JPH0573825B2 - - Google Patents

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JPH0573825B2
JPH0573825B2 JP62336147A JP33614787A JPH0573825B2 JP H0573825 B2 JPH0573825 B2 JP H0573825B2 JP 62336147 A JP62336147 A JP 62336147A JP 33614787 A JP33614787 A JP 33614787A JP H0573825 B2 JPH0573825 B2 JP H0573825B2
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JP
Japan
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vapor
vapor deposition
deposited
measured
raw material
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JP62336147A
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JPH01176069A (ja
Inventor
Atsushi Hirokawa
Kunihiko Ozaki
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Artience Co Ltd
Original Assignee
Toyo Ink Mfg Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、酸素ガス、二酸化炭素ガスなどのガ
スバリア性、水蒸気バリア性、可撓性、耐水性お
よび耐薬品性にすぐれ、種々の厳しい環境下にお
かれてもその性能が安定しており、飲食品、医薬
品などの包装材料分野、電気絶縁材料ないし導電
材料などの電子材料分野、あるいは医療材料分野
などの分野で有用な蒸着フイルムに関する。 (従来の技術) 従来からプラスチツクフイルムにアルミニウム
を蒸着したフイルムは食品包装などの材料として
広く用いられている。これらのアルミニウム蒸着
フイルムは可撓性、ガスバリア性、水蒸気バリア
性にすぐれるものの、耐酸性、耐アルカリ性など
の耐薬品性、耐水性とりわけ耐沸水性、透明性な
どに劣るため、レトルト殺菌処理や煮沸殺菌処理
を施したり、酸、アルカリなどに接触すると、蒸
着層の一部が剥離し、ガスバリア性や水蒸気バリ
ア性がかなり低下するという欠点があつた。 一方、特開昭49−41469号公報などにより提案
された。プラスチツクフイルムにSixOy(x=1、
2、y=0、1、2、3)なる組成の蒸着薄膜層
を設けた蒸着フイルムは、耐薬品性は高いもの
の、可撓性は低く、また、レトルト殺菌処理、例
えば125℃30分の条件でレトルト殺菌処理を行な
うと、プラスチツクフイルムと蒸着薄膜層の熱膨
張率の違いにより、亀裂を生じ、結果としてガス
バリア性や水蒸気バリア性が著しく低下するとい
う欠点があつた。 (発明が解決しようとする問題点) 本発明は、可撓性が高く、ガスバリア性、水蒸
気バリア性、耐薬品性、および耐水性にすぐれる
のみでなく、レトルト殺菌処理や煮沸殺菌処理を
施しても、剥離や亀裂を生じることもなく、ま
た、ガスバリア性や水蒸気バリア性も低下するこ
とがない蒸着フイルムを提供するものである。 〔発明の構成〕 (問題点を解決するための手段) 本発明は、プラスチツクフイルムの少なくとも
片面に、(A)アルミニウム、クロム、ニツケルおよ
び銀からなる群から選ばれる元素の単体またはけ
い酸ナトリウムの少なくとも1種、(B)けい素、お
よび(C)けい素酸化物を含み、かつ(A)の量が0.05〜
20モル%である蒸着原料を用いて形成した蒸着薄
膜層を設けてなる蒸着フイルムである。 本発明においてプラスチツクフイルムとしては
特に制限はなく、ポリエチレンテレフタレート、
ポリブチレンテレフタレートなどのポリエステ
ル、ポリアミド、ポリ塩化ビニル、ポリアクリロ
ニトリル、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポ
リプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体け
ん化物、芳香族ポリアミド、ふつ素樹脂などを素
材とするフイルム、あるいはこれらの1種または
2種以上を含む積層フイルムがあり、その表面に
印刷やシランカツプリング剤、プライマーなどの
塗装、コロナ放電処理、低温プラズマ処理などの
表面処理が施されたもの、一軸延伸や二軸延伸を
されたものであつてもよい。また、一般包装用途
では、光沢、強度の面から二軸延伸ポリプロピレ
ンフイルム、ポリエステルフイルムなどが好んで
用いられ、電子材料分野では、ふつ素樹脂フイル
ムやポリエステルフイルムなどが用いられる。ま
た、巻取り方式で生産する場合には、プラスチツ
クフイルムの厚さは、伸び、しわ、亀裂などの発
生の防止の面から、5〜300μmであることが好
ましい。 これらプラスチツクフイルムの片面または両面
には、アルミニウム、クロム、ニツケルおよび銀
からなる群から選ばれる元素の単体またはけい酸
ナトリウムの少なくとも1種、けい素、およびけ
い素酸化物を蒸着原料として用いた蒸着薄膜層が
設けられる。飲食品などの用途には、衛生性の面
から、アルミニウムおよび銀からなる群から選ば
れる元素またはけい酸ナトリウムの少なくとも1
種、けい素、およびけい素酸化物を主成分とする
蒸着薄膜層とすることが好ましい。 本発明において、蒸着を安定に行なうために
は、蒸着原料中の元素またはその酸化物(A)の量は
0.05〜20モル%である。また、蒸着薄膜層中で元
素またはその酸化物(A)は均一に分布していても、
表面に近くなるほど元素またはその酸化物(A)の濃
度が高くなつていても、その逆に低くなつていて
もよい。 本発明において、蒸着薄膜層を得るための蒸着
原料であるけい素酸化物としては、SiO、Si2O3
Si3O4、およびSiO2の1種または2種以上であ
る。 上記蒸着原料は、必要に応じて、結合剤または
粘結剤、崩壊剤、滑沢剤などの成形助剤を加え、
湿式または乾式で、造粒、圧縮成形、押出成形な
どの方法により、ワイヤー状、ロツド状、タブレ
ツト状、ペレツト状あるいは円柱状、立方体状、
直方体状などの形状に成形して用いられる。ま
た、成形中あるいは成形後に大気中、不活性ガス
中、あるいは真空中で、乾燥または焼成して、成
形物の強度をあげるとともに、含有水分、内蔵ガ
ス、不純物を除去することが好ましい。 蒸着加熱の方法としては特に制限はなく、高周
波誘導加熱、抵抗加熱などの直接加熱、輻射加
熱、電子線加熱など従来公知の加熱方式を用いる
ことができる。 また、これらの蒸着原料では蒸着時に蒸着残渣
を生じるものが多いため、連続蒸着フイルムを安
定して得ようとする場合には、蒸着原料成形物を
加熱部に連続的に供給し、連続的に蒸着残渣を排
出させる手段を備えた蒸着装置を用いることが好
ましい。 本発明の蒸着フイルムには、必要に応じて、さ
らに印刷やコーテイングを施したり、ドライプレ
ーテイング層を設けたり、粘着剤やラミネート接
着剤を用いてまたは用いずにプラスチツクフイル
ムを積層したりしてもよい。そして、フイルムの
まま、あるいは袋やチユーブなどの形に加工し
て、飲食品、医薬品、医療、電子材料などの分野
で包装材料、ガス遮断材料、電気絶縁材料ないし
導電材料などとして広く用いることができる。 (実施例) 以下、実施例により本発明をさらに詳細に説明
する。なお、例中、酸素ガス透過率(OP)は、
同圧法(測定対象フイルムの両面での圧力差がな
い、つまり同圧で測定する方法)で測定した値で
あり、その単位はml/m2・24時間・1気圧・25
℃・100%RH、透湿度(WVT)は赤外線吸収法
で測定した値であり、その単位はml/m2・24時
間・40℃、90%RHであり、これらの単位の表示
はすべて省略した。なお、数値が小さいものほど
バリヤー性に優れていることを示している。 実施例 1 けい素/二酸化けい素/アルミニウム=1/
1/0.03(モル比)からなる蒸着原料を成形して
得られた直径40mm厚さ35mmのタブレツトを円筒状
のちつ化ほう素製のるつぼに入れ、1×10-4torr
の真空下、高周波誘導加熱装置により1250℃に加
熱することにより、厚さ12μmのポリエチレンテ
レフタレートフイルムに蒸着を施し、厚さ1000Å
の蒸着薄膜層を有する蒸着フイルムを得た。な
お、この際、約40重量%の蒸着残渣を生じた。 ラミネート用ポリウレタン系接着剤「アドコー
ト#900」(東洋モートン(株)製、商品名)を用い
て、常法により、得られた蒸着フイルムと厚さ
70μmの未延伸ポリプロピレンフイルムを接着
し、袋を作成し、4重量%酢酸水を封入し、125
℃30分間のレトルト殺菌処理を施した。 レトルト殺菌処理前およびレトルト殺菌処理後
のOPおよびWVTをそれぞれ10点測定し、測定
値の平均値(Av.)、および測定値の最大値と最
小値との差(R)を算出した。算出した結果を表1に
示す。 比較例 1−1 蒸着原料としてけい素/二酸化けい素=1/1
(モル比)からなる混合物を用いた以外は実施例
1と同様にして測定し算出した結果を表1に示
す。なお、蒸着の際、約30重量%の蒸着残渣を生
じるとともに、レトルト殺菌後の蒸着薄膜層には
きわめて微細な亀裂が認められた。 比較例 1−2 蒸着原料としてアルミニウムを用いた以外は実
施例1と同様にして測定し算出した結果を表1に
示す。なお、レトルト殺菌後の蒸着薄膜層の一部
には、剥離や溶失が認められた。
【表】 実施例 2 蒸着原料成形物を加熱部に連続供給し、加熱部
から蒸着残渣を連続的に排出させる手段を備えた
蒸着装置を用い、実施例1において用いた蒸着原
料タブレツト状成形物を6mm/分の速度で、凹字
型断面を有するちつ化ほう素製の加熱部に連続供
給し、1×10-4torr.の真空下、抵抗加熱装置によ
り1300℃で、厚さ12μmのポリエチレンテレフタ
レート連続フイルムに蒸着を施し、厚さ1000Åの
連続蒸着薄膜層を有する連続蒸着フイルムを得
た。得られた連続蒸着フイルムと厚さ70μmの未
延伸ポリプロピレンフイルムとを、「アドコート
#900」を用いて常法により接着し、袋を作成し、
水を封入し、125℃40分間のレトルト殺菌処理を
施した。 レトルト殺菌処理前およびレトルト殺菌処理後
のOPをそれぞれ10点測定し、測定値の平均値
(Av.)、および測定値の最大値と最小値との差(R)
を算出した。算出した結果を表2にて示す。 比較例 2−1 蒸着原料としてけい素/二酸化けい素=1/1
(モル比)からなる混合物を用いた以外は実施例
2と同様にして測定し算出した結果を表2に示
す。 なお、レトルト殺菌後の蒸着薄膜層には、きわ
めて微細な亀裂が認められた。 比較例 2−2 蒸着原料としてアルミニウムを用いた以外は実
施例2と同様にして測定し算出した結果を表2に
示す。なお、レトルト殺菌後の蒸着薄膜層の一部
には、剥離や溶失が認められた。
【表】 実施例 3 ニツケル80重量%およびクロム20重量%からな
るニツケルクロム合金を用い、けい素/二酸化け
い素/ニツケルクロム合金=1.0/1.0/0.1(モル
比)の混合物を蒸着原料として用いた以外は、実
施例2と同様にして連続蒸着フイルムを得た。 得られた連続蒸着フイルムを100℃の水蒸気に
3時間暴露させ、暴露前および暴露後のOPおよ
びWVTを測定した。測定した結果を表3に示
す。 比較例 3 比較例2−1において得られた連続蒸着フイル
ムについて、実施例3と同様にして、水蒸気暴露
を行ない、暴露前および暴露後のOPおよび
WVTを測定した。測定した結果を表3に示す。
【表】 実施例 4 蒸着原料としてけい素/二酸化けい素/けい酸
ナトリウム=1.5/1.0/0.5(モル比)からなる混
合物を用いた以外は実施例3と同様にして、水蒸
気暴露を行ない、暴露前および暴露後のOPを測
定した。測定結果を表4に示す。 実施例 5 蒸着原料としてけい素/二酸化けい素/銀=
1.5/1.0/0.07(モル比)からなる混合物を用いた
以外は実施例4と同様にして水蒸気暴露前および
暴露後のOPを測定した。測定した結果を表4に
示す。
【表】 実施例 6〜8 厚さ12μmのポリエチレンテレフタレート連続
フイルムの代りに、それぞれ厚さ25μmの二軸延
伸ポリアミド連続フイルム(実施例6)、厚さ
20μmの二軸延伸ポリプロピレン連続フイルム
(実施例7)、および厚さ25μmのふつ素樹脂連続
フイルム(実施例8)を用いた以外は実施例2と
同様にて連続蒸着フイルムを得た。 得られた連続蒸着フイルムを100℃の水蒸気に
30分間暴露させ、暴露前および暴露後OPおよび
WVTを測定した。測定した結果を表5に示す。
〔発明の効果〕
本発明により、可撓性が高く、ガスバリア性、
水蒸気バリア性、耐薬品性および耐水性にすぐれ
るのみでなく、レトルト殺菌処理や煮沸殺菌処理
を施しても、剥離や亀裂を生じることもなく、ま
た、ガスバリア性や水蒸気バリア性も低下するこ
とがない蒸着フイルムが得られるようになつた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 プラスチツクフイルムの少なくとも片面に、
    (A)アルミニウム、クロム、ニツケルおよび銀から
    なる群から選ばれる元素の単体またはけい酸ナト
    リウムの少なくとも1種、(B)けい素、および(C)け
    い素酸化物を含み、かつ(A)の量が0.05〜20モル%
    である蒸着原料を用いて形成した蒸着薄膜層を設
    けてなる蒸着フイルム。
JP33614787A 1987-12-29 1987-12-29 蒸着フィルム Granted JPH01176069A (ja)

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JP33614787A JPH01176069A (ja) 1987-12-29 1987-12-29 蒸着フィルム

Applications Claiming Priority (1)

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JP33614787A JPH01176069A (ja) 1987-12-29 1987-12-29 蒸着フィルム

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JPH01176069A JPH01176069A (ja) 1989-07-12
JPH0573825B2 true JPH0573825B2 (ja) 1993-10-15

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ID=18296176

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