JPH0577323B2 - - Google Patents
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01G—CAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES, LIGHT-SENSITIVE OR TEMPERATURE-SENSITIVE DEVICES OF THE ELECTROLYTIC TYPE
- H01G4/00—Fixed capacitors; Processes of their manufacture
- H01G4/002—Details
- H01G4/005—Electrodes
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- Materials Engineering (AREA)
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Description
[産業上の利用分野]
本発明は、プラスチツクフイルムコンデンサに
関するものである。 [従来の技術] ポリフエニレンスルフイドフイルムを誘電体に
用いた耐熱性、周波数特性、温度特性等に優れた
コンデンサが、特開昭57−187327等によつて提案
されている。 しかし、アルミニウム薄膜を電極としたポリフ
エニレンスルフイドフイルムコンデンサに於いて
は、耐湿ライフが短いという欠点、すなわち高温
高湿環境下では電極の消失が早々に起こり、静電
容量の低下、および誘電損失の大幅な上昇を招く
という欠点を有していた。これに対し、特開昭62
−203315に於いて誘電体フイルムの表面粗度を選
ぶ、或いは特開昭62−226612に於いて誘電体フイ
ルムの濡れ張力を選ぶことによつて誘電体フイル
ムと電極薄膜との密着力を確保し、耐湿ライフを
改善することが提案されている。 [発明が解決しようとする課題] しかし、上記のいずれの方法によつてもその効
果は不十分で、特に外装などによつて外部からの
湿気の侵入を防ごうとしても、その効果がないと
いう、アルミニウム金属化ポリフエニレンスルフ
イドフイルムコンデンサに特有の欠点があつた。
誘電体フイルムと電極薄膜との密着力をより高め
たもの、或いは巻回もしくは積層された金属化フ
イルム間の密着力を高めたものでも十分な耐湿ラ
イフは得られなかつた。 本発明の目的は、従来のアルミニウム金属化ポ
リフエニレンスルフイドフイルムコンデンサの上
記の欠点を解消し、十分な耐湿ライフを持つコン
デンサを提供することにある。 [課題を解決するための手段] 本発明は、上記の目的を達成するため、以下の
構成を有する。 (1) ポリフエニレンスルフイドフイルムを主たる
誘電体とし、かつアルミニウム薄膜を電極とす
るコンデンサに於いて、該アルミニウム薄膜表
面の含硫黄成分の付着量が、該表表面を軟X線
光電子分光法によつて測定したアルミニウム原
子数に対する硫黄原子数の組成比S/Alで示
して、0.14以下であることを特徴とするコンデ
ンサ。 (2) ポリフエニレンスルフイドフイルムを主たる
誘電体とし、かつアルミニウム薄膜を電極とす
るコンデンサに於いて、該アルミニウム薄膜表
面の含塩素成分の付着量が、該表面を軟X線光
電子分光法によつて測定したアルミニウム原子
数に対する塩素原子数の組成比Cl/Alで示し
て、0.013以下であることを特徴とするコンデ
ンサ。 (3) ポリフエニレンスルフイドフイルムを主たる
誘電体とし、アルミニウム薄膜を電極とするコ
ンデンサに於いて、該アルミニウム薄膜表面の
含硫黄成分および含塩素成分の付着量が、該表
面を軟X線光電子分光法によつて測定したアル
ミニウム原子数に対する硫黄原子数および塩素
原子数の組成比S/AlおよびCl/Alで示して、
0.14以下および0.013以下であることを特徴と
するコンデンサ。 本発明に於いて、ポリフエニレンスルフイドフ
イルム(以下PPSフイルムと略称することがあ
る)とは、ポリ−p−フエニレンスルフイドを主
成分とする樹脂組成物の二軸配向フイルムであ
る。該フイルムの厚さは、0.2μm〜25μmの範囲
が好ましい。該フイルムの平均表面粗さRaは、
フイルムの取り扱い作業性、コンデンサ素子の成
形性、及びアルミニウム薄膜との密着性の点から
0.02μm〜0.15μmであることが好ましい。 ここで、ポリ−p−フエニレンスルフイドを主
成分とする樹脂組成物(以下PPS樹脂組成物と略
称することがある)とは、ポリ−p−フエニレン
スルフイドを70重量%以上含む組成物をいう。ポ
リ−p−フエニレンスルフイドの含有量が70重量
%未満では、該組成物からなるフイルムの特長で
ある耐熱性、周波数特性、温度特性等を損なう。 さらにここで、ポリ−p−フエニレンスルフイ
ド(以下PPSと略称することがある。)とは、繰
り返し単位の70モル%以上(好ましくは85モル%
以上)が構造式
関するものである。 [従来の技術] ポリフエニレンスルフイドフイルムを誘電体に
用いた耐熱性、周波数特性、温度特性等に優れた
コンデンサが、特開昭57−187327等によつて提案
されている。 しかし、アルミニウム薄膜を電極としたポリフ
エニレンスルフイドフイルムコンデンサに於いて
は、耐湿ライフが短いという欠点、すなわち高温
高湿環境下では電極の消失が早々に起こり、静電
容量の低下、および誘電損失の大幅な上昇を招く
という欠点を有していた。これに対し、特開昭62
−203315に於いて誘電体フイルムの表面粗度を選
ぶ、或いは特開昭62−226612に於いて誘電体フイ
ルムの濡れ張力を選ぶことによつて誘電体フイル
ムと電極薄膜との密着力を確保し、耐湿ライフを
改善することが提案されている。 [発明が解決しようとする課題] しかし、上記のいずれの方法によつてもその効
果は不十分で、特に外装などによつて外部からの
湿気の侵入を防ごうとしても、その効果がないと
いう、アルミニウム金属化ポリフエニレンスルフ
イドフイルムコンデンサに特有の欠点があつた。
誘電体フイルムと電極薄膜との密着力をより高め
たもの、或いは巻回もしくは積層された金属化フ
イルム間の密着力を高めたものでも十分な耐湿ラ
イフは得られなかつた。 本発明の目的は、従来のアルミニウム金属化ポ
リフエニレンスルフイドフイルムコンデンサの上
記の欠点を解消し、十分な耐湿ライフを持つコン
デンサを提供することにある。 [課題を解決するための手段] 本発明は、上記の目的を達成するため、以下の
構成を有する。 (1) ポリフエニレンスルフイドフイルムを主たる
誘電体とし、かつアルミニウム薄膜を電極とす
るコンデンサに於いて、該アルミニウム薄膜表
面の含硫黄成分の付着量が、該表表面を軟X線
光電子分光法によつて測定したアルミニウム原
子数に対する硫黄原子数の組成比S/Alで示
して、0.14以下であることを特徴とするコンデ
ンサ。 (2) ポリフエニレンスルフイドフイルムを主たる
誘電体とし、かつアルミニウム薄膜を電極とす
るコンデンサに於いて、該アルミニウム薄膜表
面の含塩素成分の付着量が、該表面を軟X線光
電子分光法によつて測定したアルミニウム原子
数に対する塩素原子数の組成比Cl/Alで示し
て、0.013以下であることを特徴とするコンデ
ンサ。 (3) ポリフエニレンスルフイドフイルムを主たる
誘電体とし、アルミニウム薄膜を電極とするコ
ンデンサに於いて、該アルミニウム薄膜表面の
含硫黄成分および含塩素成分の付着量が、該表
面を軟X線光電子分光法によつて測定したアル
ミニウム原子数に対する硫黄原子数および塩素
原子数の組成比S/AlおよびCl/Alで示して、
0.14以下および0.013以下であることを特徴と
するコンデンサ。 本発明に於いて、ポリフエニレンスルフイドフ
イルム(以下PPSフイルムと略称することがあ
る)とは、ポリ−p−フエニレンスルフイドを主
成分とする樹脂組成物の二軸配向フイルムであ
る。該フイルムの厚さは、0.2μm〜25μmの範囲
が好ましい。該フイルムの平均表面粗さRaは、
フイルムの取り扱い作業性、コンデンサ素子の成
形性、及びアルミニウム薄膜との密着性の点から
0.02μm〜0.15μmであることが好ましい。 ここで、ポリ−p−フエニレンスルフイドを主
成分とする樹脂組成物(以下PPS樹脂組成物と略
称することがある)とは、ポリ−p−フエニレン
スルフイドを70重量%以上含む組成物をいう。ポ
リ−p−フエニレンスルフイドの含有量が70重量
%未満では、該組成物からなるフイルムの特長で
ある耐熱性、周波数特性、温度特性等を損なう。 さらにここで、ポリ−p−フエニレンスルフイ
ド(以下PPSと略称することがある。)とは、繰
り返し単位の70モル%以上(好ましくは85モル%
以上)が構造式
【式】で示される構成
単位からなる重合体をいう。係る成分が70モル%
未満ではポリマの結晶性、熱転移温度等が低くな
りPPSを主成分とする樹脂組成物からなるフイル
ムの特長である耐熱性、寸法安定性、機械的特性
等を損なう。PPSの溶融粘度は、300℃、せん断
速度200sec-1のもとで500〜15000ポイズの範囲が
好ましい。 本発明に於いて、電極となるアルミニウム薄膜
とは、真空蒸着法、スパツタ法、メツキ法などの
方法で誘電体フイルム上に形成された非自己支持
性のアルミニウムの薄膜である。ここでアルミニ
ウムとは、金属アルミニウムを主成分とする金属
組成物のことであり、薄膜支持体との密着性や耐
湿性を改善する目的でNi、Crなどの他の金属や
有機物、無機物が含まれることは差し支えない。
該薄膜の厚みは耐湿性とセルフヒール性の点か
ら、薄膜形成後の表面抵抗にして1Ω〜10Ωであ
ることが好ましい。 本発明のコンデンサは電極となるアルミニウム
薄膜表面への含硫黄成分の付着量が、該表面を光
電子分光法によつて測定したアルミニウム原子数
に対する硫黄原子数の組成比S/Alで示して、
0.14以下であること、及び/または含塩素成分の
付着量が、アルミニウム原子数に対する塩素原子
数の組成比Cl/Alで示して、0.013以下であるこ
ととしたものである。S/Al及び/またはCl/
Alがこの値より大きいと高温高湿環境下でのア
ルミニウム薄膜の腐蝕の進行が速くなり、十分な
耐湿ライフが得られない。 本発明のコンデンサはPPSフイルムを主たる誘
電体とするものであるが、PPSフイルムコンデン
サの特長である耐熱性、周波数特性、温度特性等
を損なわない範囲であれば、他の誘電体が電極間
に存在することは差し支えない。かかる誘電体の
例としてはポリエステル、ポリオレフイン、ポリ
カーボネイト、ポリフエニレンオキサイド、ポリ
スルフオン、ポリエーテルスルフオン、フツ素系
樹脂、絶縁油等が挙げられるがこれらに限定され
るものではない。 次に本発明のコンデンサの製造方法について述
べる。 本発明に用いるPPSは、周知の方法で製造する
ことができるが、ポリマパウダをジフエニルエー
テルで抽出するなど、分子量が1000〜2000程度の
低分子量成分を除去しておくことが、コンデンサ
にしたときのアルミニウム薄膜表面に付着する含
硫黄成分、含塩素成分を低減する上で好ましい。 また、アルミニウム薄膜を形成する表面の濡れ
張力は40dyn/cm以上、より好ましくは50dyn/
cm以上であることが好ましい。さらに、該表面に
あらかじめコロナ処理、プラズマ処理等を施した
アルミニウム薄膜と該薄膜支持体との密着力を向
上させることも好ましい。 本発明のコンデンサの構造は特に問わず、巻回
あるいは積層といつた周知の方法で製造すること
ができる。また、外装を施しても施さなくてもよ
い。外装の例としてはエポキシ樹脂によるモール
ド、デイツプ、PPS樹脂などによるケースや射出
成形などが挙げられるが、これに限定されない。
また、外装を特に施さなくても十分な耐湿ライフ
を有している。さらに、外部電極にリード線を接
続した構造としてもよく、またリード線を持たな
いいわゆるチツプコンデンサとして表面実装に適
した構造としてもよい。 本発明のコンデンサを製造する工程に於いて、
コンデンサ素子または母素子を加熱プレスする工
程がある場合、該加熱プレス温度は成形の効果と
PPSフイルムから溶出する不純物量の点から120
℃〜260℃、さらに好ましくは160℃〜230℃であ
ることが好ましい。 電極たるアルミニウム薄膜表面の含硫黄成分お
よび含塩素成分の付着量を前述の範囲にする方法
としては、例えば、少なくとも素子が加熱プレス
される前にPPSフイルムの非金属化面と対向する
電極アルミニウム薄膜表面の間に、誘電特性に影
響しない極薄いバリア層を設けることである。そ
のようなバリア層の例としては、少なくとも沸点
が260℃を超える有機物薄膜(パラフイン、オイ
ルなど)が挙げられる。塗布層の厚みは0.001μm
〜0.05μmであることが好ましい。 [作 用] 本発明のコンデンサが何故に従来のPPSフイル
ムコンデンサの欠点であつた耐湿ライフの改良が
達成されるのかは明確ではないが、おおよそ次の
ように推察される。すなわち、従来のアルミニウ
ム蒸着ポリフエニレンスルフイドフイルムコンデ
ンサにおいては、コンデンサ製造時または/およ
び使用時(ハンダ付けを含む)にフイルムにかか
る熱および圧力によつてフイルムの非蒸着面から
微量の含硫黄成分または/および含塩素成分が析
出し、これがアルミニウム薄膜の表面に転写さ
れ、アルミニウム薄膜の湿気による変質を促進す
るため、耐湿ライフが劣つていたのにたいし、本
発明のコンデンサにおいては、含硫黄成分また
は/および含塩素成分の付着が少ないためそのよ
うな作用を起こしにくいためと考えられる。 [発明の効果] 本発明のコンデンサはポリフエニレンスルフイ
ドフイルムコンデンサの特長である耐熱性、周波
数特性、温度特性等を全く損なうことなく、従来
不十分であつた耐湿ライフにも優れており、温
度、湿度、周波数などの極めて広い範囲で安定し
た特性を発揮する理想的なコンデンサとなつた。
また、本発明のコンデンサは無外装もしくはそれ
に近い状態でも十分な耐湿ライフを持たせること
ができるので、従来広範囲に使用されているポリ
エステルフイルムコンデンサでは必須であつた水
分の侵入を防止するための外装を省略または簡略
化することができ、コンデンサを小型化すること
も容易にする。 [特性の評価法] (1) 軟X線光電子分光法による含硫黄成分、含塩
素成分付着量の分析 コンデンサを解体し、電極となつていたアル
ミニウム薄膜を暴露させ該表面を軟X線光電子
分光法(ESCAまたはXPSとも呼ばれる)によ
つて分析し、測定したAl2P、S2P、Cl2Pの積分
強度比を検出感度で補正して原子数組成比を求
め、算術計算によりS/AlとCl/Alを算出し
て含硫黄成分、含塩素成分付着量とした。測定
条件を以下に示す。 測定装置:国際電気社製ES−200型 励起X線:Al Kα線(1486.6eV) X線出力:10kV、20mA 温度 :20℃ 真空度 :3×10-8torr (2) コンデンサの容量 自動キヤパシタンスブリツジを用いて測定し
た。 (3) 耐湿ライフ試験 コンデンサを60℃、95%RHの雰囲気下で
1000時間エージングして静電容量変化率を測定
した。これを△C/Cで示し、耐湿ライフ試験
結果とした。ここで、Cはエージング前の静電
容量、△Cはエージング前後の静電容量変化量
である。この値の絶対値が大きいほど耐湿ライ
フが短い。 (4) 表面粗さ JIS R−0601に準じて測定した。 (5) 濡れ張力 JIS K−6768(1971)に準じて測定した。 [実施例] 以下、実施例に基づき本発明を説明する。 実施例 1 a PPSフイルム 公称厚み2.5ミクロンの東レ(株)製二軸配向PPS
フイルム“トレリナ”を準備し、その片面に、1
平方メートルあたり1800ジユールの電気エネルギ
ー密度でコロナ処理を施した。 b 金属化 上記のフイルムのコロナ処理面側に表面抵抗値
が2Ωとなるようにアルミニウムを真空蒸着し
た。その際、長手方向に走るマージン部を有する
ストライプ状に蒸着した(蒸着部の幅9.0mm、マ
ージン部の幅1.0mmの繰り返し)。 c コンデンサ素子の製造 上記金属化フイルムの非金属化面に、パラフイ
ンを石油系溶剤に溶解した溶液を均一に塗布乾燥
して、理論値で0.003ミクロンの厚さにパラフイ
ンの皮膜を形成した。 つぎに各蒸着部の中央と各マージン部の中央に
刃を入れてスリツトし、左もしくは右に0.5mmの
マージンを有する全幅4.5mmのテープ状にして巻
きとつた。 得られたテープを左マージンおよび右マージン
のもの各1枚づつを重ね合わせて巻回し、静電容
量約0.1μFの巻回体を得た。その際、幅方向に蒸
着部分がマージン部より0.5mmはみだすように2
枚のフイルムをずらして巻回した。 これらの巻回体から芯材を抜いて、そのまま
180℃、10Kg/cm2の温度、圧力で5分間プレスし
た。さらに、両端面にメタリコンを溶射して外部
電極とし、メタリコンにリード線を溶接してコン
デンサ素子を得た。これをコンデンサA−1とす
る。このコンデンサを解体しアルミニウム蒸着面
を光電子分光法で含硫黄成分、含塩素成分付着量
を測定したところS/Al=0.053、Cl/Al=0.007
であつた。コンデンサA−1に粉体エポキシにデ
イツプする方法でエポキシの外装を設けたコンデ
ンサも作成した。これをコンデンサA−2とす
る。このコンデンサを解体しアルミニウム蒸着面
を光電子分光法で含硫黄成分、含塩素成分付着量
を測定したところS/Al=0.056、Cl/Al=0.008
であつた。これらのコンデンサの評価結果を、表
1に示す。 実施例 2 コンデンサ素子を加熱プレスする時の温度、圧
力を240℃、30Kg/cm2としたこと以外は実施例1
と同様の方法でコンデンサを得た。無外装のもの
をコンデンサB−1、外装付きのものをコンデン
サB−2とする。このコンデンサのアルミニウム
蒸着面の含硫黄成分、含塩素成分付着量は、コン
デンサB−1で、S/Al=0.113、Cl/Al=
0.007、コンデンサB−2で、S/Al=0.121、
Cl/Al=0.008であつた。これらのコンデンサの
評価結果を、表1に示す。 実施例 3 アルミニウム蒸着PPSフイルムの非蒸着面のパ
ラフイン皮膜の厚さを0.002ミクロンとし、コン
デンサ素子を加熱プレスする時の温度、圧力、時
間を260℃、30Kg/cm3、1分としたこと以外は実
施例1と同様の方法でコンデンサを得た。無外装
のものをコンデンサC−1、外装付きのものをコ
ンデンサC−2とする。このコンデンサのアルミ
ニウム蒸着面の含硫黄成分、含塩素成分付着量
は、コンデンサC−1で、S/Al=0.148、Cl/
Al=0.011、コンデンサC−2でS/Al=0.150、
Cl/Al=0.011であつた。これらのコンデンサの
評価結果を表1に示す。 実施例 4 アルミニウム蒸着PPSフイルムの非蒸着面のパ
ラフイン皮膜の厚さを0.002ミクロンとし、コン
デンサ素子を加熱プレスする時の時間を60分とし
たこと以外は実施例1と同様の方法でコンデンサ
を得た。無外装のものをコンデンサD−1、外装
付きのものをコンデンサD−2とする。このコン
デンサのアルミニウム蒸着面の含硫黄成分、含塩
素成分付着量は、コンデンサD−1で、S/Al
=0.133、Cl/Al=0.014、コンデンサD−2で
S/Al=0.135、Cl/Al=0.015であつた。これら
のコンデンサの評価結果を表1に示す。 比較例 1 アルミニウム蒸着PPSフイルムの非蒸着面にパ
ラフイン皮膜を形成しないこと以外は実施例1と
全く同様の方法でコンデンサを得た。無外装のも
のをコンデンサE−1、外装付きのものをコンデ
ンサE−2とする。これらのコンデンサのアルミ
ニウム蒸着面の含硫黄成分、含塩素成分付着量お
よび評価結果を、表1に示す。 比較例 2 アルミニウム蒸着PPSフイルムの非蒸着面にパ
ラフイン皮膜を形成しないこと以外は実施例2と
全く同様の方法でコンデンサを得た。無外装のも
のをコンデンサF−1、外装付きのものをコンデ
ンサF−2とする。これらのコンデンサのアルミ
ニウム蒸着面の含硫黄成分、含塩素成分付着量お
よび評価結果を、表1に示す。 比較例 3 誘電体として、公称厚み2.5ミクロンの東レ(株)
製2軸配向ポリエステルフイルム“ルミラー”を
用い、他は実施例1と同様にして、無外装、およ
び外装付きコンデンサを作成した。但し、プレス
温度、圧力は130℃、30Kg/cm2とした。無外装の
ものをコンデンサG−1、外装付きのものをコン
デンサG−2とする。これらのコンデンサのアル
ミニウム蒸着面の含硫黄成分、含塩素成分付着量
および評価結果を、表1に示す。 比較例 4 誘電体として、公称厚み2.5ミクロンの東レ(株)
製2軸配向ポリエステルフイルム“ルミラー”を
用い、他は比較例1と同様にして、無外装、およ
び外装付きコンデンサを作成した。但し、プレス
温度、圧力は130℃、30Kg/cm2とした。無外装の
ものをコンデンサH−1、外装付きのものをコン
デンサH−2とする。これらのコンデンサのアル
ミニウム蒸着面の含硫黄成分、含塩素成分付着量
および評価結果を、表1に示す。 表−1から、本発明のコンデンサが、外装の有
無にかかわらず優れた耐湿ライフを示すのに対
し、同じPPSフイルムを使用しても、アルミニウ
ム薄膜面の含硫黄成分、含塩素成分の付着量が多
いと、耐湿ライフが悪いことがわかる。また、誘
電体がポリエステルフイルムでは、アルミニウム
薄膜面の含硫黄成分、含塩素成分の付着量には関
係なく、特に無外装では耐湿ライフが悪いことも
わかる。
未満ではポリマの結晶性、熱転移温度等が低くな
りPPSを主成分とする樹脂組成物からなるフイル
ムの特長である耐熱性、寸法安定性、機械的特性
等を損なう。PPSの溶融粘度は、300℃、せん断
速度200sec-1のもとで500〜15000ポイズの範囲が
好ましい。 本発明に於いて、電極となるアルミニウム薄膜
とは、真空蒸着法、スパツタ法、メツキ法などの
方法で誘電体フイルム上に形成された非自己支持
性のアルミニウムの薄膜である。ここでアルミニ
ウムとは、金属アルミニウムを主成分とする金属
組成物のことであり、薄膜支持体との密着性や耐
湿性を改善する目的でNi、Crなどの他の金属や
有機物、無機物が含まれることは差し支えない。
該薄膜の厚みは耐湿性とセルフヒール性の点か
ら、薄膜形成後の表面抵抗にして1Ω〜10Ωであ
ることが好ましい。 本発明のコンデンサは電極となるアルミニウム
薄膜表面への含硫黄成分の付着量が、該表面を光
電子分光法によつて測定したアルミニウム原子数
に対する硫黄原子数の組成比S/Alで示して、
0.14以下であること、及び/または含塩素成分の
付着量が、アルミニウム原子数に対する塩素原子
数の組成比Cl/Alで示して、0.013以下であるこ
ととしたものである。S/Al及び/またはCl/
Alがこの値より大きいと高温高湿環境下でのア
ルミニウム薄膜の腐蝕の進行が速くなり、十分な
耐湿ライフが得られない。 本発明のコンデンサはPPSフイルムを主たる誘
電体とするものであるが、PPSフイルムコンデン
サの特長である耐熱性、周波数特性、温度特性等
を損なわない範囲であれば、他の誘電体が電極間
に存在することは差し支えない。かかる誘電体の
例としてはポリエステル、ポリオレフイン、ポリ
カーボネイト、ポリフエニレンオキサイド、ポリ
スルフオン、ポリエーテルスルフオン、フツ素系
樹脂、絶縁油等が挙げられるがこれらに限定され
るものではない。 次に本発明のコンデンサの製造方法について述
べる。 本発明に用いるPPSは、周知の方法で製造する
ことができるが、ポリマパウダをジフエニルエー
テルで抽出するなど、分子量が1000〜2000程度の
低分子量成分を除去しておくことが、コンデンサ
にしたときのアルミニウム薄膜表面に付着する含
硫黄成分、含塩素成分を低減する上で好ましい。 また、アルミニウム薄膜を形成する表面の濡れ
張力は40dyn/cm以上、より好ましくは50dyn/
cm以上であることが好ましい。さらに、該表面に
あらかじめコロナ処理、プラズマ処理等を施した
アルミニウム薄膜と該薄膜支持体との密着力を向
上させることも好ましい。 本発明のコンデンサの構造は特に問わず、巻回
あるいは積層といつた周知の方法で製造すること
ができる。また、外装を施しても施さなくてもよ
い。外装の例としてはエポキシ樹脂によるモール
ド、デイツプ、PPS樹脂などによるケースや射出
成形などが挙げられるが、これに限定されない。
また、外装を特に施さなくても十分な耐湿ライフ
を有している。さらに、外部電極にリード線を接
続した構造としてもよく、またリード線を持たな
いいわゆるチツプコンデンサとして表面実装に適
した構造としてもよい。 本発明のコンデンサを製造する工程に於いて、
コンデンサ素子または母素子を加熱プレスする工
程がある場合、該加熱プレス温度は成形の効果と
PPSフイルムから溶出する不純物量の点から120
℃〜260℃、さらに好ましくは160℃〜230℃であ
ることが好ましい。 電極たるアルミニウム薄膜表面の含硫黄成分お
よび含塩素成分の付着量を前述の範囲にする方法
としては、例えば、少なくとも素子が加熱プレス
される前にPPSフイルムの非金属化面と対向する
電極アルミニウム薄膜表面の間に、誘電特性に影
響しない極薄いバリア層を設けることである。そ
のようなバリア層の例としては、少なくとも沸点
が260℃を超える有機物薄膜(パラフイン、オイ
ルなど)が挙げられる。塗布層の厚みは0.001μm
〜0.05μmであることが好ましい。 [作 用] 本発明のコンデンサが何故に従来のPPSフイル
ムコンデンサの欠点であつた耐湿ライフの改良が
達成されるのかは明確ではないが、おおよそ次の
ように推察される。すなわち、従来のアルミニウ
ム蒸着ポリフエニレンスルフイドフイルムコンデ
ンサにおいては、コンデンサ製造時または/およ
び使用時(ハンダ付けを含む)にフイルムにかか
る熱および圧力によつてフイルムの非蒸着面から
微量の含硫黄成分または/および含塩素成分が析
出し、これがアルミニウム薄膜の表面に転写さ
れ、アルミニウム薄膜の湿気による変質を促進す
るため、耐湿ライフが劣つていたのにたいし、本
発明のコンデンサにおいては、含硫黄成分また
は/および含塩素成分の付着が少ないためそのよ
うな作用を起こしにくいためと考えられる。 [発明の効果] 本発明のコンデンサはポリフエニレンスルフイ
ドフイルムコンデンサの特長である耐熱性、周波
数特性、温度特性等を全く損なうことなく、従来
不十分であつた耐湿ライフにも優れており、温
度、湿度、周波数などの極めて広い範囲で安定し
た特性を発揮する理想的なコンデンサとなつた。
また、本発明のコンデンサは無外装もしくはそれ
に近い状態でも十分な耐湿ライフを持たせること
ができるので、従来広範囲に使用されているポリ
エステルフイルムコンデンサでは必須であつた水
分の侵入を防止するための外装を省略または簡略
化することができ、コンデンサを小型化すること
も容易にする。 [特性の評価法] (1) 軟X線光電子分光法による含硫黄成分、含塩
素成分付着量の分析 コンデンサを解体し、電極となつていたアル
ミニウム薄膜を暴露させ該表面を軟X線光電子
分光法(ESCAまたはXPSとも呼ばれる)によ
つて分析し、測定したAl2P、S2P、Cl2Pの積分
強度比を検出感度で補正して原子数組成比を求
め、算術計算によりS/AlとCl/Alを算出し
て含硫黄成分、含塩素成分付着量とした。測定
条件を以下に示す。 測定装置:国際電気社製ES−200型 励起X線:Al Kα線(1486.6eV) X線出力:10kV、20mA 温度 :20℃ 真空度 :3×10-8torr (2) コンデンサの容量 自動キヤパシタンスブリツジを用いて測定し
た。 (3) 耐湿ライフ試験 コンデンサを60℃、95%RHの雰囲気下で
1000時間エージングして静電容量変化率を測定
した。これを△C/Cで示し、耐湿ライフ試験
結果とした。ここで、Cはエージング前の静電
容量、△Cはエージング前後の静電容量変化量
である。この値の絶対値が大きいほど耐湿ライ
フが短い。 (4) 表面粗さ JIS R−0601に準じて測定した。 (5) 濡れ張力 JIS K−6768(1971)に準じて測定した。 [実施例] 以下、実施例に基づき本発明を説明する。 実施例 1 a PPSフイルム 公称厚み2.5ミクロンの東レ(株)製二軸配向PPS
フイルム“トレリナ”を準備し、その片面に、1
平方メートルあたり1800ジユールの電気エネルギ
ー密度でコロナ処理を施した。 b 金属化 上記のフイルムのコロナ処理面側に表面抵抗値
が2Ωとなるようにアルミニウムを真空蒸着し
た。その際、長手方向に走るマージン部を有する
ストライプ状に蒸着した(蒸着部の幅9.0mm、マ
ージン部の幅1.0mmの繰り返し)。 c コンデンサ素子の製造 上記金属化フイルムの非金属化面に、パラフイ
ンを石油系溶剤に溶解した溶液を均一に塗布乾燥
して、理論値で0.003ミクロンの厚さにパラフイ
ンの皮膜を形成した。 つぎに各蒸着部の中央と各マージン部の中央に
刃を入れてスリツトし、左もしくは右に0.5mmの
マージンを有する全幅4.5mmのテープ状にして巻
きとつた。 得られたテープを左マージンおよび右マージン
のもの各1枚づつを重ね合わせて巻回し、静電容
量約0.1μFの巻回体を得た。その際、幅方向に蒸
着部分がマージン部より0.5mmはみだすように2
枚のフイルムをずらして巻回した。 これらの巻回体から芯材を抜いて、そのまま
180℃、10Kg/cm2の温度、圧力で5分間プレスし
た。さらに、両端面にメタリコンを溶射して外部
電極とし、メタリコンにリード線を溶接してコン
デンサ素子を得た。これをコンデンサA−1とす
る。このコンデンサを解体しアルミニウム蒸着面
を光電子分光法で含硫黄成分、含塩素成分付着量
を測定したところS/Al=0.053、Cl/Al=0.007
であつた。コンデンサA−1に粉体エポキシにデ
イツプする方法でエポキシの外装を設けたコンデ
ンサも作成した。これをコンデンサA−2とす
る。このコンデンサを解体しアルミニウム蒸着面
を光電子分光法で含硫黄成分、含塩素成分付着量
を測定したところS/Al=0.056、Cl/Al=0.008
であつた。これらのコンデンサの評価結果を、表
1に示す。 実施例 2 コンデンサ素子を加熱プレスする時の温度、圧
力を240℃、30Kg/cm2としたこと以外は実施例1
と同様の方法でコンデンサを得た。無外装のもの
をコンデンサB−1、外装付きのものをコンデン
サB−2とする。このコンデンサのアルミニウム
蒸着面の含硫黄成分、含塩素成分付着量は、コン
デンサB−1で、S/Al=0.113、Cl/Al=
0.007、コンデンサB−2で、S/Al=0.121、
Cl/Al=0.008であつた。これらのコンデンサの
評価結果を、表1に示す。 実施例 3 アルミニウム蒸着PPSフイルムの非蒸着面のパ
ラフイン皮膜の厚さを0.002ミクロンとし、コン
デンサ素子を加熱プレスする時の温度、圧力、時
間を260℃、30Kg/cm3、1分としたこと以外は実
施例1と同様の方法でコンデンサを得た。無外装
のものをコンデンサC−1、外装付きのものをコ
ンデンサC−2とする。このコンデンサのアルミ
ニウム蒸着面の含硫黄成分、含塩素成分付着量
は、コンデンサC−1で、S/Al=0.148、Cl/
Al=0.011、コンデンサC−2でS/Al=0.150、
Cl/Al=0.011であつた。これらのコンデンサの
評価結果を表1に示す。 実施例 4 アルミニウム蒸着PPSフイルムの非蒸着面のパ
ラフイン皮膜の厚さを0.002ミクロンとし、コン
デンサ素子を加熱プレスする時の時間を60分とし
たこと以外は実施例1と同様の方法でコンデンサ
を得た。無外装のものをコンデンサD−1、外装
付きのものをコンデンサD−2とする。このコン
デンサのアルミニウム蒸着面の含硫黄成分、含塩
素成分付着量は、コンデンサD−1で、S/Al
=0.133、Cl/Al=0.014、コンデンサD−2で
S/Al=0.135、Cl/Al=0.015であつた。これら
のコンデンサの評価結果を表1に示す。 比較例 1 アルミニウム蒸着PPSフイルムの非蒸着面にパ
ラフイン皮膜を形成しないこと以外は実施例1と
全く同様の方法でコンデンサを得た。無外装のも
のをコンデンサE−1、外装付きのものをコンデ
ンサE−2とする。これらのコンデンサのアルミ
ニウム蒸着面の含硫黄成分、含塩素成分付着量お
よび評価結果を、表1に示す。 比較例 2 アルミニウム蒸着PPSフイルムの非蒸着面にパ
ラフイン皮膜を形成しないこと以外は実施例2と
全く同様の方法でコンデンサを得た。無外装のも
のをコンデンサF−1、外装付きのものをコンデ
ンサF−2とする。これらのコンデンサのアルミ
ニウム蒸着面の含硫黄成分、含塩素成分付着量お
よび評価結果を、表1に示す。 比較例 3 誘電体として、公称厚み2.5ミクロンの東レ(株)
製2軸配向ポリエステルフイルム“ルミラー”を
用い、他は実施例1と同様にして、無外装、およ
び外装付きコンデンサを作成した。但し、プレス
温度、圧力は130℃、30Kg/cm2とした。無外装の
ものをコンデンサG−1、外装付きのものをコン
デンサG−2とする。これらのコンデンサのアル
ミニウム蒸着面の含硫黄成分、含塩素成分付着量
および評価結果を、表1に示す。 比較例 4 誘電体として、公称厚み2.5ミクロンの東レ(株)
製2軸配向ポリエステルフイルム“ルミラー”を
用い、他は比較例1と同様にして、無外装、およ
び外装付きコンデンサを作成した。但し、プレス
温度、圧力は130℃、30Kg/cm2とした。無外装の
ものをコンデンサH−1、外装付きのものをコン
デンサH−2とする。これらのコンデンサのアル
ミニウム蒸着面の含硫黄成分、含塩素成分付着量
および評価結果を、表1に示す。 表−1から、本発明のコンデンサが、外装の有
無にかかわらず優れた耐湿ライフを示すのに対
し、同じPPSフイルムを使用しても、アルミニウ
ム薄膜面の含硫黄成分、含塩素成分の付着量が多
いと、耐湿ライフが悪いことがわかる。また、誘
電体がポリエステルフイルムでは、アルミニウム
薄膜面の含硫黄成分、含塩素成分の付着量には関
係なく、特に無外装では耐湿ライフが悪いことも
わかる。
【表】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ポリフエニレンスルフイドフイルムを主たる
誘電体とし、かつアルミニウム薄膜を電極とする
コンデンサに於いて、該アルミニウム薄膜表面の
含硫黄成分の付着量が、該表面を軟X線光電子分
光法によつて測定したアルミニウム原子数に対す
る硫黄原子数の組成比S/Alで示して、0.14以下
であることを特徴とするコンデンサ。 2 ポリフエニレンスルフイドフイルムを主たる
誘電体とし、かつアルミニウム薄膜を電極とする
コンデンサに於いて、該アルミニウム薄膜表面の
含塩素成分の付着量が、該表面を軟X線光電子分
光法によつて測定したアルミニウム原子数に対す
る塩素原子数の組成比Cl/Alで示して、0.013以
下であることを特徴とするコンデンサ。 3 ポリフエニレンスルフイドフイルムを主たる
誘電体とし、アルミニウム薄膜を電極とするコン
デンサに於いて、該アルミニウム薄膜表面の含硫
黄成分および含塩素成分の付着量が、該表面を軟
X線光電子分光法によつて測定したアルミニウム
原子数に対する硫黄原子数および塩素原子数の組
成比S/AlおよびCl/Alで示して、0.14以下お
よび0.013以下であることを特徴とするコンデン
サ。
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