JPH0571472U - 自動車ブレーキの排水装置 - Google Patents

自動車ブレーキの排水装置

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JPH0571472U
JPH0571472U JP1935492U JP1935492U JPH0571472U JP H0571472 U JPH0571472 U JP H0571472U JP 1935492 U JP1935492 U JP 1935492U JP 1935492 U JP1935492 U JP 1935492U JP H0571472 U JPH0571472 U JP H0571472U
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brake drum
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brake
air
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靖史 田辺
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ブレーキドラム内部の水を空気によって積極
的に排出させるようにして、ブレーキの効きを一定に保
つようにする。 【構成】 車輪と一体に回転するブレーキドラム2の開
口側を覆うように車体固定部に取り付けられたバッキン
グプレート1の下部に水抜きパイプ7を設けると共にバ
ッキングプレート1に、車両の前進時に空気を取り入れ
る空気取入口9を設ける。このようにしたので、車両が
前進した際、前進によって受ける風がこの空気取入口9
からブレーキドラム2の内部に進入する。この風によっ
てブレーキドラム内の水は水抜き孔から排出され、ブレ
ーキの効きを低下させることなく一定に保つことができ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車用ドラムブレーキ装置のブレーキドラム内に浸入した水を排 出させる自動車ブレーキの排水装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車には車輪と一体となって回転するブレーキドラムの内壁にブレーキシュ ーを圧着させて車輪を停止させるドラムブレーキ装置を装着したものがある。以 下、このドラムブレーキ装置の概略について簡単に説明する。図5において、1 は自動車用ドラムブレーキ装置の主要部を構成するバッキングプレート、バッキ ングプレート1はアクセルハウジング等の車体固定部に取り付けられている。2 はバッキングプレート1にその開口部を向けて配設され、車輪と一体に回転をす るブレーキドラムである。
【0003】 このブレーキドラム2の内部には、ブレーキドラム2の内壁に圧着して摩擦力 により制動トルクを発生させるブレーキシュー3が設けられている。ブレーキシ ュー3はブレーキドラム2と同じ円弧状をしており、外周にはライニング4が取 り付けられている。このブレーキシュー3の一端はアンカーピン(図示省略)に 取り付けられ、他端はブレーキシュー3をブレーキドラム2に押し付けるように 作動するホイールシリンダ5に取り付けられている(図6をも参照)。
【0004】 また、バッキングプレート1と、このバッキングプレート1に開放部を向けて 配設されたブレーキドラム2との結合部は従来、図5のA部に示すように、水が 侵入しないようにするための対策として考えられたラビリンス構造としてある。 これは水がブレーキドラム3の内部に浸入するとブレーキシュー3や、ブレーキ ドラム2の内壁が水でぬれブレーキの効きが低下するからである。
【0005】 なお、ブレーキドラムに浸入した水を排水する装置として、実開昭60-128031 号公報に開示されたものがある。この公報に開示されたものはブレーキドラムの 外周部に内外に連通する排水孔を設けると共に外周部に弁体を設け、この弁体が ドラムの回転の遠心力によって開口して内部の水を排出するようにしたものであ る。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
以上説明した従来技術においては、バッキングプレートとブレーキドラムとの 結合部は水の浸入防止の対策として考えられたラビリンス構造になっているが、 このラビリンス構造を用いてもブレーキドラム内への水の浸入は防ぎきれず、水 が浸入すればブレーキの効きが低下する不具合が発生する。また、一度浸入した 水はラビリンス構造となっているがためにブレーキドラムから排出させにくい問 題があった。
【0007】 なお、実開昭60-128031 号公報に開示された、自動車用ブレーキの排水装置は ブレーキドラムの外周部に内外に連通する排水孔を設け、さらに、この排水孔に ドラムが回転する遠心力によって開口する弁体を設けて浸入した水を走行中に排 出するようにしているが、自動車の速度が上がらない限り弁体が充分に開きにく く、また、速度を上げようとしても浸入している水のためブレーキの効きが低下 しているため、結局は低速で走らざるをえなくなり排水されにくい問題が発生す る。
【0008】 本考案は上記従来の問題を解決するためになされたもので、バッキングプレー トに水抜きパイプを設け、さらに、空気を取り入れる空気取入口を設けて、ブレ ーキドラムの内部に溜った水を進入してくる空気によって積極的に排出させて、 ブレーキの効きを一定に保つようにした自動車ブレーキの排水装置を提供するこ とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記課題を解決するための手段として、車輪と一体に回転するブレ ーキドラムの開口側を覆うように車体固定部に取り付けられたバッキングプレー トの下部に水抜きパイプを設けると共に前記バッキングプレートに、車両の前進 時にブレーキドラム内に空気を取り入れる空気取入口を設けたことを特徴とする ものである。
【0010】
【作用】
本考案はこのようにバッキングプレートの下部に水抜きパイプを設け、かつ、 バッキングプレートに、車両の前進時にブレーキドラム内に空気を取り入れる空 気取入口を設けたので、車両が前進した際、前進によって受ける風がこの空気取 入口からブレーキドラムの内部に進入する。この風によってブレーキドラム内の 水は水抜き孔から排出されることになる。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図1について図5および図6と同一の部材には同一 の符号を付して説明する。1はドラムブレーキ装置を構成するバッキングプレー ト、2はこのバッキングプレート1にその開口部を向けて配設されたブレーキド ラムである。すなわち、バッキングプレート1はブレーキドラム2の開口部を覆 うように設けられている。
【0012】 ブレーキドラム2の内部には、外周にライニング4を取り付けたブレーキシュ ー3が配設されている。ブレーキシュー3の一端はパッキングプレート1に保持 されたホイールシリンダ5(図6参照)に取り付けられ、他端はアンカーピン( 図示省略)によってバッキングプレート1に保持されている。また、バッキング プレート1とブレーキドラム2との結合部6は水の侵入を防止するためにラビリ ンス構造となっている。
【0013】 この状態において、ブレーキをかけた場合、ブレーキシュー3のライニング4 がホイールシリンダ5の押付力によりブレーキドラム2の内壁に圧着してその摩 擦力により制動トルクを発生させてブレーキドラム2介して車輪が停止する。
【0014】 上述のブレーキ時にブレーキドラム2の内部に水が侵入しているとブレーキの 効きが低下するので、この侵入した水を抜くために、バッキングプレート1の下 部には水抜きパイプ7(拡大して示す図4をも参照)が設けられている。水抜き パイプ7は90度(図4のB参照)に折曲したL状のパイプの一側をバッキングプ レート1に取り付け、他側すなわち排出口を地面に向けたものである。この水抜 きパイプ7の上部には空気(以下、風Wという)を取り入れる空気取入部8が形 成されている。空気取入部8に前方に向いて開口した空気取入口9が設けられ、 この空気取入口9の内部には車両が停止している時には閉じているが、車両が前 進した時に開となる弁10が取り付けられている(図2および図3参照)。
【0015】 次に、本実施例の作用を説明する。以上説明したようにバッキングプレート1 の下部に水抜きパイプ7を設け、かつ、水抜きパイプ7の上部に風Wを取り入れ る空気取入口9を有する空気取入部8を設け、空気取入口9に車両が前進する時 、開となる弁10を設けたので、車両が前進した時、それによって受ける風Wによ って弁10が開くと同時にブレーキドラム2の内部に風Wが進入してくる。この風 Wによってブレーキドラム2の内部に入っていた水がこの水抜きパイプ7から排 出されやすくなる。なお、空気取入口9や水抜きパイプ7から水が侵入する可能 性があるがその反面、排出されやすくなっているため問題は生じない。
【0016】
【考案の効果】
本考案は、以上説明したようにバッキングプレートの下部に水抜きパイプを設 け、かつ、車両の前進時に空気を浸入させる空気取入口を設けたので、車両が前 進した際、それによって受ける風がこの空気取入口からブレーキドラムの内部に 進入する。この風によってブレーキドラム内の水は水抜き孔から排出される。こ のことによって、ブレーキドラムの内部に水が溜らなくなって、ブレーキシュー やブレーキドラムの内壁が水でぬれなくなり、ブレーキの効きが低下することが なくなり、ブレーキの効きを一定に保つことができる。さらに、ブレーキドラム に風を進入させることによって放熱性をよくし、ブレーキドラム内の温度の上昇 を防ぐことができる。また、フェードを防止する効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す断面図である。
【図2】図1のものの空気取入部を拡大して示した断面
図である。
【図3】図2のもののC矢視図である。
【図4】図1の水抜きパイプの拡大断面図である。
【図5】従来のバッキングプレートとブレーキドラムの
結合を示す断面図である。
【図6】ドラムブレーキ装置のバッキングプレートとブ
レーキシューの斜視図である。
【符号の説明】
1 バッキングプレート 2 ブレーキドラム 7 水抜きパイプ 9 空気取入口

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輪と一体に回転するブレーキドラムの
    開口側を覆うように車体固定部に取り付けられたバッキ
    ングプレートの下部に水抜きパイプを設けると共に前記
    バッキングプレートに、車両の前進時にブレーキドラム
    内に空気を取り入れる空気取入口を設けたことを特徴と
    する自動車ブレーキの排水装置。
JP1992019354U 1992-02-29 1992-02-29 自動車ブレーキの排水装置 Expired - Lifetime JP2576244Y2 (ja)

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JP1992019354U JP2576244Y2 (ja) 1992-02-29 1992-02-29 自動車ブレーキの排水装置

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JPH0571472U true JPH0571472U (ja) 1993-09-28
JP2576244Y2 JP2576244Y2 (ja) 1998-07-09

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ID=11997047

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52143588U (ja) * 1976-04-26 1977-10-31
JPS5427288U (ja) * 1977-07-28 1979-02-22
JPS63152034U (ja) * 1987-03-25 1988-10-05

Patent Citations (3)

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