JPH0573260U - エンジンの吸気用エアダクト装置 - Google Patents
エンジンの吸気用エアダクト装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 必要に応じ吸気抵抗を低減させてエンジンの
出力性能を高めつつ、複数の周波数帯域において吸入空
気音の低減を図る。 【構成】 第1吸気ダクト1の一端部には吸気口2が形
成されており、他端部は内部に密閉空間を有するエアク
リーナ3の一面側に連通されている。第1吸気ダクト1
の中途部には、U字状に屈曲されたバイパスダクト4の
両端部が連通されており、バイパスダクト4の一端部に
は、第1切換バルブ5が設けられている。さらに、エア
クリーナ3の一面側には、第1吸気ダクト1より大径で
あって、かつ、バイパスダクト4とは異なる長さ及び容
積からなる第2吸気ダクト6の一端部が連通されてい
る。第2吸気ダクト6の他端部には、吸気口7が設けら
れているとともに、該吸気口7を開閉する第2切換バル
ブ8が設けられている。
出力性能を高めつつ、複数の周波数帯域において吸入空
気音の低減を図る。 【構成】 第1吸気ダクト1の一端部には吸気口2が形
成されており、他端部は内部に密閉空間を有するエアク
リーナ3の一面側に連通されている。第1吸気ダクト1
の中途部には、U字状に屈曲されたバイパスダクト4の
両端部が連通されており、バイパスダクト4の一端部に
は、第1切換バルブ5が設けられている。さらに、エア
クリーナ3の一面側には、第1吸気ダクト1より大径で
あって、かつ、バイパスダクト4とは異なる長さ及び容
積からなる第2吸気ダクト6の一端部が連通されてい
る。第2吸気ダクト6の他端部には、吸気口7が設けら
れているとともに、該吸気口7を開閉する第2切換バル
ブ8が設けられている。
Description
【0001】
本考案は、エンジンの吸気系に配置される吸気用エアダクト装置に関する。
【0002】
従来、エンジンの吸気系には図8に模式的に示したエアダクト装置が配設され ている(1991年6月 日産自動車(株)発行 「NISSANセドリック グロリア新型車解説書」B−27頁参照)。すなわち、一端部に第1及び第2の 吸気口41,42が設けられた吸気ダクト43の他端はエアクリーナ44の一面 側に連通されており、該エアクリーナ44の他面側にはエンジンのインテークマ ニホールドに接続される導出ダクト45が連通されている。前記吸気ダクト43 の外周部であって吸気口41,42とエアクリーナ44間には、レゾネータ46 が一体的に成形されており、該レゾネータ46は所定容積の密閉空間を有してい る。
【0003】 かかる構造において、エンジンが回転すると吸気口41,42から空気が吸引 され、この空気は吸気ダクト43及びエアクリーナ44を通流して、インテーク マニホールドよりエンジン内に導入される。このとき、空気が吸気口41,42 内に流入する際に吸入空気音が発生するが、吸気ダクト43の中途部には所定容 積を有するレゾネータ46が設けられていることから、該レゾネータ46の容積 に応じた周波数帯域の吸入空気音が減衰し、これにより吸入空気音の低減を図る ことができる。また、2個の吸気口41,42が設けられて充分な吸入面積が設 定されているとともに、吸気ダクト43の断面積を充分に設定されていることか ら通気抵抗が低減し、エンジンの出力性能を高めることができるものである。
【0004】
しかしながら、このような従来の吸気用エアダクト装置にあっては、吸気ダク ト43の一端部に単に2個の吸気口41,42が設けられた構造であって、常に 各吸入口41,42の各から空気が吸入されることから、吸入時の吸入空気音が 常に2カ所から発生することとなる。したがって両吸気口41,42を設けるこ とにより吸入面積を増加させ、エンジンの高回転時に多量の空気導入を可能にし て出力性能を高めることができる反面、エンジンの低回転時や中回転時のように エンジンの出力性能より静粛性が優先される運転状態において、吸入空気音の充 分な低減を図ることができない。
【0005】 しかも、単一のレゾネータ46により吸入空気音を減衰させる構造であること から、減衰可能な周波数帯域はレゾネータ46の容積により一義的に決定されて しまう。一方、吸入空気音の周波数はエンジン回転数に応じて変化し、エンジン 回転数が高くなって吸気量が多くなり、これより流速が高まるに連れて周波数も 高くなる。したがって、レゾネータ46に低周波数帯域を減衰可能な特性を設定 すると、エンジンの低回転時に発生する低周波数帯域の吸入空気音を減衰させる ことが可能となっても、エンジンの中回転時に発生する中周波数帯域の吸入空気 音を減衰させることができない。また、逆にレゾネータ46に中周波数帯域を減 衰可能な特性を設定すると、エンジンの中回転時に発生する中周波数帯域の吸入 空気音を減衰させることが可能となっても、エンジンの低回転時に発生する低周 波数帯域の吸入空気音を減衰させることができない。よって、静粛性が優先され るエンジンの低回転域から中回転域に対応して発生する低周波数帯域と中周波数 帯域の双方の吸入空気音を低減させることは不可能なものであった。
【0006】 本考案は、このような従来の課題に鑑みてなされたものであり、必要に応じて 吸気抵抗を低減させてエンジンの出力性能を高めつつ、かつ、複数の周波数帯域 において吸入空気音の低減を図ることができるエンジンの吸気用エアダクト装置 を提供することを目的とするものである。
【0007】
前記課題を解決するために本考案にあっては、一端部に吸気口が設けられ他端 部が密閉空間を有するエアクリーナに連通された第1吸気ダクトと、該第1吸気 ダクトに両端部を連通されたバイパスダクトと、該バイパスダクトの一端部を開 閉する第1切換バルブと、一端部に吸気口が設けられるとともに他端部が前記エ アクリーナに連通され前記バイパスダクトとは異なる長さ及び容積からなる第2 吸気ダクトと、該第2吸気ダクトの前記吸気口を開閉する第2切換バルブとが設 けられている。
【0008】
前記構成において、例えばバイパスダクトには低周波数帯域用レゾネータとし て機能し得る長さ及び容積及を設定しておき、一方第2吸気ダクトには中周波数 帯域用レゾネータとして機能する容積及び長さを設定しておく。そして、エンジ ンの低回転時には第1切換バルブによりバイパスダクトの一端部を閉鎖し、かつ 、第2切換バルブにより第2吸気ダクトの吸気口を閉鎖した状態を形成する。す ると第1吸気ダクトの吸気口のみから空気が吸入されてエアクリーナに導入され る。このとき、両端部を第1吸気ダクトに連通さているバイパスダクトは一端部 が第1切換バルブにより閉鎖されていることから、他端部のみが第1吸気ダクト に連通した閉管の状態となっている。したがって、バイパスダクトはその長さ及 び容積により、第1吸気ダクト内に発生している低回転時の吸入空気音の低周波 数帯域用レゾネータとして作用し、該吸入空気音を減衰させる。
【0009】 また、エンジンの中回転時に第1切換バルブによりバイパスダクトの一端部を 開放し、かつ、第2切換バルブにより第2吸気ダクトを閉鎖した状態を形成する と、第1吸気ダクトの吸気口のみから空気が吸入され、エアクリーナに導入され る。このとき、第2吸気ダクトは、第2切換バルブにより吸入口を閉鎖されてい ることから、一端部のみがエアクリーナの密閉空間に連通し、閉管となっている 。したがって、第2吸気ダクトはその長さ及び容積により、エアクリーナ内に伝 達された吸入空気音に対する中波数帯域用レゾネータとして作用する。しかも、 この中回転時と高回転時のようにエンジンへの空気導入量を多量に必要としない 場合には、空気を一方の吸気ダクトの吸気口からのみ吸入させることにより、吸 入空気音の音源が単一となって、静粛性は高められる。
【0010】 また、エンジンの高回転時には第1切換バルブによりバイパスダクトの一端部 を閉鎖し、かつ、第2切換バルブにより第2吸気ダクトの吸気口を開放した状態 を形成する。すると、第1吸気ダクト側においては、吸気口から吸引された空気 がバイパスダクト側に回り込むことなく直接的にエアクリーナへ通流し、また、 エアクリーナには第2吸気ダクトからも空気が通流する。よって、通気抵抗が全 体的な通気断面積が増加して通気抵抗が低減し、これによりエンジンの出力性能 は高められる。
【0011】
以下、本考案の一実施例について図にしたがって説明する。すなわち、図1に 示したように、第1吸気ダクト1の一端部には第1吸気口2が形成されており、 他端部は内部に密閉空間を有するエアクリーナ3の一面側に連通されている。第 1吸気ダクト1の中途部には、U字状に屈曲されたバイパスダクト4の両端部が 連通されており、第1吸気ダクト1に対して下流側に連通されたバイパスダクト 4の端部には、第1切換バルブ5が設けられている。該第1切換バルブ5は、図 3に示したバイパスダクト4の端部を閉鎖する閉位置と、図4に示した第1吸気 ダクト1を閉鎖し、かつ、バイパスダクト4を開放する開位置とに回動するよう になっている。このバイパスダクト4は、第1切換バルブ5により端部を閉鎖さ れた場合には、低周波数帯域の吸入空気音を減衰させ得る低周波数帯域用レゾネ ータとして機能し得る長さ及び容積を有している。
【0012】 また、前記エアクリーナ3の一面側には、第1吸気ダクト1より大径であって 、かつ、前記バイパスダクト4とは異なる長さ及び容積からなる第2吸気ダクト 6の一端部が連通されている。該第2吸気ダクト6の他端部には、第2吸気口7 が設けられているとともに、該第2吸気口7を開閉する第2切換バルブ8が設け られている。そして、前記第2吸気ダクト6は、第2切換バルブ8により第2吸 気口7が閉鎖された状態において、エアクリーナ3内に伝達された吸入空気音の 中周波数帯域に対してレゾネータとして機能し得る長さ及び容積を有している。 なお、前記エアクリーナ3の他面側にはエンジンのインテークマニホールドに連 通される導出ダクト9が連通されている。
【0013】 一方、コントローラ10の入力ポートには、エンジン回転数センサ11からエ ンジン回転数が入力され、また出力ポートには第1切換バルブ5を開閉駆動する 第1アクチュエータ31と第2切換バルブ8を開閉駆動する第2アクチュエータ 32とが接続されている。
【0014】 次に、以上の構成にかかる本実施例の動作を図2に示したコントローラ10の 動作フローチャートにしたがって説明する。すなわち、コントローラ10はエン ジンの始動に伴ってこのフローチャートに従った制御を開始し、先ずエンジン回 転数が2,000rpm未満か否かを判別する(S1)。この判別がYESであ って、エンジン回転数が2,000rpm未満である場合には、各アクチュエー タ31,32に動作信号を出力し、第1切換バルブ5と第2切換バルブ8とを共 に閉に駆動する(S2)。すると、図3に示したようにバイパスダクト4の一端 部が閉鎖されるとともに、第2吸気ダクト6の吸気口7が閉鎖され、第1吸気ダ クト1の吸気口2のみからエンジンの回転に伴って空気が吸入されてエアクリー ナに導入される。
【0015】 このとき、両端部を第1吸気ダクト1に連通さているバイパスダクト4は一端 部が第1切換バルブ5により閉鎖されることにより、他端部のみが第1吸気ダク ト1に連通した閉管の状態となっている。したがって、バイパスダクト4はその 長さ及び容積により、第1吸気ダクト1内に発生している吸入空気音に対して低 周波数帯域用レゾネータとして作用し、該吸入空気音を減衰させる。よって、エ ンジンの低回転時に発生している低周波の吸入空気音はバイパスダクト4のレゾ ネータとしての機能により減衰し低下する。
【0016】 また、S1の判別がNOであってエンジン回転数が2,000rpm未満でな かった場合には、さらにエンジン回転数が2,000rpm以上4,000rp m未満であるか否かを判別する(S3)。この判別がYESであって、エンジン 回転数が2,000rpm以上4,000rpm未満である場合には、各アクチ ュエータ31,32に動作信号を出力し、第1切換バルブ5を開にしかつ第2切 換バルブ8とを閉に駆動する(S4)。すると、図4に示したように、第1切換 バルブ1により第1吸気ダクト1が閉鎖されるとともにバイパスダクト4が開放 され、また、第2切換バルブ8により第2吸気ダクト6の吸気口7は閉鎖される 。よって、第1吸気ダクト1の吸気口2のみから空気が吸入されるが、第1吸気 ダクト1は第1切換バルブ5により閉鎖されていることから、第1吸気ダクト1 の吸気口2から吸入された空気はバイパスダクト4を介してエアクリーナに導入 される。
【0017】 このとき、前述のように第2吸気ダクト6は、第2切換バルブ8により吸入口 7を閉鎖されていることから、一端部のみがエアクリーナ3の密閉空間に連通し た閉管の状態となっている。したがって、第2吸気ダクト6はその長さ及び容積 により、エアクリーナ3内に伝達された吸入空気音に対する中波数帯域用レゾネ ータとして機能する。よって、エンジンの中回転時に発生している中周波の吸入 空気音は第2吸気ダクト6のレゾネータとしての機能により減衰し低下する。 しかも、このようにエンジン回転数が2,000rpm未満である低回転時や2 ,000rpm以上4,000rpm未満である中回転時のようにエンジンへの 空気導入量を多量に必要としない場合には、空気は一方の第1吸気ダクト1の吸 気口2からのみ吸入されることから吸入空気音の音源が単一となり、低及び中回 転時における静粛性は高められる。
【0018】 一方、S2とS3の判別が共にNOである場合には、エンジン回転数が4,0 00rpm以上の高回転の状態にあり、この場合には各アクチュエータ31,3 2に動作信号を出力し、第1切換バルブ5を閉にしかつ第2切換バルブ8を開に 駆動する(S5)。これにより、図5に示したように第2吸気ダクト6の吸気口 7は開放されるとともに、第2切換バルブ8によりバイパスダクト4の一端部は 閉鎖される。したがって、第1吸気ダクト側1においては、吸気口2から吸引さ れた空気がバイパスダクト4側に回り込むことなく直接的にエアクリーナ3へ通 流し、また、第2吸気ダクト6からもエアクリーナ3へ空気が通流する。よって 、全体的な通気断面積が増加して通気抵抗が低減し、これによりエンジンの出力 性能を高めることができる。
【0019】 なお、図3に示した2,000rpm未満の状態においても、図4に示した2 ,000rpm以上4,000rpm未満の状態と同様に第2吸気ダクト6がレ ゾネータとして機能する。よって、エンジンが低回転にある場合であっても、吸 入空気音に含まれる中周波数成分を減衰させることが可能である。
【0020】 図6は本考案の他の実施例を示すものであり、過給機12は、同軸の両端に配 置されたタービン13とコンプレッサ14とを有し、前記タービン13側にはエ ンジンのエキゾーストマニホールドに連通された排気流入ポート15と、排気管 33に連通された排気流出ポート16とが設けられている。前記タービン13側 には前記排気流入ポート15と排気流出ポート16とに連通するバイパス通路1 7が設けられており、該バイパス通路17の前記排気流入ポート15に連通する 開口部は、スイングバルブ18により開閉されるようになっている。
【0021】 一方、前記コンプレッサ14側には、大気開放状の吸入ポート19と、エンジ ンのインテークマニホールドに連通された吐出ポート20とが設けられている。 該吐出ポート20には、スイングバルブコントローラ21に過給圧Pを供給する 供給チューブ22が連通されており、前記スイングバルブコントローラ21は前 記スイングバルブ18に連係されている。
【0022】 他方、前記第2切換バルブ8には、リンク23が連係されており、該リンク2 3にはアクチュエータ24のロッド25がその一端部において枢支されている。 前記アクチュエータ24は、図7に示したように、ハウジング26を有し、該ハ ウジング26の一側壁には過給圧導入口27が設けられ、前記一側壁と対向する 他側壁に、前記ロッド25が挿通されている。また、前記ハウジング26の内部 には、ダイヤフラム28が配設され、該ダイヤフラム28の中心部には、前記ロ ッド25の他端部が固定されているとともに、ハウジング26の前記他側壁とダ イヤフラム28間には、リターンスプリング29が弾挿されている。前記過給圧 導入口23には、過給圧チューブ30の一端部が連通されており、該過給圧チュ ーブ30の他端部は、前記供給チューブ22に連通されている。
【0023】 なお、第1切換バルブ5は図1に示した実施例と同様に、第1アクチュエータ 13により開閉駆動され、該第1アクチュエータ13はエンジン回転数センサ1 1から入力されるエンジン回転数に基づき動作するコントローラ10により制御 される。したがって、第1切換バルブ5は、エンジン回転数が2,000rpm 未満では閉に、2,000rpm以上4,000rpm未満では開に、4,00 0rpm以上では閉に駆動される。
【0024】 以上の構成にかかる本実施例において、エンジンの始動に伴って、エキゾース トマニホールドから排気流入ポート15に排気が給送されると、該排気を駆動源 としてタービン13は回転し、該タービン13とともにコンプレッサ14が回転 する。これにより、前記吸入ポート19から大気が吸入されて圧縮され、過給圧 Pからなる圧縮空気がインテークマニホルドを介してエンジンに圧送される。
【0025】 これと同時に過給圧Pは、供給チューブ22、及び過給圧チューブ30を介し て、過給圧導入口27から前記ハウジング26内に導かれる。このとき、過給圧 Pが例えば50mmHg未満であると、ダイヤフラム28はリターンスプリング 29により押圧変形された状態となっており、よってロッド25はハウジング2 6の内部方向に変位した状態にある。したがって、第2切換バルブ8は閉駆動さ れ、該第2切換バルブ8により第2吸気ダクト6の吸気口7は閉鎖されている。
【0026】 そして、過給圧Pが50mmHg以上に上昇し、この過給圧Pがハウジング2 6内に供給されると、ダイヤフラム28はリターンスプリング29に抗して膨出 変形し、ロッド25は前記ハウジング26の外部方向に突出移動する。これによ りリンク23の端部は押圧されて、第2切換バルブ8が回動して開作動し、第2 吸気ダクト6の吸気口7は開放される。
【0027】 すなわち、この実施例においては、過給圧が50mmHg以上となる加速走行 時において、第2切換バルブ8が開作動し、これにより吸気断面積が増加しかつ 吸気抵抗が低減してエンジンの出力性能は高められ、逆に低速走行時や減速走行 時のように過給圧が50mmHg未満である場合には、第2切換バルブ8が閉作 動して、前述した実施例と同様に吸入空気音の消音性能が高められる。
【0028】
以上説明したように本考案は、エアクリーナに連通された第1吸気ダクトを設 け該第1吸気ダクトにバイパスダクトの両端部を連通させるとともに、前記エア クリーナにはさらにバイパスダクトとは異なる長さ及び容積からなる第2吸気ダ クトを連通し、該第2吸気ダクトの吸気口とバイパスダクトの一端部とを開閉す る切換バルブを設けるようにした。よって、エンジンの運転状況等に応じて切換 バルブを制御して、バイパスダクトの端部を閉鎖することにより該バイパスダク トをその長さと容積に応じたレゾネータとして機能させることができるとともに 、第2吸気ダクトの吸気口を閉鎖することにより、該第2吸気ダクトをその長さ と容積に応じたバイパスダクトとは異なる特性のレゾネータとして機能させるこ とができる。また、第2吸気ダクトの吸気口を開放することにより、第1及び第 2吸気ダクトを介して空気を吸引することができ、これにより吸気断面積を増加 させて通気抵抗を低減させることができる。よって、エンジンの出力性能を高め つつ、エンジンの低回転時や中回転時のようにエンジンの出力性能より静粛性が 優先される運転状態においては、エンジンの回転数に対応する複数の周波数帯域 にて吸入空気音を低減させて、静粛性の向上を図ることが可能となる。
【図1】本考案の一実施例を示す概念図である。
【図2】同実施例の動作フローチャートである。
【図3】同実施例の第1及び第2切換バルブが共に閉で
ある状態を示す説明図である。
ある状態を示す説明図である。
【図4】同実施例の第1切換バルブが開、第2切換バル
ブが閉である状態を示す説明図である。
ブが閉である状態を示す説明図である。
【図5】同実施例の第1切換バルブが閉、第2切換バル
ブが開である状態を示す説明図である。
ブが開である状態を示す説明図である。
【図6】本考案の他の実施例を示す概念図である。
【図7】同実施例のアクチュエータの詳細を示す模式図
である。
である。
【図8】従来の吸気用エアダクト装置を示す模式図であ
る。
る。
1 第1吸気ダクト 2 吸気口 3 エアクリーナ 4 バイパスダクト 5 第1切換バルブ 6 第2吸気ダクト 7 吸気口 8 第2切換バルブ
Claims (1)
- 【請求項1】 一端部に吸気口が設けられ他端部が密閉
空間を有するエアクリーナに連通された第1吸気ダクト
と、該第1吸気ダクトに両端部を連通されたバイパスダ
クトと、該バイパスダクトの一端部を開閉する第1切換
バルブと、一端部に吸気口が設けられるとともに他端部
が前記エアクリーナに連通され前記バイパスダクトとは
異なる長さ及び容積からなる第2吸気ダクトと、該第2
吸気ダクトの前記吸気口を開閉する第2切換バルブとが
設けられたことを特徴とするエンジンの吸気用エアダク
ト装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992019337U JP2570912Y2 (ja) | 1992-02-29 | 1992-02-29 | エンジンの吸気用エアダクト装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992019337U JP2570912Y2 (ja) | 1992-02-29 | 1992-02-29 | エンジンの吸気用エアダクト装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0573260U true JPH0573260U (ja) | 1993-10-08 |
| JP2570912Y2 JP2570912Y2 (ja) | 1998-05-13 |
Family
ID=11996594
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992019337U Expired - Lifetime JP2570912Y2 (ja) | 1992-02-29 | 1992-02-29 | エンジンの吸気用エアダクト装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2570912Y2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6360072U (ja) * | 1986-10-07 | 1988-04-21 | ||
| JP3071158U (ja) * | 1999-12-27 | 2000-08-29 | プライム アトラス有限会社 | 光記録媒体 |
-
1992
- 1992-02-29 JP JP1992019337U patent/JP2570912Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6360072U (ja) * | 1986-10-07 | 1988-04-21 | ||
| JP3071158U (ja) * | 1999-12-27 | 2000-08-29 | プライム アトラス有限会社 | 光記録媒体 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2570912Y2 (ja) | 1998-05-13 |
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