JPH0573971A - 光磁気記録媒体の製造方法 - Google Patents
光磁気記録媒体の製造方法Info
- Publication number
- JPH0573971A JPH0573971A JP23126691A JP23126691A JPH0573971A JP H0573971 A JPH0573971 A JP H0573971A JP 23126691 A JP23126691 A JP 23126691A JP 23126691 A JP23126691 A JP 23126691A JP H0573971 A JPH0573971 A JP H0573971A
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- Japan
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- magneto
- recording medium
- optical recording
- film
- sputtering
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 光磁気記録媒体の製造方法に関し、特に再生
レーザパワーを大にした場合でも、再生信号の劣化し難
い光磁気記録媒体の製造方法の提供を目的とする。 【構成】 基板1上に不活性ガスを用いてスパッタ法に
より遷移金属−希土類金属合金薄膜の磁性膜より成る記
録膜3を形成する光磁気記録媒体の製造に於いて、前記
スパッタに用いるスパッタガスのガス圧を0.5 〜1.5Pa
としたことを特徴とする。
レーザパワーを大にした場合でも、再生信号の劣化し難
い光磁気記録媒体の製造方法の提供を目的とする。 【構成】 基板1上に不活性ガスを用いてスパッタ法に
より遷移金属−希土類金属合金薄膜の磁性膜より成る記
録膜3を形成する光磁気記録媒体の製造に於いて、前記
スパッタに用いるスパッタガスのガス圧を0.5 〜1.5Pa
としたことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光磁気記録媒体の製造方
法に係り、特に記録情報の再生に用いるレーザパワーを
大にした場合でも、C/Nの劣化し難い光磁気記録媒体
の製造方法に関する。
法に係り、特に記録情報の再生に用いるレーザパワーを
大にした場合でも、C/Nの劣化し難い光磁気記録媒体
の製造方法に関する。
【0002】光磁気記録に於いて情報を記録する場合
は、光磁気記録媒体にレーザ光を照射して部分的に温度
上昇させて、その温度上昇した領域の磁化を外部磁界に
より反転させ、この記録した情報を読み出す際には再生
レーザ光を照射してこの入射光が光磁気記録媒体に当た
って反射する反射光の偏光面が回転するカー効果を用い
て読み出している。
は、光磁気記録媒体にレーザ光を照射して部分的に温度
上昇させて、その温度上昇した領域の磁化を外部磁界に
より反転させ、この記録した情報を読み出す際には再生
レーザ光を照射してこの入射光が光磁気記録媒体に当た
って反射する反射光の偏光面が回転するカー効果を用い
て読み出している。
【0003】このカー効果と称する偏光面の回転は極め
て僅かな回転であり、この回転を信号として検出してお
り、このため、C/Nの値の大きい信号を得るために
は、再生レーザパワーを増大させて再生レーザ光の光量
を増加して検出する必要がある。
て僅かな回転であり、この回転を信号として検出してお
り、このため、C/Nの値の大きい信号を得るために
は、再生レーザパワーを増大させて再生レーザ光の光量
を増加して検出する必要がある。
【0004】
【従来の技術】然し、再生レーザパワーを上昇すると、
光磁気記録媒体が加熱されるので、この熱によりC/N
が劣化する恐れがあり、また再生レーザパワーを上昇さ
せなくても、この光磁気記録媒体を用いた光ディスクを
収容する装置の環境温度が高いと、その予熱効果によっ
て、より高温に光磁気記録媒体が加熱されやすい。
光磁気記録媒体が加熱されるので、この熱によりC/N
が劣化する恐れがあり、また再生レーザパワーを上昇さ
せなくても、この光磁気記録媒体を用いた光ディスクを
収容する装置の環境温度が高いと、その予熱効果によっ
て、より高温に光磁気記録媒体が加熱されやすい。
【0005】従って、このような光磁気記録媒体は加熱
される機会が多いので、この加熱によって影響を受けな
いような光磁気記録媒体が望まれ、そのためには、C/
Nが劣化する温度が可能な限り高い光磁気記録媒体が望
まれる。
される機会が多いので、この加熱によって影響を受けな
いような光磁気記録媒体が望まれ、そのためには、C/
Nが劣化する温度が可能な限り高い光磁気記録媒体が望
まれる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記したC/
Nが劣化する温度が高い光磁気記録媒体が得られるよう
な光磁気記録媒体の製造方法の提供を目的とする。
Nが劣化する温度が高い光磁気記録媒体が得られるよう
な光磁気記録媒体の製造方法の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の光磁気記録媒体
の製造方法は、基板上に不活性ガスを用いてスパッタ法
により希土類−遷移金属合金薄膜の磁性膜よりなる記録
膜を形成する光磁気記録媒体の製造に於いて、前記スパ
ッタ法に用いるスパッタガスのガス圧を0.5 〜1.5Pa と
したことを特徴とするものである。
の製造方法は、基板上に不活性ガスを用いてスパッタ法
により希土類−遷移金属合金薄膜の磁性膜よりなる記録
膜を形成する光磁気記録媒体の製造に於いて、前記スパ
ッタ法に用いるスパッタガスのガス圧を0.5 〜1.5Pa と
したことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】希土類−遷移金属合金薄膜よりなる磁性膜をス
パッタ法を用いて成膜する場合、スパッタガス圧を大に
して成膜した磁性膜である程、再生レーザパワーを高め
てもC/Nが劣化し難い傾向がある。
パッタ法を用いて成膜する場合、スパッタガス圧を大に
して成膜した磁性膜である程、再生レーザパワーを高め
てもC/Nが劣化し難い傾向がある。
【0009】このことは、スパッタガス圧が高くなる
程、スパッタにより形成される磁性膜の光磁気記録媒体
のビットが動き難くなるためと考えられる。またこのス
パッタガス圧力を高めてもC/N値の変動や、記録感度
等の記録特性の変動するような現象は見られない。
程、スパッタにより形成される磁性膜の光磁気記録媒体
のビットが動き難くなるためと考えられる。またこのス
パッタガス圧力を高めてもC/N値の変動や、記録感度
等の記録特性の変動するような現象は見られない。
【0010】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例につき詳
細に説明する。図1は本発明の方法で形成した光磁気記
録媒体の断面図、図2は上記実施例の光磁気記録媒体の
製造方法に用いる装置の説明図である。
細に説明する。図1は本発明の方法で形成した光磁気記
録媒体の断面図、図2は上記実施例の光磁気記録媒体の
製造方法に用いる装置の説明図である。
【0011】図1に示すようにポリカーボネイト製の基
板1上に、厚さが1600Åのテルビウム- 二酸化シリコン
(Tb-SiO2) 膜よりなる下部保護膜2が設けられ、その上
には厚さが1200Åのテルビウム- 鉄- コバルト(Tb-Fe-C
o)よりなる記録膜3が設けられ、最上層には厚さが1600
Åのテルビウム- 二酸化シリコン膜(Tb-SiO2) 膜より成
る上部保護膜4が設けられている。
板1上に、厚さが1600Åのテルビウム- 二酸化シリコン
(Tb-SiO2) 膜よりなる下部保護膜2が設けられ、その上
には厚さが1200Åのテルビウム- 鉄- コバルト(Tb-Fe-C
o)よりなる記録膜3が設けられ、最上層には厚さが1600
Åのテルビウム- 二酸化シリコン膜(Tb-SiO2) 膜より成
る上部保護膜4が設けられている。
【0012】このような本発明の光磁気記録媒体を製造
するには、図1および図2に示すように、スパッタ容器
11の排気管12のバルブ13を開放にして該排気管12に連な
る排気ポンプ(図示せず)を用いてスパッタ容器11内を
5×10-5Pa程度の真空度に成る迄排気する。
するには、図1および図2に示すように、スパッタ容器
11の排気管12のバルブ13を開放にして該排気管12に連な
る排気ポンプ(図示せず)を用いてスパッタ容器11内を
5×10-5Pa程度の真空度に成る迄排気する。
【0013】次いでガス導入管14のバルブ15を開いてア
ルゴン(Ar)ガスを0.2Pa の圧力迄導入し、この圧力でTb
- SiO2よりなる保護膜形成用ターゲット16と基板1間に
高周波電力を印加し、マグネトロンスパッタ法により基
板1上にTb- SiO2よりなる下部保護膜2を1600Åの厚さ
で成膜する。
ルゴン(Ar)ガスを0.2Pa の圧力迄導入し、この圧力でTb
- SiO2よりなる保護膜形成用ターゲット16と基板1間に
高周波電力を印加し、マグネトロンスパッタ法により基
板1上にTb- SiO2よりなる下部保護膜2を1600Åの厚さ
で成膜する。
【0014】次いでArガスの圧力を0.5Pa より順次高く
した状態で、室温近傍に補償温度を有するテルビウム-
鉄- コバルト(Tb-Fe-Co)よりなる記録膜3を、基板1と
テルビウム- 鉄-コバルトの記録膜形成用ターゲット17
間に高周波電力を印加し、マグネトロンスパッタ法によ
り1200Åの厚さに成膜する。
した状態で、室温近傍に補償温度を有するテルビウム-
鉄- コバルト(Tb-Fe-Co)よりなる記録膜3を、基板1と
テルビウム- 鉄-コバルトの記録膜形成用ターゲット17
間に高周波電力を印加し、マグネトロンスパッタ法によ
り1200Åの厚さに成膜する。
【0015】次いでArガスの圧力を0.2Pa の圧力に戻
し、Tb- SiO2よりなる保護膜形成用ターゲット16と基板
1間に高周波電力を印加し、マグネトロンスパッタ法に
より基板1上にTb- SiO2よりなる上部保護膜4を1600Å
の厚さで成膜する。
し、Tb- SiO2よりなる保護膜形成用ターゲット16と基板
1間に高周波電力を印加し、マグネトロンスパッタ法に
より基板1上にTb- SiO2よりなる上部保護膜4を1600Å
の厚さで成膜する。
【0016】このようにして、記録膜3を形成する際の
スパッタガス圧の値を0.5Pa より順次上昇させて形成し
た光磁気記録媒体を用いて、再生レーザパワーの値を種
々変動させてC/Nが変動し始める再生レーザパワーの
上限の値を調査した結果を表1に示す。
スパッタガス圧の値を0.5Pa より順次上昇させて形成し
た光磁気記録媒体を用いて、再生レーザパワーの値を種
々変動させてC/Nが変動し始める再生レーザパワーの
上限の値を調査した結果を表1に示す。
【0017】
【表1】
【0018】表1に示すように、例えばスパッタガス圧
が0.5Pa の時、C/Nが変動し始める再生レーザパワー
の上限は2.0mW であり、スパッタガス圧が1.5Pa の時、
C/Nが変動し始める再生レーザパワーの上限は4.5mW
であり、スパッタガス圧を大にして形成した光磁気記録
媒体である程、C/Nが変動し始める再生レーザパワー
の値は大となる。
が0.5Pa の時、C/Nが変動し始める再生レーザパワー
の上限は2.0mW であり、スパッタガス圧が1.5Pa の時、
C/Nが変動し始める再生レーザパワーの上限は4.5mW
であり、スパッタガス圧を大にして形成した光磁気記録
媒体である程、C/Nが変動し始める再生レーザパワー
の値は大となる。
【0019】つまり、スパッタガス圧が大になる程、成
膜した光磁気記録媒体の再生レーザパワーの加熱により
C/Nが劣化し難い光磁気記録媒体が得られることにな
る。また本発明者等は、このスパッタガス圧が1.5Pa 以
上になるとスパッタ膜の膜質が劣化し、結晶性が悪く成
り、この影響でC/Nが劣化するおそれがあり、スパッ
タガス圧を1.5Pa 以下で成膜することで実用的な光磁気
記録媒体が得られることを確認した。
膜した光磁気記録媒体の再生レーザパワーの加熱により
C/Nが劣化し難い光磁気記録媒体が得られることにな
る。また本発明者等は、このスパッタガス圧が1.5Pa 以
上になるとスパッタ膜の膜質が劣化し、結晶性が悪く成
り、この影響でC/Nが劣化するおそれがあり、スパッ
タガス圧を1.5Pa 以下で成膜することで実用的な光磁気
記録媒体が得られることを確認した。
【0020】またスパッタガス圧を0.5Pa としたのは、
現在スパッタ法でこの光磁気記録媒体を成膜する際に、
Arガスをスパッタガスとして用い、この値のスパッタガ
ス圧を用いて実施しており、この値より低いスパッタガ
ス圧で光磁気記録媒体を形成すると、表1に示すように
更にC/Nが劣化する際の再生レーザパワーの値が、2.
0Wよりも低下するようになり、高品質な光磁気記録媒体
が得られないのでこの値とした。
現在スパッタ法でこの光磁気記録媒体を成膜する際に、
Arガスをスパッタガスとして用い、この値のスパッタガ
ス圧を用いて実施しており、この値より低いスパッタガ
ス圧で光磁気記録媒体を形成すると、表1に示すように
更にC/Nが劣化する際の再生レーザパワーの値が、2.
0Wよりも低下するようになり、高品質な光磁気記録媒体
が得られないのでこの値とした。
【0021】
【発明の効果】以上述べたように本発明の方法によれ
ば、C/Nの値が劣化する再生レーザパワーの上限が高
い光磁気記録媒体が得られる。つまり大きいC/Nの再
生信号を得るために、再生レーザパワーの値を向上させ
た場合でも、C/Nの劣化の少ない高品質の光磁気記録
媒体が得られる効果を生じる。
ば、C/Nの値が劣化する再生レーザパワーの上限が高
い光磁気記録媒体が得られる。つまり大きいC/Nの再
生信号を得るために、再生レーザパワーの値を向上させ
た場合でも、C/Nの劣化の少ない高品質の光磁気記録
媒体が得られる効果を生じる。
【図1】 本発明の光磁気記録媒体の断面図である。
【図2】 本発明の光磁気記録媒体の製造方法に用いる
装置の説明図である。
装置の説明図である。
1 基板 2 下部保護膜 3 記録膜 4 上部保護膜 11 スパッタ容器 12 排気管 13,15 バルブ 14 ガス導入管 16 保護膜形成用ターゲット 17 記録膜形成用ターゲット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 努 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 沼田 健彦 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 基板(1) 上に不活性ガスを用いてスパッ
タ法により希土類−遷移金属合金薄膜の磁性膜より成る
記録膜(3) を形成する光磁気記録媒体の製造に於いて、 前記スパッタに用いるスパッタガスのガス圧を0.5 〜1.
5Pa としたことを特徴とする光磁気記録媒体の製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23126691A JPH0573971A (ja) | 1991-09-11 | 1991-09-11 | 光磁気記録媒体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23126691A JPH0573971A (ja) | 1991-09-11 | 1991-09-11 | 光磁気記録媒体の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0573971A true JPH0573971A (ja) | 1993-03-26 |
Family
ID=16920917
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23126691A Withdrawn JPH0573971A (ja) | 1991-09-11 | 1991-09-11 | 光磁気記録媒体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0573971A (ja) |
-
1991
- 1991-09-11 JP JP23126691A patent/JPH0573971A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19981203 |