JPH057934A - H形鋼のフランジ直角度矯正装置 - Google Patents

H形鋼のフランジ直角度矯正装置

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JPH057934A
JPH057934A JP18687891A JP18687891A JPH057934A JP H057934 A JPH057934 A JP H057934A JP 18687891 A JP18687891 A JP 18687891A JP 18687891 A JP18687891 A JP 18687891A JP H057934 A JPH057934 A JP H057934A
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flange
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Kazuo Omori
和郎 大森
Tsuneo Seto
恒雄 瀬戸
Minoru Fukuda
実 福田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】H形鋼のウエブ9に形状不良を発生させること
なくフランジ8の変形を矯正することが出来、その構成
が簡単で小型化可能な装置を提供する。 【構成】フランジ押込みロール4を組付けた本体フレー
ム2に、ウエブ拘束ロール5を組付けて左右方向(ウエ
ブ幅方向)に移動自在とし、ウエブ9とフランジ8との
結合部分である角部10の拘束を可能とすることによっ
て、装置の簡素化・小型化を図ると共にフランジ8の矯
正効果を高めた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、H形鋼の直角度を矯正
する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】H形鋼は、一般に、上下水平ロールと垂
直ロールとを有するユニバーサルミルによって熱間圧延
成形された後、所定の長さに切断され、クーリングベッ
ドによって冷却することによって成形される。そして、
その後、ローラ矯正機等により反りや曲がりが矯正され
るものである。
【0003】しかし、圧延成形されたH形鋼は、圧延時
における上下水平ロールの磨耗差やがたつき、あるいは
弾性変形等によりロールが軸方向に移動することによっ
てそのフランジの厚みが不均一となることがある。又、
フランジの内面と外面との温度差や冷却過程における冷
却条件の違い、あるいはフランジおよびウエブとの結合
部とフランジの厚みの差等により温度差が生じ、その結
果、図5〜図9に示すように、冷却後のH形鋼のフラン
ジに変形が生じ、ウエブと直角とならない場合が多々あ
る。
【0004】このようにフランジが変形した場合は、通
常のローラ矯正機では矯正することが出来ず、プレス矯
正とか加熱矯正等の特殊な手段を必要とするが、これら
の作業はすべて作業者の熟練度や勘に左右される。よっ
て、生産性や品質等の面で大きな問題となっている。
【0005】従来、H形鋼の直角度の矯正をオンライン
で行う手段として、押込みロール4でフランジ8の外面
を内方に押すもの(特公昭55−30923号)がある
が、これは図7〜図9に示すようなフランジ8の折れ変
形を矯正するには有効であるが、図5および図6に示す
ようなフランジ8の傾斜変形を矯正するには効果的でな
い。又、この他の方法としては、特開昭63−1925
17号(図4)に示すような方法がある。この方法にお
いては、押込みロール4で押し込む際、ウエブ9の上下
両面を拘束ロール5で拘束することとしている。この拘
束ロール5は、ウエブ9の肉厚に対応すべく上下方向へ
の移動は自在としているが、左右方向への移動は不可能
となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】こうした従来技術でフ
ランジ8の直角度を矯正する場合、拘束ロール5の左右
方向への移動は不可能で、よってその位置は、あらゆる
傾斜角度を有するフランジ8に対応可能とするためフラ
ンジ8とウエブ9との結合部分である角部10から離れた
箇所に設定されている。すなわち、押込みロール4でフ
ランジ8を押し込む際、拘束ロール5は角部10から離れ
た箇所でウエブ9を拘束することになる。その結果、フ
ランジ8を押し込む際、拘束ロール5で拘束した部分と
角部10との間に形状不良を引き起こし易い。
【0007】本発明は、こうした問題に鑑み創案された
もので、ウエブ9に形状不良を発生させることなくフラ
ンジ8を矯正することが出来ると共に、その構成が簡単
で小型化出来る装置を提供することをその課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】そのための手段として、
本体フレーム2、傾動機構3、押込みロール4、拘束ロ
ール5、および移動機構6とで構成した。
【0009】本体フレーム2は、H形鋼1のフランジ8
を押圧すべく左右方向に移動自在で、左右に対向位置し
て一対設けられている。傾動機構3は、各本体フレーム
に回動自在に組付けられた傾動フレーム7を傾動すべ
く、本体フレーム2に組付けされている。押込みロール
4は、傾動フレーム7に、H形鋼1のフランジ8外面を
押圧しながら回転すべく回転自在に組付けられている。
拘束ロール5は、H形鋼1のウエブ9両端部を上下から
拘束するものである。そして、移動機構6は、各本体フ
レーム2に組付けされ、拘束ロール5が、H形鋼1のウ
エブ9とフランジ8との結合部分である角部10を拘束す
べく、拘束ロール5を左右方向に移動するものである。
【0010】
【作用】本発明の作用を以下説明する。
【0011】まず、一対の本体フレーム2間にH形鋼1
を進入させる。この時、一対の本体フレーム2は、H形
鋼1の幅に対応して左右方向に移動させる。次に、拘束
ロール5を、移動機構6によってH形鋼1の角部10に可
能な限り近い箇所まで移動し、その箇所(ウエブ9の角
部10)を拘束する。
【0012】この拘束箇所は、H形鋼フランジ8の傾斜
角度によって異なる。通常の矯正の場合は、被矯正材で
あるH形鋼のウエブ高さおよびフランジ厚さに応じて本
体フレーム2を移動して押込みロール4の位置を決め、
次いでウエブ拘束ロールの位置を設定した後に、H形鋼
を通材する。直角度の外れ度合いが特に大きい場合に
は、ウエブ9を拘束した後に押込みロール4を移動して
フランジ8外面を押圧しフランジ8の傾斜を矯正する。
【0013】このフランジ8が矯正されることによって
拘束ロール5を角部10まで移動することが可能となり、
よって移動機構6を再度駆動することによって拘束ロー
ル5を角部10に位置させる。
【0014】押込みロール4でフランジ8を矯正すると
共に拘束ロール5を角部10に位置させた状態で、H形鋼
1を搬送し、これによってH形鋼1フランジ8の直角度
を連続的に矯正するものである。連続的に搬送されるH
形鋼1は、その角部10が拘束されるため、従来問題とな
っていたウエブ9の拘束箇所と角部10との間が変形する
ことがない。
【0015】尚、フランジ8と押込みロール4との接触
を線接触として矯正操作を正確に行うために、傾動機構
3によって傾動フレーム7を介して押込みロール4を傾
動することとしている。
【0016】又、本発明においては、拘束ロール5を移
動させる移動機構6を、押込みロール4および傾動装置
を組付けた本体フレーム2に組付けたので、拘束ロール
5および移動機構6を本体フレーム2と独立させて設け
た場合と異なり、両機構が相互に干渉することがない。
【0017】
【実施例】図1から図3に本発明の一実施例を示す。
【0018】本体フレーム2は左右に対向位置して設
け、各本体フレーム2は前後に対向位置する二枚の側板
11によって構成している。この本体フレーム2の左右方
向の移動は、シリンダ(図示せず)によって達成するも
のである。
【0019】傾動機構3は、本体フレーム2に固定した
固定ブロック12に組付けたシリンダ等によって構成して
いる。このシリンダのロッドを伸縮することによって、
本体フレーム2に回動自在に組付けした傾動フレーム7
を回動するものである。
【0020】傾動フレーム7はコの字状で、その後端部
を傾動機構3に連結すると共にその先端部に第一チョッ
ク14を上下に対向位置して組付けている。そして、この
一対の第一チョック14に押込みロール4を回転自在に組
付けている。
【0021】移動機構6は、本体フレーム2に固定組付
けした固定台13に、第二チョック15を介して組付けてい
る。この移動機構6は、第二チョック15に、ガイド21を
介して摺動自在に組付けた軸22、軸22先端部に拘束ロー
ル5を回転自在とすべく組付けた第一ベアリング23、第
二チョック15に第二ベアリング24を介して回転自在に組
付けると共に螺条部20で軸22後端部に螺合組付けしスプ
ロケット18を有する回転ねじ等で構成している。
【0022】モータ16の回転力をチェーン17を介して回
転ねじ19に伝達し、回転ねじ19を回転することによって
軸22およびその軸22に回転自在に組付けた拘束ロール5
を左右方向に移動するものである。ガイド21の作用によ
って、軸22の移動は円滑に達成される。
【0023】モータ16の回転方向を逆転することによっ
て軸22(拘束ロール5)の移動方向を転換するものであ
る。この移動機構6の働きによって拘束ロール5と押込
みロール4との間隔gを自在に設定すること、すなわち
拘束ロール5をH形鋼ウエブ9の角部10に自在に位置さ
せることが出来るものである。
【0024】
【発明の効果】このように本発明は、拘束ロールを左右
方向に移動可能としたので、ウエブの角部を拘束するこ
とが出来、よって、フランジ矯正時におけるウエブの角
部周辺の変形を抑えることが出来る。又、拘束ロールで
角部を拘束することが出来ることによって矯正効果も高
まるため、矯正に必要なフランジ押し込み量を小さく出
来、よってフランジ押し込みによって発生するフランジ
外面の損傷も抑制することが出来る。
【0025】又、本発明においては、拘束ロールを移動
させる移動機構を、押込みロールおよび傾動装置を組付
けた本体フレームに組付けたので、両機構が相互に干渉
することがなく、よって本発明装置の機能性を高めると
共に小型化、簡素化を図ることが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す正面図である。
【図2】図1におけるA−A線矢視頭である。
【図3】図2におけるB−B線矢視図である。
【図4】従来技術を示す正面図である。
【図5〜図9】H形鋼フランジの傾斜を示す部分正面図
である。
【符号の説明】
1 ; H形鋼 2 ; 本体フレーム
3 ; 傾動機構 4 ; 押込みロール 5 ; 拘束ロール
6 ; 移動機構 7 ; 傾動フレーム 8 ; フランジ
9 ; ウエブ 10; 角部 11; 側板
12; 固定ブロック 13; 固定台 14; 第一チョック
15; 第二チョック 16; モータ 17; チェーン
18; スプロケット 19; 回転ねじ 20; 螺条部
21; ガイド 22; 軸 23; 第一ベアリング
24; 第二ベアリング

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 H形鋼(1) のフランジを押圧すべく左右
    方向に移動自在で、左右に対向位置する一対の本体フレ
    ーム(2) と、該各本体フレームに回動自在に組付けられ
    た傾動フレーム(7) を傾動すべく、前記本体フレーム
    (2) に組付けされた傾動機構(3) と、前記傾動フレーム
    (7) に、前記H形鋼(1) のフランジ(8)外面を押圧しな
    がら回転すべく回転自在に組付けられた押込みロール
    (4) と、前記H形鋼(1) のウエブ(9) 両端部を上下から
    拘束する拘束ロール(5) と、前記各本体フレーム(2) に
    組付けされ、前記拘束ロール(5) が、前記H形鋼(1) の
    ウエブ(9) とフランジ(8) との結合部分である角部(10)
    を拘束すべく、該拘束ロール(5) を左右方向に移動する
    移動機構(6) と、から成るH形鋼のフランジ直角度矯正
    装置。
JP3186878A 1991-07-01 1991-07-01 H形鋼のフランジ直角度矯正装置 Expired - Lifetime JP2542134B2 (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6448621A (en) * 1987-08-20 1989-02-23 Kawasaki Steel Co Correcting device for rectangularity of flange of h-shape steel
JPH0199722A (ja) * 1987-10-12 1989-04-18 Kawasaki Steel Corp H形鋼のフランジ直角度矯正装置
JPH0222211U (ja) * 1988-07-28 1990-02-14

Patent Citations (3)

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