JPH0570546B2 - - Google Patents
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- JPH0570546B2 JPH0570546B2 JP9446289A JP9446289A JPH0570546B2 JP H0570546 B2 JPH0570546 B2 JP H0570546B2 JP 9446289 A JP9446289 A JP 9446289A JP 9446289 A JP9446289 A JP 9446289A JP H0570546 B2 JPH0570546 B2 JP H0570546B2
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Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は、スラブ、ブルーム等の断面矩形鋼材
の溶削方法において、断面矩形鋼材の上下および
両側表面をその長手方向に溶削する際の、予熱と
溶削開始方法の改善に関するものである。 〔従来の技術〕 スラブ、ブルーム等の断面矩形鋼材は、各種圧
延製品の素材であるが、圧延製品の表面疵の起因
となる表面欠陥は圧延前に溶削装置により溶削さ
れる。 溶削装置としては、部分溶削装置と断面矩形鋼
材の上下および両側の表面全体を溶削する所謂全
面溶削装置がある。 従来全面溶削装置による断面矩形鋼材の上下お
よび両側表面の溶削は、第4図a,bに示す如く
面スタートと称する方法で、鋼材3の上下および
両側表面5a〜5dの各々の幅方向に沿つて溶削
ユニツト20a〜20dを配設し、これらによつ
て同時に開始していた。 面スタートと称する方法は、断面矩形鋼材3の
上下および両側表面5a〜5d内で、その長手方
向端部の稜6aに近い所定幅位置D1を予熱位置
とし、且つ予熱後の溶削開始位置とするものであ
る。これは予熱後の溶削開始の際、溶削ユニツト
20aの溶削用火口1aから酸素噴射流10aが
溶削開始位置D1に衝突した際分流11a,12
aが発生し、分流12aによつてノロの一部が長
手方向端部4aに沿つて後方に遠く吹き飛ばさ
れ、下面側の溶削ユニツト20cの溶削用火口1
cと予熱用火口7c内へのノロの侵入付着が防止
できるからである。 又他の例として、特開昭59−130677号公報で紹
介されている稜スタート方法がある。この方法
は、第5図aに示すごとく予熱用火口7aからの
火炎9aにより、鋼材の長手方向先端部と上下お
よび両側表面つまり被溶削面(5aのみ示す)と
交叉する稜6aから20〜70mm離れた被溶削面部
D2を予熱し、ここが溶融したら第5図bに示す
如く予熱用火口7a位置を該稜6a側に相対移動
させ、溶融幅を広げこの後溶削用火口1aから酸
素ジエツト10aを噴射して略稜6aから溶削を
開始しようとするものである。 〔発明が解決しようとする課題〕 しかし従来技術の前者の面スタート方法は、鋼
材3の上下および両側表面5a〜5dの長手方向
端部4aが未溶削帯21となつて残り、圧延製品
に表面疵を発生させ、又溶削を開始した位置D1
には第4図cに示す如くガウシング22と称する
深掘部が生じ、圧延製品に幅不足部を発生さる等
歩留りを著しく低下させるものであつた。 又従来技術の後者の稜スタート方法は、断面矩
形鋼材3の上下および両側表面の長手方向の一端
縁の稜6aを継続予熱位置とし、且つ予熱後の溶
削開始位置とするので、第5図cに示すごとく上
面側の溶削ユニツト20aの溶削用火口1aから
の酸素噴射流10aが溶削開始位置に衝突したと
き上下に分流11a,12aし、分流12aによ
つて溶融ノロの一部が該鋼材の長手方向先端面4
aに沿つて吹き飛ばされ、下面側の溶削ユニツト
の溶削用火口1cと予熱用火口7c内に侵入付着
し溶削不能にしてしまう。 本発明は上記課題を解決した断面矩形鋼材の溶
削方法を提供する。 〔課題を解決するための手段〕 本発明の特徴とするところは、断面矩形鋼材の
上下および両側表面を被溶削面としその被溶削面
の長手方向一端から他端にわたつて溶削するに際
して、溶削装置の溶削用火口からの酸素噴射流の
衝突面を断面矩形鋼材の長手方向先端内面で且つ
先端面と被溶削面と交叉する稜に沿つて平行に所
定幅で設定し、溶削装置の予熱用火口からの火炎
流の衝突面を断面矩形鋼材の被溶削面内で且つ被
溶削面と前記先端面と交叉する稜に沿つて平行に
所定幅で設定し、ついで溶削装置の予熱用火口か
ら火炎流を設定衝突面に衝突させて予熱を開始
し、該衝突面から前記稜の直近迄の被溶削面が溶
融した後溶削装置の溶削用火口から酸素噴射流を
設定衝突面に衝突させると共に断面矩形鋼材と溶
削装置を相対移動せしめ、酸素噴射流衝突面を設
定衝突面から前記予熱した被溶削面に移し溶削を
開始することを特徴とする断面矩形鋼材の溶削方
法にある。 〔作用〕 上記本発明の手段による作用を、第1図a〜e
に従つて説明する。 第1図aは、溶削装置20の溶削用火口1から
の酸素噴射流衝突面2を、断面矩形鋼材3の長手
方向先端面4内で且つ先端面4と被溶削面5と交
叉する稜6に沿つて、平行に所定幅W1に設定し、
溶削装置20の予熱用火口7からの火炎流衝突面
8を、断面矩形鋼材3の被溶削面5内で且つ被溶
削面5と先端面4と交叉する稜6に沿つて、平行
に所定幅W2に設定した状態を示す。 この第1図aに示す設定状態で、溶削装置20
の予熱用火口7から火炎流9を衝突面8に噴射し
て予熱を開始する。衝突面8及び該衝突面8と稜
6間を、この予熱によつて溶削可能な温度に昇温
し、溶融層13を生成させる。 ついで第1図bに示す如く、溶削装置20の溶
削用火口1から酸素噴射流10を断面矩形鋼材3
の端面4内の該設定衝突面2に衝突させ、酸素噴
射流10を稜6側と先端面4中心側に予め分流1
1,12させておく。そしてこれと平行して、溶
削用火口1と鋼材3と鋼材3の長手方向に相対移
動させて衝突面2の稜6側を稜6に接近させ、第
1図cに示すごとくついでこれを一致させる。引
続き第1図dに示すごとく、衝突面2を溶融層1
3側に移行させることにより、酸素噴射流10の
稜6側分流12を常に維持して溶融層13に移行
するから、第1図eにしめす酸素噴射流10の衝
突面2が溶融層13に移行時には、溶融ノロを先
端面4側に巻き込み飛散させることが全く無く、
溶融ノロの全量を前方の未溶削側の被溶削面5に
吹き飛ばしながら溶削を円滑良好に実施していく
ものである。 このようにして溶削装置20の溶削用火口1、
予熱用火口7への溶融ノロの侵入付着を防止する
と共に、断面矩形鋼材3の上下および両側表面の
その長手方向の全域を、未溶削部を残すこと無く
溶削することを可能としたものである。 〔実施例〕 以下本発明の実施例について説明する。 第2図はスラブ15の溶削例を示す図面であ
り、スラブ15〔炭素鋼、180〜350mm厚、750〜
2160mm幅、4〜10m長、温度:常温〜950℃〕の
上表面5A側の溶削装置20(8ユニツト直列配
置)を示し、下面(8ユニツト)、両側面側(各
1ユニツト)の溶削装置は省略してあるが、その
各々の設定条件は上表面5A側の溶削装置20と
同一の条件で設定される。 上表面側の溶削装置20の設定条件は次の通り
である。 予熱用火口7からの火炎流:LPG:0.9N
m3/min(背圧:0.8〜1.1Kg/cm2)O2:4.7N
m3/min(背圧:3.0〜4.4Kg/cm2) 予熱用火口7からの火炎流9がスラブ15上
表面5Aに衝突する角度Θ1:43〜49° 予熱用火口7からの火炎流9がスラブ15上
表面5Aに衝突する面8の幅W2:30〜60mm 予熱用火口7先端と火炎流9の該衝突面8間
距離L1:111〜135mm 予熱用火口7からの火炎流9の該衝突面8の
後端と、その延長上のスラブ上表面5Aと先端
面4と交叉する稜6との間の幅W3:2〜30mm 予熱用火口1からの酸素噴射流10:1.8〜2.0
Kg/cm2 溶削用火口1からの酸素噴射流10がスラブ
15の先端面4に衝突する角度Θ2:32〜35° 溶削用火口1からの酸素噴射流10がスラブ
15の先端面4に衝突する面2の幅W1:5〜
7.3mm 溶削用火口1先端と酸素噴射流の該衝突面2
間距離L2:176〜183mm 溶削用火口1からの酸素噴射流の該衝突面2
の上端とその延長上のスラブ先端面4と上表面
5Aとが交叉する稜6との間の幅W4:6〜31
mm このようにして全溶削装置の諸条件を設定した
後、予熱用火口7から火炎流9をスラブ15上表
面5Aに噴射開始し、該衝突面8を加熱すると共
にこの加熱により前方と前記の幅W3部を伝導
加熱する。この加熱で該衝突面8を約5〜10mmの
深さに溶融すると共に、この前方と前記の幅
W3を約2〜6mmの深さに溶融し溶削可能状態に
する。 この予熱が完了すれば、予熱用火口7からの火
炎流9の噴射を停止すると同時に、或いは火炎流
9の噴射を所定時間継続し、その継続中の適時の
タイミングで溶削用火口1から酸素噴射流10を
該衝突面2に噴射開始すると共に、スラブ15を
矢印K方向に第3図に示す速度パターンで移動さ
せ、衝突面2をスラブ先端面4から稜6を経て前
記の幅W3内及び予熱時の該衝突面8に移行通
過させてスラブ15の上下および両側面の同時長
手方向溶削を開始した。この結果、スラブ15の
上下および両側面をその長手方向の一端から他端
に亘る全域を1バスで未溶削部無く良好に溶削す
ることができた。 前記速度パターンについては、特に酸素噴射流
10の該衝突面2をスラブ先端面4から稜6を経
て前記の幅W3内及び予熱時の該衝突面8に移
行通過させる迄の速度パターンに於いて初速の勾
配を3〜6m/min/secが好ましい。即ち3
m/min/sec以下であると、遅すぎて酸素噴射
流10の該衝突面2が稜6を通過時に稜6近傍の
溶融ノロをスラブ先端面4側に倦き込む現象が惹
起していた。又6m/min/sec以上であると、
溶融ノロがスラブ端面4側に倦き込まれる現象は
発生しないが、早すぎて予熱時の該衝突面8前方
の溶削結果に未溶削部が発生することがあつた。 又スラブの移動開始時点と、溶削用火口1から
酸素噴射流10を衝突面2に噴射開始する時の酸
素圧力立上時点とのタイミングは、酸素圧力立上
時点をスラブの移動開始時点より0〜+0.5sec
(O2圧:0.3Kg/cm2/sec)で実施した。 第1表に本発明の具体例を示す。
の溶削方法において、断面矩形鋼材の上下および
両側表面をその長手方向に溶削する際の、予熱と
溶削開始方法の改善に関するものである。 〔従来の技術〕 スラブ、ブルーム等の断面矩形鋼材は、各種圧
延製品の素材であるが、圧延製品の表面疵の起因
となる表面欠陥は圧延前に溶削装置により溶削さ
れる。 溶削装置としては、部分溶削装置と断面矩形鋼
材の上下および両側の表面全体を溶削する所謂全
面溶削装置がある。 従来全面溶削装置による断面矩形鋼材の上下お
よび両側表面の溶削は、第4図a,bに示す如く
面スタートと称する方法で、鋼材3の上下および
両側表面5a〜5dの各々の幅方向に沿つて溶削
ユニツト20a〜20dを配設し、これらによつ
て同時に開始していた。 面スタートと称する方法は、断面矩形鋼材3の
上下および両側表面5a〜5d内で、その長手方
向端部の稜6aに近い所定幅位置D1を予熱位置
とし、且つ予熱後の溶削開始位置とするものであ
る。これは予熱後の溶削開始の際、溶削ユニツト
20aの溶削用火口1aから酸素噴射流10aが
溶削開始位置D1に衝突した際分流11a,12
aが発生し、分流12aによつてノロの一部が長
手方向端部4aに沿つて後方に遠く吹き飛ばさ
れ、下面側の溶削ユニツト20cの溶削用火口1
cと予熱用火口7c内へのノロの侵入付着が防止
できるからである。 又他の例として、特開昭59−130677号公報で紹
介されている稜スタート方法がある。この方法
は、第5図aに示すごとく予熱用火口7aからの
火炎9aにより、鋼材の長手方向先端部と上下お
よび両側表面つまり被溶削面(5aのみ示す)と
交叉する稜6aから20〜70mm離れた被溶削面部
D2を予熱し、ここが溶融したら第5図bに示す
如く予熱用火口7a位置を該稜6a側に相対移動
させ、溶融幅を広げこの後溶削用火口1aから酸
素ジエツト10aを噴射して略稜6aから溶削を
開始しようとするものである。 〔発明が解決しようとする課題〕 しかし従来技術の前者の面スタート方法は、鋼
材3の上下および両側表面5a〜5dの長手方向
端部4aが未溶削帯21となつて残り、圧延製品
に表面疵を発生させ、又溶削を開始した位置D1
には第4図cに示す如くガウシング22と称する
深掘部が生じ、圧延製品に幅不足部を発生さる等
歩留りを著しく低下させるものであつた。 又従来技術の後者の稜スタート方法は、断面矩
形鋼材3の上下および両側表面の長手方向の一端
縁の稜6aを継続予熱位置とし、且つ予熱後の溶
削開始位置とするので、第5図cに示すごとく上
面側の溶削ユニツト20aの溶削用火口1aから
の酸素噴射流10aが溶削開始位置に衝突したと
き上下に分流11a,12aし、分流12aによ
つて溶融ノロの一部が該鋼材の長手方向先端面4
aに沿つて吹き飛ばされ、下面側の溶削ユニツト
の溶削用火口1cと予熱用火口7c内に侵入付着
し溶削不能にしてしまう。 本発明は上記課題を解決した断面矩形鋼材の溶
削方法を提供する。 〔課題を解決するための手段〕 本発明の特徴とするところは、断面矩形鋼材の
上下および両側表面を被溶削面としその被溶削面
の長手方向一端から他端にわたつて溶削するに際
して、溶削装置の溶削用火口からの酸素噴射流の
衝突面を断面矩形鋼材の長手方向先端内面で且つ
先端面と被溶削面と交叉する稜に沿つて平行に所
定幅で設定し、溶削装置の予熱用火口からの火炎
流の衝突面を断面矩形鋼材の被溶削面内で且つ被
溶削面と前記先端面と交叉する稜に沿つて平行に
所定幅で設定し、ついで溶削装置の予熱用火口か
ら火炎流を設定衝突面に衝突させて予熱を開始
し、該衝突面から前記稜の直近迄の被溶削面が溶
融した後溶削装置の溶削用火口から酸素噴射流を
設定衝突面に衝突させると共に断面矩形鋼材と溶
削装置を相対移動せしめ、酸素噴射流衝突面を設
定衝突面から前記予熱した被溶削面に移し溶削を
開始することを特徴とする断面矩形鋼材の溶削方
法にある。 〔作用〕 上記本発明の手段による作用を、第1図a〜e
に従つて説明する。 第1図aは、溶削装置20の溶削用火口1から
の酸素噴射流衝突面2を、断面矩形鋼材3の長手
方向先端面4内で且つ先端面4と被溶削面5と交
叉する稜6に沿つて、平行に所定幅W1に設定し、
溶削装置20の予熱用火口7からの火炎流衝突面
8を、断面矩形鋼材3の被溶削面5内で且つ被溶
削面5と先端面4と交叉する稜6に沿つて、平行
に所定幅W2に設定した状態を示す。 この第1図aに示す設定状態で、溶削装置20
の予熱用火口7から火炎流9を衝突面8に噴射し
て予熱を開始する。衝突面8及び該衝突面8と稜
6間を、この予熱によつて溶削可能な温度に昇温
し、溶融層13を生成させる。 ついで第1図bに示す如く、溶削装置20の溶
削用火口1から酸素噴射流10を断面矩形鋼材3
の端面4内の該設定衝突面2に衝突させ、酸素噴
射流10を稜6側と先端面4中心側に予め分流1
1,12させておく。そしてこれと平行して、溶
削用火口1と鋼材3と鋼材3の長手方向に相対移
動させて衝突面2の稜6側を稜6に接近させ、第
1図cに示すごとくついでこれを一致させる。引
続き第1図dに示すごとく、衝突面2を溶融層1
3側に移行させることにより、酸素噴射流10の
稜6側分流12を常に維持して溶融層13に移行
するから、第1図eにしめす酸素噴射流10の衝
突面2が溶融層13に移行時には、溶融ノロを先
端面4側に巻き込み飛散させることが全く無く、
溶融ノロの全量を前方の未溶削側の被溶削面5に
吹き飛ばしながら溶削を円滑良好に実施していく
ものである。 このようにして溶削装置20の溶削用火口1、
予熱用火口7への溶融ノロの侵入付着を防止する
と共に、断面矩形鋼材3の上下および両側表面の
その長手方向の全域を、未溶削部を残すこと無く
溶削することを可能としたものである。 〔実施例〕 以下本発明の実施例について説明する。 第2図はスラブ15の溶削例を示す図面であ
り、スラブ15〔炭素鋼、180〜350mm厚、750〜
2160mm幅、4〜10m長、温度:常温〜950℃〕の
上表面5A側の溶削装置20(8ユニツト直列配
置)を示し、下面(8ユニツト)、両側面側(各
1ユニツト)の溶削装置は省略してあるが、その
各々の設定条件は上表面5A側の溶削装置20と
同一の条件で設定される。 上表面側の溶削装置20の設定条件は次の通り
である。 予熱用火口7からの火炎流:LPG:0.9N
m3/min(背圧:0.8〜1.1Kg/cm2)O2:4.7N
m3/min(背圧:3.0〜4.4Kg/cm2) 予熱用火口7からの火炎流9がスラブ15上
表面5Aに衝突する角度Θ1:43〜49° 予熱用火口7からの火炎流9がスラブ15上
表面5Aに衝突する面8の幅W2:30〜60mm 予熱用火口7先端と火炎流9の該衝突面8間
距離L1:111〜135mm 予熱用火口7からの火炎流9の該衝突面8の
後端と、その延長上のスラブ上表面5Aと先端
面4と交叉する稜6との間の幅W3:2〜30mm 予熱用火口1からの酸素噴射流10:1.8〜2.0
Kg/cm2 溶削用火口1からの酸素噴射流10がスラブ
15の先端面4に衝突する角度Θ2:32〜35° 溶削用火口1からの酸素噴射流10がスラブ
15の先端面4に衝突する面2の幅W1:5〜
7.3mm 溶削用火口1先端と酸素噴射流の該衝突面2
間距離L2:176〜183mm 溶削用火口1からの酸素噴射流の該衝突面2
の上端とその延長上のスラブ先端面4と上表面
5Aとが交叉する稜6との間の幅W4:6〜31
mm このようにして全溶削装置の諸条件を設定した
後、予熱用火口7から火炎流9をスラブ15上表
面5Aに噴射開始し、該衝突面8を加熱すると共
にこの加熱により前方と前記の幅W3部を伝導
加熱する。この加熱で該衝突面8を約5〜10mmの
深さに溶融すると共に、この前方と前記の幅
W3を約2〜6mmの深さに溶融し溶削可能状態に
する。 この予熱が完了すれば、予熱用火口7からの火
炎流9の噴射を停止すると同時に、或いは火炎流
9の噴射を所定時間継続し、その継続中の適時の
タイミングで溶削用火口1から酸素噴射流10を
該衝突面2に噴射開始すると共に、スラブ15を
矢印K方向に第3図に示す速度パターンで移動さ
せ、衝突面2をスラブ先端面4から稜6を経て前
記の幅W3内及び予熱時の該衝突面8に移行通
過させてスラブ15の上下および両側面の同時長
手方向溶削を開始した。この結果、スラブ15の
上下および両側面をその長手方向の一端から他端
に亘る全域を1バスで未溶削部無く良好に溶削す
ることができた。 前記速度パターンについては、特に酸素噴射流
10の該衝突面2をスラブ先端面4から稜6を経
て前記の幅W3内及び予熱時の該衝突面8に移
行通過させる迄の速度パターンに於いて初速の勾
配を3〜6m/min/secが好ましい。即ち3
m/min/sec以下であると、遅すぎて酸素噴射
流10の該衝突面2が稜6を通過時に稜6近傍の
溶融ノロをスラブ先端面4側に倦き込む現象が惹
起していた。又6m/min/sec以上であると、
溶融ノロがスラブ端面4側に倦き込まれる現象は
発生しないが、早すぎて予熱時の該衝突面8前方
の溶削結果に未溶削部が発生することがあつた。 又スラブの移動開始時点と、溶削用火口1から
酸素噴射流10を衝突面2に噴射開始する時の酸
素圧力立上時点とのタイミングは、酸素圧力立上
時点をスラブの移動開始時点より0〜+0.5sec
(O2圧:0.3Kg/cm2/sec)で実施した。 第1表に本発明の具体例を示す。
以上説明したように本発明は、溶削装置を所定
の位置に設定したのち、先ず予熱用火口から火炎
流を被溶削剤の衝突面に噴射して予熱を行い、該
衝突面及び該衝突面と稜間をこの予熱によつて溶
削可能な温度に昇温し、溶融層を生成させた後溶
削装置の溶削用火口から酸素噴射流を断面矩形鋼
材の端面内の該設定衝突面に衝突させて酸素噴射
流を稜側と端面中心側に予め分流維持し、そして
これと並行して又はこれの直前に溶削用火口と鋼
材を相対移動させて酸素衝突面の稜側を稜に接近
させ一致させ被溶削面の溶融層に移行させるの
で、溶融ノロを端面側に巻き込み飛散させること
が無くなり、溶融ノロの全量を前方の未溶削側の
被溶削面に吹き飛ばしながら溶剤を円滑良好に実
施する。 これによつて溶削装置の溶削用火口や予熱用火
口への溶融ノロの侵入付着を防止すると共に、断
面矩形鋼材の上下および両側表面をその長手方向
の全域を未溶削部を残すこと無く溶削するもので
あり、鋼材の歩留りおよび品質の向上を図ること
ができる。
の位置に設定したのち、先ず予熱用火口から火炎
流を被溶削剤の衝突面に噴射して予熱を行い、該
衝突面及び該衝突面と稜間をこの予熱によつて溶
削可能な温度に昇温し、溶融層を生成させた後溶
削装置の溶削用火口から酸素噴射流を断面矩形鋼
材の端面内の該設定衝突面に衝突させて酸素噴射
流を稜側と端面中心側に予め分流維持し、そして
これと並行して又はこれの直前に溶削用火口と鋼
材を相対移動させて酸素衝突面の稜側を稜に接近
させ一致させ被溶削面の溶融層に移行させるの
で、溶融ノロを端面側に巻き込み飛散させること
が無くなり、溶融ノロの全量を前方の未溶削側の
被溶削面に吹き飛ばしながら溶剤を円滑良好に実
施する。 これによつて溶削装置の溶削用火口や予熱用火
口への溶融ノロの侵入付着を防止すると共に、断
面矩形鋼材の上下および両側表面をその長手方向
の全域を未溶削部を残すこと無く溶削するもので
あり、鋼材の歩留りおよび品質の向上を図ること
ができる。
第1図a,b,c,d,eは本発明の作用を順
に示す説明図、第2図は本発明の1実施例におい
て溶削装置の初期設定状態を示す説明図、第3図
は本発明の1実例例において溶削装置の予熱、溶
削の予熱火炎と溶削酸素の噴射パターンとスラブ
移動速度パターンの関係を示す図面、第4図a,
b,cは従来の面スタート方法とその結果を示す
説明図、第5図a,b,cは従来の稜スタート方
法とその結果を示す説明図である。 1……溶削用火口、2……酸素噴射流の衝突
面、3……断面矩形鋼材、4……鋼材の先端面、
5……被溶削面、6……稜、7……予熱用火口、
8……火炎流衝突面、9……火炎流、10……酸
素噴射流、11,12……分流、13……溶融
層、20……溶削装置。
に示す説明図、第2図は本発明の1実施例におい
て溶削装置の初期設定状態を示す説明図、第3図
は本発明の1実例例において溶削装置の予熱、溶
削の予熱火炎と溶削酸素の噴射パターンとスラブ
移動速度パターンの関係を示す図面、第4図a,
b,cは従来の面スタート方法とその結果を示す
説明図、第5図a,b,cは従来の稜スタート方
法とその結果を示す説明図である。 1……溶削用火口、2……酸素噴射流の衝突
面、3……断面矩形鋼材、4……鋼材の先端面、
5……被溶削面、6……稜、7……予熱用火口、
8……火炎流衝突面、9……火炎流、10……酸
素噴射流、11,12……分流、13……溶融
層、20……溶削装置。
Claims (1)
- 1 断面矩形鋼材の上下および両側表面を被容削
面としその被溶削面の長手方向一端から他端にわ
たつて溶削するに際して、溶削装置の溶削用火口
からの酸素噴射流の衝突面を断面矩形鋼材の長手
方向先端内面で且つ先端面と被溶削面と交叉する
稜に沿つて平行に所定幅で設定し、溶削装置の予
熱用火口からの火炎流の衝突面を断面矩形鋼材の
被溶削面内で且つ被溶削面と前記先端面と交叉す
る稜に沿つて平行に所定幅で設定し、ついで溶削
装置の予熱用火口から火炎流を設定衝突面に衝突
させて予熱を開始し、該衝突面から前記稜の直近
迄の被溶削面が溶融した後溶削装置の溶削用火口
から酸素噴射流を設定衝突面に衝突させると共に
断面矩形鋼材と溶削装置を相対移動せしめ、酸素
噴射流衝突面を設定衝突面から前記予熱した被溶
削面に移し溶削を開始することを特徴とする断面
矩形鋼材の溶削方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9446289A JPH02274377A (ja) | 1989-04-14 | 1989-04-14 | 断面矩形鋼材の溶削方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9446289A JPH02274377A (ja) | 1989-04-14 | 1989-04-14 | 断面矩形鋼材の溶削方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02274377A JPH02274377A (ja) | 1990-11-08 |
| JPH0570546B2 true JPH0570546B2 (ja) | 1993-10-05 |
Family
ID=14110944
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9446289A Granted JPH02274377A (ja) | 1989-04-14 | 1989-04-14 | 断面矩形鋼材の溶削方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02274377A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5358221A (en) * | 1991-12-09 | 1994-10-25 | The Esab Group, Inc. | Block assembly for use in metal scarfing apparatus |
| JP5601055B2 (ja) * | 2010-07-06 | 2014-10-08 | Jfeスチール株式会社 | 連続鋳造スラブの表面手入れ方法および装置 |
| JP7598011B2 (ja) * | 2021-02-03 | 2024-12-11 | 日本製鉄株式会社 | 鋼片の溶削方法及び鋼片の溶削装置 |
| JP7860395B2 (ja) * | 2022-07-22 | 2026-05-18 | 日本製鉄株式会社 | 鋼片の溶削方法及び鋼片の溶削装置 |
-
1989
- 1989-04-14 JP JP9446289A patent/JPH02274377A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02274377A (ja) | 1990-11-08 |
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