JPH057682A - ミシンの糸通し装置 - Google Patents
ミシンの糸通し装置Info
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- JPH057682A JPH057682A JP18819691A JP18819691A JPH057682A JP H057682 A JPH057682 A JP H057682A JP 18819691 A JP18819691 A JP 18819691A JP 18819691 A JP18819691 A JP 18819691A JP H057682 A JPH057682 A JP H057682A
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- threading
- hook
- needle
- sewing
- rod
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- 238000009958 sewing Methods 0.000 title claims abstract description 120
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 abstract description 14
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 17
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000002788 crimping Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 針棒に複数の縫針を取付けたミシンにおい
て、糸通し作業が容易で且つ糸通しフックの縫針への衝
突を防止可能なミシンの糸通し装置を提供すること。 【構成】 針棒1に平行に糸通し棒11が回動可能且つ
上下移動可能に設けられ、その糸通し棒11の下端には
フック保持部材12が固定されている。フック保持部材
12には糸通し用フック20が糸通し棒11に直交する
方向に移動可能に設けられている。フック没入状態にお
いてフックの回動軌跡上には2本の縫針5,6が目孔高
さ同一で配置されている。前記糸通し棒11にはピン3
1が固定されており、そのピン31の回動範囲を規制す
る規制部材32が回動可能に設けられている。レバー部
材の摘み部18cを回動させることにより規制部材32
が回動されて糸通し用フック20の回動範囲が規制され
る。
て、糸通し作業が容易で且つ糸通しフックの縫針への衝
突を防止可能なミシンの糸通し装置を提供すること。 【構成】 針棒1に平行に糸通し棒11が回動可能且つ
上下移動可能に設けられ、その糸通し棒11の下端には
フック保持部材12が固定されている。フック保持部材
12には糸通し用フック20が糸通し棒11に直交する
方向に移動可能に設けられている。フック没入状態にお
いてフックの回動軌跡上には2本の縫針5,6が目孔高
さ同一で配置されている。前記糸通し棒11にはピン3
1が固定されており、そのピン31の回動範囲を規制す
る規制部材32が回動可能に設けられている。レバー部
材の摘み部18cを回動させることにより規制部材32
が回動されて糸通し用フック20の回動範囲が規制され
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の縫針が取付けら
れた針棒を備えたミシンにおいて、縫針の目孔に糸を通
すミシンの糸通し装置に関する。
れた針棒を備えたミシンにおいて、縫針の目孔に糸を通
すミシンの糸通し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の縫針が取付けられた針棒を備えた
ミシン例えばロックミシンにおいて、縫針の目孔に糸を
通す場合、ピンセットを用いて手作業で行ったり、実公
昭53−35061号公報に示された糸通し具(アタッ
チメント的なもの)を用いて手作業で行ったりしてい
た。
ミシン例えばロックミシンにおいて、縫針の目孔に糸を
通す場合、ピンセットを用いて手作業で行ったり、実公
昭53−35061号公報に示された糸通し具(アタッ
チメント的なもの)を用いて手作業で行ったりしてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ロック
ミシンでは、縫針の前方近傍にルーパー及び布端切断用
メス等の装置が配設されているので、ピンセットや糸通
し具を操作するときに上記装置が作業の邪魔になり、糸
通しをミスすることが多かった。
ミシンでは、縫針の前方近傍にルーパー及び布端切断用
メス等の装置が配設されているので、ピンセットや糸通
し具を操作するときに上記装置が作業の邪魔になり、糸
通しをミスすることが多かった。
【0004】一方、針棒に1本の縫針を取付けるミシン
については、従来より、ミシン本体に糸通し用フックを
上下方向に回動可能に設け、その回動に応じてフックを
縫針の目孔内に侵入及び目孔内から後退させる構成が供
されている。この構成では、糸通し用フックを縫針の目
孔内に侵入させたときに、糸通し用フックで糸を引っ掛
け、そして、糸通し用フックを縫針の目孔内から後退さ
せるときに、糸を目孔内に通すようにしている。この場
合、糸通し用フックを回動操作するだけで糸通しが可能
になるから、ピンセットやアタッチメントを操作するも
のに比べて、作業が容易になる。
については、従来より、ミシン本体に糸通し用フックを
上下方向に回動可能に設け、その回動に応じてフックを
縫針の目孔内に侵入及び目孔内から後退させる構成が供
されている。この構成では、糸通し用フックを縫針の目
孔内に侵入させたときに、糸通し用フックで糸を引っ掛
け、そして、糸通し用フックを縫針の目孔内から後退さ
せるときに、糸を目孔内に通すようにしている。この場
合、糸通し用フックを回動操作するだけで糸通しが可能
になるから、ピンセットやアタッチメントを操作するも
のに比べて、作業が容易になる。
【0005】このため、針棒に複数の縫針を取付けるロ
ックミシンに対しても、糸通し用フックを備えて成る糸
通し装置を設け、糸通し作業を容易に行うことが可能な
ものが、使用者の間から強く要望されている。
ックミシンに対しても、糸通し用フックを備えて成る糸
通し装置を設け、糸通し作業を容易に行うことが可能な
ものが、使用者の間から強く要望されている。
【0006】これに対して、本出願人は、糸通し棒を針
棒に平行に配置した状態で上下動可能に設け、この糸通
し棒に該糸通し棒の軸心を回動支点として回動する糸通
し用フックを設け、この回動に応じて糸通し用フックを
縫針の目孔内に進入及び目孔内から後退させる構成を考
えてみた。尚、この構成は、まだ公知技術ではない。上
記構成の場合、複数の縫針を、糸通し用フックの回動軌
跡上の複数の位置に選択的に取付ける必要がある。ここ
で、回動軌跡上の複数の針取付位置に対して、糸通し用
フックを自由に回動可能にしておくと、糸通し用フック
を縫針の目孔内に進入させたとき、糸通し用フックが縫
針に衝突して破損するおそれがあり、衝突防止対策が必
要であった。
棒に平行に配置した状態で上下動可能に設け、この糸通
し棒に該糸通し棒の軸心を回動支点として回動する糸通
し用フックを設け、この回動に応じて糸通し用フックを
縫針の目孔内に進入及び目孔内から後退させる構成を考
えてみた。尚、この構成は、まだ公知技術ではない。上
記構成の場合、複数の縫針を、糸通し用フックの回動軌
跡上の複数の位置に選択的に取付ける必要がある。ここ
で、回動軌跡上の複数の針取付位置に対して、糸通し用
フックを自由に回動可能にしておくと、糸通し用フック
を縫針の目孔内に進入させたとき、糸通し用フックが縫
針に衝突して破損するおそれがあり、衝突防止対策が必
要であった。
【0007】そこで、本発明の目的は、針棒に複数の縫
針を取付けるミシンについて、糸通し作業を容易に行う
ことができ、しかも、糸通し用フックが縫針に衝突して
破損することを防止できるミシンの糸通し装置を提供す
るにある。
針を取付けるミシンについて、糸通し作業を容易に行う
ことができ、しかも、糸通し用フックが縫針に衝突して
破損することを防止できるミシンの糸通し装置を提供す
るにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のミシンの糸通し
装置は、上下動可能に設けられ複数の縫針が取付けられ
た針棒及び前記針棒に同期して揺動されるルーパーを備
えたミシンにおいて、前記針棒に平行に配置された状態
で上下動可能に設けられた糸通し棒を備えると共に、こ
の糸通し棒に設けられ該糸通し棒の軸心を回動支点とす
る回動に応じて前記縫針の目孔内に進入及び前記目孔内
から後退する糸通し用フックを備え、前記針棒に設けら
れ前記糸通し用フックの回動軌跡上の複数の針取付位置
に前記縫針を選択的に取付ける針取付手段を備え、そし
て、前記針取付位置に応じて前記糸通し用フックの最大
回動角度を規制する回動角度規制手段を備えたところに
特徴を有する。
装置は、上下動可能に設けられ複数の縫針が取付けられ
た針棒及び前記針棒に同期して揺動されるルーパーを備
えたミシンにおいて、前記針棒に平行に配置された状態
で上下動可能に設けられた糸通し棒を備えると共に、こ
の糸通し棒に設けられ該糸通し棒の軸心を回動支点とす
る回動に応じて前記縫針の目孔内に進入及び前記目孔内
から後退する糸通し用フックを備え、前記針棒に設けら
れ前記糸通し用フックの回動軌跡上の複数の針取付位置
に前記縫針を選択的に取付ける針取付手段を備え、そし
て、前記針取付位置に応じて前記糸通し用フックの最大
回動角度を規制する回動角度規制手段を備えたところに
特徴を有する。
【0009】
【作用】上記手段によれば、糸通し用フックの回動軌跡
上の複数の針取付位置に縫針を選択的に取付ける場合で
あっても、糸通しを行う場合、まず回動角度規制手段に
よって針取付位置に応じて糸通し用フックの最大回動角
度を規制するように構成したので、糸通し用フックを縫
針の目孔内に進入させたとき、糸通し用フックが縫針に
衝突することを確実に防止できる。この結果、糸通し用
フックの破損を防止できる。そして、この場合、糸通し
用フックを回動させるだけで糸通しが可能になるから、
ピンセットや糸通し具を操作するものに比べて、糸通し
作業を簡単に行うことができる。
上の複数の針取付位置に縫針を選択的に取付ける場合で
あっても、糸通しを行う場合、まず回動角度規制手段に
よって針取付位置に応じて糸通し用フックの最大回動角
度を規制するように構成したので、糸通し用フックを縫
針の目孔内に進入させたとき、糸通し用フックが縫針に
衝突することを確実に防止できる。この結果、糸通し用
フックの破損を防止できる。そして、この場合、糸通し
用フックを回動させるだけで糸通しが可能になるから、
ピンセットや糸通し具を操作するものに比べて、糸通し
作業を簡単に行うことができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を3本針タイプのロックミシン
に適用した一実施例について図面を参照しながら説明す
る。まず、図1及び図2において、針棒1は、ミシン本
体2の支持部2a及び2bに上下動可能に設けられてい
る。ミシン本体2は、図示しないミシンベッド部及びミ
シンアーム部から構成されている。上記針棒1の下端部
には、針取付手段である例えば針取付部3を介して複数
この場合例えば3本の縫針4,5,6が取付け可能にな
っている。
に適用した一実施例について図面を参照しながら説明す
る。まず、図1及び図2において、針棒1は、ミシン本
体2の支持部2a及び2bに上下動可能に設けられてい
る。ミシン本体2は、図示しないミシンベッド部及びミ
シンアーム部から構成されている。上記針棒1の下端部
には、針取付手段である例えば針取付部3を介して複数
この場合例えば3本の縫針4,5,6が取付け可能にな
っている。
【0011】図3に示すように、縫針4,5は後部側の
右、左に配置され、縫針6は前部側の左に配置されるよ
うになっている。この場合、縫針の取付態様としては、
図1及び図4に示すように縫針4及び縫針5を取付ける
態様と、図5及び図20に示すように縫針4及び縫針6
を取付ける態様との二つの態様がある。尚、3本の縫針
を全て同時に取付ける態様はない。
右、左に配置され、縫針6は前部側の左に配置されるよ
うになっている。この場合、縫針の取付態様としては、
図1及び図4に示すように縫針4及び縫針5を取付ける
態様と、図5及び図20に示すように縫針4及び縫針6
を取付ける態様との二つの態様がある。尚、3本の縫針
を全て同時に取付ける態様はない。
【0012】各縫針4,5,6は、針先の高さが異な
り、図1及び図20に示すように、縫針5が最も高く、
次いで縫針4、縫針6の順になっている。これに応じ
て、縫針5の目孔5aの位置が最も高く、次いで縫針4
の目孔4a、縫針6の目孔6aの順になっている。ま
た、針棒1の中間部分には、針棒抱き7が固定されてお
り、この針棒抱き7にリンク機構8が連結されている。
針棒1は、図示しないミシンモータからの駆動力が上
軸、クランク機構(いずれも図示しない)及び上記リン
ク機構8を介して伝達されることにより、上下方向に往
復駆動されるようになっている。上記針棒1のうちの針
棒抱き7の下部には、位置決めストッパ9が固定されて
いる。位置決めストッパ9の左端部には、図6に示すよ
うに、受け部9a及び溝部9bが形成されている。
り、図1及び図20に示すように、縫針5が最も高く、
次いで縫針4、縫針6の順になっている。これに応じ
て、縫針5の目孔5aの位置が最も高く、次いで縫針4
の目孔4a、縫針6の目孔6aの順になっている。ま
た、針棒1の中間部分には、針棒抱き7が固定されてお
り、この針棒抱き7にリンク機構8が連結されている。
針棒1は、図示しないミシンモータからの駆動力が上
軸、クランク機構(いずれも図示しない)及び上記リン
ク機構8を介して伝達されることにより、上下方向に往
復駆動されるようになっている。上記針棒1のうちの針
棒抱き7の下部には、位置決めストッパ9が固定されて
いる。位置決めストッパ9の左端部には、図6に示すよ
うに、受け部9a及び溝部9bが形成されている。
【0013】また、取付基板10が針棒1の中間部分に
位置してミシン本体2に固定されている。この取付基板
10には、図2にも示すように、上下端部に上支持片部
10a及び下支持片部10bが後方に向けて折曲形成さ
れていると共に、中間部位左側に中間支持片部10cが
後方に向けて折曲形成されている。上支持片部10a及
び下支持片部10bの各右部には、貫通孔が形成されて
おり、この貫通孔に上記針棒1が挿通されている。
位置してミシン本体2に固定されている。この取付基板
10には、図2にも示すように、上下端部に上支持片部
10a及び下支持片部10bが後方に向けて折曲形成さ
れていると共に、中間部位左側に中間支持片部10cが
後方に向けて折曲形成されている。上支持片部10a及
び下支持片部10bの各右部には、貫通孔が形成されて
おり、この貫通孔に上記針棒1が挿通されている。
【0014】上記針棒1の左方には、糸通し棒11が針
棒1に平行に配置されており、この糸通し棒11は、図
7にも示すように、取付基板10の中間支持片部10c
に形成された貫通孔及び下支持片部10bの左部に形成
された貫通孔に挿通支持されている。これにより、糸通
し棒11は、針棒1に平行に配置された状態で上下動可
能に構成されている。糸通し棒11の下端部には、フッ
ク保持部材12が取付けられている。また、糸通し棒1
1の上端部には、位置決め部材13が取付けられてい
る。
棒1に平行に配置されており、この糸通し棒11は、図
7にも示すように、取付基板10の中間支持片部10c
に形成された貫通孔及び下支持片部10bの左部に形成
された貫通孔に挿通支持されている。これにより、糸通
し棒11は、針棒1に平行に配置された状態で上下動可
能に構成されている。糸通し棒11の下端部には、フッ
ク保持部材12が取付けられている。また、糸通し棒1
1の上端部には、位置決め部材13が取付けられてい
る。
【0015】この位置決め部材13は、図2に示すよう
に、糸通し棒11に挿通されたコ字状部13a、このコ
字状部13aの上部後端から上方へ延設された突片部1
3b、及び、図1に示すようにコ字状部13aの下部後
端から右方へ延設された突片部13cから構成されてい
る。上記位置決め部材13のコ字状部13aの前面部に
突設された凸部13dと、ミシン本体2の支持部2aと
の間に、コイルばね25が設けられており、このコイル
ばね25により糸通し棒11が上方へ付勢されている。
に、糸通し棒11に挿通されたコ字状部13a、このコ
字状部13aの上部後端から上方へ延設された突片部1
3b、及び、図1に示すようにコ字状部13aの下部後
端から右方へ延設された突片部13cから構成されてい
る。上記位置決め部材13のコ字状部13aの前面部に
突設された凸部13dと、ミシン本体2の支持部2aと
の間に、コイルばね25が設けられており、このコイル
ばね25により糸通し棒11が上方へ付勢されている。
【0016】上記位置決め部材13の突片部13bに
は、長孔が形成されており、この長孔に糸通し棒11に
突設されたピン14が嵌合している。このピン14とコ
字状部13aとの間に位置決めカム15が設けられてお
り、この位置決めカム15は糸通し棒11に回動可能に
挿通されている。コ字状部13aの上部と糸通し棒11
に固定されたばね支え16との間に、コイルばね17が
設けられており、このコイルばね17によりコ字状部1
3a及び位置決めカム15が上方へ付勢されている。ま
た、位置決めカム15の上部には、図8に示すように、
筒状壁部が形成されており、この筒状壁部にカム溝とし
て3個の凹部15a,15b,15cが形成されてい
る。この凹部15a,15b,15cのいずれか一つに
上記ピン14が選択的に嵌合するようになっている。3
個の凹部15a,15b,15cは、各高さが異なるも
のであり、凹部15aが縫針4に、凹部15bが縫針5
に、凹部15cが縫針6に対応するように設定されてい
る。
は、長孔が形成されており、この長孔に糸通し棒11に
突設されたピン14が嵌合している。このピン14とコ
字状部13aとの間に位置決めカム15が設けられてお
り、この位置決めカム15は糸通し棒11に回動可能に
挿通されている。コ字状部13aの上部と糸通し棒11
に固定されたばね支え16との間に、コイルばね17が
設けられており、このコイルばね17によりコ字状部1
3a及び位置決めカム15が上方へ付勢されている。ま
た、位置決めカム15の上部には、図8に示すように、
筒状壁部が形成されており、この筒状壁部にカム溝とし
て3個の凹部15a,15b,15cが形成されてい
る。この凹部15a,15b,15cのいずれか一つに
上記ピン14が選択的に嵌合するようになっている。3
個の凹部15a,15b,15cは、各高さが異なるも
のであり、凹部15aが縫針4に、凹部15bが縫針5
に、凹部15cが縫針6に対応するように設定されてい
る。
【0017】また、糸通し棒11のうちの取付基板10
に支持された部分には、レバー部材18が回動可能に設
けられている。このレバー部材18は、図7に示すよう
に、ほぼコ字状の基部18a、この基部18aの上端部
に上方へ延びるように直角に折曲された突片部18b及
び基部18aの下端部に延設された摘み部18cから構
成されている。基部18aの上下端部には貫通孔が形成
されており、この貫通孔内に糸通し棒11が挿通されて
いる。この場合、基部18aは取付基板10の中間支持
片部10cと下支持片部10bとの間に配置されてい
る。
に支持された部分には、レバー部材18が回動可能に設
けられている。このレバー部材18は、図7に示すよう
に、ほぼコ字状の基部18a、この基部18aの上端部
に上方へ延びるように直角に折曲された突片部18b及
び基部18aの下端部に延設された摘み部18cから構
成されている。基部18aの上下端部には貫通孔が形成
されており、この貫通孔内に糸通し棒11が挿通されて
いる。この場合、基部18aは取付基板10の中間支持
片部10cと下支持片部10bとの間に配置されてい
る。
【0018】また、レバー部材18の突片部18bに
は、上下方向へ沿って長孔18dが形成されており、こ
の長孔18dに位置決めカム15の側面部に突設された
凸部15dが嵌合している。これにより、レバー部材1
8が回動されると、位置決めカム15が回動して、ピン
14と凹部15a〜15cとの嵌合の組合わせが変わる
ようになっている。上記嵌合の組合わせが変わると、糸
通し棒11に対する位置決め部材13の位置が上下方向
へ移動するようになっている。尚、レバー部材18の基
部18aの下端側部位には、図7に示すように、係合凸
部18eが後方へ向けて突設されていると共に、カム突
片部18fが突設されている。上述したレバー部材18
及び位置決めカム15等により高さ位置選択手段19が
構成されている。
は、上下方向へ沿って長孔18dが形成されており、こ
の長孔18dに位置決めカム15の側面部に突設された
凸部15dが嵌合している。これにより、レバー部材1
8が回動されると、位置決めカム15が回動して、ピン
14と凹部15a〜15cとの嵌合の組合わせが変わる
ようになっている。上記嵌合の組合わせが変わると、糸
通し棒11に対する位置決め部材13の位置が上下方向
へ移動するようになっている。尚、レバー部材18の基
部18aの下端側部位には、図7に示すように、係合凸
部18eが後方へ向けて突設されていると共に、カム突
片部18fが突設されている。上述したレバー部材18
及び位置決めカム15等により高さ位置選択手段19が
構成されている。
【0019】さて、上記したフック保持部材12には、
糸通し用フック20(図10参照)が取付けられてい
る。以下、この取付構造について図9及び図10に従っ
て説明する。図10において、糸通し用フック20は、
ほぼL字状の基板部20a及びこの基板部20aの先端
に前方に向けて突設されたフック部20bから成る。糸
通し用フック20は、2個のフック保護部材21,22
により挟持されている。フック保護部材21,22は、
ほぼL字状の基板部21a,22a及びこの基板部21
a,22aの先端に前方に向けて突設されたフック保護
部21b,22bから成る。糸通し用フック20及びフ
ック保護部材21,22は、図10中右端をかしめピン
23を介してかしめると共に、L字の角部部位をかしめ
ることにより、一体化されている。
糸通し用フック20(図10参照)が取付けられてい
る。以下、この取付構造について図9及び図10に従っ
て説明する。図10において、糸通し用フック20は、
ほぼL字状の基板部20a及びこの基板部20aの先端
に前方に向けて突設されたフック部20bから成る。糸
通し用フック20は、2個のフック保護部材21,22
により挟持されている。フック保護部材21,22は、
ほぼL字状の基板部21a,22a及びこの基板部21
a,22aの先端に前方に向けて突設されたフック保護
部21b,22bから成る。糸通し用フック20及びフ
ック保護部材21,22は、図10中右端をかしめピン
23を介してかしめると共に、L字の角部部位をかしめ
ることにより、一体化されている。
【0020】また、フック保持部材12の後面部には、
溝12aが水平方向に形成されている。この溝12a内
に、糸通し用フック20及びフック保護部材21,22
の基板部20a〜22aがスライド可能に収納した状態
で、カバー24をねじ止めしている。これにより、糸通
し用フック20がフック保持部材12即ち糸通し棒11
にスライド可能になっている。
溝12aが水平方向に形成されている。この溝12a内
に、糸通し用フック20及びフック保護部材21,22
の基板部20a〜22aがスライド可能に収納した状態
で、カバー24をねじ止めしている。これにより、糸通
し用フック20がフック保持部材12即ち糸通し棒11
にスライド可能になっている。
【0021】また、糸通し棒11を回動させると、該糸
通し棒11の軸心を回動支点としてフック保持部材12
が回動する即ち糸通し用フック20が回動するようにな
っている。糸通し用フック20は、その回動に応じて縫
針4,5,6の目孔4a,5a,6a内に進入及び目孔
4a,5a,6a内から後退するように構成されてい
る。
通し棒11の軸心を回動支点としてフック保持部材12
が回動する即ち糸通し用フック20が回動するようにな
っている。糸通し用フック20は、その回動に応じて縫
針4,5,6の目孔4a,5a,6a内に進入及び目孔
4a,5a,6a内から後退するように構成されてい
る。
【0022】上記カバー24の両端部には、長孔24a
及び貫通孔24bが形成されており、その長孔24a内
に上記かしめピン23が挿通されている。また、フック
保護部材21の基板部21aの中間部には、節度用の凹
部21c、21dが形成されており、板ばね26により
押さえ付けられた節度用のボール27がカバー24の貫
通孔24bを通って上記凹部21c又は21dに嵌合す
るようになっている。この嵌合により、糸通し用フック
20のスライド位置が位置決めされる。
及び貫通孔24bが形成されており、その長孔24a内
に上記かしめピン23が挿通されている。また、フック
保護部材21の基板部21aの中間部には、節度用の凹
部21c、21dが形成されており、板ばね26により
押さえ付けられた節度用のボール27がカバー24の貫
通孔24bを通って上記凹部21c又は21dに嵌合す
るようになっている。この嵌合により、糸通し用フック
20のスライド位置が位置決めされる。
【0023】そして、フック保持部材12には、図9に
示すように、レバー28がねじ29を支点として回動可
能に設けられている。レバー28の下端に形成された凹
部28aが、糸通し用フック20のかしめピン23に係
合している。これにより、レバー28が往復回動する
と、糸通し用フック20が左右にスライド動作してその
回動半径が変化するように構成されている。また、レバ
ー28の上端に形成された凹部28bが、上記したレバ
ー部材18の係合凸部18eに係合するようになってい
る。これらレバー部材18、レバー28、糸通し用フッ
ク20、フック保護部材21,22及びフック保持部材
12等により回動半径選択手段30が構成されている。
尚、フック保持部材12の左端部には、摘み部12bが
左方へ向けて突設されている。
示すように、レバー28がねじ29を支点として回動可
能に設けられている。レバー28の下端に形成された凹
部28aが、糸通し用フック20のかしめピン23に係
合している。これにより、レバー28が往復回動する
と、糸通し用フック20が左右にスライド動作してその
回動半径が変化するように構成されている。また、レバ
ー28の上端に形成された凹部28bが、上記したレバ
ー部材18の係合凸部18eに係合するようになってい
る。これらレバー部材18、レバー28、糸通し用フッ
ク20、フック保護部材21,22及びフック保持部材
12等により回動半径選択手段30が構成されている。
尚、フック保持部材12の左端部には、摘み部12bが
左方へ向けて突設されている。
【0024】一方、取付基板10の左端部には、図1に
示すように、上下方向に沿って長孔10dが形成されて
おり、この長孔10d内に糸通し棒11の中間部分に前
方へ向けて突設されたピン31が嵌合している。取付基
板10の左端下部には、長孔10dに連続して矩形状の
切欠部10eが形成されている。ここで、取付基板10
の下部には、規制部材32が軸33を支点としてその回
りに回動可能に設けられている。上記切欠部10e及び
規制部材32が、回動角度規制手段34を構成してい
る。
示すように、上下方向に沿って長孔10dが形成されて
おり、この長孔10d内に糸通し棒11の中間部分に前
方へ向けて突設されたピン31が嵌合している。取付基
板10の左端下部には、長孔10dに連続して矩形状の
切欠部10eが形成されている。ここで、取付基板10
の下部には、規制部材32が軸33を支点としてその回
りに回動可能に設けられている。上記切欠部10e及び
規制部材32が、回動角度規制手段34を構成してい
る。
【0025】規制部材32は、図11に示すように、腕
部32a、この腕部32aの先端部に直角に突設された
規制突片部32b、腕部32aの基端部に後方へ向けて
突設された突片部32cから構成されている。この突片
部32cの先端には、前記レバー部材18のカム突片部
18f(図7参照)が当接するための当接部32dが斜
めに形成されている。上記規制部材32の基端部に形成
されたばね掛け部32eと、取付基板10の右端部に設
けられたばね掛け部10fとの間にコイルばね35が設
けられている。このコイルばね35により、規制部材3
2が右回り方向へ回動付勢されている。
部32a、この腕部32aの先端部に直角に突設された
規制突片部32b、腕部32aの基端部に後方へ向けて
突設された突片部32cから構成されている。この突片
部32cの先端には、前記レバー部材18のカム突片部
18f(図7参照)が当接するための当接部32dが斜
めに形成されている。上記規制部材32の基端部に形成
されたばね掛け部32eと、取付基板10の右端部に設
けられたばね掛け部10fとの間にコイルばね35が設
けられている。このコイルばね35により、規制部材3
2が右回り方向へ回動付勢されている。
【0026】次に、上記構成の作用を図12ないし図2
0も参照して説明する。まず、縫針4,5,6のうち左
右の縫針4及び5を針取付部3に取付けた態様で、縫針
4に対して糸通しを行う場合について述べる。この場
合、図示しないプーリを回転させて、針棒1の位置を上
死点の前後3mm程度の範囲内に位置するように予め設
定しておく。この位置に針棒1を位置させておけば、上
ルーパー、下ルーパー及び布端切断用のメス(いずれも
図示しない)等が糸通し作業の邪魔になることがない。
0も参照して説明する。まず、縫針4,5,6のうち左
右の縫針4及び5を針取付部3に取付けた態様で、縫針
4に対して糸通しを行う場合について述べる。この場
合、図示しないプーリを回転させて、針棒1の位置を上
死点の前後3mm程度の範囲内に位置するように予め設
定しておく。この位置に針棒1を位置させておけば、上
ルーパー、下ルーパー及び布端切断用のメス(いずれも
図示しない)等が糸通し作業の邪魔になることがない。
【0027】この状態で、まずレバー部材18の摘み部
18を手指で操作してレバー部材18を回動させ、位置
決めカム15の凹部15a内に糸通し棒11のピン14
が嵌合するようにする。これにより、糸通し用フック2
0の高さ位置が縫針4に対応する。このとき同時に、図
15に示すように、レバー部材18の係合凸部18eが
レバー28を左回り方向へ回動させて、かしめピン23
を右方へ(図9においては左方へ)スライドさせ、図1
0に示すボール27がフック保護部材22の節度用の凹
部22aに嵌合する。この結果、糸通し用フック20の
回動半径が長くなる。
18を手指で操作してレバー部材18を回動させ、位置
決めカム15の凹部15a内に糸通し棒11のピン14
が嵌合するようにする。これにより、糸通し用フック2
0の高さ位置が縫針4に対応する。このとき同時に、図
15に示すように、レバー部材18の係合凸部18eが
レバー28を左回り方向へ回動させて、かしめピン23
を右方へ(図9においては左方へ)スライドさせ、図1
0に示すボール27がフック保護部材22の節度用の凹
部22aに嵌合する。この結果、糸通し用フック20の
回動半径が長くなる。
【0028】この後、フック保持部材12の摘み部12
bを手指で操作して糸通し棒11を下方へ移動させる
と、図12及び図13に示すように、糸通し棒11の位
置決め部材13の突片部13cが針棒1の位置決めスト
ッパ9の受け部9a(図6参照)に当接し、糸通し棒1
1の下方への移動が規制される。そして、図14に示す
ように、フック保持部材12の摘み部12bを手指で操
作して糸通し棒11を回動させて糸通し用フック20を
手前へ回動させると、糸通し用フック20のフック部2
0bが縫針4の目孔4a内に進入する。
bを手指で操作して糸通し棒11を下方へ移動させる
と、図12及び図13に示すように、糸通し棒11の位
置決め部材13の突片部13cが針棒1の位置決めスト
ッパ9の受け部9a(図6参照)に当接し、糸通し棒1
1の下方への移動が規制される。そして、図14に示す
ように、フック保持部材12の摘み部12bを手指で操
作して糸通し棒11を回動させて糸通し用フック20を
手前へ回動させると、糸通し用フック20のフック部2
0bが縫針4の目孔4a内に進入する。
【0029】このとき、図示しない糸コマから導いた糸
36を、図15に示すように、フック保持部材12の糸
案内部12cに案内させてから目孔4aの手前側に張り
渡して、フック部20bに引っ掛ける。この後、糸通し
用フック20を後方へ回動させると、フック部20bが
糸36を引っ掛けながら縫針4の目孔4a内から後退す
る。この後退するときに、フック部20bが糸36を目
孔4a内に通す。
36を、図15に示すように、フック保持部材12の糸
案内部12cに案内させてから目孔4aの手前側に張り
渡して、フック部20bに引っ掛ける。この後、糸通し
用フック20を後方へ回動させると、フック部20bが
糸36を引っ掛けながら縫針4の目孔4a内から後退す
る。この後退するときに、フック部20bが糸36を目
孔4a内に通す。
【0030】ここで、糸通し用フック20を手前へ回動
してフック部20bが縫針4の目孔4a内に進入したと
き、図14に示すように、糸通し棒11のピン31が二
点鎖線にて示すように規制部材32の規制突片部32b
に当接する。この結果、糸通し棒11の回動が規制され
る。即ち、糸通し棒11の回動角度が規制される。これ
により、糸通し用フック20が縫針4に衝突することが
防止されるようになっている。
してフック部20bが縫針4の目孔4a内に進入したと
き、図14に示すように、糸通し棒11のピン31が二
点鎖線にて示すように規制部材32の規制突片部32b
に当接する。この結果、糸通し棒11の回動が規制され
る。即ち、糸通し棒11の回動角度が規制される。これ
により、糸通し用フック20が縫針4に衝突することが
防止されるようになっている。
【0031】この場合、糸通し用フック20を目孔4a
内に進入及び後退させるために回動させているときは、
糸通し棒11の位置決め部材13の突片部13cが針棒
1の位置決めストッパ9の溝部9b(図6参照)内に配
置されているので、糸通し棒11が上下方向へ移動する
ことがない。そして、糸通し用フック20を後方へ回動
させて回動開始位置まで戻すと、糸通し棒11はコイル
ばね25のばね力により上方へ移動され、図1及び図2
に示す元の状態に復帰する。
内に進入及び後退させるために回動させているときは、
糸通し棒11の位置決め部材13の突片部13cが針棒
1の位置決めストッパ9の溝部9b(図6参照)内に配
置されているので、糸通し棒11が上下方向へ移動する
ことがない。そして、糸通し用フック20を後方へ回動
させて回動開始位置まで戻すと、糸通し棒11はコイル
ばね25のばね力により上方へ移動され、図1及び図2
に示す元の状態に復帰する。
【0032】続いて、左の縫針5の目孔5aに糸36を
通すには、レバー部材18の摘み部18cを手指で操作
してレバー部材18を回動させ、位置決めカム15の凹
部15b内に糸通し棒11のピン14が嵌合するように
設定する。これにより、糸通し用フック20の高さ位置
が縫針5に対応するようになる。このとき同時に、図1
7に示すように、レバー部材18の係合凸部18eがレ
バー28を右回り方向へ回動させて、かしめピン23を
左方へ(図9においては右方へ)スライドさせ、図10
に示すボール27がフック保護部材22の節度用の凹部
22bに嵌合する。この結果、糸通し用フック20の回
動半径が短くなる。
通すには、レバー部材18の摘み部18cを手指で操作
してレバー部材18を回動させ、位置決めカム15の凹
部15b内に糸通し棒11のピン14が嵌合するように
設定する。これにより、糸通し用フック20の高さ位置
が縫針5に対応するようになる。このとき同時に、図1
7に示すように、レバー部材18の係合凸部18eがレ
バー28を右回り方向へ回動させて、かしめピン23を
左方へ(図9においては右方へ)スライドさせ、図10
に示すボール27がフック保護部材22の節度用の凹部
22bに嵌合する。この結果、糸通し用フック20の回
動半径が短くなる。
【0033】この後、上述した縫針4の場合と同様にし
てフック保持部材12の摘み部12bを手指で操作して
糸通し棒11を下方へ移動させると、位置決め部材13
の突片部13cが位置決めストッパ9の受け部9aに当
接し、糸通し棒11の下方への移動が規制される。そし
て、図16に示すように、フック保持部材12の摘み部
12bを手指で操作して、糸通し用フック20を手前へ
回動させると、糸通し用フック20のフック部20bが
縫針5の目孔5a内に進入する。これによって、左の縫
針5の目孔5a内に糸36を通すことができる。
てフック保持部材12の摘み部12bを手指で操作して
糸通し棒11を下方へ移動させると、位置決め部材13
の突片部13cが位置決めストッパ9の受け部9aに当
接し、糸通し棒11の下方への移動が規制される。そし
て、図16に示すように、フック保持部材12の摘み部
12bを手指で操作して、糸通し用フック20を手前へ
回動させると、糸通し用フック20のフック部20bが
縫針5の目孔5a内に進入する。これによって、左の縫
針5の目孔5a内に糸36を通すことができる。
【0034】この場合も、上記した縫針4の場合と同様
にして、糸通し用フック20を手前へ回動してフック部
20bが縫針5の目孔5a内に進入したとき、図16に
示すように、糸通し棒11のピン31が二点鎖線にて示
すように規制部材32の規制突片部32bに当接する。
この結果、糸通し棒11の回動が規制される。即ち、糸
通し棒11の回動角度が規制される。これにより、糸通
し用フック20が縫針5に衝突することが確実に防止さ
れる。
にして、糸通し用フック20を手前へ回動してフック部
20bが縫針5の目孔5a内に進入したとき、図16に
示すように、糸通し棒11のピン31が二点鎖線にて示
すように規制部材32の規制突片部32bに当接する。
この結果、糸通し棒11の回動が規制される。即ち、糸
通し棒11の回動角度が規制される。これにより、糸通
し用フック20が縫針5に衝突することが確実に防止さ
れる。
【0035】次に、縫針4及び6を針取付部3に取付け
た態様で、縫針6に対して糸通しを行う場合について述
べる。この場合、レバー部材18の摘み部18cを手指
で操作してレバー部材18を回動させ、位置決めカム1
5の凹部15c内(図8参照)に糸通し棒11のピン1
4が嵌合するように設定する。これにより、糸通し用フ
ック20の高さ位置が縫針6に対応するようになる。こ
のときには、図19に示すように、上述した縫針5の場
合と同様に、レバー部材18の係合凸部18eがレバー
28を右回り方向へ回動させるから、かしめピン23が
左方へ(図9においては右方へ)スライドされており、
図10に示すボール27がフック保護部材21の節度用
の凹部21dに嵌合している。
た態様で、縫針6に対して糸通しを行う場合について述
べる。この場合、レバー部材18の摘み部18cを手指
で操作してレバー部材18を回動させ、位置決めカム1
5の凹部15c内(図8参照)に糸通し棒11のピン1
4が嵌合するように設定する。これにより、糸通し用フ
ック20の高さ位置が縫針6に対応するようになる。こ
のときには、図19に示すように、上述した縫針5の場
合と同様に、レバー部材18の係合凸部18eがレバー
28を右回り方向へ回動させるから、かしめピン23が
左方へ(図9においては右方へ)スライドされており、
図10に示すボール27がフック保護部材21の節度用
の凹部21dに嵌合している。
【0036】この結果、糸通し用フック20の回動半径
が短くなっており、縫針5の場合と同一である。このこ
とは、縫針6と縫針5が糸通し用フック20の回動軌跡
上の異なる位置に配置されるように構成されていること
を示している(図3参照)。また、レバー部材18の回
動に応じて、図20に示すように、レバー部材18のカ
ム突片部18fが規制部材32の突片部32cの当接部
32eに当接して該規制部材32が軸33を支点として
その回りに回動させている。
が短くなっており、縫針5の場合と同一である。このこ
とは、縫針6と縫針5が糸通し用フック20の回動軌跡
上の異なる位置に配置されるように構成されていること
を示している(図3参照)。また、レバー部材18の回
動に応じて、図20に示すように、レバー部材18のカ
ム突片部18fが規制部材32の突片部32cの当接部
32eに当接して該規制部材32が軸33を支点として
その回りに回動させている。
【0037】この後、フック保持部材12の摘み部12
bを手指で操作して糸通し棒11を下方へ移動させる
と、位置決め部材13の突片部13cが位置決めストッ
パ9の受け部9aに当接し、糸通し棒11の下方への移
動が規制される。そして、図18に示すように、フック
保持部材12の摘み部12bを手指で操作して、糸通し
用フック20を手前へ回動させると、糸通し用フック2
0のフック部20bが縫針6の目孔6a内に進入する。
これによって、縫針6の目孔6a内に糸36を通すこと
ができる。
bを手指で操作して糸通し棒11を下方へ移動させる
と、位置決め部材13の突片部13cが位置決めストッ
パ9の受け部9aに当接し、糸通し棒11の下方への移
動が規制される。そして、図18に示すように、フック
保持部材12の摘み部12bを手指で操作して、糸通し
用フック20を手前へ回動させると、糸通し用フック2
0のフック部20bが縫針6の目孔6a内に進入する。
これによって、縫針6の目孔6a内に糸36を通すこと
ができる。
【0038】この場合、糸通し用フック20を手前へ回
動させたとき、図20に示すように、規制部材32が軸
33を支点として左回り方向へ回動されるので、糸通し
棒11のピン31が規制部材32の左突片部32bに当
接しなくなる。即ち、図18に二点鎖線で示すように、
ピン31が取付基板10の切欠部10e内の左縁部まで
回動し、糸通し棒11の回動角度が縫針5の場合に比べ
て大きくなるように設定されている。そして、ピン31
が取付基板10の切欠部10e内の左縁部に当接して回
動規制されることにより、糸通し用フック20が縫針6
に衝突することが防止される。
動させたとき、図20に示すように、規制部材32が軸
33を支点として左回り方向へ回動されるので、糸通し
棒11のピン31が規制部材32の左突片部32bに当
接しなくなる。即ち、図18に二点鎖線で示すように、
ピン31が取付基板10の切欠部10e内の左縁部まで
回動し、糸通し棒11の回動角度が縫針5の場合に比べ
て大きくなるように設定されている。そして、ピン31
が取付基板10の切欠部10e内の左縁部に当接して回
動規制されることにより、糸通し用フック20が縫針6
に衝突することが防止される。
【0039】このような構成の本実施例によれば、糸通
し用フック20の回動軌跡上の複数の針取付位置に縫針
5,6を選択的に取付ける場合であっても、これら縫針
5,6に対して糸通しを行う場合、規制部材32及び取
付基板10の切欠部10eによって糸通し用フック20
の回動角度を規制する構成としたので、糸通し用フック
20が縫針5,6に衝突することを防止でき、糸通し用
フック20が破損することを確実に防止できる。
し用フック20の回動軌跡上の複数の針取付位置に縫針
5,6を選択的に取付ける場合であっても、これら縫針
5,6に対して糸通しを行う場合、規制部材32及び取
付基板10の切欠部10eによって糸通し用フック20
の回動角度を規制する構成としたので、糸通し用フック
20が縫針5,6に衝突することを防止でき、糸通し用
フック20が破損することを確実に防止できる。
【0040】具体的には、縫針5へ糸を通す場合、糸通
し用フック20を手前へ回動させてフック部20bを縫
針5の目孔5a内に進入させたとき、図16に示すよう
に、糸通し棒11のピン31が二点鎖線にて示すように
規制部材32の左突片部32bに当接して、糸通し棒1
1の回動角度即ち糸通し用フック20の回動角度が規制
される構成であるので、糸通し用フック20が縫針5に
衝突して破損することを確実に防止できる。
し用フック20を手前へ回動させてフック部20bを縫
針5の目孔5a内に進入させたとき、図16に示すよう
に、糸通し棒11のピン31が二点鎖線にて示すように
規制部材32の左突片部32bに当接して、糸通し棒1
1の回動角度即ち糸通し用フック20の回動角度が規制
される構成であるので、糸通し用フック20が縫針5に
衝突して破損することを確実に防止できる。
【0041】また、縫針6へ糸を通す場合には、レバー
部材18を操作すると、図20に示すように、規制手段
32が回動して糸通し棒11のピン31が規制部材32
の規制突片部32bに当たらなくなり、糸通し用フック
20が縫針6の目孔6a内に進入することができる位置
まで回動可能になる。この場合、糸通し用フック20を
手前へ回動させたとき、図18に示すように、糸通し棒
11のピン31が取付基板10の切欠部10e内の左縁
部に当接して回動規制される構成であるので、糸通し用
フック20が縫針6に衝突して破損することを防止でき
る。
部材18を操作すると、図20に示すように、規制手段
32が回動して糸通し棒11のピン31が規制部材32
の規制突片部32bに当たらなくなり、糸通し用フック
20が縫針6の目孔6a内に進入することができる位置
まで回動可能になる。この場合、糸通し用フック20を
手前へ回動させたとき、図18に示すように、糸通し棒
11のピン31が取付基板10の切欠部10e内の左縁
部に当接して回動規制される構成であるので、糸通し用
フック20が縫針6に衝突して破損することを防止でき
る。
【0042】そして、上記実施例では、糸通し用フック
20を回動させるだけで縫針4,5,6に対する糸通し
が可能になるから、ピンセットや糸通し具を操作するも
のに比べて、糸通し作業を大幅に簡単に行うことができ
る。
20を回動させるだけで縫針4,5,6に対する糸通し
が可能になるから、ピンセットや糸通し具を操作するも
のに比べて、糸通し作業を大幅に簡単に行うことができ
る。
【0043】また、上記実施例では、針棒1を上死点の
前後3mm程度の範囲内に位置させておけば、位置決め
部材13の突片部13cが針棒1の位置決めストッパ9
に当接することにより、針棒1に対して糸通し用フック
20の位置を位置決めできる。従って、針棒1を一点に
正確に位置付けする必要がないから、針棒1の位置合わ
せを簡単に行うことができる。ちなみに、針棒1を、上
記した上死点の前後3mm程度の範囲内を移動させるに
は、プーリを回転角度で約30度回す必要があるから、
一点に正確に位置合わせする場合に比べ、位置合わせ作
業を非常に簡単に行うことができる。
前後3mm程度の範囲内に位置させておけば、位置決め
部材13の突片部13cが針棒1の位置決めストッパ9
に当接することにより、針棒1に対して糸通し用フック
20の位置を位置決めできる。従って、針棒1を一点に
正確に位置付けする必要がないから、針棒1の位置合わ
せを簡単に行うことができる。ちなみに、針棒1を、上
記した上死点の前後3mm程度の範囲内を移動させるに
は、プーリを回転角度で約30度回す必要があるから、
一点に正確に位置合わせする場合に比べ、位置合わせ作
業を非常に簡単に行うことができる。
【0044】尚、上記実施例では、3本針タイプのロッ
クミシンに適用したが、これに代えて、2本針タイプの
ロックミシンに適用しても良いことは勿論である。
クミシンに適用したが、これに代えて、2本針タイプの
ロックミシンに適用しても良いことは勿論である。
【0045】
【発明の効果】本発明は以上の説明から明らかなよう
に、針棒に平行に配置された状態で上下動可能に設けら
れた糸通し棒を備えると共に、この糸通し棒に設けられ
該糸通し棒の軸心を回動支点とする回動に応じて縫針の
目孔内に進入及び目孔内から後退する糸通し用フックを
備え、針棒に設けられ糸通し用フックの回動軌跡上の複
数の針取付位置に縫針を選択的に取付ける針取付手段を
備え、そして、針取付位置に応じて糸通し用フックの最
大回動角度を規制する回動角度規制手段を備える構成と
したので、糸通し用フックを回動させるだけで糸通しが
可能になるから、ピンセットや糸通し具を操作するもの
に比べて、糸通し作業を簡単に行うことができ、しか
も、糸通し用フックが縫針に衝突して破損することを防
止できるという優れた効果を奏する。
に、針棒に平行に配置された状態で上下動可能に設けら
れた糸通し棒を備えると共に、この糸通し棒に設けられ
該糸通し棒の軸心を回動支点とする回動に応じて縫針の
目孔内に進入及び目孔内から後退する糸通し用フックを
備え、針棒に設けられ糸通し用フックの回動軌跡上の複
数の針取付位置に縫針を選択的に取付ける針取付手段を
備え、そして、針取付位置に応じて糸通し用フックの最
大回動角度を規制する回動角度規制手段を備える構成と
したので、糸通し用フックを回動させるだけで糸通しが
可能になるから、ピンセットや糸通し具を操作するもの
に比べて、糸通し作業を簡単に行うことができ、しか
も、糸通し用フックが縫針に衝突して破損することを防
止できるという優れた効果を奏する。
【図1】本発明の一実施例を示す糸通し装置周辺の正面
図
図
【図2】糸通し装置周辺の側面図
【図3】縫針の位置を示す横断面図
【図4】縫針の取付態様を示す横断面図
【図5】縫針の他の取付態様を示す横断面図
【図6】位置決めストッパの斜視図
【図7】取付基板及びレバー部材周辺の分解斜視図
【図8】位置決めカムの斜視図
【図9】糸通しフック周辺の背面図
【図10】糸通しフック周辺の分解斜視図
【図11】規制部材の斜視図
【図12】糸通し棒を下方へ移動させた状態を示す図1
相当図
相当図
【図13】糸通し棒を下方へ移動させた状態を示す図2
相当図
相当図
【図14】糸通しフック周辺の横断面図
【図15】糸通しフック周辺の拡大正面図
【図16】図14相当図
【図17】図15相当図
【図18】図14相当図
【図19】図15相当図
【図20】糸通し棒を下方へ移動させた状態を示す図1
相当図
相当図
1は針棒、2はミシン本体、3は針取付部(針取付手
段)、4,5,6は縫針、4a,5a,6aは目孔、9
は位置決めストッパ、10は取付基板、10eは切欠
部、11は糸通し棒、13は位置決め部材、15は位置
決めカム、18はレバー部材、20は糸通し用フック、
20bはフック部、32は規制部材、34は回動角度規
制手段、36は糸を示す。
段)、4,5,6は縫針、4a,5a,6aは目孔、9
は位置決めストッパ、10は取付基板、10eは切欠
部、11は糸通し棒、13は位置決め部材、15は位置
決めカム、18はレバー部材、20は糸通し用フック、
20bはフック部、32は規制部材、34は回動角度規
制手段、36は糸を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 上下動可能に設けられ複数の縫針が取付
けられた針棒及び前記針棒に同期して揺動されるルーパ
ーを備えたミシンにおいて、 前記針棒に平行に配置された状態で上下動可能に設けら
れた糸通し棒と、 この糸通し棒に設けられ該糸通し棒の軸心を回動支点と
する回動に応じて前記縫針の目孔内に進入及び前記目孔
内から後退する糸通し用フックと、 前記針棒に設けられ前記糸通し用フックの回動軌跡上の
複数の針取付位置に前記縫針を選択的に取付ける針取付
手段と、 前記針取付位置に応じて前記糸通し用フックの最大回動
角度を規制する回動角度規制手段を備えたことを特徴と
するミシンの糸通し装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18819691A JPH057682A (ja) | 1991-07-02 | 1991-07-02 | ミシンの糸通し装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18819691A JPH057682A (ja) | 1991-07-02 | 1991-07-02 | ミシンの糸通し装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH057682A true JPH057682A (ja) | 1993-01-19 |
Family
ID=16219456
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18819691A Pending JPH057682A (ja) | 1991-07-02 | 1991-07-02 | ミシンの糸通し装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH057682A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006004373A1 (en) * | 2004-07-05 | 2006-01-12 | Inbro Co., Ltd. | Needle threading machine |
| KR100658189B1 (ko) * | 2004-07-05 | 2006-12-15 | (주) 인브로 | 실꿰기장치 |
| US7918171B2 (en) * | 2007-09-12 | 2011-04-05 | Juki Corporation | Threading device of sewing machine |
| CN102729229A (zh) * | 2012-07-03 | 2012-10-17 | 芜湖市湖净环保机械有限公司 | 一种多级泵检修台 |
| WO2022220016A1 (ja) * | 2021-04-14 | 2022-10-20 | 株式会社ジャノメ | ミシンの糸通し装置および該装置を備えるミシン |
-
1991
- 1991-07-02 JP JP18819691A patent/JPH057682A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006004373A1 (en) * | 2004-07-05 | 2006-01-12 | Inbro Co., Ltd. | Needle threading machine |
| KR100658190B1 (ko) * | 2004-07-05 | 2006-12-15 | (주) 인브로 | 실꿰기장치 |
| KR100658189B1 (ko) * | 2004-07-05 | 2006-12-15 | (주) 인브로 | 실꿰기장치 |
| US7337734B2 (en) | 2004-07-05 | 2008-03-04 | Inbro Co., Ltd. | Needle threading machine |
| US7918171B2 (en) * | 2007-09-12 | 2011-04-05 | Juki Corporation | Threading device of sewing machine |
| CN102729229A (zh) * | 2012-07-03 | 2012-10-17 | 芜湖市湖净环保机械有限公司 | 一种多级泵检修台 |
| WO2022220016A1 (ja) * | 2021-04-14 | 2022-10-20 | 株式会社ジャノメ | ミシンの糸通し装置および該装置を備えるミシン |
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