JPH0577471B2 - - Google Patents

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JPH0577471B2
JPH0577471B2 JP10431489A JP10431489A JPH0577471B2 JP H0577471 B2 JPH0577471 B2 JP H0577471B2 JP 10431489 A JP10431489 A JP 10431489A JP 10431489 A JP10431489 A JP 10431489A JP H0577471 B2 JPH0577471 B2 JP H0577471B2
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paint tank
thin rod
support
flexible membrane
tip
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Masaru Yamada
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Yamada Manufacturing Co Ltd
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Yamada Seisakusho KK
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、箸等の細棒状体の外周面を漆等の塗
料にて塗装するための装置に関するものである。
〔従来の技術〕
竹製または木製の箸等の先端が細く根元部に行
くに従つて太くなるような細棒状体の外周面に漆
などの塗料を塗装する装置として、特公昭62−
58791号公報では、略水平状態の細棒状体の根元
部を上下から挟持する複数の挟持具の前方に、前
面に前記挟持された各細棒状体をその先端から挿
入し得る挿通孔付き可撓膜を張設して成る塗料タ
ンクを前後動自在に設け、前記各挟持具の前端近
傍位置には、ナイフ状支持体を上下動自在に設
け、該各ナイフ状支持体にて細棒状体の根元部を
押上げ接当させて、当該ナイフ状支持体と前記挟
持具とで細棒状体の根元部を首振り自在に自動調
心的に挟持する構成が開示されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
この先行技術によれば、位置固定的な挟持具に
保持された細棒状体の先端に向かつて塗料タンク
を前後動させるのであるから、一旦細棒状体が差
し込まれた後引抜かれるように塗料タンクが後退
するとき、塗料タンクの前面に張設したゴム製等
の伸縮性のある可撓膜には細棒状体の外周面を扱
く作用があるから、この扱の作用の力に抗して細
棒状体の根元部をしつかりと強固に挟持する挟持
具や前記根元部近傍に食い込ませて抜けないよう
にするためのナイフ状支持体等の装置を必要と
し、塗装装置が大型化且つ複雑化するという問題
があつた。
このような問題は、位置固定的な塗料タンクの
の前面可撓膜に向かつて細棒状体を先端から押し
込むように構成した場合にも、細棒状体を引抜く
に際して同様に生じるのであつた。
本願発明は、前記この課題を解決し、コンパク
トな塗装装置を提供することを目的とするもので
ある。
〔課題を解決するための手段〕
その目的達成のため、本願発明では、内部に漆
等の塗料を入れた塗料タンクの前面に、略水平状
に配設された箸素材等の細棒状体をその先端から
挿入し得る挿通孔付き可撓膜を張設し、前記細棒
状体又は塗料タンクのいずれか一方若しくは双方
を相手側に向かつて相対的に遠近動して、前記細
棒状体を前記可撓膜の挿通孔を介して塗料タンク
内に押し込みするように構成する一方、前記塗料
タンク内に臨ませた支持体にて、当該塗料タンク
内の細棒状体の先端を前記可撓膜に向かつて押し
戻すように、前記支持体又は塗料タンクのいずれ
か一方若しくは双方を駆動するように構成したも
のである。
〔発明の作用及び効果〕
この構成によれば、挿通孔付きの可撓膜を前面
に張設した塗料タンクに向かつて細棒状体を押し
込んだ後、当該細棒状体を引き抜くようにする場
合と、反対に略水平状態に細棒状体を保持するよ
うに細棒状体の根元部を挟持する一方、前面に前
記と同様な可撓膜を張設した塗料タンクを近付け
て、細棒状体を先端から塗料タンク内に押し込ん
だ後、当該塗料タンクを後退させて細棒状体を引
き抜く場合と、細棒状体をその根元部で挟持した
手段と塗料タンクの両者を互いに近付けて押し込
んだ後に当該両者を引き離すようにする場合とが
ある。
これら何れの場合においても、根元部を外部に
残して押し込まれた細棒状体を塗料タンクの可撓
膜における挿通孔から引き抜くとき、当該可撓膜
の伸縮性のため、細棒状体の外周を扱く作用が発
生するので、細棒状体を根元部を挟持する箇所で
は当該根元部が抜け落ちるような力が作用し易
い。
そこで、本発明では、細棒状体の排出工程にお
いて、塗料タンク内に臨ませて細棒状体の先端を
支持する支持体または塗料タンクのいずれか一方
若しくは双方を駆動する。つまり、前記支持体ま
たは塗料タンクのいずれか一方若しくは双方を、
倒壊塗料タンクにおける可撓膜と支持体とが互い
に近付くように移動駆動させるのである。
これにより、前記塗料タンク内に押し込まれた
細棒状体の先端を当該塗料タンク内に臨ませた支
持体にて押し戻す作用を果たすので、可撓膜にて
細棒状体の外周面が扱かれる力に抗して、細棒状
体を塗料タンクの外側に押し出すことが至極簡単
になり、当該細棒状体の根元部が挟持手段から引
抜かれて脱落することがなく、挟持手段での根元
部の挟持力も軽い力で済む。
従つて、細棒状体の根元部を挟持する手段の構
造、ひいては塗装装置の構造も簡単にできるとい
う優れた効果を有するのである。
〔実施例〕
次に実施例について説明すると、第1図は塗装
装置1の平面図であつて、支持台2の略中央部に
は、回転自在に立設した縦軸3に塗料タンク4を
取付け、駆動モータ5を介して塗料タンク4を水
平回転するように構成する。
符号Aは竹製または木製等の箸素材等の細棒状
体で、先端が細く根元部に行くに従つて順次直径
が太くなるように形成されている。
上面開放状の細長の箱体に形成した塗料タンク
4の前面には、ゴム製等の可撓性(伸縮性)を有
する可撓膜6を張設し、該可撓膜6の略中心部に
は、前記細棒状体Aを先端から挿入できる挿通孔
7(細棒状体Aの先端部の断面積よりも小さい
孔)を穿設してある。
前記支持台2上には、前記塗料タンク4を挟ん
で前側部位に、長手軸線aを略水平状となるよう
に配設された前記細棒状体Aを塗料タンク4に向
かつて押し込み供給する供給手段8を配設し、塗
料タンク4の後側部位には塗装後の細棒状体Aを
塗料タンク4から引き抜いて支持具10に装着す
るための排出手段9を配設する。
符号11は、前記供給手段8と排出手段9とを
一体的に駆動するための作動軸で、該作動軸11
は、その軸線方向に摺動自在となるうように左右
一対のスタンド12,12に支持され、且つ、エ
アシリンダ等の作動アクチユエータ13にて前後
動するように構成されている。
符号14は前記作動軸11は平行状に配設する
ように一対のスタンド12,12に取付けられた
ガイド棒である。
供給手段8は、前記作動軸11に固定ピン16
等にて固着したボス部15から塗料タンク4の前
面方向に延びるアーム17と該アーム17と反対
側に延びて前記ガイド棒14に摺動自在に被嵌す
る摺動部18とから成り、アーム17の先端側面
には、前記細棒状体Aの根元部に接当する押圧部
19を備え、作動軸11の一方向(矢印B)への
移動時に、アーム17先端の押圧部19にて細棒
状体Aの根元部を押して、前記塗料タンク4にお
ける可撓膜6の挿通孔7に向かつて細棒状体Aの
先端を押し込むように構成する。
また、前記供給手段8と塗料タンク4の前面と
の間には、前記細棒状体Aの長手方向中途部を略
水平状態にて支持するガイド体20と、細棒状体
Aの先端部を支持するVノツチを設けた芯出し体
21とを昇降自在に設けてあり、該ガイド体20
と芯出し体21にて細棒状体Aの長手軸線を、可
撓膜6の挿通孔7と押圧部19とを結ぶ軸線と一
致するようにセツトできるものである。
一対のベルトコンベア22は、その上に略水平
状の状態のまま載置された細棒状体Aを、前記ガ
イド体20に向かつて搬送するものである。
なお、ベルトコンベヤ22、ガイド体20及び
芯出し体21は、前記アーム17が塗料タンク4
に向かつて近付き移動するときおよび離れ移動す
るときに、邪魔にならないように下降動する構成
である。
従つて、予め下降状態のガイド体20にベルト
コンベヤ22から細棒状体Aを補給し、供給手段
8にて押す直前にガイド体20を上昇動させる
と、細棒状体Aの供給準備が完了できて好まし
い。
排出手段9は、作動軸11に固定ピン16にて
固着されたボス部23から塗料タンク4側に延び
るアーム24とガイド棒14に摺動自在に被嵌す
る摺動部25とから成り、アーム24には細棒状
体Aの根元部を弾性的に挟持する挟持具26を備
えている(第4図及び第5図参照)。
即ち、挟持具26における上下一対の挟持爪2
6a,26aの基端を、アーム24の先端に形成
された切欠き部29内に臨ませ、中途部を各々ピ
ン27箇所にて上下回動自在に軸支し、該一対の
挟持爪26a,26aの先端側にて細棒状体Aの
根元部を上下から弾性的に挟持できるように、両
挟持爪の基端側を圧縮ばね28にて付勢する。
なお、上下一対の挟持爪26a,26aの先端
側が所定以上近付かないように切欠き部29を形
成している。
断面略矩形状の長手の支持具10は、その一側
面に一定ピツチにて細棒状体Aの根元部を差し込
むことができる孔30を穿設してあり、該支持具
10は搬送手段にて前記一定ピツチにて長手方向
に送られる。
そして、前記エアシリンダ等の作動アクチエー
タ13にて前後動する作動軸11と一体的に前後
移動するように供給手段8と排出手段9とを取付
けた場合には、該両手段の前後移動距離等しく設
定すべきである。
即ち、供給手段8にて細棒状体Aの根元部を押
して、塗料タンク4内に押し込まれた細棒状体A
の根元部が前記塗料タンク4における可撓膜6か
ら適宜寸法だけ突出している状態でストツプし、
塗料タンク4の水平反転前に当該塗料タンク4か
ら離れるように後退する移動距離(L1)と、塗
料タンク4が反転後、当該塗料タンク4に近付い
た排出手段9にて細棒状体Aの根元部を挟持され
て細棒状体Aが塗料タンク4から引き抜かられて
支持具10の孔30に細棒状体Aの根元部が嵌合
するように移動する前後移動距離(L1)とを等
しく設定すべきであるが、供給手段8と排出手段
9とを別個の作動アクチエータにて塗料タンク4
に近付き・離れるように作動させる場合には、両
手段の移動距離を異なるように設定しても良いの
である。
符号31は、前記塗料タンク4の長手方向に沿
つて移動自在な門型フレーム状の移動体で、該移
動体31の左右両側下端は塗料タンク4の左右両
側下部に平行配設されたガイドレール32,32
に摺動自在に被嵌してある。
前記移動体31の上片31aには、支持体33
を塗料タンク4内に先端を臨ませるように下向き
に突設してあり、該支持体33の下端寄り一側面
を、塗料タンク4の前面可撓膜6の挿通孔7から
差し込まれた細棒状体Aの先端部を落下しないよ
うに支持できる支持部33a(下端に棚板状に突
出する)に構成する。この場合、支持部33aに
は、細棒状体Aの先端部が嵌つて位置ずれしない
ように位置保持できる凹み部34を形成すること
が好ましい。
符号35は前記門型フレーム状の移動体31ひ
いては支持体33を塗料タンク4の長手方向に沿
つて前後動させる連動機構で、該連動機構35に
おける把持アーム36は作動軸11に軸線方向と
その軸線廻りに摺動自在に被嵌するボス部37か
ら突設し、該把持アーム36先端における二股把
持部38は、当該把持アーム36が下向き回動す
るとき、前記移動体31上片31aから上向き突
設した係合ピン39に係合でき、把持アーム36
が上向き回動するとき前記係合ピン39から外れ
るように構成する。
符号40は前記把持アーム36を上下回動させ
る駆動アクチエータで、実施例ではエアシリンダ
にて構成し、駆動アクチエータ40の上端を、前
記作動軸11及びガイド棒14に跨つてボス部3
7と一体的に前後動できるように被嵌した支持ブ
ラケツト41の上端部にピン44連結し、駆動ア
クチエータ40の駆動軸42を、把持アーム36
と反対向きに延びるブラケツト43にピン44′
連結してあり、駆動軸42が下向きに突出すると
き、把持アーム36の先端側が上向き回動するよ
うに構成し、塗料タンク4を水平回動させるに先
立つて移動体31と把持アーム36との係合が解
除されるように構成するものである。
また、前記作動軸11には把持アーム36のボ
ス部37の前後に適宜隔てた位置に一対の固定カ
ラー45,46をピン等にて位置固定的に固着
し、供給手段8に近い側の固定カラー45とボス
部37間の付勢ばね47にて当該ボス部37を他
方の固定カラー46に押し付けるように付勢す
る。
符号48は前記塗料タンク4内にて支持体33
が可撓膜6から離れるように移動するとき当該支
持体33を所定距離(L2)以上移動させないよ
うにするストツパ体で、該ストツパ体48は支持
台2若しくはガイド棒14等の不動部から突出さ
せ、該ストツパ体48を把持アーム36や支持ブ
ラケツト41、移動体31等の支持体33の移動
と一体的に移動し得る箇所に接当させるものであ
る。
なお、前記ボス部37と両固定カラー45,4
6との両者間に付勢ばねを装架してボス部37を
作動軸11に沿ういずれの方向にもバランス付勢
する一方、前記支持体33を塗料タンク4内にお
いて所定距離(L2)だけしか移動できないよう
に両側にストツパ体を設けるようにしても良い。
また、前記支持体33を塗料タンク4内だけで
前後移動するように、当該支持体33の前後移動
距離(L2)を、前記作動軸11と一体的に前後
動する供給手段8及び排出手段9の前後移動距離
(L1)に対して短く設定するのは当然である。
そして、支持体33が塗料タンク4の後面側に
移動した状態にて当該支持体33を駆動させない
ようにアクチエータ40を駆動させて、移動体3
1の係合ピン39と把持アーム36との係合を解
除した後、塗料タンク4を、その前面(可撓膜6
を設けた側)が排出手段9側に向かうように反転
動するように構成し、反転動させた前記塗料タン
ク4に向かつて前記排出手段9を近付けて細棒状
体Aの根元部を挟持した後、当該排出手段9が塗
料タンク4から離れ移動するのに同調して支持体
33を前記可撓膜6に向かつて押し戻し動するよ
うに構成するのである。
従つて、前記反転動させた塗料タンク4の後面
側に位置する移動体31上の係合ピン39に把持
アーム36を係合させるべく、アクチエータ40
を作動する。
符号49,50,51は、前記供給手段8及び
排出手段9を前後移動させる作動アクチエータ1
3の作動タイミングと塗料タンク4の水平反転動
のタイミングとを自動的に実行するためのリミツ
トスイツチ等のセンサーである。
次にこの構成による装置の動き等の作用を説明
する。
まず、第1図に示すように、一対のベルトコン
ベヤ22に細棒状体Aをその先端側が塗料タンク
4に近い側に来るようにして載置し、ガイド体2
0方向に搬送する。
次いで、細棒状体Aをガイド体20と芯出し体
21とに跨らせて載置し、塗料タンク4の前面か
ら遠くに離れた供給手段8におけるアクチエータ
17先端の押圧部19にて細棒状体Aの根元部端
面を前向き(矢印B)に押すように作動アクチエ
ータ13をONさせる。
細棒状体Aの先端が塗料タンク4前面の可撓膜
6における挿通孔7にある程度入つた状態でガイ
ド体20のみを下降し、さらに供給手段8を塗料
タンク4に近付けた状態で芯出し体21を下降さ
せる。
このとき、前記矢印B方向に移動する作動軸1
1には、供給手段8の他に連動機構35および排
出手段9も取付いており、連動機構35における
駆動アクチエータ40の作動にて把持アーム36
が下降状態にあると、該把持アーム36における
二股把持部38が移動体31における係合ピン3
9に係合するから、連動機構35の移動に連動し
て移動体31も塗料タンク4の後面側に移動する
ので、該移動体31に取付く支持体33も可撓膜
6から遠ざかる側に移動する。
即ち、供給手段8と排出手段9と支持体33の
三者は一体的に同一速度で且つ同じ距離だけ移動
する。
なお、支持体33が可撓膜6から離れるように
移動する途次では、細棒状体Aの先端が支持体3
3の支持部33aに接当していないが、細棒状体
Aは芯出し体21と可撓膜6とに支えられ略水平
状態を保持できる。
塗料タンク4の可撓膜6に細棒状体Aの根元部
を残して大部分が挿入された時には、前記芯出し
体21が下降する一方、塗料タンク4内における
支持体33が後退し過ぎないように、ストツパ体
48にて連動機構35部分等を付勢ばね47力に
抗して前方向(矢印C方向)に押し戻し、塗料タ
ンク4内の支持体33の支持部33aに細棒状体
Aの先端部が落下不能に支持される(第8図参
照)。
塗料タンク4に近付くように移動する供給手段
8の摺動部18等が一方のセンサー50に接触す
ると、供給手段8の近付き移動を停止し、同時に
駆動アクチエータ40を作動させて把持アーム3
6を上向き回動させて移動体31との係合を解除
して支持体33の移動を停止させる一方、若干の
タイミングを遅らせて反対に供給手段8が塗料タ
ンク4から離れるように作動軸11を矢印C方向
に移動させるべく、作動アクチエータ13を作動
させる。
この動きにつれて排出手段9は、塗料タンク4
に近付くように移動する。このような作動の途
次、中途部のセンサー51に前記摺動部18等が
接触すると、駆動モータ5をONして塗料タンク
4を平面視で180度回動(水平反転)させる(第
1図の矢印D参照)。
こうして、塗料タンク4を、その前面(可撓膜
6を設けた側)が排出手段9側に向かうように水
平反転動すると、当該塗料タンク4における支持
体33の位置も平面視で180度回動する。
このように反転動させた前記塗料タンク4に向
かつて前記排出手段9を近付けるか、接近位置に
て停止している排出手段9に向かつて塗料タンク
4を水平回動させて当該塗料タンク4の前面から
突出している細棒状体Aの根元部が排出手段9に
おける挟持具26にて挟持されるようにする。
この作業と略同時に、連動機構35も、前記塗
料タンク4の後面側に位置する移動体31の箇所
に対応するように矢印C方向に移動済みであるか
ら、駆動アクチエータ40をONにして把持アー
ム36を下向き回動させ、該把持アームにおける
二股把持部38と係合ピン39とを係合させる。
こうして排出手段9にて細棒状体Aの根元部を
挟持した後、作動アクチエータ13をONにし、
作動軸11を矢印B方向に移動させると、第9図
の実線状態から一点鎖線状態まで排出手段9が塗
料タンク4から離れ移動するのに同調して支持体
33を前記可撓膜6に向かつて押し戻し動するの
である。
この押し戻し動につれて支持体33にて細棒状
体Aをその長手軸線に沿つて根元部方向に押すか
ら、当該細棒状体Aの根元部側が可撓膜6の挿通
孔7にて扱かれるときの抵抗力に打ち勝つことが
でき、排出手段の挟持具26のみにて細棒状体A
を可撓膜6から引抜くときのように、挟持具26
から根元部が滑り抜けるという不具合も生じるこ
とがない。
なお、支持体33が塗料タンク4における可撓
膜6に近付くにつれて可撓膜6の挿通孔7箇所を
通過する細棒状体Aの断面積も小さくなるから、
扱きの抵抗力も少なくなる。
そして、支持体33が可撓膜6に一定距離まで
近付いた箇所で、ストツパ体48にて連動機構3
5のそれ以上の接近動を阻止する一方、排出手段
9は支持具10に接近して細棒状体Aの根元部が
支持具10の孔30に嵌合して排出作業が完了す
る(第9図の一点鎖線参照)。
このような作動軸11の前後往復移動と、塗料
タンク4の水平反転動と、連動機構35と移動体
33との係合・係合解除の作動を適宜の順番にて
順次繰り返して細棒状体Aの塗装作業を次々に実
行することができるのである。
なお、塗料タンク4に対する供給手段8及び排
出手段9の接近動・離れ動が連動するように一つ
の駆動手段を備え、塗料タンク4に沿つて支持体
33を移動させる駆動手段だけを別に設けたり、
供給手段8及び排出手段9の塗料タンク4に対す
る接近動・離れ動の各駆動手段を別個のものに構
成し、さらに塗料タンク4内にて前後移動する支
持体33ひいては移動体31の移動のための駆動
手段も塗料タンク4と一体的に水平回動できるよ
うに当該塗料タンクの上部または下部に設けるよ
うに構成しても良く、このように三者の駆動手段
を各々別体に構成すれば、各々手段等の移動距離
の設定や制御も自由にできる。
また、前記三者の駆動手段を各々別個に構成す
れば、塗料タンク4内における支持体の移動方向
と、供給手段8及び排出手段9の往復移動方向と
を一直線上にあるように設定する必要はなく、塗
料タンク4を平面視で90度等適宜角度だけ水平回
動するように構成し、塗料タンク4前面の可撓膜
6と対向するように一側部に供給手段8を、他側
部に排出手段9を配設するように構成することが
できて、塗装装置のレイアウトの自由度が増大す
る。
第10図から第14図までは第2実施例を示
し、塗装装置60における基台61上に立設した
縦パネル62の前面には、搬送チエン63に所定
のピツチ(P)で取付く挟持具64に箸素材であ
る細棒状体Aの根元部を差し込んで移動させる供
給部65を設け、該供給部65の前方には、これ
と対峙して可撓膜66を張設した塗料タンク67
を、供給部65に対して遠近動するように配設す
る。
塗料タンク67はその基端部を、水平状の基台
61と平行に前記挟持具64前方に向かつて移動
するように配設された左右一対の丸棒状ガイドレ
ール91,91に支持されており、エアシリンダ
68にて前後動するように構成する。
前記可撓膜66は、前記第1実施例と同様にゴ
ム製等の可撓性(伸縮性)を有し、可撓膜66に
細棒状体Aを先端から挿通し得る挿通孔69を左
右に所定ピツチ(P)で穿設してある。
縦パネル62に取付く上下一対のガイドレール
72に挟まれて移動する搬送チエン63の前端に
取付く挟持具64は、上向き開放の断面略V字状
の支持金具70と該支持金具70の基端上面に固
着し、前端を下向き凸湾曲状に折曲形成して挟持
部とした押圧ばね71とから成り、支持金具70
の下面はガイドレール73にて略水平状に摺動自
在に支持されている。
前記各挟持具64に挟持された細棒状体Aの先
細の先端部を下面から支持する芯出し体74は、
第12図及び第13図に示すように、塗料タンク
67の前面と挟持具64との間に配設され、その
上端面には細棒状体Aの先端部箇所ごとにこれを
支持する鋸歯状の切欠き溝75を形成してなり、
芯出し体74を昇降台76に取付け、塗料タンク
67が前後動するとき、芯出し体74の先端が衝
突しないように基台61より下方に沈むべくエア
シリンダ又は駆動モータ等のアクチエータ77に
て昇降駆動される。
符号78は塗料タンク67内に押し込まれた細
棒状体Aの先端を各々支持する支持体で、各支持
体78を後述の枠体80に吊持して塗料タンク6
7内に先端を臨ませるように下向きに突設してあ
り、該支持体78の下端寄り一側面を、塗料タン
ク67の前面可撓膜66の挿通孔69から差し込
まれた細棒状体Aの先端部を落下しないように支
持できる支持部78a(下端に棚板状に突出して
も良い)に構成する。この場合、支持部78aに
は、細棒状体Aの先端部が嵌つて位置ずれしない
ように位置保持できる凹み部79を形成すること
が好ましい。
符号80は前記各支持体78を所定ピツチ
(P)で吊持する枠体で、該枠体80のボス部8
1,81を、前記塗料タンク67の上方にて当該
塗料タンク67の移動方向と平行に配設した一対
の丸棒等のガイドレール82,82に摺動自在に
装着する。
なお、このガイドレール82はその一端を縦パ
ネル62に、他端を基台61の門型フレーム88
に固着している。
符号83,84は各々ピン85にて各々ガイド
レール82に位置固定して取り付ける固定カラ
ー、符号86,87は各ガイドレール82に被嵌
して固定カラー83,84とボス部81間に装架
した付勢ばねを各々示す。
また、符号89,90は、塗料タンク67の前
後端に上向きに突設したストツパ体で、塗料タン
ク67が距離(L3)だけ前後移動するとき、前
記支持体78が塗料タンク67の前面または後面
に衝突しないようにするため、該両ストツパ体8
9,90は枠体80の前面又は後面を押して位置
規制するものである。
この構成において、各挟持具64に根元部を挟
持された細棒状体Aの先端寄り部分は、上昇した
位置の芯出し体74にて支持され、細棒状体Aの
先端が塗料タンク67前面の可撓膜66における
挿通孔69に臨むようにセツトする。
次いで、エアシリンダ68をONして、内部に
漆等の塗料を入れた塗料タンク67を細棒状体A
に向かつて前進させる。細棒状体Aの先端が可撓
膜66の挿通孔69に嵌つた状態で芯出し体74
を下降させ、さらに塗料タンク67を前進させ
る。
このとき、前側のストツパ体89にて塗料タン
クの前面に衝突しないように規制されていた支持
体78はガイドレール82に沿つて前向き移動
し、該各支持体78の支持部の凹み部79に細棒
状体A先端が嵌つて支持するようになる。
前記挟持具64にて挟持された細棒状体Aの根
元部近傍まで塗料タンク67が前進した後、エア
シリンダ68を逆作動させて塗料タンク67を後
退させる。
この状態で細棒状体Aの外周面は漆などにて塗
装される。そして前記塗料タンク67の後退時に
可撓膜66の挿通孔69にて細棒状体Aが扱か
れ、その扱きの力は細棒状体Aを挟持具64から
抜く方向に作用するが、第12図の二点鎖線に示
すように当該細棒状体Aの先端は塗料タンク67
内での支持体78にてその抜け作用を阻止するよ
うに支持されおり、且つ付勢ばね87の力で細棒
状体Aの根元部方向に押しつけている。
従つて、前記塗料タンク67の後退にて細棒状
体Aを外側に引き抜くとき、細棒状体Aが挟持具
64から抜け落ちないように保持することができ
るのである。
なお、この実施例において、前記複数の支持体
78を吊持した枠体を他のエアシリンダ等の駆動
アクチエータにて積極的に前後移動させ、前記塗
料タンク67の前後移動に連動してその前後移動
の適宜区間のみ細棒状体Aの先端を支持するよう
に構成しても良いのである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は塗装装
置の平面図、第2図は一部切欠き正面図、第3図
は第2図の−視側面図、第4図は排出手段の
要部正面図、第5図は第4図の−視断面図、
第6図は第1図の−視要部拡大側断面図、第
7図は第6図の−視断面図、第8図及び第9
図は各々作用説明図、第10図は第2実施例の塗
装装置の平面図、第11図は側面図、第12図は
塗料タンクの後退状態で示す要部拡大側断面図、
第13図は第12図のX−X視で示す芯出し
体の一部切欠き正面図、第14図は第12図のX
−X視一部切欠き断面図である。 1,60……塗装装置、2……支持台、A……
細棒状体、3……縦軸、4,67……塗料タン
ク、5……駆動モータ、6,66……可撓膜、
7,69……挿通孔、8……供給手段、9……排
出手段、10……支持具、11……作動軸、1
2,12……スタンド、13……作動アクチエー
タ、14……ガイド棒、15,23,37……ボ
ス部、17,24……アーム、19……押圧部、
20……ガイド体、21,74……芯出し体、2
2……ベルトコンベヤ、26,64……挟持具、
31……移動体、32,82……ガイドレール、
33,78……支持体、33a,78a……支持
部、34,79……凹み部、35……連動機構、
36……把持アーム、38……二股把持部、39
……係合ピン、40……駆動アクチエータ、41
……支持ブランケツト、45,46,83,84
……固定カラー、47,86,87……付勢ば
ね、48,89,90……ストツパ体、68……
エアシリンダ、80……枠体。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 内部に漆等の塗料を入れた塗料タンクの前面
    に、略水平状に配設された箸素材等の細棒状体を
    その先端から挿入し得る挿通孔付き可撓膜を張設
    し、前記細棒状体又は塗料タンクのいずれか一方
    若しくは双方を相手側に向かつて相対的に遠近動
    して、前記細棒状体を前記可撓膜の挿通孔を介し
    て塗料タンク内に押し込みするように構成する一
    方、前記塗料タンク内に臨ませた支持体にて、当
    該塗料タンク内の細棒状体の先端を前記可撓膜に
    向かつて押し戻すように、前記支持体又は塗料タ
    ンクのいずれか一方若しくは双方を駆動するよう
    に構成したことを特徴とする箸等の細棒状体の塗
    装装置。
JP10431489A 1989-04-24 1989-04-24 箸等の細棒状体の塗装装置 Granted JPH02280871A (ja)

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CN105597990B (zh) * 2016-03-19 2018-03-02 杨宇岳 一种筷子上漆机的上漆机构
CN106799330B (zh) * 2017-01-24 2019-05-28 山东大学 一种鱼竿浸漆自动化设备
CN110371645A (zh) * 2019-06-26 2019-10-25 北京林业大学 一种自动抽漆生产线的上料装置
CN113351416B (zh) * 2021-06-21 2022-07-05 南平市建阳区绿佳竹制品厂(普通合伙) 一种全自动筷子油漆画线机

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