JPS5916949A - 軟窒化用鋼 - Google Patents
軟窒化用鋼Info
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- JPS5916949A JPS5916949A JP12303382A JP12303382A JPS5916949A JP S5916949 A JPS5916949 A JP S5916949A JP 12303382 A JP12303382 A JP 12303382A JP 12303382 A JP12303382 A JP 12303382A JP S5916949 A JPS5916949 A JP S5916949A
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- JP
- Japan
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- steel
- soft
- less
- ductility
- amount
- Prior art date
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- Pending
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- Solid-Phase Diffusion Into Metallic Material Surfaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は軟窒化用鋼、特に軟窒化処理後の芯部の靭性が
優れ、かつ表面硬化層の延性も優れた軟窒化用鋼に関す
る。
優れ、かつ表面硬化層の延性も優れた軟窒化用鋼に関す
る。
軟窒化処理は、AI 変態点以下、一般に570℃程
度の温度で、例えばシアン系化合物の塩浴、+−t X
ガス(吸熱型変性ガス)またはNX ガス(発熱型変性
ガス)等により被処理物を処理して、窒素と共に一部の
炭素を鋼中に侵入させ、表層部を硬化させる表面硬化法
の1種である。
度の温度で、例えばシアン系化合物の塩浴、+−t X
ガス(吸熱型変性ガス)またはNX ガス(発熱型変性
ガス)等により被処理物を処理して、窒素と共に一部の
炭素を鋼中に侵入させ、表層部を硬化させる表面硬化法
の1種である。
この方法は浸炭−焼入法の如く被処理物に大きな歪を生
じさせることかなく、また窒化法の如く長時間を要する
こともないので、機械部品等の量産に適した方法である
が、これに適する鋼種としての軟窒化用鋼の開発は未だ
十分でなく、知時間の軟窒化処理で所望の特性が得られ
るものはこれ壕でみられなかった。
じさせることかなく、また窒化法の如く長時間を要する
こともないので、機械部品等の量産に適した方法である
が、これに適する鋼種としての軟窒化用鋼の開発は未だ
十分でなく、知時間の軟窒化処理で所望の特性が得られ
るものはこれ壕でみられなかった。
例えば、従来多用されている軟窒化用鋼としてはJIS
−SCM、435 (0,35C−0,75Mn −
1,ICr −0,2Mo )やSACM 645 (
0,45C−0,4St−1,5Cr −0,2Mo
−1,OAA )かある。また、Cr系肌焼鋼に■を添
加した軟窒化用鋼も2.3提案されており、外国規格(
AISI 6118)もある。
−SCM、435 (0,35C−0,75Mn −
1,ICr −0,2Mo )やSACM 645 (
0,45C−0,4St−1,5Cr −0,2Mo
−1,OAA )かある。また、Cr系肌焼鋼に■を添
加した軟窒化用鋼も2.3提案されており、外国規格(
AISI 6118)もある。
軟窒化処理は低温処理であるために、熱処理歪は浸炭−
焼入法などに比べて非常に少ないものの、これを完全に
なくすことは不可能であり、特に非対称形の被処理材で
はかなりの歪が生ずる。このため、被処理材には、通常
、軟窒化処理後に若干の塑性変形を伴う冷間矯正加工を
施すが、前記の従来鋼にこれを施すと、表面に微細なり
ラックが生じる。これは、従来鋼に株0.2%以上のC
rが添加されており、特KSACM645などにはさら
に多量のMが添加されているため、最表面層にCr窒化
物やA7窒化物を含む非常に硬くて脆い化合物層が生成
し、耐摩耗性は向上するものの、表面層の延性の劣化が
甚しくなるためである。
焼入法などに比べて非常に少ないものの、これを完全に
なくすことは不可能であり、特に非対称形の被処理材で
はかなりの歪が生ずる。このため、被処理材には、通常
、軟窒化処理後に若干の塑性変形を伴う冷間矯正加工を
施すが、前記の従来鋼にこれを施すと、表面に微細なり
ラックが生じる。これは、従来鋼に株0.2%以上のC
rが添加されており、特KSACM645などにはさら
に多量のMが添加されているため、最表面層にCr窒化
物やA7窒化物を含む非常に硬くて脆い化合物層が生成
し、耐摩耗性は向上するものの、表面層の延性の劣化が
甚しくなるためである。
また、従来の■添加Cr系肌焼鋼では、■添加量が0.
05%以上、通常は0.1%以上であるため、芯部にお
いて粗大な■炭窒化物が生成し、芯部の靭性が劣ってお
り、さらに経済的にも問題があったO さらIc 1Cr ’? AA’を多量に添加した上記
のSACM645の場合、上述した矯正加工時のクラッ
ク発生の問題のほかに、軟窒化処理後に表面部から芯部
への硬さ勾配が急激になりすぎ、高負荷下に使用される
歯車やベアリングなどでは表面硬化部と芯部の境界付近
からの剥離現象が起きやすく、疲労強度、耐ピツチング
性あるいは耐スポーリング性の点でも問題があった。こ
の急激な硬さ勾配は、表面硬さがCrおよびAlの高含
有によりHV800〜1100と非常に高くなるのに対
して、有効硬化深さくビッカース硬さHV=400に対
応する表面からの距離)は高々0.15n程度と小さい
ことによる。
05%以上、通常は0.1%以上であるため、芯部にお
いて粗大な■炭窒化物が生成し、芯部の靭性が劣ってお
り、さらに経済的にも問題があったO さらIc 1Cr ’? AA’を多量に添加した上記
のSACM645の場合、上述した矯正加工時のクラッ
ク発生の問題のほかに、軟窒化処理後に表面部から芯部
への硬さ勾配が急激になりすぎ、高負荷下に使用される
歯車やベアリングなどでは表面硬化部と芯部の境界付近
からの剥離現象が起きやすく、疲労強度、耐ピツチング
性あるいは耐スポーリング性の点でも問題があった。こ
の急激な硬さ勾配は、表面硬さがCrおよびAlの高含
有によりHV800〜1100と非常に高くなるのに対
して、有効硬化深さくビッカース硬さHV=400に対
応する表面からの距離)は高々0.15n程度と小さい
ことによる。
よって、本発明の目的は、適度の表面硬さと硬化深さの
確保により耐摩耗性、疲労強度および耐ピツチング性に
すぐれていると共に、硬化層の延性の向上により軟窒化
処理後の冷間矯正加工時にクラックが発生しにくく、シ
かも芯部の靭性も良好な軟窒化用鋼を提供することであ
る。
確保により耐摩耗性、疲労強度および耐ピツチング性に
すぐれていると共に、硬化層の延性の向上により軟窒化
処理後の冷間矯正加工時にクラックが発生しにくく、シ
かも芯部の靭性も良好な軟窒化用鋼を提供することであ
る。
本発明者らは、上記の目的で軟窒化用鋼の研究を続けた
結果、CrおよびA/の添加量を従来の軟窒化用銅にお
ける水準より大幅に制限すると、適度の表面硬さくHv
500〜600)が得られると同時に、硬化表面層の延
性は著しく向上するとの知見を得た。これは、Crおよ
びA/が軟窒化処理中に表面層に微細なCr炭窒化物お
よびAl窒化物を析出させるため表面層の著しい硬さ向
上をもたらす一方で、最表層にはCr窒化物やMN化物
を含む非常に脆い化合物層が生成して、硬化表面層の延
性を甚しく劣化させるため、これらの元素の量の制限が
上記の結果を生むものと考えられる。一方。
結果、CrおよびA/の添加量を従来の軟窒化用銅にお
ける水準より大幅に制限すると、適度の表面硬さくHv
500〜600)が得られると同時に、硬化表面層の延
性は著しく向上するとの知見を得た。これは、Crおよ
びA/が軟窒化処理中に表面層に微細なCr炭窒化物お
よびAl窒化物を析出させるため表面層の著しい硬さ向
上をもたらす一方で、最表層にはCr窒化物やMN化物
を含む非常に脆い化合物層が生成して、硬化表面層の延
性を甚しく劣化させるため、これらの元素の量の制限が
上記の結果を生むものと考えられる。一方。
Cr添加量の制限によ多生ずる硬化深さの減少は、硬化
深さを大きくするのに有効なVを添加することにより補
うことができ、硬化深さの向上には従来よシ少量の0.
05チ未満の量でも十分に有効で、このような量である
と0゜05%以上のVを添加した時に認められる芯部靭
性の急激な低下が避けられることも判明した。■炭窒化
物は最表面層より少し内部に入った部位に多く析出する
ため、表面硬さはめまシ高くならない。そのため、V添
力11によシ硬化表面層の延性をほとんど劣化させずに
、大きな硬化深さを得ることができる。これにより、表
面からの硬さ勾配が緩やかになシ、疲労強度、耐ピツチ
ング性も改善される。
深さを大きくするのに有効なVを添加することにより補
うことができ、硬化深さの向上には従来よシ少量の0.
05チ未満の量でも十分に有効で、このような量である
と0゜05%以上のVを添加した時に認められる芯部靭
性の急激な低下が避けられることも判明した。■炭窒化
物は最表面層より少し内部に入った部位に多く析出する
ため、表面硬さはめまシ高くならない。そのため、V添
力11によシ硬化表面層の延性をほとんど劣化させずに
、大きな硬化深さを得ることができる。これにより、表
面からの硬さ勾配が緩やかになシ、疲労強度、耐ピツチ
ング性も改善される。
また、特に高い疲労強度が要求される場合には、Bまた
はMOを添加することによって焼入性を高め、軟窒化処
理前の加工(、熱間圧延、熱間鍛造)あるいは熱処理(
焼ならしなど)後の組織を微細パーライトあるいはイイ
ナイトにし、芯部硬さを高めろことによって、疲労強度
の一層の向上を図れることも見出された。
はMOを添加することによって焼入性を高め、軟窒化処
理前の加工(、熱間圧延、熱間鍛造)あるいは熱処理(
焼ならしなど)後の組織を微細パーライトあるいはイイ
ナイトにし、芯部硬さを高めろことによって、疲労強度
の一層の向上を図れることも見出された。
さらに、軟窒化処理前に切削を施す場合には、切削性向
上に有効なs、pbまたけCaを添加するのが好ましい
。
上に有効なs、pbまたけCaを添加するのが好ましい
。
ここに、本発明は、
C: 0.15〜0.50%! si: 1.20%
以下。
以下。
Mn : OJO〜1.30%、 Cr : 0.2
0%未満。
0%未満。
V : 0.02%以上、 0.05%未満。
sol、AJ : 0.10%以下、 N : 0.0
06〜0.015%。
06〜0.015%。
さらに必要により、B : 0.0005〜0.005
0%およびMo 70.05〜0.25% の1種もし
くは2種、ならびに/またはS : 0.04〜0.1
3%。
0%およびMo 70.05〜0.25% の1種もし
くは2種、ならびに/またはS : 0.04〜0.1
3%。
Pb : 0.03〜0.35%および(:a : 0
.0010〜0.0100%のうちの1種もしくけ2種
以上を含有し、 残部1i’eと不可避的不純物からなる軟窒化用鋼にあ
る。
.0010〜0.0100%のうちの1種もしくけ2種
以上を含有し、 残部1i’eと不可避的不純物からなる軟窒化用鋼にあ
る。
本発明に係る鋼の組成を上述の範囲内に限定した理由に
ついて次に説明する。
ついて次に説明する。
CTCは強度確保のための基本成分であり、芯部強度確
保のためには最低0.15%必要である。しかし、’
0.50%を越えると芯部の延性、靭性が低下し、切削
性、冷間加工性が低下すると共に、軟窒化後の表面硬さ
、硬化深さが急激に減少し始める。したがって、本発明
におけるC量は下限を0.15%、上限を0.50%と
した。
保のためには最低0.15%必要である。しかし、’
0.50%を越えると芯部の延性、靭性が低下し、切削
性、冷間加工性が低下すると共に、軟窒化後の表面硬さ
、硬化深さが急激に減少し始める。したがって、本発明
におけるC量は下限を0.15%、上限を0.50%と
した。
Si : Siは通常、脱酸剤として添加されるが、固
溶強化および焼戻し軟化抵抗の向上にも有効で、結果と
して軟窒化処理後の芯部硬さを高める。したがって、添
加量は多いほどよいが、1.20%を越えると軟窒化特
性の劣化が始まる。特に表面硬さの低下が著しくなると
ともに、冷間加工性や溶接性にも害を及はすので、上限
を1.20%とした。
溶強化および焼戻し軟化抵抗の向上にも有効で、結果と
して軟窒化処理後の芯部硬さを高める。したがって、添
加量は多いほどよいが、1.20%を越えると軟窒化特
性の劣化が始まる。特に表面硬さの低下が著しくなると
ともに、冷間加工性や溶接性にも害を及はすので、上限
を1.20%とした。
Mn : Mnは製鋼時の脱酸剤として不可欠であると
共に、芯部の強度・靭性の向上にも有効であって、軟窒
化処理品の性能確保のために最低0.60%は必要であ
る。しかし、1.30%を越えると切削性が著しく低下
し始めるので、下限を0.60%、上限を1.30%と
した。
共に、芯部の強度・靭性の向上にも有効であって、軟窒
化処理品の性能確保のために最低0.60%は必要であ
る。しかし、1.30%を越えると切削性が著しく低下
し始めるので、下限を0.60%、上限を1.30%と
した。
Cr : Crは軟窒化による侵入Nと結合して表面硬
さを高め、かつ硬化深さを大きくする極めて有効な元素
である。したがって、耐摩耗性と疲労強度を向上させる
には多量に添加することが望ましいが、0.20%以上
になると表面硬化層の延性が急激に劣化し始める。その
ため、軟窒化処理時に発生した熱処理歪を除去するため
に通常行なわれる冷間矯正加工時に、加工に伴う弾性変
形および塑性変形によって表面にクラックが発生しやす
くなる。以上の理由からCrtitは0.20%未満と
した。
さを高め、かつ硬化深さを大きくする極めて有効な元素
である。したがって、耐摩耗性と疲労強度を向上させる
には多量に添加することが望ましいが、0.20%以上
になると表面硬化層の延性が急激に劣化し始める。その
ため、軟窒化処理時に発生した熱処理歪を除去するため
に通常行なわれる冷間矯正加工時に、加工に伴う弾性変
形および塑性変形によって表面にクラックが発生しやす
くなる。以上の理由からCrtitは0.20%未満と
した。
■:Vは軟窒化による侵入Nおよび侵入Cと結合してf
fi flllなバナジウム炭窒化物を析出することに
より、表面硬さおよび表面深さを向上させる。特に、V
#′iCrに比して、前述したように、表面硬さの上
昇に対する寄与は比較的小さく、硬化深さの増加に対す
る寄与が大きいため、疲労強度の向上効果が大きい割に
は、硬化表面層の延性の低下は小さい。上記の硬化は微
量のV添加により発揮されるとはいえ、少なくとも0.
02%の量は必要である。また、0.05%未満である
限り、芯部の靭性はほとんど変化しないが、0.05%
以上になると、含有Nと結合して芯部に粗大な■窒化物
75;析出し、芯部靭性が急激に劣化しはじめるので、
0.02%以上、0.05%未満の範囲とした。
fi flllなバナジウム炭窒化物を析出することに
より、表面硬さおよび表面深さを向上させる。特に、V
#′iCrに比して、前述したように、表面硬さの上
昇に対する寄与は比較的小さく、硬化深さの増加に対す
る寄与が大きいため、疲労強度の向上効果が大きい割に
は、硬化表面層の延性の低下は小さい。上記の硬化は微
量のV添加により発揮されるとはいえ、少なくとも0.
02%の量は必要である。また、0.05%未満である
限り、芯部の靭性はほとんど変化しないが、0.05%
以上になると、含有Nと結合して芯部に粗大な■窒化物
75;析出し、芯部靭性が急激に劣化しはじめるので、
0.02%以上、0.05%未満の範囲とした。
sol、Al: AlもCrと同様に侵入Nと結合して
表面硬さを高めるのに有効な元素である。特にVとの複
合汐加では■とAlの交互作用が生じ、有効硬化深さを
増大させる効果が助長される。すなわち、Al による
適度な表面硬さ向上作用と、■による硬化深さ向上作用
が重畳し、硬化深さがより一層増加する。しかし、0.
10%を越えると、硬化深さはむしろ低下しはじめると
共に、硬化表面層の延性も急激に劣化し、矯正加工時に
表面にクラックが生じやすくなるので、上限を0.10
%とした。
表面硬さを高めるのに有効な元素である。特にVとの複
合汐加では■とAlの交互作用が生じ、有効硬化深さを
増大させる効果が助長される。すなわち、Al による
適度な表面硬さ向上作用と、■による硬化深さ向上作用
が重畳し、硬化深さがより一層増加する。しかし、0.
10%を越えると、硬化深さはむしろ低下しはじめると
共に、硬化表面層の延性も急激に劣化し、矯正加工時に
表面にクラックが生じやすくなるので、上限を0.10
%とした。
N:Nは結晶粒度を微細化させ、それにより芯部の靭性
な向上させる。このためには0.006%以上必要であ
るが、0.015%を越えると、芯部における■窒化物
の生成が顕著になり、逆に芯部の靭性が劣化しはじめる
ので、下限を0.006%、上限を0.015%とした
。
な向上させる。このためには0.006%以上必要であ
るが、0.015%を越えると、芯部における■窒化物
の生成が顕著になり、逆に芯部の靭性が劣化しはじめる
ので、下限を0.006%、上限を0.015%とした
。
tlBを重量添加すると焼入性が向上するため、軟窒化
処理前の加工(熱間圧延、熱間鍛造)あるいけ熱処理(
焼ならし等)後の硬さが大きくなる。
処理前の加工(熱間圧延、熱間鍛造)あるいけ熱処理(
焼ならし等)後の硬さが大きくなる。
したがって、これに軟窒化処理を施すと、結果として芯
部硬さが向上するので、疲労強度が向上する。そのため
、Bの添加は特に高い疲労弛度が要求される場合に有効
である。Bを添加する場合、上記の向上を得るには少な
くとも0.0005% の量が必要であるが、0.00
50% を越えるとその効果が飽和しはじめるので、下
限を0.0005%、上限を0.0050%とした。
部硬さが向上するので、疲労強度が向上する。そのため
、Bの添加は特に高い疲労弛度が要求される場合に有効
である。Bを添加する場合、上記の向上を得るには少な
くとも0.0005% の量が必要であるが、0.00
50% を越えるとその効果が飽和しはじめるので、下
限を0.0005%、上限を0.0050%とした。
Mo : MoもBと同様に焼入性を向上させ、軟窒化
処理前の熱間加工あるいは熱処理後の硬さを大きくシ、
疲労強度の一層の向上に有効である。このためには、M
Oを添加する場合、少なくとも0.05%の量は必要で
あるが、0.25%を越えて添加すると焼入性が上がり
すぎて切削性が劣化すると共に、経済的にも不利である
ので、下限を0.05%、上限を0.25%とした。
処理前の熱間加工あるいは熱処理後の硬さを大きくシ、
疲労強度の一層の向上に有効である。このためには、M
Oを添加する場合、少なくとも0.05%の量は必要で
あるが、0.25%を越えて添加すると焼入性が上がり
すぎて切削性が劣化すると共に、経済的にも不利である
ので、下限を0.05%、上限を0.25%とした。
なお、BとMoはともに表面硬さに対してdPlとんと
影響しない。また、疲労強度の要求水準が特に高くない
場合には、BとMOを添加しなくてもよい。
影響しない。また、疲労強度の要求水準が特に高くない
場合には、BとMOを添加しなくてもよい。
S、 Pb、 Ca :これらの成分は、軟窒化処理前
に切削を施す場合の切削性向上に有効である。軟窒化処
理前に深穴穿孔、重切削、高速切削などが施される場合
には、切削性が要求される度合に応じて、これらの元素
の1種又は2@以上を含有させることができる。これら
の元素は硬化特性に対しては影響を及ぼさない。
に切削を施す場合の切削性向上に有効である。軟窒化処
理前に深穴穿孔、重切削、高速切削などが施される場合
には、切削性が要求される度合に応じて、これらの元素
の1種又は2@以上を含有させることができる。これら
の元素は硬化特性に対しては影響を及ぼさない。
構造用鋼の切削性を高めるのに必要最少限の添加量は、
S : 0.04%、 Pb ; 0.03%、 Ca
: 0.0010% ”C” アルo 4 ft S
h o、 13%、 Pb Vio、35%を越え
ると強度・靭性の低下が甚しくなり、一方ca は溶
製上0.0100%を越えて添加するのは困難であるの
で、Sについては下限を0.04%、上限を0.13%
、1〕bについては下限を0.03%、上限を0.35
%、CaKついては下限を0.0010%、上限を0.
0100%とした。
S : 0.04%、 Pb ; 0.03%、 Ca
: 0.0010% ”C” アルo 4 ft S
h o、 13%、 Pb Vio、35%を越え
ると強度・靭性の低下が甚しくなり、一方ca は溶
製上0.0100%を越えて添加するのは困難であるの
で、Sについては下限を0.04%、上限を0.13%
、1〕bについては下限を0.03%、上限を0.35
%、CaKついては下限を0.0010%、上限を0.
0100%とした。
次に本発明を実施例によって説明する。
実施例
第1表に示す組成を有する鋼を高周波溶解炉により大気
溶解し、鋼塊にしたのち、1250℃に加熱し、直径3
0龍の丸棒に熱間鍛造し、鍛造ままの材料およびさらに
950°Cで1時間の焼ならしをした材料のそれぞれに
ついて、JIS 3号シャルピー試験片(直径25im
X厚さ10問)を作成した。これら一連の試験片に対し
、アンモニアガス+ RXガス(1: 1)の混合ガス
中において570℃で4時間ガス軟窒化処理を行なった
。得られた軟窒化処理試験片について、室温(20℃)
でシャルピー衝撃試験を行なうと共に、試験片の表面硬
さく表面から0.025 mmの位置のビッカース硬さ
)および硬化深さくビッカース硬さHv=400に対応
する表面からの距離)を測定した。結果を第1表に併記
する。
溶解し、鋼塊にしたのち、1250℃に加熱し、直径3
0龍の丸棒に熱間鍛造し、鍛造ままの材料およびさらに
950°Cで1時間の焼ならしをした材料のそれぞれに
ついて、JIS 3号シャルピー試験片(直径25im
X厚さ10問)を作成した。これら一連の試験片に対し
、アンモニアガス+ RXガス(1: 1)の混合ガス
中において570℃で4時間ガス軟窒化処理を行なった
。得られた軟窒化処理試験片について、室温(20℃)
でシャルピー衝撃試験を行なうと共に、試験片の表面硬
さく表面から0.025 mmの位置のビッカース硬さ
)および硬化深さくビッカース硬さHv=400に対応
する表面からの距離)を測定した。結果を第1表に併記
する。
また、一部の銅の焼ならし相については、旋削により直
径25u1長さ300 mmの丸棒を作成し、上記条件
下で軟窒化処理を施した後、第1図に示すような要領で
静的は試験を行ない、硬化表面にクランクが生じたとき
のたわみ景を測定し、結果を同じく第1表に併記しブと
。
径25u1長さ300 mmの丸棒を作成し、上記条件
下で軟窒化処理を施した後、第1図に示すような要領で
静的は試験を行ない、硬化表面にクランクが生じたとき
のたわみ景を測定し、結果を同じく第1表に併記しブと
。
鋼種N1〜17は本発明に係る鋼であり、鋼種1’h1
8〜20はCr含有量の点で、鋼種1’%21〜23は
■含有量の点でまた鋼種嵐24はBOl、AA!の点で
それぞれ本発明の範囲外である比較鋼であり、残りの鋼
種嵐25,26および27はそれぞれJIS −SCM
435. JIS −SACM645およびJIS
−S 4 QCに相当する従来鋼である。
8〜20はCr含有量の点で、鋼種1’%21〜23は
■含有量の点でまた鋼種嵐24はBOl、AA!の点で
それぞれ本発明の範囲外である比較鋼であり、残りの鋼
種嵐25,26および27はそれぞれJIS −SCM
435. JIS −SACM645およびJIS
−S 4 QCに相当する従来鋼である。
第1表の結果かられかるように、本発明鋼はいずれも表
面硬さがHV500〜600m囲内と適度であり、しか
も硬化深さは0.15m1以上あり、従来鋼SCM 4
35やSACM 645よりも優れている。
面硬さがHV500〜600m囲内と適度であり、しか
も硬化深さは0.15m1以上あり、従来鋼SCM 4
35やSACM 645よりも優れている。
また衝撃値はいずれも4.7ユ・m/詞以上ある。さら
に静的向は試験を行なった鋼種Nll〜9のクラック発
生時のたわみ鰍はすべて3.5間以上になっている。
に静的向は試験を行なった鋼種Nll〜9のクラック発
生時のたわみ鰍はすべて3.5間以上になっている。
これに対して、比較鋼の鋼種lV!1118〜20は硬
化深さと衝撃値は十分であるが、表面硬さが600以上
あり、クランク発生時のたわみ量が2・0朋以下と小さ
く、表面の延性に問題がある。また、鋼種歯21は硬化
深さが小さく、遅22〜24け衝撃値が2.4ユ・m1
cr&以下と小さくなっている。
化深さと衝撃値は十分であるが、表面硬さが600以上
あり、クランク発生時のたわみ量が2・0朋以下と小さ
く、表面の延性に問題がある。また、鋼種歯21は硬化
深さが小さく、遅22〜24け衝撃値が2.4ユ・m1
cr&以下と小さくなっている。
一方、従来鋼である鋼種隨25,27は硬化深さが小さ
く、さらにN[127は表面硬さがHV442〜445
と不十分である。逆に、鋼種1’426は表面硬さがH
V990〜995−と非常に高く、クラック発生時のた
わみ量が0.2間と極端に小さくなっている。
く、さらにN[127は表面硬さがHV442〜445
と不十分である。逆に、鋼種1’426は表面硬さがH
V990〜995−と非常に高く、クラック発生時のた
わみ量が0.2間と極端に小さくなっている。
次に、■含有、量以外は実質的に同一組成と見なせる鋼
種Nct21,3,4,22.23の焼ならし材につい
てのシャルピー衝撃値を■含有量(に対してプロットし
て、第2図のグラフを得た。このグラフから明らかなよ
うに、■含有量が0.05%以上になると衝撃値が急激
に低下し、靭性の急激な劣化が生ずることがわかる。
種Nct21,3,4,22.23の焼ならし材につい
てのシャルピー衝撃値を■含有量(に対してプロットし
て、第2図のグラフを得た。このグラフから明らかなよ
うに、■含有量が0.05%以上になると衝撃値が急激
に低下し、靭性の急激な劣化が生ずることがわかる。
第3図は、Cr含有量以外は実質的に同一組成とみなせ
る鋼種Il!15,4,20,19.18の焼ならし材
についての軟窒化処理後の静曲げ試験の結果(表面クラ
ック発生時のたわみ量)をCr含有量に対してプロット
したグラフである。このグラフから明らかなように、C
r含有量が0.2%を越えると、たわみ量は急激に低下
しはじめる。すなわち、硬化層の延性が急激に小さくな
る。
る鋼種Il!15,4,20,19.18の焼ならし材
についての軟窒化処理後の静曲げ試験の結果(表面クラ
ック発生時のたわみ量)をCr含有量に対してプロット
したグラフである。このグラフから明らかなように、C
r含有量が0.2%を越えると、たわみ量は急激に低下
しはじめる。すなわち、硬化層の延性が急激に小さくな
る。
第1図は、静曲げ試験の要領を模式的に示す図第2図は
、シャルピー衝撃試験における衝撃値と■含有量との関
係を示すグラフ;および第3図は、静曲げ試験における
クランク発生時のたオっみ量とCr含有量との関係を示
すグラフである。 出願人代理人 弁理士 広瀬章− 襄/図 井 瓜2図 V蜘量 (Φ童2)
、シャルピー衝撃試験における衝撃値と■含有量との関
係を示すグラフ;および第3図は、静曲げ試験における
クランク発生時のたオっみ量とCr含有量との関係を示
すグラフである。 出願人代理人 弁理士 広瀬章− 襄/図 井 瓜2図 V蜘量 (Φ童2)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1ン C: 0.15〜0.50 9ら、
Si 二 1,20 % 以下。 Mn : 0.60〜1.30%、 Cr : 0.
20%未満。 V : 0.02%以上、0.05%未満。 sol、AJ : 0.10%以下、N二0.006〜
0.015%。 残部Feと不可避的不純物からなる軟窒化用鋼。 (2) C: 0.15〜0.50%、 St :
1.20%以下。 Mn : 0.60〜1.30%、 Cr : 0.
20%未満。 V : 0.02%以上、 0.05%未満。 sol、A6 : 0.10%以下、 N : 0.0
06〜0.015%。 さらにB : 0.0005〜0.0050%およびM
o:0.05〜0.25%の1種または2種を含有し、
残部Feと不可避的不純物からなる軟窒化用鋼。 (3) C: 0.15〜0.50%、 Si :
1.20%以下。 Mn : 0.60〜1.30%、 Cr : 0.
20%未満。 V : 0.02%以上、 0.05%未満。 gol、AJl! : 0.10%以下、 N :
0.006〜0.015%。 さらにS : 0.04〜0.13%、FD:す、LJ
、j〜0.35%およびCa:0.0010〜0.01
00%のうちの1種また/′i2種以上を含有し、残部
Feと不可避的不純物からなる軟窒化用鋼。 (4) C: 0.15〜0.50%、 Si :
1.20%以下。 Mn : 0.60〜1.30%、 Cr : 0.
20%未満。 V : 0.02%以上、 0.05%未満。 sol、AJ : 0.10%以下、 N : 0.
006〜0.015%。 さらにB + 0.0005〜0.0050%およびM
O=0.05〜0.25%の1種または2種と、S:0
.04〜0.13%、 Pb : 0.03〜0.35
%およびCa : 0.0010〜0.0100%のう
ちの1種または2種以上とを含有し、 残部Feと不可避的不純物からなる軟窒化用鋼。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12303382A JPS5916949A (ja) | 1982-07-16 | 1982-07-16 | 軟窒化用鋼 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12303382A JPS5916949A (ja) | 1982-07-16 | 1982-07-16 | 軟窒化用鋼 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5916949A true JPS5916949A (ja) | 1984-01-28 |
Family
ID=14850545
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12303382A Pending JPS5916949A (ja) | 1982-07-16 | 1982-07-16 | 軟窒化用鋼 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5916949A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61170543A (ja) * | 1985-01-23 | 1986-08-01 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 耐摩耗性窒化用鋼 |
| JPS63216950A (ja) * | 1987-03-06 | 1988-09-09 | Mitsubishi Steel Mfg Co Ltd | 軟窒化用低合金鋼 |
| JPS644457A (en) * | 1987-06-25 | 1989-01-09 | Daido Steel Co Ltd | Low alloy tufftrided steel |
| JPH01177338A (ja) * | 1987-12-30 | 1989-07-13 | Aichi Steel Works Ltd | 窒化用非調質鋼 |
| US4930909A (en) * | 1988-07-11 | 1990-06-05 | Nippon Seiko Kabushiki Kaisha | Rolling bearing |
| JPH0565594A (ja) * | 1991-09-09 | 1993-03-19 | Sanyo Special Steel Co Ltd | 軟窒化用鋼 |
| US5985044A (en) * | 1994-12-15 | 1999-11-16 | Sumitomo Metal Industries, Ltd. | Forged, non-heat treated, nitrided steel parts and process of making |
| EP1098012A1 (en) * | 1999-11-05 | 2001-05-09 | Sumitomo Metals (Kokura), Ltd. | Non-heat treated, soft-nitrided steel parts |
| JP2010013729A (ja) * | 2008-06-06 | 2010-01-21 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 軟窒化用鋼、軟窒化用鋼材およびクランクシャフト |
-
1982
- 1982-07-16 JP JP12303382A patent/JPS5916949A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61170543A (ja) * | 1985-01-23 | 1986-08-01 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 耐摩耗性窒化用鋼 |
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| EP1098012A1 (en) * | 1999-11-05 | 2001-05-09 | Sumitomo Metals (Kokura), Ltd. | Non-heat treated, soft-nitrided steel parts |
| US6391124B1 (en) | 1999-11-05 | 2002-05-21 | Sumitomo Metals (Kokura) Ltd. | Non-heat treated, soft-nitrided steel parts |
| JP2010013729A (ja) * | 2008-06-06 | 2010-01-21 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 軟窒化用鋼、軟窒化用鋼材およびクランクシャフト |
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