JPH0576766U - 凹凸表現に優れる装飾用シート - Google Patents

凹凸表現に優れる装飾用シート

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JPH0576766U
JPH0576766U JP1489992U JP1489992U JPH0576766U JP H0576766 U JPH0576766 U JP H0576766U JP 1489992 U JP1489992 U JP 1489992U JP 1489992 U JP1489992 U JP 1489992U JP H0576766 U JPH0576766 U JP H0576766U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】同一目付で充分な突出高さ及びシャープなエッ
ジが得られ、シャープで鮮明な凹凸模様が確実に表現さ
れる凹凸表現に優れる装飾用シートを提供することであ
る。 【構成】シート本体a上面a′にスクリーン印刷により
発泡又は非発泡の凹凸模様bを設けてなる装飾用シート
Aにおいて、濡れ指数を34〜70dyn /cmに調整して
上記シート本体aを構成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、装飾用シート、詳しくはスクリーン印刷によって表面に発泡体又は 非発泡体による凹凸模様を設けた凹凸表現に優れる装飾用シートに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば建築物、家具、電気製品及び車両等の内面あるいは外面または内 外両面を装飾するために用いられるこの種の装飾用シートとしては、図3に示す ように、例えば紙等からなるシート本体(裏打層)100 の表面に、直接発泡剤を 含有するポリ塩化ビニル樹脂等よりなる発泡性インク等をスクリーン印刷により 、所定パターンに印刷して発泡体等による所望肉厚の凹凸模様200 を設けていた ものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記従来技術にあっては、印刷面となるシート本体(紙)100 の表面 100 ′が平滑でないため、毛細管現象でシート本体100 の表面100 ′にインク内 の溶剤、可塑剤等が先に入り込み、それを追っかけてインクが後追いしてしまう という現象が起こりやすかった。また、紙の上に樹脂層がある場合はインクは必 然的に樹脂層を濡らしやすく、インクが流れる傾向があった。
【0004】 従って図3のように凸部300 は、へたった状態(なだらかなスロープ300a,300 a を形成)となり突出高さが充分に得られなかったり、また時には隣接する凸部 300 300 のエッジ300b,300b 同士が接触し合ってしまうということがあったため 、凹凸の段差が明確にならず、シャープで鮮明な凹凸模様を表現できづらいとい う不具合があった。これは、特に微細模様あるいは複雑模様等の凹凸を表現した い場合に起こる確率が高かった。
【0005】 本考案は、従来技術の有するこのような問題点に鑑みなされたものであり、そ の目的とするところは、同一目付で充分な突出高さ及びシャープなエッジが得ら れ、シャープで鮮明な凹凸模様が確実に表現される凹凸表現に優れる装飾用シー トを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案がなした技術的手段は、シート本体上面にス クリーン印刷により発泡又は非発泡の凹凸模様を設けてなる装飾用シートにおい て、濡れ指数を34〜70dyn /cmに調整してシート本体を形成し、シート本体 に対するインクの接触角を90゜に近づけて、インクのエッジがシートに対して より垂直、かつシャープになるようにしたことである。
【0007】 また、所望な裏打層の上面に、濡れ指数が34〜70dyn /cmに調整された表 面層を設けてシート本体を構成したことである。
【0008】
【作用】
上記技術的手段により、印刷面となるシート本体表面のインクの接触角が調整 されるため、シート本体上に印刷されて設けられる凹凸模様の凸部は、へたるこ となく上記シート本体上から急激に立ち上げられることとなる。
【0009】 また、所望な裏打層の上面に濡れ指数が34〜70dyn /cmに調整された表面 層を設けてシート本体を形成した場合は、表面層上に印刷されて設けられる凹凸 模様の凸部は、へたることなく上記表面層上から急激に立ち上げられることとな る。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図に基づいて説明すると、図中Aは、本考案の凹凸 表現に優れる装飾用シートを示し、該シートAはシート本体a上にスクリーン印 刷により発泡又は非発泡の凹凸模様bを設けて構成されている。
【0011】 シート本体aは、濡れ指数を34〜70dyn /cmに調整した、例えばPP、P VCフィルム等からなり、濡れ指数の調整はコロナ処理、又は処理剤中に界面活 性剤を入れたり、樹脂等を組み合わせたりすることによって可能である。 尚、シート本体aの肉厚、材質等は何等限定されるものでなく、例えば建築物( 例えば壁紙等)、家具(表面装飾材等)、あるいは車両(例えば内装材等)等の 各対象物に応じて適宜変更可能である。 また、シート本体aの濡れ指数(dyn /cm)の判定は、従来一般に用いられてい る試薬(JIS-K6768 )を使用して行い、また57dyn /cm以上については同様な 趣旨に基づいて調整した試薬を使用して行った。
【0012】 凹凸模様bは、上記シート本体aの上面a′に、発泡剤を含有する発泡性樹脂 からなる周知の発泡性インク、例えば所望な発泡剤を含有した乳化重合PVCか らなるもの等を用いて、ロータリースクリーン印刷法により所定のパターン(凹 凸模様)を印刷した後、所望温度で加熱して上記発泡性インクを発泡させて形成 された発泡体よりなる凹部3…と凸部4…とで構成される。尚、図示せしめはし ないが上記凹凸模様bは、非発泡性インク(上記乳化重合PVCからなのもの等 )からなる非発泡体で構成されているものであってもよい。
【0013】 従って、上記のように構成された装飾用シートAは、表面濡れ性が調整された シート本体aの上面a′に、発泡体で構成された凹凸模様bが同一目付でロータ リースクリーン印刷されて設けられたため、凸部4…は、図1に示すようにシー ト本体a上から急激に立ち上げられ、かつへたらなかったため、エッジ4a…が とてもシャープで、そして凸部4全体の突出高さも充分に得られ、シャープで鮮 明な凹凸模様bが確実に表現できた。
【0014】 次に図2(a)において、シート本体aが、紙、布、PVCフィルム等からな る所望な裏打層1の上面1′に、濡れ指数を34〜70dyn /cmに調整した表面 層2を設けて構成したものを示し、上記表面層2は、濡れ指数を34〜70dyn /cmに調整した、例えば溶剤系のアクリル、ウレタン、ナイロン、塩素化PE、 EVA、PVC等の処理剤からなるもの、あるいはアクリル、ウレタン、ナイロ ン、塩素化PE、EVA、PE、PP、PVC等のフィルムからなるもので、夫 々上記裏打層1の上面1′にコーティングあるいはラミネートする。
【0015】 更に、上記処理剤中に艶調整剤、着色剤、装飾剤(雲母粉)等を含ませること によってデザイン性を向上せしめてもよい。
【0016】 また、濡れ指数の調整はコロナ処理、又は処理剤中に界面活性剤を入れたり、 樹脂等を組み合わせたりすることによっても可能である。
【0017】 また図2(b)には、紙1a等の上面に塩化ビニル樹脂層1bを設けてなる裏 打層1を用いた場合のシート本体aを示す。即ち、当該裏打層1の上面1′に上 記同様濡れ指数が34〜70dyn /cmに調整された表面層2を設けてシート本体 aを形成し、そして該シート本体a上に凹部3…と凸部4…とで構成される凹凸 模様bを設けたものであり、これは塩化ビニル樹脂層1b上に直接乳化重合PV Cからなる樹脂等を用いてロータリースクリーン印刷法により所定のパターン( 凹凸模様)を印刷すると、同種のため馴染み性が良く結果として凸部4がへたっ てしまうという不具合があるが、上記のように表面層2を設けることにより表面 濡れ性が調整され上記不具合は解消される。尚、他の構成及び作用等は上記詳述 した図2(a)に示す装飾用シートAと同様でありその説明は省略する。 また、裏打層1は二層に限定されるものではない。
【0018】 ここで、具体的実施(濡れ指数を種々の数値に調整した場合の印刷結果)の一 例を表に示す。 尚、表1は、軟質PVCに界面活性剤を練り込んだシート本体aを用いたもので あり、 また表2(a)は、紙1a等の上面にPP等のフィルムをラミネートした後コロ ナ処理を行った表面層2を設けたシート本体aを用いたもので、 (b)は紙1a等の上面に塩化ビニル樹脂層1bを設けた裏打層1の表面に、P VC.アクリルエマルジョンからなる処理剤をコーティングし乾燥させた表面層 2を設けたシート本体aを用いたものであり、上記夫々のシート本体aの上面a ′(表面層2)上に乳化重合PVC系のインクをロータリースクリーン印刷した 結果である。
【0019】
【表1】
【0020】
【表2】
【0021】 勿論上記実施例は一例を示したにすぎず、例えばPP+界面活性剤、PVC+ コロナ処理であってもよく、またアクリル系あるいはウレタン系表面処理剤に界 面活性剤を添加し、目付1〜50g /m2 でコーティングした場合も表1と同様 であり、更にオレフィン,アクリル,ウレタン,ポリエステル等のフィルムにつ いても、界面活性剤添加で同様の処理ができ、界面活性を調整できる樹脂のブレ ンド、共重合でも構わない。
【0022】
【考案の効果】
本考案は、濡れ指数を34〜70dyn /cmに調整して形成したシート本体上面 に、スクリーン印刷により発泡または非発泡の凹凸模様を設けてなる装飾用シー トとしたため、印刷面となるシート本体表面の濡れ性が調整され、上記シート本 体上に印刷されて設けられる凹凸模様の凸部は、へたることなく上記シート本体 上から急激に立ち上げられることとなる。従って、凸部は同一目付で充分な突出 高さが得られると共に、シャープなエッジが得られることとなって凹凸段差が明 確となるため、たとえ微細模様や複雑模様等の凹凸模様であってもシャープで鮮 明な凹凸模様が確実に表現できることとなり、商品価値のすこぶる高い凹凸表現 に優れる装飾用シートの提供が図れる。
【0023】 また、所望な裏打層の上面に濡れ指数が34〜70dyn /cmに調整された表面 層を設けてシート本体を形成した場合は、表面層上に印刷されて設けられる凹凸 模様の凸部は、へたることなく上記表面層上から急激に立ち上げられることとな るため、上記同様凸部は同一目付で充分な突出高さが得られると共に、シャープ なエッジが得られることとなって凹凸段差が明確となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案装飾用シートの一実施例を示す縦断正
面図。
【図2】 請求項2記載の装飾用シートの実施例を示す
縦断正面図。
【図3】 従来例を示す縦断正面図。
【符号の説明】
A:凹凸表現に優れる装飾用シート a:シート本体 b:凹凸部 1:裏打層 2:表面層 4:凸部 4a:エッジ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】シート本体上面にスクリーン印刷により発
    泡又は非発泡の凹凸模様を設けてなる装飾用シートにお
    いて、表面の濡れ指数を34〜70dyn /cmに調整して
    上記シート本体が構成されていることを特徴とする凹凸
    表現に優れる装飾用シート。
  2. 【請求項2】シート本体上面にスクリーン印刷により発
    泡又は非発泡の凹凸模様を設けてなる装飾用シートにお
    いて、所望な裏打層の上面に、濡れ指数が34〜70dy
    n /cmに調整された表面層を設けて上記シート本体が構
    成されていることを特徴とする凹凸表現に優れる装飾用
    シート。
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