JPH0576690U - ベルトプレスにおける原液の拡散装置 - Google Patents

ベルトプレスにおける原液の拡散装置

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JPH0576690U
JPH0576690U JP3428691U JP3428691U JPH0576690U JP H0576690 U JPH0576690 U JP H0576690U JP 3428691 U JP3428691 U JP 3428691U JP 3428691 U JP3428691 U JP 3428691U JP H0576690 U JPH0576690 U JP H0576690U
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belt press
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博一 河崎
照久 加治
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石垣機工株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本願考案は、ベルトプレスにおける原液の拡
散装置に関し、特に、原液濃度の変動に影響されずに原
液をろ布の有効幅いっぱいに均一に拡散し、均一な含水
率のケーキを得ると共に、ろ布の寿命を長く維持する原
液の拡散装置を提供することを目的とする。 【構成】 原液供給口の後段に、複数の円板状のパドル
翼を回転自在に配設した原液の拡散装置において、回転
軸の中央部を境とし、その左右に配設されたパドル翼
を、その先端部を相反する方向に傾斜させると共に、パ
ドル翼の側部の一端を切欠いたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、ベルトプレスにおける原液の拡散装置に関し、特に、高濃度の原 液を掻きならし、ろ布上に原液を均一に供給する拡散装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ベルトプレスのろ布上に原液を均一に供給するために、円板状のパドル 翼をシャフトに傾斜させて取付け、フィードボックスの原液上で回転させ、原液 を拡散する装置(例えば、実公昭59−17517号)や、螺旋状の一対の羽根 を、回転軸の左右対象に巻き付けて原液を拡散する装置はあった(例えば、実開 昭56−42317号)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来装置において、円板状のパドル翼を傾斜させて原液を 拡散させる装置にあっては、この装置をろ布上で使用すれば、汚泥の水切りが均 一となり脱水効率を高められるものであるが、原液は同一の場所で掻きまぜるだ けで、拡散が出来なかった。そして、原液濃度が高いものにあっては、撹拌力に より原液に動きを与え脈動させて原液をろ布上に供給することとなり、均一な原 液の供給が困難であった。また、濃度の高い原液にあっては、流動性がないため 、回転速度を上げて振動を与える必要があり、この振動により汚泥のフッロクを くずす恐れがあった。
【0004】 また、螺旋状の羽根で原液を拡散するものにあっては、その回転速度が遅いと 原液の拡散が不充分であり、その回転速度が速いと原液の拡散が過剰となり、ろ 布の両端部へ片寄りすぎる恐れがあった。そのために、原液の性状に対処して原 液を拡散させるバランスが非常に困難であった。
【0005】 本願考案は、上記従来装置の前段に属するものであるが、従来装置の汚泥の水 切れが均一となる長所を維持しつつ、原液濃度の変動に影響されずに原液をろ布 の有効幅いっぱいに均一に拡散し、均一な含水率のケーキを得ると共に、ろ布の 寿命を長く維持する原液の拡散装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記従来の課題を解決するために本願考案は、原液の供給口の後段に、複数の 円板状のパドル翼を回転自在に配設した原液の拡散装置において回転軸9の中央 部を境として、その左右に配設されたパドル翼を、その先端部を相反する方向に 傾斜させると共に、パドル翼の側部の一端を切欠いたものである。ベルトプレス を大型化する必要があるときには、複数の原液の供給口を設け、この原液供給部 の左右のパドル翼を、その一方は回転方向の後端部を切次き、その他方は回転方 向の前端部を切次けばよいものである。そして、上記パドル翼を楕円状形成し、 パドル翼の長手方向を上下端とすれば、パドル翼の押圧力の働く部分を大きくで き拡散効果を倍加することができる。
【0007】
【作用】
供給口より原液を供給しながらパドル翼を回転させると、パドル翼は回転軸を 中心とし、球状又は楕円状の回転軌跡をえがく、そして、パドル翼の傾斜壁面で 、その仮想移動圏内にある給泥部の原液を左右に移動させる。即ち、回転方向後 端部を切欠いたパドル翼にあっては、パドル翼の前段部の側壁で原液を前方外周 に移動させる。移動させた原液は、回転してくるパドル翼の後端部により押し戻 されようとするものであるが、パドル翼の後端部は切欠いてあるので、パドル翼 は移動させた原液の上方を通過しながら1回転する。パドル翼は引続き回転する ので、移動してきた原液は隣接するパドル翼の前端部により更に移動する。一方 、パドル翼の回転方向前端部を切次いたものにあっては、その前端部は供給され た原液上を通過し、後端部が原液を後方に逃すように押しやり、隣接するパドル 翼の後端部で更に原液を後方に押しやる。このように、原液は給泥部より左右に 押され、順次移動させられながら拡散し、ろ布の有効幅いっぱいに原液の供給を 均一に行なうことができる。
【0008】
【実施例】
本願考案の実施例を図面に基づき詳述すると、符号1は原液供給用のトラフで あって、ベルトプレスのろ布2の幅方向に、その走行始端部の上方に設けられて いる。このトラフ1には、第1図に示すように、ろ布2の幅方向に仕切る仕切板 3が設けられ、仕切板3の下部でトラフ1の前後が連通するようにしてある。仕 切られた一方のトラフ1の上方には、原液の供給口4が対設され、他方には原液 のいつ流部5が設けられている。いつ流部5の内側には、回転軸に平板状の掻出 板を設けた掻出装置6が配設されており、この掻出装置6で掻出された原液は、 シュートクを滑り落ちてろ布2上に供給されるようになっている。そして、トラ フ1の仕切板3の下方には、第1図に示すように、拡散装置8が設けられている 。
【0009】 この拡散装置について詳述すると、第2図に示すように、トラフ1の長手方向 に配設した回転軸9に多数のパドル翼10・・・を配設し、左右の負荷のバラン スを取るために、その中央部を境として左右のパドル翼10・・・の先端部を相 反する方向に傾斜させてある。このパドル翼10は、その側部の一端を半分ない し1/3切欠いてあり、第4図に示すものは、回転方向の後端部が切欠いてあり 、第5図に示すものは、先端部を切欠いてある。そして、原液の供給管4が1ケ 所である場合には、第2図に示す拡散装置において、第4図の後端部を切欠いた パドル翼10aを回転軸9の左右に配設し、拡散装置8の中央部に原液を供給す ればよく、回転軸9を回転させれば、パドル翼10aの最も強く押圧力の作用す る先端の前端部の側壁で、原液を前方外周方向に押しやることができる。そして 、次ぎに後段部の側壁で移動させた原液を押し戻そうとするものであるが、後段 部が切欠いてあるので、この後端部は原液上を通過して、隣接するパドル翼10 aの前端部の側壁で更に原液を移動させ、原液を中央部から左右に移動させて掻 きならすことができる。
【0010】 ベルトプレスが大型となり、原液供給口4を複数個設けたものにあっては、第 3図に示すように、原液供給部のパドル翼10を、後端部を切欠いたパドル翼1 0a(符号Xのパドル翼)と、前端部を切欠いたパドル翼10b(符号Yのパド ル翼)とを交互に配列し、回転軸9の中央部を境とし、左右のパドル翼10が対 称となるように配列してある。原液を供給すると、この拡散装置8にあっては、 回転軸9の左側において、符号X部分のパドル翼10aは、その前端部の側壁で 原液を前方外周(左側)に押しやり、符号Y部分のパドル翼10bは、その前端 部が切欠いてあるので原液上を通過し、その後端部の側壁で後方外周(右側)に 押しやり、原液を掻きならすことができる。回転軸9の右側においても上記同様 原液を掻きならすことができる。なお、この拡散装置8は、原液が供給されたろ 布2上に直接配設してもよいものである。また、このパドル翼10を楕円状に構 成し、長手方向を上下端とすれば、パドル翼10の回転外周距離の短かい範囲内 で、原液を押しやる力が最も強く働くパドル翼10の先端部を長くすることがで きる。なお、符号11は、掻出装置6と拡散装置8の駆動機である。
【0011】
【考案の効果】
本願考案は、上記のように構成してあり、拡散装置により原液を掻きならすこ とができる。従来装置においては、円状のパドル翼の前段で前方に移動させた原 液は、回転してくる後段のパドル翼で押し戻され、同じ場所で掻きまぜるだけで 、特に高濃度の原液に対しては拡散能力が少なかったものであるが、本願考案に おいては、パドル翼の側部の一端が切欠いてあるので、掻ならした原液を回転し てくるパドル翼の後端部で掻きもどすことがなく、スクリューコンベアの効果の 一部を付加することになるものである。即ち、完全なスクリュー型とすると作用 が強すぎるものであるが、間隔をおいてパドル翼を配置することにより、適度の 逃げが発生し、これが余裕となり、回転調整に幅ができ、原液の流動性の有無に かかわらず、調整が容易となるものである。したがって、原液濃度の変動に影響 されずに、原液を浄布幅いっぱいに拡散でき、均一な含水率のケーキを得ること ができると共に、原液の片寄り供給に基づく、ろ布のしわ寄りの発生もないもの である。なお、パドル翼を楕円状とし長手方向を上下端としておけば、原液の移 動を倍加することができるものである。また、回転軸に配設したパドル翼の先端 部の切欠を回転軸上に対称に設けてあるので回転軸にかかる負荷も均一となるも のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】原液供給用のトラフに設けた、本願考案に係る
原液の拡散装置の横断側面図である。
【図2】同じく原液の拡散装置の要部縦断平面図であ
る。
【図3】本願考案の他の実施側に係る拡散装置である。
【図4】本願考案に係る後端部を切欠いたパドル翼であ
る。
【図5】本願考案に係る前端部を切欠いたパドル翼であ
る。
【符号の説明】
4 供給口 8 拡散装置 9 回転軸 10 パドル翼

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原液の供給口4の後端に、多数の円板状
    のパドル翼10・・・を回転自在に配設した原液の拡散
    装置において、回転軸9の中央部を境とし、その左右に
    配設されたパドル翼10を、その先端部を相反する方向
    に傾斜させると共に、パドル翼10の側部の一端を切欠
    いてなるベルトプレスにおける原液の拡散装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の原液の拡散装置におい
    て、複数の原液供給口4・・・を設け、拡散装置8の原
    液供給部の左右のパドル翼を、その一方は回転方向の後
    端部を切欠き、その他方は回転方向の前端部を切欠いて
    なるベルトプレスにおける原液の供給装置。
  3. 【請求項3】 請求項1及至2記載の原液の拡散装置に
    おいて、上記パドル翼10を楕円状に形成し、パドル翼
    10の長手方向を上下端としてなるベルトプレスにおけ
    る原液の拡散装置。
JP1991034286U 1991-04-15 1991-04-15 ベルトプレスにおける原液の拡散装置 Expired - Lifetime JP2514262Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0576690U true JPH0576690U (ja) 1993-10-19
JP2514262Y2 JP2514262Y2 (ja) 1996-10-16

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58174215U (ja) * 1982-05-18 1983-11-21 石垣機工株式会社 スラツジの濃縮供給装置
JPH0259898U (ja) * 1988-10-26 1990-05-01

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58174215U (ja) * 1982-05-18 1983-11-21 石垣機工株式会社 スラツジの濃縮供給装置
JPH0259898U (ja) * 1988-10-26 1990-05-01

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