JPH0573578U - ガス絶縁電気機器用異常検出装置 - Google Patents

ガス絶縁電気機器用異常検出装置

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JPH0573578U
JPH0573578U JP1209992U JP1209992U JPH0573578U JP H0573578 U JPH0573578 U JP H0573578U JP 1209992 U JP1209992 U JP 1209992U JP 1209992 U JP1209992 U JP 1209992U JP H0573578 U JPH0573578 U JP H0573578U
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JP
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vibration
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gas
insulated
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JP1209992U
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宗敬 斉藤
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Nissin Electric Co Ltd
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Nissin Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】外乱ノイズを除去して、ガス絶縁電気機器の異
常を的確に検出できるようにする。 【構成】ガス絶縁電気機器の容器に振動を検出する第1
のセンサ11を取付ける。ガス絶縁電気機器の容器に対
して振動的に絶縁した状態で容器の近傍にノイズ振動監
視用の受振部材10を配置する。受振部材10に振動を
検出する第2のセンサ12を取付ける。第1のセンサ1
1の出力が含むノイズ信号を第2のセンサ12が検出し
たノイズ信号により打ち消して、第1のセンサの出力か
ら電気機器で生じた振動による検出信号を抽出する信号
処理回路20を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ガス絶縁開閉装置等のガス絶縁電気機器の異常を検出する異常検出 装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ガス絶縁電気機器の異常を検出する装置として、振動を電気的に検出する振動 センサや振動加速度センサを容器に取付けて、該センサにより容器内で生じた機 械振動や超音波振動を検出することにより、電機機器内で生じている異常を検出 するようにしたものがある。
【0003】 図6及び図7はその一例を示したもので、これらの図において1はガス絶縁開 閉装置の管状の金属容器、2は容器1内に収納された母線導体である。容器1の 両端には図示しない絶縁スペーサが取付けられ、該絶縁スペーサにより導体2の 両端が支持されている。容器1内にはSF6 ガスが所定の圧力で封入されている 。容器1の外面に、圧電センサ等からなる振動加速度センサ3が取付けられ、セ ンサ3の出力が増幅器4に入力されている。センサ3及び増幅器4により異常検 出装置が構成されている。
【0004】 図6及び図7に示した例において、例えば容器1内に金属異物5が存在したと すると、該異物は導体2と金属容器1との間の交番電界による静電力を受けて、 跳躍運動や上下運動等の複雑な運動をする。このとき異物は容器内面に落下して 容器に衝撃を与えたり、容器とこすり合ったりして容器を振動させるため、セン サ3はこの振動を検出し、所定の検出出力を発生する。
【0005】 図8はセンサ3の検出信号出力の波形の一例を示したもので、同図においてS ,S´は容器の内部で生じた金属異物の振動の検出波形を示している。増幅器4 の出力からこれらの検出波形S,S´を検出できれば、容器内に異常が生じてい ることを検知することができるため、いわゆる予測保全を図ることができ、電気 機器の事故を未然に防ぐことができる。その他容器1内で絶縁破壊が生じてコロ ナ放電が生じている場合にも、センサ3により容器に伝わるコロナ音を検出する ことにより、同様に異常を検知することができる。
【0006】 またガス絶縁電気機器においては、各部を締め付けているボルト(例えば容器 と絶縁スペーサとを締結しているボルト)の緩み等によっても振動が生じること が明らかになっており、更に内部にチューリップコンタクトが設けられている場 合には、該コンタクトが過熱したときに、コンタクト導体の熱膨張により生じる 変位により摩擦音が生じ、その振動が容器に伝達されることが知られている。更 に、絶縁スペーサに亀裂が生じたときには、該亀裂が生じる際に生じた振動が容 器に伝達されることになる。したがって電気機器の容器に生じる振動を検出する ことにより、金属異物の存在やコロナ放電の発生を検出できる外、ボルトの緩み 、コンタクトの過熱、絶縁スペーサの亀裂の発生等の、振動の発生を伴う種々の 異常を検出することが可能である。
【0007】 ところが電気機器の容器は、雨や風にさらされていたり、設置面から伝達して くる振動を受けたりするため、センサの検出信号には、外乱ノイズ振動Nが含ま れることがある。従来の検出装置では、この外乱ノイズ振動を電気機器の異常に より生じた振動と区別することができなかったため、機器の異常状態の有無につ いて判定を誤るおそれがあった。
【0008】 本考案の目的は、外乱ノイズを除去して機器の異常を的確に検出し得るように したガス絶縁電気機器用異常検出装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
ガス絶縁電気機器の容器に生じる振動を検出することにより該電気機器の異常 を検出するガス絶縁電気機器用異常検出装置かかわるもので、本考案においては 、ガス絶縁電気機器の容器に取付けられて該容器に生じる振動を検出する第1の センサと、ガス絶縁電気機器の容器に対して振動的に絶縁された状態で容器の近 傍に配置されたノイズ振動監視用受振部材と、この受振部材に取付けられて該受 振部材に伝わる振動を検出する第2のセンサと、第1のセンサの出力に含まれる ノイズ信号を第2のセンサが検出したノイズ信号により打ち消して、第1のセン サの出力から電気機器で生じた振動による検出信号を抽出する信号処理回路とを 設けた。
【0010】 上記信号処理回路はまた、第2のセンサが所定のレベル以上の検出信号を出力 している間第1のセンサの出力を消去することにより第1のセンサの出力から電 気機器で生じた振動による検出信号を抽出するように構成してもよい。
【0011】 振動を検出する場合、振動により生じる変位を検出する場合と、振動の速度( 変位の時間微分)を検出する場合と、振動の加速度(速度の時間微分)を検出す る場合とがあるが、本考案における振動の検出は、これらの内のいずれによって もよい。
【0012】
【作用】
上記のように構成すると、ガス絶縁電気機器の容器に外部から伝達されるノイ ズ振動を除去して、電気機器で生じた振動のみを抽出できるため、電気機器で生 じた異常、例えば、金属異物の存在、コロナ放電の発生、ボルトの緩み、チュー リップコンタクトの過熱、絶縁スペーサの亀裂等を的確に検出することができ、 ガス絶縁電気機器の予測保全を的確に図ることができる。
【0013】
【実施例】
図1はガス絶縁開閉装置に本考案を適用した実施例を示したもので、同図にお いて1はガス絶縁開閉装置の管状の金属容器、2は容器1内に収納された母線導 体である。導体2は容器1の両端に取付けられた図示しない絶縁スペーサにより 支持され、容器1内にはSF6 ガスが所定の圧力で封入されている。
【0014】 10はノイズ振動監視用受振部材で、この実施例では受振部材10が円筒状に 形成されている。受振部材10の内径は、容器1の外径よりも大きく設定されて いて、該受振部材が容器1の外側に該容器と同心的に配置され、受振部材10と 容器1との間には両者間を振動的に絶縁する振動吸収部材が挿入されている。振 動吸収部材としては、ゴム、多孔質材、エアクッション等、任意のものを用いる ことができる。
【0015】 容器1の外面には、第1のセンサ11が取付けられ、受振部材10の外面には 第2のセンサ12が取付けられている。第1のセンサ11及び第2のセンサ12 を外乱ノイズに対して同一の条件下に置くため(第1のセンサが検出する外乱ノ イズと第2のセンサが検出する外乱ノイズとを同一にするため)、第1のセンサ 11及び第2のセンサ12はできるだけ接近させて配置するのが好ましい。
【0016】 第1のセンサ11及び第2のセンサ12は機械音響的振動に応答して振動の変 位または加速度を検出する電気信号を出力するもの(AEセンサ、マイクロホン 等)であればよく、動電形、圧電形等任意の形式のものを用いることができる。 また第1のセンサ及び第2のセンサは、必ずしも同一形式のものを用いる必要は なく、両者に異なる形式のセンサを用いることもできるが、第1のセンサは容器 の内部で生じる微弱な振動を検出するものであるため、AEセンサのような高感 度のものを用いるのが好ましい。第2のセンサは外乱ノイズを検出すればよいた め、マイクロホン等であってもよい。
【0017】 第1のセンサ11の出力及び第2のセンサ12の出力はそれぞれ増幅器13及 び14を通して検波器15及び16に入力され、検波器15及び16の出力が差 動増幅器17に入力されている。差動増幅器17の出力端にダイオード18を介 して出力抵抗19が接続され、出力抵抗19の両端に検出出力Vs が得られるよ うになっている。この例では、増幅器13,14と、検波器15,16と、差動 増幅器17とダイオード18と抵抗19とにより、信号処理回路20が構成され ている。
【0018】 上記の実施例において、容器1内に金属異物の存在等の異常があると、第1の センサ11は図2(A)に示すように、検出信号S1 ,S2 を出力する。またこ のとき第1のセンサ11が外乱ノイズ振動を検出していると、該センサの出力に ノイズ信号Nが含まれる。
【0019】 一方第2のセンサ12は、容器1内の振動は検出しないため、外乱ノイズ振動 を検出して図2(B)に示すようにノイズ信号N´を出力する。
【0020】 第1及び第2のセンサからそれぞれ得られる検出信号はそれぞれ増幅器13及 び14により増幅されて検波器15及び16に入力される。検波器15は増幅器 13により増幅された検出信号をエンベロープ(包絡線)検波して、図2(C) に示すように信号S1 ,S2 に相当する異常検出信号Vs1,Vs2とノイズNに相 当するノイズ信号Vn とを出力する。また検波器16は増幅器14により増幅さ れた検出信号をエンベロープ検波して図2(D)に示すように、ノイズN´に相 当するノイズ信号Vn ´を出力する。差動増幅器17はこれら検波器15及び1 6から得られる信号の差信号を増幅する。本実施例では増幅器14のゲインが増 幅器13のゲインよりも大きく設定されているため、差動増幅器17の出力は、 図2(E)に示すように、ノイズ信号Vn ´−Vn に相当する負極性信号Vn ″ を含む波形となる。ダイオード18は、差動増幅器17の出力信号のうち、正極 性の信号のみを通過させるため、抵抗19の両端に、図2(F)に示すように、 異常検出信号Vs1及びVs2のみを含む検出出力を得ることができる。
【0021】 上記のように、外乱ノイズを検出する第2のセンサの出力を増幅する増幅器1 6のゲインを、容器内の異常を検出する第1のセンサの出力を増幅する増幅器1 5のゲインよりも大きく設定して、第1のセンサの検出信号の検波出力と第2の センサの検出信号の検波出力との差をとるようにすると、異常検出信号Vs1,V s2とノイズ信号Vn ″とを異なる極性で含む信号を得ることができるため、ダイ オードによりノイズ信号Vn ″を確実に除去して、異常検出信号のみを取出すこ とができる。
【0022】 上記の実施例において、ノイズ振動監視用受振部材10は、外乱ノイズを第2 のセンサに感度良く伝達し得るものであれば良いが、検出しようとする外乱ノイ ズに対して十分に音響インピーダンスが低い材料により形成してできるだけ小形 に構成することが好ましい。
【0023】 上記の実施例では、ノイズ振動監視用受振部材10を管状に形成したが、同受 振部材は必ずしも管状でなくても良く、例えば図3に示すように、受振部材10 ´を円板状(板の輪郭形状は任意)に形成して、該受振部材10´を振動吸収材 21を介して、容器1に支持するようにしても良い。
【0024】 また上記の実施例では、第1のセンサの検出出力の検波出力と第2のセンサの 検波出力との差を取ることにより、外乱ノイズ信号を消去するように信号処理回 路を構成したが、この信号処理回路の構成は上記実施例のものに限定されない。 例えば図4に示すように、第2のセンサ12の出力を基準レベルと比較する比 較器20Aと、比較器20Aの出力により制御されて、第2のセンサ12の出力 が基準レベルを超えている期間パルス信号Vp を出力するパルス発生器20Bと 、パルス発生器20Bがパルス信号Vp を発生していない期間導通して第1のセ ンサ11の検出出力を通過させ、パルス信号Vp が発生している期間遮断して第 1のセンサの出力の通過を阻止するスイッチ素子20Cとにより信号処理回路2 0´を構成することもできる。
【0025】 ここで第1のセンサ11の出力が図5(A)に示すように、異常を示す信号S 1 及びS2 と外乱ノイズ信号Nとを含んでいるものとし、第2のセンサ12の出 力が図5(B)に示すように外乱ノイズ信号N´を含んでいるとすると、パルス 発生器20Bはノイズ信号N´が発生している期間パルス信号Vp を出力する。 スイッチ素子20Cは、このパルス信号Vp が発生している期間、第1のセンサ の出力の通過を阻止するため、スイッチ素子20Cの出力側には図5(D)に示 すように異常検出信号Vs1,Vs2のみが得られる。
【0026】 上記の各実施例においては、第2のセンサによりガス絶縁電気機器の設置ベー ス側から伝達されるノイズを感度良く検出するようにするために、ノイズ振動監 視用受振部材10または10´を適宜の振動伝達部材を介して設置ベースに結合 するようにすることもできる。
【0027】 上記の各実施例では、ノイズ振動監視用受振部材10,10´をガス絶縁電気 機器の容器に対して支持するようにしたが、同受振部材を容器を支持する設置ベ ースに対して適宜の支持手段により支持して、該受振部材を容器に近接配置する 構成をとってもよい。この場合、受振部材と容器間に空隙を介在させておけば、 両者間に振動吸収材を配設することなく、両者を振動的に絶縁することができる 。またこのように構成すると、大気中を伝わってくる外乱ノイズだけでなく、設 置ベース側から伝達される外乱ノイズをも第2のセンサにより検出して、該ノイ ズの消去を行わせることができる。
【0028】
【考案の効果】
以上のように、本考案によれば、ガス絶縁電気機器の容器に外部から伝達され るノイズ振動を除去して、電気機器で生じた振動のみを抽出できるようにしたた め、電気機器で生じた異常を的確に検出することができ、ガス絶縁電気機器の予 測保全を的確に図ることができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の構成を概略的に示した構成図
である。
【図2】(A)ないし(F)は図1の実施例の動作を説
明するための信号波形図である。
【図3】本考案の他の実施例の要部を概略的に示した斜
視図である。
【図4】本考案で用いる信号処理回路の変形例を示した
ブロック図である。
【図5】(A)ないし(D)は図4の信号処理回路の動
作を説明するための信号波形図である。
【図6】従来の異常検出装置の構成を概略的に示した構
成図である。
【図7】図6の側面図である。
【図8】図6及び図7に示した従来の検出装置から得ら
れる検出信号の一例を示した波形図である。
【符号の説明】
1 ガス絶縁電気機器の容器 2 導体 10,10´ ノイズ信号監視用受振部材 11 第1のセンサ 12 第2のセンサ 13,14 増幅器 15,16 検波器 17 差動増幅器 18 ダイオード 20,20´ 信号処理回路 20A 比較器 20B パルス発生器 20C スイッチ素子

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガス絶縁電気機器の容器に生じる振動を検
    出することにより該電機機器の異常を検出するガス絶縁
    電気機器用異常検出装置において、 前記ガス絶縁電気機器の容器に取付けられて該容器に生
    じる振動を検出する第1のセンサと、 前記ガス絶縁電気機器の容器に対して振動的に絶縁され
    た状態で前記容器の近傍に配置されたノイズ振動監視用
    受振部材と、 前記受振部材に取付けられて該受振部材に伝わる振動を
    検出する第2のセンサと、 前記第1のセンサの出力に含まれるノイズ信号を前記第
    2のセンサが検出したノイズ信号により打ち消して、第
    1のセンサの出力から前記電機機器で生じた振動による
    検出信号を抽出する信号処理回路とを具備したことを特
    徴とするガス絶縁電気機器用異常検出装置。
  2. 【請求項2】ガス絶縁電気機器の容器に生じる振動を検
    出することにより該電機機器の異常を検出するガス絶縁
    電気機器用異常検出装置において、 前記ガス絶縁電気機器の容器に取付けられて該容器に生
    じる振動を検出する第1のセンサと、 前記ガス絶縁電気機器の容器に対して振動的に絶縁され
    た状態で前記容器の近傍に配置されたノイズ振動監視用
    受振部材と、 前記受振部材に取付けられて該受振部材に伝わる振動を
    検出する第2のセンサと、 前記第2のセンサが所定のレベル以上の検出信号を出力
    している間第1のセンサの出力を消去することにより前
    記第1のセンサの出力から前記電機機器で生じた振動に
    よる検出信号を抽出する信号処理回路とを具備したこと
    を特徴とするガス絶縁電気機器用異常検出装置。
JP1209992U 1992-03-11 1992-03-11 ガス絶縁電気機器用異常検出装置 Pending JPH0573578U (ja)

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