JPH057162B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH057162B2 JPH057162B2 JP1071761A JP7176189A JPH057162B2 JP H057162 B2 JPH057162 B2 JP H057162B2 JP 1071761 A JP1071761 A JP 1071761A JP 7176189 A JP7176189 A JP 7176189A JP H057162 B2 JPH057162 B2 JP H057162B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bamboo
- gas
- materials
- smoke
- leaf
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Chemical And Physical Treatments For Wood And The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、建築用、家具用、或いは工芸品用の
材料などとして有用な模様入り煤竹の製造方法に
関する。
材料などとして有用な模様入り煤竹の製造方法に
関する。
従来、家具用或いは工芸品用などの材料として
用いる煤竹は、旧来の日本式の茅葺き家屋などの
屋根部を組むのに用いられていた竹材が、囲炉裏
から立ち昇る煙によつて長年月の間に燻されて出
来たものであり、かかる茅葺き家屋の屋根の葺き
替えなどの際に廃材として得られるものであつ
た。
用いる煤竹は、旧来の日本式の茅葺き家屋などの
屋根部を組むのに用いられていた竹材が、囲炉裏
から立ち昇る煙によつて長年月の間に燻されて出
来たものであり、かかる茅葺き家屋の屋根の葺き
替えなどの際に廃材として得られるものであつ
た。
ところが近時は、かかる茅葺き家屋は減少する
一方であり、今後の煤竹の供給は将来殆ど無くな
ることが予想される。
一方であり、今後の煤竹の供給は将来殆ど無くな
ることが予想される。
しかし、家具用や工芸品用などの材料としての
煤竹は、これに代替される材料が無いために益々
貴重品となりつつある。
煤竹は、これに代替される材料が無いために益々
貴重品となりつつある。
上述のような事情の下において本発明者は、こ
れら家具用或いは工芸品用などの材料としての煤
竹を工業的に生産することができる、新規な煤竹
の製造方法として、竹材を植物性材料の不完全燃
焼ガスと接触させて100〜140℃の温度範囲内に40
時間以上保持し、その後20時間以上かけて常温ま
で徐冷する方法を既に提案している。
れら家具用或いは工芸品用などの材料としての煤
竹を工業的に生産することができる、新規な煤竹
の製造方法として、竹材を植物性材料の不完全燃
焼ガスと接触させて100〜140℃の温度範囲内に40
時間以上保持し、その後20時間以上かけて常温ま
で徐冷する方法を既に提案している。
本発明は、かかる煤竹の有用性を利用して、更
に多種の用途を広め、特に工芸品向けの用途に好
適に用い得る模様入りの煤竹を、経済的に量産す
るための新規な製造方法を提供することを目的と
した。
に多種の用途を広め、特に工芸品向けの用途に好
適に用い得る模様入りの煤竹を、経済的に量産す
るための新規な製造方法を提供することを目的と
した。
前述の目的を達成することができる本発明の模
様入り煤竹の製造方法は、竹材の表面上にガス不
透過性又はガス難透過性の葉状、茎状等の材料を
位置させ、次いで該竹材を植物性材料の不完全燃
焼ガスと接触させて100〜140℃の温度範囲内に40
時間以上保持し、その後20時間以上かけて常温ま
で徐冷することを特徴とするものである。
様入り煤竹の製造方法は、竹材の表面上にガス不
透過性又はガス難透過性の葉状、茎状等の材料を
位置させ、次いで該竹材を植物性材料の不完全燃
焼ガスと接触させて100〜140℃の温度範囲内に40
時間以上保持し、その後20時間以上かけて常温ま
で徐冷することを特徴とするものである。
本発明の方法において煤竹を製造するための材
料となる竹材は、特に、その種類や形状、寸法な
どに何等の制限もなく、枝の付いたものであつて
も差し支えない。
料となる竹材は、特に、その種類や形状、寸法な
どに何等の制限もなく、枝の付いたものであつて
も差し支えない。
しかし、製品の品質上からは若い竹材よりも年
数を重ねた竹材の方が好ましく、また、伐採直後
のものよりはある程度枯らせたものの方がより好
ましい。
数を重ねた竹材の方が好ましく、また、伐採直後
のものよりはある程度枯らせたものの方がより好
ましい。
本発明の方法において竹材の表面上に位置させ
る葉状、茎状等の材料は、ガス透過性又はガス難
透過性のものである必要がある。
る葉状、茎状等の材料は、ガス透過性又はガス難
透過性のものである必要がある。
ここでガスの透過性とは、後記する不完全燃焼
ガスに含有される各種の成分が透過する性質をい
い、本発明における葉状、茎状等の材料のガス不
透過性又は難透過性とは、葉状、茎状等の材料が
本質的にガス中成分の透過を遮断する性質を有し
ていてもよく、或いはガスは自由に透過し得るが
ガス中成分を吸着したり濾過したりして透過を妨
げる性質を有しているものでもよい。
ガスに含有される各種の成分が透過する性質をい
い、本発明における葉状、茎状等の材料のガス不
透過性又は難透過性とは、葉状、茎状等の材料が
本質的にガス中成分の透過を遮断する性質を有し
ていてもよく、或いはガスは自由に透過し得るが
ガス中成分を吸着したり濾過したりして透過を妨
げる性質を有しているものでもよい。
また更には、葉状、茎状等の材料自体がガス透
過性を有していても材料の厚みのためにガス中成
分の透過を遅延させるような場合も含まれる。
過性を有していても材料の厚みのためにガス中成
分の透過を遅延させるような場合も含まれる。
なお、ここでいう葉状、茎状等の材料とは、フ
イルム状やシート状の材料を意味し、適宜の可撓
性を有しているものが好ましく、その厚さには特
に制限はない。
イルム状やシート状の材料を意味し、適宜の可撓
性を有しているものが好ましく、その厚さには特
に制限はない。
本発明において用いられるかかる葉状、茎状等
の材料は、例えば木や竹などの葉、花、樹皮、或
いは草体そのものなどの植物性材料、例えば皮革
などの動物性材料、例えば金属箔、プラスチツク
シート、紙、布などのシート状材料や塗料などの
フイルム形成材料などから適宜選択されてよい。
の材料は、例えば木や竹などの葉、花、樹皮、或
いは草体そのものなどの植物性材料、例えば皮革
などの動物性材料、例えば金属箔、プラスチツク
シート、紙、布などのシート状材料や塗料などの
フイルム形成材料などから適宜選択されてよい。
本発明において、竹材の表面上に葉状、茎状等
の材料を位置させるためには、単純に載置する方
法、載置したのち網や煙透過性の薄紙などで抑え
る方法、外側から部分的に或いは全面的に圧着す
る方法、接着剤または粘着剤などを用いて密着さ
せる方法、接着性結合剤を含む塗料などを塗布し
たのち固化して葉状、茎状等の材料を形成する方
法、粘着シートを用いる方法などが利用できる
が、必ずしもこれらの方法に限定されるものでは
ない。
の材料を位置させるためには、単純に載置する方
法、載置したのち網や煙透過性の薄紙などで抑え
る方法、外側から部分的に或いは全面的に圧着す
る方法、接着剤または粘着剤などを用いて密着さ
せる方法、接着性結合剤を含む塗料などを塗布し
たのち固化して葉状、茎状等の材料を形成する方
法、粘着シートを用いる方法などが利用できる
が、必ずしもこれらの方法に限定されるものでは
ない。
本発明において竹材を加熱するための燃焼ガス
を発生させる植物性材料としては、例えば生の松
葉、杉葉、それらの小枝など、不完全燃焼によつ
て濃度の高い煙を発生する、それらの生木や生葉
などであることが好ましい。
を発生させる植物性材料としては、例えば生の松
葉、杉葉、それらの小枝など、不完全燃焼によつ
て濃度の高い煙を発生する、それらの生木や生葉
などであることが好ましい。
このような植物性材料の不完全燃焼によつて生
ずる濃度の高い煙を含むガスは、前記の竹材と接
触してこれを加熱すると共に竹材中の水分を追い
出して乾燥させ、更に煙中のタール等を竹材内部
に沈着させる。
ずる濃度の高い煙を含むガスは、前記の竹材と接
触してこれを加熱すると共に竹材中の水分を追い
出して乾燥させ、更に煙中のタール等を竹材内部
に沈着させる。
竹材と煙含有燃焼ガスとの接触は、例えば、半
密閉の処理室内において行われるのが好ましく、
例えば、コンクリート、煉瓦などの耐熱性材料で
内張りした処理室内に、耐熱性の台車などに適宜
の間隔を保持して載荷した竹材を搬入し、これに
付属の燃焼室から発生した植物性材料よりの煙含
有燃焼ガスを送り込み、竹材を加熱すると共に燻
煙する。
密閉の処理室内において行われるのが好ましく、
例えば、コンクリート、煉瓦などの耐熱性材料で
内張りした処理室内に、耐熱性の台車などに適宜
の間隔を保持して載荷した竹材を搬入し、これに
付属の燃焼室から発生した植物性材料よりの煙含
有燃焼ガスを送り込み、竹材を加熱すると共に燻
煙する。
竹材の温度が100℃に達した後、100〜140℃の
温度範囲内にあるように燃焼ガスの発生を調節し
ながら40時間以上を保持することが必要である。
温度範囲内にあるように燃焼ガスの発生を調節し
ながら40時間以上を保持することが必要である。
そしてまた、所要時間の接触処理が終了したの
ち、燃焼ガスの送り込みを停止して20時間以上か
けて徐冷することが必要である。
ち、燃焼ガスの送り込みを停止して20時間以上か
けて徐冷することが必要である。
かかる処理は、例えば、処理装置の運転の便宜
のために、燻煙2昼夜及び冷却1昼夜のサイクル
で行うなどすることができる。
のために、燻煙2昼夜及び冷却1昼夜のサイクル
で行うなどすることができる。
処理後常温付近まで冷却された竹材は、処理室
から搬出し、葉状、茎状等の材料を除去したのち
に水洗いなどを行つて、付着した煤や灰などを洗
い落とし、さらに水分を除去して表面を磨くなど
の後加工を行つて製品とする。
から搬出し、葉状、茎状等の材料を除去したのち
に水洗いなどを行つて、付着した煤や灰などを洗
い落とし、さらに水分を除去して表面を磨くなど
の後加工を行つて製品とする。
本発明の方法を適用するに当たつて、竹材の表
面上に、例えば木の葉などを添着して燻煙処理す
るときは、煙中の燻煙成分が添着された木の葉に
遮られて少なくとも部分的にしか竹材内部に到達
せず、そのために煙によつて黒紫色に着色した竹
材の表面には添着した木の葉などの形状に対応し
た淡色の模様が浮かび出る。
面上に、例えば木の葉などを添着して燻煙処理す
るときは、煙中の燻煙成分が添着された木の葉に
遮られて少なくとも部分的にしか竹材内部に到達
せず、そのために煙によつて黒紫色に着色した竹
材の表面には添着した木の葉などの形状に対応し
た淡色の模様が浮かび出る。
そこで、葉状、茎状等の材料の形状、煙中の成
分に対する透過度の部分的な違い、或いは竹材表
面への密着度合の違いなどを調整することによ
り、竹材表面へ転写される模様の形状や濃淡など
を変化させることができ、極めて雅趣に富んだ模
様入りの煤竹が得られる。
分に対する透過度の部分的な違い、或いは竹材表
面への密着度合の違いなどを調整することによ
り、竹材表面へ転写される模様の形状や濃淡など
を変化させることができ、極めて雅趣に富んだ模
様入りの煤竹が得られる。
本発明の模様入り煤竹の製造方法によれば、表
面に任意の形状で淡色の模様の入つた黒紫色の煤
竹を得ることができるが、かかる煤竹は充分に乾
燥して硬化されており、かつ内部歪も完全に除去
されたものであつて、従来の建築用或いは家具用
のほか工芸品用などの用途に一層拡大することが
可能となつた。
面に任意の形状で淡色の模様の入つた黒紫色の煤
竹を得ることができるが、かかる煤竹は充分に乾
燥して硬化されており、かつ内部歪も完全に除去
されたものであつて、従来の建築用或いは家具用
のほか工芸品用などの用途に一層拡大することが
可能となつた。
Claims (1)
- 1 竹材の表面上にガス透過性又はガス難透過性
の葉状、茎状等の材料を位置させ、次いで該竹材
を植物性材料の不完全燃焼ガスと接触させて100
〜140℃の温度範囲内に40時間以上保持し、その
後20時間以上かけて常温まで徐冷することを特徴
とする模様入り煤竹の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7176189A JPH02251402A (ja) | 1989-03-27 | 1989-03-27 | 模様入り煤竹の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7176189A JPH02251402A (ja) | 1989-03-27 | 1989-03-27 | 模様入り煤竹の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02251402A JPH02251402A (ja) | 1990-10-09 |
| JPH057162B2 true JPH057162B2 (ja) | 1993-01-28 |
Family
ID=13469850
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7176189A Granted JPH02251402A (ja) | 1989-03-27 | 1989-03-27 | 模様入り煤竹の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02251402A (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0228073B2 (ja) * | 1983-11-10 | 1990-06-21 | Minoru Ujiie | Mokuzainoshorihohooyobisonosochi |
-
1989
- 1989-03-27 JP JP7176189A patent/JPH02251402A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02251402A (ja) | 1990-10-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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