JPH0572064A - 被測定軸,トルク検出装置および被測定軸の製造方法 - Google Patents
被測定軸,トルク検出装置および被測定軸の製造方法Info
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- JPH0572064A JPH0572064A JP4028339A JP2833992A JPH0572064A JP H0572064 A JPH0572064 A JP H0572064A JP 4028339 A JP4028339 A JP 4028339A JP 2833992 A JP2833992 A JP 2833992A JP H0572064 A JPH0572064 A JP H0572064A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 トルク検出装置の被測定軸の素材として利用
できる基体材料の範囲を拡大し、低トルク領域から高ト
ルク領域まで安定してトルクの検出が可能であるように
する。 【構成】 被測定軸2と、被測定軸2を磁路の一部とす
る磁気回路を形成する励磁用コイル5a,5bと、被測
定軸2の磁歪成分を検出する検出用コイル5a,5bを
具備し、被測定軸2は表面硬化処理により高降伏点を有
する材料を基体2aとし、その表面に高磁歪材料2bを
金属組織的に融合させ、被測定軸2の少なくとも高磁歪
材料2bの部分に、被測定軸2の軸心方向に対し所定の
角度をなす凹状部3a,3bを形成し、凹状部3a,3
bの底部は基体材料が露出しているトルク検出装置1。
できる基体材料の範囲を拡大し、低トルク領域から高ト
ルク領域まで安定してトルクの検出が可能であるように
する。 【構成】 被測定軸2と、被測定軸2を磁路の一部とす
る磁気回路を形成する励磁用コイル5a,5bと、被測
定軸2の磁歪成分を検出する検出用コイル5a,5bを
具備し、被測定軸2は表面硬化処理により高降伏点を有
する材料を基体2aとし、その表面に高磁歪材料2bを
金属組織的に融合させ、被測定軸2の少なくとも高磁歪
材料2bの部分に、被測定軸2の軸心方向に対し所定の
角度をなす凹状部3a,3bを形成し、凹状部3a,3
bの底部は基体材料が露出しているトルク検出装置1。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被測定軸に加えられる
トルクを検出するのに利用されるトルク検出装置用被測
定軸,トルク検出装置および前記トルク検出装置用被測
定軸の製造方法に関するものである。
トルクを検出するのに利用されるトルク検出装置用被測
定軸,トルク検出装置および前記トルク検出装置用被測
定軸の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のトルク検出装置として
は、例えば、特開昭62−185136号公報に示され
たものがあるが、このトルク検出装置はトルクの大きい
領域も含まれる場合に、トルク−出力特性の出力が飽和
してしまうため、実用性に乏しいという問題点があっ
た。
は、例えば、特開昭62−185136号公報に示され
たものがあるが、このトルク検出装置はトルクの大きい
領域も含まれる場合に、トルク−出力特性の出力が飽和
してしまうため、実用性に乏しいという問題点があっ
た。
【0003】これに対して、我々は、特願平3−990
00号明細書および図面で低トルク領域から高トルク領
域まで安定してトルクの検出が可能であるトルク検出装
置を提供した。
00号明細書および図面で低トルク領域から高トルク領
域まで安定してトルクの検出が可能であるトルク検出装
置を提供した。
【0004】すなわち、図10に示すように、このトル
ク検出装置101は、高降伏点を有する材料を基体10
2aとして、その表面に高磁歪材料102bを金属組織
的に融合させたものとした被測定軸102をそなえ、前
記被測定軸102の少なくとも高磁歪材料102bの部
分に、当該被測定軸102の軸心方向に対し所定の角度
をなす凹状部103a,103bを円周方向に複数形成
することによってこれら凹状部103a,103bの間
で円周方向に複数の凸状部104a,104bが形成さ
れることにより形状磁気異方性部を設け、前記形状磁気
異方性部に対向させて被測定軸102の外周側にコイル
105a,105bを隙間106を介して配置し、コイ
ル105a,105bの外側に高透磁率材料よりなるヨ
ーク107を設けた構造をなすものである。
ク検出装置101は、高降伏点を有する材料を基体10
2aとして、その表面に高磁歪材料102bを金属組織
的に融合させたものとした被測定軸102をそなえ、前
記被測定軸102の少なくとも高磁歪材料102bの部
分に、当該被測定軸102の軸心方向に対し所定の角度
をなす凹状部103a,103bを円周方向に複数形成
することによってこれら凹状部103a,103bの間
で円周方向に複数の凸状部104a,104bが形成さ
れることにより形状磁気異方性部を設け、前記形状磁気
異方性部に対向させて被測定軸102の外周側にコイル
105a,105bを隙間106を介して配置し、コイ
ル105a,105bの外側に高透磁率材料よりなるヨ
ーク107を設けた構造をなすものである。
【0005】このような構造のトルク検出装置101に
おいて、コイル105a,105bは、図11に例示す
るように、抵抗器111,112と組み合わされてブリ
ッジ回路を形成し、ブリッジ回路の接続点A,C間に励
磁用発振器113を接続し、接続点B,B´間には差動
増幅器114を接続して、被測定軸102にトルクTが
加えられた際に、図12に例示するようなトルク−出力
特性の検出出力を取り出すことができるようにしてい
る。
おいて、コイル105a,105bは、図11に例示す
るように、抵抗器111,112と組み合わされてブリ
ッジ回路を形成し、ブリッジ回路の接続点A,C間に励
磁用発振器113を接続し、接続点B,B´間には差動
増幅器114を接続して、被測定軸102にトルクTが
加えられた際に、図12に例示するようなトルク−出力
特性の検出出力を取り出すことができるようにしてい
る。
【0006】この発明により、トルク−出力特性の飽和
出力トルクが大幅に向上した。
出力トルクが大幅に向上した。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のトルク検出装置101にあっては、被測定軸
102の基体材料によっては、必ずしも高降伏点の特性
を示さず、トルク−出力特性の出力が比較的低トルクで
飽和してしまうものが現われた。
うな従来のトルク検出装置101にあっては、被測定軸
102の基体材料によっては、必ずしも高降伏点の特性
を示さず、トルク−出力特性の出力が比較的低トルクで
飽和してしまうものが現われた。
【0008】これを調査してみると、基体材料が浸炭や
窒化などの表面硬化処理により高降伏点を有するものと
なる材料を用いた場合に現われやすいことが見いだされ
た。すなわち、これらの基体材料に高磁歪材料を融合し
た後に浸炭や窒化を行う場合に現われたことから、先に
基体材料に浸炭や窒化などの表面硬化処理を行い、その
上に高磁歪材料を融合させようとすることも試みた。
窒化などの表面硬化処理により高降伏点を有するものと
なる材料を用いた場合に現われやすいことが見いだされ
た。すなわち、これらの基体材料に高磁歪材料を融合し
た後に浸炭や窒化を行う場合に現われたことから、先に
基体材料に浸炭や窒化などの表面硬化処理を行い、その
上に高磁歪材料を融合させようとすることも試みた。
【0009】しかし、融合のときに被測定軸に割れが入
りやすく、また、融合のときの熱で表面硬化層が焼なま
されて硬度が落ちることがあるという問題点があった。
りやすく、また、融合のときの熱で表面硬化層が焼なま
されて硬度が落ちることがあるという問題点があった。
【0010】そのため、浸炭や窒化などにより強化され
る材料が使えないことになり、利用できる基体材料が限
られてしまい、トルク検出装置の広範な普及が難しくな
る可能性があるという大きな問題点があった。
る材料が使えないことになり、利用できる基体材料が限
られてしまい、トルク検出装置の広範な普及が難しくな
る可能性があるという大きな問題点があった。
【0011】したがって、このような問題点を解決する
ことが課題として存在していた。
ことが課題として存在していた。
【0012】
【発明の目的】本発明は、このような従来の課題に鑑み
てなされたもので、利用できる基体材料の範囲を拡大
し、被測定軸の基体材料に確実に高降伏点をもたらし、
低トルク領域から高トルク領域まで安定してトルクの検
出が可能であるトルク検出装置をを提供し、あわせてこ
のようなトルク検出装置に適する被測定軸の製造方法を
提供することを目的としている。
てなされたもので、利用できる基体材料の範囲を拡大
し、被測定軸の基体材料に確実に高降伏点をもたらし、
低トルク領域から高トルク領域まで安定してトルクの検
出が可能であるトルク検出装置をを提供し、あわせてこ
のようなトルク検出装置に適する被測定軸の製造方法を
提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に係わるトルク検
出装置用被測定軸は、鋼製軸基体の表面に高磁歪材料を
金属組織的に融合させてあり、前記鋼製軸の少なくとも
高磁歪材料の部分に、当該鋼製軸の軸心方向に対し所定
の角度をなす凹状部および/または凸状部を形成してあ
り、少なくとも凹状部の底部は前記基体材料部分が露出
している構成としたことを特徴としており、実施態様に
おいては、凹状部の底部で露出した基体材料部分の表面
硬さがビッカース硬さHv600以上となっている構成
としたことを特徴としている。
出装置用被測定軸は、鋼製軸基体の表面に高磁歪材料を
金属組織的に融合させてあり、前記鋼製軸の少なくとも
高磁歪材料の部分に、当該鋼製軸の軸心方向に対し所定
の角度をなす凹状部および/または凸状部を形成してあ
り、少なくとも凹状部の底部は前記基体材料部分が露出
している構成としたことを特徴としており、実施態様に
おいては、凹状部の底部で露出した基体材料部分の表面
硬さがビッカース硬さHv600以上となっている構成
としたことを特徴としている。
【0014】また、本発明に係わるトルク検出装置は、
被測定軸と、前記被測定軸を磁路の一部とする磁気回路
を形成する励磁手段と、前記被測定軸の磁歪成分を検出
する検出手段を具備してなるトルク検出装置において、
前記被測定軸は表面硬化処理により高降伏点を有するも
のとなる材料を基体として、その表面に高磁歪材料を金
属組織的に融合させたものとし、被測定軸の少なくとも
高磁歪材料の部分に、当該被測定軸の軸心方向に対し所
定の角度をなす凹状部および/または凸状部を形成し、
少なくとも凹状部の底部は前記基体材料が露出している
構成としたことを特徴としており、実施態様において
は、前記凹状部の底部で露出した基体材料に表面硬化処
理が施されている構成としたことを特徴としており、同
じく実施態様においては、前記凹状部の底部における露
出部分の表面硬さがHv600以上、硬さHv550以
上の有効硬化層深さが0.2mm以上に表面硬化処理が
施されている構成としたことを特徴としており、同じく
実施態様において、表面硬化処理は、浸炭,浸炭窒化,
窒化などの化学的熱処理加工と、ショットピーニング,
冷間圧延,冷間鍛伸などの物理的機械加工のうちから選
択される少なくともいずれかによるものである構成とし
たことを特徴としており、上記したトルク検出装置に係
わる発明の構成をもって前述した従来の課題を解決する
ための手段としている。
被測定軸と、前記被測定軸を磁路の一部とする磁気回路
を形成する励磁手段と、前記被測定軸の磁歪成分を検出
する検出手段を具備してなるトルク検出装置において、
前記被測定軸は表面硬化処理により高降伏点を有するも
のとなる材料を基体として、その表面に高磁歪材料を金
属組織的に融合させたものとし、被測定軸の少なくとも
高磁歪材料の部分に、当該被測定軸の軸心方向に対し所
定の角度をなす凹状部および/または凸状部を形成し、
少なくとも凹状部の底部は前記基体材料が露出している
構成としたことを特徴としており、実施態様において
は、前記凹状部の底部で露出した基体材料に表面硬化処
理が施されている構成としたことを特徴としており、同
じく実施態様においては、前記凹状部の底部における露
出部分の表面硬さがHv600以上、硬さHv550以
上の有効硬化層深さが0.2mm以上に表面硬化処理が
施されている構成としたことを特徴としており、同じく
実施態様において、表面硬化処理は、浸炭,浸炭窒化,
窒化などの化学的熱処理加工と、ショットピーニング,
冷間圧延,冷間鍛伸などの物理的機械加工のうちから選
択される少なくともいずれかによるものである構成とし
たことを特徴としており、上記したトルク検出装置に係
わる発明の構成をもって前述した従来の課題を解決する
ための手段としている。
【0015】さらに、本発明に係わるトルク検出装置用
被測定軸の製造方法は、被測定軸と、前記被測定軸を磁
路の一部とする磁気回路を形成する励磁手段と、前記被
測定軸の磁歪成分を検出する検出手段を具備してなるト
ルク検出装置の前記被測定軸を製造するにあたり、前記
被測定軸の基体として表面硬化処理により高降伏点を有
するものとなる材料を用い、前記基体の表面に高磁歪材
料を金属組織的に融合させたのち、前記被測定軸の少な
くとも高磁歪材料の部分に、当該被測定軸の軸心方向に
対し所定の角度をなす凹状部および/または凸状部を形
成し、少なくとも凹状部の底部で前記基体材料を露出さ
せる構成としたことを特徴としており、実施態様におい
ては、前記凹状部の底部で基体材料を露出させ、その後
前記基体材料に表面硬化処理を施す構成としたことを特
徴としており、同じく実施態様においては、前記凹状部
の底部における露出部分の表面硬さがHv600以上、
硬さHv550以上の有効硬化層深さが0.2mm以上
に表面硬化処理を施す構成としたことを特徴としてお
り、同じく実施態様において、表面硬化処理は、浸炭,
浸炭窒化,窒化などの化学的熱処理加工と、ショットピ
ーニング,冷間圧延,冷間鍛伸などの物理的機械加工の
うちから選択される少なくともいずれかによるものであ
る構成としたことを特徴としており、上記したトルク検
出装置用被測定軸の製造方法に係わる発明の構成をもっ
て前述した従来の課題を解決するための手段としてい
る。
被測定軸の製造方法は、被測定軸と、前記被測定軸を磁
路の一部とする磁気回路を形成する励磁手段と、前記被
測定軸の磁歪成分を検出する検出手段を具備してなるト
ルク検出装置の前記被測定軸を製造するにあたり、前記
被測定軸の基体として表面硬化処理により高降伏点を有
するものとなる材料を用い、前記基体の表面に高磁歪材
料を金属組織的に融合させたのち、前記被測定軸の少な
くとも高磁歪材料の部分に、当該被測定軸の軸心方向に
対し所定の角度をなす凹状部および/または凸状部を形
成し、少なくとも凹状部の底部で前記基体材料を露出さ
せる構成としたことを特徴としており、実施態様におい
ては、前記凹状部の底部で基体材料を露出させ、その後
前記基体材料に表面硬化処理を施す構成としたことを特
徴としており、同じく実施態様においては、前記凹状部
の底部における露出部分の表面硬さがHv600以上、
硬さHv550以上の有効硬化層深さが0.2mm以上
に表面硬化処理を施す構成としたことを特徴としてお
り、同じく実施態様において、表面硬化処理は、浸炭,
浸炭窒化,窒化などの化学的熱処理加工と、ショットピ
ーニング,冷間圧延,冷間鍛伸などの物理的機械加工の
うちから選択される少なくともいずれかによるものであ
る構成としたことを特徴としており、上記したトルク検
出装置用被測定軸の製造方法に係わる発明の構成をもっ
て前述した従来の課題を解決するための手段としてい
る。
【0016】さらにまた、本発明に係わるトルク検出装
置用被測定軸の製造方法は、鋼製軸基体の表面に高磁歪
材料よりなる肉盛層を形成し、前記肉盛層に凹凸状部を
形成した被測定軸を製造するにあたり、前記鋼製軸基体
に浸炭適合鋼材を用い、前記肉盛層を鋼材表面が露出す
るまで切削することで前記凹凸状部の凹状部を形成し、
その後浸炭処理を行う構成としたことを特徴としてい
る。
置用被測定軸の製造方法は、鋼製軸基体の表面に高磁歪
材料よりなる肉盛層を形成し、前記肉盛層に凹凸状部を
形成した被測定軸を製造するにあたり、前記鋼製軸基体
に浸炭適合鋼材を用い、前記肉盛層を鋼材表面が露出す
るまで切削することで前記凹凸状部の凹状部を形成し、
その後浸炭処理を行う構成としたことを特徴としてい
る。
【0017】さらにまた、本発明に係わるトルク検出装
置用被測定軸の製造方法は、鋼製軸基体の表面に高磁歪
材料よりなる肉盛層を形成し、前記肉盛層に凹凸状部を
形成した被測定軸を製造するにあたり、前記鋼製軸基体
に窒化適合鋼材を用い、前記肉盛層を鋼材表面が露出す
るまで切削することで前記凹凸状部の凹状部を形成し、
その後窒化処理を行う構成としたことを特徴としてい
る。
置用被測定軸の製造方法は、鋼製軸基体の表面に高磁歪
材料よりなる肉盛層を形成し、前記肉盛層に凹凸状部を
形成した被測定軸を製造するにあたり、前記鋼製軸基体
に窒化適合鋼材を用い、前記肉盛層を鋼材表面が露出す
るまで切削することで前記凹凸状部の凹状部を形成し、
その後窒化処理を行う構成としたことを特徴としてい
る。
【0018】本発明において、被測定軸は、表面硬化処
理により高降伏点を有するものとなる材料を基体とし
て、その表面に高磁歪材料を肉盛等によって金属組織的
に融合させたものとしているが、ここで、用いられる基
体材料としては、JISに制定する機械構造用鋼鋼材、
例えば、機械構造用炭素鋼鋼材(SC材など)や、機械
構造用合金鋼鋼材(SCr材,SCM材,SNCM材な
ど)が用いられ、そのほか、窒化に適する鋼材として、
SACM645,SCM56,SCMV2,SACなど
が用いられる。そして、適宜、添加成分や組成を変える
ことにより、降伏点を向上させたものが用いられる。
理により高降伏点を有するものとなる材料を基体とし
て、その表面に高磁歪材料を肉盛等によって金属組織的
に融合させたものとしているが、ここで、用いられる基
体材料としては、JISに制定する機械構造用鋼鋼材、
例えば、機械構造用炭素鋼鋼材(SC材など)や、機械
構造用合金鋼鋼材(SCr材,SCM材,SNCM材な
ど)が用いられ、そのほか、窒化に適する鋼材として、
SACM645,SCM56,SCMV2,SACなど
が用いられる。そして、適宜、添加成分や組成を変える
ことにより、降伏点を向上させたものが用いられる。
【0019】また、被測定軸の表面において用いられる
高磁歪材料としては、金属Fe,金属Ni,Fe−Ni
合金,Fe−Al合金,Fe−Co合金などが用いら
れ、適宜、添加成分や組成を変えることにより、磁歪等
を向上させたものが用いられる。
高磁歪材料としては、金属Fe,金属Ni,Fe−Ni
合金,Fe−Al合金,Fe−Co合金などが用いら
れ、適宜、添加成分や組成を変えることにより、磁歪等
を向上させたものが用いられる。
【0020】そして、これら基体材料と、高磁歪材料と
は互いに金属組織的に融合して合金化するものであるこ
とが重要である。
は互いに金属組織的に融合して合金化するものであるこ
とが重要である。
【0021】そして、基体材料と、その表面に高磁歪材
料を金属組織的に融合させたものとするに際しては、T
IG溶接,プラズマ粉末溶接,レーザ溶接,電子ビーム
溶接,拡散などの手段が用いられる。
料を金属組織的に融合させたものとするに際しては、T
IG溶接,プラズマ粉末溶接,レーザ溶接,電子ビーム
溶接,拡散などの手段が用いられる。
【0022】以上の材料と工法とによって得られた被測
定軸の少なくとも高磁歪材料の部分(高磁歪材料の部分
だけ、および高磁歪材料の部分から基体材料の部分に及
ぶ場合を含む。)に、当該被測定軸の軸心方向に対し、
所定の角度をなす凹状部を円周方向に複数形成すること
によってこれら凹状部の間で円周方向に複数の凸状部が
形成されることによる形状磁気異方性部を設けるが、そ
のとき、少なくとも凹状部の底部は前記基体材料が露出
するように形成する。そして、この後前記基体材料に表
面硬化処理を施す。
定軸の少なくとも高磁歪材料の部分(高磁歪材料の部分
だけ、および高磁歪材料の部分から基体材料の部分に及
ぶ場合を含む。)に、当該被測定軸の軸心方向に対し、
所定の角度をなす凹状部を円周方向に複数形成すること
によってこれら凹状部の間で円周方向に複数の凸状部が
形成されることによる形状磁気異方性部を設けるが、そ
のとき、少なくとも凹状部の底部は前記基体材料が露出
するように形成する。そして、この後前記基体材料に表
面硬化処理を施す。
【0023】前記表面硬化処理において、浸炭を施す場
合には、浸炭層深さを例えば0.5〜1.2mm程度と
する。このとき、凹状部の底部では基体材料が露出して
いるため、この露出した部分が浸炭される。したがっ
て、被測定軸の疲労強度がより一層向上したものとな
る。
合には、浸炭層深さを例えば0.5〜1.2mm程度と
する。このとき、凹状部の底部では基体材料が露出して
いるため、この露出した部分が浸炭される。したがっ
て、被測定軸の疲労強度がより一層向上したものとな
る。
【0024】また、前記表面硬化処理において、窒化を
施す場合には、例えば、温度500〜550℃,NH3
含有量80〜90%の窒化雰囲気において時間15〜3
0Hrの窒化処理を採用することができる。
施す場合には、例えば、温度500〜550℃,NH3
含有量80〜90%の窒化雰囲気において時間15〜3
0Hrの窒化処理を採用することができる。
【0025】
【発明の作用】本発明者は、前記した従来の問題点の原
因が、表面に形成した高磁歪材料が炭素や窒素の浸透の
障壁として作用し、内部の基体材料に炭素や窒素が届か
ず、浸炭や窒化がなされないことにあることをつかん
だ。
因が、表面に形成した高磁歪材料が炭素や窒素の浸透の
障壁として作用し、内部の基体材料に炭素や窒素が届か
ず、浸炭や窒化がなされないことにあることをつかん
だ。
【0026】そのため、高磁歪材料の適当な場所に内部
の基体材料が露出する所を形成してやればよいことにな
る。その際、形状磁気異方性部を形成する凹状部の底部
を利用することにしたわけである。
の基体材料が露出する所を形成してやればよいことにな
る。その際、形状磁気異方性部を形成する凹状部の底部
を利用することにしたわけである。
【0027】本発明に係わるトルク検出装置において、
被測定軸は表面硬化処理により高降伏点を有するものと
なる材料を基体として、その表面に高磁歪材料を金属組
織的に融合させたものとし、被測定軸の少なくとも高磁
歪材料の部分に、当該被測定軸の軸心方向に対し所定の
角度をなす凹状部および/または凸状部を少なくとも凹
状部の底部で前記基体材料が露出するように形成した構
成とし、この後に表面硬化処理を行うことにより、基体
材料の高降伏点化が行われることとなり、良好なトルク
−出力特性と十分な疲労耐久性とを兼ね備えたトルク測
定装置となる。
被測定軸は表面硬化処理により高降伏点を有するものと
なる材料を基体として、その表面に高磁歪材料を金属組
織的に融合させたものとし、被測定軸の少なくとも高磁
歪材料の部分に、当該被測定軸の軸心方向に対し所定の
角度をなす凹状部および/または凸状部を少なくとも凹
状部の底部で前記基体材料が露出するように形成した構
成とし、この後に表面硬化処理を行うことにより、基体
材料の高降伏点化が行われることとなり、良好なトルク
−出力特性と十分な疲労耐久性とを兼ね備えたトルク測
定装置となる。
【0028】すなわち、凹状部の底部に基体材料が露出
する構成としたため、表面硬化処理である例えば浸炭や
窒化処理などにより、露出した部分から基体材料の内部
に炭素や窒素などが浸透し、これによって表面が硬化さ
れる。
する構成としたため、表面硬化処理である例えば浸炭や
窒化処理などにより、露出した部分から基体材料の内部
に炭素や窒素などが浸透し、これによって表面が硬化さ
れる。
【0029】この場合、露出部分の表面硬さは実用トル
ク域で使えるようにするには、Hv600以上であるこ
とが望ましい。また、一方、あまり硬化させると、脆く
なるので、Hv800以下であることが望ましい。
ク域で使えるようにするには、Hv600以上であるこ
とが望ましい。また、一方、あまり硬化させると、脆く
なるので、Hv800以下であることが望ましい。
【0030】そして、トルク領域の拡大にはHv550
以上の有効硬化層深さが0.2mm以上であることが望
ましい。
以上の有効硬化層深さが0.2mm以上であることが望
ましい。
【0031】これら表面硬化処理により基体材料の高降
伏点化がなされ、低トルク域から高トルク域まで安定し
たトルク−出力特性が得られるようになる。
伏点化がなされ、低トルク域から高トルク域まで安定し
たトルク−出力特性が得られるようになる。
【0032】本発明においては、高磁歪材料を支える基
体材料の高降伏点化すなわち表面硬化が目的であるか
ら、凹状部の底部に基体材料を露出させ、その上からシ
ョットピーニング,冷間圧延,冷間鍛伸などの物理的機
械加工による表面硬化も有効である。この場合、高磁歪
材料にはこれらの機械加工による硬化作用は必ずしも必
要としないが、基体材料と同時にこれらの硬化作用を受
けても実害はない。
体材料の高降伏点化すなわち表面硬化が目的であるか
ら、凹状部の底部に基体材料を露出させ、その上からシ
ョットピーニング,冷間圧延,冷間鍛伸などの物理的機
械加工による表面硬化も有効である。この場合、高磁歪
材料にはこれらの機械加工による硬化作用は必ずしも必
要としないが、基体材料と同時にこれらの硬化作用を受
けても実害はない。
【0033】
【実施例】次に、本発明に係わるトルク検出装置の実施
例を比較例とともに説明する。
例を比較例とともに説明する。
【0034】(実施例1)図1は、本発明に係わるトル
ク検出装置の一実施例を示すものであって、このトルク
検出装置1は、表面硬化処理により高降伏点を有するも
のとなる材料を基体2aとして、その表面に高磁歪材料
2bを金属組織的に融合させたものとした被測定軸2を
そなえ、前記被測定軸2の高磁歪材料2bの部分に、当
該被測定軸2の軸心方向に対し左右対称の所定角度をな
す凹状部3a,3bを円周方向に複数形成することによ
ってこれら凹状部3a,3bの間で円周方向に複数の凸
状部4a,4bが形成されることにより形状磁気異方性
部を設け、前記形状磁気異方性部に対向させて被測定軸
2の外周側にコイル5a,5bを隙間6を介して配置
し、コイル5a,5bの外側に高透磁率材料よりなるヨ
ーク7を設けた構造をなすものである。
ク検出装置の一実施例を示すものであって、このトルク
検出装置1は、表面硬化処理により高降伏点を有するも
のとなる材料を基体2aとして、その表面に高磁歪材料
2bを金属組織的に融合させたものとした被測定軸2を
そなえ、前記被測定軸2の高磁歪材料2bの部分に、当
該被測定軸2の軸心方向に対し左右対称の所定角度をな
す凹状部3a,3bを円周方向に複数形成することによ
ってこれら凹状部3a,3bの間で円周方向に複数の凸
状部4a,4bが形成されることにより形状磁気異方性
部を設け、前記形状磁気異方性部に対向させて被測定軸
2の外周側にコイル5a,5bを隙間6を介して配置
し、コイル5a,5bの外側に高透磁率材料よりなるヨ
ーク7を設けた構造をなすものである。
【0035】この場合、コイル5a,5bは図11に示
したのと同様の回路構成として抵抗(111,112)
と共にブリッジ回路を形成し、被測定軸2を磁路の一部
とする磁気回路を形成する励磁手段と、被測定軸2の磁
歪成分を検出する検出手段とを兼ねたものとなってい
る。
したのと同様の回路構成として抵抗(111,112)
と共にブリッジ回路を形成し、被測定軸2を磁路の一部
とする磁気回路を形成する励磁手段と、被測定軸2の磁
歪成分を検出する検出手段とを兼ねたものとなってい
る。
【0036】図2は、図1に示した構造のトルク検出装
置1において被測定軸2の形状磁気異方性部が設けられ
た高磁歪材料の部分を拡大して示すものであって、被測
定軸2の基体2aの材料として、JIS SCM420
に相当する合金鋼を使用してこれを直径29mmに加工
したものを用い、この表面に設けられる高磁歪材料2b
として、Al:13重量%を含み残部FeよりなるFe
−Al合金を用いてプラズマ粉末溶接により基体2aの
表面で金属組織的に融合させたものとする。
置1において被測定軸2の形状磁気異方性部が設けられ
た高磁歪材料の部分を拡大して示すものであって、被測
定軸2の基体2aの材料として、JIS SCM420
に相当する合金鋼を使用してこれを直径29mmに加工
したものを用い、この表面に設けられる高磁歪材料2b
として、Al:13重量%を含み残部FeよりなるFe
−Al合金を用いてプラズマ粉末溶接により基体2aの
表面で金属組織的に融合させたものとする。
【0037】その後、外周の切削により直径31mmと
し、さらに幅1.0mm,深さ1.5mmの凹状部3
a,3bを円周方向に等間隔で32個所切削することに
より相対的に凸状部4a,4bを形成させ、少なくとも
凹状部3a,3bの底部で基体材料が露出するように
し、これら凹状部3a,3bおよび凸状部4a,4bに
よって形状磁気異方性部を設け、これを910℃で2時
間ガス浸炭した後、焼入れ焼戻しを施すことによって被
測定軸2とした。
し、さらに幅1.0mm,深さ1.5mmの凹状部3
a,3bを円周方向に等間隔で32個所切削することに
より相対的に凸状部4a,4bを形成させ、少なくとも
凹状部3a,3bの底部で基体材料が露出するように
し、これら凹状部3a,3bおよび凸状部4a,4bに
よって形状磁気異方性部を設け、これを910℃で2時
間ガス浸炭した後、焼入れ焼戻しを施すことによって被
測定軸2とした。
【0038】このときの凹状部3a,3bの底部に露出
した基体材料の表面硬さはHv710であり、硬さHv
550以上の有効硬化層深さは0.85mmとなってい
た。
した基体材料の表面硬さはHv710であり、硬さHv
550以上の有効硬化層深さは0.85mmとなってい
た。
【0039】ここで重要なことは、図2に示すように、
高磁歪材料2bの部分を広範囲にわたって凹状部3a,
3bが占めているようにすることである。そして、凸状
部4a,4bの幅、および左右の凹状部3a,3b/凸
状部4a,4bの間の間隔、ならびに両端の基体材料と
の境界部分と凹状部3a,3b/凸状部4a,4bとの
間隔はいずれも3mm以下とすることが、浸透の効果の
面で望ましい。
高磁歪材料2bの部分を広範囲にわたって凹状部3a,
3bが占めているようにすることである。そして、凸状
部4a,4bの幅、および左右の凹状部3a,3b/凸
状部4a,4bの間の間隔、ならびに両端の基体材料と
の境界部分と凹状部3a,3b/凸状部4a,4bとの
間隔はいずれも3mm以下とすることが、浸透の効果の
面で望ましい。
【0040】この場合、浸炭などの処理条件により有効
硬化層深さは可変であるが、通常の場合には1.5mm
以内とするのが生産性の面で適切なため、両側面から浸
透する距離として3mm以下とすることが望ましい。
硬化層深さは可変であるが、通常の場合には1.5mm
以内とするのが生産性の面で適切なため、両側面から浸
透する距離として3mm以下とすることが望ましい。
【0041】これらにより、基体材料が露出している凹
状部3a,3bの底部から、浸炭硬化処理による炭素が
基体材料に浸透し、図3に示すように、高磁歪材料2b
の下部にまで炭素が回り込んで硬化層(浸炭層)8が形
成される。このため基体材料の表面部分がほぼ全域にわ
たって硬化され、高降伏点化することによりトルク検出
範囲が拡大することになる。なお、この場合、凹状部3
a,3bの底部全てで基体材料部分が露出している必要
はなく、一部に高磁歪材料2bが残っていても支障はな
い。
状部3a,3bの底部から、浸炭硬化処理による炭素が
基体材料に浸透し、図3に示すように、高磁歪材料2b
の下部にまで炭素が回り込んで硬化層(浸炭層)8が形
成される。このため基体材料の表面部分がほぼ全域にわ
たって硬化され、高降伏点化することによりトルク検出
範囲が拡大することになる。なお、この場合、凹状部3
a,3bの底部全てで基体材料部分が露出している必要
はなく、一部に高磁歪材料2bが残っていても支障はな
い。
【0042】この実施例におけるトルク検出装置1のト
ルク−出力特性は、図4に示すように、トルクと出力が
比例する範囲が広いものとなっており、トルク90kg
f・mまでの実験では、良好な直線性を保っており、出
力飽和は見られないことが認められた。
ルク−出力特性は、図4に示すように、トルクと出力が
比例する範囲が広いものとなっており、トルク90kg
f・mまでの実験では、良好な直線性を保っており、出
力飽和は見られないことが認められた。
【0043】(比較例1)図10に示した従来のトルク
検出装置101において、図5は、被測定軸102の形
状磁気異方性部が設けられた高磁歪材料の部分を拡大し
て示すものであって、被測定軸102の基体102aの
材料として、JIS SCM420に相当する合金鋼を
使用してこれを直径27mmに加工したものを用い、こ
の表面に設けられる高磁歪材料102bとして、Al:
13重量%を含み残部FeよりなるFe−Al合金を用
いてプラズマ粉末溶接により基体102aの表面で金属
組織的に融合させたものとする。
検出装置101において、図5は、被測定軸102の形
状磁気異方性部が設けられた高磁歪材料の部分を拡大し
て示すものであって、被測定軸102の基体102aの
材料として、JIS SCM420に相当する合金鋼を
使用してこれを直径27mmに加工したものを用い、こ
の表面に設けられる高磁歪材料102bとして、Al:
13重量%を含み残部FeよりなるFe−Al合金を用
いてプラズマ粉末溶接により基体102aの表面で金属
組織的に融合させたものとする。
【0044】その後、外周の切削により直径31mmと
し、さらに幅1.0mm,深さ1.5mmの凹状部10
3a,103bを円周方向に等間隔で32個所切削する
ことによって相対的に凸状部104a,104bを形成
させ、これら凹状部103a,103bおよび凸状部1
04a,104bによって形状磁気異方性部を設け、こ
れを850℃で浸炭焼入れした後、焼戻しを施すことに
よって被測定軸102とした。
し、さらに幅1.0mm,深さ1.5mmの凹状部10
3a,103bを円周方向に等間隔で32個所切削する
ことによって相対的に凸状部104a,104bを形成
させ、これら凹状部103a,103bおよび凸状部1
04a,104bによって形状磁気異方性部を設け、こ
れを850℃で浸炭焼入れした後、焼戻しを施すことに
よって被測定軸102とした。
【0045】この場合、外周の切削後において高磁歪材
料102bの厚みが2mmとなっているため、前記実施
例と同じく深さ1.5mmの凹状部103a,103b
を形成しても、図6に示すように、凹状部103a,1
03bの底部に高磁歪材料102bが残っていて基体材
料102aが露出することはない。
料102bの厚みが2mmとなっているため、前記実施
例と同じく深さ1.5mmの凹状部103a,103b
を形成しても、図6に示すように、凹状部103a,1
03bの底部に高磁歪材料102bが残っていて基体材
料102aが露出することはない。
【0046】従って、高磁歪材料102bのFe−Al
合金に妨げられ、基体材料は浸炭されない。
合金に妨げられ、基体材料は浸炭されない。
【0047】そのため、降伏点が低く、トルク−出力特
性の出力飽和が低トルクで起こってしまう。
性の出力飽和が低トルクで起こってしまう。
【0048】そして、この比較例1におけるトルク検出
装置101のトルク−出力特性は、図7に示すように、
トルクと出力が比例する範囲が狭く、出力飽和トルクは
50kgf・mであった。
装置101のトルク−出力特性は、図7に示すように、
トルクと出力が比例する範囲が狭く、出力飽和トルクは
50kgf・mであった。
【0049】(評価結果1)これらの結果より明らかな
ように、本発明に係わるトルク検出装置1は、従来のト
ルク検出装置101に比べてその1.8倍も計測トルク
域を拡大することができた。
ように、本発明に係わるトルク検出装置1は、従来のト
ルク検出装置101に比べてその1.8倍も計測トルク
域を拡大することができた。
【0050】また、被測定軸2は、浸炭などの表面処理
により高降伏点を有する材料を基体2aとし、この基体
2aの表面では高磁歪材料2bが金属組織的に融合して
一体化したものとなっているため、疲労試験を実施して
も、高磁歪材料2bの剥離などの問題や出力異常の発生
は認められず、10万回以上の優れた耐久性を示した。
により高降伏点を有する材料を基体2aとし、この基体
2aの表面では高磁歪材料2bが金属組織的に融合して
一体化したものとなっているため、疲労試験を実施して
も、高磁歪材料2bの剥離などの問題や出力異常の発生
は認められず、10万回以上の優れた耐久性を示した。
【0051】(実施例2)図8の(A)に示すように、
直径30mmのJIS SCM420よりなる鋼製軸基
体12aに、図8の(B−1),(B−2)に示すよう
に、高磁歪材料であるFe−65重量%Ni合金を粉末
肉盛溶接にて肉盛することによって、幅15mm,厚さ
ほぼ1mmでかつ軸を一周する二つの高磁歪材料よりな
る肉盛層12b,12bを8mmの間隔をおいて形成し
た後、切削加工にて、幅2mm,軸方向長さ13mm,
深さ1.2mmで、図8の(C−1),(C−2)に示
すように、軸心方向に対して傾斜した凹状部13a,1
3bを円周方向に複数形成し、相対的に凸状部14a,
14bを円周方向に複数形成した。
直径30mmのJIS SCM420よりなる鋼製軸基
体12aに、図8の(B−1),(B−2)に示すよう
に、高磁歪材料であるFe−65重量%Ni合金を粉末
肉盛溶接にて肉盛することによって、幅15mm,厚さ
ほぼ1mmでかつ軸を一周する二つの高磁歪材料よりな
る肉盛層12b,12bを8mmの間隔をおいて形成し
た後、切削加工にて、幅2mm,軸方向長さ13mm,
深さ1.2mmで、図8の(C−1),(C−2)に示
すように、軸心方向に対して傾斜した凹状部13a,1
3bを円周方向に複数形成し、相対的に凸状部14a,
14bを円周方向に複数形成した。
【0052】そして、850℃×1hrの条件でガス浸
炭を行うことによって、図8の(D)に示すように凹状
部13a,13bの底部に硬化層(浸炭層)18を形成
したトルク検出装置用被測定軸12を作製した。
炭を行うことによって、図8の(D)に示すように凹状
部13a,13bの底部に硬化層(浸炭層)18を形成
したトルク検出装置用被測定軸12を作製した。
【0053】(比較例2)実施例2と同様に、Fe−N
i合金を用い、比較例2−1として、直径30mmのJ
IS SCM20よりなる鋼製軸基体に、幅15mm,
厚さ1mmの肉盛層を8mmの間隔をおいて二つ形成し
た後、切削ではなく転造によって、幅2mm,軸方向長
さ13mm,深さ1.2mmの凹状部を円周方向に複数
形成し、これによって相対的に凸状部を円周方向に複数
形成した。また、比較例2−2として、直径を50mm
としたものも製造した。
i合金を用い、比較例2−1として、直径30mmのJ
IS SCM20よりなる鋼製軸基体に、幅15mm,
厚さ1mmの肉盛層を8mmの間隔をおいて二つ形成し
た後、切削ではなく転造によって、幅2mm,軸方向長
さ13mm,深さ1.2mmの凹状部を円周方向に複数
形成し、これによって相対的に凸状部を円周方向に複数
形成した。また、比較例2−2として、直径を50mm
としたものも製造した。
【0054】(評価結果2)これら実施例2,比較例2
のトルク検出装置用被測定軸について、疲労強度を求め
たところ、図9に示す結果であった。
のトルク検出装置用被測定軸について、疲労強度を求め
たところ、図9に示す結果であった。
【0055】図9に示すように、実施例2のものは比較
例2−1の直径30mmのものに比べてかなり良好な疲
労強度を呈するだけでなく、比較例2−2の直径50m
mのものよりも更に良好な疲労強度を呈した、そして、
比較例2−2の直径50mmのものの重量を「1」とす
ると、実施例2のものの重量は「約0.35」しかない
ことになることから、実施例2のトルク検出装置用被測
定軸によれば、大幅な軽量化が可能となった。
例2−1の直径30mmのものに比べてかなり良好な疲
労強度を呈するだけでなく、比較例2−2の直径50m
mのものよりも更に良好な疲労強度を呈した、そして、
比較例2−2の直径50mmのものの重量を「1」とす
ると、実施例2のものの重量は「約0.35」しかない
ことになることから、実施例2のトルク検出装置用被測
定軸によれば、大幅な軽量化が可能となった。
【0056】なお、実施例2のトルク検出装置用被測定
軸12の凹状部13a,13bの底部における硬さを計
測したところ、ビーカッス硬さHvで700以上である
ことがわかった。また、浸炭層18の深さは0.5〜
1.2mmであった。そして、このトルク検出装置用被
測定軸12によってトルクを測定したところ、実用上十
分な磁歪感度を有するものであることがわかった。
軸12の凹状部13a,13bの底部における硬さを計
測したところ、ビーカッス硬さHvで700以上である
ことがわかった。また、浸炭層18の深さは0.5〜
1.2mmであった。そして、このトルク検出装置用被
測定軸12によってトルクを測定したところ、実用上十
分な磁歪感度を有するものであることがわかった。
【0057】そのほか、疲労強度の向上は、凹状部13
a,13bの底部における硬さがビッカース硬さHvで
少なくとも600以上あることによるものと考えられる
から、浸炭ではなく、浸炭窒化や窒化などによっても同
様の作用・効果が期待できる。
a,13bの底部における硬さがビッカース硬さHvで
少なくとも600以上あることによるものと考えられる
から、浸炭ではなく、浸炭窒化や窒化などによっても同
様の作用・効果が期待できる。
【0058】そこで、510℃で27時間にわたりNH
3ガスを80%含む雰囲気下で分解Nを拡散する条件に
て、凹状部の底部におけるビッカース硬さHvが600
以上のトルク検出装置用被測定軸12を製造し、これに
ついても疲労強度を測定したところ、図9に示した浸炭
によるものと同様の良好な結果が得られた。また、窒化
によっても磁歪感度が低下することがなかった。
3ガスを80%含む雰囲気下で分解Nを拡散する条件に
て、凹状部の底部におけるビッカース硬さHvが600
以上のトルク検出装置用被測定軸12を製造し、これに
ついても疲労強度を測定したところ、図9に示した浸炭
によるものと同様の良好な結果が得られた。また、窒化
によっても磁歪感度が低下することがなかった。
【0059】このように、実施例2のトルク検出装置用
被測定軸12によれば、細くても十分な疲労強度を有
し、長期にわたって信頼性の高いトルク測定を行うこと
ができる。しかも、実施例2で採用した製造方法によれ
ば、磁歪感度を損なうこともない。
被測定軸12によれば、細くても十分な疲労強度を有
し、長期にわたって信頼性の高いトルク測定を行うこと
ができる。しかも、実施例2で採用した製造方法によれ
ば、磁歪感度を損なうこともない。
【0060】
【発明の効果】本発明に係わるトルク検出装置用被測定
軸は、鋼製軸基体の表面に高磁歪材料を金属組織的に融
合させてあり、前記鋼製軸の少なくとも高磁歪材料の部
分に、当該鋼製軸の軸心方向に対し所定の角度をなす凹
状部および/または凸状部を形成してあり、少なくとも
凹状部の底部は前記基体材料部分が露出している構成と
し、実施態様においては凹状部の底部で露出した基体材
料部分の表面硬さがビッカース硬さHv600以上とな
っている構成とし、また、本発明に係わるトルク検出装
置は、被測定軸と、前記被測定軸を磁路の一部とする磁
気回路を形成する励磁手段と、前記被測定軸の磁歪成分
を検出する検出手段を具備してなるトルク検出装置にお
いて、前記被測定軸は表面硬化処理により高降伏点を有
するものとなる材料を基体として、その表面に高磁歪材
料を金属組織的に融合させたものとし、被測定軸の少な
くとも高磁歪材料の部分に、当該被測定軸の軸心方向に
対し所定の角度をなす凹状部および/または凸状部を形
成し、少なくとも凹状部の底部は前記基体材料が露出し
ている構成とし、さらに、本発明に係わる被測定軸の製
造方法では、被測定軸と、前記被測定軸を磁路の一部と
する磁気回路を形成する励磁手段と、前記被測定軸の磁
歪成分を検出する検出手段を具備してなるトルク検出装
置の前記被測定軸を製造するにあたり、前記被測定軸の
基体として表面硬化処理により高降伏点を有するものと
なる材料を用い、前記基体の表面に高磁歪材料を金属組
織的に融合させたのち、前記被測定軸の少なくとも高磁
歪材料の部分に、当該被測定軸の軸心方向に対し所定の
角度をなす凹状部および/または凸状部を形成し、少な
くとも凹状部の底部で前記基体材料を露出させる構成と
したから、トルク検出装置の被測定軸として利用できる
基体材料の範囲を拡大することが可能であると共に、ト
ルク−出力特性の飽和出力トルクを大幅に向上させるこ
とが可能であり、低トルク領域から高トルク領域まで安
定してトルクの検出が可能であるうえに、高トルクを繰
り返し受けたときでも高磁歪材料の剥離が生じがたい耐
久性に優れたものとなって、安定したトルク−出力特性
を長期にわたって得ることが可能であるという著しく優
れた効果がもたらされる。
軸は、鋼製軸基体の表面に高磁歪材料を金属組織的に融
合させてあり、前記鋼製軸の少なくとも高磁歪材料の部
分に、当該鋼製軸の軸心方向に対し所定の角度をなす凹
状部および/または凸状部を形成してあり、少なくとも
凹状部の底部は前記基体材料部分が露出している構成と
し、実施態様においては凹状部の底部で露出した基体材
料部分の表面硬さがビッカース硬さHv600以上とな
っている構成とし、また、本発明に係わるトルク検出装
置は、被測定軸と、前記被測定軸を磁路の一部とする磁
気回路を形成する励磁手段と、前記被測定軸の磁歪成分
を検出する検出手段を具備してなるトルク検出装置にお
いて、前記被測定軸は表面硬化処理により高降伏点を有
するものとなる材料を基体として、その表面に高磁歪材
料を金属組織的に融合させたものとし、被測定軸の少な
くとも高磁歪材料の部分に、当該被測定軸の軸心方向に
対し所定の角度をなす凹状部および/または凸状部を形
成し、少なくとも凹状部の底部は前記基体材料が露出し
ている構成とし、さらに、本発明に係わる被測定軸の製
造方法では、被測定軸と、前記被測定軸を磁路の一部と
する磁気回路を形成する励磁手段と、前記被測定軸の磁
歪成分を検出する検出手段を具備してなるトルク検出装
置の前記被測定軸を製造するにあたり、前記被測定軸の
基体として表面硬化処理により高降伏点を有するものと
なる材料を用い、前記基体の表面に高磁歪材料を金属組
織的に融合させたのち、前記被測定軸の少なくとも高磁
歪材料の部分に、当該被測定軸の軸心方向に対し所定の
角度をなす凹状部および/または凸状部を形成し、少な
くとも凹状部の底部で前記基体材料を露出させる構成と
したから、トルク検出装置の被測定軸として利用できる
基体材料の範囲を拡大することが可能であると共に、ト
ルク−出力特性の飽和出力トルクを大幅に向上させるこ
とが可能であり、低トルク領域から高トルク領域まで安
定してトルクの検出が可能であるうえに、高トルクを繰
り返し受けたときでも高磁歪材料の剥離が生じがたい耐
久性に優れたものとなって、安定したトルク−出力特性
を長期にわたって得ることが可能であるという著しく優
れた効果がもたらされる。
【図1】本発明の実施例1によるトルク検出装置を示す
説明図である。
説明図である。
【図2】図1に示したトルク検出装置における被測定軸
の高磁歪材料の部分を拡大して示す説明図である。
の高磁歪材料の部分を拡大して示す説明図である。
【図3】図2に示した被測定軸の断面を拡大して示す説
明図である。
明図である。
【図4】本発明の実施例1によるトルク検出装置のトル
ク−出力特性の一例を示すグラフである。
ク−出力特性の一例を示すグラフである。
【図5】図10に示したトルク検出装置における被測定
軸の高磁歪材料の部分を拡大して示す説明図である。
軸の高磁歪材料の部分を拡大して示す説明図である。
【図6】図5に示した被測定軸の断面を拡大して示す説
明図である。
明図である。
【図7】本発明の比較例1によるトルク検出装置のトル
ク−出力特性の一例を示すグラフである。
ク−出力特性の一例を示すグラフである。
【図8】本発明の実施例2におけるトルク検出装置用被
測定軸の製造工程を順次示す説明図である。
測定軸の製造工程を順次示す説明図である。
【図9】本発明の実施例2および比較例2におけるトル
ク検出装置用被測定軸の疲労強度を調べた結果を示すグ
ラフである。
ク検出装置用被測定軸の疲労強度を調べた結果を示すグ
ラフである。
【図10】従来のトルク検出装置の一例を示す説明図で
ある。
ある。
【図11】トルク検出装置の励磁手段および検出手段を
形成する回路の一例を示す説明図である。
形成する回路の一例を示す説明図である。
【図12】従来のトルク検出装置のトルク−出力特性の
一例を示すグラフである。
一例を示すグラフである。
1 トルク検出装置 2 被測定軸 2a 被測定軸の基体 2b 高磁歪材料 3a,3b 凹状部 4a,4b 凸状部 5a,5b コイル(励磁手段兼検出手段) 6 隙間 7 ヨーク 8 硬化層(浸炭層) 12 被測定軸 12a 鋼製軸基体 12b 高磁歪材料よりなる肉盛層 13a,13b 凹状部 14a,14b 凸状部 18 硬化層(浸炭層)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柴 田 格 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 島 田 宗 勝 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 永 田 雅 愛知県名古屋市緑区鳴海町字伝治山98番地 3 (72)発明者 花 嶋 繁 雄 愛知県東海市荒尾町勝山1番地の7
Claims (12)
- 【請求項1】 鋼製軸基体の表面に高磁歪材料を金属組
織的に融合させてあり、前記鋼製軸の少なくとも高磁歪
材料の部分に、当該鋼製軸の軸心方向に対し所定の角度
をなす凹状部および/または凸状部を形成してあり、少
なくとも凹状部の底部は前記基体材料部分が露出してい
ることを特徴とするトルク検出装置用被測定軸。 - 【請求項2】 凹状部の底部で露出した基体材料部分の
表面硬さがビッカース硬さHv600以上となっている
ことを特徴とする請求項1に記載のトルク検出装置用被
測定軸。 - 【請求項3】 被測定軸と、前記被測定軸を磁路の一部
とする磁気回路を形成する励磁手段と、前記被測定軸の
磁歪成分を検出する検出手段を具備してなるトルク検出
装置において、前記被測定軸は表面硬化処理により高降
伏点を有するものとなる材料を基体として、その表面に
高磁歪材料を金属組織的に融合させたものとし、被測定
軸の少なくとも高磁歪材料の部分に、当該被測定軸の軸
心方向に対し所定の角度をなす凹状部および/または凸
状部を形成し、少なくとも凹状部の底部は前記基体材料
が露出していることを特徴とするトルク検出装置。 - 【請求項4】 凹状部の底部で露出した基体材料に表面
硬化処理が施されていることを特徴とする請求項3に記
載のトルク検出装置。 - 【請求項5】 凹状部の底部における露出部分の表面硬
さがHv600以上、硬さHv550以上の有効硬化層
深さが0.2mm以上に表面硬化処理が施されているこ
とを特徴とする請求項3または4に記載のトルク検出装
置。 - 【請求項6】 表面硬化処理は、浸炭,浸炭窒化,窒化
などの化学的熱処理加工と、ショットピーニング,冷間
圧延,冷間鍛伸などの物理的機械加工のうちから選択さ
れる少なくともいずれかによるものであることを特徴と
する請求項4または5に記載のトルク検出装置。 - 【請求項7】 被測定軸と、前記被測定軸を磁路の一部
とする磁気回路を形成する励磁手段と、前記被測定軸の
磁歪成分を検出する検出手段を具備してなるトルク検出
装置の前記被測定軸を製造するにあたり、前記被測定軸
の基体として表面硬化処理により高降伏点を有するもの
となる材料を用い、前記基体の表面に高磁歪材料を金属
組織的に融合させたのち、前記被測定軸の少なくとも高
磁歪材料の部分に、当該被測定軸の軸心方向に対し所定
の角度をなす凹状部および/または凸状部を形成し、少
なくとも凹状部の底部で前記基体材料を露出させること
を特徴とするトルク検出装置用被測定軸の製造方法。 - 【請求項8】 凹状部の底部で基体材料を露出させ、そ
の後前記基体材料に表面硬化処理を施すことを特徴とす
る請求項7に記載のトルク検出装置用被測定軸の製造方
法。 - 【請求項9】 凹状部の底部における露出部分の表面硬
さがHv600以上、硬さHv550以上の有効硬化層
深さが0.2mm以上に表面硬化処理を施すことを特徴
とする請求項7または8に記載のトルク検出装置用被測
定軸の製造方法。 - 【請求項10】 表面硬化処理は、浸炭,浸炭窒化,窒
化などの化学的熱処理加工と、ショットピーニング,冷
間圧延,冷間鍛伸などの物理的機械加工のうちから選択
される少なくともいずれかによるものであることを特徴
とする請求項8または9に記載のトルク検出装置用被測
定軸の製造方法。 - 【請求項11】 鋼製軸基体の表面に高磁歪材料よりな
る肉盛層を形成し、前記肉盛層に凹凸状部を形成した被
測定軸を製造するにあたり、前記鋼製軸基体に浸炭適合
鋼材を用い、前記肉盛層を鋼材表面が露出するまで切削
することで前記凹凸状部の凹状部を形成し、その後浸炭
処理を行うことを特徴とするトルク検出装置用被測定軸
の製造方法。 - 【請求項12】 鋼製軸基体の表面に高磁歪材料よりな
る肉盛層を形成し、前記肉盛層に凹凸状部を形成した被
測定軸を製造するにあたり、前記鋼製軸基体に窒化適合
鋼材を用い、前記肉盛層を鋼材表面が露出するまで切削
することで前記凹凸状部の凹状部を形成し、その後窒化
処理を行うことを特徴とするトルク検出装置用被測定軸
の製造方法。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4028339A JP2765340B2 (ja) | 1991-07-12 | 1992-02-14 | 被測定軸,トルク検出装置および被測定軸の製造方法 |
| US07/868,116 US5280729A (en) | 1991-04-30 | 1992-04-14 | Magnetostrictive torque detecting apparatus |
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| JP17272591 | 1991-07-12 | ||
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|---|---|
| JPH0572064A true JPH0572064A (ja) | 1993-03-23 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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1992
- 1992-02-14 JP JP4028339A patent/JP2765340B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| US10184847B2 (en) | 2015-06-23 | 2019-01-22 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Magnetostrictive sensor, magnetic structure and production method thereof, motor drive device provided with magnetostrictive sensor, and motor assisted bicycle |
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