JPH0568806B2 - - Google Patents
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- JPH0568806B2 JPH0568806B2 JP17328485A JP17328485A JPH0568806B2 JP H0568806 B2 JPH0568806 B2 JP H0568806B2 JP 17328485 A JP17328485 A JP 17328485A JP 17328485 A JP17328485 A JP 17328485A JP H0568806 B2 JPH0568806 B2 JP H0568806B2
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- Conductive Materials (AREA)
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Description
(産業上の利用分野)
本発明は電子部品の端子部の接続用の異方導電
性接着シートに関するもので、特に接続せんとす
る端子部相互間の絶縁抵抗が改善された異方導電
性接着シートに関する。 (従来の技術) 近時厚さ方向の端子間では導通し、横方向の端
子間では絶縁性である異方導電性接着シートが電
子機器分野で多く用いられている。 現在使用されている異方導電性接着シートは炭
素繊維や金属繊維を切断してチヨツプを作り、こ
れを接着性樹脂中分散せしめ、剪断力を働かせる
方法によつてシートを製造していた。 ここに異方導電性接着の原理を説明すれば、第
1図に示すように、電子部品の端子11とリボン
状電子ワイヤ12と接続する場合、リボン状電子
ワイヤ12は口出ししておき、両者を対向させ
る。但し電子部品の導体と電子ワイヤとは相互の
ピツチをあわせてある。(例:導体1.25mm、線間
1.25mm)。これを断面で表すと、第2図のように、
電子部品10の端子11と電子ワイヤ12との間
に異方導電性接着シート13を介在させる。(導
電性繊維の向きに注目) これを熱圧着すると、樹脂は横に流れ、接着面
を拡げ、繊維の一部は端子間に残り、電気的コン
クタクトを作り導電性となる。導電性繊維の整列
長さ方向と端子の長さ方向を揃えることで、上下
の端子間に導通が生じるが、左右の端子間は絶縁
が保たれる。 (発明が改良すべき問題点) 上記方法によつて製造した異方導電性接着シー
トは導電性繊維が横方向で接触する確立が0では
なく、端子ピツチの狭細化に応じるには問題があ
り、横方向の絶縁の信頼性に不安があつた。 すなわち、接続する端子のピツチが狭く、高密
度化してきた。このため、従来のものでは繊維の
接触で導電性が生じるために、左右端子間の混線
確率が高くなつてしまう。 (問題点を解決しようとする手段) 本発明は上記の実情に鑑み種々検討の結果、導
電性繊維をあらかじめ接着剤として用いる接着用
樹脂とは相溶性のない被覆用樹脂を以て被覆して
なるチヨツプを用意し、然る後接着用樹脂を用い
て、前記チヨツプに剪断力を与えて整列させなが
ら一体化してシートに加工し、異方導電性接着シ
ートとすることにより横方向の絶縁の信頼性を高
めることができた。 すなわち、第3図イに示したように、本発明で
は、導電性繊維20の表面に予め接着性樹脂と相
溶性のない樹脂の被覆層21を設けておくので、
これが第3図ロのように接触しても導通は生じな
い。これに対し従来は第3図ハに示したように、
導電性繊維20は何も被つていないのでこれが第
3図ニのように接触すると、導通を生じる。 端子接続の熱圧着時には、本発明によるもので
は、第4図に示すように、端子重なり部の大きな
圧力により、本発明で設けた樹脂層も流動変形し
て、導通が生じる。しかし、端子間では大きな圧
力が加わらないので、本発明で設けた導電性繊維
20の表面の被覆層21が保存され、例えば接触
があつても絶縁が保たれる。 なお、本発明でチヨツプと称するものは、カー
ボンや金属等の導電性繊維は普通モノフイラメン
トのものでその数10本のモノフイラメントを緩や
かに撚り合わせたストランド等の製品が入手可能
である。これらを短く切断したものをチヨツプと
いつている。 このチヨツプの接着性樹脂中での整列について
述べれば、通常の混練では第5図に示すように繊
維はランダムに分散して高濃度では繊維間で接触
があり、導電性がある。これに大きな剪断力を加
えると、第6図に示したようにランダムな繊維A
が流れに従つて段々と整列して行き、少し揃つた
Bを経、さらに揃つたCを経、最終的にはDの状
態となる。この場合剪断力は流れの層間に働き、
剪断力が大きい程揃い、繊維の(長/径)比が大
きい程揃い易く、整列したものは高濃度でも絶縁
性になる。 本発明で用いられる導電性繊維には銅、アルミ
ニウム、その他の金属及び炭素等の繊維が用いら
れ、素材の導電率は102S/cm程度以上であればよ
く、又導電性繊維の径は大略30μm以下、好まし
くは20μm以下が良い。 導電性繊維に被覆する樹脂としては既述のよう
に接着用樹脂とは相溶性が無いことが必須の要件
である。 又、シート化方法が、接着用樹脂の溶液による
場合には繊維に塗装被覆する樹脂には接着用樹脂
の溶液に用いられる溶剤に溶けないことが必須で
ある。又、この繊維の被覆用樹脂にはポリエチレ
ンやフツ素樹脂の如く接着性の悪い熱可塑性樹脂
でもよいが、接着用樹脂とは相溶性のない限り接
着性樹脂であつてもよく、又、この外、被覆用樹
脂は他の実使用条件、例えば耐熱性、耐湿性等も
配慮して使用材料を選定することは当然である。 導電性繊維に被覆用樹脂を被覆する方法は、押
出方法によつてコーテイングするか、樹脂塗料を
塗布する等、通常の被覆手段が用いられるが完全
被覆は必ずしも要求されず、大略70%以上の表面
が被覆されていればよい。 被覆厚さも基本的には任意であるが、接続部の
抵抗との関係で、厚過ぎるのは好ましくなく、大
略繊維径の50%以下が望ましい。 導電性繊維のチヨツプ長は主にシート化加工性
に関係し、余りに長大なものは加工し難くシート
厚の均一性を失なうおそれがあり、又、余りに短
尺のものは繊維チヨツプの方向性がランダムにな
るおそれがあり、これらを配慮して適当な長さの
ものとされるが、通常は0.1〜1.0mm程度のものが
用いられる。 接着性樹脂としてはいわゆるホツトメルト型の
接着性樹脂及び熱硬化性の接着性樹脂のいずれで
も用いることができる。 シート化の方法としては、例えば被覆用樹脂を
導電性繊維に被覆した後切断し、チヨツプとな
し、或はあらかじめチヨツプに切断してから樹脂
を被覆しこれを接着性樹脂に一定の割合で配合
し、溶融押出するか、熱カレンダーがけするか、
或いは流延法による等適宜な手段によつて行なう
ことができる。いずれの方法による場合でも、導
電性繊維に剪断力が加わつて加工方向に並行に繊
維が整列するに足る条件が必要である。この繊維
が整列するに足る剪断力は繊維の長さ媒質の粘度
等によつて異なり、個々組合せに於て最適条件を
定めなければならない。 導電性繊維の配合割合は接続部の電導度特性と
の関係で定まるが、最終シートに於て体積分率で
大略10%以上は必要で、分率が大きい程電導度が
大きくなる。しかし、余りに過大であるとシート
物性や接着力が低下するので、分率50%程度以下
が望ましい。最終的には得られる本発明の異方導
電性接着シートは接着性樹脂マトリツクスに被覆
用樹脂を被覆した導電性繊維が加工方向に並行に
整列した構造となる。この構造は導電性繊維に被
覆した被覆用樹脂が接着性樹脂とは相溶性がな
く、溶剤にも溶けず、かつ両樹脂の溶点がたとへ
近似していても、溶融状態に於て化学的ポテンシ
ヤルの相異から界面が保存されて導電性繊維同志
で接触することがない。 本発明による異方導電性接着シートの使用方法
は、接着すべき端子間に、端子の長さ方向と、異
方導電性接着シートの製造方向とを同じくするよ
うに同シートを配置し、熱圧着することによつて
行なわれる。端子部は通常凸部となつているため
に、熱圧着時の変形率は非端子部より端子部の方
が大きく、接着用樹脂及び導電性繊維の被覆用樹
脂とともに流動変形して端子−導電性繊維−端子
の導通部が形成される。又同時に接着用樹脂は非
端子部及び端子部の一部に接着界面を形成し、全
体として一体接着されることになる。 (実施例) 実施例 1 単繊維直径6μmのカーボン繊維を0.3mm長のチ
ヨツプとし、ポリスチレン3%濃度のトルエン溶
液に分散せしめた。このスラリー状のものを120
℃の温度の空気浴中にノズルから噴出せしめて繊
維チヨツプが相互に接着していない表面がポリス
チレンで被覆されたカーボン繊維を得た。この被
覆層の厚さは平均2μm程度であつた。酢酸ビニ
ル成分18%を含有するエチレン・酢ビ共重合体
100重量部に対し、前記ポリスチレン被覆カーボ
ン繊維チヨツプ40重量部の割合で、110℃の温度
でロール混練した。次にこの混和物を100℃の温
度でTダイ押出によりフイルム状とした。成形条
件はダイ出口線速(平均)5m/分、ロール冷却
における線速15m/分である。得られたフイルム
厚さは25μmであつた。 比較例 1 ポリスチレンで処理しない外は、すべて実施例
1と同一条件で25μm厚の異方導電性フイルムを
製造した。 次にポリエステルフイルムに15μm厚の銅箔に
よつて形成した端子部幅0.3mm、端子間間隔0.3mm
の10端子印刷回路を用い、前述の実施例及び比較
例に示した異方導電性シートの製造方向を端子部
の長手方向に平行になるようにして端子部間に配
置し、接着部巾5mmの条件で熱接着した。熱接着
の条件は温度140℃、圧力50Kg/cm2、圧着時間15
秒である。 上記のように異方導電性シートを熱接着した印
刷回路について、端子間導通抵抗(10端子)、隣
接端子間絶縁抵抗(9端子間)を測定した。その
結果は下表のとおりである。
性接着シートに関するもので、特に接続せんとす
る端子部相互間の絶縁抵抗が改善された異方導電
性接着シートに関する。 (従来の技術) 近時厚さ方向の端子間では導通し、横方向の端
子間では絶縁性である異方導電性接着シートが電
子機器分野で多く用いられている。 現在使用されている異方導電性接着シートは炭
素繊維や金属繊維を切断してチヨツプを作り、こ
れを接着性樹脂中分散せしめ、剪断力を働かせる
方法によつてシートを製造していた。 ここに異方導電性接着の原理を説明すれば、第
1図に示すように、電子部品の端子11とリボン
状電子ワイヤ12と接続する場合、リボン状電子
ワイヤ12は口出ししておき、両者を対向させ
る。但し電子部品の導体と電子ワイヤとは相互の
ピツチをあわせてある。(例:導体1.25mm、線間
1.25mm)。これを断面で表すと、第2図のように、
電子部品10の端子11と電子ワイヤ12との間
に異方導電性接着シート13を介在させる。(導
電性繊維の向きに注目) これを熱圧着すると、樹脂は横に流れ、接着面
を拡げ、繊維の一部は端子間に残り、電気的コン
クタクトを作り導電性となる。導電性繊維の整列
長さ方向と端子の長さ方向を揃えることで、上下
の端子間に導通が生じるが、左右の端子間は絶縁
が保たれる。 (発明が改良すべき問題点) 上記方法によつて製造した異方導電性接着シー
トは導電性繊維が横方向で接触する確立が0では
なく、端子ピツチの狭細化に応じるには問題があ
り、横方向の絶縁の信頼性に不安があつた。 すなわち、接続する端子のピツチが狭く、高密
度化してきた。このため、従来のものでは繊維の
接触で導電性が生じるために、左右端子間の混線
確率が高くなつてしまう。 (問題点を解決しようとする手段) 本発明は上記の実情に鑑み種々検討の結果、導
電性繊維をあらかじめ接着剤として用いる接着用
樹脂とは相溶性のない被覆用樹脂を以て被覆して
なるチヨツプを用意し、然る後接着用樹脂を用い
て、前記チヨツプに剪断力を与えて整列させなが
ら一体化してシートに加工し、異方導電性接着シ
ートとすることにより横方向の絶縁の信頼性を高
めることができた。 すなわち、第3図イに示したように、本発明で
は、導電性繊維20の表面に予め接着性樹脂と相
溶性のない樹脂の被覆層21を設けておくので、
これが第3図ロのように接触しても導通は生じな
い。これに対し従来は第3図ハに示したように、
導電性繊維20は何も被つていないのでこれが第
3図ニのように接触すると、導通を生じる。 端子接続の熱圧着時には、本発明によるもので
は、第4図に示すように、端子重なり部の大きな
圧力により、本発明で設けた樹脂層も流動変形し
て、導通が生じる。しかし、端子間では大きな圧
力が加わらないので、本発明で設けた導電性繊維
20の表面の被覆層21が保存され、例えば接触
があつても絶縁が保たれる。 なお、本発明でチヨツプと称するものは、カー
ボンや金属等の導電性繊維は普通モノフイラメン
トのものでその数10本のモノフイラメントを緩や
かに撚り合わせたストランド等の製品が入手可能
である。これらを短く切断したものをチヨツプと
いつている。 このチヨツプの接着性樹脂中での整列について
述べれば、通常の混練では第5図に示すように繊
維はランダムに分散して高濃度では繊維間で接触
があり、導電性がある。これに大きな剪断力を加
えると、第6図に示したようにランダムな繊維A
が流れに従つて段々と整列して行き、少し揃つた
Bを経、さらに揃つたCを経、最終的にはDの状
態となる。この場合剪断力は流れの層間に働き、
剪断力が大きい程揃い、繊維の(長/径)比が大
きい程揃い易く、整列したものは高濃度でも絶縁
性になる。 本発明で用いられる導電性繊維には銅、アルミ
ニウム、その他の金属及び炭素等の繊維が用いら
れ、素材の導電率は102S/cm程度以上であればよ
く、又導電性繊維の径は大略30μm以下、好まし
くは20μm以下が良い。 導電性繊維に被覆する樹脂としては既述のよう
に接着用樹脂とは相溶性が無いことが必須の要件
である。 又、シート化方法が、接着用樹脂の溶液による
場合には繊維に塗装被覆する樹脂には接着用樹脂
の溶液に用いられる溶剤に溶けないことが必須で
ある。又、この繊維の被覆用樹脂にはポリエチレ
ンやフツ素樹脂の如く接着性の悪い熱可塑性樹脂
でもよいが、接着用樹脂とは相溶性のない限り接
着性樹脂であつてもよく、又、この外、被覆用樹
脂は他の実使用条件、例えば耐熱性、耐湿性等も
配慮して使用材料を選定することは当然である。 導電性繊維に被覆用樹脂を被覆する方法は、押
出方法によつてコーテイングするか、樹脂塗料を
塗布する等、通常の被覆手段が用いられるが完全
被覆は必ずしも要求されず、大略70%以上の表面
が被覆されていればよい。 被覆厚さも基本的には任意であるが、接続部の
抵抗との関係で、厚過ぎるのは好ましくなく、大
略繊維径の50%以下が望ましい。 導電性繊維のチヨツプ長は主にシート化加工性
に関係し、余りに長大なものは加工し難くシート
厚の均一性を失なうおそれがあり、又、余りに短
尺のものは繊維チヨツプの方向性がランダムにな
るおそれがあり、これらを配慮して適当な長さの
ものとされるが、通常は0.1〜1.0mm程度のものが
用いられる。 接着性樹脂としてはいわゆるホツトメルト型の
接着性樹脂及び熱硬化性の接着性樹脂のいずれで
も用いることができる。 シート化の方法としては、例えば被覆用樹脂を
導電性繊維に被覆した後切断し、チヨツプとな
し、或はあらかじめチヨツプに切断してから樹脂
を被覆しこれを接着性樹脂に一定の割合で配合
し、溶融押出するか、熱カレンダーがけするか、
或いは流延法による等適宜な手段によつて行なう
ことができる。いずれの方法による場合でも、導
電性繊維に剪断力が加わつて加工方向に並行に繊
維が整列するに足る条件が必要である。この繊維
が整列するに足る剪断力は繊維の長さ媒質の粘度
等によつて異なり、個々組合せに於て最適条件を
定めなければならない。 導電性繊維の配合割合は接続部の電導度特性と
の関係で定まるが、最終シートに於て体積分率で
大略10%以上は必要で、分率が大きい程電導度が
大きくなる。しかし、余りに過大であるとシート
物性や接着力が低下するので、分率50%程度以下
が望ましい。最終的には得られる本発明の異方導
電性接着シートは接着性樹脂マトリツクスに被覆
用樹脂を被覆した導電性繊維が加工方向に並行に
整列した構造となる。この構造は導電性繊維に被
覆した被覆用樹脂が接着性樹脂とは相溶性がな
く、溶剤にも溶けず、かつ両樹脂の溶点がたとへ
近似していても、溶融状態に於て化学的ポテンシ
ヤルの相異から界面が保存されて導電性繊維同志
で接触することがない。 本発明による異方導電性接着シートの使用方法
は、接着すべき端子間に、端子の長さ方向と、異
方導電性接着シートの製造方向とを同じくするよ
うに同シートを配置し、熱圧着することによつて
行なわれる。端子部は通常凸部となつているため
に、熱圧着時の変形率は非端子部より端子部の方
が大きく、接着用樹脂及び導電性繊維の被覆用樹
脂とともに流動変形して端子−導電性繊維−端子
の導通部が形成される。又同時に接着用樹脂は非
端子部及び端子部の一部に接着界面を形成し、全
体として一体接着されることになる。 (実施例) 実施例 1 単繊維直径6μmのカーボン繊維を0.3mm長のチ
ヨツプとし、ポリスチレン3%濃度のトルエン溶
液に分散せしめた。このスラリー状のものを120
℃の温度の空気浴中にノズルから噴出せしめて繊
維チヨツプが相互に接着していない表面がポリス
チレンで被覆されたカーボン繊維を得た。この被
覆層の厚さは平均2μm程度であつた。酢酸ビニ
ル成分18%を含有するエチレン・酢ビ共重合体
100重量部に対し、前記ポリスチレン被覆カーボ
ン繊維チヨツプ40重量部の割合で、110℃の温度
でロール混練した。次にこの混和物を100℃の温
度でTダイ押出によりフイルム状とした。成形条
件はダイ出口線速(平均)5m/分、ロール冷却
における線速15m/分である。得られたフイルム
厚さは25μmであつた。 比較例 1 ポリスチレンで処理しない外は、すべて実施例
1と同一条件で25μm厚の異方導電性フイルムを
製造した。 次にポリエステルフイルムに15μm厚の銅箔に
よつて形成した端子部幅0.3mm、端子間間隔0.3mm
の10端子印刷回路を用い、前述の実施例及び比較
例に示した異方導電性シートの製造方向を端子部
の長手方向に平行になるようにして端子部間に配
置し、接着部巾5mmの条件で熱接着した。熱接着
の条件は温度140℃、圧力50Kg/cm2、圧着時間15
秒である。 上記のように異方導電性シートを熱接着した印
刷回路について、端子間導通抵抗(10端子)、隣
接端子間絶縁抵抗(9端子間)を測定した。その
結果は下表のとおりである。
【表】
実施例 2
集束ダイス伸線による断面非円形である等価断
面積径9μmのステンレス線に6.6ナイロン5%ク
レゾール溶液を塗布乾燥して被覆層を形成した。
被覆層の平均厚さは1.5μm程度であつた。この繊
維を0.5mm程度のチヨツプとした。 エポキシ樹脂、酸無水物型硬化剤、ポリウレタ
ンの混和物を30%含有するアセトン溶液に前述の
チヨツプを混和物100重量部当り、100重量部配合
し混練して分散せしめた。 本スラリーをナイフコータにより線速10m/分
にて離型紙上に塗布し、乾燥後厚さ22μmの異方
導電性シートを製造した。 比較例 2 ナイロンを被覆しない繊維チヨツプを用いる外
は、実施例2と同一条件で厚さ20μmの異方導電
性シートを製造した。 次にポリイミドフイルム上に厚さ18μmの銅箔
にて作製した端子部幅0.2mm、隣接端子間間隔0.2
mmの10端子(接着部端子金メツキ)の印刷回路を
用いて熱接着した。熱接着は最初に1枚の印刷回
路の端子部に5mm幅に切断した接着シート(離型
紙付きのまま)を置き、120℃、20Kg/cm2の圧力
で10秒間の処理で仮接着し、次に離型紙を剥ぎと
り、二枚目の印刷回路をピツチを合せて置き、
200℃、40Kg/cm2、25秒の本接着処理を行なつた。 上記のように異方導電性シートを熱接着した印
刷回路について端子間導通抵抗(10端子)、隣接
端子間絶縁抵抗(9端子間)を測定した。その結
果は下表のとおりである。
面積径9μmのステンレス線に6.6ナイロン5%ク
レゾール溶液を塗布乾燥して被覆層を形成した。
被覆層の平均厚さは1.5μm程度であつた。この繊
維を0.5mm程度のチヨツプとした。 エポキシ樹脂、酸無水物型硬化剤、ポリウレタ
ンの混和物を30%含有するアセトン溶液に前述の
チヨツプを混和物100重量部当り、100重量部配合
し混練して分散せしめた。 本スラリーをナイフコータにより線速10m/分
にて離型紙上に塗布し、乾燥後厚さ22μmの異方
導電性シートを製造した。 比較例 2 ナイロンを被覆しない繊維チヨツプを用いる外
は、実施例2と同一条件で厚さ20μmの異方導電
性シートを製造した。 次にポリイミドフイルム上に厚さ18μmの銅箔
にて作製した端子部幅0.2mm、隣接端子間間隔0.2
mmの10端子(接着部端子金メツキ)の印刷回路を
用いて熱接着した。熱接着は最初に1枚の印刷回
路の端子部に5mm幅に切断した接着シート(離型
紙付きのまま)を置き、120℃、20Kg/cm2の圧力
で10秒間の処理で仮接着し、次に離型紙を剥ぎと
り、二枚目の印刷回路をピツチを合せて置き、
200℃、40Kg/cm2、25秒の本接着処理を行なつた。 上記のように異方導電性シートを熱接着した印
刷回路について端子間導通抵抗(10端子)、隣接
端子間絶縁抵抗(9端子間)を測定した。その結
果は下表のとおりである。
【表】
(発明の効果)
以上のように本発明は2種の相溶性のない樹脂
を用い、その一方は導電性繊維を被覆し、他方は
接着剤として作用する両者の間には製造及び使用
(熱接着)を通じて界面が形成されるので導電性
繊維同志が接着することは通常の条件では発生し
難く、従つて隣接端子間の絶縁抵抗に異常に小さ
な値を生じることがなくなり、ピツチの狭細化し
た電子部品の接続が確実なものとなるのである。
を用い、その一方は導電性繊維を被覆し、他方は
接着剤として作用する両者の間には製造及び使用
(熱接着)を通じて界面が形成されるので導電性
繊維同志が接着することは通常の条件では発生し
難く、従つて隣接端子間の絶縁抵抗に異常に小さ
な値を生じることがなくなり、ピツチの狭細化し
た電子部品の接続が確実なものとなるのである。
第1図は電子部品の端子とリボン状電子ワイヤ
の接続直前の状態の上面図、第2図は同じく異方
導電性シートを介在させる場合の断面図、第3図
イは本発明の導電性繊維の断面図、ロはその接触
状態の一例の断面図、ハは従来の導電性繊維の断
面図、ニはその接触状態の一例の断面図、第4図
は本発明の導電性繊維を端子間に挟んだ場合の断
面図、第5図はチヨツプの断面図(通常の混練の
場合)、第6図は剪断力を作用させる場合の説明
図。 符号の説明、10:電子部品、11:電子部品
の端子、12:リボン状電子ワイヤ、20:導電
性繊維、21:絶縁被覆、22:端子。
の接続直前の状態の上面図、第2図は同じく異方
導電性シートを介在させる場合の断面図、第3図
イは本発明の導電性繊維の断面図、ロはその接触
状態の一例の断面図、ハは従来の導電性繊維の断
面図、ニはその接触状態の一例の断面図、第4図
は本発明の導電性繊維を端子間に挟んだ場合の断
面図、第5図はチヨツプの断面図(通常の混練の
場合)、第6図は剪断力を作用させる場合の説明
図。 符号の説明、10:電子部品、11:電子部品
の端子、12:リボン状電子ワイヤ、20:導電
性繊維、21:絶縁被覆、22:端子。
Claims (1)
- 1 導電性繊維に被覆用樹脂が被覆されているチ
ヨツプを、前記の被覆用樹脂とは相溶性のない接
着性樹脂を以て前記チヨツプに剪断力を与えなが
らシートに加工することを特徴とする異方導電性
接着シートの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17328485A JPS6235410A (ja) | 1985-08-08 | 1985-08-08 | 異方導電性接着シ−トの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17328485A JPS6235410A (ja) | 1985-08-08 | 1985-08-08 | 異方導電性接着シ−トの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6235410A JPS6235410A (ja) | 1987-02-16 |
| JPH0568806B2 true JPH0568806B2 (ja) | 1993-09-29 |
Family
ID=15957595
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17328485A Granted JPS6235410A (ja) | 1985-08-08 | 1985-08-08 | 異方導電性接着シ−トの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6235410A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008042622A (ja) * | 2006-08-08 | 2008-02-21 | Audio Technica Corp | リボン型マイクロホン |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0618082B2 (ja) * | 1985-09-30 | 1994-03-09 | 富士ゼロックス株式会社 | 電気接続用異方導電材料 |
| WO1999048110A1 (en) * | 1998-03-19 | 1999-09-23 | Nitto Denko Corporation | Anisotropic conductive film |
| JP2009094298A (ja) * | 2007-10-09 | 2009-04-30 | Sony Chemical & Information Device Corp | 磁性シートの製造方法及び磁性シート |
-
1985
- 1985-08-08 JP JP17328485A patent/JPS6235410A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008042622A (ja) * | 2006-08-08 | 2008-02-21 | Audio Technica Corp | リボン型マイクロホン |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6235410A (ja) | 1987-02-16 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |