JPH0576307A - 調味料類およびスープ類の成型品の製造法 - Google Patents

調味料類およびスープ類の成型品の製造法

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JPH0576307A
JPH0576307A JP3243176A JP24317691A JPH0576307A JP H0576307 A JPH0576307 A JP H0576307A JP 3243176 A JP3243176 A JP 3243176A JP 24317691 A JP24317691 A JP 24317691A JP H0576307 A JPH0576307 A JP H0576307A
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JP
Japan
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soups
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solid
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JP3243176A
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Satoshi Onodera
智 小野寺
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 膨張剤として1〜10重量%の炭酸水素ナト
リウムと、酸性剤として2〜25重量%の酒石酸水素カ
リウムおよび/もしくは、0.5〜10重量%のフマル
酸を、調味料類、スープ類の成型品に対し含有させるこ
とを特徴とする調味料類、スープ類の成型品の製造法。 【効果】 このような構成の調味料類、スープ類の成型
品の製造法により温水中における崩壊性、溶解性を改善
することができ、かつ風味および保存性の優れた成形品
を製造することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、膨張剤である炭酸水素
ナトリウムと、酸性剤である酒石酸水素カリウムおよび
/もしくはフマル酸を含有する崩壊性、溶解性、保存安
定性に優れる調味料類、スープ類の成型品の製造法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来から、粉状または顆粒状の調味料
類、スープ類その他の食品原料を所望の形状に成型させ
た固形調味料、固形スープ等が知られているが、これら
は崩壊性、溶解性は十分とはいえず、たとえば湯をそそ
いだだけで喫食する即席食品などでは、特に短時間で崩
壊、溶解をすることが望まれている。また、これら食品
に使用する場合の多くは保存安定性が要求されている。
【0003】一方、膨張剤および/もしくは酸性剤を発
泡剤として利用した固形飲料、打錠菓子などが存在す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これら膨張剤
および/もしくは酸性剤は、組み合わせによっては、熱
安定性、吸湿安定性、発生ガスの臭気、味への影響等の
弊害が発生するという問題があった。たとえば、膨張剤
として、炭酸アンモニウム、炭酸水素アンモニウムを使
用した場合、アンモニアガスの不快臭が発生する。
【0005】一方、酒石酸、フマル酸ナトリウム、グル
コノデルタラクトン、アジピン酸、クエン酸、リンゴ酸
等は吸湿耐性が悪く、膨張剤と混合したままでは保存中
に反応(発泡)してしまう。また、リン酸一ナトリウ
ム、酸性ピロリン酸ナトリウム、酸性ピロリン酸カルシ
ウム、焼ミョウバン、焼アンモニウムミョウバンを膨張
剤と混合して使用すると保存中の変色、えぐ味、不快
味、不快臭等の問題が発生する。
【0006】即ち、これら膨張剤および/もしくは酸性
剤を使用すると、上記問題点のいずれかの弊害を起こす
ため使用が限定される。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は、前記の問題
点を解決するため鋭意研究の結果、以下に示すような優
れた特徴を有する固形調味料、および固形スープ類等の
製造法を見いだし、本発明を完成するに至った。すなわ
ち、本発明は、膨張剤として1〜10重量%の炭酸水素
ナトリウムと、酸性剤として2〜25重量%の酒石酸水
素カリウムおよび/もしくは0.5〜10重量%のフマ
ル酸を、調味料類およびスープ類の成形品に含有させる
ことを特徴とする調味料類、スープ類の成型品の製造法
に関するものである。
【0008】本発明において、炭酸水素ナトリウム(重
曹)が最も好ましいとされるのは、発生する炭酸ガスが
無臭であることと、他の膨張剤と比較して、熱安定性が
よいことからである。また、酸性剤として酒石酸水素カ
リウムとフマル酸が最も好ましいとされるのは、これら
の常温域(50℃以下)での溶解度が低く、高温での溶
解度が高いという特性により、常温下での吸湿性、保存
安定性が優れていることと、反応生成物の味が穏やかな
食味であることによる。
【0009】膨張剤および酸性剤の添加量は、調味料類
およびスープ類の成形品に1〜10重量%の炭酸水素ナ
トリウム(重曹)、2〜25重量%の酒石酸水素カリウ
ムおよび/もしくは0.5〜10重量%のフマル酸とす
ることが好ましい。各々の分量が上記以下であれば崩壊
性、溶解性は達成されず、上記以上であれば、調味料
類、スープ類自体の呈味性等に影響が出る。
【0010】炭酸水素ナトリウム(重曹)と酒石酸水素
カリウムおよびフマル酸の混合比は特に限定しないが、
発生ガスが最大となる混合比は炭酸水素ナトリウム(重
曹)1重量%に対し酒石酸水素カリウム2.24重量
%、炭酸水素ナトリウム(重曹)1重量%に対しフマル
酸0.69重量%である。調味料類、スープ類は、粉状
あるいは顆粒状のいずれでも良いが、成型機への充填性
が良い顆粒であることが好ましい。
【0011】本発明における調味料類、スープ類とは、
特に限定されるものではないが、蓄肉、魚介、卵、乳、
野菜、穀類、種子、果実、海藻等を加工して得られる、
粉状及び顆粒状の食品素材及び、塩類、ヌクレオチドま
たはその塩、アミノ酸、有機酸、糖類、さらにHAP、
HVP、各種エキス、味噌、醤油、ソース、ケチャッ
プ、酢等の天然調味料の粉末、または顆粒品等からな
る。
【0012】本発明において、調味料類、スープ類への
膨張剤および/もしくは酸性剤の添加方法は、原材料に
対し混合するか、混合したのちさらに造粒するか、もし
くは、原材料を一旦造粒したのち混合する方法が挙げら
れる。また、これらの方法を組み合わせて行うこともで
きる。原材料と膨張剤、酸性剤を混合したのち造粒する
場合は、乾式造粒が好ましい。乾式造粒の方法は特に限
定される物ではないが、圧縮造粒法等が挙げられる。
【0013】また、湿式造粒であるならば、炭酸水素ナ
トリウム(重曹)と酒石酸水素カリウムおよび/または
フマル酸が造粒中に溶解反応することの無い様、造粒物
が乾燥された後に添加することが好ましい。湿式造粒法
としては特に限定されるものではないが、転動造粒、攪
拌造粒、流動層造粒、押出し造粒等が挙げられる。一旦
造粒された顆粒に、膨張剤、酸性剤を付着させる場合
は、例えば、二重円錐型混合機等を用いて、顆粒と膨張
剤、酸性剤が充分混合されるようにすればよい。 ま
た、圧縮成形することによって成形品を得る場合は、成
形品の形状を保つ程度でかつ、崩壊性、溶解性を著しく
妨げない程度の圧力の範囲で、10〜500kg/cm
2が好ましい。
【0014】
【実施例】以下に本発明の実施例を示すが、本発明はこ
れらの実施例により限定されるものではない。
【0015】
【実施例1〜3および比較例1】表1に示す粉末ビーフ
ブイヨンに、二重円錘型混合機を用い、炭酸水素ナトリ
ウムおよびフマル酸を混合した。次に、圧縮成型機を用
い、20×20mmの型枠に4.0g充填し、表2に記
載の圧力にて固形ビーフブイヨンを作成した。該固形ビ
ーフブイヨンの溶解性は、熱湯300ml中(無攪拌状
態)における溶解(完全消失)時間で評価した。
【0016】表2を見ると明らかなように、炭酸水素ナ
トリウムおよびフマル酸を含有する固形ビーフブイヨン
は溶解性が顕著に向上している。
【0017】
【実施例4〜6および比較例2】表3に示すコーンスー
プ80重量%にバインダーとして2%澱粉水溶液を20
重量%用い、流動層造粒機にて造粒、乾燥を行って不定
型顆粒とし、即席コーンスープ顆粒を得た。次に、得ら
れた即席コーンスープ顆粒の表面に、二重円錐型混合機
を用い、炭酸水素ナトリウムおよび酒石酸水素カリウム
を付着させた。次に、圧縮成型機を用い、20×20m
mの型枠に4.0g充填し、表4に記載の圧力にて固形
コーンスープを作成した。該固形コーンスープの溶解性
は、熱湯300ml中(無攪拌状態)における溶解(完
全消失)時間で評価した。
【0018】表4を見ると明らかなように、比較例2は
ほとんど溶解せず、その後1時間放置しても溶解しない
のに対し、炭酸水素ナトリウムおよび酒石酸水素カリウ
ムを含有する固形コーンスープは溶解性が顕著に向上し
ている。このように、澱粉等の増粘作用の強い物質を多
く含有する成形品は、その表面の澱粉が吸水し、糊化す
ることにより、著しく崩壊、溶解が阻害される。
【0019】従って、本実施例に限定せず、増粘作用の
ある物質を多量に含むような場合においては本発明の方
法は非常に有効である。
【0020】
【実施例7比較例3〜4】表5に示す即席味噌ラーメン
スープ85重量%に、バインダーとして2%澱粉水溶液
を15重量%用い、高速攪拌造粒機にて湿式造粒したの
ち通風乾燥して不定型顆粒とし、即席味噌ラーメンスー
プ顆粒を得た。次に表6に示す通り、二重円錐型混合機
を用い、得られた即席味噌ラーメンスープ顆粒の表面に
炭酸水素ナトリウムおよび酒石酸水素カリウムまたは炭
酸アンモニウムもしくは炭酸水素アンモニウムを付着さ
せた。次に、これを圧縮成型機を用い、20×20mm
の型枠に4.0g充填し、表6に記載の圧力にてプレス
して固形味噌ラーメンスープを作成した。得られた該固
形味噌ラーメンスープを熱湯300mlに溶解し風味を
比較した。
【0021】表6を見ると明らかなように、炭酸水素ナ
トリウム、酒石酸水素カリウムを含有する固形味噌ラー
メンスープは、風味を損なうことがなく良好であった。
【0022】
【実施例8〜9比較例5〜15】次に表7、表8に示す
通り、二重円錐型混合機を用い、同様に即席味噌ラーメ
ンスープ顆粒の表面に膨張剤として炭酸水素ナトリウ
ム、酸性剤として酒石酸水素カリウム、酒石酸、フマル
酸、フマル酸ナトリウム、リン酸一ナトリウム、酸性ピ
ロリン酸ナトリウム、酸性ピロリン酸カルシウム、焼ミ
ョウバン、焼アンモニウムミョウバン、グルコノデルタ
ラクトン、アジピン酸、クエン酸、リンゴ酸のそれぞれ
を付着させた。次に、これを圧縮成型機を用い、20×
20mmの型枠に4.0g充填し、一律130(kg/
cm2)の圧力にてプレスして固形味噌ラーメンスープ
を作成した。得られた該固形味噌ラーメンスープを市販
のスナック麺用容器にいれ、37℃、相対湿度80%の
条件下で2週間保存テストを行った。
【0023】表7、表8を見ると明らかなように、炭酸
水素ナトリウムと酒石酸水素カリウムまたはフマル酸を
含有する固形味噌ラーメンスープは、保存中に発泡、変
色することがなく良好であった。
【0024】
【表1】
【0025】
【表2】
【0026】
【表3】
【0027】
【表4】
【0028】
【表5】
【0029】
【表6】
【0030】
【表7】
【0031】
【表8】
【0032】
【発明の効果】本発明の方法によれば、炭酸水素ナトリ
ウムと酒石酸水素カリウムおよび/またはフマル酸を調
味料類、スープ類の成型品に含有させることにより、温
水中における崩壊性、溶解性に優れておりかつ、風味お
よび保存安定性に優れた、固形調味料、固形スープ等を
製造することが可能となる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】膨張剤として1〜10重量%の炭酸水素ナ
    トリウムと、酸性剤として2〜25重量%の酒石酸水素
    カリウムおよび/もしくは0.5〜10重量%のフマル
    酸を、調味料類およびスープ類の成形品に含有させるこ
    とを特徴とする調味料類、およびスープ類の成型品の製
    造法。
JP3243176A 1991-09-24 1991-09-24 調味料類およびスープ類の成型品の製造法 Withdrawn JPH0576307A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009039108A (ja) * 2007-07-18 2009-02-26 Nissin Foods Holdings Co Ltd 易溶解性とろみ付スープ、及び該スープの製造方法、並びにとろみ付与剤
EP2172115A1 (en) * 2008-10-03 2010-04-07 Ivan Biffi Composition for use in the reduction of blood alcohol content
JP2015196712A (ja) * 2014-03-31 2015-11-09 小林製薬株式会社 発泡剤
JP2015202073A (ja) * 2014-04-14 2015-11-16 味の素株式会社 崩壊時間の短い固形調味食品

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Effective date: 19981203