JPH057455U - マイクロプリンタ - Google Patents

マイクロプリンタ

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JPH057455U
JPH057455U JP5547391U JP5547391U JPH057455U JP H057455 U JPH057455 U JP H057455U JP 5547391 U JP5547391 U JP 5547391U JP 5547391 U JP5547391 U JP 5547391U JP H057455 U JPH057455 U JP H057455U
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JP
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gear
paper feed
drive gear
output gear
spring clutch
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JP5547391U
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Inventor
雅彦 森
文久 堀
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Alps Alpine Co Ltd
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Alps Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ギアクラッチの結合を安定的に行うこと。 【構成】 活字ドラムの駆動用ギアに接続される出力ギ
アおよびこの出力ギアに係合される第1フック部が一端
に形成され他端に第2フック部が形成されているコイル
ばねを有し前記出力ギアに一定のトルクが加わった時に
空転されるスプリングクラッチと、スプリングクラッチ
のコイルばねのフック部に係合されスプリングクラッチ
と同軸的に配設されたギア体と、選択レバ―の紙送り動
作選択時に回転駆動され前記出力ギアのカム溝に対応し
て選択的にギア体に接続される紙送り駆動ギアとを設
け、紙送り駆動ギアがギア体と噛合するときには、常に
ギア体の欠歯が.紙送り駆動ギアに対向するようにし
て、両ギアの歯同士の衝突のおそれをなくしたもの。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はマイクロプリンタに係り、特に、外周に複数の活字が形成された活字 ドラムにより印字を行なうマイクロプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】
図3は従来のマイクロプリンタを示したもので、プリンタ本体1の内側には、 外周面に多数の活字2,2…が突設された円筒状の活字ドラム3が回転自在に配 設されており、この活字ドラム3の内部には、図示しないコイルへの通電により 突出駆動されて前記活字2を突出させるハンマ(図示せず)が前記各活字2の周 方向の列に対応するように配設されている。
【0003】 また、前記活字ドラム3の外周側には、この活字ドラム3の活字2にインクを 塗布するインクロ―ラ4が当接して回転自在に配設されており、前記活字ドラム 3の外周であって前記ハンマの先端部に対応する位置には、プラテン5が配設さ れている。活字ドラム3の一端部には、活字が設けられていない部分に対応する 間歇ギア6が固着されており、前記プラテン5の一側には、この間歇ギア6に噛 合される紙送りギア7が配設されている。そして、前記活字ドラム3が1回転し て活字が設けられていない部分がプラテン5に対応している状態で、前記間歇ギ ア6により紙送りギア7を回転させて図示しない紙送りロ―ラにより所定の用紙 を1行分搬送するようになっている。
【0004】 さらに、前記活字ドラム3の一端部には、この活字ドラム3を回転駆動するた めのアウタロ―タ式の駆動モ―タ8が接続されており、この駆動モ―タ8の外周 面には、逆転防止ラチェット9が周設されている。さらにまた、前記プリンタ本 体1には、先端部が前記逆転防止ラチェット9に係合される逆転防止レバ―10 が取付けられており、この逆転防止レバ―10により前記活字ドラム3を矢印A 方向のみに回転駆動させるようになっている。
【0005】 前述した従来のプリンタにおいては、所定の印字信号に基づいて、駆動モ―タ 8が活字ドラム3を回転させて、印字すべき活字をプラテン5と対向する印字位 置まで移動させる。その後、ハンマをプラテン5に向けて突出駆動させることに より、このハンマの先端で活字ドラム3の所望の活字2を用紙に押し付けて印字 を行なう。そして、この動作を繰り返すことにより、連続して印字を行なうこと ができる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来のマイクロプリンタにおいては、活字ドラム3の逆転 による印字不良の発生を防止するために、駆動モ―タ8に形成された逆転防止ラ チェット9に逆転防止レバ―10を係合させることにより、前記活字ドラム3の 逆転を防止するようにしているので、部品点数の増加を招き、製造コストの増大 を招いてしまい、しかも、逆転防止ラチェット9と逆転防止レバ―10との係合 時における騒音が大きくなってしまうという問題点を有している。
【0007】 このような従来のものにおける問題点を克服し、コストならびに騒音の低減を はかるものとして、本出願人がすでに出願した特許出願(特願平1−32309 9号)に記載のマイクロプリンタがある。
【0008】 つぎに、このマイクロプリンタについて説明する。
【0009】 図4ないし図7はこのマイクロプリンタの駆動機構部分を示すものであり、特 に、図5に示すように、円筒状の活字ドラム3の外周面には、異なる2色の印字 を行なうために、2組の活字2,2…が半周ずつに分割され、かつ、各桁毎に軸 方向に列に分割して配設されている。また、前記活字ドラム3の一端部には、外 周に各活字2の位置に対応するラチェット歯11が形成されたラチェット12が 同軸的に取付けられており、このラチェット12の外周部には、前記活字ドラム 3の2箇所の活字が設けられていない部分に対応し、前記ラチェット歯11間の 溝より深く形成された切欠き溝13がほぼ直径方向に対向するようにして形成さ れている。
【0010】 前記活字ドラム3と前記ラチェット12との間には、伝達ギア14、前記活字 ドラム3の活字が設けられていない部分のみに歯が形成された間歇ギア15、コ ―ド板回転ギア16および活字ドラム3の桁方向シフト用の溝カム体17が順次 同軸状に取付けられている。
【0011】 また、前記活字ドラム3の近傍には、スプリングクラッチ18が配設されてい る。このスプリングクラッチ18は、図6に示すように、駆動ギア19を有して いる。この駆動ギア19には、駆動軸20が一体に固着されており、この駆動軸 20の外周側には、前記伝達ギア14に対して2:1のギア比を有する出力ギア 21の係合筒22が係合されるようになっている。この係合筒22には、軸方向 に延びる係止溝23が形成されており、前記駆動軸20の外周側であって前記係 合筒22の内周側には、コイルばね24が、そのフック部24aが前記係止溝2 3に係合されるように取付けられている。
【0012】 さらに、前記駆動ギア19には、図示しない駆動モ―タの回転駆動力が伝達さ れるようになっており、前記出力ギア21には、図示しないアイドルギアを介し て活字ドラム3の伝達ギア14が接続されている。そして、前記スプリングクラ ッチ18は、前記出力ギア21に対して一定の緩みトルクが加わると、前記コイ ルばね24が前記駆動軸20に対してスリップして回転力を伝達しなくなるもの であり、前記緩みトルクTL は、次式により決定される。
【0013】 T=2EIΔD/D ………(1) ここで、E:コイルばね24の材料のヤング率 I:コイルばね24の断面2次モ―メント ΔD:コイルばね24の締まり代 D:駆動軸20の径 である。
【0014】 また、前記スプリングクラッチ18の出力ギア21の平坦部分の外周には、前 記ラチェット12の切欠き溝13に対応するカム溝25が形成されており、この 出力ギア21の近傍には、図示しない弾性部材により図中反時計方向に付勢され る紙送り駆動ギア26が配設されている。この紙送り駆動ギア26の外周には、 先端が2分割された制御爪27が突出形成されており、紙送り駆動ギア26の一 面には、係合突起28が形成されている。
【0015】 また、前記ラチェット12と紙送り駆動ギア26との間には、先端部に係合爪 29が形成された選択レバ―30が中央部を支点として回動自在に配設されてお り、この選択レバ―30の紙送り駆動ギア26側の端部には、前記紙送り駆動ギ ア26の係合突起28に係合される係合部31が形成されている。この選択レバ ―30は、例えば、電磁クラッチ等により回動されて前記係合爪29が前記ラチ ェット12のラチェット歯11あるいは切欠き溝13に係合離脱できるようにな されており、前記選択レバ―30の係合爪29がラチェット12のラチェット歯 11に係合した時には、選択レバ―30の係合部31と前記紙送り駆動ギア26 の係合突起28との係合が解除されず、選択レバ―30の係合爪29がラチェッ ト12の切欠き溝13に係合した時に、選択レバ―30の係合部31と係合突起 28との係合が解除されるようになっている。
【0016】 前述した構成によれば、まず、初期位置においては、図4(a)に示すように 、紙送り駆動ギア26は、その係合突起28が選択レバ―30の係合部31に係 合しているので回転されず、この状態で、駆動モ―タによりスプリングクラッチ 18の駆動ギア19を回転駆動してその出力ギア21を介して活字ドラム3を半 回転させる。
【0017】 そして、図4(b)に示すように、この半回転の間に活字に対応する信号に基 づいて前記選択レバ―30を同図時計方向に回動させ、この選択レバ―30の係 合爪29をラチェット12のラチェット歯11に係合させることにより、活字ド ラム3を所定の活字位置で停止させる。これにより、スプリングクラッチ18の 出力ギア21には、負荷が加わることになるため、コイルばね24の内周面と駆 動軸20の外周面とがスリップすることにより駆動ギア19がスリップして空転 され、出力ギア21には、回転駆動力が伝達されず、この状態で、図示しないハ ンマ等の印字機構により用紙に所望の印字を行なう。
【0018】 このようにして、図4(a)(b)に示すように、選択レバ―30を適正に揺 動駆動させることにより、前記活字ドラム3が半回転する間に半桁分の印字が行 なわれる。
【0019】 そして、活字ドラム3が半回転したら、図7(a)に示すように、選択レバ― 30を回動させ、選択レバ―30の係合爪29をラチェット12の切欠き溝13 に係合させることにより、前記紙送り駆動ギア26の係合突起28と選択レバ― 30の係合部31との係合が解除され、これにより、紙送り駆動ギア26は、図 示しない弾性部材の付勢力により、その制御爪27の一方がスプリングクラッチ 18の出力ギア21の外周面に当接するまで図中反時計方向に回転される。
【0020】 その後、前記選択レバ―30は、図7(b)に示すように、元の位置に戻され て選択レバ―30の係合爪29とラチェット12の切欠き溝13との係合が解除 され、これにより、前記出力ギア21に対する負荷が解除され、出力ギア21は 回転駆動可能となる。
【0021】 そして、前記出力ギア21が1回転することにより、図7(c)に示すように 、紙送り駆動ギア26の一方の制御爪27がカム溝25に係合されてわずかに同 図反時計方向に回転され、さらに、前記出力ギア21が1回転することにより、 図7(d)に示すように、紙送り駆動ギア26の他方の制御爪27がカム溝25 に係合されて回転され、これにより、図7(e)に示すように、紙送り駆動ギア 26に回転駆動力が伝達され、さらに紙送りギア7にも回転が伝達されて、所定 の紙送りが行なわれる。このとき、前記ラチェット12とスプリングクラッチ1 8の出力ギア21とのギア比が2:1に形成されているので、前記出力ギア21 が2回転すなわち活字ドラム3が1回転した後に、紙送りが行なわれることにな り、しかも、前記出力ギア21のカム溝25がラチェット12の切欠き溝13に 対応しているので、活字の設けられていない位置において紙送りが行なわれるこ とになる。
【0022】 なお、前記ラチェット12とスプリングクラッチ18の出力ギア21とのギア 比は、互いに整数倍であればよく、このギア比を変化させることにより、活字ド ラム3の2周後、あるいは、半周後等種々のタイミングで紙送り動作を行なわせ ることができる。
【0023】 前記動作を繰り返して行なうことにより必要な行数の印字を行なうことができ る。
【0024】 したがって、このものにおいては、前記選択レバ―30の係合爪29をラチェ ット12に係合させて活字ドラム3を停止させた場合に、スプリングクラッチ1 8に負荷が加わって駆動ギア19が空転されるものであるが、この場合に、出力 ギア21には、常に一定方向の回転力が加わることになるので、従来のような逆 転防止機構を設けることなく、活字ドラム3の逆転を防止することができ、安価 に製造することができ、活字ドラム3の逆転による印字不良の発生を確実に防止 することができ、しかも、逆転防止機構の騒音も著しく低減させることができる 。
【0025】 また、紙送り駆動ギア26をスプリングクラッチ18を介して駆動するように すると、構造を簡単に形成することができるが、スプリングクラッチ18および 駆動モ―タに高いトルクが要求されるため、結果的に製造コストが高価となって しまうが、このものにおいては、紙送り駆動をスプリングクラッチ18を介さず に駆動するようにしているので、駆動モ―タの駆動トルクが小さくて済み、製造 コストの低減をはかることができる。
【0026】 しかしながら、このものにおいては、紙送り中に印字を行わないために、活字 の設けられていない位置において紙送りが行なれるようになっているが、このよ うな構成においては下記のような問題がある。
【0027】 紙送り駆動ギア26の制御爪27がスプリングクラッチ18の出力ギア21の カム溝25から最後に外れて、スプリングクラッチ18の駆動ギア19と紙送り 駆動ギア26の図示しないギアが噛み合い始めるとき(図7(d))、両者は、 いわゆるギアクラッチ状態、すなわち、回転する駆動ギア19に、ばね付勢され た従動ギアたる紙送り駆動ギア26が噛合して回転伝達される。この状態が図8 に示されている。
【0028】 ところで、前記ギアクラッチ状態は、駆動側たる駆動ギア19の回転数、従動 側たる紙送り駆動ギア26のばね荷重などに大きく左右される。すなわち、前記 紙送り駆動ギア26の制動が解除されてばね荷重により前記駆動ギア19に噛合 する際に、弾き飛ばされたりして両者の噛合が遅れることが生じるおそれがある 。
【0029】 そして、前記駆動ギア19と紙送り駆動ギア26の噛合が遅れると、印字と紙 送りとが時期的に重複してしまうという問題が生じてしまうおそれがある。
【0030】 前述したように、紙送り中に印字を行わないために、活字の設けられていない 位置において紙送りを行なうようになってはいるが、ごくまれには印字と紙送り とが同時に行われるほど前記ギアクラッチの結合が遅れることがある。
【0031】 図8は実際の印字状態の実例を示すものである。紙送りの合間に印字が行われ る正常状態が図8(a)に示されており、この正常状態の印字においては、各行 における各桁の印字は整列状態になっている。
【0032】 これに対し、図8(b)に示す紙送り中に印字してしまった場合、紙送り中に 印字した行のある桁の印字が上位の行に近接した位置に印字されてしまうことに なる。
【0033】 もちろん、ギアクラッチの結合の遅れに対しては、活字ドラムの活字のない部 分を円周方向において大きくとって、ギアクラッチの結合が遅れても紙送り中に は印字が行われないようにしている。ところが、このように活字ドラムの活字の ない部分を円周方向において大きくとると、活字ドラムの外径が大きくなってし まい、プリンタとしての小型化を達成することができない。
【0034】 本考案は、このような先行技術の問題点を克服し、ギアクラッチの結合を安定 的に行うようにしたマイクロプリンタを提供することを目的とする。
【0035】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するため本発明に係るマイクロプリンタは、外周面に活字 が形成された活字ドラムを駆動モ―タにより回転自在に設け、前記活字ドラムの 所望の活字を選択するとともに、前記活字ドラムの活字が形成されていない部分 に対応して紙送り動作を行なわせる選択レバ―を設けてなるマイクロプリンタに おいて、前記駆動モ―タに接続される駆動ギア、前記活字ドラムの駆動用ギアに 接続される出力ギアおよびこの出力ギアに係合される第1フック部が一端に形成 され他端に第2フック部が形成されているコイルばねを有し前記出力ギアに一定 のトルクが加わった時に空転されるスプリングクラッチを配設し、前記スプリン グクラッチの出力ギアと前記活字ドラムの駆動用ギアとのギア比を整数倍に形成 するとともに、前記スプリングクラッチの出力ギアに前記活字ドラムの活字が形 成されていない部分に対応するカム溝を形成し、前記スプリングクラッチのコイ ルばねの前記第2フック部に係合され前記カム溝とほぼ同じ幅にわたって欠歯と されたギア体をスプリングクラッチと同軸的に配設し、前記選択レバ―の紙送り 動作選択時に回転駆動され前記出力ギアのカム溝に対応して選択的に前記ギア体 に接続される紙送り駆動ギアを配設したことを特徴としている。
【0036】
【作用】
前述した構成からなる本考案によれば、スプリングクラッチのコイルばねの第 2フック部に係合されるギア体に、スプリングクラッチの出力ギアのカム溝と対 応する位置に欠歯を形成したので、紙送り駆動ギアがギア体と噛合するときには 、常にギア体の欠歯が.紙送り駆動ギアに対向するようにして、両ギアの歯同士 の衝突のおそれをなくし、ギアクラッチの結合を安定的に行うことができる。
【0037】
【実施例】
以下、本考案を図面に示す実施例により説明する。なお、本考案の要部は、ス プリングクラッチのコイルばねの構成と、このコイルばねに関連するギア体を新 たに設けた点であり、その他の構成は、前述した先行技術と同様なので、説明は 省略する。
【0038】 図1は、本考案のマイクロプリンタの要部を示すものであり、スプリングクラ ッチ18の駆動ギア19に固着されている駆動軸20の外周側に装着されている コイルばね24の一端には、前述した先行技術のフック部24aに相当し出力ギ ア21の係合筒22の係止溝23に係合される第1フック部24aが形成されて おり、また、このコイルばね24の他端には、第2フック部24bが形成されて いる。なお、前記第1フック部24aおよび第2フック部24bは、その強度の ために、それぞれ湾曲部を介して形成することが望ましい。この湾曲部の半径( R)は、コイルばね24の線径の2倍程度の大きさが望ましい。
【0039】 前記係合筒22はほぼ円筒形とされており、この係合筒22の外周側には、外 周面の一部に欠歯39が形成されているほか歯26Aが均一に形成されている紙 送り駆動ギア26(図2)に噛合する歯40Aが外周面に形成され、かつ係合筒 22に対し相対的に回動しうる環状のギア体40が嵌合されている。また、この ギア体40の内周面には、キー溝状の凹部41が形成されており、この凹部41 には、前記コイルばね24の他端の第2フック部24bが嵌合されている。
【0040】 この結果、ギア体40の回転により紙送り駆動ギア26を従動して紙送りをす る際には、コイルばね24は締める方向に回転されて締まりトルクによりギア体 40を回転することになり、また、出力ギア21の回転により図示しないアイド ルギアを介して活字ドラムの伝達ギアを回転する際には、コイルばね24は拡開 する方向に回転されて緩みトルクにより伝達ギアを回転することになる。
【0041】 また、前記紙送り駆動ギア26の欠歯39は、紙送り駆動ギア26がギア体4 0に噛み合うときには、ギア体40に対峙するようになっている。
【0042】 さらに、前記ギア体40の外周面には、前記コイルばね24が自由状態にある とき、円周方向において前記出力ギア21のカム溝25に対応する位置に、円周 方向においてカム溝25とほぼ等しい幅の欠歯42が形成されている。
【0043】 ところで、前記スプリングクラッチ18は、前記ギア体40に対して紙送り駆 動ギア26が噛み合い、負荷が掛かったときには、次式(2)の締まりトルクTt までの負荷を駆動することができる。
【0044】 T=2EIΔD(C2πNμ−1)/D ………(2) ここで、e:自然対数の底 N:コイルばね24の巻数 μ:摩擦係数(通常0.1程度) C:μの関数(μ=0.1のときC=1.2) である。
【0045】 本実施例の構成によれば、前述した先行技術の作用と同様に印字と紙送りを行 うことができる。
【0046】 ところで、本実施例によれば、図2に矢印で順を追って示すように、まず、ギ ア体40に紙送り駆動ギア26を噛み合わせる際には、図示しないばねにより時 計方向に回転するように付勢されている紙送り駆動ギア26の欠歯39は、図示 しないストッパによりギア体40に対峙する向きに規制されている。そして、ギ ア体40が回転を開始すると、紙送り駆動ギア26はストッパにより回転を拘束 されているので、ギア体40の各歯40Aは、紙送り駆動ギア26の欠歯39内 を通過するのみで、紙送り駆動ギア26の歯26Aと噛み合うことはない。ギア 体40の回転が進んで、ギア体40の欠歯42が紙送り駆動ギア26に対向する ようになると、紙送り駆動ギア26の回転を拘束しているストッパは解除され、 紙送り駆動ギア26は、図示しないばねの作用によりギア体40の歯40Aと噛 合する位置まで回転し、最終的には回転しているギア体40の歯40Aが紙送り 駆動ギア26の歯26Aと噛み合うことになる。
【0047】 このように本実施例によれば、ギア体40の歯40Aに対する紙送り駆動ギア 26の歯26Aの噛み合いを安定的に行うことができる。
【0048】 ここで、下記の仮定条件に基づいて、前述した式(1),(2)により緩みト ルクTL および締まりトルクTt を算出する。
【0049】 〔仮定条件〕 ・E=21×103 kgf/mm2 (一般に多用されているピアノ線の値) ・I=πd4 /64(円形断面の場合:d=線径) ここでd=0.1mmとすると、 I=5.0×10-6mm4 ・ΔD=0.1mm(駆動軸20の径とコイルばね24の内径の差) ・D=10mm ・N=10巻 ・μ=0.1 ・Co=1.2 緩みトルクTL =0.21gcm 締まりトルクTt =134.94gcm となる。
【0050】 前述した緩みトルクTL と締まりトルクTt は、仮定条件から算出した値であ るが、緩みトルクに対し締まりトルクをはるかに大きく取れることは明白である 。つまり、前記締まりトルクは、タイプのプリンタの用紙として主流である幅5 8mm、厚さ100μmの普通紙の紙送りには十分のトルクである。
【0051】 なお、本考案は前記実施例に限定されるものではなく、必要に応じて種々変更 することが可能である。
【0052】
【考案の効果】
以上述べたように本発明に係るマイクロプリンタは、紙送りを安定的に行うこ とができるばかりでなく、簡単な構成により安価に製造することができる。また 、逆転防止の際の騒音も著しく低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るマイクロプリンタの実施例を示す
要部の斜視図
【図2】図1の実施例の作用を示す説明図
【図3】従来のマイクロプリンタを示す斜視図
【図4】先行技術の(a)は初期状態を示すスプリング
クラッチ部分の平面図、(b)は活字選択状態を示すス
プリングクラッチ部分の平面図
【図5】先行技術の活字ドラム部分の分解斜視図
【図6】先行技術のスプリングクラッチの分解斜視図
【図7】(a),(b),(c),(d),(e)はそ
れぞれ紙送り動作状態を示す先行技術のスプリングクラ
ッチ部分の平面図
【図8】先行技術の作用を示す説明図
【図9】先行技術における印字状態を示す説明図
【符号の説明】
3 活字ドラム 11 ラチェット歯 12 ラチェット 13 切欠き溝 18 スプリングクラッチ 19 駆動ギア 20 出力ギア 21 出力ギア 24 ばね 24a 第1フック部 24b 第2フック部 25 カム溝 26 紙送り駆動ギア 26A 紙送り駆動ギアの歯 27 制御爪 28 係合突起 29 係合爪 30 選択レバ― 39 紙送り駆動ギアの欠歯 40 ギア体 40A ギア体の歯 41 凹部 42 ギア体の欠歯

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 外周面に活字が形成された活字ドラムを
    駆動モ―タにより回転自在に設け、前記活字ドラムの所
    望の活字を選択するとともに、前記活字ドラムの活字が
    形成されていない部分に対応して紙送り動作を行なわせ
    る選択レバ―を設けてなるマイクロプリンタにおいて、
    前記駆動モ―タに接続される駆動ギア、前記活字ドラム
    の駆動用ギアに接続される出力ギアおよびこの出力ギア
    に係合される第1フック部が一端に形成され他端に第2
    フック部が形成されているコイルばねを有し前記出力ギ
    アに一定のトルクが加わった時に空転されるスプリング
    クラッチを配設し、前記スプリングクラッチの出力ギア
    と前記活字ドラムの駆動用ギアとのギア比を整数倍に形
    成するとともに、前記スプリングクラッチの出力ギアに
    前記活字ドラムの活字が形成されていない部分に対応す
    るカム溝を形成し、前記スプリングクラッチのコイルば
    ねの前記第2フック部に係合され前記カム溝とほぼ同じ
    幅にわたって欠歯とされたギア体をスプリングクラッチ
    と同軸的に配設し、前記選択レバ―の紙送り動作選択時
    に回転駆動され前記出力ギアのカム溝に対応して選択的
    に前記ギア体に接続される紙送り駆動ギアを配設したこ
    とを特徴とするマイクロプリンタ。
JP5547391U 1991-07-17 1991-07-17 マイクロプリンタ Withdrawn JPH057455U (ja)

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JP5547391U JPH057455U (ja) 1991-07-17 1991-07-17 マイクロプリンタ

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JP5547391U Withdrawn JPH057455U (ja) 1991-07-17 1991-07-17 マイクロプリンタ

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109058322A (zh) * 2018-10-25 2018-12-21 石家庄辰启科技有限公司 弹性限扭矩离合器
CN115991426A (zh) * 2023-02-10 2023-04-21 安徽春江重工科技有限公司 一种自动停层物料提升机

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