JPH0568006U - 車両用灯具 - Google Patents

車両用灯具

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JPH0568006U
JPH0568006U JP1648192U JP1648192U JPH0568006U JP H0568006 U JPH0568006 U JP H0568006U JP 1648192 U JP1648192 U JP 1648192U JP 1648192 U JP1648192 U JP 1648192U JP H0568006 U JPH0568006 U JP H0568006U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
front lens
wall surface
film
occurrence
vehicular lamp
Prior art date
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Pending
Application number
JP1648192U
Other languages
English (en)
Inventor
友昭 関
陽三 木本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Stanley Electric Co Ltd
Original Assignee
Stanley Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Stanley Electric Co Ltd filed Critical Stanley Electric Co Ltd
Priority to JP1648192U priority Critical patent/JPH0568006U/ja
Publication of JPH0568006U publication Critical patent/JPH0568006U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Materials Applied To Surfaces To Minimize Adherence Of Mist Or Water (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来の車両用灯具においては電球により加熱
されている灯室内と外気とに温度差が甚だしいときに
は、前面レンズの内壁面に結露する水分が水滴状となり
曇りを生じ、これにより照度、配光特性の劣化などを生
ずると共に使用者に違和感を生じさせるものとなってい
た。 【構成】 前面レンズ2の内壁面に樹脂系の防曇性皮膜
7を形成した車両用灯具1としたことで、前面レンズ2
の内外面に著しい温度差を生じ内壁面側に結露を生ずる
状態においても、この内壁面に付着する水分を防曇性皮
膜7の親水性により均一な厚さの水膜状に拡散させ、曇
りの発生を防止して照度低下、配光不良など車両用灯具
1に性能低下を生ずることをなくすると共に、使用者に
違和感を与えることもなくして課題を解決する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は前照灯或いは尾灯など車両用灯具に関するものであり、詳細には前記 車両用灯具の防曇性能の向上に係るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の車両用灯具を前照灯90の例で示すものが図3であり、この前 照灯90は、夫々が樹脂で形成されたハウジング91と前面レンズ92とで略密 閉状態に灯室93が形成され、前記灯室93の内部に反射鏡94、ハロゲン電球 95などが収納されているものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記した従来の前照灯90においては前記ハロゲン電球95の 点灯により灯室93内の空気は温度上昇をして、この灯室93内の水分を蒸発さ せ夏季、冬季など外気温の状態に係わらず比較的に高湿の状態となる。このとき にもしも冬季であり外気温が低い環境下において走行を行えば前記前面レンズ9 2は走行風により冷却され、この結果前面レンズ92の内壁面には水滴状の結露 を生じて曇るものとなり、配光特性の崩れ、照度の低下など性能上の問題点を生 ずると共に、使用者に違和感を与えて商品性も低下すると云う問題点を生じ、こ れらの点の解決が課題とされるものとなっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は前記した従来の課題を解決するための具体的手段として、前面レンズ が合成樹脂で形成された車両用灯具において、前記前面レンズの内壁面には合成 樹脂系の防曇性皮膜が形成されていることを特徴とする車両用灯具を提供するこ とで、前記した前面レンズ内壁側に曇りを生じないものとして、従来の課題を解 決するものである。
【0005】
【実施例】
つぎに、本考案を図に示す一実施例に基づいて詳細に説明する。 図1に符号1で示すものは本考案に係る車両用灯具であり、この実施例におい ては具体的な形状として前照灯の例で示してある。ここで、前記車両用灯具1は 夫々が樹脂で形成された前面レンズ2とハウジング3とで略密閉状態となるよう に灯室4が構成され、該灯室4内には反射鏡5などと共に発熱源である電球6が 配設されるものである点は従来例のものと同様である。
【0006】 しかしながら、本考案により前記前面レンズ2の内壁面、即ち、灯室4側の面 には樹脂系部材による防曇性皮膜7が形成され、この防曇性皮膜7により前記内 壁面への結露の発生を防止して曇りを生ずることのないものとされている。
【0007】 以下に、前記防曇性皮膜7について更に詳細に説明を行えば、この防曇性皮膜 7は前記前面レンズ2が形成された部材との密着性などを考慮されて形成される ことが耐久性の面などから好ましく、具体的な例として前記前面レンズ2がアク リル樹脂で形成されているときには、前記防曇性皮膜7としては、親水基を有す るアクリル系モノマーと疎水基を有するモノマーとをクラフト重合したクラフト 重合体が好ましい。
【0008】 前記クラフト重合体を用いて防曇性皮膜7を形成させるときには、前記クラフ ト重合体をメチルセルソルブ、エチルセルソルブなどの溶剤に溶解して溶液とな し、スプレー法、フローコート法など適宜な手段により前記前面レンズ2の内壁 面に塗布し、50〜100℃の雰囲気中で10〜40分間ほど加熱乾燥を行うこ とで前記防曇性皮膜7が得られるものとなる。尚、この際にカルボキシル基を有 するエポキシ樹脂、又はシリカ化合物を添加しても良い。
【0009】 また、前記前面レンズ2がポリカーボネート樹脂で形成されているときには、 前記防曇性皮膜7としては、ポリカーボネートジオールとポリイソシアネートと から成る架橋型ポリウレタン、及びポリアルキレンポリアミンと二塩基性カルボ ン酸との縮合生成物の混合物により生成することが好ましく、前記架橋型ポリウ レタンと縮合生成物との配合比は重量比で1:1〜2:1の範囲が好ましい。
【0010】 前記架橋型ポリウレタンと縮合生成物との混合物により防曇性皮膜7を形成さ せるときには、前記架橋型ポリウレタンの水分散液中に前記縮合生成物を上記の 重量比と成るように混合し、スプレー法、フローコート法など適宜な手段により 前記前面レンズ2の内壁面に塗布し、100〜140℃の雰囲気中で10〜30 分間ほど加熱乾燥を行うことで前記防曇性皮膜7が得られるものとなる。
【0011】 次いで、上記の構成とした本考案の車両用灯具1の作用及び効果について説明 を行えば、前記前面レンズ2の内壁面に防曇性皮膜7を形成したことで、例えば 寒冷時における電球6の点灯など前記前面レンズ2の内外面に大きな温度差を生 ずるときには、灯室4内部の加熱により比較的に高湿となる空気は前記前面レン ズ2の内壁面側、即ち、防曇性皮膜7に触れ結露を生ずるものとなるが、このと きに図2に示すように付着した水分は前記防曇性皮膜7の有する親水性により水 膜8状に拡散され、従来例のように水滴状となることはない。
【0012】 従って、上記の状態で前面レンズ2面を観視するときには、所謂曇りは認めら れないものとなり、更に前記した親水性により拡散されることで生じる水膜8の 厚さも薄く且つ均一なものとなり、観視者に水膜8を生じたことも認識させない ものとなり、同時に照度、配光特性などにも実質上に影響を及ぼさないものとな る。
【0013】 尚、上記の実施例においては前面レンズ2がアクリル系樹脂で形成されるとき にはクラフト重合体、ポリカーボネート樹脂で形成されるときには架橋型ポリウ レタンと縮合生成物との混合物で防曇性皮膜7を形成する例で説明したが、本考 案を成すための考案者による検討の結果ではアクリル系樹脂の前面レンズ2に架 橋型ポリウレタンと縮合生成物との混合物の防曇性皮膜7を組合せた場合にも、 或いはポリカーボネート樹脂の前面レンズ2にクラフト重合体の防曇性皮膜7を 組合せた場合にも、夫々に実用性に不足のない効果が得られることが確認されて いる。
【0014】
【考案の効果】
以上に説明したように本考案により、前面レンズの内壁面に樹脂系の防曇性皮 膜を形成した車両用灯具としたことで、前記前面レンズの内外面に著しい温度差 を生じ内壁面側に結露を生ずる状態においても、この内壁面に付着する水分を前 記防曇性皮膜の親水性により均一な厚さの水膜状に拡散させるものとなり、曇り の発生を防止して照度低下、配光不良など車両用灯具に性能低下を生ずることを なくすると共に、使用者に違和感を与えることもなくし、この種の車両用灯具の 品質向上と商品性の向上に極めて優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係る車両用灯具の一実施例を示す断
面図である。
【図2】 同じ実施例の作用を示す要部の断面図であ
る。
【図3】 従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1……車両用灯具 2……前面レンズ 3……ハウジング 4……灯室 5……反射鏡 6……電球 7……防曇性皮膜 8……水膜

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面レンズが合成樹脂で形成された車両
    用灯具において、前記前面レンズはアクリル系樹脂で形
    成され、該前面レンズの内壁面には親水基を有するアク
    リル系モノマーに疎水基を有するモノマーをクラフト重
    合したクラフト重合体から成る防曇性皮膜が形成されて
    いることを特徴とする車両用灯具。
  2. 【請求項2】 前記防曇性皮膜はポリカーボネートジオ
    ールとポリイソシアネートとから成る架橋型ポリウレタ
    ン、及びポリアルキレンポリアミンと二塩基性カルボン
    酸との縮合生成物の混合物で成ることを特徴とする請求
    項1記載の車両用灯具。
  3. 【請求項3】 前面レンズが合成樹脂で形成された車両
    用灯具において、前記前面レンズはポリカーボネート系
    樹脂で形成され、該前面レンズの内壁面にはポリカーボ
    ネートジオールとポリイソシアネートとから成る架橋型
    ポリウレタン、及びポリアルキレンポリアミンと二塩基
    性カルボン酸との縮合生成物の混合物で成る防曇性皮膜
    が形成されていることを特徴とする車両用灯具。
  4. 【請求項4】 前記防曇性皮膜は親水基を有するアクリ
    ル系モノマーに疎水基を有するモノマーをクラフト重合
    したクラフト重合体から成ることを特徴とする請求項3
    記載の車両用灯具。
JP1648192U 1992-02-21 1992-02-21 車両用灯具 Pending JPH0568006U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004076000A (ja) * 2002-08-01 2004-03-11 Central Glass Co Ltd 防曇性膜及びその形成方法並びに防曇性膜形成用塗布剤
KR101055403B1 (ko) * 2008-12-26 2011-08-08 김찬희 램프 조립체
JP2023553724A (ja) * 2020-12-18 2023-12-25 ヴァレオ ビジョン 機能的な表面を有した照明装置用の射出成型プラスチック部品

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH02110119A (ja) * 1988-10-19 1990-04-23 Mitsui Toatsu Chem Inc 防曇用樹脂
JPH0439378A (ja) * 1990-06-05 1992-02-10 Lintec Corp 耐擦傷性硬化型防曇剤、これを用いた耐擦傷・防曇性プラスチックフイルム及びプラスチックボード

Patent Citations (2)

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