JPH0944919A - 光磁気ディスク - Google Patents
光磁気ディスクInfo
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- JPH0944919A JPH0944919A JP19286195A JP19286195A JPH0944919A JP H0944919 A JPH0944919 A JP H0944919A JP 19286195 A JP19286195 A JP 19286195A JP 19286195 A JP19286195 A JP 19286195A JP H0944919 A JPH0944919 A JP H0944919A
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- Japan
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- magneto
- layer
- magnetic field
- optical disk
- optical recording
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Abstract
(57)【要約】
【課題】C/Nの磁界依存性における立ち上がり磁界を
小さくでき、記録または消去が100Oe程度の小さな
外部磁場で達成でき、磁界変調オーバーライトができる
光磁気ディスクを提供する。 【解決手段】光磁気記録層6が下記原子組成(ただし、
x値は層全体の平均値である)から成るとともに、層厚
の方向にわたってx値を漸次大きくした光磁気ディスク
M。 (Smx Tb1-x )y (Fe1-a-b Coa T
ib )1-y 0<x<0.5、0.1≦y≦0.4、0
<a≦0.3、0<b<0.04
小さくでき、記録または消去が100Oe程度の小さな
外部磁場で達成でき、磁界変調オーバーライトができる
光磁気ディスクを提供する。 【解決手段】光磁気記録層6が下記原子組成(ただし、
x値は層全体の平均値である)から成るとともに、層厚
の方向にわたってx値を漸次大きくした光磁気ディスク
M。 (Smx Tb1-x )y (Fe1-a-b Coa T
ib )1-y 0<x<0.5、0.1≦y≦0.4、0
<a≦0.3、0<b<0.04
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光磁気ディスクの改
良に関するものである。
良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】特開昭60−101742号において
は、TbFeCo合金にSmを添加し、これによってカ
ー回転角を改善された光磁気記録層が提案されている。
は、TbFeCo合金にSmを添加し、これによってカ
ー回転角を改善された光磁気記録層が提案されている。
【0003】また特開平6−36368号においては、
光磁気記録層用材料としてTbFeCo、DyFeC
o、DyTbFeCoなどのCoを含有する磁性材にお
いて、Coの含有比率を基板に近くなるほどに大きくし
て、C/Nおよび記録感度ともに高めた光磁気ディスク
が提案されている。
光磁気記録層用材料としてTbFeCo、DyFeC
o、DyTbFeCoなどのCoを含有する磁性材にお
いて、Coの含有比率を基板に近くなるほどに大きくし
て、C/Nおよび記録感度ともに高めた光磁気ディスク
が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開昭
60−101742号に提案された技術によれば、C/
Nの磁界依存性における立ち上がり磁界が300エルス
テッド(Oe)以上となって、繰り返し記録再生におい
て、C/Nの劣化が認められた。
60−101742号に提案された技術によれば、C/
Nの磁界依存性における立ち上がり磁界が300エルス
テッド(Oe)以上となって、繰り返し記録再生におい
て、C/Nの劣化が認められた。
【0005】また、特開平6−36368号において
は、低い記録パワーでもってC/Nを向上させ、これに
よってC/Nの磁界依存性において、立ち上がり磁界が
小さくなるが、その反面、ビットエッジ形状が厚さ方向
にわたって歪み、C/Nが低下することが判明した。こ
の問題点を図7により説明すると、レーザー光を基板側
から照射する場合に、(イ)は厚み400ÅのTb0.15
Fe0.75Co0.10から成る光磁気記録層Aの断面概略図
を示し、(ロ)は厚み200ÅのTb0.15Fe0.75Co
0.10から成る光磁気記録層Bの断面概略図を示す。いず
れの層A、Bも基板3の面側のCo組成比率が20%で
あり、その対向面側のCo組成比率が10%であって、
層厚み方向にわたって漸次Co組成比率を変化させてい
る。そして、双方の図ともに、矢印で示す層領域におけ
るビットエッジ形状も示す。
は、低い記録パワーでもってC/Nを向上させ、これに
よってC/Nの磁界依存性において、立ち上がり磁界が
小さくなるが、その反面、ビットエッジ形状が厚さ方向
にわたって歪み、C/Nが低下することが判明した。こ
の問題点を図7により説明すると、レーザー光を基板側
から照射する場合に、(イ)は厚み400ÅのTb0.15
Fe0.75Co0.10から成る光磁気記録層Aの断面概略図
を示し、(ロ)は厚み200ÅのTb0.15Fe0.75Co
0.10から成る光磁気記録層Bの断面概略図を示す。いず
れの層A、Bも基板3の面側のCo組成比率が20%で
あり、その対向面側のCo組成比率が10%であって、
層厚み方向にわたって漸次Co組成比率を変化させてい
る。そして、双方の図ともに、矢印で示す層領域におけ
るビットエッジ形状も示す。
【0006】Co含有層のキュリー点温度が高く、Co
組成比率が大きいほどに記録パワーを大きくしなければ
ならない。したがって、Co組成比率が20%である層
領域に対して、レーザー光のパワーを最適化した場合に
は、(イ)のように層厚みが大きいと、その厚み方向に
わたってレーザー光のパワー熱量が徐々に小さくなり、
Co組成比率10%の層領域に対して、適当な熱量にま
で減少するが、他方、(ロ)のように層厚みが小さい
と、その厚み方向にわたって熱量変化が小さくなるの
で、Co組成比率10%の層領域においては、オーバー
パワーとなって、ビットエッジ形状が歪み、その結果、
C/Nのパワー依存性と磁界依存性は向上するが、その
反面、C/Nの飽和値低下をまねくという問題点があ
る。
組成比率が大きいほどに記録パワーを大きくしなければ
ならない。したがって、Co組成比率が20%である層
領域に対して、レーザー光のパワーを最適化した場合に
は、(イ)のように層厚みが大きいと、その厚み方向に
わたってレーザー光のパワー熱量が徐々に小さくなり、
Co組成比率10%の層領域に対して、適当な熱量にま
で減少するが、他方、(ロ)のように層厚みが小さい
と、その厚み方向にわたって熱量変化が小さくなるの
で、Co組成比率10%の層領域においては、オーバー
パワーとなって、ビットエッジ形状が歪み、その結果、
C/Nのパワー依存性と磁界依存性は向上するが、その
反面、C/Nの飽和値低下をまねくという問題点があ
る。
【0007】したがって、本発明の目的は、層厚を小さ
くしながらも、ビットエッジ形状が光磁気記録層の厚さ
方向にわたって変形しないで、その形状が歪まないよう
にして、C/Nの磁界依存性における立ち上がり磁界を
小さくすることにある。
くしながらも、ビットエッジ形状が光磁気記録層の厚さ
方向にわたって変形しないで、その形状が歪まないよう
にして、C/Nの磁界依存性における立ち上がり磁界を
小さくすることにある。
【0008】また、本発明の他の目的は、記録または消
去が100.Oe程度の小さな外部磁場で達成できて、
これによって磁界変調オーバーライトができるようにす
ることにある。
去が100.Oe程度の小さな外部磁場で達成できて、
これによって磁界変調オーバーライトができるようにす
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の光磁気ディスク
は、透明ディスク基板上に一方の誘電体層と情報の記録
および消去を行う光磁気記録層と他方の誘電体層と反射
層とを順次積層し、上記光磁気記録層が下記式の原子組
成(ただし、x値は層全体の平均値である)から成ると
ともに、層厚の方向にわたって上記他方の誘電体層へ向
けてx値を漸次大きくしたことを特徴とする。
は、透明ディスク基板上に一方の誘電体層と情報の記録
および消去を行う光磁気記録層と他方の誘電体層と反射
層とを順次積層し、上記光磁気記録層が下記式の原子組
成(ただし、x値は層全体の平均値である)から成ると
ともに、層厚の方向にわたって上記他方の誘電体層へ向
けてx値を漸次大きくしたことを特徴とする。
【0010】 (Smx Tb1-x )y (Fe1-a-b Coa Tib ))
1-y 0<x<0.5 0.1≦y≦0.4 0<a≦0.3 0<b<0.04
1-y 0<x<0.5 0.1≦y≦0.4 0<a≦0.3 0<b<0.04
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明の光磁気ディスクM
(直径3.5インチ)の平面図であり、図2は図1に示
す切断面線X−Xによる断面図である。また、図3は光
磁気ディスクMを構成する薄膜の層構造を示す。
(直径3.5インチ)の平面図であり、図2は図1に示
す切断面線X−Xによる断面図である。また、図3は光
磁気ディスクMを構成する薄膜の層構造を示す。
【0012】前記透明ディスク基板としてポリカーボネ
ート樹脂から成る基板1を用いており、この基板1の片
面側にはトラッキング用溝2が同心円状に多数形成さ
れ、その中心部にはハブ装着用の穴3が設けられてい
る。トラッキング用溝2が形成された面上には薄膜4が
被覆されている。
ート樹脂から成る基板1を用いており、この基板1の片
面側にはトラッキング用溝2が同心円状に多数形成さ
れ、その中心部にはハブ装着用の穴3が設けられてい
る。トラッキング用溝2が形成された面上には薄膜4が
被覆されている。
【0013】上記薄膜4は一方の誘電体層としての膜厚
800Åのサイアロンから成る誘電体層5と、情報の記
録および消去を行う膜厚200Åの光磁気記録層6と、
他方の誘電体層としての膜厚400Åのサイアロンから
成る誘電体層7と、膜厚600Åのアルミニウムから成
る反射層8と、紫外線硬化型樹脂からなる保護樹脂層9
との積層構造であって、光磁気記録層6は上記式の原子
組成から成るとともに、層厚の方向にわたって誘電体層
7へ向けてx値を漸次大きくしている。
800Åのサイアロンから成る誘電体層5と、情報の記
録および消去を行う膜厚200Åの光磁気記録層6と、
他方の誘電体層としての膜厚400Åのサイアロンから
成る誘電体層7と、膜厚600Åのアルミニウムから成
る反射層8と、紫外線硬化型樹脂からなる保護樹脂層9
との積層構造であって、光磁気記録層6は上記式の原子
組成から成るとともに、層厚の方向にわたって誘電体層
7へ向けてx値を漸次大きくしている。
【0014】このx値について、層全体の平均値でもっ
て表示した場合に、平均xが0.5以上であると飽和磁
化(Ms)が大きくなり過ぎて、消去するときの磁場を
大きくしなければならない。また、yが0.1未満であ
ると保磁力が小さくなり過ぎ、yが0.4よりも越える
と保磁力が大きくなり、光磁気記録層6の磁場方向をそ
ろえること(着磁)が難しくなる。
て表示した場合に、平均xが0.5以上であると飽和磁
化(Ms)が大きくなり過ぎて、消去するときの磁場を
大きくしなければならない。また、yが0.1未満であ
ると保磁力が小さくなり過ぎ、yが0.4よりも越える
と保磁力が大きくなり、光磁気記録層6の磁場方向をそ
ろえること(着磁)が難しくなる。
【0015】また、aが0.3よりも越えると実際の使
用に当たって記録感度が低くなり過ぎ、bが0.04以
上になるとカー回転角などの磁気特性が劣化し、C/N
が低くなる。
用に当たって記録感度が低くなり過ぎ、bが0.04以
上になるとカー回転角などの磁気特性が劣化し、C/N
が低くなる。
【0016】そして、上記のようにx値とa値との設定
することによって、キュリー温度が250℃以下におい
て、補償温度が室温付近にあっても、記録時に均一形状
の記録ドメインができ、これによって変調ノイズが生じ
なくなり、再生時のC/Nが向上する。
することによって、キュリー温度が250℃以下におい
て、補償温度が室温付近にあっても、記録時に均一形状
の記録ドメインができ、これによって変調ノイズが生じ
なくなり、再生時のC/Nが向上する。
【0017】上記構成の光磁気ディスクMにおいては、
基板1を回転させながら、波長780nmのレーザービ
ームを基板1を通して照射し、トラッキング用溝2に沿
ってトラッキングすると、そのレーザービームが誘電体
層5を通して光磁気記録層6へ到達し、更にその一部が
この光磁気記録層6を通過し、誘電体層7を通して反射
層8で反射され、その反射光が光磁気記録層6へ到る。
基板1を回転させながら、波長780nmのレーザービ
ームを基板1を通して照射し、トラッキング用溝2に沿
ってトラッキングすると、そのレーザービームが誘電体
層5を通して光磁気記録層6へ到達し、更にその一部が
この光磁気記録層6を通過し、誘電体層7を通して反射
層8で反射され、その反射光が光磁気記録層6へ到る。
【0018】次に図4および図5によりマグネトロンス
パッタリング装置10の構成を説明する。図4はマグネ
トロンスパッタリング装置10の原理を示す概略図であ
り、図5はこのマグネトロンスパッタリング装置10に
基づいて4個の被成膜用基板11に成膜する場合に、こ
れら被成膜用基板11と希土類金属用ターゲート12と
遷移金属用ターゲート16との配置関係を示す説明図で
ある。
パッタリング装置10の構成を説明する。図4はマグネ
トロンスパッタリング装置10の原理を示す概略図であ
り、図5はこのマグネトロンスパッタリング装置10に
基づいて4個の被成膜用基板11に成膜する場合に、こ
れら被成膜用基板11と希土類金属用ターゲート12と
遷移金属用ターゲート16との配置関係を示す説明図で
ある。
【0019】まず図4のマグネトロンスパッタリング装
置10によれば、13は真空チャンバであって、真空チ
ャンバ13の内部には、上方に公転機構14を設け、公
転機構14に自転機構15を形成し、更に自転機構15
に被成膜用基板11を固定している。公・自転機構1
4、15および基板11と対向するように希土類金属用
ターゲート12と遷移金属用ターゲート16とを配置
し、これらターゲート12、16にマグネット17およ
びカソード18を配設する。そして、真空チャンバ13
の一部にはスパッタリング用ガスであるArガスの導入
口19と、成膜後の残余ガスを排出する排気口20とが
設けられている。
置10によれば、13は真空チャンバであって、真空チ
ャンバ13の内部には、上方に公転機構14を設け、公
転機構14に自転機構15を形成し、更に自転機構15
に被成膜用基板11を固定している。公・自転機構1
4、15および基板11と対向するように希土類金属用
ターゲート12と遷移金属用ターゲート16とを配置
し、これらターゲート12、16にマグネット17およ
びカソード18を配設する。そして、真空チャンバ13
の一部にはスパッタリング用ガスであるArガスの導入
口19と、成膜後の残余ガスを排出する排気口20とが
設けられている。
【0020】上記構成のマグネトロンスパッタリング装
置10により光磁気記録層6を成膜形成するには、被成
膜用基板11(基板1)を自転機構15でもって自転さ
せ、更に自転機構15を公転機構14でもって公転さ
せ、これによって被成膜用基板11を公・自転させ、そ
して、導入口19よりArガスを導入し、カソード18
に電力を印加して、スパッタリングをおこなう。
置10により光磁気記録層6を成膜形成するには、被成
膜用基板11(基板1)を自転機構15でもって自転さ
せ、更に自転機構15を公転機構14でもって公転さ
せ、これによって被成膜用基板11を公・自転させ、そ
して、導入口19よりArガスを導入し、カソード18
に電力を印加して、スパッタリングをおこなう。
【0021】そして、上述したマグネトロンスパッタリ
ング装置10により光磁気記録層6を成膜形成するに当
たっては、図5に示す2種類の方形状板の希土類金属用
ターゲート12(図中、この2種類を12aと12bに
より表示する)を用いて、それぞれにカソードを個別に
設けている。すなわち、図5はマグネトロンスパッタリ
ング装置10の上方から見た配置関係を示し、4個の基
板11を公転機構14に固定し、それぞれ自転させなが
ら公転させる構成であって、このような構成に対して、
更に1個の遷移金属用ターゲート16と2個の希土類金
属用ターゲート12a、12bとを配する。この遷移金
属用ターゲート16は原子組成がFe0.88Co0.10Ti
0.02である合金からなり、他方の希土類金属用ターゲー
ト12aはSm0.10Tb0.90の合金からなり、希土類金
属用ターゲート12bはSm0.30Tb0.70の合金からな
る。
ング装置10により光磁気記録層6を成膜形成するに当
たっては、図5に示す2種類の方形状板の希土類金属用
ターゲート12(図中、この2種類を12aと12bに
より表示する)を用いて、それぞれにカソードを個別に
設けている。すなわち、図5はマグネトロンスパッタリ
ング装置10の上方から見た配置関係を示し、4個の基
板11を公転機構14に固定し、それぞれ自転させなが
ら公転させる構成であって、このような構成に対して、
更に1個の遷移金属用ターゲート16と2個の希土類金
属用ターゲート12a、12bとを配する。この遷移金
属用ターゲート16は原子組成がFe0.88Co0.10Ti
0.02である合金からなり、他方の希土類金属用ターゲー
ト12aはSm0.10Tb0.90の合金からなり、希土類金
属用ターゲート12bはSm0.30Tb0.70の合金からな
る。
【0022】上記構成によれば、スパッタリング形成す
るに当たって、希土類金属用ターゲート12aに設けた
カソードと、希土類金属用ターゲート12bに設けたカ
ソードとに投入する電力パワーを、シークエンス制御に
よって成膜中に経時的に変動させ、これによって所要通
りに光磁気記録層6の厚み方向にわたってSm比率を変
えることができる。
るに当たって、希土類金属用ターゲート12aに設けた
カソードと、希土類金属用ターゲート12bに設けたカ
ソードとに投入する電力パワーを、シークエンス制御に
よって成膜中に経時的に変動させ、これによって所要通
りに光磁気記録層6の厚み方向にわたってSm比率を変
えることができる。
【0023】
【実施例】以下、上述の製法にもとづく実施例を詳述す
る。
る。
【0024】(例1)厚み方向にわたってx値を漸次大
きくした原子組成が(Smx Tb1-x ) 0.25(Fe0.88
Co0.10Ti0.02)0.75である光磁気ディスクMを11
種類と、Smを含まないTb0.25(Fe0.88Co0.10T
i0.02)0.75である光磁気ディスクMとを表1に示すよ
うに作製した。そして、本例においては、保護樹脂層9
を形成しないで測定に供している。
きくした原子組成が(Smx Tb1-x ) 0.25(Fe0.88
Co0.10Ti0.02)0.75である光磁気ディスクMを11
種類と、Smを含まないTb0.25(Fe0.88Co0.10T
i0.02)0.75である光磁気ディスクMとを表1に示すよ
うに作製した。そして、本例においては、保護樹脂層9
を形成しないで測定に供している。
【0025】なお、同表中、「Sm組成勾配」について
は、「誘電体層5〜誘電体層7」と表示している通り、
誘電体層5上に成膜する場合のx値を左欄に、誘電体層
7に到る直前のx値を右欄に記載している。
は、「誘電体層5〜誘電体層7」と表示している通り、
誘電体層5上に成膜する場合のx値を左欄に、誘電体層
7に到る直前のx値を右欄に記載している。
【0026】
【表1】
【0027】各試料について、磁界Hoと飽和磁界Hs
とC/Nを測定したところ、表1に示す通りの結果が得
られた。この測定、記録パワー4.5mW、再生パワー
1mW、記録周波数700KHzの条件の磁界変調オー
バーライトでもって評価している。なお、試料No.2
と試料No.7の測定データを図6にて示す。
とC/Nを測定したところ、表1に示す通りの結果が得
られた。この測定、記録パワー4.5mW、再生パワー
1mW、記録周波数700KHzの条件の磁界変調オー
バーライトでもって評価している。なお、試料No.2
と試料No.7の測定データを図6にて示す。
【0028】表1に示す結果から明らかな通り、本発明
の試料No.2〜試料No.7、および試料No.10
〜試料No.12については、磁界Hoと飽和磁界Hs
ともに100Oe未満であり、しかも、C/Nは49.
5以上となって、優れた特性が得られた。
の試料No.2〜試料No.7、および試料No.10
〜試料No.12については、磁界Hoと飽和磁界Hs
ともに100Oe未満であり、しかも、C/Nは49.
5以上となって、優れた特性が得られた。
【0029】(例2)厚み方向にわたってa値を漸次大
きくした原子組成が(Sm0.20Tb0.80) 0. 25(Fe
1-0.02-aCoa Ti0.02)0.75である光磁気ディスクM
を3種類、a値とx値ともに厚み方向にわたって変えな
い(Sm0.20Tb0.80) 0.25(Fe1-0.02-aCoa Ti
0.02)0.75である光磁気ディスクMを9種類、表2に示
すように作製した。そして、本例においても、保護樹脂
層9を形成しないで測定に供している。
きくした原子組成が(Sm0.20Tb0.80) 0. 25(Fe
1-0.02-aCoa Ti0.02)0.75である光磁気ディスクM
を3種類、a値とx値ともに厚み方向にわたって変えな
い(Sm0.20Tb0.80) 0.25(Fe1-0.02-aCoa Ti
0.02)0.75である光磁気ディスクMを9種類、表2に示
すように作製した。そして、本例においても、保護樹脂
層9を形成しないで測定に供している。
【0030】
【表2】
【0031】各試料について、磁界Hoと飽和磁界Hs
とC/Nを測定したところ、表2に示す通りの結果が得
られた。なお、試料No.13と試料No.14の測定
データを図6にて示す。
とC/Nを測定したところ、表2に示す通りの結果が得
られた。なお、試料No.13と試料No.14の測定
データを図6にて示す。
【0032】表2に示す結果から明らかな通り、試料N
o.13〜試料No.18および試料No.22につい
ては、磁界Hoと飽和磁界Hsともに120Oe以上で
あり、試料No.19〜試料No.21および試料N
o.23については、磁界Hoと飽和磁界Hsともに1
00Oeであり、試料No.24については、磁界Ho
と飽和磁界Hsともに80Oeであるが、その反面、C
/Nが著しく小さくなっている。
o.13〜試料No.18および試料No.22につい
ては、磁界Hoと飽和磁界Hsともに120Oe以上で
あり、試料No.19〜試料No.21および試料N
o.23については、磁界Hoと飽和磁界Hsともに1
00Oeであり、試料No.24については、磁界Ho
と飽和磁界Hsともに80Oeであるが、その反面、C
/Nが著しく小さくなっている。
【0033】
【発明の効果】以上の通り、本発明の光磁気ディスク
は、SmTbFeCoTiからなる光磁気記録層により
形成するに当たって、所定の組成範囲にするとともに、
Sm含有比率を層厚の方向にわたって漸次大きくした構
成にすることによって、ビットエッジ形状が光磁気記録
層の厚さ方向にわたって変形しないで、その形状が歪ま
ないようにして、C/Nの磁界依存性における立ち上が
り磁界を小さくでき、しかも、記録または消去が100
Oe程度の小さな外部磁場で達成でき、その結果、磁界
変調オーバーライトができる高性能かつ高信頼性の光磁
気ディスクが提供できる。
は、SmTbFeCoTiからなる光磁気記録層により
形成するに当たって、所定の組成範囲にするとともに、
Sm含有比率を層厚の方向にわたって漸次大きくした構
成にすることによって、ビットエッジ形状が光磁気記録
層の厚さ方向にわたって変形しないで、その形状が歪ま
ないようにして、C/Nの磁界依存性における立ち上が
り磁界を小さくでき、しかも、記録または消去が100
Oe程度の小さな外部磁場で達成でき、その結果、磁界
変調オーバーライトができる高性能かつ高信頼性の光磁
気ディスクが提供できる。
【図1】実施例の光磁気ディスクMの平面図である。
【図2】実施例の光磁気ディスクMの断面図である。
【図3】光磁気記録層の層構成を示す断面図である。
【図4】マグネトロンスパッタリング装置の概略図であ
る。
る。
【図5】希土類金属用ターゲートの原子組成構造および
被成膜用基板との配置関係を示す説明図である。
被成膜用基板との配置関係を示す説明図である。
【図6】外部磁場に対するC/N特性を示す線図であ
る。
る。
【図7】(イ)および(ロ)は基板にレーザー光を照射
した場合の状態を示す断面概略図である。
した場合の状態を示す断面概略図である。
M 光磁気ディスク 1 基板 2 トラッキング用溝 4 薄膜 5、7 誘電体層 6 光磁気記録層 8 反射層 9 保護樹脂層 10 マグネトロンスパッタリング装置 11 被成膜用基板 12、12a、12b 希土類金属用ターゲート 16 遷移金属用ターゲート
Claims (1)
- 【請求項1】 透明ディスク基板上に一方の誘電体層と
情報の記録および消去を行う光磁気記録層と他方の誘電
体層と反射層とを順次積層した光磁気ディスクにおい
て、前記光磁気記録層が下記式の原子組成(ただし、x
値は層全体の平均値である)から成るとともに、層厚の
方向にわたって上記他方の誘電体層へ向けてx値を漸次
大きくしたことを特徴とする光磁気ディスク。 (Smx Tb1-x )y (Fe1-a-b Coa Tib )1-y 0<x<0.5 0.1≦y≦0.4 0<a≦0.3 0<b<0.04
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19286195A JPH0944919A (ja) | 1995-07-28 | 1995-07-28 | 光磁気ディスク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19286195A JPH0944919A (ja) | 1995-07-28 | 1995-07-28 | 光磁気ディスク |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0944919A true JPH0944919A (ja) | 1997-02-14 |
Family
ID=16298196
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19286195A Pending JPH0944919A (ja) | 1995-07-28 | 1995-07-28 | 光磁気ディスク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0944919A (ja) |
-
1995
- 1995-07-28 JP JP19286195A patent/JPH0944919A/ja active Pending
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