリンダ7の側
面の展開図を示す。回転シリンダ1の下端面10は回転
シリンダ1の回転平面と平行であり、固定シリンダ5の
上端面11は入口側a部分から回転ヘッド離脱前c部分
までは回転平面と平行である。回転ヘッド離脱前c部分
から回転ヘッド離脱位置b部分にかけての固定シリンダ
5の上端部のテープ走行面19には固定シリンダ5の内
部空間12に通じる開口部が矩形状である溝部13が形
成されており、回転ヘッド離脱位置b部分以降は回転平
面と平行になっている。尚、第1実施例では、回転シリ
ンダ1の回転数1800rpmのとき、矩形状である溝
部13の幅をLcb=7.5mm、深さをG=3mmと
した。
面の展開図を示す。回転シリンダ1の下端面10は回転
シリンダ1の回転平面と平行であり、固定シリンダ5の
上端面11は入口側a部分から回転ヘッド離脱前c部分
までは回転平面と平行である。回転ヘッド離脱前c部分
から回転ヘッド離脱位置b部分にかけての固定シリンダ
5の上端部のテープ走行面19には固定シリンダ5の内
部空間12に通じる開口部が矩形状である溝部13が形
成されており、回転ヘッド離脱位置b部分以降は回転平
面と平行になっている。尚、第1実施例では、回転シリ
ンダ1の回転数1800rpmのとき、矩形状である溝
部13の幅をLcb=7.5mm、深さをG=3mmと
した。
【0015】以上の構成により、回転シリンダ1が回転
することにより、空気が粘性により回転シリンダ1とと
もに回転し、回転の遠心力でシリンダ内部空間12から
回転シリンダ1と固定シリンダ5の間の隙間及び溝部1
3から空気が吹き出すことにより、入口側a部分から回
転ヘッド離脱位置b部分に進むにつれて減少する空気膜
9を回転ヘッド離脱位置b部分において厚くすることが
でき、磁気テープ8と回転ヘッド2との接触力は図3の
bで示すように回転ヘッド離脱位置b部分において低減
することができる。
することにより、空気が粘性により回転シリンダ1とと
もに回転し、回転の遠心力でシリンダ内部空間12から
回転シリンダ1と固定シリンダ5の間の隙間及び溝部1
3から空気が吹き出すことにより、入口側a部分から回
転ヘッド離脱位置b部分に進むにつれて減少する空気膜
9を回転ヘッド離脱位置b部分において厚くすることが
でき、磁気テープ8と回転ヘッド2との接触力は図3の
bで示すように回転ヘッド離脱位置b部分において低減
することができる。
【0016】また、磁気テープ8が回転ヘッド2から離
脱した後、最初に接するテープガイド(図示せず)から
2mm回転ヘッド離脱側に戻った位置であって、磁気テ
ープ8の上端から1mm下の位置において、磁気テープ
8が回転ヘッド2から離脱した後の磁気テープ8の振動
を測定したものを図4に示す。尚、測定に使用された回
転シリンダ1には回転ヘッド2が5個搭載されており振
動のピークが回転シリンダ1が1回転する間(33.3
msec)に5つ見られる。ここで、本発明の第1実施
例の測定結果を示す図4と、従来の固定シリンダを使用
したときの測定結果を示す図10を比較すると、本発明
の第1実施例では、磁気テープ8の振動が大幅に低減さ
れていることがわかる。
脱した後、最初に接するテープガイド(図示せず)から
2mm回転ヘッド離脱側に戻った位置であって、磁気テ
ープ8の上端から1mm下の位置において、磁気テープ
8が回転ヘッド2から離脱した後の磁気テープ8の振動
を測定したものを図4に示す。尚、測定に使用された回
転シリンダ1には回転ヘッド2が5個搭載されており振
動のピークが回転シリンダ1が1回転する間(33.3
msec)に5つ見られる。ここで、本発明の第1実施
例の測定結果を示す図4と、従来の固定シリンダを使用
したときの測定結果を示す図10を比較すると、本発明
の第1実施例では、磁気テープ8の振動が大幅に低減さ
れていることがわかる。
【0017】図5に第2実施例におけるシリンダ7の側
面の展開図を示す。第2実施例においても回転シリンダ
1の下端面10は回転シリンダ1の回転平面と平行であ
り、固定シリンダ5の上端面11は入口側a部分から回
転ヘッド離脱前c部分までは回転平面と平行である。回
転ヘッド離脱前c部分と回転ヘッド離脱位置b部分の間
のd部分までの固定シリンダ5の上端部のテープ走行面
19には、固定シリンダ5の内部空間12に通じる開口
部が矩形状である第1溝部14が形成されており、d部
分から回転ヘッド離脱位置b部分にかけては第1溝部1
4より開口面積が広い開口部が矩形状である第2溝部1
5が第1溝部14に連続して形成されている。そして、
回転ヘッド離脱位置b部分以降は回転平面と平行になっ
ている。尚、第2実施例では、回転シリンダ1の回転数
1800rpmのとき、第1溝部13の幅をLcd=
4.5mm、深さをG1=2mmとし、第2溝部15の
幅をLdb=3mm、深さをG2=3mmとした。
面の展開図を示す。第2実施例においても回転シリンダ
1の下端面10は回転シリンダ1の回転平面と平行であ
り、固定シリンダ5の上端面11は入口側a部分から回
転ヘッド離脱前c部分までは回転平面と平行である。回
転ヘッド離脱前c部分と回転ヘッド離脱位置b部分の間
のd部分までの固定シリンダ5の上端部のテープ走行面
19には、固定シリンダ5の内部空間12に通じる開口
部が矩形状である第1溝部14が形成されており、d部
分から回転ヘッド離脱位置b部分にかけては第1溝部1
4より開口面積が広い開口部が矩形状である第2溝部1
5が第1溝部14に連続して形成されている。そして、
回転ヘッド離脱位置b部分以降は回転平面と平行になっ
ている。尚、第2実施例では、回転シリンダ1の回転数
1800rpmのとき、第1溝部13の幅をLcd=
4.5mm、深さをG1=2mmとし、第2溝部15の
幅をLdb=3mm、深さをG2=3mmとした。
【0018】以上の構成により、第2実施例において、
回転シリンダ1が回転することにより回転の遠心力でシ
リンダ内部空間12から回転シリンダ1と固定シリンダ
5の間の隙間と第1溝部14及び第2溝部15から空気
が吹き出すことにより、図6にbで示すように、入口側
a部分から回転ヘッド離脱位置b部分に進むにつれて減
少する空気膜9を回転ヘッド離脱位置b部分近傍で徐々
に厚くすることができ、第1実施例と同様に磁気テープ
8の振動を抑制することができる。
回転シリンダ1が回転することにより回転の遠心力でシ
リンダ内部空間12から回転シリンダ1と固定シリンダ
5の間の隙間と第1溝部14及び第2溝部15から空気
が吹き出すことにより、図6にbで示すように、入口側
a部分から回転ヘッド離脱位置b部分に進むにつれて減
少する空気膜9を回転ヘッド離脱位置b部分近傍で徐々
に厚くすることができ、第1実施例と同様に磁気テープ
8の振動を抑制することができる。
【0019】図7に第3実施例におけるシリンダ7の側
面の展開図を示す。第3実施例においては回転シリンダ
1の下端面10は回転シリンダ1の回転平面と平行であ
り、固定シリンダ5の上端面11は、回転シリンダ1の
下端面10と平行である。そして、回転ヘッド離脱前c
部分から回転ヘッド離脱位置b部分までの固定シリンダ
5のテープ走行面19の上部には、固定シリンダ5の内
部空間12に通じる円形の貫通孔が回転ヘッド離脱前c
部分から回転ヘッド離脱位置b部分に進むにしたがって
直径が大きくなるように貫通孔小16、貫通孔中17、
貫通孔大18の順に貫通孔16、17、18の上端が揃
うように配置されている。尚、第3実施例では、回転シ
リンダ1の回転数1800rpmのとき、貫通孔小16
の直径をD1=1.5mm、貫通孔中17の直径をD2
=2.5mm、貫通孔大18の直径をD3=3.5mm
とした。
面の展開図を示す。第3実施例においては回転シリンダ
1の下端面10は回転シリンダ1の回転平面と平行であ
り、固定シリンダ5の上端面11は、回転シリンダ1の
下端面10と平行である。そして、回転ヘッド離脱前c
部分から回転ヘッド離脱位置b部分までの固定シリンダ
5のテープ走行面19の上部には、固定シリンダ5の内
部空間12に通じる円形の貫通孔が回転ヘッド離脱前c
部分から回転ヘッド離脱位置b部分に進むにしたがって
直径が大きくなるように貫通孔小16、貫通孔中17、
貫通孔大18の順に貫通孔16、17、18の上端が揃
うように配置されている。尚、第3実施例では、回転シ
リンダ1の回転数1800rpmのとき、貫通孔小16
の直径をD1=1.5mm、貫通孔中17の直径をD2
=2.5mm、貫通孔大18の直径をD3=3.5mm
とした。
【0020】以上の構成により、第3実施例において、
回転シリンダ1が回転することにより回転の遠心力でシ
リンダ内部空間12から回転シリンダ1と固定シリンダ
5の間の隙間と貫通孔16、17、18から空気が吹き
出すことにより、入口側a部分から回転ヘッド離脱位置
b部分に進むにつれて減少する空気膜9を回転ヘッド離
脱位置b部分近傍で徐々に厚くすることができ、第1実
施例及び第2実施例と同様の効果を得ることができる。
回転シリンダ1が回転することにより回転の遠心力でシ
リンダ内部空間12から回転シリンダ1と固定シリンダ
5の間の隙間と貫通孔16、17、18から空気が吹き
出すことにより、入口側a部分から回転ヘッド離脱位置
b部分に進むにつれて減少する空気膜9を回転ヘッド離
脱位置b部分近傍で徐々に厚くすることができ、第1実
施例及び第2実施例と同様の効果を得ることができる。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、固定シリンダに溝ある
いは貫通孔を形成するといった簡単な構成により、磁気
テープと回転ヘッドの接触力が最大となる回転ヘッド離
脱位置における空気膜の厚さを厚くし、接触力を小さく
するすることにより、回転ヘッドがテープから離脱した
後のテープの振動を抑えることができ、ジッタが向上す
る。
いは貫通孔を形成するといった簡単な構成により、磁気
テープと回転ヘッドの接触力が最大となる回転ヘッド離
脱位置における空気膜の厚さを厚くし、接触力を小さく
するすることにより、回転ヘッドがテープから離脱した
後のテープの振動を抑えることができ、ジッタが向上す
る。
【図1】本発明の第1実施例におけるシリンダ側面の展
開図である。
開図である。
【図2】本発明の第1実施例における固定シリンダの上
面図である。
面図である。
【図3】本発明の第1実施例と従来技術における回転ヘ
ッドとテープの接触力の関係を示す図である。
ッドとテープの接触力の関係を示す図である。
【図4】本発明の第1実施例におけるテープの振動を示
す図である。
す図である。
【図5】本発明の第2実施例におけるシリンダ側面の展
開図である。
開図である。
【図6】本発明の第2実施例と従来技術における空気膜
厚を示す図である。
厚を示す図である。
【図7】本発明の第3実施例におけるシリンダ側面の展
開図である。
開図である。
【図8】従来技術におけるシリンダの斜視図である。
【図9】従来技術におけるテープ走行状態を示す図であ
る。
る。
【図10】従来技術におけるテープの振動を示す図であ
る。
る。
【図11】従来技術における固定シリンダの斜視図であ
る。
る。
【図12】従来技術における固定シリンダの平面図であ
る。
る。
1 回転シリンダ 2 回転ヘッド 5 固定シリンダ 8 磁気テープ(テープ状記録媒体) 12 内部空間 13 溝部(溝) 14 第1溝部(溝) 15 第2溝部(溝) 16 貫通孔小(貫通孔) 17 貫通孔中(貫通孔) 18 貫通孔大(貫通孔) 19 テープ走行面
Claims (4)
- 【請求項1】 回転ヘッドがテープ状記録媒体から離脱
する前の位置から、前記回転ヘッドが前記テープ状記録
媒体から離脱する位置までの間の固定シリンダ上部のテ
ープ走行面に、前記固定シリンダの内部空間に通じる溝
あるいは貫通孔が形成されていることを特徴とする情報
記録再生装置用シリンダ。 - 【請求項2】 固定シリンダのテープ走行面の上部に、
溝あるいは貫通孔が複数形成されており、前記溝あるい
は貫通孔の開口面積が回転ヘッドがテープ状記録媒体か
ら離脱する前の位置から、前記回転ヘッドが前記テープ
状記録媒体から離脱する位置に向かうにつれて広くなっ
ていることを特徴とする請求項1記載の情報記録再生装
置用シリンダ。 - 【請求項3】 固定シリンダのテープ走行面の上部に形
成されている溝が、開口部が矩形状であり連続する複数
の溝により構成されていることを特徴とする請求項2記
載の情報記録再生装置用シリンダ。 - 【請求項4】 固定シリンダのテープ走行面の上部に形
成されている貫通孔が、開口部が円形である複数の貫通
孔により構成されていることを特徴とする請求項2記載
の情報記録再生装置用シリンダ。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3-43569 | 1991-03-08 | ||
| JP4356991 | 1991-03-08 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0567370A true JPH0567370A (ja) | 1993-03-19 |
Family
ID=12667380
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4049649A Pending JPH0567370A (ja) | 1991-03-08 | 1992-03-06 | 情報記録再生装置用シリンダ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0567370A (ja) |
-
1992
- 1992-03-06 JP JP4049649A patent/JPH0567370A/ja active Pending
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