JPH0571030A - 立体模様箔糸原反の製造法 - Google Patents

立体模様箔糸原反の製造法

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JPH0571030A
JPH0571030A JP16804991A JP16804991A JPH0571030A JP H0571030 A JPH0571030 A JP H0571030A JP 16804991 A JP16804991 A JP 16804991A JP 16804991 A JP16804991 A JP 16804991A JP H0571030 A JPH0571030 A JP H0571030A
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Zenzo Nakatsuka
善造 中塚
Katsuji Nishihara
勝治 西原
Masami Hara
正己 原
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Abstract

(57)【要約】 【目的】立体模様現出部分が発泡樹脂による場合でも、
層間剥離の傾向のない、立体模様現出部分内層存在型の
立体模様箔糸原反の製造法を開発する。 【構成】立体模様現出部分3′が内層部に存在されて、
外面に立体模様30が発現される立体模様箔糸原反の製
造において、片面に熱融着性接着剤層2付きで、且つ該
層2の面に、前記部分3′としての、模様状に盛上り部
3が施された基材シートと、片面に熱融着性接着剤層2
付きの基材シート1とを、或いは前者構成の基材シート
と基材シートとを、それ等の接着剤層を内側にし、加
熱、加圧して、熱溶着せしめることを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は立体模様箔糸原反の製造
法、特に、立体模様現出部分が内層部に存在されて、外
面に立体模様が発現される立体模様箔糸原反の製造法に
関する。
【0002】このような箔糸原反の立体模様は、内層部
に存在する立体模様現出部分による箔糸原反の膨らみで
外面に発現されたものであるため、エッジのない丸味を
帯びた態様をしている。従って、かかる箔糸原反から得
られた箔糸は、経箔或いは引箔として、織物に織り込む
際、シャトル或いはその他の細かい糸道等に引っ掛かる
ことがなく、有用性が高い。
【0003】
【従来の技術】従来、前記したタイプの立体模様箔糸原
反の製造で、内層部に立体模様現出部分を存在させるに
は、立体模様現出部分としての盛上り部を樹脂塗着等で
直接、シート面に施した基材シートと、同様な盛上り部
付き或いはそのような盛上り部のない基材シートとを、
盛上り部の側を内側にして、貼合せる方法をとってい
る。これによれば、箔糸原反を必要とする細幅にスリッ
トして箔糸にすると、それに伴う接着面積の縮小化で模
様の立体性付与のための盛上り部の剥離強度が低下す
る。かくて、箔糸の立体模様部の個所が、層間剥離され
る傾向が強いという問題をはらむ。特に、前記盛上り部
に発泡樹脂を充てた場合、剥離強度がより弱くて、一層
不都合である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする課題
点は、上記従来技術による前示問題点である。
【0005】即ち本発明の目的は、立体模様現出部分が
発泡樹脂による場合でも、層間剥離の傾向のない、立体
模様現出部分内層存在型の立体模様箔糸原反の製造法を
開発するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題解決のため、本
発明の立体模様箔糸原反の製造法は、立体模様現出部分
が内層部に存在されて、外面に立体模様が発現される立
体模様箔糸原反の製造において、片面に熱融着性接着剤
層付きで、且つ該接着剤層の面に、前記立体模様現出部
分としての、模様状に盛上り部が施された基材シート
と、片面に熱融着性接着剤層付きの基材シートとを、或
いは前者構成の基材シートと基材シートとを、それ等の
熱融着性接着剤層を内側にし、加熱、加圧して、熱溶着
せしめることを特徴としている。
【0007】
【作用】上記の如く本発明においては、箔糸原反の内層
部に立体模様現出部分を存在させるのに、それぞれが片
面に熱融着性接着剤層付きで、双方或いは一方がその熱
融着性接着剤層の面に模様状に盛上り部が施された基材
シートと基材シートとを、それ等の前記接着剤層を内側
にして、加熱、加圧し、熱溶着せしめる方法をとってい
る。この方法によると、立体模様現出部分である模様状
盛上り部は、全周囲から前記接着剤層により包まれた形
で、前記基材シートと基材シートの熱溶着により形成さ
れた積層体に内蔵され、しかも基材シートの模様状盛上
り部に相当する部位は前記接着剤層と接合された状態に
ある。
【0008】こうして本発明によれば、立体模様現出部
分が発泡樹脂による場合でも、層間剥離の傾向のない、
立体模様現出部分内層存在型の立体模様箔糸原反の製造
法を開発することの体現が達成される。
【0009】
【実施例】次に、本発明の実施態様を示す添付図面を参
照して、本発明を説明する。
【0010】図1(A)は本発明に係る基材シートの一
適用例を、それの熱溶着途次の状態下に示す縦断面図、
図1(B)は本発明に係る基材シートの異なる適用例を
同様な状態下に示す縦断面図である。図2は本発明に係
る基材シートの熱溶着仕様の一例を示す側面図である。
【0011】図において、1が箔糸原反の基材シートで
あり、基材シート1は和紙、プラスチックフィルム、布
(例えば、レーヨン等の人造繊維布、ナイロン、テトロ
ン等の合成繊維布、混合繊維布)に樹脂、好ましくは柔
軟性に富む樹脂をコーティング或いは全体または少なく
とも表層部に含浸させたもの、布と和紙を貼合せたもの
等を有利に適用できる。
【0012】基材シート1の下記熱融着性接着剤層2と
反対側の面には、必要に応じその上から保護層として極
く薄い耐熱性のプラスチックフィルム(図示せず)を貼
着する。
【0013】基材シート1の片面に熱融着性接着剤層2
が形成され、更に該接着剤層2の面に樹脂塗工による等
適宜の仕様で盛上り部3が模様状に形成されたものと、
基材シート1の片面に熱融着性接着剤層2が形成された
ものとを組として〔図1(A)〕、或いは前者構成と同
じ構成の基材シート1と基材シート1とを組として〔図
1(B)〕、それ等の熱融着性接着剤層2の側を内側に
し、適当な加熱、加圧手段、例えば少なくとも片方がゴ
ム等柔軟性ロール(以下、ゴムロールと略記する)4′
である、また少なくとも何れかがヒータ内蔵型のピンチ
ロール4のニップを通過させ、接着剤層2の熱溶融で両
基材シート1と1を熱溶着せしめる。
【0014】図1(A)、(B)において、基材シート
1と1との組は、左端部が熱溶着され、残る部分が未熱
溶着にある状態で示されている。
【0015】片面に熱融着性接着剤層2付きの基材シー
ト1と、片面に熱融着性接着剤層2付きで該層2に更に
模様状盛上り部3付きの基材シート1との組を熱溶着さ
せる場合、模様状盛上り部3付きの基材シート1は、ピ
ンチロール4のニップ中を通過させるに当り、ゴムロー
ル4′側となるようにする方がよい。そのようにする
と、後述する立体模様30の発現効果がより良好であ
る。
【0016】それぞれが模様状盛上り部3を有する基材
シート1と1との組を熱溶着させる場合、それ等基材シ
ート1の模様状盛上り部3を相互に異なる関係位置にし
て、基材シートの組をピンチロールのニップ中を通過さ
せるのがよい。こうすると、模様状盛上り部3の突出度
が大きくとも、ピンチロール4が双方共ゴムロールであ
るとき、基材シート1の盛上り部3による外面側への凸
状膨出が、基材シート1と1との組の全体として、バラ
ンスよくなされる。
【0017】接着剤層2を熱溶融させるための加熱手段
としては、ピンチロール4にヒータ内蔵型のものを適用
するのに代えて、所要個所に配置された赤外線ヒータ5
を充ててもよい。
【0018】こうして、内層部に存在された立体模様現
出部分である模様状盛上り部3′により外面に立体模様
30が発現された立体模様箔糸原反Aが得られる。
【0019】得られた箔糸原反Aの立体模様30は、基
材シート1と1との組が片方の基材シートのみ模様状盛
上り部3を有する場合、図1(A)に示すような片面に
発現されたものとなり、双方が模様状盛上り部3のある
ときは、図1(B)に示すような両面発現となる。
【0020】立体模様30が片面発現型の箔糸原反の場
合、模様状盛上り部3は基材シート1と異なる色である
と、それが箔糸原反裏面から見え、商品価値が低下する
ので、基材シートと同色であること、盛上り部3が樹脂
の塗工によるときは同色または無色の樹脂を充てること
が好ましい。
【0021】立体模様30が片面発現の箔糸原反Aを得
んとする場合、模様状盛上り部3を有する基材シート1
の方をピンチロール4の鉄ロール側にして、基材シート
1と1の組をピンチロール4のニップ中を通過させて
も、立体模様30は模様状盛上り部3のない基材シート
側より強く発現する。
【0022】得られた立体模様箔糸原反Aにおいて、そ
れに前記溶着で内蔵された模様状盛上り部3′は、接着
剤層2により全周囲を包まれた態様となる。基材シート
1の該盛上り部3′に相当する部位は、接着剤層2と接
合された状態を保持している。これ等のため、基材シー
ト1の模様状盛上り部3が発泡樹脂による場合でも、箔
糸原反Aを細幅にスリットして得られた箔糸は、立体模
様の個所で層間剥離する傾向がない。
【0023】基材シート1と1との熱溶着一体化による
積層体は、必要に応じ、ピンチロール4を出た直後に、
冷却ロール6を周回経由させて冷却する。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は立体模様
現出部分が発泡樹脂による場合でも、層間剥離の傾向の
ない、立体模様現出部分内層存在型の立体模様箔糸原反
の製造法を開発することの体現が達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(A)は本発明に係る基材シートの一適用
例を、それの熱溶着途次の状態下に示す縦断面図であ
る。図1(B)は同様な状態下で本発明に係る基材シー
トの別の適用例の縦断面図を示す。
【図2】本発明に係る基材シートの熱溶着仕様の一例を
示す側面図である。
【符号の説明】
1 基材シート 2 熱融着性接着剤層 3 模様状の盛上り部 3′ 立体模様現出部としての盛上り部 4 ピンチロール 30 立体模様 A 立体模様箔糸原反
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D21H 27/30 19/04 // D03D 41/00 E 7152−3B

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 立体模様現出部分が内層部に存在され
    て、外面に立体模様が発現される立体模様箔糸原反の製
    造において、片面に熱融着性接着剤層付きで、且つ該接
    着剤層の面に、前記立体模様現出部分としての、模様状
    に盛上り部が施された基材シートと、片面に熱融着性接
    着剤層付きの基材シートとを、前記接着剤層を内側に
    し、加熱、加圧して、熱溶着せしめることを特徴とする
    立体模様箔糸原反の製造法。
  2. 【請求項2】 立体模様現出部分が内層部に存在され
    て、外面に立体模様が発現される立体模様箔糸原反の製
    造において、片面に熱融着性接着剤層付きで、且つ該接
    着剤層の面に、前記立体模様現出部分としての、模様状
    に盛上り部が施された基材シートと基材シートとを、そ
    れ等の熱融着性接着剤層を内側にし、加熱、加圧して、
    熱溶着せしめることを特徴とする立体模様箔糸原反の製
    造法。
  3. 【請求項3】 基材シートのそれぞれを、それ等の模様
    状盛上り部を相互に異なる関係位置にして、熱溶着せし
    めることを特徴とする立体模様箔糸原反の製造法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20200108933A1 (en) * 2018-10-04 2020-04-09 United Aerospace Limited Seat assembly for aircraft
JP2021031806A (ja) * 2019-08-27 2021-03-01 小松マテーレ株式会社 布帛および衣服

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JPH02158342A (ja) * 1988-12-13 1990-06-18 Nakatsuka Kogyo Kk 立体紋様切箔及びその原反の製造法
JPH02175940A (ja) * 1988-12-27 1990-07-09 Nakatsuka Kogyo Kk 立体紋様切箔及びその原反の製造法

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