JPH0572854A - 両面複写装置における原稿識別装置及びその使用方法 - Google Patents

両面複写装置における原稿識別装置及びその使用方法

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JPH0572854A
JPH0572854A JP3189809A JP18980991A JPH0572854A JP H0572854 A JPH0572854 A JP H0572854A JP 3189809 A JP3189809 A JP 3189809A JP 18980991 A JP18980991 A JP 18980991A JP H0572854 A JPH0572854 A JP H0572854A
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JP3189809A
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English (en)
Inventor
Shozo Miyawaki
省三 宮脇
Seiji Sakata
誠二 坂田
Masao Moriya
正夫 守屋
Onori Abe
大典 安部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 原稿自動搬送装置により搬送される原稿種別
に応じた無駄のない適切な処理を可能とすること。 【構成】 原稿トレイ31に積載された原稿32を順次
原稿露光部6まで搬送させて露光に供するとともに、原
稿の表裏を反転させる反転経路40を有して選択的に原
稿32を表裏反転させて原稿露光部6まで搬送させて露
光に供するようにした循環型の原稿自動搬送装置2を備
えた両面複写装置において、原稿自動搬送装置2内を搬
送中の原稿32の表面と裏面の画像情報の有無を検出す
る一対の画像センサ69a,69bを設け、表面片面原
稿・裏面片面原稿・両面原稿を区別し、各々の原稿32
に適した処理を行わせるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動原稿搬送装置を備
えた両面複写装置における原稿識別装置及びその使用方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、複写機等にあっては、その多機能
化が進み、例えば両面複写機能を備えた複写機があり、
その有効活用を図るため、コンタクトガラス上には原稿
を自動搬送させ得るとともに反転機能を備えた循環型の
自動原稿搬送装置(RDF)を備え、片面原稿だけでな
く両面原稿にも対応できるようにしたものがある。
【0003】よって、コピーモードとしては、片面原稿
から片面コピーを得る片面−片面モードと、片面原稿か
ら両面コピーを得る片面−両面モードと、両面原稿から
片面コピーを得る両面−片面モードと、両面原稿から両
面コピーを得る両面−両面モードの4種類の中から選択
できるものとなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
処理モードはRDFに積載セットされる原稿が片面原稿
か両面原稿かの何れかであり、片面原稿と両面原稿とが
混在しているような場合を想定していないものであり、
混在している場合には、ユーザの設定モードに応じて一
律にどちらかの原稿とみなされてしまうものである。
【0005】例えば、両面−片面モード設定時におい
て、両面原稿中に片面原稿が混在していると、この片面
原稿も両面原稿とみなされるため、片面原稿の裏面(=
白紙)も片面コピーに供されるものとなり、結果として
得られる片面コピー中に白紙コピーが混在することにな
り、処理時間及び転写紙に無駄を生ずる。
【0006】また、両面−両面モード設定時において、
両面原稿中に片面原稿が混在していると、片面原稿に対
しても両面コピー動作を行うことになり、不必要な処理
時間を要するという無駄を生ずる。
【0007】同様に片面原稿から処理モード中に両面原
稿が混在している場合には、両面原稿の裏面情報はコピ
ーされないものとなってしまう。
【0008】よって、オペレータとしては、RDFに原
稿をセットする際、それらの原稿が片面原稿であるか両
面原稿であるかを意識する必要があり、混在している場
合には、その原稿を除去して別の組にするとか、他の原
稿の種別と対応するように両面原稿として又は片面原稿
として原稿を作り直すといった対応が必要で、面倒であ
る。
【0009】このようなことから、RDFにて搬送され
る原稿について、その裏面画像情報の有無を検出する画
像センサを設けて、コピーしようとする原稿が片面原稿
であるか両面原稿であるかを自動的に識別し、識別結果
に応じてコピー処理を異ならせるようにしたものが本出
願人により提案されている。これによれば、オペレータ
はRDFに積載セットする原稿が片面であるか両面であ
るか或いは混在しているかを意識する必要がなく、結果
として得られるコピーがどういう形態になっていればよ
いかを指示すればよい操作性のよいものとなる。しか
し、このような提案例にあっても、例えば裏面片面原稿
は両面原稿と同一視されてしまい、処理の適正さに欠け
る点、コスト面などの点で改良の余地はある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、原稿トレイに積載された原稿を順次原稿露光部まで
搬送させて露光に供するとともに、前記原稿の表裏を反
転させる反転経路を有して選択的に原稿を表裏反転させ
て前記原稿露光部まで搬送させて露光に供するようにし
た循環型の原稿自動搬送装置を備えた両面複写装置にお
いて、前記原稿自動搬送装置内を搬送中の原稿の表面と
裏面の画像情報の有無を検出する一対の画像センサを設
けた。
【0011】請求項2記載の発明では、一対の画像セン
サを、搬送中の原稿の一部の所定幅を対象として画像情
報の有無を検出するものとし、請求項3記載の発明で
は、この所定幅を任意長さに設定自在とした。
【0012】また、請求項4記載の発明では、一対の画
像センサを、搬送中の原稿の一部の所定長さを対象とし
て画像情報の有無を検出するものとし、請求項5記載の
発明では、この所定長さを任意長さに設定自在とし、さ
らに、請求項6記載の発明では、この所定長さを原稿サ
イズに応じて設定するようにした。
【0013】また、請求項7記載の発明では、画像情報
の有無の検出を行う濃度レベルを設定自在とした。
【0014】請求項8記載の発明では、画像センサによ
り検出される画像情報量に対して画像情報有りと判定す
る検出レベルを設定自在とした。
【0015】請求項9記載の発明では、所定幅、所定長
さ、所定濃度レベル、所定検出レベルを原稿表面側と原
稿裏面側とで各々独立して設定自在とした。
【0016】さらに、請求項10記載の発明では、一対
の画像センサの少なくとも一方を搬送中の原稿の少なく
とも片側端面が横切る位置に配設し、原稿サイズ検出を
兼用させた。
【0017】さらに、請求項11記載の発明では、これ
らの請求項1,2,3,4,5,6,7,8,9又は1
0記載の画像センサによる裏面画像情報の有無検出結果
に基づき反転経路の切換えを制御する制御手段を設け、
原稿の片面/両面の種別に応じて原稿と同一態様の画像
形成を行わせるモード1と、原稿の片面/両面の種別に
関係なく片面画像形成を行わせるモード2と、原稿の表
面/裏面に関係なく画像情報を有する面の画像情報を順
に前詰めにして両面画像形成を行わせるモード3とを選
択自在に設定した。
【0018】
【作用】原稿自動搬送装置により原稿露光部まで搬送さ
れる原稿が一対の画像センサによる表面画像情報、裏面
画像情報の有無検出により表面片面原稿であるか裏面片
面原稿であるか両面原稿であるか自動的に識別されるの
で、白紙で画像情報を有しない面に対する無駄な画像形
成処理をなくして、処理時間及び用紙を節約できるもの
となり、オペレータとしては原稿自動搬送装置に積載セ
ットする原稿が片面原稿であるか両面原稿であるかを意
識せず、結果として得たい画像形態のみを選択すればよ
く、操作性のよいものとなる。特に、モード3のよう
に、画像情報を有する面のみを前詰めで両面画像形成と
することにより、処理時間の無駄をなくして、用紙を節
約できるものとなる。この際、一対の画像センサによる
検出対象を、原稿の一部の所定幅又は搬送方向の所定長
さ分なる領域で済ませることにより、使用する画像セン
サが小型・安価になるとともに、検出のための信号処理
時間も短縮される。特に、副走査方向の所定長さについ
ては、任意長さに設定自在とし、例えば原稿サイズに対
応させることにより、各種サイズに対応して正確な両面
原稿検出が可能となる。また、画像情報の有無の検出を
行う濃度レベルを設定自在とし、或いは、検出される画
像情報量に対する画像情報有りの検出レベルを設定自在
としたので、例えば原稿汚れ、いたずら書きなどを画像
情報と誤らないように検出精度を上げることも可能とな
る。さらには、原稿表面側と原稿裏面側とで設定条件を
変えることにより、融通性の高いものとなる。また、画
像センサを搬送中の原稿の少なくとも片側端面が横切る
位置に配設し、原稿サイズ検出を兼用させたので、コス
トダウン化を図ることができる。
【0019】
【実施例】本発明の第一の実施例を図1ないし図11に
基づいて説明する。まず、図2により本発明が適用され
る両面複写システムの一例を説明する。この複写システ
ムは、概略的には、複写装置本体となる複写機本体1
と、この複写機本体1上に載置させた循環型の自動原稿
搬送装置2と、複写機本体1の排紙側に反転ユニット3
を介して並設された後処理装置、例えばソータユニット
4とよりなる。
【0020】複写機本体1の基本構成及び作用について
図2を参照して説明する。まず、電源付きのフラッシュ
ランプ5によりコンタクトガラス6上の原稿(後述す
る)を露光し、その反射光を第1ミラー7、スルーレン
ズ8、第2ミラー9を通してベルト状の感光体10に結
像させる。ここに、感光体10は帯電チャージャ11に
より帯電済みであり、結像露光により潜像が形成され
る。この潜像は現像装置12により現像されて可視像と
なる。可視像は例えば3段の給紙トレイ13,14,1
5の何れかから選択給紙された転写紙16に対して転写
チャージャ17の作用により転写される。転写後の感光
体10表面はクリーニング装置18によりクリーニング
される。一方、転写後の転写紙16は定着装置19を通
り定着処理を受けて排紙側に向かう。
【0021】定着処理後の転写紙16の挙動は複写モー
ドにより異なる。まず、単なる排紙モードの場合には、
切換え爪20が図示の場合と異なるほうに切換えられ、
かつ、切換え爪21が図示状態に切換えられて転写紙1
6は本体トレイ22上にターン排紙される。即ち、コピ
ーされた面が下向きとなってコピー順(頁順)に本体ト
レイ22上に排紙される。また、ソータモードの場合に
は、切換え爪21が図示の場合と異なるほうに切換えら
れ、転写紙16は複写機本体1外に排出され、反転ユニ
ット3を経由して必要な場合には反転路23で反転さ
れ、不要な場合にはそのまま、ソータユニット4に向か
う。ソータユニット4では順次搬送されてくる転写紙1
6を偏向爪24により切換え制御して所定のビン25に
排出させ、仕分けスタックする。ちなみに、ソータユニ
ット4の上流側に反転ユニット3を備えるのは、両面コ
ピーを実行する場合、後述するように、表面(=頁順の
若いほう)を先にコピーし、つづいて裏面をコピーする
ようになっており、複写機本体1側からそのまま排紙さ
せるとビン25に排紙される転写紙16が表面(頁順の
若いほう)が上向きとなり、頁順にならないので、この
場合には、反転ユニット3により表裏反転させてからソ
ータ処理させるためである。よって、片面コピー時であ
れば反転処理は不要である。
【0022】一方、両面コピーモード時の表面コピー後
にあっては、切換え爪20が図示状態にあり、転写紙1
6は両面トレイ26上にコピー面を上向きとして排紙さ
れる。頁順的には、下から順に揃えられる。両面トレイ
26に一旦スタックされた転写紙16は両面給紙ベルト
27により最下位転写紙から給紙され、給紙トレイ1
3,14,15からの給紙時と同じ経路を通って転写部
に送られ、感光体10上の画像により裏面コピーがなさ
れ、本体トレイ22又はソータユニット4側に排出され
る。
【0023】このような複写機本体1によるコピー処理
は、RDF2側の原稿処理と協働して行われる。つぎ
に、このRDF2側の基本構成及び作用について図1を
参照して説明する。このRDF2は基本的にADFモー
ドとRDFモードとを有し、ADFモードでは原稿1枚
に対して予め設定された部数のコピーを行い、全ての原
稿に対してこれを繰返すのに対し、RDFモードでは全
ての原稿を一巡させて1部ずつのコピーを行うことによ
り1部のコピーを得、これを予め設定された部数繰返す
ものである。
【0024】まず、基本として、片面原稿を想定した場
合の動作を説明する。原稿トレイ31上に原稿面を下向
きにして積載セットされた原稿32は、給紙ベルト33
により最下位原稿側からターン給紙され、中間搬送路3
4を通り、さらに、ターン搬送路35を通って、原稿面
下向きとなってコンタクトガラス6側に向かう。ターン
搬送路35を過ぎると、搬送ベルト36により搬送さ
れ、コンタクトガラス6上の所定位置に搬送停止され
る。そこで、前述したような露光を受けて必要なコピー
動作に供された後、再び駆動された搬送ベルト36によ
りコンタクトガラス6上から排紙される。この時、原稿
32は分岐爪37によりコンタクトガラス6面からピッ
クアップされ、ターン搬送路38、分岐爪39に従いガ
イド空間40に進む。この動作において、原稿32の後
端がコンタクトガラス6左端のガイド爪41を通過する
と、いままでの搬送駆動源が逆転し始め、原稿32は後
端側を先端とする形で逆送されてターン搬送路42中に
送り込まれ、排紙口43に設けた放出ローラ44により
前記原稿トレイ31上の原稿32の最上位に放出され
る。即ち、セット時と同じく原稿面が下向きとなって再
スタックされる。これが、RDF機能を発揮させるため
の循環路となる。この動作において、露光前原稿と露光
後原稿とは、選択的に進退自在に設けられた仕切片45
により明確に仕切られているので、一巡の露光が完了し
たか否かを知ることができる。
【0025】次に、両面原稿の場合の動作をADFモー
ドとRDFモードとで分けて説明する。まず、両面原稿
をADFモードで処理する場合、原稿トレイ31上に積
載された原稿32を上述したように給紙ベルト33によ
り最下位のものから順に給紙させ、中間搬送路34、タ
ーン搬送路35を経てコンタクトガラス6上に送り込
む。この時、両面原稿の表面側が下向きであり、コピー
に供せられる。必要部数の露光が終了すると、搬送ベル
ト36によりコンタクトガラス6上から排出され、上記
の場合と同様に、ターン搬送路38、分岐爪39に従い
ガイド空間40に進む。原稿32の後端がガイド爪41
を通過すると、いままでの搬送駆動源が逆転し始め、原
稿32は後端側を先端とする形で逆送される。この時、
分岐爪46の作用により原稿32は再び中間搬送路34
中に送り込まれる。よって、前回の搬送時とは原稿の表
裏が反転された状態となるものであり、ガイド空間40
等が反転経路を構成するものとなる。中間搬送路34に
送り込まれた原稿32はターン搬送路35を経てコンタ
クトガラス6上に送り込まれる。この時、両面原稿の裏
面側が下向きであり、露光されてコピーに供せられる。
所定部数分の露光が終了すると、搬送ベルト36の駆動
により原稿32はコンタクトガラス6上から排出され、
分岐爪37、ターン搬送路38、切換えられた分岐爪3
9に従い、排出経路40を経由して放出ローラ44によ
り前記原稿トレイ31上の原稿32の最上位に放出され
る。これにより、表面側が下向きとなる当初のセット状
態と同じ状態で原稿トレイ31上にスタックされる。
【0026】一方、両面原稿をRDFモードで処理する
場合には、原稿トレイ31上に積載セットされた原稿3
2を給紙ベルト33により最下位のものから順に給紙さ
せ、中間搬送路34、ターン搬送路35を経てコンタク
トガラス6上に送り込む。この時、両面原稿の表面側が
下向きであり、コピーに供せられる。1回分の露光が終
了すると、搬送ベルト36によりコンタクトガラス6上
から排出され、上記の場合と同様に、ターン搬送路3
8、分岐爪39に従いガイド空間40に進む。原稿32
の後端がガイド爪41を通過すると、いままでの搬送駆
動源が逆転し始め、原稿32は後端側を先端とする形で
逆送される。この時、分岐爪46の作用により原稿32
は再び中間搬送路34中に送り込まれる。よって、前回
の搬送時とは原稿の表裏が反転された状態となるもので
あり、ガイド空間40等が反転経路を構成するものとな
る。中間搬送路34に送り込まれた原稿32はターン搬
送路35を経てコンタクトガラス6上に送り込まれる。
この時、両面原稿の裏面側が下向きであり、露光されて
コピーに供せられる。1回分の露光が終了すると、搬送
ベルト36の駆動により原稿32はコンタクトガラス6
上から排出され、分岐爪37、ターン搬送路38、切換
えられた分岐爪39に従い、排出経路40を経由して放
出ローラ44により前記原稿トレイ31上の原稿32の
最上位に放出される。これにより、表面側が下向きとな
る当初のセット状態と同じ状態で原稿トレイ31上にス
タックされる。これにより、両面−両面コピー時であれ
ば、原稿の2循環により1部の両面コピーが形成され
る。このような動作が各原稿について繰返される。
【0027】このようなADFモードとRDFモードと
を考えた場合、後処理装置としては、ADFモードは本
実施例のようにソータユニット4を備えたシステム向き
であり、RDFモードは一部毎に綴じ処理を行うステー
プルユニットを備えたシステム向きといえる。
【0028】このような動作を行わせるための複写機本
体1内の制御系、RDF2内の制御系を各々図3,図4
に示す。まず、複写機本体1側にあっては、基本的には
制御プログラムを実行するマイクロCPU51を主体と
して制御されるもので、アドレス、コントロール及びデ
ータバス52を介してROM53、RAM54、NVR
AM(不揮発性RAM)55、入出力ポート56及びシ
リアル通信制御ユニット57が接続されている。複写機
本体1内のモータ、ソレノイド、クラッチ等の出力負
荷、センサ等の入力素子は入出力ポート56を介してマ
イクロCPU51に接続されている。また、シリアル通
信制御ユニット57は1つのみを図示するが、後述する
RDF2の他、ソータユニット4や給紙制御系、操作パ
ネル部等との信号授受を行うため、必要な分だけ用意さ
れている。
【0029】また、RDF2側にあっても同様であり、
図4に示すように、RDF2の制御プログラムを実行す
るCPU61を主体として制御されるもので、アドレ
ス、コントロール及びデータバス62を介してROM6
3、RAM64、NVRAM(不揮発性RAM)65、
入出力ポート66及びシリアル通信制御ユニット67が
接続されているRDF2内のモータ、ソレノイド、クラ
ッチ等の出力負荷、センサ等の入力素子は入出力ポート
66を介してCPU61に接続されている。また、シリ
アル通信制御ユニット67は複写機本体1側のマイクロ
CPU51との間で信号授受を行うためのものである。
【0030】しかして、本実施例では、RDF2には原
稿32が片面原稿(表面片面原稿又は裏面片面原稿)で
あるか両面原稿であるかを、表面画像、裏面画像情報の
有無により自動的に識別するための画像検出回路68が
設けられている。この画像検出回路68は画像センサ
(後述する)により検出される画像データ(多値デー
タ)をカウントする回路であり、検出精度をあげるため
に多値データをカウントする方式をとっているが、簡素
化するために2値データとしてもよい。
【0031】まず、画像センサとなる一対のCCD(照
明光源付き)69a,69bは図1に示すようにRDF
2内において、露光位置よりも上流なるターン搬送路3
5を搬送される原稿両面に対して対向配置されている。
即ち、コンタクトガラス6上にセットされる原稿の表裏
を基準とした場合、CCD69aが裏面画像検出用とし
て作用し、CCD69bが表面画像検出用として作用す
る。このため、ターン搬送路35の内外に配設されてお
り、これらのCCD69a,69bに対応させてターン
搬送路35のガイドの一部は開口又は透光部とされてい
る。このようなCCD69から出力されるアナログ画像
信号は信号処理回路70で増幅され、A/D変換器71
によりデジタル多値信号に変換される。この信号はシェ
ーディング補正回路72により補正処理を受け、多値化
処理回路73に出力され、原稿毎に予め設定された閾値
によって入力データが判断され、多値データカウント回
路74に出力される。よって、図5に示す画像検出回路
68はCCD69a用とCCD69b用との2組が用意
されている。
【0032】この多値データカウント回路74の構成例
を図6に示す。まず、CPU61の設定による原稿読取
り有効エリアとして出力されるGATE信号とCCD6
9a,69bの読取りに使用されるクロック信号CLK
とにより多値データはフリップフロップ75にラッチさ
れ、加算器76に入力される。この加算器76において
は後続のフリップフロップ77,78の内のフリップフ
ロップ78からフィードバックされる前の値と加算処理
する。ここに、多値データはクロック信号CLKの立上
りでフリップフロップ75により信号Aとして出力され
加算器76に入る。この時、同時にフリップフロップ7
8より信号Cとしてフィードバック信号が加算器76に
入力される。最初に画像データが入力されるまでは、フ
リップフロップ75からの信号Aとフリップフロップ7
7,78からの信号B,Cとは何れも0である。加算器
75では信号Aと信号Cとの加算の結果、キャリーが出
た場合、カウンタ79に入力される。このカウンタ79
は1,2,〜,nで示すように、最大画像領域の画素
数、即ち、ドット数と同数をカウントできるだけのもの
が用意されている。これらのカウンタ79は加算器76
から出力されたキャリーをカウントして画像データの検
出を行う。1〜nのカウンタ79のカウント値はGAT
Eの終了でフリップフロップ80にラッチされ、このデ
ータをCPU61が読取り、複写機本体1側のマイクロ
CPU51に送信され、原稿32の表面及び裏面に画像
情報があるか否か、即ち、両面原稿であるか否かを判断
する。
【0033】このようにRDF2において、コンタクト
ガラス6上に搬送される原稿32が両面原稿であるか否
かが自動的に識別されるので、原稿32の種別に応じた
切換え制御により搬送処理を行わせることで、RDF2
に積載セットされる原稿としては片面原稿と両面原稿と
が混在していてもよいものとなり、図7に示すような態
様のコピー処理が可能となる。
【0034】モード1は、原稿と全く同じ態様のコピー
を得るモードである。即ち、画像情報面をA〜Fとして
表したとき、図示の如く、両面原稿、片面原稿、両面原
稿、片面原稿なる4枚の原稿32について、両面原稿は
両面コピー、片面原稿は片面コピーを行わせるモードで
ある。このような混在原稿につき、片面原稿の場合に両
面コピー処理を行わないため、処理時間を短縮できる。
また、両面原稿を片面原稿扱いして片面コピーすること
もなく、コピー欠落もない。さらには、2枚目の処理に
示すように裏面片面原稿は裏面だけに片面コピーされ、
4枚目の処理に示すように表面片面原稿は表面だけに片
面コピーされた状態となる。
【0035】モード2は、原稿32が片面原稿であって
も両面原稿であっても、片面コピーのみを得るモードで
ある。即ち、片面原稿に対してはそのまま片面コピーの
みが行われ、両面原稿については表裏各々の画像につい
ての片面コピーが連続的に行われ、図示例であれば、4
枚の混在原稿から6枚の片面コピーが得られる。即ち、
片面原稿は片面原稿として片面コピーされ、両面原稿と
みなされた白紙裏面の無駄なコピー処理が行われること
はない。
【0036】モード3は、両面コピーを得るモードであ
るが、特に、片面原稿/両面原稿が混在しているような
状況下であれば、原稿の表裏に関係なく(片面原稿/両
面原稿に関係なく)、実際に画像情報を有する面にのみ
着目し、これらの画像情報を順に前詰めで両面コピーに
供するようにしたものである。図示例であれば、裏面画
像情報Cが表面コピーされた転写紙16の裏面に次の両
面原稿の表面画像情報Dが裏面コピーされ、この両面原
稿の裏面画像情報Eが次の転写紙16に表面コピーされ
る、といった具合である。このモードによれば、画像情
報を有しない面についての無駄なコピー処理がなく処理
時間を短縮できるとともに、得られるコピーも前詰め両
面コピーであり、途中に空白裏面頁を有しないため、用
紙を節約できるものともなる。
【0037】よって、オペレータとしては、RDF2に
セットする原稿32については特に意識する必要がな
く、上記3モードで示したように、どのようなコピー結
果を得たいかをモード設定すればよいものである。図8
はこのようなモード設定を行うために、操作パネル部
(図示せず)の一部に設けられたフルドット表示型表示
部81を示す。この表示部81は液晶、蛍光表示管等の
表示素子を用いたものであり、その表面にほぼ透明シー
ト状のマトリックスタッチスイッチ82を重ね、給紙
台、画像濃度、変倍率等の各種の複写モード等を選択指
定し、かつ、表示し得るように構成されている。図中、
模式的に二重枠で示す部分が選択された箇所を表す。本
実施例の要旨とする処理モードに着目すると、両面選択
部83中で、片,両キー84で示す部分がモード1設定
用、片キー85で示す部分がモード2設定用、両キー8
6で示す部分がモード3設定用である。即ち、これらの
キー84〜86の表示は、どのような形態のコピー結果
物を得るかを示しているものであり、原稿側の態様を問
わないものとされている。
【0038】次に、これらのモード処理が実際にどのよ
うに制御されて実行されるかを説明する。まず、モード
1の処理を図9のフローチャートを参照して説明する。
RDF2において、原稿トレイ31上に積載された原稿
32を最下位側から順にコンタクトガラス6上に給紙搬
送させる。その途中で、CCD69bにより原稿32の
表面画像情報の有無を検出する。表面画像情報がある場
合にはその原稿32の表面コピーを行った後、CCD6
9aの検出信号に基づき裏面画像情報があったか検出す
る。裏面画像情報があった場合(=両面原稿の場合)、
表面コピー済みの転写紙16を両面トレイ26に排出さ
せ、RDF2側ではこの両面原稿32について表裏反転
させて再びコンタクトガラス6上に搬送セットする(裏
面側が下向き)。そこで、コピー動作を行い、両面トレ
イ6から給紙させた転写紙16に裏面コピーし、両面コ
ピーとなし、本体トレイ22又はソータユニット4側に
排出させる(これらを、機外に排出と表現する)。原稿
32は反転処理して原稿トレイ31上に再スタックさせ
る。即ち、RDFモードによる通常の両面−両面モード
処理となる。次の原稿32がある場合も同様原稿給紙
後、その表面画像情報、裏面画像情報の有無を検出し、
両面原稿であれば、同様にして両面コピーを行う。裏が
白紙で裏面画像情報を有しない片面原稿の場合には、そ
の原稿表面画像を表面コピー(片面コピー)させた後、
転写紙16を機外に排紙させる一方、原稿32は反転処
理せずに原稿トレイ31上に排紙スタックさせる。即
ち、通常の片面−片面モード処理となる。一方、片面原
稿であっても、表面が白紙の裏面片面原稿の場合には、
RDF2において原稿32を反転搬送させた後、原稿3
2の裏面側を片面コピーすることになる。即ち、白紙表
面に対するコピー動作を行わず原稿32の反転処理のみ
行った後、通常の片面コピーを行うことになる。なお、
両面白紙原稿の場合には、単に原稿の正転排出のみが行
われる。このような処理が、原稿32のなくなるまで、
片面原稿か両面原稿かに応じて行われる。
【0039】次に、モード2の処理について図10のフ
ローチャートを参照して説明する。基本的には、モード
1の処理と同様であるが、CCD69a,69bに基づ
き両面原稿と判断された場合の処理において、その表面
画像についての表面コピーがなされた転写紙16がその
まま機外に排紙され、その原稿の裏面画像についても次
の転写紙16に表面コピーとして処理される点で異な
る。
【0040】また、モード3の処理について図11のフ
ローチャートを参照しつつ、図7に例示した例に準じて
説明する。まず、原稿の表面/裏面を示すためのフラグ
nを用意し、最初は表面から処理するためフラグnを0
にリセットしておく。次に、前述したように最初の原稿
32をコンタクトガラス6上に給紙セットさせるととも
に、その途中で、CCD69a,69bにより表面、裏
面画像情報の有無を検出する。まず、表面画像情報の有
無を検出し、表面画像があればフラグnの値を評価す
る、今、n=0であるので、その表面画像を表面コピー
し、両面トレイ27に排出する。そこで、その原稿32
に裏面画像があったかをCCD69aの検出信号に基づ
き判断し、あれば両面原稿であり、原稿32をRDF2
において反転させてコンタクトガラス6上に再度搬送セ
ットし、原稿32の裏面画像を両面トレイ27から給紙
させた転写紙16の裏面に裏面コピーして両面コピーと
なし、機外に排紙させる。原稿32は反転させて再スタ
ックさせる。次の原稿32がある場合、コンタクトガラ
ス6上に給紙セットさせるとともにその表面、裏面画像
情報の有無をチェックする。この場合、例えば表面画像
がなく、裏面画像のみであれば、フラグnの値を評価す
る。いま、n=0であるので、フラグnを1にセット
し、原稿32についてはRDF2により反転処理を行い
裏面側をコンタクトガラス6上にセットし、裏面画像に
ついての表面コピーを行い、その転写紙16を両面トレ
イ27に排出させる。そして、原稿32は反転排出させ
る。次の原稿、ここでは3枚目の原稿32についても表
面画像、裏面画像情報の有無をチェックする。ここで
は、例えば両面原稿であるが、フラグチェックにおいて
n=1であるので、両面原稿の表面画像について両面ト
レイ27から給紙させた転写紙16に裏面コピーして両
面コピーとなし、これを機外に排出させる。一方、この
原稿32は両面原稿であるので、RDF2において反転
処理し、裏面画像についての表面コピーを行い、その転
写紙16を両面トレイ27に排出させ、原稿32は反転
排出させる。次の原稿32処理に移行すると、ここで
は、表面片面原稿であるので、その表面画像についての
コピー処理が行われるが、ここではn=1であるので、
両面トレイ27から給紙された転写紙16に対する裏面
コピーとされ、コピー後、この転写紙16は機外に排出
され、裏面画像を有しないので、フラグnが0にリセッ
トされ、原稿32は正転排出される。このようにして、
画像を有する面のみが前詰めで両面コピーされる。
【0041】つづいて、本発明の第二の実施例を図12
ないし図14により説明する。本実施例は、CCD69
a,69bによる検出対象等を工夫したものである。基
本的には、図12に示すようにCCD69による検出対
象は原稿32の全域とはされておらず、領域Eで示す一
部のみとされている。即ち、主走査方向に見て所定幅で
あり、副走査方向に見ても所定長さなる一部の領域Eと
されている。原稿32を中央基準で搬送させるものとし
た場合、CCD69としては例えば最大原稿幅分の長さ
のものを用いる必要がなく領域Eの幅分の長さを有する
もので済み、安価となる。また、副走査方向についても
最大原稿長分に渡って検出する必要がなく、領域Eの長
さ分の検出で済み、検出時間(処理時間)を短縮でき
る。このように検出対象領域を領域Eのように全域中の
一部に制限したとしても、よほど特殊な原稿でない限
り、正常な画像は領域E中にあると考えられるので、検
出精度がそれ程低下することはない。
【0042】このような領域Eは、固定的なものでな
く、ここでは任意に設定自在とされている。図13に表
示部81を画像情報設定モードとした場合の様子を示
す。図8に示した表示状態(通常のコピード)からこの
画像情報設定モードへの切換えは、例えば予め設定され
た暗証番号をコピー枚数用テンキー等により入力するこ
とで行うようにしてもよく、その他の方法でもよい。こ
のモード画面では、各種設定スイッチが表示される。ま
ず、表示部81上には原稿パターン87と検出エリアマ
ーク88とが表示されており、その周囲に4つのスイッ
チ89,90,91,92が設けられている。スイッチ
89は原稿上の検出エリアを主走査方向(図中、左右方
向)に相対移動させるものである。スイッチ90は原稿
上の検出エリアを副走査方向(図中、上下方向)に相対
移動させるものである。これらのスイッチ89又は90
を押下すると、検出エリアマーク88が左右又は上下に
移動する。スイッチ91は検出エリアの主走査方向の幅
を増減させるもので、これを押下すると検出エリアマー
ク88の幅が増減される。スイッチ92は検出エリアの
副走査方向の長さを増減させるもので、これを押下する
と検出エリアマーク88の長さが増減される。また、濃
度レベルパターン93の表示に隣接させて、画像情報の
判定濃度レベルを増減可変させるスイッチ94が設けら
れており、これを押下すると濃度レベルパターン93中
の黒塗り部分が変化する。このスイッチ94により判定
濃度レベルを高くすれば原稿32上の汚れなどを画像情
報と間違える確率が低くなる。スイッチ95はこのよう
な濃度レベル設定に基づき画像情報有りと判定される量
が、実際に被検出原稿において画像情報有りと見做すか
否かを認定するための検出レベルを可変させるためのも
のである。このスイッチ95により検出レベルを低めに
設定すれば少量の黒画像でも情報ありと判定しやすくな
り、高めに設定すれば逆となる。スイッチ96,97は
このようなスイッチ89〜92,94,95による検出
エリア、濃度レベル、検出レベルの設定を、表面用と裏
面用とで独立して行い得るようにするためのスイッチて
あり、押下されたほうの設定モードとなる。これらのス
イッチによる設定は、機械設置時、又はユーザの使用条
件、環境等が変わった場合に行われる。
【0043】ここに、スイッチ89〜92による設定デ
ータ処理は、画像検出回路68中のシェーディング補正
回路72から出力されるデータを選択的に多値化処理回
路73に取込むことになり、結果的に検出エリアEが限
定されることになる。また、スイッチ94による濃度設
定は多値化処理回路73の閾値を設定することに相当す
る。スイッチ95による検出レベル設定はカウント回路
74によりカウントされた値をCPU61が読取る時に
画像情報か否かを判定するレベルを設定することにな
る。
【0044】また、読取り有効エリアは、CPU61の
設定により図6に示した回路に与えられるGATE信号
により制限される。このようなGATE信号は図14に
示す回路により生成される。即ち、この回路はCCD6
9a,69bにより読取られた画像の任意のエリアEを
指定するための回路である。主走査カウンタ100は主
走査方向の読取り開始位置をカウントし、主走査カウン
タ101は主走査方向の読取り終了位置をカウントす
る。また、副走査カウンタ102は副走査方向の読取り
開始位置をカウントし、副走査カウンタ103は副走査
方向の読取り終了位置をカウントする。主走査カウンタ
100,101は1主走査毎に1回発生するLSYNC
信号によりクリアされ、読取りクロックCLKによりカ
ウントアップする、このカウンタ100,101とCP
U61によってラッチ104,105にラッチされたカ
ウント値とが各々コンパレータ106,107により比
較される。読取り開始位置の場合はLレベルからHレベ
ルに変わり、読取り終了位置ではHレベルからLレベル
に変わる。同様に、副走査カウンタ102,103は原
稿の有効期間信号FGATEでクリアされ、LSYNC
によりカウントアップする、このカウンタ102,10
3とCPU61によってラッチ108,109にラッチ
されたカウント値とが各々コンパレータ110,111
により比較される。読取り開始位置の場合はLレベルか
らHレベルに変わり、読取り終了位置ではHレベルから
Lレベルに変わる。これらのコンパレータ106,10
7,110,111の出力をANDゲート112に入力
させることによりGATE信号が得られるものとなる。
各信号と検出領域Eとの関係は図12に示した通りであ
る。
【0045】さらに、本発明の第三の実施例を図15な
いし図19により説明する。本実施例は、例えば画像セ
ンサ69aを画像有無検知の他に、原稿サイズ検知に兼
用させるようにしたものである。このため、画像センサ
69aは搬送中の原稿32の少なくとも片側端面が横切
る位置に配設される。図15は中央基準の搬送とした場
合の各種サイズ(B5〜A3)の原稿32に対する配設
位置を示すものである。例えば、これらの原稿32の少
なくも片側端面、即ち、CD間、EF間、GH間、IJ
間が何れも横切る位置、例えばAB間に渡って画像セン
サ69aは配設される。
【0046】このような画像センサ69aの配設による
と、斜線を施して示す部分がこの画像センサ69aの検
出エリアとなる。まず、原稿32の先端が画像センサ6
9aに到達するまでは、検知幅ABに渡って黒画像を検
知する(原稿無しのエリアが黒画像となるように画像セ
ンサ読取り光学系に乱反射等の手段が施されている)。
ついで、原稿32の先端が画像センサ69aに到達し、
後端が過ぎるまでは、例えばA4サイズの場合であれ
ば、原稿32上のAA′間では画像情報部については黒
検知、非画像情報部については白検知となり、原稿32
外のA′B間は黒検知となる。この時、原稿32の周囲
部分は大半のものが余白白部とされており、非画像情報
部となっているので、A′付近では内外に黒検知と白検
知との境界となる。原稿32の後端が画像センサ69a
を過ぎると、再びAB間に渡って黒検知となる。
【0047】そこで、まず、全検知幅ABの内で始めて
白画像が出現すれば、それを原稿先端とする。また、全
検知幅ABの全てが黒検知となり、それが一定期間以上
継続すれば、それを原稿後端とする。これらの原稿先端
と原稿後端との間で、白画像の位置が図15中で最も右
位置に出現したところを原稿32の端面とする。これら
の原稿先端、原稿後端及び原稿端面の検知結果により、
原稿エリアを認定することにより原稿サイズを検知し得
るものであり、かつ、原稿エリア内における黒画像の出
現の頻度により画像情報の有無が判断される。
【0048】図16はこのような画像センサ69aの検
出信号に基づく処理を示すフローチャートである。原稿
32の先端が画像センサ69a位置に到達するまでは検
知幅全域ABに渡って黒画像を検知する。この時、電源
投入時にはフラグは0にリセットされており、上記の動
作が原稿出現まで繰返される。原稿32の先端が画像セ
ンサ69aに到達すると、画像センサ69aに白画像部
分が出現し始め、タイマをクリアした後、ここではフラ
グが0であるので、フラグを1にセットする。そして、
検知された画像先端検出タイミングをメモリMAに格納
しておく。その後はフラグが1となっているので、白画
像の最大値(即ち、図15中に示すA′の位置)とメモ
リMCに格納された値とを比較し、白画像の最大値のほ
うが大きい場合にはその値をこのメモリMCに格納し、
小さい場合にはそのままとする。ここで、1回目にこの
処理を通過した時点ではメモリMCは0にリセットされ
ており、ここでは白画像の最大値が必ずメモリMCに格
納される。また、原稿32の周辺部は通常非画像部なる
余白部であり、その後の上記の大小判定の結果、メモリ
MCの内容が変更されることは殆ど考えられない。
【0049】しかして、原稿通過中に検知幅全域ABに
渡って黒画像を検出すると、タイマがタイムオーバして
いるかチェックする。これは、原稿後端検知と原稿途中
での黒画像検知とを間違えないようにするためである。
タイムオーバしている場合には原稿後端検知となり、フ
ラグをリセットし次回の動作に備えるとともに、原稿後
端検知のタイミングをメモリMBに格納する。これによ
り、サイズ認定に必要なデータが揃うので、メモリMC
の内容により主走査幅、MB−MAにより副走査長さが
決定され、原稿サイズが特定される。
【0050】ちなみに、原稿画像情報の有無検出は、画
像センサ69a上を原稿32が通過している間の処理と
して、白画像をカウントし、原稿32の後端が画像セン
サ69aを通過して原稿サイズが決定された後に認定さ
れることになる。簡単にいえば、この白画像カウント数
≒MC×MA×単位面積当たりのドット密度であれば、
画像情報無しと判定できる。
【0051】このような処理を行わせるため、本実施例
の画像検出回路68には図17に示すように画像領域指
定回路113が多値化処理回路73に対して追加されて
いる。この画像領域指定回路113の概略ブロック図を
図18に示す。CPU61から原稿読取りタイミング信
号として与えられるLGATEと、CD69aの読取り
に使用されるクロックCLKとにより、カウンタ114
が無条件にカウントし、入力データの条件(ANDゲー
ト115を通す)によりカウンタ114の内容がフリッ
プフロップ116に格納される。これにより、フリップ
フロップ116には白画像の最大値が格納されることに
なる。主走査ラインの終了毎にフリップフロップ116
の内容がCPU61により読取られ、カウンタ114、
フリップフロップ116がクリアされて次の主走査ライ
ンの動作に備える。
【0052】なお、本実施例の場合のカウンタ回路74
は図19に示すように構成すればよい。基本的には、図
6に示したものと同様であるが、カウンタ79が1つと
されている。
【0053】
【発明の効果】本発明は、上述したように構成したの
で、原稿自動搬送装置により原稿露光部まで搬送される
原稿が一対の画像センサによる表面画像情報、裏面画像
情報の有無検出により表面片面原稿であるか裏面片面原
稿であるか両面原稿であるか自動的に識別されるため、
白紙で画像情報を有しない面に対する無駄な画像形成処
理をなくして、処理時間及び用紙を節約できるものとな
り、オペレータとしては原稿自動搬送装置に積載セット
する原稿が片面原稿であるか両面原稿であるかを意識せ
ず、結果として得たい画像形態のみを選択すればよく、
操作性のよいものとなる。特に、請求項11記載の発明
のモード3のように、画像情報を有する面のみを前詰め
で両面画像形成とすることにより、処理時間の無駄をな
くして、用紙を節約できるものとなる。この際、一対の
画像センサによる検出対象を、請求項2又は4記載の発
明のように、原稿の一部の所定幅又は搬送方向の所定長
さ分なる領域に限定することにより、使用する画像セン
サが小型・安価になるとともに、検出のための信号処理
時間も短縮できる。特に、副走査方向の所定長さについ
ては、請求項5記載の発明のように任意長さに設定自在
とし、さらには、請求項6記載の発明のように例えば原
稿サイズに対応させることにより、各種サイズに対応し
て正確な両面原稿検出が可能となる。また、請求項7記
載の発明のように画像情報の有無の検出を行う濃度レベ
ルを設定自在とし、或いは、請求項8記載の発明のよう
に検出される画像情報量に対する画像情報有りの検出レ
ベルを設定自在とすれば、例えば原稿汚れ、いたずら書
きなどを画像情報と誤らないように検出精度を上げるこ
とも可能となる。さらには、請求項9記載の発明のよう
に原稿表面側と原稿裏面側とで設定条件を独自に変える
ことにより、融通性の高いものとなる。また、請求項1
0記載の発明によれば、画像センサを搬送中の原稿の少
なくとも片側端面が横切る位置に配設し、原稿サイズ検
出を兼用させたので、コストダウン化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例を示すRDFの概略構成
図である。
【図2】複写システム全体を示す概略構成図である。
【図3】複写機本体側の制御系を示すブロック図であ
る。
【図4】RDF側の制御系を示すブロック図である。
【図5】画像検出回路構成を示すブロック図である。
【図6】カウント回路構成を示すブロック図である。
【図7】コピー処理例を示す説明図である。
【図8】表示部を示す平面図である。
【図9】モード1処理を示すフローチャートである。
【図10】モード2処理を示すフローチャートである。
【図11】モード3処理を示すフローチャートである。
【図12】本発明の第二の実施例を示す検出領域の説明
である。
【図13】画像情報設定モードを示す表示部の平面図で
ある。
【図14】GATE信号生成のための回路図である。
【図15】本発明の第三の実施例を示す検出領域の説明
図である。
【図16】原稿サイズ検知等の処理を示すフローチャー
トである。
【図17】画像情報回路を示すブロック図である。
【図18】画像領域指定回路を示すブロック図である。
【図19】カウンタ回路を示すブロック図である。
【符号の説明】
2 原稿自動搬送装置 6 原稿露光部 31 原稿トレイ 32 原稿 40 反転経路 69a,69b 画像センサ
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/04 119 H04N 1/00 108 H 4226−5C 1/04 106 A 7251−5C 1/12 Z 7037−5C (72)発明者 安部 大典 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿トレイに積載された原稿を順次原稿
    露光部まで搬送させて露光に供するとともに、前記原稿
    の表裏を反転させる反転経路を有して選択的に原稿を表
    裏反転させて前記原稿露光部まで搬送させて露光に供す
    るようにした循環型の原稿自動搬送装置を備えた両面複
    写装置において、前記原稿自動搬送装置内を搬送中の原
    稿の表面と裏面の画像情報の有無を検出する一対の画像
    センサを設けたことを特徴とする両面複写装置における
    原稿識別装置。
  2. 【請求項2】 一対の画像センサを、搬送中の原稿の一
    部の所定幅を対象として画像情報の有無を検出するもの
    としたことを特徴とする請求項1記載の両面複写装置に
    おける原稿識別装置。
  3. 【請求項3】 所定幅を任意長さに設定自在としたこと
    を特徴とする請求項2記載の両面複写装置における原稿
    識別装置。
  4. 【請求項4】 一対の画像センサを、搬送中の原稿の一
    部の所定長さを対象として画像情報の有無を検出するも
    のとしたことを特徴とする請求項1又は2記載の両面複
    写装置における原稿識別装置。
  5. 【請求項5】 所定長さを任意長さに設定自在としたこ
    とを特徴とする請求項4記載の両面複写装置における原
    稿識別装置。
  6. 【請求項6】 所定長さを原稿サイズに応じて設定する
    ようにしたことを特徴とする請求項5記載の両面複写装
    置における原稿識別装置。
  7. 【請求項7】 画像情報の有無の検出を行う濃度レベル
    を設定自在としたことを特徴とする請求項1記載の両面
    複写装置における原稿識別装置。
  8. 【請求項8】 画像センサにより検出される画像情報量
    に対して画像情報有りと判定する検出レベルを設定自在
    としたことを特徴とする請求項1記載の両面複写装置に
    おける原稿識別装置。
  9. 【請求項9】 原稿表面側と原稿裏面側とで各々独立し
    て設定自在としたことを特徴とする請求項3,5,6,
    7又は8記載の両面複写装置における原稿識別装置。
  10. 【請求項10】 一対の画像センサの少なくとも一方を
    搬送中の原稿の少なくとも片側端面が横切る位置に配設
    し、原稿サイズ検出を兼用させたことを特徴とする請求
    項1記載の両面複写装置における原稿識別装置。
  11. 【請求項11】 請求項1,2,3,4,5,6,7,
    8,9又は10記載の画像センサによる裏面画像情報の
    有無検出結果に基づき反転経路の切換えを制御する制御
    手段を設け、原稿の片面/両面の種別に応じて原稿と同
    一態様の画像形成を行わせるモード1と、原稿の片面/
    両面の種別に関係なく片面画像形成を行わせるモード2
    と、原稿の表面/裏面に関係なく画像情報を有する面の
    画像情報を順に前詰めにして両面画像形成を行わせるモ
    ード3とを選択自在に設定したことを特徴とする両面複
    写装置における原稿識別装置の使用方法。
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