JPH0574107U - 列盤用配電盤の冷却装置 - Google Patents

列盤用配電盤の冷却装置

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JPH0574107U
JPH0574107U JP1935992U JP1935992U JPH0574107U JP H0574107 U JPH0574107 U JP H0574107U JP 1935992 U JP1935992 U JP 1935992U JP 1935992 U JP1935992 U JP 1935992U JP H0574107 U JPH0574107 U JP H0574107U
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JP1935992U
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良勝 水野
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Aichi Electric Co Ltd
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Aichi Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、列盤配置した複数の配電盤間に外
気が流通する通風路を設けて配電盤内部の冷却効果の向
上を図ることを目的とする。 【構成】 内部に電気機器Bを個別に収容する直方体状
の中空箱体5の片側又は両側に凹状部6aを形成し、前
記中空箱体5の各側面に前記凹状部6aを残して側板
7,13を貼着して各側板7,13間に外気が流通する
通風路18を形成し、この通風路18により外気を列盤
配置した配電盤A内に流通させて列盤用配電盤Aの冷却
効果を向上させるように構成したことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、列盤配置する場合に用いる配電盤の冷却装置の改良に関するもので ある。
【0002】
【従来の技術】
従来、一般に用いられる配電盤は、アングル鋼等の形鋼を用いて直方体状に枠 組形成し、この枠体の前面を除く周りを板体で囲撓して、その前面に開閉扉を蝶 番等により開閉自在に取り付けて中空箱体を形成し、前記中空箱体内に、変圧器 、開閉器等の電気機器を収納して構成されている。
【0003】 そして、前記配電盤は、使用電力が比較的少ないときには単体で設置して使用 することもあるが、使用電力の多い場所に設置するときは、変圧器、開閉器等の 電気機器が多数必要となるため、配電盤自体も必然的に大きくしなければならな いので、箱体の機械的強度を強くしたり、搬送重量の増大による輸送上の問題が あった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
このため、使用電力の多い場所での設置に際しては、図9に示すごとく、配電 盤1を複数に分割して、列盤配置するようにして、前記輸送上の問題等を解決し ていたが、変圧器、開閉器等の電気機器は運転中に熱を発生させるため、前記配 電盤1を列盤配置した場合には、両側の配電盤1aの外側に位置する側板2は外 気と接触する面積が比較的多いため、放熱が良好に行えるが、中間に挟まれた他 の配電盤1bの各側面は、各配電盤1bが密接して設置されている関係上、熱を 外部に放散させることが難しく、これが受熱面となり、放熱作用を良好に行うこ とができず、この結果、変圧器、開閉器等の電気機器の絶縁等が高熱により劣化 ・損傷したりして、機器の故障誘発等の大きな要因となっていた。
【0005】 この改善策として、各配電盤を、例えば、空気が通り抜けできる間隔をあけて 設置する方法や、各配電盤間又は配電盤上部に冷却ファン等を取り付ける等して 、空気の流通をはかって冷却する方法が考えられるが、前者は図9に示す列盤配 置の場合に比べて全体形状が大きくなり設置スペースが嵩み、又、後者の場合に は、部品点数や組立工数が増えることにより、生産コストが高くなったり、保守 管理に手間がかかる等の問題点があった。
【0006】 本考案は前記の問題点に鑑み、複数の配電盤の設置スペースが、従来の列盤配 置する場合のスペースと同等となしたままで、各配電盤の側面を放熱面となして 冷却効果の優れた列盤用配電盤の冷却装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記課題を解決するために、隣接する配電盤の側板と電気機器との 間に生じる空間(デッドスペース)の少なくとも片側をやや狭くして、この片側 の側板と、隣接する配電盤の側板とによって配電盤の上下方向に通風路を形成し 、この通風路を、配電盤のベースに設けた吸気口及び配電盤上部の天板に設けた 排気口と連通させて各配電盤間の通風を行うことにより、複数を配電盤が密接す る側板内側からの発熱を迅速・良好に熱放散させるように構成したので、次のよ うな作用がある。
【0008】
【作用】
本考案は前記のように配電盤内のデッドスペースを有効に利用して、隣接する 配電盤の側板の間に通風路を形成したので、前記デッドスペースの有効利用を図 ることができるとともに、前記通風路における通風作用により、煙突効果が期待 でき、大気の自然対流を促進して、列盤配置した複数の配電盤を良好に冷却する ことができるので、特別に冷却装置を設ける必要がない。又、複数の配電盤の列 盤配置のスペースは、前記通風路を設けても変わらないので、設置スぺースの効 率利用を図ることができる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図1ないし図6によって説明する。まず図1により、 配電盤の構造を説明する。中空箱体5はアングル鋼等の形鋼を直方体状に枠組み して、その平面形状が図1,図3で示すように、あらかじめ凹形状となるように 骨枠6が形成されている。前記骨枠6に図1で示すように、側板7等を取り付け た後、各骨枠6はベース8上に乗載し、これらを図3のように各骨枠6同志を併 置した状態で、相互に、かつ、ベース8とそれぞれボルト等を用いて結合・固定 して中空箱体5の枠組を構成する。
【0010】 次に、前記骨枠6を載置・固定したベース8について説明する。ベース8には 、図1で示すように、その周囲に適当数の吸気口9を開口し、これら吸気口9に は小動物侵入防止用の金網10が図2で示すように貼設されている。また、ベー ス8の長さ方向と直交する幅方向には図1のように通気口11を開口した補強を 兼ねる仕切り板12が一定間隔で配設されている。
【0011】 前記のようにして列盤用配電盤Aの骨組を形成し、このあと残りの側板13を 前記側板7と対応させて貼設し、又、ベース8には底面14を、骨枠6の後背部 には背面板15を、更に、上部には天板16をそれぞれ配設して列盤用配電盤A の中空箱体5を形成する。そして前記中空箱体5に変圧器等所定の電気機器Bを 収容したあと中空箱体5の前面に開閉扉17を蝶番等で開閉自在に取り付けるこ とにより、列盤用配電盤Aを構成するものである。
【0012】 次に、前記列盤用配電盤Aに形成される通風路18の構造を図3,図4により 説明する。通風路18は、骨枠6の凹状部(図1参照)6aを間にして隣接する 配電盤Aに貼設した側板7,13とによって構成されており、これを一種の煙突 として機能させることによって、換気を行うもので、この通風路18は、ベース 8に設けた吸気口9、通気口11と、配電盤A上部の天板16に開口した排気口 19とを連通して形成されている。20は排気口19に取り付けた小動物侵入防 止用の金網である。
【0013】 次に、通風路18内の空気の流れを、図4によって説明する。図4において、 ベース8の周囲に適当数開口した吸気口9より吸気された空気が、前記仕切り板 12に設けられた通気口11を通り、各通風路18に流入する。前記通風路18 に流入された空気は、通風路18の煙突効果により、中空箱体5内の電気機器B の運転により生ずる熱を側板7,13から効果的に吸収しながら上昇していき、 配電盤A上部の天板16に開口した排気口19より外部に放散される。この結果 、中空箱体5内に滞溜する熱は、良好に外部に放熱することが可能となり、電気 機器Bを長期にわたり、安定して運転させることができる。
【0014】 次に、図5により本考案の冷却装置の第2の実施例について説明する。図5に おいて、通風路18に流入した空気は、通風路18に面した側板7,13の下部 に設けた、下部通気口21から配電盤Aの内部へ流入する空気と、通風路18を 通る空気とに別れ、配電盤Aの内部に流入した空気は、電気機器Bの運転によっ て発生する熱を良好に吸収し、前記側板7,13の上部に設けた上部通気口22 より再び通風路18へ排出される。前記排出された空気は、通風路18内を通り 、側板7,13から放散される熱を吸収した別の空気と共に前記排気口19から 外部に排出される。なお、前記上部通気口22及び下部通気口21は、各側板7 ,13にそれぞれ設けられており、かつ、前記上部通気口22は、前記下部通気 口21よりも大きく開口することにより、配電盤A内の熱を通風路18の煙突効 果と相まって、更に、効率よく外部に排出することが可能となり、冷却効果を向 上させることができる。
【0015】 更に、図6に示す本考案の第3の実施例について説明する。図6において、通 風路18を形成する側板7,13には、それぞれ入れ違いの位置で下部通気口2 3と、上部通気口24とを設け、前記通風路18に流入した空気は、通風路18 に面した一方の例えば、側板7に設けられた前記下部通気口23より配電盤A内 に流入する空気と、通風路18を流通する空気とに別れ、配電盤A内に入った空 気は、電気機器Bの運転によって発生し、配電盤Aの中空箱体5内に滞溜する熱 を吸収して、他方の例えば、側板13に設けられた前記上部通気口24から通風 路18へ再び排出される。そして、前記排出された空気は、通風路18を通り、 側板7,13から放散される熱を吸収した別の空気と共に、前記排気口19より 排出される。なお、前記上部通気口24は、前記下部通気口23に対して、対角 線上の位置で設けられているので、前記下部通気口23から流入した空気は、配 電盤A内を通り抜け、前記上部通気口24から確実に排出されるようになってい る。従って、配電盤A内に滞溜する熱を効率よく排出して、電気機器Bの冷却作 用を更に促進することができる。
【0016】 次に、図7,図8は、本考案の冷却装置を屋外に設置される列盤用配電盤Cに 実施した例を示すものであって、列盤用配電盤C上部の排気口19に防水カバー 25を設けたものである。防水カバー25の内部には、アングル鋼等により、例 えば、L字形に形成した防水リブ26が設けてあり、たとえ防水カバー25内に 雨水が入ったとしても、配電盤C内及び通風路18内への雨水の浸入を確実に防 ぐことができる。
【0017】 また、ベース8を地中に埋設して設置する場合や、ベース8を用いない列盤用 配電盤においては、各配電盤Aの前面又は背面の下部に吸気口9を開口し、側板 の下部に開口した下部通気口を介して通風路18に外気を流通して、各配電盤A の冷却を行うようにしても本考案は成立するものである。
【0018】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、列盤用配電盤内のデッドスペースを有 効利用して中空箱体の一方の側面を凹形状に形成することにより、隣接する列盤 用配電盤の側板の間に通風路を容易に形成することができるので、デッドスペー スの有効利用をはかることにより、列盤用配電盤は全体寸法を大きくすることな く設置することができるとともに、内部の電気機器を冷却ファン等の付属品を用 いることなく効率的に冷却することができる。
【0019】 また、列盤用配電盤の通風路を構成する側板に、外気と配電盤内部の空気が通 り抜けすることができる通気口を設けることにより、列盤用配電盤内部の熱放散 性を更に良好となして、電気機器を熱による影響から解放することにより、信頼 性の高い列盤用配電盤を提供することができる。なお、本考案の実施例はいずれ も側面の片側を凹設して通風路を設ける例で説明したが、通風路を形成する側面 の両方を凹設して通風路を形成するようにしてもよいことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の配電盤の一実施例の骨枠を示す斜視図
である。
【図2】本考案の一実施例の配電盤を列盤配置した状態
を示す斜視図である。
【図3】本考案の配電盤を示す横断平面図である。
【図4】本考案の配電盤を示す縦断正面図である。
【図5】本考案の配電盤の第2の実施例を示す縦断正面
図である。
【図6】本考案の配電盤の第3の実施例を示す縦断正面
図である。
【図7】本考案を屋外用の列盤用配電盤に実施した例を
示す縦断正面図である。
【図8】本考案を実施した屋外用の列盤用配電盤を列盤
配置した状態を示す斜視図である。
【図9】従来の列盤用配電盤を列盤配置した状態を示す
斜視図である。
【符号の説明】
5 中空箱体 6 骨枠 6a 凹状部 7 側板 8 ベース 9 吸気口 10 金網(吸気口) 11 通気口 12 仕切り板 13 側板 14 底板 15 背面板 16 天板 17 開閉扉 18 通風路 19 排気口 20 金網(排気口) 21 下部通気口 22 上部通気口 23 下部通気口 24 上部通気口 25 防水カバー 26 防水リブ A 列盤用配電盤(屋内用) B 電気機器 C 列盤用配電盤(屋外用)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に所定の電気機器を収納して、これ
    ら電気機器を個別に、かつ、列盤状に配置した配電盤に
    おいて、前記配電盤の互いに隣接する側板部分の一方、
    あるいは、両方を凹形状に凹設して通風路を形成し、こ
    の通風路を、前記配電盤の上,下部に開口した吸気口及
    び排気口と連通させるようにしたことを特徴とする列盤
    用配電盤の冷却装置。
  2. 【請求項2】 前記配電盤の側板部分には、前記通風路
    と配電盤の内部とを連通する通気口を開口するようにし
    たことを特徴とする請求項1記載の列盤用配電盤の冷却
    装置。
JP1935992U 1992-02-28 1992-02-28 列盤用配電盤の冷却装置 Pending JPH0574107U (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54148240A (en) * 1978-05-15 1979-11-20 Toshiba Corp Enclosed switchboard
JPS6143706B2 (ja) * 1979-10-03 1986-09-29 Fuji Photo Film Co Ltd
JPS6219007B2 (ja) * 1981-03-26 1987-04-25 Kinki Denki Kk

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