JPH057418B2 - - Google Patents
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- JPH057418B2 JPH057418B2 JP60150092A JP15009285A JPH057418B2 JP H057418 B2 JPH057418 B2 JP H057418B2 JP 60150092 A JP60150092 A JP 60150092A JP 15009285 A JP15009285 A JP 15009285A JP H057418 B2 JPH057418 B2 JP H057418B2
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- JP
- Japan
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- weight
- propylene
- ethylene
- copolymer
- ethylene copolymer
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
[産業上の利用分野]
本発明はプロピレン−エチレン共重合体組成物
に関し、更に詳しくは、耐衝撃性、剛性、衝撃時
の難白化性のいずれにも優れた特性を有するとと
もに、上記三特性のバランスも優れている新規組
成のプロピレン−エチレン共重合体組成物に関す
る。 [従来技術とその問題点] プロピレン−エチレン共重合体は、高い衝撃強
度及び剛性を有するポリマーなので、各種の産業
分野で賞用されている。 このポリマーは、しかしながら一方では、衝撃
が加わつたときや折り曲げたときにその応力個所
が白化するという衝撃白化現象を生ずる。そのた
め、成形品の外観が損なわれ易く、とくに自動車
部品、家電製品のように外観の体裁を重視するよ
うな製品への用途が制限されている。 このような問題を解決するために、従来から、
プロピレン−エチレン共重合体にポリエチレンを
混合する方法(特開昭55−58245号、特開昭57−
137341号等を参照)や、2段重合で前記共重合体
を合成する方法(特公昭49−24593号、特開昭56
−61418号、特開昭56−55416号等参照)が提案さ
れている。 しかしながら、前者の方法の場合は衝撃難白化
性の改善が不充分であり、しかも均一混合を工業
的に行なうことが困難である。後者の方法の場合
は、前記した三特性、すなわち、耐衝撃性、剛
性、難白化性のバランスを満足するものが得られ
ないという問題がある。 [発明が解決しようとする問題点] 本発明は、プロピレン−エチレン共重合体の上
記した問題点を解消し、上記三特性のいずれもが
優れかつ三者のバランスがとれている新規組成の
プロピレン−エチレン共重合体組成物の提供を目
的とする。 [問題点を解決するための手段] 本発明者らは上記目的を達成すべく鋭意研究を
重ねた結果、多段重合で製造した特定のプロピレ
ン−エチレン共重合体に後述の脂肪酸エステルを
所定量配合した組成物は、意図する目的を達成し
うるとの事実を見出し、本発明の組成物を開発す
るに到つた。 すなわち、本発明のプロピレン−エチレン共重
合体組成物は、プロピレン−エチレン共重合体
100重量部;炭素数14〜22の脂肪族飽和一価カル
ボン酸と多価アルコールとのエステル0.02〜2.0
重量部;から成る組成物であつて、該プロピレン
−エチレン共重合体が、立体規則性触媒を用いて
合成された下記2成分: (A):プロピレン単独重合体又はエチレン含有量2
%以下のプロピレン−エチレン共重合体70〜95
重量%、及び、 (B):エチレン含有量10〜50重量%のプロピレン−
エチレン共重合体30〜5重量% から成る共重合体であることを特徴とする。 本発明組成分の一方は、多段重合法例えば2段
重合法で合成されたプロピレン−エチレン共重合
体である。 上記重合法で用いられる立体規則性触媒とは、
エチレン、プロピレンなどの立体規則性重合反応
に一般に使用される触媒であり、通常は遷移金属
ハロゲン化合物成分と有機アルミニウム化合物成
分とから成る触媒である。ここで、遷移金属ハロ
ゲン化合物としては、チタンのハロゲン化物が好
ましく、とくに三塩化チタンが好適である。三塩
化チタンとしては、四塩化チタンを種々の方法で
還元したもの;これらを更にボールミル処理及
び/又は溶媒洗浄(例えば不活性溶媒及び/又は
極性化合物含有不活性溶媒を用いる洗浄)して活
性化したもの;三塩化チタン又は三塩化チタン共
晶体(例えばTiCl3+1/3 AlCl3)を更にアミ
ン、エーテル、エステル、イオウ、ハロゲンの誘
導体、有機又は無機の窒素化合物もしくはリン化
合物等と共粉砕処理したもの;エーテル化合物の
存在下に液状化した三塩化チタンから析出させて
得られるもの、特公昭53−3356号に記載された方
法により得られるもの;をあげることができる。
また、チタンのハロゲン化物をマグネシウム化合
物の上に担持せしめたものを用いることもでき
る。 他の成分の有機アルミニウム化合物としては、 次式:AlRnX3−n ただし、式中、Rは炭素数1〜10のアルキル
基、アルコキシ基、アリール基、Xはハロゲン原
子、nは0<n≦3の値を表わす) で示される化合物が好適である。具体的には、例
えば、トリエチルアルミニウム、トリイソブチル
アルミニウム、トリ−n−プロピルアルミニウ
ム、ジエチルアルミニウムモノクロライド、ジエ
チルアルミニウムモノブロマイド、ジエチルアル
ミニウムモノアイオダイド、ジエチルアルミニウ
ムモノエトキサイド、ジイソブチルアルミニウム
モノイソブトキサイド、ジエチルアルミニウムモ
ノハイドライド、ジイソブチルアルミニウムモノ
ハイドライド、エチルアルミニウムセスキクロラ
イドなどがあげられ、これらの1種又は2種以上
を用いることができる。 これら触媒成分においては、通常、遷移金属ハ
ロゲン化合物1モルに対して有機アルミニウム化
合物1〜100モルの割合で混合して用いる。また、
第3成分として各種の電子供与性化合物を用いて
触媒性能の向上をはかることもできる。 このような立体規則性触媒は、通常用いられて
いる量および各成分の組合せなどにより、重合反
応の各段階で用いられる。 重合の方法としては公知の方法を適用すること
ができ、例えば、スラリー重合、溶液重合、気相
重合、プロピレン、エチレンのモノマーを媒体と
した液相重合などをあげることができる。 2段重合法により合成する場合、1段目では、
重合体中のエチエン含有量が2重量%以下である
プロピレン単独重合体又はプロピレン−エチレン
共重合体を全重合量の70〜95重量%生成させるよ
うに管理する。好ましくは75〜92重量%生成させ
るように管理する。この1段目におけるエチレン
含有量が2重量%より多い共重合体を用いた場合
には、得られる組成物の剛性が著しく低下してし
まうので不適である。 2段目では、前記1段目の重合反応で得られた
共重合体に更にエチレンを重合せしめ、エチレン
含有量が10〜50重量%であるプロピレン−エチレ
ン共重合体を全重合量の5〜30重量%、好ましく
は8〜25重量%生成させるように管理する。 エチレン含有量が10重量%より少ない共重合体
を用いた場合には、得られる組成物の耐衝撃性は
低下し、また、50重量%より多い場合には組成物
の難白化性の改善効果が不充分である。 生成したプロピレン−エチレン共重合体の量が
全重合量の5重量%より少ない場合は組成物の耐
衝撃性が低下し、また30重量%より多い場合には
組成物の剛性を低下せしめてしまう。 2段重合法で得られたプロピレン−エチレン共
重合体は、その構造特性の点からいうと、13C−
NMRで測定したトライアド分率:[R]/fEEEが
2以上であることが好ましい。[R]/fEEEが2
以上の共重合体は、それを用いて製造した組成物
の難白化性をより一層向上せしめるからである。 ここで、[R]とは、共重合体においてプロピ
レンとエチレンとが結合している連鎖の和(fPPE
+fPEP+fEEP+fEPE、Eはエチレン、Pはプロピレ
ンを表わす)であり、fEEEとは、エチレンが3個
結合した連鎖を表わす。また、このトライアド分
率の測定時におけるピーク帰属に関しては、マク
ロモレキユールズ、11巻、33頁、1978年
(Macromolecules,Vol 11,pp33,1978)に記
載の方法に基づいて判定を行なう。 本発明組成物の他の成分は、炭素数12〜22の脂
肪族飽和一価カルボン酸と多価アルコールとのエ
ステルである。 カルボン酸としては、炭素数が14〜22である飽
和一価カルボン酸であれば何であつてもよいが、
具体的には、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステ
アリン酸、アラキジン酸、ベヘニン酸などをあげ
ることができる。 多価アルコールとしては、エチレングリコー
ル、プロピレングリコール、エチルエチレングリ
コール、トリメチレングリコール、テトラメチレ
ングリコールなどの二価アルコール;プロパント
リオール、メチルプロパントリオール、ブタント
リオール、ペンタントリオール、ヘキサントリオ
ールなどの三価アルコール;エリトリツト、ペン
タエリトリツト、ジグリセリン、ソルビタンなど
の四価アルコール;アドニツト、アラビツトなど
の五価アルコール;アリツト、タリツト、ソルビ
ツト、マンニツトなどの六価アルコールのいずれ
かをあげることができる。とくに、三価アルコー
ルは好ましい。 これらの脂肪族飽和一価カルボン酸と多価アル
コールとから合成されるエステルのうち、本発明
に用いて好適なものは、炭素数14〜20の脂肪族飽
和一価カルボン酸と多価アルコールとのモノエス
テルである。具体的には、ステアリン酸モノグリ
セリド、パルミチン酸モノグリセリド、ミリスチ
ン酸モノグリセリドを例示することができる。 これらはそれぞれ単独で用いてもよいし、2種
以上を適宜に混合して用いてもよい。また、エス
テル中には、20重量%以下であれば、不飽和酸エ
ステル、他のカルボン酸、アルコールなどが含有
されていてもよい。 本発明の組成物を製造する際には、上記したプ
ロピレン−エチレン共重合体100重量部にたいし、
エステル0.02〜2重量部を配合する。エステルの
配合量が0.02重量部未満の場合には、組成物の難
白化性の改善効果が乏しく、また、2重量%を超
える場合にはブリード現象が多発して表面特性が
悪化し、とくに食品関係への用途制限を受けざる
を得ない。好ましくは0.05〜1.5重量部であり、
更に好ましくは0.1〜1.0重量部である。 組成物は、上記2成分を例えばヘンシエルミキ
サー、リボンブレンダーで予備混合したのち押出
機を用いて溶融混練してペレツト状としこれを射
出成形する方法、又はペレツト状のプロピレン−
エチレン共重合体に上記エステルを添加混合した
のちこれを射出成形する方法などによつて製造す
ることができる。なおこのとき、他に常用の酸化
防止剤、帯電防止剤、紫外線防止剤、中和剤、顔
料などを所定量必要に応じて添加・配合すること
もできる。 [発明の実施例] 実施例 1〜11 常法の2段重合により第1表に示した種類A〜
Iのプロピレン−エチレン共重合体を合成した。
各段におけるエチレン含有量、重合量及び得られ
た共重合体の[R]/fEEEを示した。
に関し、更に詳しくは、耐衝撃性、剛性、衝撃時
の難白化性のいずれにも優れた特性を有するとと
もに、上記三特性のバランスも優れている新規組
成のプロピレン−エチレン共重合体組成物に関す
る。 [従来技術とその問題点] プロピレン−エチレン共重合体は、高い衝撃強
度及び剛性を有するポリマーなので、各種の産業
分野で賞用されている。 このポリマーは、しかしながら一方では、衝撃
が加わつたときや折り曲げたときにその応力個所
が白化するという衝撃白化現象を生ずる。そのた
め、成形品の外観が損なわれ易く、とくに自動車
部品、家電製品のように外観の体裁を重視するよ
うな製品への用途が制限されている。 このような問題を解決するために、従来から、
プロピレン−エチレン共重合体にポリエチレンを
混合する方法(特開昭55−58245号、特開昭57−
137341号等を参照)や、2段重合で前記共重合体
を合成する方法(特公昭49−24593号、特開昭56
−61418号、特開昭56−55416号等参照)が提案さ
れている。 しかしながら、前者の方法の場合は衝撃難白化
性の改善が不充分であり、しかも均一混合を工業
的に行なうことが困難である。後者の方法の場合
は、前記した三特性、すなわち、耐衝撃性、剛
性、難白化性のバランスを満足するものが得られ
ないという問題がある。 [発明が解決しようとする問題点] 本発明は、プロピレン−エチレン共重合体の上
記した問題点を解消し、上記三特性のいずれもが
優れかつ三者のバランスがとれている新規組成の
プロピレン−エチレン共重合体組成物の提供を目
的とする。 [問題点を解決するための手段] 本発明者らは上記目的を達成すべく鋭意研究を
重ねた結果、多段重合で製造した特定のプロピレ
ン−エチレン共重合体に後述の脂肪酸エステルを
所定量配合した組成物は、意図する目的を達成し
うるとの事実を見出し、本発明の組成物を開発す
るに到つた。 すなわち、本発明のプロピレン−エチレン共重
合体組成物は、プロピレン−エチレン共重合体
100重量部;炭素数14〜22の脂肪族飽和一価カル
ボン酸と多価アルコールとのエステル0.02〜2.0
重量部;から成る組成物であつて、該プロピレン
−エチレン共重合体が、立体規則性触媒を用いて
合成された下記2成分: (A):プロピレン単独重合体又はエチレン含有量2
%以下のプロピレン−エチレン共重合体70〜95
重量%、及び、 (B):エチレン含有量10〜50重量%のプロピレン−
エチレン共重合体30〜5重量% から成る共重合体であることを特徴とする。 本発明組成分の一方は、多段重合法例えば2段
重合法で合成されたプロピレン−エチレン共重合
体である。 上記重合法で用いられる立体規則性触媒とは、
エチレン、プロピレンなどの立体規則性重合反応
に一般に使用される触媒であり、通常は遷移金属
ハロゲン化合物成分と有機アルミニウム化合物成
分とから成る触媒である。ここで、遷移金属ハロ
ゲン化合物としては、チタンのハロゲン化物が好
ましく、とくに三塩化チタンが好適である。三塩
化チタンとしては、四塩化チタンを種々の方法で
還元したもの;これらを更にボールミル処理及
び/又は溶媒洗浄(例えば不活性溶媒及び/又は
極性化合物含有不活性溶媒を用いる洗浄)して活
性化したもの;三塩化チタン又は三塩化チタン共
晶体(例えばTiCl3+1/3 AlCl3)を更にアミ
ン、エーテル、エステル、イオウ、ハロゲンの誘
導体、有機又は無機の窒素化合物もしくはリン化
合物等と共粉砕処理したもの;エーテル化合物の
存在下に液状化した三塩化チタンから析出させて
得られるもの、特公昭53−3356号に記載された方
法により得られるもの;をあげることができる。
また、チタンのハロゲン化物をマグネシウム化合
物の上に担持せしめたものを用いることもでき
る。 他の成分の有機アルミニウム化合物としては、 次式:AlRnX3−n ただし、式中、Rは炭素数1〜10のアルキル
基、アルコキシ基、アリール基、Xはハロゲン原
子、nは0<n≦3の値を表わす) で示される化合物が好適である。具体的には、例
えば、トリエチルアルミニウム、トリイソブチル
アルミニウム、トリ−n−プロピルアルミニウ
ム、ジエチルアルミニウムモノクロライド、ジエ
チルアルミニウムモノブロマイド、ジエチルアル
ミニウムモノアイオダイド、ジエチルアルミニウ
ムモノエトキサイド、ジイソブチルアルミニウム
モノイソブトキサイド、ジエチルアルミニウムモ
ノハイドライド、ジイソブチルアルミニウムモノ
ハイドライド、エチルアルミニウムセスキクロラ
イドなどがあげられ、これらの1種又は2種以上
を用いることができる。 これら触媒成分においては、通常、遷移金属ハ
ロゲン化合物1モルに対して有機アルミニウム化
合物1〜100モルの割合で混合して用いる。また、
第3成分として各種の電子供与性化合物を用いて
触媒性能の向上をはかることもできる。 このような立体規則性触媒は、通常用いられて
いる量および各成分の組合せなどにより、重合反
応の各段階で用いられる。 重合の方法としては公知の方法を適用すること
ができ、例えば、スラリー重合、溶液重合、気相
重合、プロピレン、エチレンのモノマーを媒体と
した液相重合などをあげることができる。 2段重合法により合成する場合、1段目では、
重合体中のエチエン含有量が2重量%以下である
プロピレン単独重合体又はプロピレン−エチレン
共重合体を全重合量の70〜95重量%生成させるよ
うに管理する。好ましくは75〜92重量%生成させ
るように管理する。この1段目におけるエチレン
含有量が2重量%より多い共重合体を用いた場合
には、得られる組成物の剛性が著しく低下してし
まうので不適である。 2段目では、前記1段目の重合反応で得られた
共重合体に更にエチレンを重合せしめ、エチレン
含有量が10〜50重量%であるプロピレン−エチレ
ン共重合体を全重合量の5〜30重量%、好ましく
は8〜25重量%生成させるように管理する。 エチレン含有量が10重量%より少ない共重合体
を用いた場合には、得られる組成物の耐衝撃性は
低下し、また、50重量%より多い場合には組成物
の難白化性の改善効果が不充分である。 生成したプロピレン−エチレン共重合体の量が
全重合量の5重量%より少ない場合は組成物の耐
衝撃性が低下し、また30重量%より多い場合には
組成物の剛性を低下せしめてしまう。 2段重合法で得られたプロピレン−エチレン共
重合体は、その構造特性の点からいうと、13C−
NMRで測定したトライアド分率:[R]/fEEEが
2以上であることが好ましい。[R]/fEEEが2
以上の共重合体は、それを用いて製造した組成物
の難白化性をより一層向上せしめるからである。 ここで、[R]とは、共重合体においてプロピ
レンとエチレンとが結合している連鎖の和(fPPE
+fPEP+fEEP+fEPE、Eはエチレン、Pはプロピレ
ンを表わす)であり、fEEEとは、エチレンが3個
結合した連鎖を表わす。また、このトライアド分
率の測定時におけるピーク帰属に関しては、マク
ロモレキユールズ、11巻、33頁、1978年
(Macromolecules,Vol 11,pp33,1978)に記
載の方法に基づいて判定を行なう。 本発明組成物の他の成分は、炭素数12〜22の脂
肪族飽和一価カルボン酸と多価アルコールとのエ
ステルである。 カルボン酸としては、炭素数が14〜22である飽
和一価カルボン酸であれば何であつてもよいが、
具体的には、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステ
アリン酸、アラキジン酸、ベヘニン酸などをあげ
ることができる。 多価アルコールとしては、エチレングリコー
ル、プロピレングリコール、エチルエチレングリ
コール、トリメチレングリコール、テトラメチレ
ングリコールなどの二価アルコール;プロパント
リオール、メチルプロパントリオール、ブタント
リオール、ペンタントリオール、ヘキサントリオ
ールなどの三価アルコール;エリトリツト、ペン
タエリトリツト、ジグリセリン、ソルビタンなど
の四価アルコール;アドニツト、アラビツトなど
の五価アルコール;アリツト、タリツト、ソルビ
ツト、マンニツトなどの六価アルコールのいずれ
かをあげることができる。とくに、三価アルコー
ルは好ましい。 これらの脂肪族飽和一価カルボン酸と多価アル
コールとから合成されるエステルのうち、本発明
に用いて好適なものは、炭素数14〜20の脂肪族飽
和一価カルボン酸と多価アルコールとのモノエス
テルである。具体的には、ステアリン酸モノグリ
セリド、パルミチン酸モノグリセリド、ミリスチ
ン酸モノグリセリドを例示することができる。 これらはそれぞれ単独で用いてもよいし、2種
以上を適宜に混合して用いてもよい。また、エス
テル中には、20重量%以下であれば、不飽和酸エ
ステル、他のカルボン酸、アルコールなどが含有
されていてもよい。 本発明の組成物を製造する際には、上記したプ
ロピレン−エチレン共重合体100重量部にたいし、
エステル0.02〜2重量部を配合する。エステルの
配合量が0.02重量部未満の場合には、組成物の難
白化性の改善効果が乏しく、また、2重量%を超
える場合にはブリード現象が多発して表面特性が
悪化し、とくに食品関係への用途制限を受けざる
を得ない。好ましくは0.05〜1.5重量部であり、
更に好ましくは0.1〜1.0重量部である。 組成物は、上記2成分を例えばヘンシエルミキ
サー、リボンブレンダーで予備混合したのち押出
機を用いて溶融混練してペレツト状としこれを射
出成形する方法、又はペレツト状のプロピレン−
エチレン共重合体に上記エステルを添加混合した
のちこれを射出成形する方法などによつて製造す
ることができる。なおこのとき、他に常用の酸化
防止剤、帯電防止剤、紫外線防止剤、中和剤、顔
料などを所定量必要に応じて添加・配合すること
もできる。 [発明の実施例] 実施例 1〜11 常法の2段重合により第1表に示した種類A〜
Iのプロピレン−エチレン共重合体を合成した。
各段におけるエチレン含有量、重合量及び得られ
た共重合体の[R]/fEEEを示した。
【表】
エステルとしては、a:ステアリン酸モノグリ
セリド(C18;商品名、リケマールS−100、理研
ビタミン(株)製)、b:パルミチン酸モノグリセリ
ド(C16;商品名、NAA−160、日本油脂(株)製)、
c:ミリスチン酸グリセリド(C14;商品名、
NAA−142、日本油脂(株)製)、d:ラウリン酸グ
リセリド(C12;商品名、NAA−122、日本油脂
(株)製)、e:オレイン酸モノグリセリド(C18、不
飽和;商品名、リケマールOL−100、理研ビタミ
ン(株)製)の5種類のものを用意した。 両者を第2表に示したように組合わせて、ヘン
シエルミキサーで予備混合したのち、押出機で溶
融混練してペレツトにしこれを射出成形した。 得られた各成形品につき、下記仕様で曲げ弾性
率、アイゾツト衝撃強さ、衝撃白化面積を測定
し、その結果を一括して第2表に示した。 曲げ弾性率:JIS K−7203に準拠 アイゾツト衝撃強さ:JIS K−7110(ノツチ付、
23℃)に準拠 衝撃白化面積:射出成形後の角板(65mm×65mm
×3.2mm)をデユポン社製の落錘衝撃試験機
の受台の上に載せ、角板の中心に直径1/2イ
ンチの撃芯棒の先端を接触させた状態にし、
該撃芯棒に1Kgの分銅を高さ50cm(温度23
℃)から落下させて角板中心部を白化させた
のち、1日放置後その白化面積(cm2)を測定
した。この値が小さいほど難白化性に優れる
ことを表わす。
セリド(C18;商品名、リケマールS−100、理研
ビタミン(株)製)、b:パルミチン酸モノグリセリ
ド(C16;商品名、NAA−160、日本油脂(株)製)、
c:ミリスチン酸グリセリド(C14;商品名、
NAA−142、日本油脂(株)製)、d:ラウリン酸グ
リセリド(C12;商品名、NAA−122、日本油脂
(株)製)、e:オレイン酸モノグリセリド(C18、不
飽和;商品名、リケマールOL−100、理研ビタミ
ン(株)製)の5種類のものを用意した。 両者を第2表に示したように組合わせて、ヘン
シエルミキサーで予備混合したのち、押出機で溶
融混練してペレツトにしこれを射出成形した。 得られた各成形品につき、下記仕様で曲げ弾性
率、アイゾツト衝撃強さ、衝撃白化面積を測定
し、その結果を一括して第2表に示した。 曲げ弾性率:JIS K−7203に準拠 アイゾツト衝撃強さ:JIS K−7110(ノツチ付、
23℃)に準拠 衝撃白化面積:射出成形後の角板(65mm×65mm
×3.2mm)をデユポン社製の落錘衝撃試験機
の受台の上に載せ、角板の中心に直径1/2イ
ンチの撃芯棒の先端を接触させた状態にし、
該撃芯棒に1Kgの分銅を高さ50cm(温度23
℃)から落下させて角板中心部を白化させた
のち、1日放置後その白化面積(cm2)を測定
した。この値が小さいほど難白化性に優れる
ことを表わす。
【表】
【表】
[発明の効果]
以上の説明で明らかなように、本発明の組成物
は、耐衝撃性、剛性、衝撃難白化性のいずれにも
優れていると同時に三特性のバランスも良好であ
り、外観を重視する自動車、家電製品分野におけ
るシート成形材料、ブロー成形材料として有用で
ありその工業的価値は大である。
は、耐衝撃性、剛性、衝撃難白化性のいずれにも
優れていると同時に三特性のバランスも良好であ
り、外観を重視する自動車、家電製品分野におけ
るシート成形材料、ブロー成形材料として有用で
ありその工業的価値は大である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 プロピレン−エチレン共重合体100重量部;
炭素数14〜22の脂肪族飽和一価カルボン酸と多価
アルコールとのエステル0.02〜2.0重量%;から
成る組成物であつて、 該プロピレン−エチレン共重合体が、立体規則
性触媒を用いて合成された下記2成分: (A):プロピレン単独重合体又はエチレン含有量2
重量%以下のプロピレン−エチレン共重合体70
〜95重量%、 及び (B):エチレン含有量10〜50重量%のプロピレン−
エチレン共重合体30〜5重量% から成る共重合体であることを特徴とするプロピ
レン−エチレン共重合体組成物。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15009285A JPS6211749A (ja) | 1985-07-10 | 1985-07-10 | プロピレン−エチレン共重合体組成物 |
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| JP15009285A JPS6211749A (ja) | 1985-07-10 | 1985-07-10 | プロピレン−エチレン共重合体組成物 |
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Family Applications (1)
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| JP15009285A Granted JPS6211749A (ja) | 1985-07-10 | 1985-07-10 | プロピレン−エチレン共重合体組成物 |
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1985
- 1985-07-10 JP JP15009285A patent/JPS6211749A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6211749A (ja) | 1987-01-20 |
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