JPH0579294A - 防水施工されたコンクリート構築物 - Google Patents
防水施工されたコンクリート構築物Info
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- JPH0579294A JPH0579294A JP3270488A JP27048891A JPH0579294A JP H0579294 A JPH0579294 A JP H0579294A JP 3270488 A JP3270488 A JP 3270488A JP 27048891 A JP27048891 A JP 27048891A JP H0579294 A JPH0579294 A JP H0579294A
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Abstract
トンネルを提供する。 【構成】 溶融紡糸された合成重合体フィラメントがマ
ット表裏方向に屈曲して突起を成すマット2が機械的に
コンクリート1に固定され、該マットのコンクリートと
は反対側に布4又はシートが配され、更にその上に吹付
け固化された合成樹脂の被覆5がある。 【効果】 コンクリートの施工面が濡れていたり、ホコ
リ、カビが付着していても予備処理なしに施工できる。
極めて容易な作業で作ることができる。水の浸透圧が高
くても確実な防水ができ、むしろ水抜きができる。
Description
リート構築物、たとえばトンネルに関する。
トで内壁を固めたトンネルにおいては、地山の水分がコ
ンクリートに生じたクラック又は打継目より浸透してト
ンネル内壁に達し、水滴となって落下する。水滴の落下
を防ぐために、ゴムシート又は塩化ビニールシートを内
壁に貼ることは知られている。しかし、その施工は容易
でない。シートは通常、1m幅であるが、これを隙間な
くトンネル天井に張りつめてゆくのは、多大の労力を要
する。また、まず接着剤をトンネル内壁に塗った後に、
接着剤が生乾きの間に素早くシートを貼らなければなら
ない。
吹付け固化させることも公知である。しかし、水で濡れ
たコンクリートにポリウレタン原料を吹付て固化させる
と、イソシアネート基が水と反応することもあって、コ
ンクリート面に充分強く固着せず、またポリウレタン膜
自体の物性も劣る。従って、予めコンクリート面を乾燥
させる必要があり、これは実用上不利である。
のコンクリート構築物であって、施工が容易であり、確
実な防水を長期間保証し、かつ水の浸透圧が高い場合に
も漏水がないコンクリート構築物を提供することを本発
明は目的とする。
防水性の合成樹脂被覆で被われて成る、防水施工された
コンクリート構築物において、コンクリート構築物、合
成重合体から溶融紡糸されたフィラメントが主にマット
表裏方向に屈曲して突起を成し、所々相互に交叉し、か
つ交叉位置で相互に融着して成るところのマット、該マ
ットをコンクリート構築物表面に機械的に固定する固定
具、該マットのコンクリート構築物と反対側の面に配さ
れた布又はシート、及び更にその表面に吹付け固化され
た合成樹脂の連続的被覆より成るコンクリート構築物で
ある。
ト吹付におけるように止水するのではなく、浸透してく
る水をマット層に集めるのである。従って、水の浸透圧
が高い場合に、これを高耐水圧のシールで封じ込めるの
ではないから、防水が容易である。施工が容易であるこ
とは、以下の説明より明らかとなろう。
の断面図である。図1において、覆工コンクリート
(1)の内面に、上記したマット(2)が固定具(3)
たとえばコンクリート釘、種々のディスクと組合せた
釘、ボルト、またはプラグなどによって機械的に固定さ
れている。マット(2)のコンクリート壁(1)と反対
側の面には、布又はシートたとえば不織布(4)を配
し、この上に吹付け固化された合成樹脂の連続的被覆
(5)が付着している。マット(2)は祖であることが
好ましく、従ってマット(2)と連続的被覆(5)の間
にたとえば不織布(4)を配し、これが吹付けられた合
成樹脂被覆を支持する。
内間隙を流れ落ちて排水溝又は排水筒(6)へと導かれ
る。
一辺が50cm〜2mの大きさのマット(2)を覆工コン
クリート(1)の内面にあてがい、コンクリート釘をそ
の上から打ってマット(2)を固定する。マットは適度
の柔軟性を持つので、トンネル内壁の曲率に容易に沿
う。マットは軽量であり、トンネルの天井にでもこれを
固定することは容易である。所定の面積にマット及び布
を固定した後に、合成樹脂又はその原料を一面に万遍な
く吹付け、固化する。マットと被覆の間に不織布を配す
るには、予めマットに不織布を接着剤又は融着等の手段
で接着させた物を用いるか、又は施工時にマットの上に
不織布をあてがい、その上からコンクリート釘を打っ
て、一緒に固定することができる。あるいは、適宜の大
きさのマット(2)及び不織布(4)を積層し、不織布
側に合成樹脂を吹付け固化した部材を予め用意し、これ
を現場でコンクリート壁に敷きつめて固定した後に、継
目に合成樹脂を吹付け固化して防水性にすることもでき
る。
で作ることができる(本出願人に係る特公昭58−91
86号及び特公昭62−18666号公報及び米国特許
4,252,590号明細書)。マットを成すフィラメ
ントは,好ましくは直径0.2〜1.5mmであり、マッ
ト厚さは好ましくは5〜70mm、特に10〜30mmであ
る。図2に示すように、フィラメントは主にマットの表
裏方向へ屈曲して突起を成し、全体として一体となった
マットを構成する。好ましくは突起の密度は、10cm角
当り10〜200個である。好ましくはマットは、10
0〜4,000、特に200〜1,000 g/m2 の面積
重量を持ち、軽量かつ柔軟性がある。市販されているマ
ットとして、Enkamat P32 、ST及びTPが挙げられ、夫々
フィラメント径0.54mm、0.55mm、0.55mm、
厚さ17mm、22mm、10mm、面積重量640 g/m2 、
950 g/m2 、950 g/m2 を持つ。
リエステル、ポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリカ
ーボネート、又はこれらの混合、又はコンジュゲートで
あることができる。特に、ナイロン‐6又はポリプロピ
レンが好ましい。慣用の添加剤が混入されていてもよ
い。
から公知の不織布を用いることができ、好ましくはポリ
エステル/ナイロン‐6の芯/鞘コンジュゲート糸から
成る。シートとしては、合成樹脂のシートが用いられ
る。これら布又はシートは、その上に吹付けられる合成
樹脂と接着性が良いものでなければならず、さもなけれ
ば接着性改善の処理が必要である。なお、マットのコン
クリート構築物に向う面にも布、特に不織布を配するこ
とができる。
できるものであれば良く、好ましくはポリウレタンであ
る。特に、ポリイソシアネート液とポリオール(特にポ
リエーテル‐ポリオール)液から成る2液型ポリウレタ
ン原料を吹付け固化したものが好ましい。そのような2
液型ポリウレタン原料は、オルドプレーン‐Sまたはオ
ルドルーフ(いずれも商標、Bufa社、ドイツ)とし
て市販されている。一般にポリウレタンを用いた防水層
を施工する場合には、プライマー(たとえばエポキジ樹
脂)を予め施工することが推奨されているが、本発明の
場合には特にその必要はない。ポリウレタン被覆は、好
ましくは2〜6mmの厚さを有する。2液型ポリウレタン
原料は、吹付た後10〜15秒ですでに相当の硬さに固
化し、20℃、1週間で最終固化する。
新しいトンネルに対しては勿論、古いトンネルの改修の
ためにも実施できる。古いトンネルにおいては、水が浸
透してトンネル壁表面が濡れているだけでなく、ホコリ
やカビなどが付着しているので、防水シーラントを吹付
けても接着しないので、切削機または火炎照射で素地調
整する必要があった。しかし、本発明では、その必要が
なく直ちに容易施工することができる。
池、ダム及び川などの法面であることもでき、水は封じ
込められるのでなくて、マット層へと水抜きされるので
法面が崩落することが少く、好ましい。
するが、本発明はこれに限定されるものではない。
ト壁に対して施工した。
販されている物を用いた。これは、ナイロン‐6のフィ
ラメント(直径0.54mm)から成り、厚さが17mm、
面密度が640 g/m2 であり、幅1mである。マットの
片面には、ポリエステル/ナイロン‐6のコンジュゲー
ト糸から成る不織布が接着されている。接着は、マット
が軟らかい間に不織布を押圧することにより行った。
がい、コンクリート釘6本/m2 で壁に固定した。次に
順次、側壁の方に移動しながら、多数のマットを相接し
させて隙間なく壁に固定した。作業は容易であった。
a社、変性ポリエーテル‐ポリオール及びポリイソシア
ネート硬化剤から成る2液型ポリウレタン原料)を2液
吹付機で吹付けたところ、液ダレがなく素早く固化し
た。後に破壊して調べたところ、膜厚は平均約4mmであ
り、薄い所でも約2mmあった。
マットの1個所に穴を開け、そこに管を通し、水を流し
た。即ち、人工的にトンネル漏水を起し、防水性をテス
トした。10時間続けたテストの間、ポリウレタン層か
らの漏水はなかった。
造物は、施工面が濡れていたり、ホコリ、カビが付着し
ていても予備処理なしに施工して作ることができる。ま
た、従来の防水施工に比べて、極めて容易な作業で作る
ことができる。コンクリートを浸透してくる水を止水す
るのではないので、水の浸透圧が高くても確実な防水が
でき、むしろ水抜きができる。
断面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 コンクリート表面を防水性の合成樹脂被
覆で被われて成る、防水施工されたコンクリート構築物
において、コンクリート構築物、合成重合体から溶融紡
糸されたフィラメントが主にマット表裏方向に屈曲して
突起を成し、所々相互に交叉し、かつ交叉位置で相互に
融着して成るところのマット、該マットをコンクリート
構築物表面に機械的に固定する固定具、該マットのコン
クリート構築物と反対側の面に配された布又はシート、
及び更にその表面に吹付け固化された合成樹脂の連続的
被覆より成るコンクリート構築物。 - 【請求項2】 マットを成すフィラメンが直径0.2〜
1.5mmであり、マット厚さが5〜70mmであり、面密
度が100〜4,000 g/m2 である請求項1記載のコ
ンクリート構築物。 - 【請求項3】 合成樹脂の連続的被覆が、ポリオールと
ポリイソシアネートから成る2液型ポリウレタン原料を
吹付け固化したものである請求項1又は2記載のコンク
リート構築物。 - 【請求項4】 コンクリート構築物がトンネルの覆工コ
ンクリート又は吹付けコンクリートである請求項1〜3
のいずれか一つに記載のコンクリート構築物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27048891A JP3248738B2 (ja) | 1991-09-24 | 1991-09-24 | 防水施工されたコンクリート構築物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27048891A JP3248738B2 (ja) | 1991-09-24 | 1991-09-24 | 防水施工されたコンクリート構築物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0579294A true JPH0579294A (ja) | 1993-03-30 |
| JP3248738B2 JP3248738B2 (ja) | 2002-01-21 |
Family
ID=17486989
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27048891A Expired - Fee Related JP3248738B2 (ja) | 1991-09-24 | 1991-09-24 | 防水施工されたコンクリート構築物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3248738B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012505982A (ja) * | 2008-10-15 | 2012-03-08 | シーカ・テクノロジー・アーゲー | 水密膜 |
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|---|---|---|---|---|
| JP2024073761A (ja) * | 2022-11-18 | 2024-05-30 | 日特建設株式会社 | 樹脂吹付工法 |
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| JPS6359532A (ja) * | 1986-08-30 | 1988-03-15 | 株式会社ブリヂストン | トンネル表面の防水断熱構造 |
| JPH02200949A (ja) * | 1989-01-30 | 1990-08-09 | Akira Kajikawa | ポリオレフイン系合成樹脂よりなる割繊維織布又は孔あきシート若しくはフイルムを芯地とし、上下両面を不織布で被覆した強化防水シートを用いる塗膜脱気及び通水防水工法 |
-
1991
- 1991-09-24 JP JP27048891A patent/JP3248738B2/ja not_active Expired - Fee Related
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