JPH0572940U - 施釉装置 - Google Patents

施釉装置

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JPH0572940U
JPH0572940U JP2085092U JP2085092U JPH0572940U JP H0572940 U JPH0572940 U JP H0572940U JP 2085092 U JP2085092 U JP 2085092U JP 2085092 U JP2085092 U JP 2085092U JP H0572940 U JPH0572940 U JP H0572940U
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JP2085092U
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和夫 平林
茂幸 真田
昭広 阿部
哲郎 秦
浩 加藤
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株式会社イナックス
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 タイル表面の特定部分にのみ釉薬を塗布し、
又は島状に塗布することのできる施釉装置を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 昇降体26の下面側に複数のスタンプユニッ
ト50を下向きに設けてこれを昇降シリンダ28によっ
て昇降可能とする。そしてその下降運動によってスタン
プユニット50のスポンジ体56に釉薬槽10内の液状
の釉薬12を含浸させ、その後にスタンプユニット50
を釉薬槽10から取り出した上、待機状態にあるタイル
68の表面に接触させて釉薬12をタイル68表面の特
定部分にスタンピング塗布する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はタイル表面に釉薬を塗布するための施釉装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】
従来、タイル表面に釉薬を塗布する装置として用いられているものは、液状の 釉薬をスプレー手段によってタイル表面に霧状に噴霧するか或いは液状の釉薬を スリットから幕状に垂下させ、移動するタイル表面上に幕掛けするといったもの であった。
【0003】 しかしながらこの装置を用いて釉薬を施した場合、タイル表面全面に亘って釉 薬が均等に施されてしまい、釉薬を島状に散在する状態で施したり、或いはタイ ル表面の特定部分にのみ釉薬を施すといったことができない問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案の装置はこのような課題を解決するために案出されたものであり、その 要旨は、(イ)所定位置に配置され、内部に液状の釉薬を収容する釉薬槽と、( ロ)該釉薬槽内部に浸漬されて該液状の釉薬を含浸する含浸部材と、(ハ)該含 浸部材を吊持する支持体と、(ニ)該含浸部材を該支持体に対して上下に所定距 離相対移動可能ならしめる相対移動手段と、(ホ)該支持体を該含浸部材ととも に昇降させ、下降位置において該含浸部材を前記釉薬槽内に浸漬し、又は所定位 置に搬送されたタイル上に接触させ、該含浸部材に含浸された液状の釉薬を該タ イル表面上に塗布せしめる昇降手段と、(ヘ)該支持体,含浸部材,昇降手段を 前記釉薬槽上の位置と前記タイルへの釉薬塗布位置との間で進退駆動する進退駆 動手段とを含むことにある。
【0005】
【作用及び考案の効果】
本考案の装置においては、含浸部材が昇降手段によって支持体に吊持された状 態でかかる支持体とともに昇降させられる。そして下降位置において含浸部材が 釉薬槽内に浸漬され、該槽内の液状の釉薬が含浸部材に含浸される。
【0006】 釉薬を含浸した含浸部材は昇降手段によって再び上昇させられた上、進退駆動 手段によってタイルに対する釉薬の塗布位置まで前進させられ、そして前進位置 において昇降手段によって下降させられ、待機しているタイルの表面に載せられ 、或いは積極的に押圧される。 これにより含浸部材に含浸された液状の釉薬がタイル表面上に塗布される。
【0007】 このとき釉薬は当然ながら含浸部材が接触した部分にのみ且つ含浸部材の形状 に対応した形状,パターンでタイル表面に施される。
【0008】 本考案の装置によれば、タイル表面の特定部分にのみ釉薬を施すことが可能で あるし、またタイル表面に釉薬を島状に施すことも可能である。
【0009】 しかも本考案によれば釉薬を厚く塗布することが可能であり、タイル表面にボ リューム感のある凹凸模様を形成することができる。
【0010】 ところで含浸部材をタイル表面に接触させる時、タイルが傾いていたり、各タ イル間で段差等凹凸があったりすると、例えばタイルを搬送プレート等所定の支 持部材上に支持した状態で釉薬塗布を行う場合において、この支持プレートに傾 きがあったり凹凸があったり、或いは支持プレート上に異物が付着していたりし てその上に載せられるタイルが傾いたり、各タイルの表面の高さが不揃いであっ たりすると、含浸部材を昇降手段にて下降させてタイル表面に接触させる際、含 浸部材が良好にタイル表面に接触しない恐れがある。
【0011】 而して含浸部材がタイル表面に良好に接触しないと、タイル表面に釉薬を良好 に塗布することができない。
【0012】 しかるに本考案の装置においては、含浸部材が支持体に対して上下に所定距離 相対移動可能とされているため、こうした不具合を生じない。例えば支持体に多 数の含浸部材を吊持させた場合、これら含浸部材の支持体に対する上方への相対 運動によりタイルの傾きや凹凸を吸収することができるのである。
【0013】
【実施例】
次に本考案の実施例を図面に基づいて詳しく説明する。 図1及び図2において、10は釉薬槽で内部に液状の釉薬12が収容されてい る。この釉薬槽10は、アングル材14を介して機枠16に固定されている。
【0014】 釉薬槽10の内部には、撹拌プレート18が配置されている。撹拌プレート1 8は撹拌シリンダ20に連結されており、この撹拌シリンダ20によって釉薬槽 10内を上下動させられるようになっている。そしてこの撹拌プレート18の上 下動によって、釉薬槽10内の液状の釉薬12が撹拌される。
【0015】 尚撹拌プレート18の上下動の際、この撹拌プレート18は、これより延び出 すガイドロッド22とこれを挟み込むガイドローラ24とにより運動案内される 。
【0016】 撹拌プレート18は、後述のスポンジ体56(図3)を押圧して釉薬槽10内 の釉薬12をかかるスポンジ体56に強制的に吸収させる機能も有している。
【0017】 釉薬槽10の上方には、昇降体26が配置されている。この昇降体26には、 スライダ27に固設された昇降シリンダ28が連結されており、かかる昇降シリ ンダ28によって昇降体26が、ガイドロッド30とガイド筒32との案内の下 に所定ストローク上下動させられるようになっている。
【0018】 尚この昇降体26の、図1中左右両側にはラック部材34が設けられていて、 これらラック部材34がピニオン36に噛み合わされている。
【0019】 これらラック部材34及びピニオン36は、昇降体26が昇降する際、左右両 端部がそれぞれ等しい量で昇降するように運動規制するものである。
【0020】 図2に示しているようにスライダ27にはクランクアーム40,42を介して モータ44が連結されている。各クランクアーム40,42は軸38を介して相 対回転可能に接続されている。
【0021】 一方のクランクアーム40はモータ44の出力軸46に固定されていて、その 出力軸46の回りに回転円運動させられ、そのクランクアーム40の回転円運動 によって、今一方のクランクアーム42の、図中右方への押出し又は左方への引 戻運動が行われる。
【0022】 そしてこのアーム42の押出し・引戻運動によって、スライダ27がガイドレ ール48に沿って所定距離、即ち釉薬槽10上の位置と後述のタイル68(図3 )への釉薬12の塗布位置との間を進退駆動される。
【0023】 前記昇降体26の下側には複数のスタンプユニット50が設けられている。各 スタンプユニット50は、図3に示しているように吊持ボルト60を介して支持 プレート52により吊持された保持プレート54を有しており、この保持プレー ト54の下面側に複数(ここでは3個)のスポンジ体56が台座58を介して固 定されている。
【0024】 吊持ボルト60は支持プレート52の貫通孔62を遊嵌状態で貫通しており、 そしてその上端にナット64が捩込み固定されている。ナット64は吊持ボルト 60の抜止めのためのものである。
【0025】 図1において66は多数のタイル68を載せる棚プレートであって、チェーン 70により搬送されるようになっている。また72は、タイル68を載せた棚プ レート66を所定位置において持ち上げるための持上シリンダである。
【0026】 次に本装置の作用を説明する。 まず本装置では各スタンプユニット50のスポンジ体56が昇降シリンダ28 によって昇降体26とともに下降させられて釉薬槽10内に浸漬され、釉薬槽1 0内の液状釉薬12がこのスポンジ体56に含浸される。
【0027】 尚このとき、撹拌プレート18を停止させておいてスポンジ体56をこれに押 圧した後その押圧力を解除することで、釉薬12をスポンジ体56に強制的に含 浸させることができる。
【0028】 この撹拌プレート18は、スポンジ体56をこれに強制的に押圧するとき以外 は撹拌シリンダ20によって釉薬槽10内で上下振動させられる。
【0029】 さて各スタンプユニット50のスポンジ体56が釉薬12を十分に含浸したと ころで、これらスタンプユニット50が昇降シリンダ28によって上昇させられ る。
【0030】 続いてモータ44の駆動によってスライダ27がガイドレール48上を図2中 右方向に前進させられ、所定位置に停止される。
【0031】 その後各スタンプユニット50が昇降シリンダ28によって下降させられ、下 端のスポンジ体56がその下側に待機中の各タイル68上に接触させられる。
【0032】 そしてこのスポンジ体56のタイル68への接触により、スポンジ体56に含 浸された釉薬12がタイル68表面に塗布される。
【0033】 その際の具体的動作が図3に詳しく示されている。即ち各スタンプユニット5 0のスポンジ体56は支持プレート52とともに下降運動させられ、そしてある 位置でスポンジ体56がタイル68表面に接触させられる。
【0034】 支持プレート52はその後も引き続いて下降運動させられ、このとき吊持ボル ト60が支持プレート52の貫通孔62内を上方に相対運動する。つまりスポン ジ体56及び保持プレート54が、支持プレート52に対して上方に相対運動す る。そしてこの相対運動に基づいて、タイル68間の表面の段差,高低差,傾き 等が吸収される。
【0035】 従ってこの装置によれば、棚プレート66表面に凹凸や傾きがあったりして、 その上のタイル68と68との間で多少の高低差があったり、或いはタイル68 が傾いていたりしても釉薬12を良好にタイル68表面に塗布することができる 。
【0036】 タイル68表面上に釉薬12のスタンプ動作を行った各ユニット50は、引き 続いて上昇させられた上スライダ27の後退運動によって釉薬槽10上に位置さ せられる。そして前述したのと同様の動作を再び繰り返し行う。
【0037】 本例の装置によれば、タイル68表面上の特定部分にのみ釉薬12を塗布でき 、或いは1枚のタイル68に対して接触させるべきスポンジ体56の配置を、例 えば図4に示す如き配置としておくことにより、釉薬12をタイル表面に島状に 塗布することができる。
【0038】 しかも本装置はスポンジ体56に含浸させた釉薬12をタイル68表面に直接 接触させて塗布するものであるから、釉薬12を厚く塗布することができる。
【0039】 以上本考案の実施例を詳述したがこれはあくまで一例示である。本考案は例え ば図5に示しているように各スポンジ体56を吊持ボルト60にてフリーの状態 で吊持し、それぞれを支持プレート52に対して独立に相対運動させ得るように 構成することもできる。
【0040】 尚、この場合には吊持ボルト60として角ボルトを用いたり或いは二本以上の 吊持ボルト60を用いてスポンジ体56を吊持することにより、スポンジ体56 が回転するのを防止し、以て模様が変化しないようにするのが望ましい。
【0041】 その他本考案はその主旨を逸脱しない範囲において、当業者の知識に基づき様 々な変更を加えた形態で構成可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例装置の正面(一部断面)図で
ある。
【図2】同実施例装置の側面図である。
【図3】同実施例装置の要部の作用説明図である。
【図4】図3におけるスポンジ体の配置構成例を示す図
である。
【図5】本考案の他の実施例の要部断面図である。
【符号の説明】
10 釉薬槽 26 昇降体 27 スライダ 28 昇降シリンダ 44 モータ 52 支持プレート 56 含浸部材 60 吊持ボルト 62 貫通孔 64 ナット 68 タイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 秦 哲郎 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 (72)考案者 加藤 浩 岐阜県可児市下切姫ケ丘50番地 有限会社 文晶堂内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (イ)所定位置に配置され、内部に液状
    の釉薬を収容する釉薬槽と (ロ)該釉薬槽内部に浸漬されて該液状の釉薬を含浸す
    る含浸部材と (ハ)該含浸部材を吊持する支持体と (ニ)該含浸部材を該支持体に対して上下に所定距離相
    対移動可能ならしめる相対移動手段と (ホ)該支持体を該含浸部材とともに昇降させ、下降位
    置において該含浸部材を前記釉薬槽内に浸漬し、又は所
    定位置に搬送されたタイル上に接触させ、該含浸部材に
    含浸された液状の釉薬を該タイル表面上に塗布せしめる
    昇降手段と (ヘ)該支持体,含浸部材,昇降手段を前記釉薬槽上の
    位置と前記タイルへの釉薬塗布位置との間で進退駆動す
    る進退駆動手段とを含むことを特徴とする施釉装置。
JP1992020850U 1992-03-06 1992-03-06 施釉装置 Expired - Lifetime JP2550221Y2 (ja)

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