JPH0567630B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0567630B2 JPH0567630B2 JP5577990A JP5577990A JPH0567630B2 JP H0567630 B2 JPH0567630 B2 JP H0567630B2 JP 5577990 A JP5577990 A JP 5577990A JP 5577990 A JP5577990 A JP 5577990A JP H0567630 B2 JPH0567630 B2 JP H0567630B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- perhydrotriazine
- trithione
- yield
- isothiocyanate
- present
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Description
本発明は、1,3,5−パーヒドロトリアジン
−2,4,6−トリチオン誘導体の製造法に関す
るもので、より詳細にはこれらの化合物を、イソ
チオシアン酸エステルを塩基の存在下に高圧で反
応させることにより簡単かつ収率よく製造する方
法に関するものである。 〔産業上の利用分野〕 1,3,5−トリメチル−1,3,5−パーヒ
ドロトリアジン−2,4,6−トリチオンは、稲
の病菌に有効である(Ger.Offen.2847430
(1979))。またこれらの化合物の酸素同族体であ
るイソシアヌル酸の誘導体は樹脂の改質剤などと
して広く工業的に用いられており、これらの化合
物も類似の効果が期待できる。 〔発明が解決しようとする問題点〕 このように1,3,5−パーヒドロトリアジン
−2,4,6−トリチオンの誘導体は有用な化合
物であり、イソチオシアン酸エステルとエポキシ
ド及びトリエチルアミンとの反応が知られている
が、副生成物が一緒に生成する。三級アミン触媒
では高温が必要であり、低温ではイソチオシアン
酸エステルの三量化反応はほとんど進行しないな
どの問題があつた。 したがつて、本発明の目的は1,3,5−パー
ヒドロトリアジン−2,4,6−トリチオン誘導
体の効率的な製造方法を開発することである。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明者らは、高圧条件下にイソチオシアン酸
エステルを塩基の存在下に反応させることにより
1,3,5−パーヒドロトリアジン−2,4,6
−トリチオンの誘導体を高収率で製造できること
を見出し、本発明を完成するに至つた。 すなわち本発明は 一般式 RNCS ……(1) (式中Rはアルキル基又はアリール基を示す。)
で示されるイソチオシアン酸エステルを塩基の存
在下、高圧をかけて反応させることを特徴とする 一般式
−2,4,6−トリチオン誘導体の製造法に関す
るもので、より詳細にはこれらの化合物を、イソ
チオシアン酸エステルを塩基の存在下に高圧で反
応させることにより簡単かつ収率よく製造する方
法に関するものである。 〔産業上の利用分野〕 1,3,5−トリメチル−1,3,5−パーヒ
ドロトリアジン−2,4,6−トリチオンは、稲
の病菌に有効である(Ger.Offen.2847430
(1979))。またこれらの化合物の酸素同族体であ
るイソシアヌル酸の誘導体は樹脂の改質剤などと
して広く工業的に用いられており、これらの化合
物も類似の効果が期待できる。 〔発明が解決しようとする問題点〕 このように1,3,5−パーヒドロトリアジン
−2,4,6−トリチオンの誘導体は有用な化合
物であり、イソチオシアン酸エステルとエポキシ
ド及びトリエチルアミンとの反応が知られている
が、副生成物が一緒に生成する。三級アミン触媒
では高温が必要であり、低温ではイソチオシアン
酸エステルの三量化反応はほとんど進行しないな
どの問題があつた。 したがつて、本発明の目的は1,3,5−パー
ヒドロトリアジン−2,4,6−トリチオン誘導
体の効率的な製造方法を開発することである。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明者らは、高圧条件下にイソチオシアン酸
エステルを塩基の存在下に反応させることにより
1,3,5−パーヒドロトリアジン−2,4,6
−トリチオンの誘導体を高収率で製造できること
を見出し、本発明を完成するに至つた。 すなわち本発明は 一般式 RNCS ……(1) (式中Rはアルキル基又はアリール基を示す。)
で示されるイソチオシアン酸エステルを塩基の存
在下、高圧をかけて反応させることを特徴とする 一般式
【化】
(式中Rは前記と同じ。)で示される1,3,5
−パーヒドロトリアジン−2,4,6−トリチオ
ン誘導体の製造方法を提供するものである。 次に本発明における目的化合物(2)の生成経路を
塩基としてトリエチルアミンを用いたイソチオシ
アン酸メチルの反応を例にとれば下記の式(3)のよ
うに表現できる。
−パーヒドロトリアジン−2,4,6−トリチオ
ン誘導体の製造方法を提供するものである。 次に本発明における目的化合物(2)の生成経路を
塩基としてトリエチルアミンを用いたイソチオシ
アン酸メチルの反応を例にとれば下記の式(3)のよ
うに表現できる。
本発明方法によれば1,3,5−パーヒドロト
リアジン−2,4,6−トリチオン誘導体を高収
率かつ効率的に製造することができる。 〔実施例〕 次に本発明を実施例に基づきさらに詳細に説明
する。 実施例 1 テフロンチユーブにイソチオシアン酸メチル
0.37g、トリエチルアミン0.05g及びベンゼン3
mlを封入し、8000Kg/cm2に加圧して100℃で20時
間反応した。常圧に戻したのち反応物をとりだ
し、ベンゼンを留去した。残留物をエタノールで
再結晶することより1,3,5−トリメチル−
1,3,5−パーヒドロトリアジン−2,4,6
−トリチオンを76%の収率で得た。この化合物の
スペクトルデータは文献の報告(J.Chem.Soc.
(c)、1966、909)と 一致した。 m.p:169.1℃(文献値167.6℃) IR:1090、1275cm-1 NMR:4.18(s.9H、3CH3) MS:219 同様の反応を封管中で行うと目的物はまつたく
得られなかつた。 実施例 2 前記と同様にしてイソチオシアン酸メチル0.37
g、トリエチルアミン0.05g及びベンゼン3mlを
封入し、800Kg/cm2、に加圧して40℃で20時間反
応させた。ヘキサデカン0.1gを内部標準として
加え、GLC分析により求めた1,3,5−トリ
メチル−1,3,5−パーヒドロトリアジン−
2,4,6−トリチオンの収率は66%であつた。 実施例 3 前記と同様にしてイソチオシアン酸メチル0.37
g、ピリジン0.05g及びベンゼン3mlを8000Kg/
cm2、100℃で20時間反応させた。ヘキサデカン0.1
gを内部標準として加え、GLC分析により求め
た1,3,5−トリメチル−1,3,5−パーヒ
ドロトリアジン−2,4,6−トリチオンの収率
は78%であつた。 実施例 4 前記と同様にしてイソチオシアン酸メチル0.37
g、トリエチルアミン0.05g及びアセトニトリル
3mlを8000Kg/cm2、100℃で20時間反応させた。
ヘキサデカン0.1gを内部標準として加え、GLC
分析により求めた1,3,5−トリメチル−1,
3,5−パーヒドロトリアジン−2,4,6−ト
リチオンの収率は43%であつた。 実施例 5 前記と同様にしてイソチオシアン酸エチル0.44
g、トリエチルアミン0.05g及びベンゼン3mlを
8000Kg/cm2、100℃で20時間反応させた。反応物
はシリカゲルを用いたカラムクロマトグラフイー
(ベンゼン)により1,3,5−パーヒドロトリ
アジン−2,4,6−トリチオンを単離した。収
率89% IR:1090、1275cm-1 1 HNMR:4.97(gual、6H、3CH2) 1.36(t、9H、3CH3)13 C NMR:170.2、52.5、10.6 実施例 6 前記と同様にしてイソチオシアン酸ブチル0.56
g、トリエチルアミン0.05g、ベンゼン3mlを
8000Kg/cm2、100℃で20時間反応させた。反応物
からシリカゲルを用いたカラムクロマトグラフイ
ー(ベンゼン)により1,3,5−トリメチル−
1,3,5−パーヒドロトリアジン−2,4,6
−トリチオンを単離した。収率7% IR:1100、1683cm-1 1 HNMR:0.97(t、9H、3CH3) 1.1〜1.6(m、6H、3CH2) 1.5〜2.1(m、6H、3CH2) 4.75〜5.10(m、6H、3CH2) MS:345
リアジン−2,4,6−トリチオン誘導体を高収
率かつ効率的に製造することができる。 〔実施例〕 次に本発明を実施例に基づきさらに詳細に説明
する。 実施例 1 テフロンチユーブにイソチオシアン酸メチル
0.37g、トリエチルアミン0.05g及びベンゼン3
mlを封入し、8000Kg/cm2に加圧して100℃で20時
間反応した。常圧に戻したのち反応物をとりだ
し、ベンゼンを留去した。残留物をエタノールで
再結晶することより1,3,5−トリメチル−
1,3,5−パーヒドロトリアジン−2,4,6
−トリチオンを76%の収率で得た。この化合物の
スペクトルデータは文献の報告(J.Chem.Soc.
(c)、1966、909)と 一致した。 m.p:169.1℃(文献値167.6℃) IR:1090、1275cm-1 NMR:4.18(s.9H、3CH3) MS:219 同様の反応を封管中で行うと目的物はまつたく
得られなかつた。 実施例 2 前記と同様にしてイソチオシアン酸メチル0.37
g、トリエチルアミン0.05g及びベンゼン3mlを
封入し、800Kg/cm2、に加圧して40℃で20時間反
応させた。ヘキサデカン0.1gを内部標準として
加え、GLC分析により求めた1,3,5−トリ
メチル−1,3,5−パーヒドロトリアジン−
2,4,6−トリチオンの収率は66%であつた。 実施例 3 前記と同様にしてイソチオシアン酸メチル0.37
g、ピリジン0.05g及びベンゼン3mlを8000Kg/
cm2、100℃で20時間反応させた。ヘキサデカン0.1
gを内部標準として加え、GLC分析により求め
た1,3,5−トリメチル−1,3,5−パーヒ
ドロトリアジン−2,4,6−トリチオンの収率
は78%であつた。 実施例 4 前記と同様にしてイソチオシアン酸メチル0.37
g、トリエチルアミン0.05g及びアセトニトリル
3mlを8000Kg/cm2、100℃で20時間反応させた。
ヘキサデカン0.1gを内部標準として加え、GLC
分析により求めた1,3,5−トリメチル−1,
3,5−パーヒドロトリアジン−2,4,6−ト
リチオンの収率は43%であつた。 実施例 5 前記と同様にしてイソチオシアン酸エチル0.44
g、トリエチルアミン0.05g及びベンゼン3mlを
8000Kg/cm2、100℃で20時間反応させた。反応物
はシリカゲルを用いたカラムクロマトグラフイー
(ベンゼン)により1,3,5−パーヒドロトリ
アジン−2,4,6−トリチオンを単離した。収
率89% IR:1090、1275cm-1 1 HNMR:4.97(gual、6H、3CH2) 1.36(t、9H、3CH3)13 C NMR:170.2、52.5、10.6 実施例 6 前記と同様にしてイソチオシアン酸ブチル0.56
g、トリエチルアミン0.05g、ベンゼン3mlを
8000Kg/cm2、100℃で20時間反応させた。反応物
からシリカゲルを用いたカラムクロマトグラフイ
ー(ベンゼン)により1,3,5−トリメチル−
1,3,5−パーヒドロトリアジン−2,4,6
−トリチオンを単離した。収率7% IR:1100、1683cm-1 1 HNMR:0.97(t、9H、3CH3) 1.1〜1.6(m、6H、3CH2) 1.5〜2.1(m、6H、3CH2) 4.75〜5.10(m、6H、3CH2) MS:345
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式 RNCS ……(1) (式中Rは、アルキル基またはアリール基を示
す。)で示されるイソチオシアン酸エステルを塩
基の存在下、高圧をかけて反応させることを特徴
とする 一般式 【化】 (式中Rは前記と同じ。)で示される1,3,5
−パーヒドロトリアジン−2,4,6−トリチオ
ン誘導体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5577990A JPH03258768A (ja) | 1990-03-07 | 1990-03-07 | 1,3,5―パーヒドロトリアジン―2,4,6―トリチオン誘導体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5577990A JPH03258768A (ja) | 1990-03-07 | 1990-03-07 | 1,3,5―パーヒドロトリアジン―2,4,6―トリチオン誘導体の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03258768A JPH03258768A (ja) | 1991-11-19 |
| JPH0567630B2 true JPH0567630B2 (ja) | 1993-09-27 |
Family
ID=13008380
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5577990A Granted JPH03258768A (ja) | 1990-03-07 | 1990-03-07 | 1,3,5―パーヒドロトリアジン―2,4,6―トリチオン誘導体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03258768A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111205424B (zh) * | 2013-07-08 | 2022-04-08 | 旭化成株式会社 | 改性的树脂和树脂组合物 |
| CN113328142A (zh) * | 2021-05-26 | 2021-08-31 | 恒大新能源技术(深圳)有限公司 | 电解液添加剂、电解液、锂离子电池 |
-
1990
- 1990-03-07 JP JP5577990A patent/JPH03258768A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03258768A (ja) | 1991-11-19 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |