JPH0575450A - 位相同期回路 - Google Patents
位相同期回路Info
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- JPH0575450A JPH0575450A JP3234810A JP23481091A JPH0575450A JP H0575450 A JPH0575450 A JP H0575450A JP 3234810 A JP3234810 A JP 3234810A JP 23481091 A JP23481091 A JP 23481091A JP H0575450 A JPH0575450 A JP H0575450A
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- Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】記録媒体に記録されたデータ信号の再生等に用
いる位相同期回路を構成するチャージポンプを、低消費
電力でオフセットの少ない回路で実現し、また、周波数
位相比較器と組合せ可能とし、広いキャプチャレンジを
実現することを目的とする。 【構成】位相比較器からの位相進み信号、遅れ信号IN
C、DECのパルス幅を電圧に変換する第1、第2の積
分回路302、303と、これらの積分回路が積分を開
始する直前に零電位にリセットさせる信号TRESET
をINC信号、DEC信号から生成する回路301と、
2つの積分出力電圧を差動入力で受けてその電圧差に応
じた平均電流を出力する電圧−電流変換回路304とを
有するチャージポンプとする。
いる位相同期回路を構成するチャージポンプを、低消費
電力でオフセットの少ない回路で実現し、また、周波数
位相比較器と組合せ可能とし、広いキャプチャレンジを
実現することを目的とする。 【構成】位相比較器からの位相進み信号、遅れ信号IN
C、DECのパルス幅を電圧に変換する第1、第2の積
分回路302、303と、これらの積分回路が積分を開
始する直前に零電位にリセットさせる信号TRESET
をINC信号、DEC信号から生成する回路301と、
2つの積分出力電圧を差動入力で受けてその電圧差に応
じた平均電流を出力する電圧−電流変換回路304とを
有するチャージポンプとする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ディスク等の記録
媒体に記載されたデータ信号を復号化して再生する記録
データ再生装置などに用いる位相同期回路に関する。
媒体に記載されたデータ信号を復号化して再生する記録
データ再生装置などに用いる位相同期回路に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気ディスク装置等において、記録デー
タ信号を再生するときに用いられる位相同期回路は、従
来図7に示すブロック構成が一般的であり、その動作を
示すタイムチャートを図8に示す。
タ信号を再生するときに用いられる位相同期回路は、従
来図7に示すブロック構成が一般的であり、その動作を
示すタイムチャートを図8に示す。
【0003】位相比較器101は、入力信号105と電
圧制御発振器(以下VCO)104が出力するVCOク
ロック110の位相を比較し、入力信号105の位相が
VCOクロック110の位相より進んでいるときは、そ
の時間だけINC信号106を出力し、その逆に遅れて
いるときは、DEC信号107を出力する。チャージポ
ンプ2は、このINC信号106、DEC信号107を
受けて、INC信号106に応じてチャージ動作を、D
EC信号107に応じてディスチャージ動作を行う。ル
ープフィルタ103は、チャージポンプ2の出力8を積
分平滑し、VCO制御電圧109を生成する。VCO1
04は、VCO制御電圧109に対応した周波数のVC
Oクロック110を出力する。このように位相同期回路
が動作して、VCOクロック110の位相を入力信号1
05の位相に一致させる。
圧制御発振器(以下VCO)104が出力するVCOク
ロック110の位相を比較し、入力信号105の位相が
VCOクロック110の位相より進んでいるときは、そ
の時間だけINC信号106を出力し、その逆に遅れて
いるときは、DEC信号107を出力する。チャージポ
ンプ2は、このINC信号106、DEC信号107を
受けて、INC信号106に応じてチャージ動作を、D
EC信号107に応じてディスチャージ動作を行う。ル
ープフィルタ103は、チャージポンプ2の出力8を積
分平滑し、VCO制御電圧109を生成する。VCO1
04は、VCO制御電圧109に対応した周波数のVC
Oクロック110を出力する。このように位相同期回路
が動作して、VCOクロック110の位相を入力信号1
05の位相に一致させる。
【0004】位相比較器101には、通常の位相比較器
の他に、周波数位相比較器を用いることもある。周波数
位相比較器は、同期引き込み時などに使われ、例えば図
9に示すようにフリップフリップ91、92、NAND
93、分周回路94で構成することができる。フリップ
フロップ91のCK端子に入力信号105を入力し、フ
リップフロップ92のCK端子には、分周回路94(こ
こでは3分周回路とした)で入力信号105の周波数と
等しくなるようにVCOクロック110を分周した分周
クロック95を入力する。
の他に、周波数位相比較器を用いることもある。周波数
位相比較器は、同期引き込み時などに使われ、例えば図
9に示すようにフリップフリップ91、92、NAND
93、分周回路94で構成することができる。フリップ
フロップ91のCK端子に入力信号105を入力し、フ
リップフロップ92のCK端子には、分周回路94(こ
こでは3分周回路とした)で入力信号105の周波数と
等しくなるようにVCOクロック110を分周した分周
クロック95を入力する。
【0005】この回路の動作を図10を用いて説明す
る。入力信号105の位相が分周クロック95よりも進
んでいる場合は、まず入力信号105の立ち上がりエッ
ジでINC信号106が立ち上がり、分周クロック95
の立ち上がりでDEC信号107が立ち上がるとともに
NAND出力96が“L”レベルになり、フリップフロ
ップ91、92がリセットされ、INC信号106、D
EC信号107が立ち下がる。逆に入力信号105の位
相が分周クロック95よりも遅れている場合は、まず分
周クロック95の立ち上がりエッジでDEC信号107
が立ち上がり、入力信号105の立ち上がりでINC信
号106が立ち上がるとともにNAND出力96が
“L”レベルになり、フリップフロップ91、92がリ
セットされ、INC信号106、DEC信号107が立
ち下がる。
る。入力信号105の位相が分周クロック95よりも進
んでいる場合は、まず入力信号105の立ち上がりエッ
ジでINC信号106が立ち上がり、分周クロック95
の立ち上がりでDEC信号107が立ち上がるとともに
NAND出力96が“L”レベルになり、フリップフロ
ップ91、92がリセットされ、INC信号106、D
EC信号107が立ち下がる。逆に入力信号105の位
相が分周クロック95よりも遅れている場合は、まず分
周クロック95の立ち上がりエッジでDEC信号107
が立ち上がり、入力信号105の立ち上がりでINC信
号106が立ち上がるとともにNAND出力96が
“L”レベルになり、フリップフロップ91、92がリ
セットされ、INC信号106、DEC信号107が立
ち下がる。
【0006】分周回路の分周比は、同期引き込み時のデ
ータ信号パターン(シンクパターン)により決まり、記
録符号方式により異なる。2−7RLLCのシンクパタ
ーンは“10001000……”の4Tパターンであ
り、1−7RLLCのシンクパターンは“100100
……”の3Tパターンである。このため分周回路は、2
−7RLLCでは4分周、1−7RLLCでは3分周す
る。
ータ信号パターン(シンクパターン)により決まり、記
録符号方式により異なる。2−7RLLCのシンクパタ
ーンは“10001000……”の4Tパターンであ
り、1−7RLLCのシンクパターンは“100100
……”の3Tパターンである。このため分周回路は、2
−7RLLCでは4分周、1−7RLLCでは3分周す
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】磁気ディスクでは、同
期引き込み時のシンクパターンの長さはフォーマットで
決められており、通常10バイト前後と短い。このため
上記従来技術では、短時間に引き込みを終了させるため
に、チャージポンプ電流を大きく設定することが多く消
費電力が増大するという問題があった。
期引き込み時のシンクパターンの長さはフォーマットで
決められており、通常10バイト前後と短い。このため
上記従来技術では、短時間に引き込みを終了させるため
に、チャージポンプ電流を大きく設定することが多く消
費電力が増大するという問題があった。
【0008】また、位相比較出力を直流電流に変換する
回路の従来技術として特開昭62−256520公報記
載の時間差検出回路があるが、この回路は特殊な位相比
較器が必要であること、キャプチャレンジが狭いなどの
問題点があり、同期引き込みには適していない。また、
2つの入力信号の積分用電流源が一方はP極性、他方は
N極性で構成され特性が一致しないこと、積分結果を差
動的に電流変換しないためにオフセットを生じやすいな
どの問題もある。
回路の従来技術として特開昭62−256520公報記
載の時間差検出回路があるが、この回路は特殊な位相比
較器が必要であること、キャプチャレンジが狭いなどの
問題点があり、同期引き込みには適していない。また、
2つの入力信号の積分用電流源が一方はP極性、他方は
N極性で構成され特性が一致しないこと、積分結果を差
動的に電流変換しないためにオフセットを生じやすいな
どの問題もある。
【0009】本発明の目的は、チャージポンプの低消費
電力化であり、特に同期引き込み時に低消費電力で、か
つ従来の位相比較器や周波数位相比較器などと直接接続
でき良好な位相同期特性を持つチャージポンプを備えた
位相同期回路を提供することにある。
電力化であり、特に同期引き込み時に低消費電力で、か
つ従来の位相比較器や周波数位相比較器などと直接接続
でき良好な位相同期特性を持つチャージポンプを備えた
位相同期回路を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1においては、入力信号の位相と電
圧制御発振器の発振信号またはその分周信号の位相とを
比較して位相進み信号と位相遅れ信号を出力する位相比
較器と、この位相進み信号と位相遅れ信号を受けて位相
進み信号に応じてチャージ動作を位相遅れ信号に応じて
ディスチャージ動作を行って位相差に応じた電流信号を
出力するチャージポンプと、この出力電流を積分して電
圧に変換して上記電圧制御発振器の制御電圧として出力
するループフィルタとから成る位相同期回路において、
上記チャージポンプの回路構成を、位相進み信号のパル
ス幅を電圧に変換する第1の積分回路と、位相遅れ信号
のパルス幅を電圧に変換する第2の積分回路と、この第
1と第2の積分回路が積分を開始する直前に各積分回路
が持っている積分値をリセットする信号を生成する制御
信号生成回路と、上記第1と第2の積分回路の出力電圧
を差動入力で受けその電圧差に応じた平均直流電流を出
力する電圧−電流変換回路とから成る構成とする。
に、本発明の請求項1においては、入力信号の位相と電
圧制御発振器の発振信号またはその分周信号の位相とを
比較して位相進み信号と位相遅れ信号を出力する位相比
較器と、この位相進み信号と位相遅れ信号を受けて位相
進み信号に応じてチャージ動作を位相遅れ信号に応じて
ディスチャージ動作を行って位相差に応じた電流信号を
出力するチャージポンプと、この出力電流を積分して電
圧に変換して上記電圧制御発振器の制御電圧として出力
するループフィルタとから成る位相同期回路において、
上記チャージポンプの回路構成を、位相進み信号のパル
ス幅を電圧に変換する第1の積分回路と、位相遅れ信号
のパルス幅を電圧に変換する第2の積分回路と、この第
1と第2の積分回路が積分を開始する直前に各積分回路
が持っている積分値をリセットする信号を生成する制御
信号生成回路と、上記第1と第2の積分回路の出力電圧
を差動入力で受けその電圧差に応じた平均直流電流を出
力する電圧−電流変換回路とから成る構成とする。
【0011】請求項2においては、前記第1の積分回路
と第2の積分回路は同じ回路構成を持ち、それぞれが、
積分用と保持用を兼ねる1個のコンデンサと、前記位相
進み信号あるいは位相遅れ信号のパルス幅の時間だけオ
ンして上記コンデンサを一定電流で充電することでパル
ス幅を電圧に変換させる第1のスイッチと、前記制御信
号生成回路で生成されるリセット信号により積分を開始
する直前だけオンして上記コンデンサの電圧を初期値に
リセットさせる第2のスイッチとから成る構成とする。
と第2の積分回路は同じ回路構成を持ち、それぞれが、
積分用と保持用を兼ねる1個のコンデンサと、前記位相
進み信号あるいは位相遅れ信号のパルス幅の時間だけオ
ンして上記コンデンサを一定電流で充電することでパル
ス幅を電圧に変換させる第1のスイッチと、前記制御信
号生成回路で生成されるリセット信号により積分を開始
する直前だけオンして上記コンデンサの電圧を初期値に
リセットさせる第2のスイッチとから成る構成とする。
【0012】請求項3においては、前記制御信号生成回
路が、前記位相進み信号を第1の設定時間td1だけ遅
延させる第1の遅延回路と、前記位相遅れ信号を第2の
設定時間td2だけ遅延させる第2の遅延回路と、位相
進み信号と位相遅れ信号のどちらか先に入力された信号
の立ち上がりエッジによりQ出力が“High”となりこ
のQ出力を生成リセット信号として出力するフリップフ
ロップと、この生成リセット信号のオン時間幅を第3の
設定時間td3とするよう上記フリップフロップに状態
反転信号を送出する第3の遅延回路とを備えて成り、上
記td3は前記第1と第2の積分回路の積分値をリセッ
トできるように設定され、td1およびtd2は上記生
成リセット信号がオフしてから位相進み信号、位相遅れ
信号が立ち上がるように設定する。
路が、前記位相進み信号を第1の設定時間td1だけ遅
延させる第1の遅延回路と、前記位相遅れ信号を第2の
設定時間td2だけ遅延させる第2の遅延回路と、位相
進み信号と位相遅れ信号のどちらか先に入力された信号
の立ち上がりエッジによりQ出力が“High”となりこ
のQ出力を生成リセット信号として出力するフリップフ
ロップと、この生成リセット信号のオン時間幅を第3の
設定時間td3とするよう上記フリップフロップに状態
反転信号を送出する第3の遅延回路とを備えて成り、上
記td3は前記第1と第2の積分回路の積分値をリセッ
トできるように設定され、td1およびtd2は上記生
成リセット信号がオフしてから位相進み信号、位相遅れ
信号が立ち上がるように設定する。
【0013】
【作用】本発明によるチャージポンプは平均電流が次の
位相比較まで出力され続けるため、従来のパルス電流出
力に比べ、小さな電流設定で同じ利得が得られ、低消費
電力である。また、トランジスタのサイズを小さくでき
ローコストである。また、ループフィルタ出力電圧のリ
ップルが低減されるため、ループ特性の安定化を図るこ
とができ、VCOの入力ダイナミックレンジも小さくて
よい。また、前記時間差検出回路のように特殊な位相比
較器を必要とせず、周波数位相比較器などと組み合わせ
ることによりキャプチャレンジを広くとることができ
る。
位相比較まで出力され続けるため、従来のパルス電流出
力に比べ、小さな電流設定で同じ利得が得られ、低消費
電力である。また、トランジスタのサイズを小さくでき
ローコストである。また、ループフィルタ出力電圧のリ
ップルが低減されるため、ループ特性の安定化を図るこ
とができ、VCOの入力ダイナミックレンジも小さくて
よい。また、前記時間差検出回路のように特殊な位相比
較器を必要とせず、周波数位相比較器などと組み合わせ
ることによりキャプチャレンジを広くとることができ
る。
【0014】また、2つの入力信号に対して同一構成の
積分回路をそれぞれ設け、差動的に電流変換するため、
電流オフセットが低減できる。
積分回路をそれぞれ設け、差動的に電流変換するため、
電流オフセットが低減できる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明
する。図1は、本発明による位相同期回路の一実施例で
ある。位相比較器101、平均電流出力チャージポンプ
102、ループフィルタ103、VCO104、で構成
される。この回路の動作を図2を用いて説明する。位相
比較器101は入力信号105とVCOクロック110
の位相差を比較し、入力信号105の位相が進んでいる
場合はINC信号106を、VCOクロック110の位
相が進んでいる場合はDEC信号107を出力する。平
均電流出力チャージポンプ102は、このINC信号1
06とDEC信号107のパルス幅に対して積分動作を
行い、その積分結果の差に応じた平均電流を次の信号入
力まで出力し、ループフィルタ103がその電流を積分
平滑し、VCO104の制御電圧を出力する。
する。図1は、本発明による位相同期回路の一実施例で
ある。位相比較器101、平均電流出力チャージポンプ
102、ループフィルタ103、VCO104、で構成
される。この回路の動作を図2を用いて説明する。位相
比較器101は入力信号105とVCOクロック110
の位相差を比較し、入力信号105の位相が進んでいる
場合はINC信号106を、VCOクロック110の位
相が進んでいる場合はDEC信号107を出力する。平
均電流出力チャージポンプ102は、このINC信号1
06とDEC信号107のパルス幅に対して積分動作を
行い、その積分結果の差に応じた平均電流を次の信号入
力まで出力し、ループフィルタ103がその電流を積分
平滑し、VCO104の制御電圧を出力する。
【0016】従来のチャージポンプでは、INC信号1
06、DEC信号107のパルス幅の時間だけ電流を出
力するため、点線のようなパルス電流出力になる。電流
利得は出力電流の時間積分であるから、同じ電流利得の
場合平均電流出力チャージポンプでは、従来のチャージ
ポンプに比べ小さな電流でよい。また、パルス電流によ
り発生するループフィルタ電圧のリップルも低減でき、
PLLループ特性の安定化を図ることができる。
06、DEC信号107のパルス幅の時間だけ電流を出
力するため、点線のようなパルス電流出力になる。電流
利得は出力電流の時間積分であるから、同じ電流利得の
場合平均電流出力チャージポンプでは、従来のチャージ
ポンプに比べ小さな電流でよい。また、パルス電流によ
り発生するループフィルタ電圧のリップルも低減でき、
PLLループ特性の安定化を図ることができる。
【0017】次に平均電流出力チャージポンプ102の
一実施例を図3に示す。制御信号生成回路301、パル
ス幅−電圧変換302、303、および差動入力の電圧
−電流変換回路304から構成される。制御信号生成回
路301はINC信号106とDEC信号107からT
INC、TDEC、TRESETの3つの信号を生成す
る。パルス幅−電圧変換回路302でTINCの、パル
ス幅−電圧変換回路303でTDECのパルス幅を電圧
に変換する。電圧−電流変換回路304はパルス幅−電
圧変換回路302、303の出力電圧VINC、VDE
Cを差動入力で受け、その電位差に応じた平均電流(直
流電流)108を出力する。
一実施例を図3に示す。制御信号生成回路301、パル
ス幅−電圧変換302、303、および差動入力の電圧
−電流変換回路304から構成される。制御信号生成回
路301はINC信号106とDEC信号107からT
INC、TDEC、TRESETの3つの信号を生成す
る。パルス幅−電圧変換回路302でTINCの、パル
ス幅−電圧変換回路303でTDECのパルス幅を電圧
に変換する。電圧−電流変換回路304はパルス幅−電
圧変換回路302、303の出力電圧VINC、VDE
Cを差動入力で受け、その電位差に応じた平均電流(直
流電流)108を出力する。
【0018】平均電流出力チャージポンプ102の具体
的実施例を図4に示す。パルス幅−電圧変換回路302
は、電流源11、13、スイッチS1、S3、コンデン
サC1、MOSトランジスタQ1で構成される。この回
路では入力信号のパルス幅の時間だけS1をオンさせ、
コンデンサC1を充電することにより、電流を時間的に
積分し、パルス幅を電圧に変換している。S3はコンデ
ンサの電圧を0Vにリセットするためのスイッチであ
り、積分を開始する直前だけオンする。このようなタイ
ミングにすることによって、積分用と保持用のコンデン
サを1つで共用することができる。パルス幅−電圧変換
回路303も302と同一回路構成である。TINCの
パルス幅をTwINC、TDECのパルス幅をTwDEC
とすると、この回路での入力パルス幅とコンデンサ充電
電圧の関係は次式で表される。
的実施例を図4に示す。パルス幅−電圧変換回路302
は、電流源11、13、スイッチS1、S3、コンデン
サC1、MOSトランジスタQ1で構成される。この回
路では入力信号のパルス幅の時間だけS1をオンさせ、
コンデンサC1を充電することにより、電流を時間的に
積分し、パルス幅を電圧に変換している。S3はコンデ
ンサの電圧を0Vにリセットするためのスイッチであ
り、積分を開始する直前だけオンする。このようなタイ
ミングにすることによって、積分用と保持用のコンデン
サを1つで共用することができる。パルス幅−電圧変換
回路303も302と同一回路構成である。TINCの
パルス幅をTwINC、TDECのパルス幅をTwDEC
とすると、この回路での入力パルス幅とコンデンサ充電
電圧の関係は次式で表される。
【0019】
【数1】
【0020】
【数2】
【0021】C1、C2は積分を行うと共にその積分結
果(充電電圧値)の保持も行う。そこで次段回路の入力
電流などの影響を受けないようにMOSトランジスタQ
1、Q2により、インピーダンス変換する。Q1、Q2
はレベルシフトの役目もしている。電圧−電流変換回路
304はトランジスタQ3〜Q10、抵抗R1、R2お
よび電流源15から成る。Q3、Q4の差動回路でVI
NCとVDECの電位差を電流に変換し、Q1〜Q10
のカレントミラー回路を介して出力する。カレントミラ
ー回路のミラー比をNとし、R1(=R2)・I5>(V
INC−VDEC)のとき、この回路の入力電位差と出
力電流Ioの関係は次式で表される。
果(充電電圧値)の保持も行う。そこで次段回路の入力
電流などの影響を受けないようにMOSトランジスタQ
1、Q2により、インピーダンス変換する。Q1、Q2
はレベルシフトの役目もしている。電圧−電流変換回路
304はトランジスタQ3〜Q10、抵抗R1、R2お
よび電流源15から成る。Q3、Q4の差動回路でVI
NCとVDECの電位差を電流に変換し、Q1〜Q10
のカレントミラー回路を介して出力する。カレントミラ
ー回路のミラー比をNとし、R1(=R2)・I5>(V
INC−VDEC)のとき、この回路の入力電位差と出
力電流Ioの関係は次式で表される。
【0022】
【数3】
【0023】よって、この平均電流出力チャージポンプ
102の入力位相差(INC信号106とDEC信号1
07のパルス幅の差)に対する出力電流の関係は次式と
なる。
102の入力位相差(INC信号106とDEC信号1
07のパルス幅の差)に対する出力電流の関係は次式と
なる。
【0024】
【数4】
【0025】この平均電流出力チャージポンプでは、出
力段のカレントミラー回路以外は完全にINC信号側と
DEC信号側が平衡回路で構成されているため、オフセ
ットが生じにくい。差動回路は電流変換の直線性、入力
ダイナミックレンジを考慮してバイポーラトランジスタ
と抵抗の組合せで構成したが、MOSトランジスタでも
よい。
力段のカレントミラー回路以外は完全にINC信号側と
DEC信号側が平衡回路で構成されているため、オフセ
ットが生じにくい。差動回路は電流変換の直線性、入力
ダイナミックレンジを考慮してバイポーラトランジスタ
と抵抗の組合せで構成したが、MOSトランジスタでも
よい。
【0026】図5に制御信号生成回路301の具体的実
施例を示す。フリップフロップ501、ORゲート50
2、遅延素子1〜3で構成される。この回路と図4で示
した平均電流出力チャージポンプ102の動作を図6を
用いて説明する。INC信号106とDEC信号107
のどちらか先に入力された立ち上がりエッジにより、フ
リップフロップ501のQ出力が“H”となりTRES
ETがオンとなる。TRESETのパルス幅は、遅延素
子3の遅延時間td3で決まり、コンデンサC1、C2
が充分リセットできるように設定する。TINCはIN
C信号106を遅延素子1で遅延させ、TDECはDE
C信号107を遅延素子2で遅延させた信号であり、T
RESETがオフしてから出力が始まるように遅延時間
を設定する。TINCのパルス幅の時間だけS1がオン
し、C1を充電する。VINCはC1の電圧をQ1のV
GS電圧分レベルシフトされた電圧となる。TDEC側
も同様に動作し、VDECが出力される。電圧−電流変
換回路がこの2つの電圧を差動で受け、電位差VINC
−VDECに応じた電流を出力する。この平均電流出力
チャージポンプI1、I2やミラー比Nを変化させるこ
とにより、異なるクロック周波数に対応したり、ゲイン
設定の自由度をもたせることができる。
施例を示す。フリップフロップ501、ORゲート50
2、遅延素子1〜3で構成される。この回路と図4で示
した平均電流出力チャージポンプ102の動作を図6を
用いて説明する。INC信号106とDEC信号107
のどちらか先に入力された立ち上がりエッジにより、フ
リップフロップ501のQ出力が“H”となりTRES
ETがオンとなる。TRESETのパルス幅は、遅延素
子3の遅延時間td3で決まり、コンデンサC1、C2
が充分リセットできるように設定する。TINCはIN
C信号106を遅延素子1で遅延させ、TDECはDE
C信号107を遅延素子2で遅延させた信号であり、T
RESETがオフしてから出力が始まるように遅延時間
を設定する。TINCのパルス幅の時間だけS1がオン
し、C1を充電する。VINCはC1の電圧をQ1のV
GS電圧分レベルシフトされた電圧となる。TDEC側
も同様に動作し、VDECが出力される。電圧−電流変
換回路がこの2つの電圧を差動で受け、電位差VINC
−VDECに応じた電流を出力する。この平均電流出力
チャージポンプI1、I2やミラー比Nを変化させるこ
とにより、異なるクロック周波数に対応したり、ゲイン
設定の自由度をもたせることができる。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、チャージポンプの低消
費電力化が可能である。また、ループフィルタ出力電圧
のリップルを低減でき、PLLループ特性の安定化を図
ることができる。同期引き込み時に周波数位相比較器と
組み合わせることができ、キャプチャレンジの広い位相
同期回路を実現できる。
費電力化が可能である。また、ループフィルタ出力電圧
のリップルを低減でき、PLLループ特性の安定化を図
ることができる。同期引き込み時に周波数位相比較器と
組み合わせることができ、キャプチャレンジの広い位相
同期回路を実現できる。
【図1】本発明による位相同期回路の一実施例のブロッ
ク図。
ク図。
【図2】図1の回路の動作説明図。
【図3】本発明によるチャージポンプの一実施例のブロ
ック図。
ック図。
【図4】本発明によるチャージポンプの一実施例の回路
図。
図。
【図5】図3中の制御信号生成回路の一実施例構成図。
【図6】本発明によるチャージポンプの動作説明図。
【図7】従来の位相同期回路のブロック図。
【図8】図7の回路の動作説明図。
【図9】従来の周波数位相比較器の一例を示す図。
【図10】従来の周波数位相比較器の動作説明図。
101…位相比較器 102…平均電流出力チャージポンプ 103…ループフィルタ 104…電圧制御発振器(VCO) 105…入力信号 106…INC信号 107…DEC信号 108…チャージポンプ出力電流 109…ループフィルタ出力電圧 110…VCOの出力クロック 301…制御信号生成回路 302、303…パルス幅−電圧変換回路 304…電圧−電流変換回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴村 伸太郎 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立画像情報システム内 (72)発明者 唐沢 徳亨 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立画像情報システム内 (72)発明者 立山 強 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立画像情報システム内 (72)発明者 浦上 憲 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体設計開発センター 内 (72)発明者 中井 源博 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式会 社日立製作所小田原工場内
Claims (5)
- 【請求項1】入力信号の位相と電圧制御発振器の発振信
号またはその分周信号の位相とを比較して位相進み信号
と位相遅れ信号を出力する位相比較器と、この位相進み
信号と位相遅れ信号を受けて位相進み信号に応じてチャ
ージ動作を位相遅れ信号に応じてディスチャージ動作を
行って位相差に応じた電流信号を出力するチャージポン
プと、この出力電流を積分して電圧に変換して上記電圧
制御発振器の制御電圧として出力するループフィルタと
から成る位相同期回路において、上記チャージポンプ
は、位相進み信号のパルス幅を電圧に変換する第1の積
分回路と、位相遅れ信号のパルス幅を電圧に変換する第
2の積分回路と、この第1と第2の積分回路が積分を開
始する直前に各積分回路が持っている積分値をリセット
する信号を生成する制御信号生成回路と、上記第1と第
2の積分回路の出力電圧を差動入力で受けその電圧差に
応じた平均直流電流を出力する電圧−電流変換回路とを
備えたことを特徴とする位相同期回路。 - 【請求項2】請求項1記載の第1の積分回路と第2の積
分回路は同じ回路構成を持ち、それぞれが、積分用と保
持用を兼ねる1個のコンデンサと、前記位相進み信号あ
るいは位相遅れ信号のパルス幅の時間だけオンして上記
コンデンサを一定電流で充電することでパルス幅を電圧
に変換させる第1のスイッチと、前記制御信号生成回路
で生成されるリセット信号により積分を開始する直前だ
けオンして上記コンデンサの電圧を初期値にリセットさ
せる第2のスイッチとで構成されていることを特徴とす
る位相同期回路。 - 【請求項3】請求項1記載の制御信号生成回路は、前記
位相進み信号を第1の設定時間td1だけ遅延させる第
1の遅延回路と、前記位相遅れ信号を第2の設定時間t
d2だけ遅延させる第2の遅延回路と、位相進み信号と
位相遅れ信号のどちらか先に入力された信号の立ち上が
りエッジによりQ出力が“High”となりこのQ出力を
生成リセット信号として出力するフリップフロップと、
この生成リセット信号のオン時間幅を第3の設定時間t
d3とするよう上記フリップフロップに状態反転信号を
送出する第3の遅延回路とを備えて成り、上記td3は
前記第1と第2の積分回路の積分値をリセットできるよ
うに設定され、td1およびtd2は上記生成リセット
信号がオフしてから位相進み信号、位相遅れ信号が立ち
上がるように設定されることを特徴とする位相同期回
路。 - 【請求項4】請求項1、請求項2、請求項3のいずれか
に記載のチャージポンプを構成する回路がMOSトラン
ジスタを構成素子として集積回路化されていることを特
徴とする位相同期回路。 - 【請求項5】請求項4記載の集積回路がBiCMOSプ
ロセスにより形成される集積回路であることを特徴とす
る位相同期回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3234810A JPH0575450A (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | 位相同期回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3234810A JPH0575450A (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | 位相同期回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0575450A true JPH0575450A (ja) | 1993-03-26 |
Family
ID=16976749
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3234810A Pending JPH0575450A (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | 位相同期回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0575450A (ja) |
-
1991
- 1991-09-13 JP JP3234810A patent/JPH0575450A/ja active Pending
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