JPH0570923U - 樹脂成形金型 - Google Patents
樹脂成形金型Info
- Publication number
- JPH0570923U JPH0570923U JP987092U JP987092U JPH0570923U JP H0570923 U JPH0570923 U JP H0570923U JP 987092 U JP987092 U JP 987092U JP 987092 U JP987092 U JP 987092U JP H0570923 U JPH0570923 U JP H0570923U
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- JP
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- molded product
- primary molded
- mold
- molding die
- resin
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- Pending
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 2ショット法による配線基板の製造方法用い
られる二次成形用の樹脂金型であって、不要めっき部分
を形成することなく、樹脂注入圧や金型面との摩擦によ
る回路構成部分の損傷を防止することを可能とする成形
金型を得る。 【構成】 一次成形品11の回路を構成する部分となる
突条の先端面13a〜16aの金型表面との接触を防止
するために、金型の表面からキャビティー18内に突出
するように一次成形品支持部としての位置決めピン19
aが形成されている、樹脂成形金型17。
られる二次成形用の樹脂金型であって、不要めっき部分
を形成することなく、樹脂注入圧や金型面との摩擦によ
る回路構成部分の損傷を防止することを可能とする成形
金型を得る。 【構成】 一次成形品11の回路を構成する部分となる
突条の先端面13a〜16aの金型表面との接触を防止
するために、金型の表面からキャビティー18内に突出
するように一次成形品支持部としての位置決めピン19
aが形成されている、樹脂成形金型17。
Description
【0001】
本考案は、いわゆる2ショット法に用いられる樹脂成形金型に関し、特に、二 次成形品を得る際に用いられる樹脂成形金型の構造の改良に関する。
【0002】
立体配線基板等を製造する方法の一例として、2ショット法によるMID(M dolded interconnection Devices)メタライズ 法が従来より公知である(「表面技術」、第41巻 第7号,1990)。立体 配線基板は、樹脂成形品の表面に回路を構成するための導電部を形成した構造を 有する。製造に際しては、樹脂成形品表面に、めっき可能な部分とめっき不可能 な部分とを形成し、全体をめっき処理することにより、該めっき可能な部分に上 記回路を構成するための導電部を形成する。
【0003】 上記めっき可能な部分及びめっき不可能な部分を選択的に形成するために、上 述した2ショット法が用いられている。例えば、一次成形品を得た後に、その 表面にエッチング処理及び触媒処理を施して外表面をめっき可能とし、しかる後 二次成形を行ってめっきすべき部分以外の領域を二次成形材料で被覆した後に、 めっきする方法や触媒入りの成形材料を用いて一次成形品を得た後にめっき可 能とする部分を除いた領域を二次成形により被覆し、得られた二次成形品の表面 をエッチング処理した後、めっきする方法等が提案されている。
【0004】 ところで、上記一次成形品を二次成形用金型内で成形するに際しては、二次成 形の際の樹脂注入圧や、金型キャビティー内に一次成形品を挿入する際の金型面 との摩擦等により、一次成形品表面が損傷を受けることがあった。特に、一次成 形品の外表面に存在しており、かつ最終的に回路を構成する部分(めっき可能な 部分とされる領域)が、損傷を受けた場合には、最終的に形成された回路の成形 品に対する密着強度が低下し、信頼性が低下するという問題があった。
【0005】 そこで、図2及び図3に示すように一次成形品自体に位置決め突起を設ける方 法が提案されている。図2は、一次成形品1を二次成形用の金型2のキャビティ ー3内に配置した状態を示す断面図であり、図3は一次成形品1を示す斜視図で ある。一次成形品1は、コーナー部近傍において位置決め突起1aを形成した構 造を有する。なお、1bは最終的に回路を構成するためにめっきされる部分を示 す。二次成形用の金型2は、上型2aと下型2bとからなり、下型2bの凹部に より上記キャビティー3が構成されている。
【0006】 上記位置決め突起1aは、金型2を閉じた状態において、上型2aまたは下型 2bの金型表面に当接され、それによって一次成形品1の回路を構成する部分1 bが上型2aまたは下型2bの表面と接触しないような高さに形成されている。 すなわち、上記高さの位置決め突起1aを設けることにより、二次成形に際し ての樹脂注入圧やキャビティー3内への一次成形品1の挿入に際しての金型表面 との接触を防止し、それによって回路を構成する部分1bの損傷を防止していた 。
【0007】
しかしながら、図3に示した一次成形品1では、本来必要ではない位置決め突 起1aが設けられているため、その分だけ樹脂材料が余分に消費されていた。 しかも、最終的に得られた二次成形品では、図4に示すように(図4では、一 次成形品の表面を二次成形品と区別するために、斜線のハッチングを付して示す 。)、上記位置決めピン1aの先端面が、二次成形品4の表面に露出される。そ の結果、位置決め突起1aの先端面は本来めっき不要であるにもかかわらず、二 次成形品4をめっき処理する際に、該位置決め突起1aの先端面にもめっき膜が 形成されていた。そのため、場合によっては回路を構成する部分1b上に形成さ れた回路と短絡し、特性に影響を与えることもあった。
【0008】 よって、本考案の目的は、樹脂材料の消費量を低減することができるだけでな く、不必要な部分にめっき膜を形成することなく、必要な部分にのみ充分な強度 でめっき膜を形成することを可能とする二次成形用の樹脂成形金型を提供するこ とにある。
【0009】
本考案は、一次成形品を二次成形用の金型内に配置して二次成形を行う2ショ ット法において用いる二次成形用金型であって、一次成形品の所定部分の金型表 面との接触を防止するために、金型表面からキャビティー内に突出するように一 次成形品支持部が形成されていることを特徴とする、樹脂成形金型である。
【0010】
本考案では、成形金型側に上記一次成形品支持部が形成されており、それによ って一次成形品の所定部分が金型表面と接触しないように一次成形品が二次成形 金型内に配置される。従って、樹脂注入圧や二次成形金型との接触による一次成 形品の上記所定部分の損傷を防止することができる。 しかも、成形金型側に上記一次成形品支持部を形成したものであるため、一次 成形品を得るのに余分な成形材料を必要としない。また、最終的に得られた二次 成形品表面において、不要なめっき可能部分が形成されない。
【0011】
以下、本考案の一実施例の樹脂成形金型につき、図1、図5及び図6を参照し て説明する。 図5は、本考案の一実施例の成形金型内に挿入される一次成形品を示す斜視図 である。一次成形品11は、プレート12の上面に突条13,14を、下面に突 条15,16を形成した構造を有する。突条13〜16の先端面13a〜16a は、最終的にめっきにより回路が構成されるような形状とされている。すなわち 、先端面13a〜16aが二次成形品の要めっき部分を構成する。
【0012】 図1は、上記一次成形品11を本実施例の成形金型17内に配置した状態を示 す断面図である。成形金型17は、上型17a下型17bを有し、下型17bの 凹部によりキャビティー18が構成されている。本実施例の特徴は、上記上型1 7a及び下型17bからキャビティー18内に延びるように、一次成形品支持部 としての位置決めピン19aが上型17a及び下型17bに埋設固定されている ことになる。位置決めピン19aは、上型17a及び下型17bと一体に形成さ れていてもよい。
【0013】 上記位置決めピン19aは、一次成形品11をキャビティー18内に挿入し、 樹脂成形金型17を閉じた状態において、一次成形品11の回路を構成する部分 となる突条13〜16の先端面13a〜16aが上型17aまたは下型17bの 表面と接触しないような高さを有するように構成されている。従って、金型17 を閉じた状態において、突条13〜16の先端面13a〜16aは、図示のよう に上型17aまたは下型17bと間隙を隔てて配置されている。よって、一次成 形品11を成形金型17内に挿入する作業に際し、並びに成形材料を注入する作 業に際し、先端面13a〜16aの損傷を確実に防止することができる。
【0014】 上記成形金型17を用いて二次成形を行って得られた二次成形品を、図6に斜 視図で示す。図6から明らかなように、得られた二次成形品20では、突条13 ,14の先端面13a,14aが該表面に露出しており、後で施されるめっき工 程によりその上にめっき膜が形成されて回路部分が構成される。他方、位置決め ピン19aが設けられていた部分には、穴21が形成される。 従って、図4に示したように、従来法により得られた二次成形品では位置決め 突起1aの先端面に最終的に不要めっき膜が形成されたのに対し、本実施例の成 形金型17を用いた場合には、このような不要めっき膜が形成されない。よって 、回路部分との短絡等に基づくトラブルも防止することができる。
【0015】 なお、図7に示すように、成形金型17の上型17a及び下型17bから突出 形成される一次成形品支持部として、一次成形品11の突条13〜16の移動を 図7の図面上における水平方向及び紙面−紙背方向にも規制するような位置決め ピン22を形成した場合には、一次成形品11の金型17内における正確な位置 決めも果たすことが可能となる。このように、本考案の一次成形品支持部として 、一次成形品11の左右方向等の位置決めをも果たす形状のものを用いれば、二 次成形品をより高精度に形成することが可能となる。
【0016】
本考案によれば、2ショット法によりMIDを得るにあたり、二次成形用金型 に上記一次成形品支持部が形成されているため、二次成形金型内への一次成形品 の挿入作業や樹脂注入作業に際してのめっきが予定されている部分の損傷を確実 に防止することが可能となる。従って、後工程において形成されるめっき膜の信 頼性を高めることが可能となる。
【0017】 しかも、最終的に得られた二次成形品に不要めっき部分が形成されないため、 不要めっき部分の形成による回路の信頼性の低下を防止することができ、さらに 、一次成形品支持部の形状を工夫すれば、上記のような効果が得られるだけでな く、二次成形に際しキャビティー内における一次成形品の位置決めを高精度に果 たすことができ、それによって、より精度の高い二次成形品を得ることが可能と なる。
【図1】実施例の樹脂成形金型内に二次成形品を配置し
た状態を示す断面図。
た状態を示す断面図。
【図2】従来の樹脂成形金型内に一次成形品を配置した
状態を示す断面図。
状態を示す断面図。
【図3】従来法で用意される一次成形品を示す斜視図。
【図4】従来法で得られた二次成形品を示す斜視図。
【図5】実施例で用いられる一次成形品を示す斜視図。
【図6】実施例の金型を用いて得られた二次成形品を示
す斜視図。
す斜視図。
【図7】本考案の他の実施例の樹脂成形金型内に一次成
形品を配置した状態を示す断面図。
形品を配置した状態を示す断面図。
11…一次成形品 13a〜16a…一次成形品の回路が構成される先端面 17…樹脂成形金型 18…キャビティー 19a…一次成形品支持部としての位置決めピン
Claims (1)
- 【請求項1】 一次成形品を二次成形用の金型内に配置
して二次成形品を得る2ショット法において用いられる
二次成形用金型であって、 一次成形品の所定部分の金型表面との接触を防止するた
めに、金型表面からキャビティー内に突出するように一
次成形品支持部が形成されていることを特徴とする、樹
脂成形金型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP987092U JPH0570923U (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 樹脂成形金型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP987092U JPH0570923U (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 樹脂成形金型 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0570923U true JPH0570923U (ja) | 1993-09-24 |
Family
ID=11732182
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP987092U Pending JPH0570923U (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 樹脂成形金型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0570923U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6452899B1 (ja) * | 2017-12-04 | 2019-01-16 | 藤倉ゴム工業株式会社 | 複合成形品、及びその製造方法 |
-
1992
- 1992-02-28 JP JP987092U patent/JPH0570923U/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6452899B1 (ja) * | 2017-12-04 | 2019-01-16 | 藤倉ゴム工業株式会社 | 複合成形品、及びその製造方法 |
| WO2019111297A1 (ja) * | 2017-12-04 | 2019-06-13 | 藤倉ゴム工業株式会社 | 複合成形品、及びその製造方法 |
| CN111108310A (zh) * | 2017-12-04 | 2020-05-05 | 藤仓复合材料科技有限公司 | 复合成型品及其制造方法 |
| CN111108310B (zh) * | 2017-12-04 | 2022-02-25 | 藤仓复合材料科技株式会社 | 复合成型品及其制造方法 |
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