JPH0570285B2 - - Google Patents

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JPH0570285B2
JPH0570285B2 JP63152992A JP15299288A JPH0570285B2 JP H0570285 B2 JPH0570285 B2 JP H0570285B2 JP 63152992 A JP63152992 A JP 63152992A JP 15299288 A JP15299288 A JP 15299288A JP H0570285 B2 JPH0570285 B2 JP H0570285B2
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flat cable
mold
flexible substrate
pattern
film
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JP63152992A
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JPH01319906A (ja
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Nobuyuki Yagi
Jiro Inagaki
Kozo Morita
Yasutoshi Kako
Nobuyuki Kikuchi
Shinji Mizuno
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Teikoku Tsushin Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Teikoku Tsushin Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、フラツトケーブル付き電子部品及び
その製造方法に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、電子機器に使用される回転式コードスイ
ツチやスライド式コードスイツチ又は回転式可変
抵抗器やスライド式可変抵抗器等の電子部品は各
種パターンが形成された基板と筐体と基板上のパ
ターンに摺接する接点を有する摺動体とを具備
し、筐体底部に基板を固定し、この基板上に摺動
体を回転自在又はスライド自在に支持する構造で
ある。そしてこれら基板、筐体、摺動体等の各部
品はそれぞれ別部品として製造し、後の組み立て
工程でこれらの部品を組み立て電子部品を完成さ
せている。
また、近年、電子部品の小型化、薄型化に伴
い、回転式コードスイツチやスライド式コードス
イツチ又は回転式可変抵抗器やスライド式可変抵
抗器或いは回転式スイツチやスライド式スイツチ
の筐体も小型化、薄型化が図られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら上記従来の構成の回転式電子部品
やスライド式電子部品は、各構成部品を別々に製
造しこれらの部品を組み立てるので、小型化、薄
型化には限界がある。また、小形化、薄型化が進
めば各構成部品を組み立てる作業も困難になると
いう問題点があつた。
また、このような小型化及び薄型化された電子
部品を電子機器に組み込み、外部機器等との間で
信号線等の電線を接続する場合、小さい端子部に
電線を接続する作業も困難なものとなると共に、
その接続の信頼性等においても問題があつた。
本発明は上述の点に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、基板とフラツトケ
ーブルとを熱可塑性の合成樹脂フイルムで一体的
に形成し、該フレキシブル基板を合成樹脂モール
ド筐体内にインサートすることにより、基板と筐
体及びフラケツトケーブルを一体化し、基板と筐
体の組み立て作業が不要で、近年の電子部品に要
望される小型化及び薄型化を大幅に向上でき、且
つ電子部品の端子部とケーブルの接続作業の不要
なフラツトケーブル付き電子部品及びその製造方
法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記問題点を解決するため本発明はフラツトケ
ーブル付き電子部品を、少なくとも電子部品の摺
動子の接点が摺接する導電体パターンが形成され
た基板を筐体内部に収納する電子部品において、
前記基板として合成樹脂製のフイルム上に導電体
パターンを形成してなるフレキシブル基板を用い
ると共に該導電体パターンに接続される複数本の
配線パターンが形成された合成樹脂フイルムから
なるフラツトケーブルを前記フレキシブル基板と
一体に形成し、前記フレキシブル基板の導電体パ
ターンとして該フレキシブル基板を構成するフイ
ルム上に接着又は蒸着した金属面をエツチングす
ることによつて形成された導電体パターンを用
い、且つ前記フラツトケーブル上の各配線パター
ンの端部には、金属端子片をその先端をフラケツ
トケーブルの端部から突出させて接合し、該接合
した金属端子片の上に合成樹脂フイルムからなる
端子固定用フイルムを載置し、該端子固定用フイ
ルムとフレキシブル基板のフイルムとを局部的に
融着した構造の端子部を設け、さらに前記フレキ
シブル基板は前記フラツトケーブルが外部に突出
され且つ前記導電体パターンが内部に露出される
ように合成樹脂製の筐体内にインサートされて該
筐体と一体化して構成した。
また本発明はフラツトケーブル付き電子部品の
製造方法を、合成樹脂製のフイルム上に接着又は
蒸着した金属面をエツチングすることによつて導
電体パターンを形成するとともに該導電体パター
ンに接続する複数本の配線パターンを形成したフ
ラツトケーブルを一体に取り付けたフレキシブル
基板と、前記フレキシブル基板の導電体パターン
を形成した表面が密着する平坦面と該平坦面の周
囲に合成樹脂製の筐体の側部を形成する溝が形成
された第1の金型と、該第1の金型と対向して配
置され該第1の金型の平坦面及び少なくとも前記
溝の一部を含む部分に対応する部分に前記筐体の
底部を形成する凹部を形成した第2の金型とを用
意し、前記フラツトケーブル先端の各配線パター
ンの端部上面に金属端子片をその先端をフラツト
ケーブルの端部から突出させて接合し、該接合し
た金属端子片の上に合成樹脂製のフイルムからな
る端子固定用フイルムを載置し、該端子固定用フ
イルムと基板のフイルムとを局部的に融着して金
属端子片をフラツトケーブルに固定し、前記フレ
キシブル基板を第1の金型と第2の金型の間にそ
の導電体パターン形成面を第1の金型の平坦面に
当接させて挟持し、第2の金型の前記凹部に溶融
樹脂材を圧入して該溶融樹脂材を第1の金型と第
2の金型の間に充填させて構成した。
〔作用〕
上記の如くフラツトケーブル付き電子部品及び
その製造方法を構成することにより、フレキシブ
ル基板と合成樹脂製の筐体とを一体化し、フラツ
トケーブルを筐体側部から外部に伸ばしたので、
筐体の小型化・薄型化が図れると共に、基板と筐
体との組立て及びケーブルの接続作業が不要とな
る。
また他の各種電子部品とともにプリント配線基
板上に直接面実装でき、実装の自動化が可能とな
る。
またフラツトケーブルの端部に金属片からなる
端子部を形成した場合は、該端子部の接続強度が
強く、また該端子部の薄型化が図れるという優れ
た効果を有する。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を電子部品として特にコ
ードスイツチに実施した場合について図面に基づ
いて詳細に説明するが、本発明はコードスイツチ
に限られたものではない。
第1図は本発明に係るフラツトケーブル付き電
子部品をフラツトケーブル付き回転式コードスイ
ツチに用いた実施例を示す図で、第1図Aは筐体
裏面図、同図Bは筐体側面図、同図Cは筐体平面
図、同図Dはフラツトケーブル端部に端子部を設
けた場合の端子構造を示す平面図である。
図示するように、このフラツトケーブル付き電
子部品は樹脂モールド筐体1の内部にフレキシブ
ル基板3がインサートされた構造で、該樹脂モー
ルド筐体1の側部からフレキシブル基板3と一体
に形成されたフレキシブルフラツトケーブル12
が樹脂モールド筐体1から外部に伸びている。ま
た、フレキシブルフラツトケーブル12の端部に
は同図Dに示すように金属端子片2−1〜2−5
を具備する端子部2を設ける。
樹脂モールド筐体1は内部が円形状であり、そ
の縁部には側壁1−2が設けられ、底部中央部に
は後述する回転式摺動子を回転自在に支持する支
柱1−1が設けられている。また、樹脂モールド
筐体1の裏面には突起部1−3,1−4が形成さ
れている。
フレキシブル基板3は樹脂フイルムの上面にエ
ツチングによつて5つの集電パターン3−1が形
成されるとともに、その集電パターン3−1上の
所定部分に絶縁体パターン3−2が形成されたも
のであり、該フレキシブル基板3の集電パターン
3−1や絶縁体パターン3−2は樹脂モールド筐
体1の底部に露出している。
フレキシブルフラツトケーブル12には前記集
電パターン3−1の端部に連続した配線パターン
12−1〜12−5が形成され、その端部12−
6を除いた部分に樹脂材からなる被覆層が形成さ
れ、電気的に絶縁されている。
以下、上記フラツトケーブル付き電子部品の各
部の構成、形状及び製造方法を説明する。
第2図は上記回転式コードスイツチの樹脂モー
ルド筐体1内にインサートされるフレキシブルフ
ラツトケーブル12と一体的に形成するフレキシ
ブル基板3の構造及びその製造方法を説明するた
めの図である。
フレキシブルフラツトケーブル12と一体的に
形成されるフレキシブル基板3の製造は、まず熱
可塑性で耐熱性の合成樹脂フイルムの帯を用意
し、該合成樹脂フイルム上に金属箔(例えば銅又
はアルミニウム)を接着するか又はこのフイルム
上にこのような金属を蒸着する。次にこの金属層
をエツチングして5つの所定形状の集電パターン
3−1及びこの集電パターン3−1に連続しての
配線パターン12−1〜12−5を形成する(な
おこの配線パターン12−1〜12−5はスクリ
ーン印刷や別工程のエツチング等によつて、前記
集電パターン3−1とは別工程で形成してもよ
い)。次に該集電パターン3−1上の所定部分に
絶縁体パターン3−2を形成することにより、コ
ードスイツチ用のコードパターンを形成する。
そしてこれらパターンを形成した後、フレキシ
ブルフラツトケーブル12及びフレキシブル基板
3に相当する部分及び上下両端部の支持部10,
11を残して、合成樹脂フイルムをカツトし、支
持部10,11により接続された多数のフレキシ
ブルフラツトケーブル12と一体となつたフレキ
シブル基板3を作る。
なお、この場合集電パターン3−1、絶縁体パ
ターン3−2及び配線パターン12−1〜12−
5の形成は合成樹脂フイルムを上記フレキシブル
基板3と配線パターン12−1〜12−5に相当
する部分及び支持部10,11を残してカツトし
た後に行なつてもよいことは当然である。
また、合成樹脂フイルムとしては、例えばポリ
バラバン酸、ポリエーテルイミド、ポリエチレン
テレフタレート等のフイルムを用いる。
フレキシブルフラツトケーブル12の端部に、
第1図Dに示すように端子部2に金属端子片を設
ける12は、第3図に示すように支持部材20と
一体的に形成された金属端子片2−1〜2−5を
用意し、この金属端子片2−1〜2−5の先端部
分を上記フレキシブルフラツトケーブル12の配
線パターン12−1〜12−5の端部に導電性接
着剤層を形成して載置し接合する。次に、この配
線パターン12−1〜12−5の端部に接合した
金属端子片2−1〜2−5の上にフレキシブルフ
ラツトケーブル12と同質の合成樹脂フイルムの
端子固定用フイルム2−6を載置し、続いて金属
端子片2−1〜2−5が位置しない部分{第1図
のDの2−7の部分}に超音波発射用のホーン
(図示せず)を載置し、該ホーンより超音波を発
射し、端子固定用フイルム2−6を構成する合成
樹脂フイルムとフレキシブルフラツトケーブル1
2を構成する合成樹脂フイルムを超音波加熱によ
つて局部的に溶融し、配線パターン12−1〜1
2−5上に金属端子片2−1〜2−5を、これら
の合成樹脂フイルムの収縮力により強固に固着す
る。
次に、端子固定用フイルム2−6又はフレキシ
ブルフラツトケーブル12の上から金属端子片2
−1〜2−5の部分を加熱コテにより加熱して、
前記導電性接着剤層を溶かすことにより、金属端
子片2−1〜2−5を配線パターン12−1〜1
2−5上に確実に固着させる。
なお、上記超音波加熱による合成樹脂フイルム
の溶融固着は強固なものであるから場合によつて
は、前記導電性接着剤による配線パターン12−
1〜12−5と金属端子片2−1〜2−5との間
の接着を省略してもよい。
そして下記する方法でこのフレキシブル基板3
を樹脂モールド筐体1にインサートした後、第3
図のA−A線、B−B線、C−C線上で切断する
ことにより、端子部2を有するフレキシブルフラ
ツトケーブル12とフレキシブル基板3が完成す
る。
次に、上記構成のフレキシブルフラツトケーブ
ル12と一体的に形成されたフレキシブル基板3
を樹脂モールド筐体1内にインサートする方法に
ついて説明する。
第4図Aに示すように、フレキシブル基板3を
第1の金型Aと第2の金型Bとの間に挟み込む。
ここで、第1の金型Aは、その中央部に平面状
の平坦面A1が形成され、該平坦面A1の周囲に
円周溝A2が形成され、更に平坦面A1の中央部
に円柱状の穴A3が形成されている。平坦面A1
はフレキシブル基板3の集電パターン3−1及び
絶縁体パターン3−2が密着する面であり、円周
溝A2は樹脂モールド筐体1の側壁1−2が形成
される溝であり(第1図参照)、更に穴A3は樹
脂モールド筐体1の支柱1−1が形成される穴で
ある(第1図参照)。
第2の金型Bには第1の金型Aの平坦面A1及
び円周溝A2が対応する部分に凹部B1を形成す
ると共に、フレキシブル基板3の端部の方向へ溶
融樹脂の流入を促進する所定幅の凹溝B2を形成
し、更に凹部B1の略中央部に貫通穴B3が形成
されている。前記凹部B1は樹脂モールド筐体1
の底部を形成するための凹部であり、凹溝B2は
溶融樹脂を貫通穴B3から圧入した場合、フレキ
シブル基板3と一体に形成されたフラツトケーブ
ル12の方向への溶融樹脂の流入を促進させフレ
キシブル基板3を金型Aの平坦面A1に密着させ
るための凹溝である。
次に、第4図Bに示すように、第2の金型Bの
貫通穴B3から加熱溶融した樹脂材(例えばポリ
フエニレンスルフイド、ポリエチレンテレフタレ
ート等の樹脂)を圧入する(矢印D1)。
この溶融樹脂の圧入により、第2の金型Bの凹
部B1、凹溝B2及び第1の金型Aの円周溝A2
の内部に溶融樹脂材が充填されると共に、該溶融
樹脂材の圧入圧力によつてフレキシブル基板3の
合成樹脂フイルムは突き破られ、溶融樹脂材は樹
脂モールド筐体1の支柱1−1を形成する穴A3
に充填される(矢印D2)。このように、支柱1
−1を形成する穴A3内にフレキシブル基板3を
突き破り溶融樹脂材が充填されることにより、合
成樹脂フイルムは穴A3の内面に密着した状態
(第4図Bの状態)となり、該内面より剥離する
ことがない。
これに対してフレキシブル基板3の穴A3が位
置する部分に予め溶融樹脂材が流入する穴を形成
しておくと、該穴を通過して穴A3に流入した溶
融樹脂材は穴A3の内面に突き当り反転するた
め、該反転した溶融樹脂材がフレキシブル基板3
と第1の金型Aの平坦面A1との間に侵入し、フ
レキシブル基板3が第1の金型Aの平坦面A1か
ら離れ、フレキシブル基板3の集電パターン3−
1及び絶縁体パターン3−2の表面が樹脂材に覆
われ、欠陥製品となつてしまうという問題があつ
た。
しかしながら、本実施例では上記の如くフレキ
シブル基板3に予め穴を形成せず溶融樹脂材の圧
入圧力によつて、フレキシブル基板3を突き破る
ようにすることにより、上記問題が解決された。
また、上記溶融樹脂の充填時に、第2の金型B
に凹溝B2が形成されていない場合、凹溝B2以
外の凹部B1から周囲の円周溝A2を通つて溶融
樹脂材が回り込み、円周溝A2の下部に位置する
フレキシブル基板3及びフレキシブルフラツトケ
ーブル12の上面側から溶融樹脂が先に充填され
るため(矢印D4で示す方向)、フレキシブル基
板3及びフレキシブルフラツトケーブル12が第
2の金型Bの凹部B1側に押し下げられ、極端な
場合フレキシブル基板3及びフレキシブルフラツ
トケーブル12が筐体裏面に露出してしまうとい
う不具合が生じる恐れがある。
この対策として、本実施例では第2の金型Bに
凹溝B2を形成し、凹部B1の中央部からフラツ
トケーブル12の方向へ流れる溶融樹脂材の流れ
を、この凹溝B2を通つて流れる部分(矢印D3
で示す方向)が最も速くなるようにしたので、フ
レキシブルフラツトケーブル12が第1の金型A
の側に押し付けられながら、フレキシブル基板3
の周囲に溶融樹脂材が充填されることになる、つ
まり同図の矢印D4で示す方向の溶融樹脂材の流
入による力が作用する前に、矢印D3に示す力が
作用して、フレキシブルフラツトケーブル12を
第1の金型Aから剥離させることはない。
上記のようにして溶融樹脂材を第1の金型Aと
第2の金型Bの間の隙間に充填し、溶融樹脂材が
固化した後、第1の金型Aと第2の金型Bを取り
外せば、第1図に示すようなフレキシブル基板3
が樹脂モールド筐体1内にインサートされたフラ
ツトケーブル付き電子部品が完成する。
なお、第1図A,Bに示す樹脂モールド筐体1
の裏面の凸面1−5は、第2の金型Bの凹溝B2
により形成された凸面である。
なお、上記説明では、フレキシブル基板3の第
1の金型Aの穴A3の位置する部分に溶融樹脂材
の流入する穴を形成しない例を述べたが、第4図
Cに示すようにフレキシブル基板3に予め溶融樹
脂材の流入穴3aを形成しても、この穴3aの直
径d2を支柱1−1を形成する穴A3の直径d1の1/
2以下とするならば、この穴3aへ流入した溶融
樹脂材はフレキシブル基板3と第1の金型Aの壁
面との間に侵入せず、同図に示すように変形し、
穴A3の内壁に密着し、フレキシブル基板3が第
1の金型Aの壁面より離れることがないことが確
認できた。
第5図は上記フラツトケーブル付き電子部品を
用いた回転式コードスイツチを示す側断面概略図
である。
同図において、5は回転子であり、該回転子5
は図示するように、合成樹脂からなる円板状の回
転子本体5−1の下面に摺動子5−2を具備する
構造である。樹脂モールド筐体1の支柱1−1を
回転子本体5−1の中央部に形成した穴に挿入
し、支柱1−1の先端を熱カシメすることによ
り、回転子5を樹脂モールド筐体1の内部に回転
自在に支持している。回転子5を回転することに
より、摺動子5−2の接点がフレキシブル基板3
に形成した集電パターン3−1と絶縁体パターン
3−2上を摺動する。これによつてフレキシブル
フラツトケーブル12の配線パターン12−1〜
12−5間は、第1図に示すように、配線パター
ン12−1をコモンとして、該配線パターン12
−1と各配線パターン12−2〜12−5間はオ
ン或いはオフ状態(H又はL信号)となり、その
コード信号値を変化する。
上記構成の回転式コードスイツチを、第5図に
示すプリント配線基板100上に実装する場合、
樹脂モールド筐体1の裏面両側部に形成された突
起部1−3,1−4を用いて位置決めし取り付け
る。このときフレキシブルフラツトケーブル12
は、該回転式コードスイツチから突出しており、
自由に電子機器内を配回できるので、そのフレキ
シブルフツトケーブル12の先端の端子部2は、
所望の電子部品に接続できる。従つてフレキシブ
ルフラツトケーブル12の形状は、これを接続す
る電子部品の取付け位置によつて種々の形状に変
形してもよいことは言うまでもない。
なお第5図に示す4は回転子5と一体に回転す
るつまみであり、4−1は該つまみ4を回転子5
に固定する固定用ピンである。
上記のようにフレキシブルフラツトケーブル1
2とフレキシブル基板3を合成樹脂フイルムで一
体に構成し、フレキシブル基板3を樹脂モールド
筐体1内にインサートして一体化することによ
り、樹脂モールド筐体1とフレキシブル基板3の
組み立て作業が不要となるばかりではなく、小型
化、薄型化が図れ、更に端子への配線作業が不要
になる。
第6図は本発明に係る他のフラツトケーブル付
き電子部品の構造を示す図で、第6図Aは筐体裏
面図、同図Bは筐体側面図、同図Cは筐体平面図
である。
同図において、第1図に示すフラツトケーブル
付き電子部品と相違する部分は、樹脂モールド筐
体1の外周の4隅に該樹脂モールド筐体1と一体
に平板状の縁部1−6を形成し、該縁部1−6か
ら上方に向かつて突起1−7が形成されている点
である。
その他の部分は、上記第1図に示すフラツトケ
ーブル付き電子部品と同様であり、その構造及び
その製造方法は省略する。
なお、フレキシブルフラツトケーブル12の端
部12−6には、第1図Dに示すような金属端子
片2−1〜2−5を具備する端子部2を設けても
よい。
第7図は上記第6図に示すフラツトケーブル付
き電子部品を用いた回転式コードスイツチの分解
斜視図である。回転式コードスイツチは樹脂モー
ルド筐体1、回転子6、蓋板7及び回転ツマミ8
を具備している。
回転子6は樹脂材で形成された円板状で、その
中央部に円柱状の突起6−4が形成され、該突起
6−4を挟んで回転ツマミ8を取付けるための一
対の係合爪6−1,6−2が形成されている。ま
た、回転子6の回転を所定範囲に規制するための
突起部6−3が形成されている。また、回転子6
の下部には図示しないが、上記フレキシブル基板
3の集電パターン3−1や絶縁体パターン3−2
に摺接する摺動子6−6が取り付けられている
(第8図参照)。
蓋板7は金属板からなり、その中央部に回転子
6の突起6−4と係合爪6−1,6−2が貫通す
る貫通穴7−2が形成され、その四隅には樹脂モ
ールド筐体1の突起1−7が貫通する穴7−1が
形成されている。また、蓋板7の前端中央部から
下方に向かつて舌片部材7−3が設けられてい
る。舌片部材7−3はこの回転式コードスイツチ
をプリント配線基板100に固定するためのもの
である。
回転ツマミ8は円板状部材でその周辺には多数
の凹凸が形成されており、またその下部中央部に
は後述するように回転子6の突起6−4が挿入さ
れる穴8−3(第8図参照)が中央部に形成され
た突起部8−4(第8図参照)が設けられ、更に
突起部8−4を挟んで回転子6の係合爪6−1,
6−2が挿入される一対の穴8−2,8−2が形
成され、該穴8−2,8−2の内壁には各々係合
段部が形成されている。
第8図は上記構成部品からなる回転式コードス
イツチを組み立て、プリント配線基板100上に
実装した状態を示す側断面図である。
図示するように、回転式コードスイツチの組み
立ては、先ず樹脂モールド筐体1の中央部に形成
された支柱1−1を回転子6の下部中央に形成さ
れた凹穴6−5に挿入して、回転子6を樹脂モー
ルド筐体1に載置する。次に樹脂モールド筐体1
の四隅の突起1−7を蓋板7の四隅の穴7−1に
挿入し、その先端を熱カシメして蓋板7に取り付
ける。これにより、回転子6の突起6−4及び一
対の係合爪6−1,6−2は蓋板7の貫通穴7−
2に貫挿されることになる。
次に回転子6の突起6−4を回転ツマミ8の底
部の突起部8−4に形成した穴8−3に挿入する
と共に、係合爪6−1,6−2を穴8−2,8−
2に挿入し、穴8−2,8−2の壁面に形成され
た係合段部に係合爪6−1,6−2を係合させ、
回転ツマミ8を回転子6に取り付ける。
上記構成の回転式コードスイツチにおいて、回
転ツマミ8を回転させると回転子6が回転し、回
転子6の下部に取り付けた摺動子6−6がフレキ
シブル基板3上の集電パターン3−1と絶縁体パ
ターン3−2の上を摺接する。またこのとき回転
子6が所定量回転するとこの回転子6の周縁部に
形成された突起部6−3が筐体側壁1−2の内周
面に形成された突起部1−8(第7図参照)に当
接するため、回転子6の回転範囲は所定の範囲に
規制される。
上記実施例ではフラツトケーブル付き電子部品
を回転式コードスイツチのを例に説明したが、回
転式可変抵抗器等の他のフラツトケーブル付き回
転式電子部品としても使用できる。この場合も、
フレキシブル基板3上にエツチングして形成する
導電体パターンの形状が異なるだけで、上記実施
例の大部分の構成部品は利用できる。
第21図はこのフラツトケーブル付き回転式電
子部品〓回転式可変抵抗器に利用した場合を示す
平面図である。
同図において3−3はフレキシブル基板3上に
接着又は蒸着によつて形成した金属箔をエツチン
グによつて所定形状に形成した集電パターンであ
り、3−4は集電パターン3−3形成後にフレキ
シブル基板3上に印刷又は真空蒸着によつて所定
の形状に形成した抵抗体パターンである。その他
の部分は上記第1図に示す回転式コードスイツチ
と同じ構造となつているのでその詳細は省略す
る。
第9図は本発明に係る他のフラツトケーブル付
き電子部品の構造を示す図で、第9図Aは筐体平
面図、同図Bはその一部断面側面図、同図Cは裏
面図、同図Dは同図AのA−A線上断面図であ
る。
本実施例ではフラツトケーブル付き電子部品を
スライド式コードスイツチに用いた例を示す。図
示するように、この実施例は、フレキシブル基板
53とフレキシブルフラツトケーブル62が熱可
塑性の耐熱性フイルム51で一体に構成され、該
フレキシブル基板53を樹脂モールド筐体54内
にインサートした構造である。
フレキシブル基板53上には集電パターン53
−1と該集電パターン53−1上の所定部分に形
成される絶縁体パターン53−2が形成されてい
る。またフレキシブルフラツトケーブル62上に
は、フレキシブル基板53上の集電パターン53
−1の端部と連続する配線パターン62−1が形
成されている。また、フレキシブル基板53の集
電パターン53−1と絶縁体パターン53−2が
形成された部分は、樹脂モールド筐体54内の底
部に露出している。
以下、上記構成のフラツトケーブル付き電子部
品の各部の構成及び形状とその製造方法を説明す
る。
第10図はフレキシブル基板53及びフレキシ
ブルフラツトケーブル62の製造工程を説明する
ための図であり、耐熱性フイルム51が支持部材
51−1,51−1で連続的に接続されている。
該耐熱性フイルム51の表面の所定位置には5本
の集電パターン53−1と該集電パターン53−
1上の所定の部分に形成された絶縁体パターン5
3−2が形成されている。更に、これら集電パタ
ーン53−1のそれぞれの端部に連続して配線パ
ターン62−1が形成されている。
ここで集電パターン53−1と配線パターン6
2−1を形成するには、まず耐熱性フイルム51
上に金属箔(例えば銅またはアルミニウム)を接
着したり又は耐熱性フイルム上に銅やアルミニウ
ム等の金属を蒸着したりして金属層を形成する。
そしてこの金属層を上記集電パターン53−1と
配線パターン62−1の形状にエツチングして上
記集電パターン53−1と配線パターン62−1
を構成する。
そしてこの集電パターン53−1上の所定位置
に絶縁体パターン53−2を印刷形成すれば、コ
ードパターンが出来上がる。
なお配線パターン62−1は、集電パターン5
3−1作成時のエツチングと同時に形成する必要
はなく、例えば集電パターン53−1をエツチン
グによつて形成した後に、別行程のエツチングや
スクリーン印刷などで形成してもよい。
ここで、耐熱性フイルム51の集電パターン5
3−1及び絶縁体パターン53−2が形成された
部分がスライド式コードスイツチの基板になるフ
レキシブル基板53となり、配線パターン62−
1が形成された部分は、フレキシブルフラツトケ
ーブル62となる。なお配線パターン62−1の
上部には端部62−3を除いて、樹脂剤を塗布し
て絶縁被膜層を形成している。
フレキシブルフラツトケーブル62の端部62
−3に、第1図Dに示すような端子部を設ける場
合は、第11図に示すように支持部58で一体的
に形成された金属端子片55をフレキシブルフラ
ツトケーブル62の配線パターン62−1の端部
62−3上に載置する。
ここでフレキシブルフツトケーブル62の端部
62−3の配線パターン62−1上にはホツトメ
ルトタイプの導電性接着剤層が形成されており、
金属端子片55の上から耐熱性フイルム51と同
質の合成樹脂材料からなる端子固定用フイルム5
7を載置し、金属端子片55が位置しない部分に
超音波発射ホーン(図示せず)によつて超音波を
発射し端子固定用フイルム57とフレキシブルフ
ラツトケーブル62の耐熱性フイルム51とを超
音波加熱により局部的に溶融し、金属端子片55
を配線パターン62−1上に圧接固着する。
次に、端子固定用フイルム57又は端部62−
3の耐熱性フイルム51上から金属端子片55に
加熱コテを当て加熱することにより導電性接着剤
を溶かせば、配線パターン62−1上に金属端子
片55が確実に接着される。
これにより、第1図Dと略同じ構造の端子部が
形成される。
そしてこのフレキシブルフラツトケーブル62
の端部62−3に金属端子片55を取り付けない
場合は、このフレキシブルフラツトケーブル62
と一体的に形成されたフレキシブル基板53を樹
脂モールド筐体54内にインサートした後、支持
部材51−1,51−1を除去することにより、
第9図に示すようなフラツトケーブル付き電子部
品が完成する。
また、フレキシブルフラツトケーブル62の端
部62−3に金属端子片55を取り付けた場合
は、更に第11図のD−D線上で切断し、支持部
58を除去することによつてフラツトケーブル付
き電子部品が完成する。
樹脂モールド筐体54の側部は、第9図に示す
ようにフレキシブル基板53の外周を覆うように
形成され、前後部の側部54−1上には後述する
蓋板61を固定する4個の固定用突起部54−2
及び同じく蓋板61をガイドする4個のガイド用
突起部54−3が形成されている。また、その裏
面には該樹脂モールド筐体54を下記するプリン
ト配線基板に固定するための2個の固定用突起部
54−4,54−4が一体に形成される。
次に、上記フレキシブルフラツトケーブル62
と一体的に形成されたフレキシブル基板53を樹
脂モールド筐体54にインサートする方法を第1
2図を用いて説明する。
即ち、第12図Aに示すようにフレキシブル基
板53とフレキシブルフラツトケーブル62が一
体的に形成された耐熱性フイルム51を第1の金
型Aと第2の金型Bとで挟み込む。
ここで第1の金型Aには、フレキシブル基板5
3の集電パターン53−1及び絶縁体パターン5
3−2の表面が密着する平坦面A1と、該平坦面
A1の周囲に樹脂モールド筐体54の側部54−
1を形成する周溝A2とが形成されている。ま
た、図示しないが、周溝A2の底部には樹脂モー
ルド筐体54の固定用突起部54−2及びガイド
用突起部54−3(第9図参照)を形成する凹部
が形成されている。
一方第2の金型Bには、前記第1の金型Aの平
坦面A1及び周溝A2に対応する部分に樹脂モー
ルド筐体54の底部を形成する凹部B1を形成す
ると共に、耐熱性フイルム51のフレキシブルフ
ラツトケーブル62が樹脂モールド筐体54を貫
通する部分の方向へ樹脂材の流入を促進させるた
め、所定幅の凹溝B2を前記凹部B1の略中央長
手方向に形成する(この凹溝B2により第9図に
示す樹脂モールド筐体54の裏面の長尺の突起部
54−5が形成される。)また、樹脂モールド筐
体54の裏面の固定用突起部54−4,54−4
を形成するため円柱状の凹部B3を前記凹部B1
の中央長手方向の所定位置に形成する。また、図
示しないが凹部B1の底部周辺部には樹脂モール
ド筐体54の突起部54−6を形成するための凹
部も形成されている。
次に第12図Bに示すように、第2の金型Bの
凹部B3の頂部に形成された穴B4から加熱溶融
した樹脂材(例えば、ポリフエニレンスルフイ
ド、ポリエチレンテレフタレート等)を矢印D1
に示すように圧入する。この溶融樹脂材の圧入に
よつてフレキシブル基板53の耐熱性フイルム5
1が第1の金型Aの平坦面A1に押圧される。
また、この溶融樹脂材の圧入時に第2の金型B
の凹部B1の中央長手方向に長い凹溝B2がない
と、溶融樹脂材は凹溝B2以外の凹部B1から周
囲の周溝A4を通つて、溶融樹脂材が回り込みフ
レキシブル基板53及びフレキシブルフラツトケ
ーブル62が周溝A2の部分で上面側から矢印D
2で示すように充填される為、フレキシブル基板
53及びフレキシブルフラツトケーブル62の周
縁部が第2の金型Bの凹部B1側に押し下げら
れ、極端な場合は周縁部が樹脂モールド筐体54
の裏面に露出する恐れがある。
しかしながら本実施例では第2の金型Bの凹部
B1の中央長手方向に長い凹溝B2を形成してい
るので、該凹溝B2が溶融樹脂材の流れを促進す
る作用を奏することになる。従つて、溶融樹脂材
の圧入は凹部B1の中央長手方向(矢印D3で示
す方向)から先に充填され次第に周囲に広がつて
充填され、最後に周溝A2に充填されるので、フ
レキシブル基板53及びフレキシブルフラツトケ
ーブル62は溶融樹脂材圧入中最後まで第1の金
型Aの側に押されるから、フレキシブル基板53
及びフラツトケーブル62は第1の金型Aの平坦
面A1から離間することはない。即ち第1の金型
Aの平坦面A1とフレキシブル基板53の間に溶
融樹脂材が流入するとはないから、後述するよう
に溶融樹脂材が硬化した後、第1の金型Aと第2
の金型Bを取り去ると、樹脂モールド筐体54内
の底部にフレキシブル基板53の表面が完全に露
出することになる。
上記のようにして溶融樹脂材を第1の金型Aと
第2の金型Bの間に充填した後、樹脂材が固まつ
てから第1の金型Aと第2の金型Bを取り外せ
ば、第9図に示すスライド式コードスイツチ用の
フラツトケーブル付き電子部品が完成する。
第13図は、このフラツトケーブル付き電子部
品を用いたスライド式コードスイツチの構造を示
す側断面図である。
図示するように、樹脂モールド筐体54にイン
サートされたフレキシブル基板53の上に摺動体
59を載置する。該摺動体59の底部にはフレキ
シブル基板53上に形成された集電パターン53
−1及び絶縁体パターン53−2に摺接する摺動
子60が設けられ、その上部に操作レバー59a
が一体的に形成されている。そして樹脂モールド
筐体54の側部54−1上部に蓋板61を載置
し、固定用突起部54−2の先端を熱カシメする
ことによつて該摺動体59を蓋板61とフレキシ
ブル基板53の間に保持させる。これによりスラ
イド式コードスイツチが完成する。
上記構造のスライド式コードスイツチにおい
て、操作レバー59aを操作し、摺動体59を移
動させると移動子60が集電パターン53−1及
び絶縁体パターン53−2上を移動して、摺動子
60の接点と集電パターン53−1との接触位置
が変化し、各集電パターン53−1に各々接続さ
れたフレキシブルフラツトケーブル62の配線パ
ターン62−1間をオン或いはオフに変化し、H
或いはLの信号変化が出力される。
上記のように集電パターン53−1及び絶縁体
パターン53−2が形成されたフレキシブル基板
53と配線パターン62−1が形成されたフレキ
シブルフラツトケーブル62を熱可塑製合成樹脂
の耐熱性フイルム51で構成し、該耐熱性フイル
ム51を合成樹脂からなる樹脂モールド筐体54
内にインサート成形すれば、フレキシブル基板5
3と樹脂モールド筐体54との組み立て作業が不
要となるばかりか、スライド式コードスイツチの
小型化・薄型化が図れ、電子部品の端子に電線を
接続する作業が不必要となる。
なお、上記実施例ではスライド式コードスイツ
チを例に説明したが、フレキシブル基板53に形
成されるパターンを替えることにより、スライド
式可変抵抗器等としても利用することが可能であ
る。たとえばスライド式可変抵抗器として利用す
る場合は、上記と同様に銅又はアルミニウム等の
導体箔をエツチング処理して集電パターンと配線
パターンを所定形状に形成した後、更に所定形状
の抵抗体パターンを真空蒸着或いは抵抗体となる
導電体ペーストを印刷して形成すればよい。
第14図及び第15図は本発明に係る他のフラ
ツトケーブル付き電子部品の構造を示す図で、第
14図は斜視図、第15図Aは筐体平面図、第1
5図Bはその一部断側面図、第15図Cはその裏
面図、第15図Dは同図AのA−A線上断面矢視
図である。本実施例では電子部品としてスライド
式コードスイツチを例に説明する。
図示するように、樹脂モールド筐体74にイン
サートされるフレキシブル基板73とフラツトケ
ーブル75とが耐熱性フイルム71で一体に形成
されている。フレキシブル基板73には集電パタ
ーン73−1及び絶縁体パターン73−2が形成
され、フラツトケーブル75には該集電パターン
73−1の端部と連続する配線パターン75−1
が形成されている。フラツトケーブル75の端部
75−2を除くフラツトケーブル75の上面には
樹脂剤を塗布して、絶縁被膜が形成されている。
フレキシブル基板73の集電パターン73−1と
該集電パターン73−1上に形成される絶縁体パ
ターン73−2は筐体内底面と両側壁内面に露出
している。
以下、上記構成のフラツトケーブル付き電子部
品の各部分の構成状態とその製造方法を詳細に説
明する。
第16図はフレキシブル基板73及びフラツト
ケーブル75の製造行程を説明するための図であ
る。フレキシブル基板73とフラツトケーブル7
5は耐熱性フイルムで一体的に形成された支持部
材71−1,71−1で連続的に接続されてい
る。耐熱性フイルム71の材質としては、例えば
ポリパラバン酸、ポリエーテルイミド、ポリエチ
レンテレフタレート等を用いる。
ここで集電パターン73−1と配線パターン7
5−1を形成するには、まず耐熱性フイルム71
上に金属箔(例えば銅又はアルミニウム)を接着
したり又は耐熱性フイルム71上に銅やアルミニ
ウム等の金属を蒸着したりして金属層を形成す
る。そしてこの金属層を上記集電パターン73−
1と配線パターン75−1の形状にエツチングし
て上記集電パターン73−1と配線パターン75
−1を構成する。なおこの配線パターン75−1
は、上記集電パターン73−1の形成とは別行程
で形成してもよく、例えばエツチングによつて集
電パターン73−1を形成した後に、別行程のエ
ツチング又は導電ペーストの印刷等によつて配線
パターン75−1を形成してもよい。
次にこの集電パターン73−1上の所定部分に
絶縁体パターン73−2を印刷形成すれば、コー
ドパターンが出来上がる。
ここで、フレキシブル基板73の幅寸法はフラ
ツトケーブル75の幅寸法より所定寸法大きく形
成されている。
上記のようにフレキシブル基板73をフラツト
ケーブル75が外部に突出するように合成樹脂か
らなる樹脂モールド筐体74にインサートした
後、支持部71−1,71−1を除去することに
より、フラツトケーブル付き電子部品が完成す
る。
樹脂モールド筐体74の側部74−1は、フレ
キシブル基板73の外周を覆うように形成され、
その一端両側部にストツパー用の突起部74−3
が形成されている。また、側部74−1の頂部所
定位置には樹脂モールド筐体74の内側に傾斜し
た傾斜面74−2が形成されている。
次に、フツトケーブル75と一体的に形成され
たフレキシブル基板73を樹脂モールド筐体74
にインサートする方法を第18図を用いて説明す
る。
即ち、先ず第18図Aに示すように、耐熱性フ
イルムで一体に形成されたフレキシブル基板73
とフツトケーブル75,75を第1の金型Aと第
2の金型Bで挟みこむ。
ここで、第1の金型Aには、フレキシブル基板
73の集電パターン73−1と絶縁体パターン7
3−2とを形成した表面に密着する平坦面A1
と、該平坦面A1の周囲に樹脂モールド筐体74
の側部74−1を形成する周溝A2とが形成され
ている。
一方第2の金型Bには、前記第1の金型Aの平
坦面A1及び周溝A2に対応する部分に樹脂モー
ルド筐体74の底部を形成する凹部B1を形成す
ると共に、該凹部B1内に耐熱性フイルム71の
長手方向への溶融樹脂材の流れを妨害し、幅方向
への流れを促進するための凸部B4が所定の間隔
を設けて形成されている。また、凹部B1の中央
部には溶融樹脂材を充填するための充填穴B3が
形成されている。
充填穴B3から、例えばポリフエニレンスルフ
イド、ポリエチレンテレフタレート等を加熱溶融
した樹脂材を矢印D1に示すように圧入する。
この溶融樹脂材の圧入によつて第2の金型Bの
凹部B1にこの溶融樹脂材が流入するが、凹部B
1に形成された凸部B4により第18図Cに示す
ように耐熱性フイルム71の幅方向(紙面の上下
方向)への流入が長手方向への流入よりも促進さ
れ、同図Bに示すようにフレキシブル基板73の
両側の集電パターン73−1と絶縁体パターン7
3−2部分がこの溶融樹脂材に押され周溝A2の
一側面に沿つて折り曲げられ、該一側面に密着す
る。
もし、この充填時に、第2の金型Bの凹部B1
の凸部B4がない場合、溶融樹脂材は充填穴B3
から放射状に流れ、凹部B1の長手方向に流れる
溶融樹脂材は、フラツトケーブル75,75側両
端部の側部から周溝A2に流れ込み、その一部が
周溝A2の側面とフレキシブル基板73の両側部
の集電パターン73−1と絶縁体パターン73−
2が形成された部分の間に侵入し、該集電パター
ン73−1と絶縁体パターン73−2部分が十分
に折れ曲がらず、該集電パターン73−1と絶縁
体パターン73−2の表面が樹脂材で覆われると
いう問題がある。
しかしながら上記実施例では凹部B1の底部に
凸部B4,B4を形成しているため凹部B1の長
手方向への溶融樹脂材の流れが妨害されると共に
耐熱性フイルム71の幅方向への流れが促進され
て周溝A2に流入するため、耐熱性フイルム71
のフレキシブル基板73の表面が周溝A2の側面
に沿つて折り曲げられ、該側面に密接する。従つ
て、フレキシブル基板73の両側部の集電パター
ン73−1と絶縁体パターン73−2の表面が樹
脂材で覆われるとはない。
即ち、第1の金型Aの平坦面A1の側面とフレ
キシブル基板73との間に溶融樹脂材が流入する
ことがないから、後述するように溶融樹脂材が固
まつた後、第1の金型Aと第2の金型Bを取り去
ると、樹脂モールド筐体74の内底部と両側壁内
面にフレキシブル基板73の集電パターン73−
1と絶縁体パターン73−2が露出することにな
る。
以上のようにして溶融樹脂材を第1の金型Aと
第2の金型Bの間に充填した後、樹脂材が固まつ
てから第1の金型Aと第2の金型Bを取り外せ
ば、第14図に示すようなスライド式コードスイ
ツチ用のフラツトケーブル付き電子部品が出来上
がる。
第17図は上記フラツトケーブル付き電子部品
を用いて作成されたスライド式コードスイツチの
構造を示す図で、第17図Aは一部側断面図{同
図BのE−E線上断面図}、第17図Bは横断面
図{同図AのF−F線上断面図}である。
図示するように、上記構造のスライド式コード
スイツチの樹脂モールド筐体74の外周には摺動
体80が設けられる。該摺動体80は樹脂材から
なり、側部には操作ツマミ81が一体に形成され
ている。83はフレキシブル基板73の内底面の
集電パターン73−1と絶縁体パターン73−2
に摺接する接点であり、84はフレキシブル基板
73の内側両側面の集電パターン73−1と絶縁
体パターン73−2に摺接する接点である。これ
ら接点83と接点84は接点部材85により一体
的に形成され、接点部材85は摺動体80の本体
にインサートされている。また、摺動体80の両
側にはそれぞれ樹脂モールド筐体74の底部外面
の両側部に係合する一対の爪部材82,82が形
成されている。
上記構造の摺動体80の爪部材82,82の間
に樹脂モールド筐体74の上部を当接し、摺動体
80を押圧することにより、爪部材82,82は
両側に開き樹脂モールド筐体74外側面に沿つて
降下し、該樹脂モールド筐体74の底面で爪部材
82,82の突起部が樹脂モールド筐体74の外
周底面に係合する。これにより、樹脂モールド筐
体74を用いたスライド式コードスイツチが完成
する。
上記構成のスライド式コードスイツチの操作ツ
マミ81を操作し、摺動体80を樹脂モールド筐
体74の長手方向に移動させると、接点83,8
4がそれぞれ集電パタン73−1、絶縁体パター
ン73−2の上面を摺動し、5つの配線パターン
75−1の内の1つの配線パターン75−1をコ
モンとして、他の4つの配線パターン75−1間
のオン・オフ状態を変化する。
なお、フラツトケーブル75の端部75−2
に、第1図Dに示すような金属端子片を具備する
端子部を設けてもよい。
なお、上記実施例では、フレキシブル基板73
の集電パターン73−1、絶縁体パターン73−
2を樹脂モールド筐体74の内底面と両側内壁面
に露出させるように構成したが、集電パターン7
3−1、絶縁体パターン73−2は樹脂モールド
筐体74の内底面と一側内面に露出させるように
してもよい。また、集電パターン73−1、絶縁
体パターン73−2の本数等も必要に応じて変え
てもよいことは当然である。
上記のように集電パターン73−1及び絶縁体
パターン73−2からなるコードパターンが形成
されたフレキシブル基板73と配線パターン75
−1が形成されたフラツトケーブル75を熱可塑
性合成樹脂の耐熱性フイルム71で一体的に形成
し、フレキシブル基板73をその集電パターン7
3−1及び絶縁体パターン73−2が樹脂モール
ド筐体74の内底面と樹脂モールド筐体74の両
側内壁面に露出するように構成するので、樹脂モ
ールド筐体74の内面を有効に利用できスライド
式コードスイツチの小型化・薄型化が図れると共
に、フレキシブル基板73と樹脂モールド筐体7
4との組み立て作業が不要となる。また、フラツ
トケーブル付きであるので、このスライド式コー
ドスイツチへの配線の接続作業が不必要となる。
また、上記実施例ではスライド式コードスイツ
チを例に説明したが、本発明はこれに限定される
ものではなく、スライド式スイツチやスライド式
可変抵抗器としても利用できる。
例えば、スライド式可変抵抗器として利用する
場合は、上記と同様に銅又はアルミニウム等の導
体箔をエツチング処理して集電パターンと配線パ
ターンを所定形状に形成した後、更に所定形状の
抵抗体パターンを真空蒸着或いは抵抗体となる導
電体ペーストを印刷して形成すればよい。
第19図は本発明に係る他のフラツトケーブル
付き電子部品の構造を示す斜視図である。
本実施例ではフレキシブル基板93を樹脂モー
ルド筐体91の内底面、樹脂モールド筐体91の
側壁91−2の内面及び支柱91−1の外周面に
露出するようにインサートしたものであり、この
フレキシブル基板93と一体的に形成されたフラ
ツトケーブル92を樹脂モールド筐体91の側部
より外部に伸ばした形状である。このフレキシブ
ル基板93の樹脂モールド筐体91内へのインサ
ート方法は第4図に示す方法と略同一であるか
ら、その説明は省略する。
上記のように構成することにより、樹脂モール
ド筐体91の内底面と側壁91−2の内面と支柱
91−1の外周面には集電パターン93−1と絶
縁体パターン93−2が露出する。また、樹脂モ
ールド筐体91の側部から、フラツトケーブル9
2が伸びている。フラツトケーブル92は端部9
2−2を除いて、その上面に樹脂剤を塗布した絶
縁被膜を施している。
第20図は上記構成のフラツトケーブル付き電
子部品を用いた回転式コードスイツチをプリント
配線基板100に実装した状態を示す断面図で、
第7図及び第8図の回転式コードスイツチの構造
と略同一である。
図示するように、この回転式コードスイツチの
組み立ては、先ず樹脂モールド筐体91の中央部
に形成された支柱91−1を回転子96の下部中
央に形成された穴96−5に挿入して、回転子9
6を樹脂モールド筐体91に載置する。そして係
合爪96−1,96−2を穴98−2,98−2
に挿入し、穴98−2,98−2の壁面に形成さ
れる段部に係合爪96−1,96−2を係合さ
せ、回転ツマミ98を回転子96に取り付ける。
上記構成の回転式コードスイツチにおいて、回
転ツマミ98を回転させると回転子96が回転
し、該回転子96の底面に取り付けた摺動子96
−6が樹脂モールド筐体91の内底面に露出した
集電パターン93−1及び絶縁体パターン93−
2の上を摺接し、回転子96の内周面に取り付け
た摺動子96−7は支柱91−1の外周面に露出
する集電パターン93−1の上を摺接し、更に、
回転子96の外周面に取り付けた摺動子96−8
は側壁91−2の内面に露出した集電パターン9
3−1及び絶縁体93−2の上を摺接する。これ
によりフラツトケーブル92の各配線パターン9
2−1間のコード信号が変化する。
フレキシブル基板内蔵のフラツトケーブル付き
電子部品を上記のように構成することにより、樹
脂モールド筐体91の内面を有効に利用すること
ができ、回転式コードスイツチを極めて小型にす
ることが可能となる。
なお上記実施例では、回転式コードスイツチを
例に説明したが、フレキシブル基板3に形成する
各種パターンを変えることにより、回転式可変抵
抗器等にも利用できる。
例えば、回転式可変抵抗器として利用する場合
は、上記と同様に銅又はアルミニウム等の導体箔
をエツチング処理して集電パターンと配線パター
ンを所定形状に形成した後、更に所定形状の抵抗
体パターンを真空蒸着或いは抵抗体となる導電体
ペーストを印刷して形成すればよい。
以上本発明に係るフラツトケーブル付き電子部
品及びその製造方法の実施例を詳細に説明した
が、本発明はこれに限定されるものではなく本発
明の範囲内で種々の変形が可能であることは言う
までもない。
〔発明の効果〕
以上詳細い説明したように、本発明に係るフラ
ツトケーブル付き電子部品及びその製造方法によ
れば、以下のような効果が生じる。
基板として合成樹脂製のフイルム上に少なく
とも接着又は蒸着した金属面をエツチングする
ことによつて導電性パターンを形成したフレキ
シブル基板を用いると共に、該導電体パターン
に電気的に接続される配線パターンが形成され
た合成樹脂フイルムからなるフラツトケーブル
を前記フレキシブル基板と一体に形成し、前記
電子部品の筐体を溶融合成樹脂材を射出して成
形する際、該フレキシブル基板をその導電体パ
ターンが筐体内に露出するようにインサートし
て該フレキシブル基板と合成樹脂製の筐体とを
一体化し、前記フラツトケーブルを筐体側部か
ら外部に伸ばしたので、筐体の小型化・薄型化
が図れると共に、基板と筐体との組立て及びケ
ーブルの接続作業が不要となる。
また本発明に係るフラツトケーブル付き電子
部品は、他の各種電子部品とともにプリント配
線基板上に直接面実装でき、実装の自動化が可
能となる。
また本発明に係るフラツトケーブル付き電子
部品のフラツトケーブルの端部に金属片からな
る端子部を形成する場合は、該フラツトケーブ
ルの端部の導電体パターンの端部上に金属端子
片を接続し、その上に端子固定用フイルムを載
置し、該端子固定用フイルムとフレキシブル基
板のフイルムとを局部的に溶着した構造とした
ので、該端子部の接続強度が強く、また該端子
部の薄型化が図れるという優れた効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るフラツトケーブル付き電
子部品の構造を示す図で、第1図Aは筐体裏面
図、同図Bは筐体側面図、同図Cは筐体平面図、
同図Dは端子部の構造を示す平面図である。第2
図及び第3図はフレキシブル基板及びフラツトケ
ーブルの製造方法を説明するための図である。第
4図A,B,Cはフレキシブル基板を樹脂モール
ド筐体にインサートする方法を説明するための図
である。第5図はフラツトケーブル付き電子部品
を用いた回転式コードスイツチの側断面図であ
る。第6図は本発明に係る他のフラツトケーブル
付き電子部品の構造を示す図で、第6図Aは筐体
裏面図、同図Bは筐体側断面図、同図Cは筐体平
面図である。第7図は第6図に示すフラツトケー
ブル付き電子部品を用いた回転式コードスイツチ
の分解斜視図、第8図は組立た回転式コードスイ
ツチの断面図である。第9図は本発明に係る他の
フラツトケーブル付き電子部品の構造を示す図
で、第9図Aは筐体平面図、同図Bは筐体側面一
部断面図、同図Cは筐体裏面図、同図Dは同図A
のA−A線上断面図である。第10図及び第11
図はそれぞれフレキシブル基板及びフラツトケー
ブルの製造方法を説明するための図である。第1
2図A,Bはフレキシブル基板を樹脂モールド筐
体にインサートする方法を説明するための図であ
る。第13図は第9図に示すフラツトケーブル付
き電子部品を用いたスライド式コードスイツチの
構造を示す側断面図である。第14図及び第15
図は本発明に係る他のフラツトケーブル付き電子
部品の構造を示す図で、第14図は斜視図、第1
5図Aは筐体平面図、同図Bはその側面一部断面
図、同図Cは裏面図、同図Dは同図AのA−A線
上断面図である。第16図はフラツトケーブル及
びフレキシブル基板の製造方法を説明するための
図である。第17図は第14図に示すフラツトケ
ーブル付き電子部品を用いたスライド式コードス
イツチの構造を示す図で、同図Aは一部側断面図
{同図BのE−E線上断面図}、同図Bは同図Aの
F−F線上断面図である。第18図A,B,Cは
フレキシブル基板を樹脂モールド筐体にインサー
トする方法を説明するための図である。第19図
は本発明に係る他のフラツトケーブル付き電子部
品の構造を示す斜視図、第20図はこのフラツト
ケーブル付き電子部品を用いた回転式コードスイ
ツチの側断面図である。第21図は本発明に係る
フラツトケーブル付き電子部品を回転式可変抵抗
器に利用した場合を示す平面図である。 図中、1,54,74……筐体、合成樹脂製の
フイルム、3,53、73,93……フレキシブ
ル基板、3−1,53−1,73−1,93−1
……集電パターン(導電体パターン)、3−2,
53−2,73−2,93−2……絶縁体パター
ン、5,6,96……回転子、5−2,6−6,
60,96−6,96−7,96−8……摺動
子、1−1,91−1……支柱、A……第1の金
型、A1……平坦面、A2……溝、A3……穴、
3a……穴、B……第2の金型、B1……凹部、
B2……凹溝、12,62,75,92……フラ
ツトケーブル、2……端子部、2−1〜2−5…
…金属端子片、2−6,57……端子固定用フイ
ルム、12−6……端部、59……摺動体、であ
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 少なくとも電子部品の摺動子の接点が摺接す
    る導電体パターンが形成された基板を筐体内部に
    収納する電子部品において、 前記基板として合成樹脂製のフイルム上に導電
    体パターンを形成してなるフレキシブル基板を用
    いると共に該導電体パターンに接続される複数本
    の配線パターンが形成された合成樹脂フイルムか
    らなるフラツトケーブルを前記フレキシブル基板
    と一体に形成し、 前記フレキシブル基板の導電体パターンとして
    該フレキシブル基板を構成するフイルム上に接着
    又は蒸着した金属面をエツチングすることによつ
    て形成された導電体パターンを用い、 且つ前記フラツトケーブル上の各配線パターン
    の端部には、金属端子片をその先端をフラケツト
    ケーブルの端部から突出させて接合し、該接合し
    た金属端子片の上に合成樹脂フイルムからなる端
    子固定用フイルムを載置し、該端子固定用フイル
    ムとフレキシブル基板のフイルムとを局部的に融
    着した構造の端子部を設け、 さらに前記フレキシブル基板は前記フラツトケ
    ーブルが外部に突出され且つ前記導電体パターン
    が内部に露出されるように合成樹脂製の筐体内に
    インサートされて該筐体と一体化されていること
    を特徴とするフラツトケーブル付き電子部品。 2 合成樹脂製のフイルム上に接着又は蒸着した
    金属面をエツチングすることによつて導電体パタ
    ーンを形成するとともに該導電体パターンに接続
    する複数本の配線パターンを形成したフラツトケ
    ーブルを一体に取り付けたフレキシブル基板と、 前記フレキシブル基板の導電体パターンを形成
    した表面が密着する平坦面と、該平坦面の周囲に
    合成樹脂製の筐体の側部を形成する溝が形成され
    た第1の金型と、 該第1の金型と対向して配置され該第1の金型
    の平坦面及び少なくとも前記溝の一部を含む部分
    に対応する部分に前記筐体の底部を形成する凹部
    を形成した第2の金型とを用意し、 前記フラツトケーブル先端の各配線パターンの
    端部上面に金属端子片をその先端をフラツトケー
    ブルの端部から突出させて接合し、該接合した金
    属端子片の上に合成樹脂製のフイルムからなる端
    子固定用フイルムを載置し、該端子固定用フイル
    ムと基板のフイルムとを局部的に融着して金属端
    子片をフラツトケーブルに固定し、 前記フレキシブル基板を第1の金型と第2の金
    型の間にその導電体パターン形成面を第1の金型
    の平坦面に当接させて挟持し、第2の金型の前記
    凹部に溶融樹脂材を圧入して該溶融樹脂材を第1
    の金型と第2の金型の間に充填させることを特徴
    とするフラツトケーブル付き電子部品の製造方
    法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS61203U (ja) * 1984-06-05 1986-01-06 富士通テン株式会社 可変抵抗器
JPH0770376B2 (ja) * 1986-02-18 1995-07-31 松下電器産業株式会社 可変抵抗器用抵抗基体の製造方法

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