JPH057929A - アルミニウム形材押出後面設備及び後面処理方法 - Google Patents

アルミニウム形材押出後面設備及び後面処理方法

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JPH057929A
JPH057929A JP31857491A JP31857491A JPH057929A JP H057929 A JPH057929 A JP H057929A JP 31857491 A JP31857491 A JP 31857491A JP 31857491 A JP31857491 A JP 31857491A JP H057929 A JPH057929 A JP H057929A
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stretcher
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ランナウトテーブルを駆動するアルミニウム
形材押出後面設備において押出機のアイドルタイムを短
縮する。 【構成】 クーリングストレッチャーのヘッド側ストッ
ク24が、クーリングテーブル4に移送された形材のヘ
ッド側を把持し、形材のテール側がクーリングストレッ
チャーのテール23側の位置に達するまで移動可能にす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はアルミニウム押出形材
(以下、形材と称する)の後面処理設備および処理方法
に関するものであり、さらに詳しく述べるならば、形材
を押出した後ランナウトテーブルでの移動、クーリング
テーブルでの冷却などを行う後面設備および後面処理方
法に関するものである。
【0002】また、より具体的に述べるならば本発明
は、押出機に付設されたイニシャルテーブルと、ランナ
ウトテーブルに並設されたクーリングテーブルと、イニ
シャルシャーと、プラーと、クーリングテーブル上に設
けられたクーリングストレッチャーと、を含んでなる形
材の後面処理設備の改良および該設備での後面処理法の
改良に関するものである。
【0003】
【従来の技術】図9は上記した方式の形材後面処理設備
のうちクーリングテーブルが2基ある形式の一例を示す
斜視図であり、図10は平面図である。図中、1は押出
機、2はプラー、3はランナウトテーブル、4は第1ク
ーリングテーブル、5は第2クーリングテーブル、6は
ストレッチを行うストレッチャヘッドストック、7は形
材の長さに応じて移動し形材の末端をホールドするテー
ルストック、8は第2クーリングテーブル5とストレー
ジテーブル9の間の第1移載テーブル、9はストレッチ
された形材を貯めるストレージテーブル、10はストレ
ージテーブル9からソーテーブル11へ形材を移載する
第2移載テーブル、12は形材を定尺に切断する切断
機、13は定寸機、14はソーゲージテーブル、15は
第3移載テーブル、16は検査テーブル、18はイニシ
ャルシャー(プラテンシャ−またはプラテンソーとも言
われる)である。
【0004】図9、10に示す設備で形材を冷却すると
形材の形状によっては、形材の冷却が完了したとき形材
の両端が第2クーリングテーブル5の面から浮かび上が
っていたり、また、形材の両端が捩れていてそのままで
はストレッチャーヘッドストック6またはテールストッ
ク7のストックで形材を捕まえる事が困難となった。こ
れを改善するために、形材冷却過程で形材が捩れたり倒
れたりしないように両端を把持し、かつ、一定張力で矯
正しながら形材冷却できるクーリングストレッチャーを
第1クーリングテーブル4の上に備えることが行われた
(特公昭55−18568号公報参照)。
【0005】また、ランナウトテーブル3を駆動式とす
る従来の後面処理方法では、形材をプラー2により牽引
し、イニシャルシヤーで形材を切断した後、プラー2は
形材を開放し同時にランナウトテーブル3を駆動して、
形材をイニシャルテーブル20の長さ相当分、数m持ち
逃げしている。第1クーリングテーブル4に移送可能な
位置まで形材をランナウトテーブル3で移送させた後、
形材を第1クーリングテーブル4に移送させる。以上の
切断から第1クーリングテーブルへの移送までの後面処
理時間は、例えば約22秒であり、その間次の形材の押
出ができないので押出機のアイドルタイムになる。
【0006】また、別の従来の後面処理方法ではイニシ
ャルシャー18で切り離された形材をプラー2でイニシ
ャルテーブル20の長さだけ持逃げする処理が行われ、
ランナウトテーブルを駆動する方式と比較すると形材両
端の停止位置は極めて精度良く停止する様になり、無人
でストレッチャー(6、7)またはクーリングストレッ
チャー(図示せず)のストックは確実に形材を把持する
様になったが、プラー2の形材持逃げ、後退完了までの
合計時間が押出機のアイドルタイムより遅いので、アイ
ドルタイムが長くなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は駆動式ランナ
ウトテーブルを備えた後面処理設備の改良を目的として
いる。押出機のアイドルタイム中に、イニシャルシャー
による切断、ランナウトテーブルによる持ち逃げ、クー
リングテーブルへの移送を行うにはランナウトテーブル
の速度を例えば、80m/秒程度と高めて持ち逃げ時間
を短縮することが有効である。しかし、ランナウトテー
ブルの速度を速めると、形材の停止位置の精度が悪くな
って、目標に対して±500mmの誤差が生じる。この
ように誤差が生じたまま、形材をランナウトテーブルか
らクーリングテーブルに移送すると、クーリングストレ
ッチャーが形材を把持できず、クーリングストレッチの
実行ができなくなる。
【0008】したがって、従来のランナウトテーブルに
駆動装置を設ける方式では、形材の停止位置精度の悪い
持逃げ方式となるか、あるいは押出機のアイドルタイム
が長くなる欠点があった。
【0009】したがって本発明はランナウトテーブルを
駆動方式にする後面処理設備において形材をイニシャル
テーブル相当長さ持逃げする時押出機を待機させるアイ
ドル時間を短縮するとともに、形材の停止精度を高く保
つことができる後面設備、および後面処理方法を提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る後面処理設
備は、押出機に付設されたイニシャルテーブルと、駆動
式ランナウトテーブルと、イニシャルシャーと、ランナ
ウトテーブルに並設されたクーリングテーブルと、クー
リングテーブルの領域に設けられたクーリングストレッ
チャーと、クーリングテーブルの上に設けられた吊下げ
式クーリングストレッチャーと、を含んでなる形材(ア
ルミニウム押出形材)の後面設備において、クーリング
ストレッチャーのヘッド側ストックが、前記クーリング
テーブルに移送された形材のヘッド側を把持し、形材の
テール側が吊下げ式クーリングストレッチャーのテール
側の位置に達するまで移動可能に構成したことを特徴と
する。
【0011】本発明の後面処理設備の特徴はクーリング
ストレッチャーのヘッド側の機構、すなわち、形材がク
ーリングテーブルに移送された状態でヘッド側ストック
が形材を把持してクーリングテーブルを、形材停止位置
の変動値(形材がランナウトテーブル上停止した時の位
置が目標値に対してずれている値)に相当する長さ(例
えば1m以上)、形材を牽引する機構にある。かかる牽
引機構をクーリングストレッチャーのヘッド側に設けた
のは、形材をランナウトテーブル上をできるだけ速い速
度(形材の疵発生のおそれがない最高速度、例えば40
m/秒)で走行させるので、形材はオーバーランし、そ
のヘッド側はクーリングストレッチャーのヘッド側の正
常位置より必ず先に送られ、そのため形材を該ヘッド側
の正常位置に戻す必要があるからである。また、ランナ
ウトテーブル上にストッパを設けて形材を強制的に停止
させることも考えられるが、強制停止に伴う疵の発生等
のおそれがあるために、これも採用できず、したがって
オーバーランにより形材はその重量の相違などによりそ
の停止位置はかなりばらつくことになり、上記の機構が
必要になる。
【0012】上記牽引機構を実現するためには、クーリ
ングストレッチャーのヘッド側の移動ストロークを従来
のストレッチのためのストロークより大幅に長くしなけ
ればならず、例えば1〜1.5mのストロークが必要で
ある。このためには、クーリングストレッチャーのヘッ
ド側ストックの移動と、クーリングストレッチの際のア
ルミニウム押出形材への張力付与とを、兼用シリンダー
にて行うことが好ましい。専用のコンベヤー牽引機構を
ヘッドストックに設け、ジョウ・爪を牽引してもよい
が、専用装置を設けるとコスト高になる。
【0013】さらに、クーリングストレッチャーのヘッ
ド側のヘッドストックは形材のヘッド側を検出し、把持
する必要がある。この検出の方法としては、人手による
検出方式と無人検出方式があるが、後者としてはヘッド
ストックに検出手段を取り付ける方式と、クーリングテ
ーブルの上又は下に機械的もしくは電気的検出手段を設
ける方式が可能である。また、ヘッドストックに検出手
段を取り付ける方式では、形材と干渉するような長い棒
をストックにバネを介して取り付けて、ヘッドストック
から吊下げられた棒の先端が形材に当ったとき、バネが
弛んでスイッチを動作するようにできる。また油圧シリ
ンダをストックに取り付け、油圧シリンダーのピストン
が形材に当たって油によりスイッチを動作させるように
してもよい。
【0014】次に、クーリングテーブルの上又は下に機
械的もしくは電気的検出手段を設ける方式では、形材の
ヘッド側が停止する予想領域に、超音波、光、渦電流な
どの非接触方式の形材端センサーを設けるとか、あるい
は形材と接触するリミットスイッチを設けることが可能
である。
【0015】本発明の形材後面処理設備では、形材を把
持して移動するクーリングストレッチャーのヘッド側ス
トックはクーリングテーブルより上方に位置する吊下げ
方式とすることができる。また、ヘッド側ストックの移
動距離である1〜1.5mにの長さに亙って移動可能な
爪部をクーリングテーブルの上方と下方にそれぞれ設け
て、1対の爪により形材を把持するようにしてもよい。
【0016】一方、テール側ストックは形材の押出長さ
の変更により例えば10数mと大きく移動するので、テ
ール側ストックがクーリングテーブルの下を走行し、形
材を把持する時に該テーブルの上に頭を出す方式である
と、テール側ストックがクーリングテーブルのローラー
や冷却用ファンなどと干渉するので形材の牽引が困難に
なる。よって、本発明ではクーリングストレッチャーの
テール側をいわゆる吊下げ方式、即ちクーリングストレ
ッチャーの可動部分(ジョウ、爪など)がクーリングテ
ーブルより上に位置して走行するもの、とする必要があ
る。
【0017】本発明のクーリングストレッチャーのヘッ
ド側ストックが正常位置に復帰した後、ヘッド側とテー
ル側ストックで形材を把持してクーリングストレッチを
行う。
【0018】本発明の後面処理設備を無人化するための
好ましい方式は、イニシャルシャーによる形材切断後に
ランナウトテーブルの駆動開始を指令する手段と、この
指令後にプラーを押出機に復帰する指令を発生する手段
と、プラーの復帰開始を確認した後に形材をランナウト
テーブルからクーリングテーブルへ移送する指令を発生
する手段を備えることを特徴とする。
【0019】また、本発明に係る形材後面処理方法は、
イニシャルテーブル及びランナウトテーブル上にある形
材をイニシャルシャーで切断した後、形材を、ランナウ
トテーブルを駆動させてイニシャルテーブルの長さ以上
持ち逃げさせ、次に形材をクーリングテーブルに移載
し、クーリングストレッチャーのヘッド側ストックを形
材のヘッド側の近くまで移動させかつ、クーリングスト
レッチャーのヘッド側ストックにより形材のヘッド側を
把持し、ヘッド側ストックにより形材のテール側が吊下
げ式クーリングストレッチャーのテール側の位置に達す
るまで、形材を牽引し、その後クーリングストレッチャ
ーで形材をストレッチすることを特徴とする。
【0020】イニシャルシャーでの切断完了後直ちに、
すなわち1秒以内にプラーを押出機の近くに向かって復
帰開始させることが好ましく、この場合はプラーは最短
時間で待期位置に戻るからアイドルタイムが非常に短縮
される。
【0021】形材をプラーで牽引している時はランナウ
トテーブルは形材の移動に伴ってあるいは押出速度と同
期してローラーが回転するようにし、プラー牽引が終了
した後に許容される最大速度でランナウトテーブルを駆
動する。その停止は形材両端ができるだけクーリングス
トレッチャーの両端と一致するようにするが、形材とロ
ーラーの慣性があるので、形材はかなり先送りされる。
この状態で形材をランナウトテーブルからクーリングテ
ーブルへ移送する。
【0022】その後本発明が特徴とするクーリングスト
レッチャーのヘッド側ストックによる形材の牽引を行
う。この際、形材はフリーローラーテーブル上で移動す
るので、ローラーは柔らかいフェルト、耐熱ガラスなど
が好ましい。形材がクーリングストレッチ可能な位置に
戻ったときには、通常の方法でサブストレッチと強制冷
却を行う。クーリングストレッチ完了後、ヘッド側およ
びテール側のストックを開放し、続いてヘッド側ストッ
クを全ストローク分前進して、待機する。
【0023】
【作用】従来の後面処理設備では、クーリングストレッ
チャはサブストレッチ機能しか無かったが、本発明では
そのヘッド側ストックに形材をクーリングテーブル上で
押出機側に向かって牽引する機能を持たせている。ま
た、ランナウトテーブルに高速持ち逃げ機能を持たせて
いる。これらによってプラーから持逃げ機能を削除し、
かつ高精度で形材をクーリングストレッチャーに受渡し
できる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例をクーリングテーブル
が2基ある設備に関して先ず詳しく説明し、次に例えば
本出願人の特公平2−42564号公報で開示されたよ
うなクーリングテーブルが1基ある設備の実施例を説明
する。
【0025】図1は本発明の後面処理設備の全体レイア
ウトを示す平面図であり、同様の符号を使用して各装置
を示した図9、図10の後面処理設備のクーリングスト
レッチャーに新たな機能を設けたものに相当する。2
3、24はクーリングストレッチャー22のそれぞれテ
ールストックおよびヘッドストックである。図2は押出
機側から見た後面処理設備の図面であり、特に吊下げ方
式のクーリングストレッチャーとその周辺装置を示して
いる。
【0026】まず、プラー6とその付帯装置であるが、
25がプラーアーム、26はプラーアーム25を軸受を
介して走行させるプラーレール、27はプラーアーム2
5に固着された収納部、28は収納部27から形材の形
状に応じて任意の本数が進退可能に27に収納されたブ
レード(爪とも言われる)、31はこれら全体を支持す
る支持枠構造である。また、32はランナウトテーブル
3上の形材を強制冷却するファンである。ランナウトテ
ーブル3は多数の駆動ローラー、あるいはフリーローラ
ーと駆動ローラーを交互にもしくは適当な数の群の各ロ
ーラーを交互に配列して構成されている。以下の説明で
は全部が駆動ローラー35であるとして説明する。
【0027】ランナウトテーブル3の駆動ローラー35
の位置に第1クーリングテーブル5のベルトコンベヤー
36が設けられている。ベルトコンベヤー36を一端で
巻き付けているホィール37は、ランナウトテーブル3
が稼動中には図示のように沈んだ位置にあり、形材を第
1クーリングテーブル4へ移送する時にはベルトコンベ
ヤー36が水平位置に引き揚げられ(細線参照)、形材
を駆動ローラー35から受け取り、ホィール37、39
の回転によって形材をランナウトテーブル3外へ移す。
【0028】ベルトコンベアー36は多数本が後面処理
設備のヘッド側からテール側に配列されている。40は
エアシリンダー、41は継手を介して接続されたピスト
ンロッド、42は昇降ロッドであり、これらによって形
材の移送前後にベルトコンベヤー36の位置が昇降す
る。各ベルトコンベヤー36の中間に固定式耐熱フェル
ト製のフリーローラーテーブル30が昇降可能に設けら
れており、その昇降を行うシリンダー37と固着されて
いる。フリーローラーテーブル30は、形材牽引時には
第1クーリングテーブル4より高くなり、その他の時に
は第1クーリングテーブル4より低くなるようにシリン
ダー37が作動する。
【0029】続いてクーリングストレッチャーについて
説明する。45はクーリングストレッチャーの全体を吊
下げる梁、46は形材を冷却する上冷却ファンである。
47はブレード(爪とも言われる)、48はブレード4
7の収納部、49は47、48を梁45に吊下げている
レール、50は形材を冷却する下冷却ファンである。
【0030】形材はイニシャルシヤー18(図1参照)
により切断されると、プラ−2のブレード28は形材を
開放し、続いて駆動ローラー35が駆動され、形材を高
速で持ち逃げする。また切断完了後にベルトコンベヤー
36が水平位置まで上向きにホィール39の周りを回動
する。駆動ローラー35上の走行を停止した形材はベル
トコンベヤー36により、図2で見てクーリングストレ
ッチャーの下方まで移送される。
【0031】続いてヘッドストック24(図1)のシリ
ンダー(図3)が作動して、形材のヘッド側を把持す
る。図3および図4において、レール49に吊下げられ
たテールストック23はモーター60と変速器61を介
して連結される駆動輪62ならびに車輪63を坦持する
支持台64から吊下げられたブレード47と収納部48
により形材70を把持できるように構成されている。6
4はテールストック23が形材70の端部まで移動した
後駆動輪62をロックするロック用シリンダーである。
一方、ヘッドストック24はシリンダー66により形材
70のヘッド側端部を把持して、該形材70をクーリン
グテーブル上で牽引し、その後さらにテールストック2
3との間で形材70に張力を加えられるように構成され
る。
【0032】ヘッドストック24は形材のヘッド側を、
図示のようにブレード47で把持して押出機側に例えば
1m程度移動し、耐熱フェルトローラーテーブル上を形
材を引きずって行く。この間、クーリングストレッチャ
ーのテール側23(図1)のブレードは全体が収納部に
納められた状態になっているので、形材はテールストッ
クと干渉せずに移動する。クーリングストレッチ開始位
置まで移動完了後は形材に張力を掛けるストレッチを行
うことができる。張力のかけ方は特に限定されず、一定
張力を掛ける方式(特公平2−42564号参照)や、
歪を一定にする方式や、形材の長さを一定にする方式な
どを採用することができる。
【0033】図11にはクーリングストレッチャーのヘ
ッド側ストックを建屋の床50上を走行する走行式にし
た実施例を示す。図中、51は床に固定されたベース、
52はベースに固定されたシリンダー、54はシリンダ
ー52の駆動により車輪53の回転を介してベース51
上を走行する台車、55は台車54に固定されたコの字
状ヘッドストック本体、56a、56bは爪、57は爪
56aに固定され、ピストンロッド58により昇降され
る支持部、9はシリンダーである。
【0034】ヘッドストック24が形材70を牽引する
範囲L、例えば1mにおいてはクーリングテーブル6や
形材を持ち上げるローラー72はない。したがってヘッ
ドストック24はこの範囲Lを走行して形材70をクー
リングテーブル上方に持ち上げて把持する。
【0035】続いて、図5のフローチャートおよび図6
のタイムチャートにより本発明の後面処理方法を詳しく
説明する。 1.押出機 図6の◆から◆までの間押出が行われる。 押出機のアイドルタイムは、 1)押出終了からビレットローダー下降迄・・・・・1
7秒 2)押出終了からバーフサイクル完了迄・・・・・22
秒である。
【0036】2.イニシャルシャー 押出完了直後にイニシャルシャーが形材を切断する。そ
の動作所要時間は以下のとおりである(図6参照)。 1)押出終了直前にイニシャルシャー前進で待機 2)切断刃の下降・・・・・3秒 3)切断刃の上昇・・・・・3秒 4)イニシャルシャー、プラー干渉外へ後退・・・・・
6秒
【0037】3.プラー プラーは押出中にワイヤー牽引式で形材を牽引して前進
する。押出終了末期にイニシャルシャーの切断が開始す
ると、プラーによる牽引の必要がなくなるので、ジョウ
(爪を束ねている保持部)開放・爪開放が行われる(2
秒)。ジョウ開放・爪開放が完了した後プラーは後退開
始する。後退完了後ジョウ閉じ・爪閉じが行われる。プ
ラー後退からジョウ爪閉じまでの一連の動作を最大20
秒で行わなければならない。図6ではこれら一連の動作
は20秒で行われている。
【0038】4.ランナウトテーブル イニシャルシャーでの切断完了した後にランナウトテー
ブルを高速走行させて、形材を持ち逃げする(9秒)
と、形材は定位置以上にオーバーランして停止する。形
材の押出中(押出初期2秒を除く)にはランナウトテー
ブルは押出と同期回転する。
【0039】5.第1クーリングテーブル ランナウトテーブルの形材持ち逃げ完了と同時に、第1
クーリングテーブル5を昇降するロッド42が上昇して
第1クーリングテーブル5のテーブルが一斉に上昇し
(2秒)、続いてベルトコンベヤー36が回転して形材
をランナウトテーブルから第1クーリングテーブルに移
送する。続いて、シリンダー37が上昇して、第1クー
リングテーブルのフリーローラーが一斉に上昇するので
形材はフリーローラーとローラーによって支持される。
フリーローラテーブルの上を、ヘッドストックにより牽
引された形材が移動して、ヘッドストックが正常位置に
戻った時に、クーリングストレッチが開始する。なお上
述のように上昇したローラーは、ランナウトテーブルか
ら形材が移送される前に下降する。
【0040】6.第2クーリングテーブル 第1クーリングテーブルのベルトコンベヤー36(図
2)が回転する時に、ホィール39を介して第2クーリ
ングテーブルのベルトコンベヤーが同調回転する。
【0041】7.クーリングストレッチャーのヘッドス
トック(図5、図6参照。この項、次項において「テー
ル」という) 第1クーリングテーブルのベルトコンベヤーが停止する
と、ヘッドは形材のヘッド側先端を検知するために移動
し(あるいは検知された形材の先端の位置に移動し)、
次にヘッドのジョウ及び爪が閉じて形材を把む。ヘッド
ストックは閉じて形材をつかんだまま原点に復帰する。
ヘッド側シリンダーはストローク前進限まで移動する
と、ヘッドストックは原点に復帰したことになる。その
後テールストックが形材のテール側を把持すると、形材
冷却用ファン46、50を機動し、形材冷却に伴い熱収
縮した形材に張力の付与が行われる。張力の解除後はテ
ールストック側のジョウ・爪の開放を待って、張力付与
に伴う形材伸縮とは逆方向に移動してヘッド側シリンダ
ーは原点に復帰し、その後、ヘッド側のジョウ・爪が開
放される。
【0042】8.クーリングストレッチャーテール(図
5、図6参照。この項および次項において「ヘッド」と
いう)。 ヘッド側が定位置に復帰した後、テールとヘッドにより
形材両端に一定張力を付加しつつ、クーリングストレッ
チャーの上下に設けられたファンによる形材冷却が行わ
れる。張力開放後テールはジョウ・爪を開放する。次の
形材をクーリングストレッチするためテールストックの
定位置を形材の長さに応じて移動させる。移動の方向及
び距離は押出毎にプラーが形材の延べ長さを測定し、ク
ーリングストレッチャーに送るデータにより定められ
る。
【0043】9.クーリングストレッチャーファン形材
毎に風量を設定し、クーリングストレッチ中冷却を行
う。 図7、図8はクーリングテーブルが1基の後面処理設備
に本発明を実施した例を示しており、図1、2、7と同
様の符号により各装置を示している。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
のような効果が達成される。ランナウトテーブルを高速
駆動する方式により、プラーによる持ち逃げを行わない
ために、プラーを直ちに押出機に戻すことができ押出機
のアイドル時間を短縮することができる。また、クーリ
ングストレッチャのヘッド側により形材の先端の位置の
ばらつきを補正する機能を持たせることにより、クーリ
ングストレッチング及びストレッチングを無人化するこ
とが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の後面処理設備の平面図である。
【図2】本発明実施例の後面処理設備の要部を示す図で
ある。
【図3】クーリンストレッチャの張力付与機構を示す側
面図である。
【図4】図3の一部底面図である。
【図5】本発明実施例の後面処理方法のうちクーリング
ストレッチャの動作順序を示す図である。
【図6】本発明実施例の後面処理方法のタイムチャート
の図である。
【図7】本発明別の実施例の後面処理設備の要部を示す
図面である。
【図8】第7図の平面図である。
【図9】従来の後面処理設備の斜視図である。
【図10】従来の後面処理設備の平面図である。
【図11】クーリングストレッチャーのヘッドストック
の実施例を示す図である。
【符号の説明】
1 押出機 2 プラー 3 ランナウトテーブル 4 第1クーリングテーブル 5 第2クーリングテーブル 6 ストレッチャーヘッドストック 7 テールストック 8 第1移載テーブル 9 ストレージテーブル 10 第2移載テーブル 12 切断機 13 定寸機 14 ソーゲージテーブル 15 第3移載テーブル 16 検査テーブル 30 フリーローラーテーブル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 押出機に付設されたイニシャルテーブル
    と、駆動式ランナウトテーブルと、イニシャルシャー
    と、ランナウトテーブルに並設されたクーリングテーブ
    ルと、クーリングテーブルの領域に設けられたヘッド側
    クーリングストレッチャーと、クーリングテーブル上に
    設けられた吊下げ式テール側クーリングストレッチャー
    と、を含んでなるアルミニウム押出形材の後面設備にお
    いて、前記クーリングストレッチャーのヘッド側ストッ
    クが、前記クーリングテーブルに移送されたアルニウム
    押出形材のヘッド側を把持し、アルミニウム押出形材の
    テール側が前記クーリングストレッチャーのテール側の
    位置に達するまで移動可能に構成したことを特徴とする
    アルミニウム形材押出後面設備。
  2. 【請求項2】 クーリングストレッチャーのヘッド側ス
    トックの移動と、クーリングストレッチの際のアルミニ
    ウム押出形材への張力付与とを、兼用シリンダーにて行
    う請求項1記載のアルミニウム形材押出後面設備。
  3. 【請求項3】 前記クーリングテーブル上でのアルミニ
    ウム形材のヘッド側の位置を検出する装置を有すること
    を特徴とする請求項1または2記載のアルミニウム形材
    押出後面設備。
  4. 【請求項4】 イニシャルテーブル及びランナウトテー
    ブル上にあるアルミニウム押出形材をイニシャルシャー
    で切断した後、アルミニウム押出形材を、ランナウトテ
    ーブルを駆動させてイニシャルテーブルの長さ以上持ち
    逃げさせ、次にアルミニウム押出形材をクーリングテー
    ブルに移載し、クーリングストレッチャーのヘッド側ス
    トックをアルミニウム形材のヘッド側の近くまで移動さ
    せかつ、クーリングストレッチャーのヘッド側ストック
    によりアルミニウム形材のヘッド側を把持し、前記ヘッ
    ド側ストックによりアルミニウム押出形材のテール側が
    前記クーリングストレッチャーのテール側の位置に達す
    るまで、アルミニウム押出形材を牽引し、その後前記ク
    ーリングストレッチャーでアルミニウム押出形材をクー
    リングストレッチすることを特徴とするアルミニウム押
    出形材の後面処理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010131619A (ja) * 2008-12-03 2010-06-17 Showa Denko Kk 押出材の製造方法
CN117583416A (zh) * 2024-01-03 2024-02-23 江苏江顺精密机电设备有限公司 一种铝型材全自动挤出系统及使用方法

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