JPH0571638B2 - - Google Patents
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- JPH0571638B2 JPH0571638B2 JP63265026A JP26502688A JPH0571638B2 JP H0571638 B2 JPH0571638 B2 JP H0571638B2 JP 63265026 A JP63265026 A JP 63265026A JP 26502688 A JP26502688 A JP 26502688A JP H0571638 B2 JPH0571638 B2 JP H0571638B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- carbon atoms
- parts
- acid
- unsaturated aliphatic
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- Lubricants (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は水溶性切削、研削用組成物に関し、さ
らに詳しくはステンレス等のベルト研削に使用す
る水溶性切削、研削用組成物に関する。 〔従来技術〕 一般にステレンス鋼板や鋼帯を製造するに際し
ては、その製造工程中、熱間圧延後のコイル粗研
磨工程、および調質圧延に引き続くコイル仕上研
磨工程が行われ、これ等工程に於いては、従来鉱
物油を主体とするベルト研削油が使用されて来
た。この従来のベルト研削油は研削中に火花が多
発し、火災の危険があり、またミストが発生し作
業環境を著しく悪くする難点があり、特に前者の
コイル粗研摩工程ではコイル板表面が粗くまたは
研削取代が大きいためにこの難点が極めて重大な
問題となつていた。 これに対し、水溶性研削油は火災およびミスト
の問題はないが、研削性が低く、研削ベルトの早
期交換が必要となり、製造コストの増大を来た
し、このため従来は、水溶性研削油は殆んど用い
られず、専らら鉱物油を主体とする研削油いわゆ
るニート油が使用されてきた。 〔発明が解決しようとする課題〕 本発明が解決しようとする課題は、上記従来の
ニート油の欠点を解決することである。 〔課題を解決するための手段〕 本発明者は上記課題を解決するために鋭意検討
した結果、遂に下記に示す特定の成分の特定量含
有する組成物が上記課題を解決出来ること、即ち
水溶性でありながら研削性能が優れ、研削ベルト
の早期交換を必要としない優れた水溶性切削、研
削用組成物となり得ることを見出した。尚水溶性
であるため火災の危険がなく、しかもミストの発
生のないことは勿論である。 即ち本発明は(A)(イ) 炭素数12〜18の脂肪族アル
コール (ロ) 炭素数12〜18の脂肪族アミド、及び (ハ) グリセリンのエチレンオキサイドプロピレ
ンオキサイド付加物であつて、その分子量が
1000〜10000の範囲にあるもの から選ばれた少なくとも1種3〜50重量部 (B)(ニ) 炭素数11〜22の不飽和カルボン酸、又は (ホ) 上記(ニ)のカルボン酸に、炭素数11〜22の飽
和又は不飽和脂肪族カルボン酸と炭素数1〜
22の飽和又は不飽和脂肪族アルコールとのエ
ステル(但し、カルボン酸又はアルコールの
少なくとも一方が不飽和脂肪族基を有する)
の少なくとも1種を酸価が20mgKOH/g以
上となる様に混合した混合物、 にその3〜25重量%の硫黄を付加した有機硫黄
化合物の少なくとも1種1〜30重量部、及び (C) アルカノールアミン1〜30重量部 を主成分として成ることを特徴とする水溶性切
削、切削用組成物に係るものである。 〔発明の作用並びに構成〕 本発明の組成物は基本的には、上記(A)、(B)及び
(C)成分を含有して成るものであり、これ等(A)〜(C)
の各成分を上記特定量含有せしめることにより、
はじめて優れた切削、研削特性を発揮し、惹いて
は研削エルトの早期交換が不要となる。また水溶
性であるために火災の危険がなく、ミストも発生
しない。この際上記(A)〜(C)の各成分のうちどれ1
つが欠けても上記優れた効果は発揮されず、更に
は上記3成分を上記特定割合で併用しなければ上
記優れた効果が損なわれる傾向が生じる。 先ず本発明の(A)成分から説明する。 本発明に於いて使用する脂肪族アルコールは炭
素数12〜18のものを使用し飽和ばかりでなく不飽
和脂肪族アルコールをも包含する。また1価アル
コールばかりでなく、多価アルコールも使用する
ことが出来、更にはOH基等適宜な置換等が置換
したものも使用出来、たとえばオキソアルコール
等も使用することが出来る。好ましい具体例は、
例えばラウリルアルコール、オレイルアルコー
ル、ステアリルアルコール、オキソアルコール、
トリメチロールプロパン等である。 脂肪族アミドは炭素数12〜18のものであつて、
その脂肪族基としては飽和ばかりでなく不飽和の
ものでも良い。またアミドとしては1級アミドば
かりでなく、2〜3級アミドも包含され、更には
OH基等が置換していても良い。好ましい具体例
として例えばラウリルアミド、オレイルアミド、
ステリルアミド、オキソアルコールアミド等を使
用することができる。 この炭素数12〜18の脂肪族アルオール又は(及
び)脂肪族アミドは主に研削性を賦与するための
成分であり、いずれに於いても炭素数が12に達し
ないと研削性が不足し、また炭素数が18より大き
くなると流動性が低下する傾向がある。 次にグリセリンのエチレンオキシドプロピレン
オキシド(以下EOPOと略記する)付加物につい
て説明するが、この付加物もやはり主に研削性を
賦与するために使用される成分であり、その分子
量は1000〜10000の範囲のものを使用する。分子
量が1000に達しないと研削性が不足し、10000よ
り多くなると溶解性が低下する。またエチレンオ
キシドとプロピレンオキシドの割合はエチレンオ
キシドが30〜90重量%好ましくは40〜60重量%で
あつてエチレンオキシドが30重量%未満では溶解
性が不足し、90重量%以上では研削性が不足す
る。 本発明に於いてはこの(A)成分としては上記(イ)〜
(ハ)の各成分の1種また2種以上が併用され、その
使用量は3〜50重量部好ましくは5〜40重量部で
ある。3重量部に達しないと研削性が不足し、50
重量部より多くなると溶解性が低下する。 次いで(B)成分について説明する。 この(B)成分は主に極圧性を付与することにより
研削性能を向上せしめる目的で使用され、その使
用量は1〜30重量部である。この際1重量部未満
では研削性が不足し、30重量部より多いと溶解性
が低下する。 この(B)成分を大別すると1つは炭素数11〜22の
不飽和カルボン酸に3〜25%の硫黄を付与せしめ
た反応生成物であり、他の1つは上記のカルボン
酸に、炭素数11〜22の飽和又は不飽和脂肪族カル
ボン酸と炭素数1〜22の飽和又は不飽和脂肪族ア
ルコールとのエステル(但しカルボン酸又はアル
コールの少なくとも一方が不飽和脂肪族基を有す
る)の少なくとも1種を酸価が20mgKOH/g以
上となる様に混合した混合物に、その3〜25重量
%の硫黄を付与した反応生成物である。尚3〜25
重量%とは硫黄付与物中の硫黄の量が3〜25重量
%であることを示す。ここで使用する炭素数11〜
22の不飽和脂肪族カルボン酸としては一塩基酸ば
かりでなく多塩基酸も使用され、また置換基たと
えばOH基その他の基が置換していても良い。好
ましい具体例としてたとえばウンデシレン酸、オ
レイン酸、エルシン酸酸、リノール酸、リノレン
酸、エレオステアリン酸、リシノレイン酸、エラ
イジン酸、リンデル酸、アラキドン酸等が例示で
きる。 また上記エステルを構成する一成分である炭素
数11〜22の不飽和脂肪酸カルボン酸としては、不
飽和脂肪族カルボン酸は上記と同様のものが使用
され、また飽和脂肪族カルボン酸としては一塩基
酸ばかりでなく、多塩基酸も使用出来、またまた
必要に応じOH基等適宜な置換基が置換していて
も良い。代表的な具体例としては、ラウリン酸、
トリデシル酸、ミリスチン酸、ペンタデシル酸、
パルミチン酸、ステアリン酸、ノナデシル酸、ベ
ヘン酸、エイコサノイツク酸等が例示できる。 上記エステルの他の一成分たる飽和または不飽
和アルコールとしてはその炭素数が1〜22の1価
または多価アルコールが使用される。好ましい具
体例としてはたとえばメチルアクローク、エチル
アルコール、ブチルアルコール、ヘキシルアルコ
ール、オクチルアノール、ラウリルアルコール、
オレイルアルコール、ステアリルアルコール、オ
キソアルコール等が例示できる。 上記エステルとては特い上記カルボン酸または
アルコールの少なくともいずれか一方が不飽和脂
肪族基であることが必須である。この際いずれも
が飽和脂肪族基の場合には硫黄が反応しないた
め、目的の添加剤にならないので好ましくない。 このエステルは上記炭素数11〜22の不飽和脂肪
族族カルボン酸に、得られる混合物の酸価が20mg
KOH/g以上となるように混合される。この際
の酸価が上記値に達しないと水溶性が低下する。 本発明に於ける(B)成分は上記不飽和脂肪族カル
ボン酸、または上記混合物に3〜25重量%の硫黄
を付加せしめた反応物であり、この反応は以下の
様にして行われる。即ちこの硫黄付加反応は無溶
媒、反応温度90〜120℃、反応時間30分〜2時間
の条件下、該カルボン酸または混合物に対し、硫
黄付加量が3〜25好ましくは5〜20重量%になる
様に反応させる。ここで硫黄付加量が3重量%に
達しないと研削性が不足し、25重量%よい多くな
ると臭気が大となるので好ましくない。 上記反応を、オレイン酸(CH3(CH2)6−CH2
=CH−CH2−(CH2)6−COOH)を代表例として
とりあげて説明すれば以下の通りである。 CH3(CH2)6をR、CH2(CH2)6−COOHをR′と
略記すると、オレイン酸はR−CH2−CH=CH
−R′となる。このオレイン酸は硫黄と次の様に
反応すると考えられる。
らに詳しくはステンレス等のベルト研削に使用す
る水溶性切削、研削用組成物に関する。 〔従来技術〕 一般にステレンス鋼板や鋼帯を製造するに際し
ては、その製造工程中、熱間圧延後のコイル粗研
磨工程、および調質圧延に引き続くコイル仕上研
磨工程が行われ、これ等工程に於いては、従来鉱
物油を主体とするベルト研削油が使用されて来
た。この従来のベルト研削油は研削中に火花が多
発し、火災の危険があり、またミストが発生し作
業環境を著しく悪くする難点があり、特に前者の
コイル粗研摩工程ではコイル板表面が粗くまたは
研削取代が大きいためにこの難点が極めて重大な
問題となつていた。 これに対し、水溶性研削油は火災およびミスト
の問題はないが、研削性が低く、研削ベルトの早
期交換が必要となり、製造コストの増大を来た
し、このため従来は、水溶性研削油は殆んど用い
られず、専らら鉱物油を主体とする研削油いわゆ
るニート油が使用されてきた。 〔発明が解決しようとする課題〕 本発明が解決しようとする課題は、上記従来の
ニート油の欠点を解決することである。 〔課題を解決するための手段〕 本発明者は上記課題を解決するために鋭意検討
した結果、遂に下記に示す特定の成分の特定量含
有する組成物が上記課題を解決出来ること、即ち
水溶性でありながら研削性能が優れ、研削ベルト
の早期交換を必要としない優れた水溶性切削、研
削用組成物となり得ることを見出した。尚水溶性
であるため火災の危険がなく、しかもミストの発
生のないことは勿論である。 即ち本発明は(A)(イ) 炭素数12〜18の脂肪族アル
コール (ロ) 炭素数12〜18の脂肪族アミド、及び (ハ) グリセリンのエチレンオキサイドプロピレ
ンオキサイド付加物であつて、その分子量が
1000〜10000の範囲にあるもの から選ばれた少なくとも1種3〜50重量部 (B)(ニ) 炭素数11〜22の不飽和カルボン酸、又は (ホ) 上記(ニ)のカルボン酸に、炭素数11〜22の飽
和又は不飽和脂肪族カルボン酸と炭素数1〜
22の飽和又は不飽和脂肪族アルコールとのエ
ステル(但し、カルボン酸又はアルコールの
少なくとも一方が不飽和脂肪族基を有する)
の少なくとも1種を酸価が20mgKOH/g以
上となる様に混合した混合物、 にその3〜25重量%の硫黄を付加した有機硫黄
化合物の少なくとも1種1〜30重量部、及び (C) アルカノールアミン1〜30重量部 を主成分として成ることを特徴とする水溶性切
削、切削用組成物に係るものである。 〔発明の作用並びに構成〕 本発明の組成物は基本的には、上記(A)、(B)及び
(C)成分を含有して成るものであり、これ等(A)〜(C)
の各成分を上記特定量含有せしめることにより、
はじめて優れた切削、研削特性を発揮し、惹いて
は研削エルトの早期交換が不要となる。また水溶
性であるために火災の危険がなく、ミストも発生
しない。この際上記(A)〜(C)の各成分のうちどれ1
つが欠けても上記優れた効果は発揮されず、更に
は上記3成分を上記特定割合で併用しなければ上
記優れた効果が損なわれる傾向が生じる。 先ず本発明の(A)成分から説明する。 本発明に於いて使用する脂肪族アルコールは炭
素数12〜18のものを使用し飽和ばかりでなく不飽
和脂肪族アルコールをも包含する。また1価アル
コールばかりでなく、多価アルコールも使用する
ことが出来、更にはOH基等適宜な置換等が置換
したものも使用出来、たとえばオキソアルコール
等も使用することが出来る。好ましい具体例は、
例えばラウリルアルコール、オレイルアルコー
ル、ステアリルアルコール、オキソアルコール、
トリメチロールプロパン等である。 脂肪族アミドは炭素数12〜18のものであつて、
その脂肪族基としては飽和ばかりでなく不飽和の
ものでも良い。またアミドとしては1級アミドば
かりでなく、2〜3級アミドも包含され、更には
OH基等が置換していても良い。好ましい具体例
として例えばラウリルアミド、オレイルアミド、
ステリルアミド、オキソアルコールアミド等を使
用することができる。 この炭素数12〜18の脂肪族アルオール又は(及
び)脂肪族アミドは主に研削性を賦与するための
成分であり、いずれに於いても炭素数が12に達し
ないと研削性が不足し、また炭素数が18より大き
くなると流動性が低下する傾向がある。 次にグリセリンのエチレンオキシドプロピレン
オキシド(以下EOPOと略記する)付加物につい
て説明するが、この付加物もやはり主に研削性を
賦与するために使用される成分であり、その分子
量は1000〜10000の範囲のものを使用する。分子
量が1000に達しないと研削性が不足し、10000よ
り多くなると溶解性が低下する。またエチレンオ
キシドとプロピレンオキシドの割合はエチレンオ
キシドが30〜90重量%好ましくは40〜60重量%で
あつてエチレンオキシドが30重量%未満では溶解
性が不足し、90重量%以上では研削性が不足す
る。 本発明に於いてはこの(A)成分としては上記(イ)〜
(ハ)の各成分の1種また2種以上が併用され、その
使用量は3〜50重量部好ましくは5〜40重量部で
ある。3重量部に達しないと研削性が不足し、50
重量部より多くなると溶解性が低下する。 次いで(B)成分について説明する。 この(B)成分は主に極圧性を付与することにより
研削性能を向上せしめる目的で使用され、その使
用量は1〜30重量部である。この際1重量部未満
では研削性が不足し、30重量部より多いと溶解性
が低下する。 この(B)成分を大別すると1つは炭素数11〜22の
不飽和カルボン酸に3〜25%の硫黄を付与せしめ
た反応生成物であり、他の1つは上記のカルボン
酸に、炭素数11〜22の飽和又は不飽和脂肪族カル
ボン酸と炭素数1〜22の飽和又は不飽和脂肪族ア
ルコールとのエステル(但しカルボン酸又はアル
コールの少なくとも一方が不飽和脂肪族基を有す
る)の少なくとも1種を酸価が20mgKOH/g以
上となる様に混合した混合物に、その3〜25重量
%の硫黄を付与した反応生成物である。尚3〜25
重量%とは硫黄付与物中の硫黄の量が3〜25重量
%であることを示す。ここで使用する炭素数11〜
22の不飽和脂肪族カルボン酸としては一塩基酸ば
かりでなく多塩基酸も使用され、また置換基たと
えばOH基その他の基が置換していても良い。好
ましい具体例としてたとえばウンデシレン酸、オ
レイン酸、エルシン酸酸、リノール酸、リノレン
酸、エレオステアリン酸、リシノレイン酸、エラ
イジン酸、リンデル酸、アラキドン酸等が例示で
きる。 また上記エステルを構成する一成分である炭素
数11〜22の不飽和脂肪酸カルボン酸としては、不
飽和脂肪族カルボン酸は上記と同様のものが使用
され、また飽和脂肪族カルボン酸としては一塩基
酸ばかりでなく、多塩基酸も使用出来、またまた
必要に応じOH基等適宜な置換基が置換していて
も良い。代表的な具体例としては、ラウリン酸、
トリデシル酸、ミリスチン酸、ペンタデシル酸、
パルミチン酸、ステアリン酸、ノナデシル酸、ベ
ヘン酸、エイコサノイツク酸等が例示できる。 上記エステルの他の一成分たる飽和または不飽
和アルコールとしてはその炭素数が1〜22の1価
または多価アルコールが使用される。好ましい具
体例としてはたとえばメチルアクローク、エチル
アルコール、ブチルアルコール、ヘキシルアルコ
ール、オクチルアノール、ラウリルアルコール、
オレイルアルコール、ステアリルアルコール、オ
キソアルコール等が例示できる。 上記エステルとては特い上記カルボン酸または
アルコールの少なくともいずれか一方が不飽和脂
肪族基であることが必須である。この際いずれも
が飽和脂肪族基の場合には硫黄が反応しないた
め、目的の添加剤にならないので好ましくない。 このエステルは上記炭素数11〜22の不飽和脂肪
族族カルボン酸に、得られる混合物の酸価が20mg
KOH/g以上となるように混合される。この際
の酸価が上記値に達しないと水溶性が低下する。 本発明に於ける(B)成分は上記不飽和脂肪族カル
ボン酸、または上記混合物に3〜25重量%の硫黄
を付加せしめた反応物であり、この反応は以下の
様にして行われる。即ちこの硫黄付加反応は無溶
媒、反応温度90〜120℃、反応時間30分〜2時間
の条件下、該カルボン酸または混合物に対し、硫
黄付加量が3〜25好ましくは5〜20重量%になる
様に反応させる。ここで硫黄付加量が3重量%に
達しないと研削性が不足し、25重量%よい多くな
ると臭気が大となるので好ましくない。 上記反応を、オレイン酸(CH3(CH2)6−CH2
=CH−CH2−(CH2)6−COOH)を代表例として
とりあげて説明すれば以下の通りである。 CH3(CH2)6をR、CH2(CH2)6−COOHをR′と
略記すると、オレイン酸はR−CH2−CH=CH
−R′となる。このオレイン酸は硫黄と次の様に
反応すると考えられる。
【表】
↓
R−CH−CH=CH−R′
|
S2
|
R−CH−CH=CH−R′
本発明に於いて使用する(C)成分たるアルカノール
アミンは主に(B)成分と反応してアミン塩とし水に
可溶なものとする目的で使用され、その塩用量は
1〜30重量部である。この際1重量部未満では、
(B)成分の溶解性が低下する傾向が生じ、30重量部
より多くなると添加効果が少なくなる傾向が生ず
る。アルカノールアミンは具体的には、たとえば
モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、ト
リエタノールアイン、N,Nジメチルエタノール
アミン、N,Nジエチルエタノールアミン、N,
Nジイソプロピルエタノールアミン、N−(β−
アミノエチル)エタノールアミン、N−メチルメ
タノールアミン、N・N−ビス(β−アミノエチ
ル)エタノールアミン等が例示できる。 本発明水溶性切削、研削組成物は上記(A)(B)及び
(C)成分が必須であるが、この他に必要に応じて塩
素系または硫黄系極性添加剤例えば塩素化脂肪
酸、塩素化油脂、塩素化パラフイン、硫黄化脂肪
酸等が、またその他油脂も配合することが出来
る。またその他この種組成物に従来から使用され
て来た各種の添加剤を配合することが出来る。 本発明組成物はこれを使用するに際しては適宜
水で希釈して使用するが、使用状態に於いてその
組成物濃度が20〜50重量%程度になるように水に
溶解させることが好ましい。 (実施例) 次に本発明を詳しく説明するため、実施例をあ
げて記述する。 実施例 1〜3 第1表に示す所定の成分を所定量(重量部)混
合して組成物を調製した。 比較例 鉱油92.1重量部、ウールグリース5.6重量部及
びジンクジチオフオスフエート2.3重量部を混合
して組成物を得た。 実施例および比較例の各組成物を下記条件にて
ベルト研削試験を行つた。その結果を第1図に示
す。但し第1図中イ〜ハは順番に実施例1〜3の
組成物を表し、また点線で示したニは比較例の組
成物を表す。 ベルト研削試験条件 試験機:南式平面研磨機 材料送り速度:12m/分 ベルト速度:1200m/分 ベルト寸法:100×2100mm ベルト種:クロスベルト#60(永塚工業製AA−
ERS) 研削圧:20Kg/50mm(W) 研削距離:500mm 被研削材:SUS304 10(t)×50(W)×500()mm コンタクトロール:250mm(φ)、70duro
R−CH−CH=CH−R′
|
S2
|
R−CH−CH=CH−R′
本発明に於いて使用する(C)成分たるアルカノール
アミンは主に(B)成分と反応してアミン塩とし水に
可溶なものとする目的で使用され、その塩用量は
1〜30重量部である。この際1重量部未満では、
(B)成分の溶解性が低下する傾向が生じ、30重量部
より多くなると添加効果が少なくなる傾向が生ず
る。アルカノールアミンは具体的には、たとえば
モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、ト
リエタノールアイン、N,Nジメチルエタノール
アミン、N,Nジエチルエタノールアミン、N,
Nジイソプロピルエタノールアミン、N−(β−
アミノエチル)エタノールアミン、N−メチルメ
タノールアミン、N・N−ビス(β−アミノエチ
ル)エタノールアミン等が例示できる。 本発明水溶性切削、研削組成物は上記(A)(B)及び
(C)成分が必須であるが、この他に必要に応じて塩
素系または硫黄系極性添加剤例えば塩素化脂肪
酸、塩素化油脂、塩素化パラフイン、硫黄化脂肪
酸等が、またその他油脂も配合することが出来
る。またその他この種組成物に従来から使用され
て来た各種の添加剤を配合することが出来る。 本発明組成物はこれを使用するに際しては適宜
水で希釈して使用するが、使用状態に於いてその
組成物濃度が20〜50重量%程度になるように水に
溶解させることが好ましい。 (実施例) 次に本発明を詳しく説明するため、実施例をあ
げて記述する。 実施例 1〜3 第1表に示す所定の成分を所定量(重量部)混
合して組成物を調製した。 比較例 鉱油92.1重量部、ウールグリース5.6重量部及
びジンクジチオフオスフエート2.3重量部を混合
して組成物を得た。 実施例および比較例の各組成物を下記条件にて
ベルト研削試験を行つた。その結果を第1図に示
す。但し第1図中イ〜ハは順番に実施例1〜3の
組成物を表し、また点線で示したニは比較例の組
成物を表す。 ベルト研削試験条件 試験機:南式平面研磨機 材料送り速度:12m/分 ベルト速度:1200m/分 ベルト寸法:100×2100mm ベルト種:クロスベルト#60(永塚工業製AA−
ERS) 研削圧:20Kg/50mm(W) 研削距離:500mm 被研削材:SUS304 10(t)×50(W)×500()mm コンタクトロール:250mm(φ)、70duro
【表】
但し第1表中の次の記載は以下のことを表
す。 TEA:トリエタノールアミン TIPA:トリイソプロピルアミン
す。 TEA:トリエタノールアミン TIPA:トリイソプロピルアミン
第1図は各組成物のベルト研削試験の結果を
表す。
表す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (A)(イ) 炭素数12〜18の脂肪族アルコール、 (ロ) 炭素数12〜18の脂肪酸アミド、及び (ハ) グリセリンのエチレンオキサイドプロピレ
ンオキサイド付加物であつて、その分子量が
1000〜10000の範囲にあるもの から選ばれた少なくとも1種3〜50重量部、 (B)(ニ) 炭素数11〜22の不飽和カルボン酸、又は (ホ) 上記(ニ)のカルボン酸に、炭素数11〜22の飽
和又は不飽和脂肪族カルボン酸と炭素数1〜
22の飽和又は不飽和脂肪族アルコールとのエ
ステル(但し、カルボン酸又はアルコールの
少なくとも一方が不飽和脂肪族基を有する)
の少なくとも1種を酸価が20mgKOH/g以
上となる様に混合した混合物に、無溶媒、90
〜120℃で30分〜2時間の条件下硫黄付加量
が3〜25重量%となるように硫黄を付加した
有機硫黄化合物の少なくとも1種1〜30重量
部、及び (C) アルカノールアミン1〜30重量部を主成分と
して成ることを特徴とする水溶性切削、切削用
組成物。 2 請求項1に記載の組成物を、その使用状態に
於いてその濃度が20〜50重量%になるように水に
溶解させたことを特徴とする切削、切削用組成
物。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63265026A JPH02113082A (ja) | 1988-10-20 | 1988-10-20 | 水溶性切削、研削用組成物 |
| JP5088149A JPH0739588B2 (ja) | 1988-10-20 | 1993-03-22 | 水溶性切削、研削用組成物 |
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