JPH0577933B2 - - Google Patents
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- JPH0577933B2 JPH0577933B2 JP63144465A JP14446588A JPH0577933B2 JP H0577933 B2 JPH0577933 B2 JP H0577933B2 JP 63144465 A JP63144465 A JP 63144465A JP 14446588 A JP14446588 A JP 14446588A JP H0577933 B2 JPH0577933 B2 JP H0577933B2
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Description
(産業上の利用分野)
本発明は単系統の熱源側ユニツトに対して複数
基の利用側コイルを並列接続せしめた空気熱源ヒ
ートポンプなどの空気調和機における除霜装置に
関する。 (従来の技術) 暖房運転時におけるエネルギー有効化EERを
高く保持しながら、しかも現暖房運転の直前に行
わせた除霜運転の状態を勘案することによつて、
暖房運転の実態に即した適切なタイミングで除霜
を行わせて運転経済性の向上を果たさせるものと
して、特開昭62−294836号公報の向上を果たさせ
るものとして、特開昭62−294836号公報において
本出願人はさきに提案を行つた。 この公知技術は利用側コイルにおける被加熱流
体例えば室内空気の出入・入口温度差Δtで決ま
る暖房能力が着霜の進行に伴つて低下してくる度
合と除霜に要した時間との関係から1サイクルに
おける暖房積算能力が最大となるタイミングを選
んで除霜を行わせる制御方式を特徴とするもので
ある。 (発明が解決しようとする課題) この制御方式で除霜を行う場合、熱源側ユニツ
トと利用側ユニツトを有する利用側ユニツトとが
各1基で対応するものについて合理的な制御態様
であり、一方、単系統の熱源側ユニツトに複数基
の利用側コイルが並列接続されてなる所謂マルチ
方式と称される空気調和機では最適なものとはな
り難く、この点について以下説明する。 マルチ方式の場合は利用側コイルが全基運転す
る全運転と、一部が停止する部分運転とがあつ
て、稼動台数が違うと、当然、冷凍回路における
冷媒流動状態が変化して、吹出空気温度が変わる
ために吹出・吸込空気間の温度差を用いて暖房能
力の算出を行わせ、除霜タイミングをとるように
してもそれでは適切な結果が得られないことにな
るのである。 このことは第11図に示される通りであつて、
利用側コイルが3台の例で説明すると、前記温度
Δtは3台の(全)運転の場合が最小、2台運転、
1台運転の順に大きくなり、温度差が見掛け上で
増減することから、前述の公知技術をマルチ方式
に単純に適用し得ない問題がある。 これとは別にマルチ方式の場合、どの利用側コ
イルの吸込み・吹出空気温度差を検知すべきかの
問題があり、例えばある1台のみについて検知し
ていると、その1台は停止したが他の利用側コイ
ルが稼動している場合に暖房能力の演算が行えな
くなり、従つて全台を検知対象とするが、対象機
を切り替えるかなどの対策を講じなければならな
い。 さらに、熱源側ユニツトにおける圧縮機が負荷
に応じた能力制御される空気調和機の場合は、第
12図及び第13図に実線示するように、例えば
インバータにより圧縮機能力が調節されるもので
は、周波数の変化1〜4によつて温度差Δtが変化
し、見掛け上の暖房能力Qが増減変化するため
に、この暖房能力Qの積分を行つてその最大値に
より除霜のタイミングをとらせても、それだけで
は最適なタイミングになつていないことが明らか
である。 従つて、圧縮機の容量制御が成されるものでは
容量変化に見合つた補正対策が必要となる。 かかる問題点に対処して本発明は成されたもの
であつて、特に複数基の利用側コイルを単系統の
熱源側ユニツトに並列接続してなる空気調和機に
対して、前掲の公知技術に示される除霜制御方式
を適用するに当たり、利用側コイルの運転台数に
応じた修正を暖房積算能力演算の過程で追加せし
めることによつて適正な除霜タイミングをとり得
るようにし、また、圧縮機が容量制御されるもの
については、さらに容量変化に対応した補正を同
じく演算過程で追加せしめることによつて除霜タ
イミングの適正化をはからせ、かくして除霜運転
開始が早くも遅くもなくてEERの最高値保持に
よる運転経済性の向上をマルチ方式の空気調和機
に実現させることを目的とする。 (課題を解決するための手段) そこで本発明は第1図に示す如く、請求項1の
発明は前述のマルチ方式の空気調和機の除霜装置
として、修正係数記憶手段1と、修正係数選択手
段2-1と、積算暖房能力算出手段3と、個別平均
暖房能力算出手段4と、総合平均暖房能力算出手
段5と、比較手段6とを備えしめている。 まず、修正係数記憶手段1は、一部が停止して
なる部分運転時と全稼動による全運転時とで、各
利用側コイル13-1,13-2での被加熱流体の出
口温度と入口温度との温度差Δtiが変動し、前者
の場合の方が運転台数の少ない程大きい値となる
ことを根拠として、予め運転台数に対応し決定し
てなる各修正係数αjを読み出し可能に記憶せしめ
る構成を有する。 次に、修正係数選択手段2-1は、現在暖房運転
中の利用側コイル13-1,13-2の運転台数を検
出し、前記修正係数記憶手段1の記憶データから
対応する修正係数αjを読み出す構成を有する。 一方、積算暖房能力算出手段3については、暖
房運転中の利用側コイル13-1,13-2それぞれ
について、除霜終了直後の暖房運転開始時からの
積算暖房能力Sioを、一定時間毎の周期的に前記
修正係数選択手段2-1が読み出した修正係数αjを
乗じて算出する構成である。 さらに、個別平均暖房能力算出手段4について
は、暖房運転中の利用側コイル13-1,13-2そ
れぞれについて、前記積算暖房能力算出手段3が
算出した積算暖房能力Sioを、前回の除霜運転が
終了してから以後の現在までに行われた暖房運転
時間Tfに、前回の除霜運転時間Td又は次に予測
される予測除霜運転時間Tdyを加えた値で除算す
ることにより、平均暖房能力Qioを算出し記憶す
る構成を有する。 次いで総合平均暖房能力算出手段5は、暖房運
転中の利用側コイル13-1,13-2それぞれにつ
いて、前記個別平均暖房能力算出手段4が算出し
た各平均暖房能力Qioの平均値に相当する総合平
均暖房能力Qoを算出し記憶する構成を有する。 また、比較手段6に関しては、前記総合平均暖
房能力算出手段5が算出した総合平均暖房能力
Qoにおける今回の値Qoと前回の値Qo-1とを比較
して今回の値が小さいときに除霜信号を出力する
構成となしている。 次に請求項2の説明は、容量制御される圧縮機
8を有するマルチ方式空気調和機の除霜装置であ
つて、第2図に示す通り、請求項1の発明に対し
て補正係数記憶手段7を追加せしめると共に、修
正係数選択手段2-1に替えて係数選択手段2-2を
備えしめ、さらに積算暖房能力算出手段3の構成
に変更を加えたことを特徴とする。 前記補正係数記憶手段7については、前記温度
差Δtiが圧縮機8の容量変化に対して低容量程大
きく変動することを根拠として予め圧縮機の容量
に対応し決定してなる各補正係数βjを読み出し可
能に記憶せしめる構成を有する。 一方、前記係数選択手段2-2に関しては、現在
暖房運転中の利用側コイル13-1,13-2の運転
台数ならびに圧縮機8の運転容量を検出し、前記
修正係数記憶手段1及び前記補正係数記憶手段7
の記憶データから対応する修正係数αj及び補正係
数βjを読み出す構成となしている。 また、積算暖房能力算出手段3については、各
利用側コイル13-1,13-2についての積算暖房
能力Sioの算出に際し、修正係数αjだけでなく、
前記補正係数βjも乗じるようにした構成を有せし
めている。 なお、圧縮機8の容量制御を行うのに、インバ
ータにより無段階的に成すもの、アンローダ装置
により段階的に成すものの2種があり、前者の場
合は、補正係数記憶手段7に記憶させる補正係数
βjが周波数Hznの変化に対応して決定され、一
方、後者の場合は、補正係数βjがアンローダ装置
の圧縮機容量率%に対応して決定されるものであ
る。 (作用) 本発明は総合平均暖房能力算出手段5によつて
利用側コイル13-1,13-2の運転台数の差にも
とづく温度差Δtiの変動を補正し、また、圧縮機
8の容量変化についても同様に補正を行つている
ので、運転の実態に対応した暖房能力の算出が可
能で、マルチ方式に適した判定が実現でき、さら
に比較手段6との組合わせによつて総合平均暖房
能力でピークとなる時点を捉えて、この時点にお
いて除霜が必要なときは除霜に入らせるようにし
ているので、正確な除霜タイミングをとつて、暖
房能力値を常に最大に保持しながら除霜を効果的
に行わせることが可能である。 (実施例) 以下、本考案の実施例を添付図面により説明す
る。 第3図は本発明の例に係る装置回路図であり、
1基の熱源側ユニツトOUに対して複数基の利用
側ユニツトIU1,IU2…IUoを組合わせてなり、熱
源側ユニツトOUはインバータ22で制御される
モータを有する圧縮機8、四路切換弁9、熱源側
コイル10、逆止弁16を並列接続してなる暖房
用減圧器11、アキユムレータ14及び熱源側フ
アン18を備えて液管、ガス管の接続部を配管端
に有している。 各利用側ユニツトIU1,IU2…は同じ構造であ
るのでそのうちの一つIU1を説明すると、液管と
ガス管との間に冷房用減圧器12-1、利用側コイ
ル13-1及び電磁弁15-1を直列に接続して有す
るとともに利用側フアン19-1を備え、前記減圧
器12-1には逆止弁17-1を並列接続してなり、
この冷媒回路を熱源側ユニツトOUの前記液・ガ
ス管に接続せしてめいる。 このように冷凍回路を構成することにより、暖
房運転の際は冷媒を実線矢印の方向に流通せしめ
て利用側コイル13-1〜13-oを凝縮器,熱源側
コイル10を蒸発器に夫々作用せしめ、一方、冷
房運転及び除霜(デフロスト)運転の際は冷媒を
破線矢印の方向に流通せしめて、熱源側コイル1
0を凝縮器,利用側コイル13-1,13-oを蒸発
器に夫々作用せしめるのであつて、冷媒の流通方
向の切換えは四路切換弁9の切換操作によつて行
うことは言うまでもなく、また、デフロスト運転
の場合は、熱源側フアン18及び利用側フアン1
9-1〜19-oを共に停止せしめるものである。 なお、第3図中、20-1〜20-oは利用側コイ
ル13-1,13-oの出口における空気温度を検出
する第1温度検出器、21-1〜21-oは同じく入
口における空気温度を検出する第2温度検出器を
夫々示し、両温度検出器20-1,21-1…20-
o、21-oは後述する積算暖房能力手段3の入力
要素を構成している。 一方、23はデアイサで暖房運転時に蒸発器と
なる熱源側コイル10のコイル入口温度を検出し
て−5℃以下であるか、また、内蔵するタイマが
暖房運転時間を計測して2時間を経過したかのい
ずれかの条件によつて要デフロスト信号を発する
公知の除霜検出器であつて、除霜指令信号の入力
端子に接続している。 上記構成になる空気調和機の除霜制御を司る電
子制御回路は第4図に概略示される通りであつ
て、24は周知のマイクロコンピユータで、
CPU25、RAM26及びROM27を基本要素
として構成されている。 ROM27にはCPU25を制御するプログラム
が書き込まれ、CPU25はこのプログラムに従
つてインプツトポート28より外部データを取込
み、あるいはRAM26との間でデータの授受を
行つたりしながら演算処理し、必要に応じて処理
したデータをアウトプツトポート29に出力す
る。 アウトプツトポート29はCPU25からの出
力ポート指定信号を受けて、そのポートにデータ
を一次記憶すると共にD/Aコンバータ33を経
てアナログ信号を四路切換弁8のソレノイド9S
および利用側フアン19-1〜19-oのモータ19
−1M〜19-oMに出力するようになつている。 一方、インプツトポート28はCPU25から
の入力ポート指定信号を受けると、そのポートに
必要な情報を取り込むものであつて、暖房運転中
の利用側コイル19-1,19-oにおける空気出口
温度TpがA/Dコンバータ30を経てデイジタ
ル信号として、また、空気入口温度TiがA/Dコ
ンバータ31を経てデイジタル信号として、さら
にデアイサ23で検出した熱源側コイル10のコ
イル入口温度がA/Dコンバータ32を経てデイ
ジタル信号として夫々インプツトポート28に出
力される。 しかして、このマイクロコンピユータ24にお
けるプログラム制御が、請求項1において修正係
数記憶手段1、修正係数選択手段2-1,積算暖房
能力算出手段3,個別平均暖房能力算出手段4,
総合平均暖房能力算出手段5及び比較手段6の構
成に関連し、また、請求項2においては修正係数
記憶手段1,補正係数記憶手段7,係数選択手段
2-2、積算暖房能力算出手段3、個別平均暖房能
力算出手段4、総合平均暖房能力算出手段5及び
比較手段6の構成に関連するものであつて、
ROM27に書き込まれてなるプログラムをフロ
ーチヤートで示すと第5図のようになる。 ところで除霜開始時期のタイミングを適正にと
るための理論的根拠は、利用側コイル131基と
熱源側ユニツトOUが対応する場合は前掲の特開
昭62−294836号公報によつても明らかにしている
通りであつてこれを要説すると、暖房運転と除霜
運転を交互に繰り返した場合に、暖房能力、すな
わち、利用側コイルの暖房時における空気出口温
度Tpと空気入口温度Tiとの差である温度差Δtに
比例する値であるが、この暖房能力は時間の経過
に伴つて変化するものであり、暖房運転開始時は
零であつて、運転の進行とともに能力が増加して
最大温度差ΔtM、すなわち、最大暖房能力に達す
ると、次の熱源側コイルでの霜の付着・成長に伴
つて能力が減じることから温度差Δtは順次減少
し飽和に近い状態になる。 そこで、暖房運転の開始から所定時間毎、例え
ば30秒毎又は1分毎に読み取つた各温度差Δtか
ら、運転開始時を基点とする現時点までの積分
値、すなわち、暖房能力相当値を積分して得た積
算値である暖房能力値Sを逐次算出した後、さら
に、この暖房能力値Sを、前回の除霜運転が終了
してから以後の現在までに行われた暖房運転時間
Tfと、現在の暖房を除霜に切替えたとした場合
に除霜に要する予測除霜時間Tdyとの和で除した
平均暖房能力Qを逐次算出する。 かくして得られた平均暖房能力Qは、着霜が生
じて除霜運転を必要とする時点の直前で最大とな
り、その後は減少する推移となる。 以上の点から明らかなように、一定時間の周期
で算出した平均暖房能力Qが最大となる時間を判
定して除霜を行えばEERを最高に保たせて暖房
運転と除霜運転とを行わせることが可能となり、
要するに周期的な平均暖房能力Qの算出に際して
その値が最大となる条件を見出すには、前回の算
出値よりも今回の算出値の方が小さくなつたこと
を判定すれば良いことを意味している。 なお、予測除霜時間Tdyは前回の暖房運転時間
(1回当たり)と前回の除霜時間との関係から適
切な値が求められる。 このような演算方式をマルチ方式の空気調和機
に適用した場合、前述したように運転台数によつ
て温度差Δtが見掛け上増減変動する問題がある
ので、第10図に破線示する如く、全運転時を基
準として部分運転時における運転台数別毎の修正
係数αjを求めおいて、読み出し可能に修正係数記
憶手段1に記憶させ、これを積算暖房能力算出の
際に乗じるようにすれば、見掛け上の変動を考慮
に入れて修正された算出が可能となる。 この場合第10図から明らかな如く、全運転時
の修正係数を1とした場合、部分運転時の修正係
数は停止台数が多い程絶対値が小さい少数として
表される。 上述の説明によればマルチ方式の空気調和機に
おいては、すべての利用側コイルについて温度差
Δtiを検出して修正係数αjを乗じて運転台数の平
均を積分してゆき、これが減少傾向になつたとき
除霜に入らせるようにすればよい。 すなわち、1台毎に、 Sio=ΣαjΔtin Qio=Sio/Tf+Td(又はTdy) を演算した後、
基の利用側コイルを並列接続せしめた空気熱源ヒ
ートポンプなどの空気調和機における除霜装置に
関する。 (従来の技術) 暖房運転時におけるエネルギー有効化EERを
高く保持しながら、しかも現暖房運転の直前に行
わせた除霜運転の状態を勘案することによつて、
暖房運転の実態に即した適切なタイミングで除霜
を行わせて運転経済性の向上を果たさせるものと
して、特開昭62−294836号公報の向上を果たさせ
るものとして、特開昭62−294836号公報において
本出願人はさきに提案を行つた。 この公知技術は利用側コイルにおける被加熱流
体例えば室内空気の出入・入口温度差Δtで決ま
る暖房能力が着霜の進行に伴つて低下してくる度
合と除霜に要した時間との関係から1サイクルに
おける暖房積算能力が最大となるタイミングを選
んで除霜を行わせる制御方式を特徴とするもので
ある。 (発明が解決しようとする課題) この制御方式で除霜を行う場合、熱源側ユニツ
トと利用側ユニツトを有する利用側ユニツトとが
各1基で対応するものについて合理的な制御態様
であり、一方、単系統の熱源側ユニツトに複数基
の利用側コイルが並列接続されてなる所謂マルチ
方式と称される空気調和機では最適なものとはな
り難く、この点について以下説明する。 マルチ方式の場合は利用側コイルが全基運転す
る全運転と、一部が停止する部分運転とがあつ
て、稼動台数が違うと、当然、冷凍回路における
冷媒流動状態が変化して、吹出空気温度が変わる
ために吹出・吸込空気間の温度差を用いて暖房能
力の算出を行わせ、除霜タイミングをとるように
してもそれでは適切な結果が得られないことにな
るのである。 このことは第11図に示される通りであつて、
利用側コイルが3台の例で説明すると、前記温度
Δtは3台の(全)運転の場合が最小、2台運転、
1台運転の順に大きくなり、温度差が見掛け上で
増減することから、前述の公知技術をマルチ方式
に単純に適用し得ない問題がある。 これとは別にマルチ方式の場合、どの利用側コ
イルの吸込み・吹出空気温度差を検知すべきかの
問題があり、例えばある1台のみについて検知し
ていると、その1台は停止したが他の利用側コイ
ルが稼動している場合に暖房能力の演算が行えな
くなり、従つて全台を検知対象とするが、対象機
を切り替えるかなどの対策を講じなければならな
い。 さらに、熱源側ユニツトにおける圧縮機が負荷
に応じた能力制御される空気調和機の場合は、第
12図及び第13図に実線示するように、例えば
インバータにより圧縮機能力が調節されるもので
は、周波数の変化1〜4によつて温度差Δtが変化
し、見掛け上の暖房能力Qが増減変化するため
に、この暖房能力Qの積分を行つてその最大値に
より除霜のタイミングをとらせても、それだけで
は最適なタイミングになつていないことが明らか
である。 従つて、圧縮機の容量制御が成されるものでは
容量変化に見合つた補正対策が必要となる。 かかる問題点に対処して本発明は成されたもの
であつて、特に複数基の利用側コイルを単系統の
熱源側ユニツトに並列接続してなる空気調和機に
対して、前掲の公知技術に示される除霜制御方式
を適用するに当たり、利用側コイルの運転台数に
応じた修正を暖房積算能力演算の過程で追加せし
めることによつて適正な除霜タイミングをとり得
るようにし、また、圧縮機が容量制御されるもの
については、さらに容量変化に対応した補正を同
じく演算過程で追加せしめることによつて除霜タ
イミングの適正化をはからせ、かくして除霜運転
開始が早くも遅くもなくてEERの最高値保持に
よる運転経済性の向上をマルチ方式の空気調和機
に実現させることを目的とする。 (課題を解決するための手段) そこで本発明は第1図に示す如く、請求項1の
発明は前述のマルチ方式の空気調和機の除霜装置
として、修正係数記憶手段1と、修正係数選択手
段2-1と、積算暖房能力算出手段3と、個別平均
暖房能力算出手段4と、総合平均暖房能力算出手
段5と、比較手段6とを備えしめている。 まず、修正係数記憶手段1は、一部が停止して
なる部分運転時と全稼動による全運転時とで、各
利用側コイル13-1,13-2での被加熱流体の出
口温度と入口温度との温度差Δtiが変動し、前者
の場合の方が運転台数の少ない程大きい値となる
ことを根拠として、予め運転台数に対応し決定し
てなる各修正係数αjを読み出し可能に記憶せしめ
る構成を有する。 次に、修正係数選択手段2-1は、現在暖房運転
中の利用側コイル13-1,13-2の運転台数を検
出し、前記修正係数記憶手段1の記憶データから
対応する修正係数αjを読み出す構成を有する。 一方、積算暖房能力算出手段3については、暖
房運転中の利用側コイル13-1,13-2それぞれ
について、除霜終了直後の暖房運転開始時からの
積算暖房能力Sioを、一定時間毎の周期的に前記
修正係数選択手段2-1が読み出した修正係数αjを
乗じて算出する構成である。 さらに、個別平均暖房能力算出手段4について
は、暖房運転中の利用側コイル13-1,13-2そ
れぞれについて、前記積算暖房能力算出手段3が
算出した積算暖房能力Sioを、前回の除霜運転が
終了してから以後の現在までに行われた暖房運転
時間Tfに、前回の除霜運転時間Td又は次に予測
される予測除霜運転時間Tdyを加えた値で除算す
ることにより、平均暖房能力Qioを算出し記憶す
る構成を有する。 次いで総合平均暖房能力算出手段5は、暖房運
転中の利用側コイル13-1,13-2それぞれにつ
いて、前記個別平均暖房能力算出手段4が算出し
た各平均暖房能力Qioの平均値に相当する総合平
均暖房能力Qoを算出し記憶する構成を有する。 また、比較手段6に関しては、前記総合平均暖
房能力算出手段5が算出した総合平均暖房能力
Qoにおける今回の値Qoと前回の値Qo-1とを比較
して今回の値が小さいときに除霜信号を出力する
構成となしている。 次に請求項2の説明は、容量制御される圧縮機
8を有するマルチ方式空気調和機の除霜装置であ
つて、第2図に示す通り、請求項1の発明に対し
て補正係数記憶手段7を追加せしめると共に、修
正係数選択手段2-1に替えて係数選択手段2-2を
備えしめ、さらに積算暖房能力算出手段3の構成
に変更を加えたことを特徴とする。 前記補正係数記憶手段7については、前記温度
差Δtiが圧縮機8の容量変化に対して低容量程大
きく変動することを根拠として予め圧縮機の容量
に対応し決定してなる各補正係数βjを読み出し可
能に記憶せしめる構成を有する。 一方、前記係数選択手段2-2に関しては、現在
暖房運転中の利用側コイル13-1,13-2の運転
台数ならびに圧縮機8の運転容量を検出し、前記
修正係数記憶手段1及び前記補正係数記憶手段7
の記憶データから対応する修正係数αj及び補正係
数βjを読み出す構成となしている。 また、積算暖房能力算出手段3については、各
利用側コイル13-1,13-2についての積算暖房
能力Sioの算出に際し、修正係数αjだけでなく、
前記補正係数βjも乗じるようにした構成を有せし
めている。 なお、圧縮機8の容量制御を行うのに、インバ
ータにより無段階的に成すもの、アンローダ装置
により段階的に成すものの2種があり、前者の場
合は、補正係数記憶手段7に記憶させる補正係数
βjが周波数Hznの変化に対応して決定され、一
方、後者の場合は、補正係数βjがアンローダ装置
の圧縮機容量率%に対応して決定されるものであ
る。 (作用) 本発明は総合平均暖房能力算出手段5によつて
利用側コイル13-1,13-2の運転台数の差にも
とづく温度差Δtiの変動を補正し、また、圧縮機
8の容量変化についても同様に補正を行つている
ので、運転の実態に対応した暖房能力の算出が可
能で、マルチ方式に適した判定が実現でき、さら
に比較手段6との組合わせによつて総合平均暖房
能力でピークとなる時点を捉えて、この時点にお
いて除霜が必要なときは除霜に入らせるようにし
ているので、正確な除霜タイミングをとつて、暖
房能力値を常に最大に保持しながら除霜を効果的
に行わせることが可能である。 (実施例) 以下、本考案の実施例を添付図面により説明す
る。 第3図は本発明の例に係る装置回路図であり、
1基の熱源側ユニツトOUに対して複数基の利用
側ユニツトIU1,IU2…IUoを組合わせてなり、熱
源側ユニツトOUはインバータ22で制御される
モータを有する圧縮機8、四路切換弁9、熱源側
コイル10、逆止弁16を並列接続してなる暖房
用減圧器11、アキユムレータ14及び熱源側フ
アン18を備えて液管、ガス管の接続部を配管端
に有している。 各利用側ユニツトIU1,IU2…は同じ構造であ
るのでそのうちの一つIU1を説明すると、液管と
ガス管との間に冷房用減圧器12-1、利用側コイ
ル13-1及び電磁弁15-1を直列に接続して有す
るとともに利用側フアン19-1を備え、前記減圧
器12-1には逆止弁17-1を並列接続してなり、
この冷媒回路を熱源側ユニツトOUの前記液・ガ
ス管に接続せしてめいる。 このように冷凍回路を構成することにより、暖
房運転の際は冷媒を実線矢印の方向に流通せしめ
て利用側コイル13-1〜13-oを凝縮器,熱源側
コイル10を蒸発器に夫々作用せしめ、一方、冷
房運転及び除霜(デフロスト)運転の際は冷媒を
破線矢印の方向に流通せしめて、熱源側コイル1
0を凝縮器,利用側コイル13-1,13-oを蒸発
器に夫々作用せしめるのであつて、冷媒の流通方
向の切換えは四路切換弁9の切換操作によつて行
うことは言うまでもなく、また、デフロスト運転
の場合は、熱源側フアン18及び利用側フアン1
9-1〜19-oを共に停止せしめるものである。 なお、第3図中、20-1〜20-oは利用側コイ
ル13-1,13-oの出口における空気温度を検出
する第1温度検出器、21-1〜21-oは同じく入
口における空気温度を検出する第2温度検出器を
夫々示し、両温度検出器20-1,21-1…20-
o、21-oは後述する積算暖房能力手段3の入力
要素を構成している。 一方、23はデアイサで暖房運転時に蒸発器と
なる熱源側コイル10のコイル入口温度を検出し
て−5℃以下であるか、また、内蔵するタイマが
暖房運転時間を計測して2時間を経過したかのい
ずれかの条件によつて要デフロスト信号を発する
公知の除霜検出器であつて、除霜指令信号の入力
端子に接続している。 上記構成になる空気調和機の除霜制御を司る電
子制御回路は第4図に概略示される通りであつ
て、24は周知のマイクロコンピユータで、
CPU25、RAM26及びROM27を基本要素
として構成されている。 ROM27にはCPU25を制御するプログラム
が書き込まれ、CPU25はこのプログラムに従
つてインプツトポート28より外部データを取込
み、あるいはRAM26との間でデータの授受を
行つたりしながら演算処理し、必要に応じて処理
したデータをアウトプツトポート29に出力す
る。 アウトプツトポート29はCPU25からの出
力ポート指定信号を受けて、そのポートにデータ
を一次記憶すると共にD/Aコンバータ33を経
てアナログ信号を四路切換弁8のソレノイド9S
および利用側フアン19-1〜19-oのモータ19
−1M〜19-oMに出力するようになつている。 一方、インプツトポート28はCPU25から
の入力ポート指定信号を受けると、そのポートに
必要な情報を取り込むものであつて、暖房運転中
の利用側コイル19-1,19-oにおける空気出口
温度TpがA/Dコンバータ30を経てデイジタ
ル信号として、また、空気入口温度TiがA/Dコ
ンバータ31を経てデイジタル信号として、さら
にデアイサ23で検出した熱源側コイル10のコ
イル入口温度がA/Dコンバータ32を経てデイ
ジタル信号として夫々インプツトポート28に出
力される。 しかして、このマイクロコンピユータ24にお
けるプログラム制御が、請求項1において修正係
数記憶手段1、修正係数選択手段2-1,積算暖房
能力算出手段3,個別平均暖房能力算出手段4,
総合平均暖房能力算出手段5及び比較手段6の構
成に関連し、また、請求項2においては修正係数
記憶手段1,補正係数記憶手段7,係数選択手段
2-2、積算暖房能力算出手段3、個別平均暖房能
力算出手段4、総合平均暖房能力算出手段5及び
比較手段6の構成に関連するものであつて、
ROM27に書き込まれてなるプログラムをフロ
ーチヤートで示すと第5図のようになる。 ところで除霜開始時期のタイミングを適正にと
るための理論的根拠は、利用側コイル131基と
熱源側ユニツトOUが対応する場合は前掲の特開
昭62−294836号公報によつても明らかにしている
通りであつてこれを要説すると、暖房運転と除霜
運転を交互に繰り返した場合に、暖房能力、すな
わち、利用側コイルの暖房時における空気出口温
度Tpと空気入口温度Tiとの差である温度差Δtに
比例する値であるが、この暖房能力は時間の経過
に伴つて変化するものであり、暖房運転開始時は
零であつて、運転の進行とともに能力が増加して
最大温度差ΔtM、すなわち、最大暖房能力に達す
ると、次の熱源側コイルでの霜の付着・成長に伴
つて能力が減じることから温度差Δtは順次減少
し飽和に近い状態になる。 そこで、暖房運転の開始から所定時間毎、例え
ば30秒毎又は1分毎に読み取つた各温度差Δtか
ら、運転開始時を基点とする現時点までの積分
値、すなわち、暖房能力相当値を積分して得た積
算値である暖房能力値Sを逐次算出した後、さら
に、この暖房能力値Sを、前回の除霜運転が終了
してから以後の現在までに行われた暖房運転時間
Tfと、現在の暖房を除霜に切替えたとした場合
に除霜に要する予測除霜時間Tdyとの和で除した
平均暖房能力Qを逐次算出する。 かくして得られた平均暖房能力Qは、着霜が生
じて除霜運転を必要とする時点の直前で最大とな
り、その後は減少する推移となる。 以上の点から明らかなように、一定時間の周期
で算出した平均暖房能力Qが最大となる時間を判
定して除霜を行えばEERを最高に保たせて暖房
運転と除霜運転とを行わせることが可能となり、
要するに周期的な平均暖房能力Qの算出に際して
その値が最大となる条件を見出すには、前回の算
出値よりも今回の算出値の方が小さくなつたこと
を判定すれば良いことを意味している。 なお、予測除霜時間Tdyは前回の暖房運転時間
(1回当たり)と前回の除霜時間との関係から適
切な値が求められる。 このような演算方式をマルチ方式の空気調和機
に適用した場合、前述したように運転台数によつ
て温度差Δtが見掛け上増減変動する問題がある
ので、第10図に破線示する如く、全運転時を基
準として部分運転時における運転台数別毎の修正
係数αjを求めおいて、読み出し可能に修正係数記
憶手段1に記憶させ、これを積算暖房能力算出の
際に乗じるようにすれば、見掛け上の変動を考慮
に入れて修正された算出が可能となる。 この場合第10図から明らかな如く、全運転時
の修正係数を1とした場合、部分運転時の修正係
数は停止台数が多い程絶対値が小さい少数として
表される。 上述の説明によればマルチ方式の空気調和機に
おいては、すべての利用側コイルについて温度差
Δtiを検出して修正係数αjを乗じて運転台数の平
均を積分してゆき、これが減少傾向になつたとき
除霜に入らせるようにすればよい。 すなわち、1台毎に、 Sio=ΣαjΔtin Qio=Sio/Tf+Td(又はTdy) を演算した後、
【式】を演算し、これが減少傾向に
なつたとき除霜させるものである。
但し、Qin:各利用側コイルの積分能力、
Tf:暖房運転(着霜)時間、
Td:除霜運転時間、
N:運転台数
Qn:総合平均暖房能力、
以上説明した内容にもとづき除霜運転を行うた
めのフローチヤートを請求項1の発明について第
5図乃至第8図によつて説明する。 暖房運転スイツチを投入して空気調和機を暖房
開始させ(ステツプ)ると共に、初期セツトを
行う(ステツプ)。 この初期セツトとは電子タイマを暖房運転時間
Tfの始点である零にリセツトし、かつ、ONから
の時間Tfsも零にリセツトし、積算暖房能力値Sio
及び平均暖房能力Qを夫々零にセツトし、さら
に、運転開始時においてはデフロスト運転が一度
も行われていないために、その後のタイミングを
とるための条件の1つとして5分等の適当な除霜
時間Tdを設定すると共に、フラグFlgを0にセツ
トして、それ等をマイクロコンピユータ24に記
憶させることを意味する。 かくして電子タイマが時計を開始し、暖房運転
時間Tfが20分に達するまでは(ステツプ)、第
6図に示す測定フロー(ステツプ)に入らせ
る。 すなわち、暖房運転状態であることをまずチエ
ツク(ステツプ)して一定時間(例、1分)を
カウントする(ステツプ、)毎に、全ての利
用側コイル13-1,13-2…ついて数秒の間隔を
とつて順番に空気出口温度Tpと空気入口温度Ti
の温度差Δtiを算出及び記憶する(ステツプ)。 なお、運転開始から20分程度経過するまでは運
転態様が不安定状態である(不確定要因が存在す
る)ので、この間は(ステツプ)により除霜運
転に入らせないようにしている。 各温度差Δtiの算出を1分毎に行いながら、利
用側コイル13-1,13-2…の運転台数による温
度差修正のフロー(ステツプ)を運転中の利用
側コイル13-1,13-2毎に行わせて、同時にこ
の補正された後の温度差Δtiを積算し(ステツプ
)て積算暖房能力Sioを夫々求め、始動によつ
てフラグFlgが0である(ステツプ)ので、次
の(ステツプ〓〓)に移行させて平均暖房能力Qio
の算出及び記憶を、暖房運転中の利用側コイル1
3-1,13-2それぞれについて行わせる。なお、
ステツプ〓〓が個別平均暖房能力算出手段4の処理
機能に相当する。 この場合の平均暖房能力Qioは、除霜が、前に
行われていないので、設定除霜時間(Td=5分)
と暖房運転時間Tfとの和で積算暖房能力Soを除
算することによつて求められる。 なお、ステツプ及び後述するステツプが積
算暖房能力算出手段3の処理機能に相当する。 ところで温度差修正のフロー(ステツプ)
は、第7図に示しているが、現在運転中の利用側
コイル13-1,13-2の数をステツプで受取る
と、修正係数記憶手段1に記憶されている修正係
数αjの中から運転台数に対応する値をステツプ
で読み出した後、ステツプに移行してΔti=αj
×Δtiの計算を行うものである。 なお、このステツプが修正係数選択手段2-1
の処理機能に相当する。 そして、運転中の各利用側コイル13-1,13
−2に対して→間で示したステツプの積算暖房
能力Sioの算出及び記憶が一巡するとステツプ〓〓
に移行してQp=N 〓i=1 Qio÷Nの演算を行う。 すなわち、算出した各平均暖房能力Qioの和を
運転台数Nで除算することによつて総合平均暖房
能力Qoを求める。 このステツプ〓〓が総合平均暖房能力算出手段5
の処理機能である。 このようにして暖房運転が続行し運転開始から
の時間が180分以内であることをチエツク(ステ
ツプ)し、かつ、自動停止後の運転再開時間
Tfsが5分以内の不安定期であるかをチエツク
(ステツプ)して、不安定期では測定フロー
(ステツプ)のみを行わせ、5分経過後の安定
期であれば、今回演算した平均暖房能力値Qoと
前回のそれQo-1の大小比較をステツプで1分
毎に行わせる。 この比較結果がQo≧Qo-1であると測定フロー
(ステツプ)に至らせ、一方、Qo<Qo-1である
とその時点において平均暖房能力値Qoが最大値
を過ぎ減少に移行する状態となつているこのこと
を意味しているので、運転再開からの時間が5分
以上の安定期であるをチエツクすると(ステツプ
)、比較手段6から除霜信号を出力させる。 なお、ステツプが比較手段6の処理機能に相
当する。 この状態で熱源側コイル10のコイル温度が−
5℃以上であつてデアイサ23が除霜信号を発し
ていなければ(ステツプ)、前記測定フロー
(ステツプ)を続けさせるが、一方除霜信号を
発しているとデフロストフロー(ステツプ)に
移行せしめる。 このデフロストフローは第8図に示される通り
であつて、暖房サイクルを冷房サイクルに切換え
ると共に、電子タイマにおける暖房運転時間Tf
を現在の値Tuに固定し、かつ、デフロスト運転
時間Tdを零にリセツトする初期セツト(ステツ
プ〓〓)を行つた後、デフロスト運転時間の1分単
位の計測(ステツプ〓〓)を行う。 かくして冷房サイクルによる除霜運転に入つて
霜を融かされる結果、デアイサ23が除霜完了に
よるコイル温度の15℃以上であることを検出して
除霜解除信号を発する(ステツプ〓〓)と、冷房サ
イクルを暖房サイクルに切替えると共に、ステツ
プ32に移行して現在の時点で暖房運転を除霜運転
に切り替えたとした場合における予測除霜運転時
間Tdyを求める式の係数である(Td−1)/Tu=
aの演算を行つた後、暖房運転時間Tfを零、積
算暖房能力値Sio及び平均暖房能力Qioを零にリセ
ツトすると共にフラグFlgを1にセツトするサイ
クル終了セツトを行う(ステツプ33)。なお、ス
テツプは、暖房運転開始から3時間経過してい
ることをチエツクし、しかもデアイサ23から着
霜検出信号が発せられていることをチエツクした
場合、マイクロコンピユータ24においてQo<
Qo-1の演算結果が出ていなくても、強制的に除
霜運転に入らせるためのチエツク機能である。 このようにして暖房運転と除霜運転とからなる
1サイクルは完了し、再びステツプからの作動
を行わせるが、2回目のサイクルからの測定フロ
ー(ステツプ)は、第6図においてステツプ
がフラグが1であるので右半部の順序作動に移行
する。 まず、ステツプ〓〓において所定の演算を行つ
て、現在の時点で暖房運転を除霜運転に切り替え
たとした場合における予測除霜運転時間Tdyを算
出する。 上記算出結果はそのままステツプ〓〓の演算に持
ち込ませてもよいが、安全度を考えてステツプ〓〓
乃至ステツプ〓〓においてチエツクを行い前回の除
霜に要した時間Tdと比較して予測除霜運転Tdy
が、 0.5Td≦Tdy≦1.5Td の範囲内におさまるように上限値及び下限値を規
定することは好ましい手段である。 かくして予測除霜運転時間Tdyの算出が終る
と、個別平均暖房能力算出手段4による処理手順
のステツプ〓〓に移行させる。 すなわち、運転中の利用側コイル13-1,13
−2それぞれについて現在の暖房運転積算時間Tfと
前記予測除霜運転時間Tdyとの和で現在までの積
算暖房能力値Sioを除すことにより各平均暖房能
力Qioを算出するのである。 この算出手順を総合平均暖房能力算出手段5に
おける総合平均暖房能力Qoの算出後、比較手段
6において、Qo<Qo-1のチエツクが成され、か
つ、除霜運転に切り替えられるまで行わせること
は第1回目のサイクルの場合と同じである。 かくして平均暖房能力Qoが最大になる時点を
チエツクして除霜運転を行わせるようにしている
のでEERが最高の状態で暖房と除霜の交互運転
を行わせることが可能である。 次に請求項2の発明については、これは容量制
御が成される圧縮機8を備えたマルチ形と称され
る空気調和機であつて、例えばインバータ22に
より無段階的に能力調節が行われる場合について
は、第13図及び第14図に実線示する如く周波
数の変化1〜4によつて温度差Δtが変化し、見掛
け上の暖房能力Qioが増減変化するため、この暖
房能力Qioの積分を行つてその最大値によつて除
霜のタイミングをとらせる前述の除霜制御方式で
は、最適な除霜タイミングがとれるとは限らな
い。 従つて、インバータ22の出力周波数の変化が
温度差Δtiの変化に対して何のような影響を与え
るかを実験によつて測定したところ低周波数にな
る程変化が大きい結果が得られた。 この結果にもとづき、第12図に示す如き温度
差補正曲線を求めて、最高周波数における補正係
数1.0を基準として周波数が低い程補正係数βが
大きくなる特性を補正係数記憶手段7に記憶させ
ておき、運転中の出力周波数に応じて温度差Δti
に補正係数βを乗じた後に、積算暖房能力Sioの
計算を行わせれば、第13図及び第14図に破線
示する如く適正な除霜タイミングを得るための演
算が可能となるのである。 以上説明した内容にもとづき請求項2の発明に
係る除霜運転のためのフローチヤートを、前述の
実施例と重複する部分は省略し、内容の異なる部
分について第2図、第6図及び第9図により説明
する。 第6図における温度差修正フロー(ステツプ
)は、第9図に示しているが、現在稼動中の利
用側コイル13-1,13-2の運転台数信号をステ
ツプで受取ると同時に、現在出力されている電
圧の周波数をステツプ〓〓で受けると、次のステツ
プ′で修正係数記憶手段1及び補正係数記憶手
段7の記憶データから対応する修正係数αj及び補
正係数βjを読み出した後、ステツプ′に移行し
てΔti=αj×βj×Δtiの計算を行わせて利用側コイ
ルの運転台数及び圧縮機の容量に応じた温度差値
の補正を行つて、次の各利用側コイル13-1,1
3-2に対する積算暖房能力Sioの算出に備えしめ
るのである。 なお、ステツプ′が係数選択手段2-2の処理
機能に相当し、ステツプ18′,が積算暖房能力
算出手段3の処理機能に相当する。 しかしてその後の個別平均暖房能力及び総合平
均暖房能力の算出、除霜時期の判定に関しては請
求項1に係る例の内容と同じである。 (発明の効果) 請求項1の発明は、着霜による暖房能力の低下
現象に対して、平均暖房能力が最大値となる状態
を演算により見出して、この状態に応じて除霜運
転に切換える制御を行わせ、さらに、複数台の利
用側コイル13-1,13-2における同時運転台数
の違いによる温度差(暖房能力に対する定数、
Δti)の見掛け上の増減を修正する処理を行わせ
ているので、マルチ方式の空気調和機に対して早
過ぎたり遅過ぎたりすることのない最適な除霜タ
イミングをとることが可能となり、利用側コイル
13-1,13-2の運転台数が何のように変動しよ
うとも暖房運転時のEER(エネルギー有効比)を
最大限に保持しながら適切な除霜が可能となる。 また、請求項2の発明は、インバータの周波数
変換等の作動で圧縮機8の能力を自動制御するも
のにおいて、容量切換えにより生じる温度差Δti
の変動を適正に補正するようにしているので、除
霜のタイミングが延ばされ、あるいは短縮される
ことがなく適正な除霜タイミングを確実にとるこ
とがでぎ、インバータによる容量制御の場合は周
波数Hznを、アンローダ装置による場合は圧縮機
容量率%を補正のための検出要素とすることによ
つて簡単、正確に補正が行える。
めのフローチヤートを請求項1の発明について第
5図乃至第8図によつて説明する。 暖房運転スイツチを投入して空気調和機を暖房
開始させ(ステツプ)ると共に、初期セツトを
行う(ステツプ)。 この初期セツトとは電子タイマを暖房運転時間
Tfの始点である零にリセツトし、かつ、ONから
の時間Tfsも零にリセツトし、積算暖房能力値Sio
及び平均暖房能力Qを夫々零にセツトし、さら
に、運転開始時においてはデフロスト運転が一度
も行われていないために、その後のタイミングを
とるための条件の1つとして5分等の適当な除霜
時間Tdを設定すると共に、フラグFlgを0にセツ
トして、それ等をマイクロコンピユータ24に記
憶させることを意味する。 かくして電子タイマが時計を開始し、暖房運転
時間Tfが20分に達するまでは(ステツプ)、第
6図に示す測定フロー(ステツプ)に入らせ
る。 すなわち、暖房運転状態であることをまずチエ
ツク(ステツプ)して一定時間(例、1分)を
カウントする(ステツプ、)毎に、全ての利
用側コイル13-1,13-2…ついて数秒の間隔を
とつて順番に空気出口温度Tpと空気入口温度Ti
の温度差Δtiを算出及び記憶する(ステツプ)。 なお、運転開始から20分程度経過するまでは運
転態様が不安定状態である(不確定要因が存在す
る)ので、この間は(ステツプ)により除霜運
転に入らせないようにしている。 各温度差Δtiの算出を1分毎に行いながら、利
用側コイル13-1,13-2…の運転台数による温
度差修正のフロー(ステツプ)を運転中の利用
側コイル13-1,13-2毎に行わせて、同時にこ
の補正された後の温度差Δtiを積算し(ステツプ
)て積算暖房能力Sioを夫々求め、始動によつ
てフラグFlgが0である(ステツプ)ので、次
の(ステツプ〓〓)に移行させて平均暖房能力Qio
の算出及び記憶を、暖房運転中の利用側コイル1
3-1,13-2それぞれについて行わせる。なお、
ステツプ〓〓が個別平均暖房能力算出手段4の処理
機能に相当する。 この場合の平均暖房能力Qioは、除霜が、前に
行われていないので、設定除霜時間(Td=5分)
と暖房運転時間Tfとの和で積算暖房能力Soを除
算することによつて求められる。 なお、ステツプ及び後述するステツプが積
算暖房能力算出手段3の処理機能に相当する。 ところで温度差修正のフロー(ステツプ)
は、第7図に示しているが、現在運転中の利用側
コイル13-1,13-2の数をステツプで受取る
と、修正係数記憶手段1に記憶されている修正係
数αjの中から運転台数に対応する値をステツプ
で読み出した後、ステツプに移行してΔti=αj
×Δtiの計算を行うものである。 なお、このステツプが修正係数選択手段2-1
の処理機能に相当する。 そして、運転中の各利用側コイル13-1,13
−2に対して→間で示したステツプの積算暖房
能力Sioの算出及び記憶が一巡するとステツプ〓〓
に移行してQp=N 〓i=1 Qio÷Nの演算を行う。 すなわち、算出した各平均暖房能力Qioの和を
運転台数Nで除算することによつて総合平均暖房
能力Qoを求める。 このステツプ〓〓が総合平均暖房能力算出手段5
の処理機能である。 このようにして暖房運転が続行し運転開始から
の時間が180分以内であることをチエツク(ステ
ツプ)し、かつ、自動停止後の運転再開時間
Tfsが5分以内の不安定期であるかをチエツク
(ステツプ)して、不安定期では測定フロー
(ステツプ)のみを行わせ、5分経過後の安定
期であれば、今回演算した平均暖房能力値Qoと
前回のそれQo-1の大小比較をステツプで1分
毎に行わせる。 この比較結果がQo≧Qo-1であると測定フロー
(ステツプ)に至らせ、一方、Qo<Qo-1である
とその時点において平均暖房能力値Qoが最大値
を過ぎ減少に移行する状態となつているこのこと
を意味しているので、運転再開からの時間が5分
以上の安定期であるをチエツクすると(ステツプ
)、比較手段6から除霜信号を出力させる。 なお、ステツプが比較手段6の処理機能に相
当する。 この状態で熱源側コイル10のコイル温度が−
5℃以上であつてデアイサ23が除霜信号を発し
ていなければ(ステツプ)、前記測定フロー
(ステツプ)を続けさせるが、一方除霜信号を
発しているとデフロストフロー(ステツプ)に
移行せしめる。 このデフロストフローは第8図に示される通り
であつて、暖房サイクルを冷房サイクルに切換え
ると共に、電子タイマにおける暖房運転時間Tf
を現在の値Tuに固定し、かつ、デフロスト運転
時間Tdを零にリセツトする初期セツト(ステツ
プ〓〓)を行つた後、デフロスト運転時間の1分単
位の計測(ステツプ〓〓)を行う。 かくして冷房サイクルによる除霜運転に入つて
霜を融かされる結果、デアイサ23が除霜完了に
よるコイル温度の15℃以上であることを検出して
除霜解除信号を発する(ステツプ〓〓)と、冷房サ
イクルを暖房サイクルに切替えると共に、ステツ
プ32に移行して現在の時点で暖房運転を除霜運転
に切り替えたとした場合における予測除霜運転時
間Tdyを求める式の係数である(Td−1)/Tu=
aの演算を行つた後、暖房運転時間Tfを零、積
算暖房能力値Sio及び平均暖房能力Qioを零にリセ
ツトすると共にフラグFlgを1にセツトするサイ
クル終了セツトを行う(ステツプ33)。なお、ス
テツプは、暖房運転開始から3時間経過してい
ることをチエツクし、しかもデアイサ23から着
霜検出信号が発せられていることをチエツクした
場合、マイクロコンピユータ24においてQo<
Qo-1の演算結果が出ていなくても、強制的に除
霜運転に入らせるためのチエツク機能である。 このようにして暖房運転と除霜運転とからなる
1サイクルは完了し、再びステツプからの作動
を行わせるが、2回目のサイクルからの測定フロ
ー(ステツプ)は、第6図においてステツプ
がフラグが1であるので右半部の順序作動に移行
する。 まず、ステツプ〓〓において所定の演算を行つ
て、現在の時点で暖房運転を除霜運転に切り替え
たとした場合における予測除霜運転時間Tdyを算
出する。 上記算出結果はそのままステツプ〓〓の演算に持
ち込ませてもよいが、安全度を考えてステツプ〓〓
乃至ステツプ〓〓においてチエツクを行い前回の除
霜に要した時間Tdと比較して予測除霜運転Tdy
が、 0.5Td≦Tdy≦1.5Td の範囲内におさまるように上限値及び下限値を規
定することは好ましい手段である。 かくして予測除霜運転時間Tdyの算出が終る
と、個別平均暖房能力算出手段4による処理手順
のステツプ〓〓に移行させる。 すなわち、運転中の利用側コイル13-1,13
−2それぞれについて現在の暖房運転積算時間Tfと
前記予測除霜運転時間Tdyとの和で現在までの積
算暖房能力値Sioを除すことにより各平均暖房能
力Qioを算出するのである。 この算出手順を総合平均暖房能力算出手段5に
おける総合平均暖房能力Qoの算出後、比較手段
6において、Qo<Qo-1のチエツクが成され、か
つ、除霜運転に切り替えられるまで行わせること
は第1回目のサイクルの場合と同じである。 かくして平均暖房能力Qoが最大になる時点を
チエツクして除霜運転を行わせるようにしている
のでEERが最高の状態で暖房と除霜の交互運転
を行わせることが可能である。 次に請求項2の発明については、これは容量制
御が成される圧縮機8を備えたマルチ形と称され
る空気調和機であつて、例えばインバータ22に
より無段階的に能力調節が行われる場合について
は、第13図及び第14図に実線示する如く周波
数の変化1〜4によつて温度差Δtが変化し、見掛
け上の暖房能力Qioが増減変化するため、この暖
房能力Qioの積分を行つてその最大値によつて除
霜のタイミングをとらせる前述の除霜制御方式で
は、最適な除霜タイミングがとれるとは限らな
い。 従つて、インバータ22の出力周波数の変化が
温度差Δtiの変化に対して何のような影響を与え
るかを実験によつて測定したところ低周波数にな
る程変化が大きい結果が得られた。 この結果にもとづき、第12図に示す如き温度
差補正曲線を求めて、最高周波数における補正係
数1.0を基準として周波数が低い程補正係数βが
大きくなる特性を補正係数記憶手段7に記憶させ
ておき、運転中の出力周波数に応じて温度差Δti
に補正係数βを乗じた後に、積算暖房能力Sioの
計算を行わせれば、第13図及び第14図に破線
示する如く適正な除霜タイミングを得るための演
算が可能となるのである。 以上説明した内容にもとづき請求項2の発明に
係る除霜運転のためのフローチヤートを、前述の
実施例と重複する部分は省略し、内容の異なる部
分について第2図、第6図及び第9図により説明
する。 第6図における温度差修正フロー(ステツプ
)は、第9図に示しているが、現在稼動中の利
用側コイル13-1,13-2の運転台数信号をステ
ツプで受取ると同時に、現在出力されている電
圧の周波数をステツプ〓〓で受けると、次のステツ
プ′で修正係数記憶手段1及び補正係数記憶手
段7の記憶データから対応する修正係数αj及び補
正係数βjを読み出した後、ステツプ′に移行し
てΔti=αj×βj×Δtiの計算を行わせて利用側コイ
ルの運転台数及び圧縮機の容量に応じた温度差値
の補正を行つて、次の各利用側コイル13-1,1
3-2に対する積算暖房能力Sioの算出に備えしめ
るのである。 なお、ステツプ′が係数選択手段2-2の処理
機能に相当し、ステツプ18′,が積算暖房能力
算出手段3の処理機能に相当する。 しかしてその後の個別平均暖房能力及び総合平
均暖房能力の算出、除霜時期の判定に関しては請
求項1に係る例の内容と同じである。 (発明の効果) 請求項1の発明は、着霜による暖房能力の低下
現象に対して、平均暖房能力が最大値となる状態
を演算により見出して、この状態に応じて除霜運
転に切換える制御を行わせ、さらに、複数台の利
用側コイル13-1,13-2における同時運転台数
の違いによる温度差(暖房能力に対する定数、
Δti)の見掛け上の増減を修正する処理を行わせ
ているので、マルチ方式の空気調和機に対して早
過ぎたり遅過ぎたりすることのない最適な除霜タ
イミングをとることが可能となり、利用側コイル
13-1,13-2の運転台数が何のように変動しよ
うとも暖房運転時のEER(エネルギー有効比)を
最大限に保持しながら適切な除霜が可能となる。 また、請求項2の発明は、インバータの周波数
変換等の作動で圧縮機8の能力を自動制御するも
のにおいて、容量切換えにより生じる温度差Δti
の変動を適正に補正するようにしているので、除
霜のタイミングが延ばされ、あるいは短縮される
ことがなく適正な除霜タイミングを確実にとるこ
とがでぎ、インバータによる容量制御の場合は周
波数Hznを、アンローダ装置による場合は圧縮機
容量率%を補正のための検出要素とすることによ
つて簡単、正確に補正が行える。
第1図は及び第2図は請求項1及び2の構成を
示すブロツク図、第3図は本発明の実施例に係る
装置回路図、第4図は同じく除霜制御用電子制御
回路、第5図乃至第9図は除霜制御態様を示すフ
ローチヤート、第10図乃至第14図は本発明の
作用を説明する各特性線図である。 1……修正係数記憶手段、2-1……修正係数選
択手段、2-2……係数選択手段、3……積算暖房
能力算出手段、4……個別平均暖房能力算出手
段、5……総合平均暖房能力算出手段、6……比
較手段、7……補正係数記憶手段、8……圧縮
機、13-1,13-2……利用側コイル、OU……
熱源側ユニツト。
示すブロツク図、第3図は本発明の実施例に係る
装置回路図、第4図は同じく除霜制御用電子制御
回路、第5図乃至第9図は除霜制御態様を示すフ
ローチヤート、第10図乃至第14図は本発明の
作用を説明する各特性線図である。 1……修正係数記憶手段、2-1……修正係数選
択手段、2-2……係数選択手段、3……積算暖房
能力算出手段、4……個別平均暖房能力算出手
段、5……総合平均暖房能力算出手段、6……比
較手段、7……補正係数記憶手段、8……圧縮
機、13-1,13-2……利用側コイル、OU……
熱源側ユニツト。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 単系統の熱源側ユニツトOUに対して複数基
の利用側コイル13-1,13-2を並列接続せしめ
てなる空気調和機において、 一部が停止してなる部分運転時と全稼動による
全運転時とで、各利用側コイル13-1,13-2で
の被加熱流体の出口温度と入口温度との温度差
Δtiが変動し、前者の場合の方が運転台数の少な
い程大きい値となることを根拠として、予め運転
台数に対応し決定してなる各修正係数αjを読み出
し可能に記憶せしめる修正係数記憶手段1と、 現在暖房運転中の利用側コイル13-1,13-2
の運転台数を検出し、前記修正係数記憶手段1の
記憶データから対応する修正係数αjを読み出す修
正係数選択手段2-1と、 暖房運転中の利用側コイル13-1,13-2それ
ぞれについて、除霜終了直後の暖房運転開始時か
らの積算暖房能力Sioを、一定時間毎の周期的に
前記修正係数選択手段2-1が読み出した修正係数
αjを乗じて算出し記憶する積算暖房能力算出手段
3と、 暖房運転中の利用側コイル13-1,13-2それ
ぞれについて、前記積算暖房能力算出手段3が算
出した積算暖房能力Sioを、前回の除霜運転が終
了してから以後の現在までに行われた暖房運転時
間Tfに、前回の除霜運転時間Td又は次に予測さ
れる予測除霜運転時間Tdyを加えた値で除算する
ことにより、平均暖房能力Qioを算出し記憶する
個別平均暖房能力算出手段4と、 暖房運転中の利用側コイル13-1,13-2それ
ぞれについて、前記個別平均暖房能力算出手段4
が算出した各平均暖房能力Qioの平均値に相当す
る総合平均暖房能力Qoを算出し記憶する総合平
均暖房能力算出手段5と、 前記総合平均暖房能力算出手段5が算出した総
合平均暖房能力Qoにおける今回の値Qoと前回の
値Qo-1とを比較して今回の値が小さいときに除
霜信号を出力する比較手段6とを備えてなること
を特徴とする空気調和機の除霜装置。 2 容量制御される圧縮機8を有する単系統の熱
源側ユニツトOUに対して複数基の利用側コイル
13-1,13-2を並列接続せしめてなる空気調和
機において、 一部が停止してなる部分運転時と全稼動による
全運転時とで、各利用側コイル13-1,13-2で
の被加熱流体の出口温度と入口温度との温度差
Δtiが変動し、前者の場合の方が運転台数の少な
い程大きい値となることを根拠として、予め運転
台数に対応し決定してなる各修正係数αjを読み出
し可能に記憶せしめる修正係数記憶手段1と、 前記温度差Δtiが圧縮機8の容量変化に対して
低容量程大きく変動することを根拠として予め圧
縮機の容量に対応し決定してなる各補正係数βjを
読み出し可能に記憶せしめる補正係数記憶手段7
と、 現在暖房運転中の利用側コイル13-1,13-2
の運転台数ならびに圧縮機8の運転容量を検出し
て、前記修正係数記憶手段1及び前記補正係数記
憶手段7の記憶データから対応する修正係数αj及
び補正係数βjを読み出す係数選択手段2-2と、 暖房運転中の利用側コイル13-1,13-2それ
ぞれについて、除霜終了直後の暖房運転開始時か
らの積算暖房能力Sioを、一定時間毎の周期的に
前記係数選択手段2-2が読み出した修正係数αj及
び補正係数βjを乗じて算出し記憶する積算暖房能
力算出手段3と、 暖房運転中の利用側コイル13-1,13-2それ
ぞれについて、前記積算暖房能力算出手段3が算
出した積算暖房能力Sioを、前回の除霜運転が終
了してから以後の現在までに行われた暖房運転時
間Tfに、前回の除霜運転時間Td又は次に予測さ
れる予測除霜運転時間Tdyを加えた値で除算する
ことにより、平均暖房能力Qioを算出し記憶する
個別平均暖房能力算出手段4と、 暖房運転中の利用側コイル13-1,13-2それ
ぞれについて、前記個別平均暖房能力算出手段4
が算出した各平均暖房能力Qioの平均値に相当す
る総合平均暖房能力Qoを算出し記憶する総合平
均暖房能力算出手段5と、 前記総合平均暖房能力算出手段5が算出した総
合平均暖房能力Qoにおける今回の値Qoと前回の
値Qo-1とを比較して今回の値が小さいときに除
霜信号を出力する比較手段6とを備えてなること
を特徴とする空気調和機の除霜装置。 3 圧縮機8がインバータにより無段階的に容量
制御され、一方、各補正係数βjがインバータの出
力周波数Hznに対応して決定される請求項2記載
の空気調和機の除霜装置。 4 圧縮機8がアンローダ装置により段階的に容
量制御され、一方、各補正係数βjがアンローダ装
置の圧縮機容量率%に対応して決定される請求項
2記載の空気調和機の除霜装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63144465A JPH01312343A (ja) | 1988-06-10 | 1988-06-10 | 空気調和機の除霜装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63144465A JPH01312343A (ja) | 1988-06-10 | 1988-06-10 | 空気調和機の除霜装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01312343A JPH01312343A (ja) | 1989-12-18 |
| JPH0577933B2 true JPH0577933B2 (ja) | 1993-10-27 |
Family
ID=15362906
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63144465A Granted JPH01312343A (ja) | 1988-06-10 | 1988-06-10 | 空気調和機の除霜装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01312343A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6201872B2 (ja) | 2014-04-16 | 2017-09-27 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機 |
| JP6819112B2 (ja) * | 2016-07-21 | 2021-01-27 | 株式会社富士通ゼネラル | 空気調和装置 |
-
1988
- 1988-06-10 JP JP63144465A patent/JPH01312343A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01312343A (ja) | 1989-12-18 |
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