JPH0569523A - 高光沢多層中空容器 - Google Patents
高光沢多層中空容器Info
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- JPH0569523A JPH0569523A JP26119591A JP26119591A JPH0569523A JP H0569523 A JPH0569523 A JP H0569523A JP 26119591 A JP26119591 A JP 26119591A JP 26119591 A JP26119591 A JP 26119591A JP H0569523 A JPH0569523 A JP H0569523A
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- parts
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
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- B65D1/02—Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents
- B65D1/0207—Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents characterised by material, e.g. composition, physical features
- B65D1/0215—Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents characterised by material, e.g. composition, physical features multilayered
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- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明はポリプロピレンの数々の優れた性質を
生かしながら、従来のポリプロピレンの欠点である表面
光沢を大幅に改善し、商品価値を著しく高める外観を有
し、生産性よくダイレクトブローできる多層中空容器を
提供することにある。 【構成】本発明は、A)結晶融点が110〜145℃、エチレン
含有量が 3〜10重量%、炭素数4以上のαオレフィン含
有量が0.5〜10重量%である多元系プロピレンランダム
共重合体を配合してなる230℃メルトフローレートが2〜
20g/10分の組成物を表面層とし、ダイレクトブロー成形
法により得られた高光沢多層中空容器および上記A)多元
系プロピレンランダム共重合体100重量部に対し、B)直
鎖状低密度ポリエチレン15〜0.01重量部、低密度ポリエ
チレン4〜0.01重量部あるいは高密度ポリエチレン4〜0.
01重量部の上記A)、B)を配合した高光沢多層中空容器で
ある。
生かしながら、従来のポリプロピレンの欠点である表面
光沢を大幅に改善し、商品価値を著しく高める外観を有
し、生産性よくダイレクトブローできる多層中空容器を
提供することにある。 【構成】本発明は、A)結晶融点が110〜145℃、エチレン
含有量が 3〜10重量%、炭素数4以上のαオレフィン含
有量が0.5〜10重量%である多元系プロピレンランダム
共重合体を配合してなる230℃メルトフローレートが2〜
20g/10分の組成物を表面層とし、ダイレクトブロー成形
法により得られた高光沢多層中空容器および上記A)多元
系プロピレンランダム共重合体100重量部に対し、B)直
鎖状低密度ポリエチレン15〜0.01重量部、低密度ポリエ
チレン4〜0.01重量部あるいは高密度ポリエチレン4〜0.
01重量部の上記A)、B)を配合した高光沢多層中空容器で
ある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高光沢多層中空容器に
関し、更に詳しくは、表面光沢性にきわめて優れ、成形
性のよい高光沢多層中空容器に関する。
関し、更に詳しくは、表面光沢性にきわめて優れ、成形
性のよい高光沢多層中空容器に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリプロピレン系樹脂は、剛性、衝撃
性、耐熱性、衛生性、耐水蒸気透過性、成形性等の数多
くの優れた特性を有することからブロー成形による中空
容器に多く使用されているが、反面、酸素、窒素、炭酸
ガスなどのガスバリア性が悪いといった欠点があり、清
涼飲料、調味料、食用油などの食品容器の用途には内外
層をポリオレフィン系樹脂とし、中間層にガスバリア性
のよい樹脂、例えばエチレン−ビニルアルコール共重合
体、ポリアミド樹脂などを用いた、多層構造とした中空
容器が多量に使用されている。しかしながら従来のポリ
プロピレン系樹脂を表面層とする多層容器の光沢は、好
外観が商品価値を著しく高める市場の要求を未だ充分満
たすものではなく、表面光沢の大幅改善がきわめて重要
な課題であった。このような課題の解決策として例えば
特開平2−215529に記載されているようにエチレ
ン−プロピレン2元ランダム共重合体を多層容器の最表
面層とすることにより表面光沢が改善されることが知ら
れているが、エチレン−プロピレン2元ランダム共重合
体の場合、エチレン含量の増加に伴い、エチレンがプロ
ピレン主鎖にランダムに結合する度合が少なくなり、ブ
ロック的に結合する度合が多くなるため、光沢性改善度
が頭打ちとなってしまい、たとえば肉厚の厚い容器、目
付け重量の大きい容器では改善効果が不十分となるとい
った問題がある。
性、耐熱性、衛生性、耐水蒸気透過性、成形性等の数多
くの優れた特性を有することからブロー成形による中空
容器に多く使用されているが、反面、酸素、窒素、炭酸
ガスなどのガスバリア性が悪いといった欠点があり、清
涼飲料、調味料、食用油などの食品容器の用途には内外
層をポリオレフィン系樹脂とし、中間層にガスバリア性
のよい樹脂、例えばエチレン−ビニルアルコール共重合
体、ポリアミド樹脂などを用いた、多層構造とした中空
容器が多量に使用されている。しかしながら従来のポリ
プロピレン系樹脂を表面層とする多層容器の光沢は、好
外観が商品価値を著しく高める市場の要求を未だ充分満
たすものではなく、表面光沢の大幅改善がきわめて重要
な課題であった。このような課題の解決策として例えば
特開平2−215529に記載されているようにエチレ
ン−プロピレン2元ランダム共重合体を多層容器の最表
面層とすることにより表面光沢が改善されることが知ら
れているが、エチレン−プロピレン2元ランダム共重合
体の場合、エチレン含量の増加に伴い、エチレンがプロ
ピレン主鎖にランダムに結合する度合が少なくなり、ブ
ロック的に結合する度合が多くなるため、光沢性改善度
が頭打ちとなってしまい、たとえば肉厚の厚い容器、目
付け重量の大きい容器では改善効果が不十分となるとい
った問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はポリプロピレ
ンの数々の優れた性質を生かしながら、従来のポリプロ
ピレンの欠点である表面光沢を大幅に改善し、商品価値
を著しく高める外観を有し、生産性よくダイレクトブロ
ーできる中空容器を提供することにある。
ンの数々の優れた性質を生かしながら、従来のポリプロ
ピレンの欠点である表面光沢を大幅に改善し、商品価値
を著しく高める外観を有し、生産性よくダイレクトブロ
ーできる中空容器を提供することにある。
【0004】
【問題点を解決するための手段】本発明者らはこれら従
来法の欠点を解消し表面光沢の優れた中空容器を得るべ
く種々検討を重ねた結果、特定の組成物を表面層とした
多層ダイレクトブローした中空容器が、極めて優れた光
沢を有することを見いだし本発明を完成した。
来法の欠点を解消し表面光沢の優れた中空容器を得るべ
く種々検討を重ねた結果、特定の組成物を表面層とした
多層ダイレクトブローした中空容器が、極めて優れた光
沢を有することを見いだし本発明を完成した。
【0005】すなわち本発明は、A)結晶融点が110〜145
℃、エチレン含有量が 3〜10重量%、炭素数4以上のα
オレフィン含有量が 0.5〜10重量%である多元系プロピ
レンランダム共重合体を配合してなる230℃メルトフロ
ーレートが2〜20g/10分の組成物を表面層とし、ダイレ
クトブロー成形法により得られた高光沢多層中空容器お
よび上記の組成物が上記のA)多元系プロピレンランダム
共重合体100重量部に対し、B)直鎖状低密度ポリエチレ
ン15〜0.01重量部、低密度ポリエチレン4〜0.01重量部
あるいは高密度ポリエチレン4〜0.01重量部の上記A)、B)
を配合した高光沢多層中空容器である。
℃、エチレン含有量が 3〜10重量%、炭素数4以上のα
オレフィン含有量が 0.5〜10重量%である多元系プロピ
レンランダム共重合体を配合してなる230℃メルトフロ
ーレートが2〜20g/10分の組成物を表面層とし、ダイレ
クトブロー成形法により得られた高光沢多層中空容器お
よび上記の組成物が上記のA)多元系プロピレンランダム
共重合体100重量部に対し、B)直鎖状低密度ポリエチレ
ン15〜0.01重量部、低密度ポリエチレン4〜0.01重量部
あるいは高密度ポリエチレン4〜0.01重量部の上記A)、B)
を配合した高光沢多層中空容器である。
【0006】本発明で用いられるA)多元系プロピレンラ
ンダム共重合体とは、プロピレンを主成分としエチレン
および炭素数4以上のαオレフィンをランダム共重合さ
せたもので結晶融点(以下Tmと略すときがある)が11
0〜145℃の範囲にあり、エチレン含有量が3〜10重量%
の範囲にあり、炭素数4以上のαオレフィン含有量が0.
5〜10重量%の範囲にあるものである。エチレン含有量
が3%未満のものや炭素数4以上のαオレフィン含有量
が0.5%未満のものは光沢改善度が小さく本発明の目
的を満たさない。またエチレン含有量あるいは炭素数4
以上のαオレフィン含有量が10%を越えるものも光沢
改善度が小さく本発明の目的を満たさない。このA)多元
系プロピレンランダム共重合体に用いられる炭素数4以
上のαオレフィンは、ブテン−1、4−メチルペンテン
−1またはヘキセン−1等の炭素数4以上のαーオレフ
ィンをいう。本発明のA)多元系プロピレンランダム共重
合体のエチレンおよび炭素数4以上のαオレフィン含有
量は、赤外分析、NMRで測定することができる。また
このA)多元系プロピレン・ランダム共重合体の230℃メ
ルトフローレートは、2〜10g/10分が好ましい。
ンダム共重合体とは、プロピレンを主成分としエチレン
および炭素数4以上のαオレフィンをランダム共重合さ
せたもので結晶融点(以下Tmと略すときがある)が11
0〜145℃の範囲にあり、エチレン含有量が3〜10重量%
の範囲にあり、炭素数4以上のαオレフィン含有量が0.
5〜10重量%の範囲にあるものである。エチレン含有量
が3%未満のものや炭素数4以上のαオレフィン含有量
が0.5%未満のものは光沢改善度が小さく本発明の目
的を満たさない。またエチレン含有量あるいは炭素数4
以上のαオレフィン含有量が10%を越えるものも光沢
改善度が小さく本発明の目的を満たさない。このA)多元
系プロピレンランダム共重合体に用いられる炭素数4以
上のαオレフィンは、ブテン−1、4−メチルペンテン
−1またはヘキセン−1等の炭素数4以上のαーオレフ
ィンをいう。本発明のA)多元系プロピレンランダム共重
合体のエチレンおよび炭素数4以上のαオレフィン含有
量は、赤外分析、NMRで測定することができる。また
このA)多元系プロピレン・ランダム共重合体の230℃メ
ルトフローレートは、2〜10g/10分が好ましい。
【0007】本発明のA)多元系プロピレンランダム共重
合体は、主成分のプロピレンとコモノマーのエチレンお
よび炭素数4以上のαーオレフィンを、公知の重合方法
で例えばチグラー・ナッタ系触媒あるいは公知の還元型
ないし担持型等の高活性触媒を用い、スラリー重合、溶
液重合、あるいは気相重合にて、ランダム共重合させる
ことにより得ることができる。本発明に用いる多元系プ
ロピレンランダム共重合体の製造自体は新規ではなく、
例えば特公平3-10648号に記載された方法、三塩化チタン、
有機アルミニュウム化合物を含む触媒を用い、n-ヘキサン、水素濃度
(0.2〜10mol%)、エチレン(0.1〜4mol%)、フ゛テンー1(1〜30m
ol%)、フ゜ロヒ゜レンを重合器に連続フィート゛し温度40〜80℃、
圧力5〜20Kg/cm2G、1〜10時間反応することによりエチ
レン分含有量3〜10重量%,ブテン分含有量0.5〜
20重量%,結晶融点110〜145℃およびメルトイ
ンデックス2〜20g/10分である多元系プロピレンラン
ダム共重合体を製造できる。なおメルトフローレートは
公知の水素添加量により調節することができる。
合体は、主成分のプロピレンとコモノマーのエチレンお
よび炭素数4以上のαーオレフィンを、公知の重合方法
で例えばチグラー・ナッタ系触媒あるいは公知の還元型
ないし担持型等の高活性触媒を用い、スラリー重合、溶
液重合、あるいは気相重合にて、ランダム共重合させる
ことにより得ることができる。本発明に用いる多元系プ
ロピレンランダム共重合体の製造自体は新規ではなく、
例えば特公平3-10648号に記載された方法、三塩化チタン、
有機アルミニュウム化合物を含む触媒を用い、n-ヘキサン、水素濃度
(0.2〜10mol%)、エチレン(0.1〜4mol%)、フ゛テンー1(1〜30m
ol%)、フ゜ロヒ゜レンを重合器に連続フィート゛し温度40〜80℃、
圧力5〜20Kg/cm2G、1〜10時間反応することによりエチ
レン分含有量3〜10重量%,ブテン分含有量0.5〜
20重量%,結晶融点110〜145℃およびメルトイ
ンデックス2〜20g/10分である多元系プロピレンラン
ダム共重合体を製造できる。なおメルトフローレートは
公知の水素添加量により調節することができる。
【0008】ここでの結晶融点(Tm)とは走査型差動
熱量計を用いて窒素雰囲気中で10mgの試料を20℃/分の
速度で昇温させて得られる結晶の融解に伴う吸熱カーブ
のピーク温度を示す。結晶融点が145℃を越えるものは
光沢度が不足するため該発明高光沢多層中空容器には適
さない。また結晶融点が110℃ 未満のものは成形時に成
型品が金型から離型困難となり不良率増大、生産性低下
をもたらし目的を果たさない。一般的にプロピレンラン
ダム共重合体は、エチレンなどのコモノマー成分の含有
量が増すと結晶融点が低下し、例えば、共重合体のラン
ダムネスによって若干変動するが、共重合体中のエチレ
ン成分がおよそ4重量%を越えると結晶融点は140℃以下
になる。
熱量計を用いて窒素雰囲気中で10mgの試料を20℃/分の
速度で昇温させて得られる結晶の融解に伴う吸熱カーブ
のピーク温度を示す。結晶融点が145℃を越えるものは
光沢度が不足するため該発明高光沢多層中空容器には適
さない。また結晶融点が110℃ 未満のものは成形時に成
型品が金型から離型困難となり不良率増大、生産性低下
をもたらし目的を果たさない。一般的にプロピレンラン
ダム共重合体は、エチレンなどのコモノマー成分の含有
量が増すと結晶融点が低下し、例えば、共重合体のラン
ダムネスによって若干変動するが、共重合体中のエチレ
ン成分がおよそ4重量%を越えると結晶融点は140℃以下
になる。
【0010】本発明で用いられる多元系プロピレンラン
ダム共重合体の具体例としては、結晶融点Tmが120〜1
35℃、エチレン含有量が3〜10重量%でブテン−1または
ヘキセン−1含有量が3〜6重量%のプロピレン三元系共
重合体等があげられる。なかでも融点Tmが120〜135℃
のもので、230℃メルトフローレートが3〜18g/10分のも
のが特に好ましい。
ダム共重合体の具体例としては、結晶融点Tmが120〜1
35℃、エチレン含有量が3〜10重量%でブテン−1または
ヘキセン−1含有量が3〜6重量%のプロピレン三元系共
重合体等があげられる。なかでも融点Tmが120〜135℃
のもので、230℃メルトフローレートが3〜18g/10分のも
のが特に好ましい。
【0011】なおブロック的に共重合したプロピレン・
エチレンブロック共重合体の融点Tmは、主ピークが15
0℃を越え、他に110〜130℃の範囲に小さな副ピークが
見られる。このような融点が140℃を越えるブロック共
重合体の場合は、多層中空容器の光沢が極端に低下し本
発明の目的に適さない。
エチレンブロック共重合体の融点Tmは、主ピークが15
0℃を越え、他に110〜130℃の範囲に小さな副ピークが
見られる。このような融点が140℃を越えるブロック共
重合体の場合は、多層中空容器の光沢が極端に低下し本
発明の目的に適さない。
【0012】本発明に配合するB)直鎖状低密度ポリエチ
レンは、当業者が(Linear Low density Polyethylene(L
LDPE)と称するものをいい、エチレンを主成分とし、ブ
テン−1、ヘキセン−1などのαーオレフィンをチーグラ
ー・ナッタ触媒などを用い共重合させたポリエチレン共
重合体であり、なかでも密度0.915〜0.935g/cm3で190℃
メルトフローレイトが0.5〜50g/10分のものが特に好ま
しい。B)直鎖状低密度ポリエチレンの配合量は、A)多元
系プロピレンランダム共重合体100重量部に対し、 0.0
1〜15重量部の範囲、好ましくは0.05〜10重量部の範
囲、さらに好ましくは0.1〜3重量部の範囲である。0.01
重量部未満では光沢改良効果が不足し、15重量部を越え
ると直鎖状低密度ポリエチレンが有する白濁感が増し外
観を損ね本発明の目的である高光沢多層容器として好ま
しくない。
レンは、当業者が(Linear Low density Polyethylene(L
LDPE)と称するものをいい、エチレンを主成分とし、ブ
テン−1、ヘキセン−1などのαーオレフィンをチーグラ
ー・ナッタ触媒などを用い共重合させたポリエチレン共
重合体であり、なかでも密度0.915〜0.935g/cm3で190℃
メルトフローレイトが0.5〜50g/10分のものが特に好ま
しい。B)直鎖状低密度ポリエチレンの配合量は、A)多元
系プロピレンランダム共重合体100重量部に対し、 0.0
1〜15重量部の範囲、好ましくは0.05〜10重量部の範
囲、さらに好ましくは0.1〜3重量部の範囲である。0.01
重量部未満では光沢改良効果が不足し、15重量部を越え
ると直鎖状低密度ポリエチレンが有する白濁感が増し外
観を損ね本発明の目的である高光沢多層容器として好ま
しくない。
【0013】また本発明で用いられるB)低密度ポリエチ
レンは、高圧法によって製造された密度0.915〜0.935g/
cm3のものが好ましく、特に190℃メルトフローレイトが
0.5〜30g/10分、密度を0.915〜0.925g/cm3が特に好まし
い。本発明で用いられるB)高密度ポリエチレンは、チー
グラー・ナッター系触媒あるいは公知の還元系ないし担
持型等の高活性触媒を用いて中低圧で製造されたもので
密度が0.945〜0.970g/cm3ものが好ましく、特に190℃メ
ルトフローレイトが0.5〜30g/10分のものが特に好まし
い。B)低密度ポリエチレンあるいは高密度ポリエチレン
の配合量は、A)多元系プロピレンランダム共重合体100
重量部に対し、0.01〜4重量部の範囲、好ましくは0.3〜
2重量部範囲であり、0.01重量部未満では光沢改良効果
が不足し4重量部を越えると低密度ポリエチレンおよび
高密度ポリエチレンが有する白濁感が増し、外観が損ね
られ、高光沢多層容器として好ましくない。
レンは、高圧法によって製造された密度0.915〜0.935g/
cm3のものが好ましく、特に190℃メルトフローレイトが
0.5〜30g/10分、密度を0.915〜0.925g/cm3が特に好まし
い。本発明で用いられるB)高密度ポリエチレンは、チー
グラー・ナッター系触媒あるいは公知の還元系ないし担
持型等の高活性触媒を用いて中低圧で製造されたもので
密度が0.945〜0.970g/cm3ものが好ましく、特に190℃メ
ルトフローレイトが0.5〜30g/10分のものが特に好まし
い。B)低密度ポリエチレンあるいは高密度ポリエチレン
の配合量は、A)多元系プロピレンランダム共重合体100
重量部に対し、0.01〜4重量部の範囲、好ましくは0.3〜
2重量部範囲であり、0.01重量部未満では光沢改良効果
が不足し4重量部を越えると低密度ポリエチレンおよび
高密度ポリエチレンが有する白濁感が増し、外観が損ね
られ、高光沢多層容器として好ましくない。
【0014】また本発明の高光沢多層中空容器の表面層
に用いる組成物には、上述した成分のほか造核剤、有機
系造核剤および無機系造核剤、例えばタルク等の公知の
各種配合剤を、本発明の目的を損なわない範囲で配合す
ることができる。この場合より一層光沢向上効果がある
ことがわかる。但し一般に造核剤は特有の臭気があり、
中空容器としての使用が可能な範囲で使用してもよい。
本発明の高光沢多層中空容器の表面層、内層を含み、上
述した成分のほかに酸化防止剤、耐候剤、紫外線吸収
剤、帯電防止剤、着色剤の各種配合剤を、本発明の目的
を損なわない範囲で配合することができる。更に本発明
の高光沢多層中空容器には、水素添加石油樹脂、エラス
トマー等の公知の熱可塑性樹脂を、本発明の目的を損な
わない範囲で配合することができる。更にベースポリマ
ーにアイソタクチックポリプロピレンあるいは、エチレ
ン含有量が4重量%以下の結晶性プロピレンエチレン共
重合体を併用すること、更には直鎖状低密度ポリエチレ
ン、低密度ポリエチレンあるいは高密度ポリエチレンの
2種以上を、本発明の目的を損なわない範囲で併用する
事ができる。
に用いる組成物には、上述した成分のほか造核剤、有機
系造核剤および無機系造核剤、例えばタルク等の公知の
各種配合剤を、本発明の目的を損なわない範囲で配合す
ることができる。この場合より一層光沢向上効果がある
ことがわかる。但し一般に造核剤は特有の臭気があり、
中空容器としての使用が可能な範囲で使用してもよい。
本発明の高光沢多層中空容器の表面層、内層を含み、上
述した成分のほかに酸化防止剤、耐候剤、紫外線吸収
剤、帯電防止剤、着色剤の各種配合剤を、本発明の目的
を損なわない範囲で配合することができる。更に本発明
の高光沢多層中空容器には、水素添加石油樹脂、エラス
トマー等の公知の熱可塑性樹脂を、本発明の目的を損な
わない範囲で配合することができる。更にベースポリマ
ーにアイソタクチックポリプロピレンあるいは、エチレ
ン含有量が4重量%以下の結晶性プロピレンエチレン共
重合体を併用すること、更には直鎖状低密度ポリエチレ
ン、低密度ポリエチレンあるいは高密度ポリエチレンの
2種以上を、本発明の目的を損なわない範囲で併用する
事ができる。
【0015】本発明の表面層、内層の組成物は上記の各
成分を混合して得られる。これらの各成分の混合には、
例えばタンブラー、ヘンシェルミキサー(商品名)、ス
ーパーミキサー(商品名)などの高速攪機付混合機、リ
ボンブレンダー、タンブラーミキサーなどの通常の混合
装置を使用すればよい。また、溶融混練を必要とする場
合は通常の単軸押出機または2軸押出機などが使われ
る。溶融混練温度は160〜300℃が一般的であり、好まし
くは230〜270℃である。この上記表面層の組成物の230
℃メルトフローレートは、2〜20g/10分である。メルト
フローレートが2g/10分未満のものは光沢改善度が不十
分で本発明の目的を満たさず、20g/10分を越えるもの
は均一押し出しが難しく成形性を損ねる。
成分を混合して得られる。これらの各成分の混合には、
例えばタンブラー、ヘンシェルミキサー(商品名)、ス
ーパーミキサー(商品名)などの高速攪機付混合機、リ
ボンブレンダー、タンブラーミキサーなどの通常の混合
装置を使用すればよい。また、溶融混練を必要とする場
合は通常の単軸押出機または2軸押出機などが使われ
る。溶融混練温度は160〜300℃が一般的であり、好まし
くは230〜270℃である。この上記表面層の組成物の230
℃メルトフローレートは、2〜20g/10分である。メルト
フローレートが2g/10分未満のものは光沢改善度が不十
分で本発明の目的を満たさず、20g/10分を越えるもの
は均一押し出しが難しく成形性を損ねる。
【0016】本発明の高光沢多層中空容器の内層は、1
層以上よりなり、この層にはポリオレフィン系樹脂、ポ
リオレフィン系エラストマー、ガスバリヤー性樹脂等の
熱可塑性樹脂からなる。また表面層を含む各層間に、公
知の接着剤及び接着性樹脂を、本発明の目的を損なわな
い範囲で使用する事ができる。勿論、各層の厚み、及び
全体の厚みは本発明の目的を損なわない範囲であれば限
定するものではない。
層以上よりなり、この層にはポリオレフィン系樹脂、ポ
リオレフィン系エラストマー、ガスバリヤー性樹脂等の
熱可塑性樹脂からなる。また表面層を含む各層間に、公
知の接着剤及び接着性樹脂を、本発明の目的を損なわな
い範囲で使用する事ができる。勿論、各層の厚み、及び
全体の厚みは本発明の目的を損なわない範囲であれば限
定するものではない。
【0017】本発明の高光沢多層中空容器を得る方法と
しては、ダイレクトブロー成形方法である。このダイレ
クトブロー成形方法として、押出機を用いて多層のパリ
ソンを溶融押出し、50℃以下に保ったブロー成形用金型
にパリソンを持込み空気吹き込み口から5〜10Kg/cm2圧
の空気を吹き込み、形状が固定されるまで空気圧をかけ
る成形方法を例示できる。これらの方法で得られた多層
中空容器は光沢性に優れ食品用、医薬用、一般工業用な
ど各種の用途に使用できる。
しては、ダイレクトブロー成形方法である。このダイレ
クトブロー成形方法として、押出機を用いて多層のパリ
ソンを溶融押出し、50℃以下に保ったブロー成形用金型
にパリソンを持込み空気吹き込み口から5〜10Kg/cm2圧
の空気を吹き込み、形状が固定されるまで空気圧をかけ
る成形方法を例示できる。これらの方法で得られた多層
中空容器は光沢性に優れ食品用、医薬用、一般工業用な
ど各種の用途に使用できる。
【0018】
【実施例】以下に実施例、比較例によって本発明を更に
具体的に説明するが、本発明はこれらの具体例により制
約されるものではない。なお以下の実施、比較例で用い
た特性の評価方法は下記の方法で行った。 (1)結晶融点(本文中の略号Tm)は、走査型差動熱
量計(略称:DSC)を用いて窒素雰囲気下で10mgの試
料を昇温速度20℃/分で室温(23℃)より測定し、結晶の
融解に伴なう吸熱カーブのピーク温度(単位 ℃)で表
わす。 (2)230℃メルトフローレート(略号MFR-)はJISK72
10(1976)の試験条件14(230℃2.16Kgf)に基ずいて測定し
た。 (単位g/10分) (3)190℃メルトフローレート(略号MFR-)はJISK72
10(1976)の試験条件14(190℃2.16Kgf)に基ずいて測定し
た。 (単位g/10分) (4)密度は、 JIS K7112(1980)の試験条件のD法(密
度こうばい管法)に基ずいて測定した。(単位g/cm3) (5)光沢度は、 JIS K7105(1981)の試験条件(60度鏡
面光沢度)に基ずいて測定した。 (単位%)
具体的に説明するが、本発明はこれらの具体例により制
約されるものではない。なお以下の実施、比較例で用い
た特性の評価方法は下記の方法で行った。 (1)結晶融点(本文中の略号Tm)は、走査型差動熱
量計(略称:DSC)を用いて窒素雰囲気下で10mgの試
料を昇温速度20℃/分で室温(23℃)より測定し、結晶の
融解に伴なう吸熱カーブのピーク温度(単位 ℃)で表
わす。 (2)230℃メルトフローレート(略号MFR-)はJISK72
10(1976)の試験条件14(230℃2.16Kgf)に基ずいて測定し
た。 (単位g/10分) (3)190℃メルトフローレート(略号MFR-)はJISK72
10(1976)の試験条件14(190℃2.16Kgf)に基ずいて測定し
た。 (単位g/10分) (4)密度は、 JIS K7112(1980)の試験条件のD法(密
度こうばい管法)に基ずいて測定した。(単位g/cm3) (5)光沢度は、 JIS K7105(1981)の試験条件(60度鏡
面光沢度)に基ずいて測定した。 (単位%)
【0019】(実施例1〜7 比較例 1〜2)表面層材と
して表1に示す特性を持つ各種結晶性プロピレンランダ
ム共重合体粉末100重量部に対し、酸化防止剤として
BHT0.1重量部、ステアリン酸カルシュ-ム0.1重量部
を配合し、ヘンシェルミキサーを用いてブレンドし押出
機により溶融混練し、ペレット状組成物としたものを表
面層用押出機に供給し、内層としてメルトフローレート
(MFR-)1.5g/10分、エチレン含有量3.5モル%のエチ
レン−プロピレン・ランダム共重合体を内層用押出機に
供給して、押出温度を190℃で2層溶融パリソンを押出
し、このパリソンを金型温度30℃のブロー金型内でブロ
ー成形して胴部平均肉厚700μ、内容積500ccのボトルを
得た。このボトルの各層の厚みは、表面層が100μ、内
層が600μであった。この多層中空容器の特性を表1に
示した。この表から明かなごとく本発明の高光沢多層中
空容器の実施例1〜7は比較例1〜2(結晶性プロピレン・
エチレン2元系ランダム共重合体)に比べ高い光沢度を
有していることが判る。 (実施例8〜17 参考例 1)エチレン含有量が5.0重
量%、ブテン−1含有量が4.5重量%、Tm125℃、MFR-
が4.3g/10分の結晶性プロピレンランダム共重合体(PP
-A)粉末100重量部とし、さらに表2に示す種類のポ
リエチレンと造核剤の配合原料と酸化防止剤BHT0.1
重量部、ステアリン酸カルシュ-ム0.1重量部を配合し、
ヘンシェルミキサーを用いてブレンドし押出機により溶
融混練し、ペレット状の組成物とし、230℃メルトフロ
ーレートを測定しその結果を表2に示した。この組成物
を表面層用押出機に供給し、内層としてMFR-が1.5g/1
0分、エチレン含有量3.5重量%のエチレン・プロピレン
ランダム共重合体を内層用押出機に供給して、押出温度
190℃で2層溶融パリソンを押出し、このパリソンを金
型温度30℃のブロー金型内でブロー成形して胴部の平均
肉厚が700μ、内容積が500mlの多層中空容器を成形し
た。この容器の各層の厚みは表面層が100μ、内層が600
μであった。この多層中空容器の特性を表2に示した。
この表から明かなごとく本発明による多層中空容器の実
施例8〜17は、高い光沢を有していることが判る。実
施例17は実施例8の組成に各種射出成形品で優れた透明
性、光沢が得られる造核剤ジベンジリデンソルビトール
を0.2重量部添加したものであるが、このように造核剤を
更に添加することにより一層光沢向上効果があることが
わかる。但し一般に造核剤は特有の臭気があり、中空容
器としての使用が限定されることもある。また参考例1
は直鎖状低密度ポリエチレンの配合部数が多いため白濁
し、光沢が充分ではない。
して表1に示す特性を持つ各種結晶性プロピレンランダ
ム共重合体粉末100重量部に対し、酸化防止剤として
BHT0.1重量部、ステアリン酸カルシュ-ム0.1重量部
を配合し、ヘンシェルミキサーを用いてブレンドし押出
機により溶融混練し、ペレット状組成物としたものを表
面層用押出機に供給し、内層としてメルトフローレート
(MFR-)1.5g/10分、エチレン含有量3.5モル%のエチ
レン−プロピレン・ランダム共重合体を内層用押出機に
供給して、押出温度を190℃で2層溶融パリソンを押出
し、このパリソンを金型温度30℃のブロー金型内でブロ
ー成形して胴部平均肉厚700μ、内容積500ccのボトルを
得た。このボトルの各層の厚みは、表面層が100μ、内
層が600μであった。この多層中空容器の特性を表1に
示した。この表から明かなごとく本発明の高光沢多層中
空容器の実施例1〜7は比較例1〜2(結晶性プロピレン・
エチレン2元系ランダム共重合体)に比べ高い光沢度を
有していることが判る。 (実施例8〜17 参考例 1)エチレン含有量が5.0重
量%、ブテン−1含有量が4.5重量%、Tm125℃、MFR-
が4.3g/10分の結晶性プロピレンランダム共重合体(PP
-A)粉末100重量部とし、さらに表2に示す種類のポ
リエチレンと造核剤の配合原料と酸化防止剤BHT0.1
重量部、ステアリン酸カルシュ-ム0.1重量部を配合し、
ヘンシェルミキサーを用いてブレンドし押出機により溶
融混練し、ペレット状の組成物とし、230℃メルトフロ
ーレートを測定しその結果を表2に示した。この組成物
を表面層用押出機に供給し、内層としてMFR-が1.5g/1
0分、エチレン含有量3.5重量%のエチレン・プロピレン
ランダム共重合体を内層用押出機に供給して、押出温度
190℃で2層溶融パリソンを押出し、このパリソンを金
型温度30℃のブロー金型内でブロー成形して胴部の平均
肉厚が700μ、内容積が500mlの多層中空容器を成形し
た。この容器の各層の厚みは表面層が100μ、内層が600
μであった。この多層中空容器の特性を表2に示した。
この表から明かなごとく本発明による多層中空容器の実
施例8〜17は、高い光沢を有していることが判る。実
施例17は実施例8の組成に各種射出成形品で優れた透明
性、光沢が得られる造核剤ジベンジリデンソルビトール
を0.2重量部添加したものであるが、このように造核剤を
更に添加することにより一層光沢向上効果があることが
わかる。但し一般に造核剤は特有の臭気があり、中空容
器としての使用が限定されることもある。また参考例1
は直鎖状低密度ポリエチレンの配合部数が多いため白濁
し、光沢が充分ではない。
【0020】(実施例18〜21 比較例3〜6)表3記載
のプロピレンランダム共重合体100重量部に対し、直
鎖状低密度ポリエチレンおよび酸化防止剤として、BHT
0.1重量部、ステアリン酸カルシュウム0.1重量部配合
し、ヘンシェルミキサーを用いてブレンドし、押出機に
より溶融混練し、冷却カットしてペレット状の組成物と
した。この組成物を表面層用原料とし、実施例1と同じ
内層用材料を用い同一多層中空成形方法で得られた中空
容器の特性値を表3に示した。表3から明かなごとく本
発明の請求範囲にある実施例は光沢がそれぞれ大幅に向
上している。一方該請求範囲外である、エチレン含有量
が6.7重量%、Tm 131℃、MFR-4.5g/10分の結晶性
プロピレン・エチレン2元系ランダム共重合体(比較例
3〜6)あるいは、これに直鎖状低密度ポリエチレンを
添加した配合材料では光沢の改良効果が劣り、本発明の
目的を果たさず不適である。
のプロピレンランダム共重合体100重量部に対し、直
鎖状低密度ポリエチレンおよび酸化防止剤として、BHT
0.1重量部、ステアリン酸カルシュウム0.1重量部配合
し、ヘンシェルミキサーを用いてブレンドし、押出機に
より溶融混練し、冷却カットしてペレット状の組成物と
した。この組成物を表面層用原料とし、実施例1と同じ
内層用材料を用い同一多層中空成形方法で得られた中空
容器の特性値を表3に示した。表3から明かなごとく本
発明の請求範囲にある実施例は光沢がそれぞれ大幅に向
上している。一方該請求範囲外である、エチレン含有量
が6.7重量%、Tm 131℃、MFR-4.5g/10分の結晶性
プロピレン・エチレン2元系ランダム共重合体(比較例
3〜6)あるいは、これに直鎖状低密度ポリエチレンを
添加した配合材料では光沢の改良効果が劣り、本発明の
目的を果たさず不適である。
【0021】(実施例22〜27 参考例2〜3)実施
例8に示すベースポリマーである結晶性プロピレンラン
ダム共重合体(PP-A)粉末にMFR- が4.3g/10分、密度0.
950g/cm3の高密度ポリエチレン(PE-1)を0.1、1.0、3.
0、および5重量部それぞれ配合した材料または、同ベー
スポリマーに対して、190℃メルトフローレート(MFR-
)が2.0g /10min、密度0.922g/cm3の低密度ポリエチレ
ン(PE-2)を0.1,1.0,3.0および10.0重量部それぞれ配合
した材料を、実施例1に示す方法でペレット状組成物を
得、この組成物を表面層用原料とし、実施例1と同じ内
層用材料を用い同一多層中空成形方法で得られた中空容
器の特性値を表4に示した。この結果実施例22〜24
で示すように高密度ポリエチレンを0.1〜3.0重量部の配
合量であればブランクに対して明らかに光沢の向上が得
られる。また、参考例2は高密度ポリエチレン特有の白
濁感が見られる。同様に低密度ポリエチレンを配合した
実施例25〜27についても0.1〜3重量部の添加量であ
れば光沢度の高い中空容器が得られる。参考例3の10重
量部では白濁化が進む。
例8に示すベースポリマーである結晶性プロピレンラン
ダム共重合体(PP-A)粉末にMFR- が4.3g/10分、密度0.
950g/cm3の高密度ポリエチレン(PE-1)を0.1、1.0、3.
0、および5重量部それぞれ配合した材料または、同ベー
スポリマーに対して、190℃メルトフローレート(MFR-
)が2.0g /10min、密度0.922g/cm3の低密度ポリエチレ
ン(PE-2)を0.1,1.0,3.0および10.0重量部それぞれ配合
した材料を、実施例1に示す方法でペレット状組成物を
得、この組成物を表面層用原料とし、実施例1と同じ内
層用材料を用い同一多層中空成形方法で得られた中空容
器の特性値を表4に示した。この結果実施例22〜24
で示すように高密度ポリエチレンを0.1〜3.0重量部の配
合量であればブランクに対して明らかに光沢の向上が得
られる。また、参考例2は高密度ポリエチレン特有の白
濁感が見られる。同様に低密度ポリエチレンを配合した
実施例25〜27についても0.1〜3重量部の添加量であ
れば光沢度の高い中空容器が得られる。参考例3の10重
量部では白濁化が進む。
【0022】(実施例28〜32)ベースポリマーとし
て、エチレン含有量が5.0重量%、ブテン−1が4.5重量
%、Tm125℃、MFR-が4.3g/10分の結晶性プロピレン
・αーオレフィンランダム共重合体(PP-A)100重量部とM
FR-が9.5g/10分のアイソタクチックホモポリプロピレ
ン(PP-E)、またはエチレン含有量が2.5重量%、Tm147
℃、MFR-が7.5/10分の結晶性プロピレン・エチレン2
元ランダム共重合体(PP-F)19重量部の併用系に直鎖状低
密度ポリエチレン(LL-1)を1重量部の配合材料、あるい
はエチレン含有量が5.0重量%、ブテンー1が4.5重量
%、Tm125℃、MFR-が4.3g/10分の結晶性プロピレン
・αーオレフィンランム共重合体(PP-A)粉末99重量部に
低密度ポリエチレン(PE-2)と高密度ポリエチレン(PE-1)
をそれぞれ0.5重量部配合したもの、または直鎖状低密
度ポリエチレンと高密度ポリエチレンをそれぞれ0.5重
量部と配合した組成物を実施例1に示す方法でペレット
状とし、次いで、この組成物を表面層用原料とし、実施
例1と同じ内層用材料を用い同一多層中空成形方法で得
られた中空容器の特性値を表5に示した。この表から明
かなようにベースポリマーは該請求外のポリマーを本発
明の光沢を損なわない範囲で併用使用することも可能で
あり、また、配合原料のポリエチレンについても低密度
ポリエチレンと高密度ポリエチレン、あるいは高密度ポ
リエチレンと直鎖状低密度ポリエチレン等を併用使用す
ることによっても極めて優れた光沢を有し、高光沢多層
中空容器として好適である。
て、エチレン含有量が5.0重量%、ブテン−1が4.5重量
%、Tm125℃、MFR-が4.3g/10分の結晶性プロピレン
・αーオレフィンランダム共重合体(PP-A)100重量部とM
FR-が9.5g/10分のアイソタクチックホモポリプロピレ
ン(PP-E)、またはエチレン含有量が2.5重量%、Tm147
℃、MFR-が7.5/10分の結晶性プロピレン・エチレン2
元ランダム共重合体(PP-F)19重量部の併用系に直鎖状低
密度ポリエチレン(LL-1)を1重量部の配合材料、あるい
はエチレン含有量が5.0重量%、ブテンー1が4.5重量
%、Tm125℃、MFR-が4.3g/10分の結晶性プロピレン
・αーオレフィンランム共重合体(PP-A)粉末99重量部に
低密度ポリエチレン(PE-2)と高密度ポリエチレン(PE-1)
をそれぞれ0.5重量部配合したもの、または直鎖状低密
度ポリエチレンと高密度ポリエチレンをそれぞれ0.5重
量部と配合した組成物を実施例1に示す方法でペレット
状とし、次いで、この組成物を表面層用原料とし、実施
例1と同じ内層用材料を用い同一多層中空成形方法で得
られた中空容器の特性値を表5に示した。この表から明
かなようにベースポリマーは該請求外のポリマーを本発
明の光沢を損なわない範囲で併用使用することも可能で
あり、また、配合原料のポリエチレンについても低密度
ポリエチレンと高密度ポリエチレン、あるいは高密度ポ
リエチレンと直鎖状低密度ポリエチレン等を併用使用す
ることによっても極めて優れた光沢を有し、高光沢多層
中空容器として好適である。
【0023】
【発明の効果】従来の表面層にエチレン・プロピレン2
元系ランダム共重合体を用いた多層中空容器では、表面
光沢の改良効果が劣り、目付け重量の大きな容器では市
場の好外観要求を満たせず充分とは言えない。本発明の
高光沢多層中空容器は、従来のポリプロピレン系多層中
空容器に比べて光沢度が極めて優れており、光沢度とし
て100%を越えるものも得ることができ、見栄えが良
く、清潔感の望まれる医薬品容器、食品容器等及び一般
工業用に極めて有用である。
元系ランダム共重合体を用いた多層中空容器では、表面
光沢の改良効果が劣り、目付け重量の大きな容器では市
場の好外観要求を満たせず充分とは言えない。本発明の
高光沢多層中空容器は、従来のポリプロピレン系多層中
空容器に比べて光沢度が極めて優れており、光沢度とし
て100%を越えるものも得ることができ、見栄えが良
く、清潔感の望まれる医薬品容器、食品容器等及び一般
工業用に極めて有用である。
【表1】
【表2】
【表3】
【表4】
【表5】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 22:00 4F
Claims (2)
- 【請求項1】 A)結晶融点が110〜145℃、エチレン
含有量が 3〜10重量%、炭素数4以上のαオレフィン含
有量が 0.5〜10重量%である多元系プロピレンランダム
共重合体を配合してなる230℃メルトフローレートが2〜
20g/10分の組成物を表面層とし、ダイレクトブロー成形
法により得られた高光沢多層中空容器。 - 【請求項2】 第1請求項記載のA)多元系プロピレ
ンランダム共重合体100重量部に対し、B)直鎖状低密度
ポリエチレン15〜0.01重量部、低密度ポリエチレン4〜
0.01重量部あるいは高密度ポリエチレン4〜0.01重量部
の上記A)、B)を配合した第1請求項記載の高光沢多層中
空容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26119591A JP2649619B2 (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | 高光沢多層中空容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26119591A JP2649619B2 (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | 高光沢多層中空容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0569523A true JPH0569523A (ja) | 1993-03-23 |
| JP2649619B2 JP2649619B2 (ja) | 1997-09-03 |
Family
ID=17358469
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26119591A Expired - Lifetime JP2649619B2 (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | 高光沢多層中空容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2649619B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0672422A (ja) * | 1992-08-21 | 1994-03-15 | Kureha Chem Ind Co Ltd | 樹脂製ボトル |
| JPH0839743A (ja) * | 1994-05-27 | 1996-02-13 | Kureha Plast Kk | 多層中空プラスチック製容器 |
| JP2012148810A (ja) * | 2011-01-20 | 2012-08-09 | Kyoraku Co Ltd | プラスチック容器 |
-
1991
- 1991-09-12 JP JP26119591A patent/JP2649619B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0672422A (ja) * | 1992-08-21 | 1994-03-15 | Kureha Chem Ind Co Ltd | 樹脂製ボトル |
| JPH0839743A (ja) * | 1994-05-27 | 1996-02-13 | Kureha Plast Kk | 多層中空プラスチック製容器 |
| JP2012148810A (ja) * | 2011-01-20 | 2012-08-09 | Kyoraku Co Ltd | プラスチック容器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2649619B2 (ja) | 1997-09-03 |
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