JPH0570756U - ラドルパイプ - Google Patents

ラドルパイプ

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JPH0570756U
JPH0570756U JP1614392U JP1614392U JPH0570756U JP H0570756 U JPH0570756 U JP H0570756U JP 1614392 U JP1614392 U JP 1614392U JP 1614392 U JP1614392 U JP 1614392U JP H0570756 U JPH0570756 U JP H0570756U
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JP
Japan
Prior art keywords
ladle
pipe
molten metal
ladle pipe
zirconia ceramics
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Pending
Application number
JP1614392U
Other languages
English (en)
Inventor
隆介 原田
豊一 久留島
Original Assignee
株式会社イナックス
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Publication date
Application filed by 株式会社イナックス filed Critical 株式会社イナックス
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ラドルパイプを通じてラドル内の溶湯を注ぐ
際、ラドルパイプがスラグと反応したりラドルパイプに
スラグが付着するのを防止して、ラドルパイプの寿命を
向上させることを目的とする。 【構成】 ラドル内部の溶湯を鋳型等に注ぐ際の溶湯通
路を構成するラドルパイプ10の少なくとも両端部内面
にジルコニアセラミックスから成る皮膜を形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はラドルパイプに関し、詳しくは寿命向上のための技術手段に関する 。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】
ラドル内部に収容した金属溶湯を鋳型等に注ぎ込む際、図2に示しているよう に溶湯100の通路を構成するパイプ(ラドルパイプ)102をラドル104に 設けておいて、溶湯100をかかるラドルパイプ102を通じて外部(鋳型等) に注湯するといったことが行われている。
【0003】 このラドルパイプ102として、従来陶器製のものが用いられているが、陶器 製のラドルパイプは割れ等を起こして損傷する問題があり、また溶湯100の上 面に浮いているスラグ106が付着し易く、これによりパイプ内面が詰りを起こ すといった問題がある。
【0004】 このためかかる陶器製のラドルパイプ102の場合、スラグ106の付着によ る詰りを防止するため頻繁な掃除を必要とする不具合がある。
【0005】 他方かかるラドルパイプ102を金属製とした場合、このようなスラグ106 の付着は生じ難いが、反面金属製のラドルパイプ102の場合、スラグ106中 に含まれる酸素と反応して著しく溶損してしまうといった問題がある。
【0006】 またこの金属製のラドルパイプ102の場合、溶湯100の流出側の端部にお いて溶湯凝固体の垂れ下りの問題を生じる不具合がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明のラドルパイプはこのような課題を解決するために案出されたものであ り、その要旨は、ラドル内部の溶湯を鋳型等に注ぐ際の溶湯通路を構成するパイ プであって、少なくとも両端部内面にジルコニアセラミックスから成る皮膜が形 成されていることにある。
【0008】 ここでジルコニアセラミックスから成る皮膜は、溶射手法によって好適に形成 することができる。
【0009】 このようにラドルパイプの両端部、つまりラドル内の溶湯が流入する側の端部 と外部に流出する側の端部との各内面にジルコニアセラミックス皮膜を形成した 場合、かかるラドルパイプとして陶器製のものを用いた場合においても、ジルコ ニアセラミックスの保護作用によって、ラドルパイプの溶湯流入側にスラグの付 着による詰りが生じるのを防止することができる。
【0010】 ジルコニアセラミックスはスラグと接触しても反応せず、従ってスラグの付着 及びこれによる詰りの問題を生じないのである。
【0011】 従ってこのようなジルコニアセラミックス皮膜の形成により従来必要とされて いたラドル内面への付着物の除去のための頻繁な掃除を省略することが可能とな る。
【0012】 他方、金属製のラドルパイプを用いた場合において、少なくとも溶湯流入側の 端部内面にジルコニアセラミックスの皮膜を形成した場合、同じくジルコニアセ ラミックス皮膜の保護作用によってラドルの構成金属とスラグとの反応を防止し 、同反応によるラドルパイプの溶損を防止することができる。
【0013】 また金属製のラドルパイプの場合、溶湯金属との濡れ性が良いために溶湯の流 出側端部において凝固金属の垂れの問題を生じるが、本考案に従って同端部内面 にジルコニアセラミックスの皮膜を形成した場合、これを有効に防止することが できる。
【0014】 尚、本考案においてはラドルパイプの内面と外面の全面に亘ってジルコニアセ ラミックスの皮膜を形成することが可能であるが、少なくともラドルパイプ両端 部の内面、望ましくは両端部内面と軸方向両端面とにジルコニアセラミックスの 皮膜を形成することで、効果的に上記不具合を解消できることが確認されている 。
【0015】
【実施例】
次に本考案の特徴を更に明確にすべく、以下にその実施例を詳述する。 図1に示しているように一端部12(溶湯流入側端部)の端面12aが軸心に 対して60°で傾斜し、他端部(溶湯流出側)14の端面14aが軸心に対して 直角を成し、寸法L1,L2がそれぞれ180cm,205cmのSUS304か ら成るラドルパイプ10の各端部の内面と外面及び両端面にジルコニアセラミッ クスの皮膜を溶射により形成した。
【0016】 具体的には、先ずSUS304から成るラドルパイプ10の射線で示す部分を ショットブラスト処理して適当な表面粗さとなるまで粗面化し、しかる後この部 分に先ず80Ni−20Crから成る組成の合金を数十μmの厚みで溶射した。
【0017】 次にこの溶射金属皮膜の上側にジルコニアセラミックス(ZrO2−7wt% CaO)の皮膜を同じく溶射により厚み200μm程度で形成した。
【0018】 尚ジルコニアセラミックスの皮膜形成は、図1中l1=65〜90cm,l2= 40〜60cmの範囲に亘って施すのが望ましく、より望ましくはl1=70〜 90cmの範囲である。
【0019】 このラドルパイプ10をラドルに実際に取り付けて使用したところ、その寿命 がSUS304単味から成るラドルパイプに比べて数倍以上向上した。
【0020】 以上本考案の実施例を詳述したがこれはあくまで一例示である。 例えば本考案においてはラドルパイプの外面にジルコニアセラミックス皮膜を 形成するのを省略し、両端部内面のみ、望ましくは両端部内面と両端面とにのみ ジルコニアセラミックスの皮膜を形成することによっても本考案の一応の目的を 達成することができるし、また陶器製のラドルパイプに対して本考案を適用する ことも勿論可能である。
【0021】 またジルコニアセラミックスとしてMgO,Y23,CeO2等他の安定化剤 を用いた部分安定化ジルコニアセラミックスや完全安定化ジルコニアセラミック スを用いることも可能である等、本考案はその主旨を逸脱しない範囲において、 当業者の知識に基づき様々な変更を加えた形態で構成可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例であるラドルパイプの図であ
る。
【図2】本考案の背景説明のための説明図である。
【符号の説明】
10 ラドルパイプ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラドル内部の溶湯を鋳型等に注ぐ際の溶
    湯通路を構成するパイプであって、少なくとも両端部内
    面にジルコニアセラミックスから成る皮膜が形成されて
    いることを特徴とするラドルパイプ。
JP1614392U 1992-02-18 1992-02-18 ラドルパイプ Pending JPH0570756U (ja)

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JP1614392U JPH0570756U (ja) 1992-02-18 1992-02-18 ラドルパイプ

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JP1614392U JPH0570756U (ja) 1992-02-18 1992-02-18 ラドルパイプ

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JPH0570756U true JPH0570756U (ja) 1993-09-24

Family

ID=11908279

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JP1614392U Pending JPH0570756U (ja) 1992-02-18 1992-02-18 ラドルパイプ

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5628574A (en) * 1979-08-16 1981-03-20 Fuji Photo Film Co Ltd Gradation divisional coding system of picture signal

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5628574A (en) * 1979-08-16 1981-03-20 Fuji Photo Film Co Ltd Gradation divisional coding system of picture signal

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