JPH057958U - 燃料吐出弁 - Google Patents
燃料吐出弁Info
- Publication number
- JPH057958U JPH057958U JP5504391U JP5504391U JPH057958U JP H057958 U JPH057958 U JP H057958U JP 5504391 U JP5504391 U JP 5504391U JP 5504391 U JP5504391 U JP 5504391U JP H057958 U JPH057958 U JP H057958U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】弁座に対する弁体の着座速度を低減し、弁座の
摩耗を防止することを目的とする。 【構成】弁座21のプランジャ3と対する面に複数の燃
料流通孔22a〜22iを形成するとともに、弁体24
の外周面下部に弁体24が弁座21に着座するときに弁
座21の内壁面に開口する燃料流通孔22b〜22iを
閉塞する第2のカラー27を設け、かつ弁体24内に燃
料流通孔22a〜22iから流出した燃料を第1のカラ
ー26と第2のカラー27によって形成された空間部2
9に導く燃料流路28を形成したことを特徴とする。
摩耗を防止することを目的とする。 【構成】弁座21のプランジャ3と対する面に複数の燃
料流通孔22a〜22iを形成するとともに、弁体24
の外周面下部に弁体24が弁座21に着座するときに弁
座21の内壁面に開口する燃料流通孔22b〜22iを
閉塞する第2のカラー27を設け、かつ弁体24内に燃
料流通孔22a〜22iから流出した燃料を第1のカラ
ー26と第2のカラー27によって形成された空間部2
9に導く燃料流路28を形成したことを特徴とする。
Description
【0001】
本考案は、ディーゼルエンジン用燃料噴射ポンプに用いられる燃料吐出弁に関 する。
【0002】
ディーゼルエンジンに用いられる燃料噴射ポンプは、一般に図4に示すように 構成されており、プランジャバレル1のプランジャ室2には、円柱状のプランジ ャ3が摺動自在に設けられている。このプランジャ3はプランジャ室2の側壁部 に形成された燃料吸入口4から燃料を吸入して加圧するためのものであり、図示 しないカム機構により図中上下方向に往復動するようになっている。
【0003】 なお、プランジャ3の外周面にはリード溝5が螺旋状に形成されている。この リード溝5は燃料の吐出量を調整するためのものであり、プランジャ3の上面に 開口した縦穴6と連通している。
【0004】 また、前記プランジャ室2の頂部(燃料吐出部)には、燃料吐出弁7が設けら れている。この燃料吐出弁7はプランジャ3により加圧された燃料をプランジャ 室2から吐出させるためのものであり、上端開口部に弁座面9を有する円筒状の 弁座8と、この弁座8の中空部に嵌合して流体の流通を遮断する円柱状の弁体1 0と、この弁体10の着座部11を前記弁座8の弁座面9に当接させる付勢部材 としてのスプリング12とで構成されている。
【0005】 上記のように構成される燃料吐出弁7では、燃料吸入口4からプランジャ室2 に吸入された燃料がプランジャ3の上昇により加圧されると、図5に示すように 弁体10がスプリング12のばね力に抗して上方に押し上げられ、弁座8の吐出 口である上端開口部から燃料が吐出される。
【0006】
ところで、上記のような燃料吐出弁7では、弁座8の上端開口部から所定量の 燃料が吐出されると、スプリング12のばね力により弁体10が下降し、弁体1 0の着座部11が比較大きな速度で弁座8の弁座面9に着座するため、弁座8が が摩耗し易い。このため、ディーゼルエンジンを長期に亘って高速で回転させる と、弁座8の摩耗が激しくなり、許容範囲を越える可能性がある。そして、弁座 8の摩耗が許容範囲を越えると、プランジャ室2の燃料圧が規定圧に達していな いにも拘らず、弁座8の吐出口から燃料が吐出されてしまい、ポンプの燃料噴射 量が低下してディーゼルエンジンの出力低下を引き起こす可能性があった。
【0007】 本考案は上述した問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は弁座に対す る弁体の着座速度を低減でき、弁座の摩耗を防止することのできる燃料吐出弁を 提供しようとするものである。
【0008】
上記課題を解決するために本考案は、ディーゼルエンジン用燃料噴射ポンプの 燃料吐出部に設けられ同ポンプのプランジャと対向する面に複数の燃料流通孔を 有する筒状の弁座と、この弁座の中空部に嵌合して燃料の流通を遮断する弁体と 、この弁体を前記燃料の流通を遮断する方向に付勢する付勢部材と、前記弁体の 外周面に設けられ前記弁座の内壁面に摺動自在に接する第1のカラーと、前記弁 体の外周面に設けられ前記付勢部材の付勢力により前記弁体が前記弁座に着座す るとき前記燃料流通孔のうち前記弁座の内壁面に開口する燃料流通孔を閉塞する 第2のカラーと、前記弁体内に形成され前記燃料流通孔から流出した燃料を前記 第1及び第2のカラーによって形成された空間部に導く燃料流路とを具備したも のである。
【0009】
本考案によると、付勢部材の付勢力により弁体が弁座に着座しようとすると、 弁体に設けられた第2のカラーが弁座の内壁面に開口する燃料流通孔を閉塞する ので、弁座に対する弁体の着座速度を弁座のダンパー効果によって減衰させるこ とができ、弁座の摩耗を防止することができる。
【0010】
以下、本考案の一実施例を図1乃至図3を参照して説明する。なお、図4に示 したものと同一部分には同一符号を付して説明する。
【0011】 図1において、21はプランジャ室2の頂部(燃料吐出部)に設置された有底 筒状の弁座であり、この弁座21の下面つまりプランジャ3と対向する面には、 図2に示すように複数の燃料流通孔22a,22b,22c,22d,22e, 22f,22g,22h,22iが形成されている。これらの燃料流通孔22a 〜22iのうち燃料流通孔22aは弁座21の下面中央に形成されており、弁座 21の底壁面に開口している。また、前記燃料流通孔22a〜22iのうち燃料 流通孔22b〜22iは弁座21の下面周辺部に形成されており、弁座21の内 壁面に開口している。 なお、弁座21の上端開口部には弁座面23が形成されている。
【0012】 また、24は弁体であり、この弁体24の外周面上部には前記弁座21の弁座 面23に着座する着座部25が設けられているとともに、第1のカラー26が設 けられている。この第1のカラー26はプランジャ室2の燃料圧を弁体24に作 用させるためのものであり、弁座21の内壁面に摺動自在に接している。
【0013】 また、前記弁体24の外周面下部には、第2のカラー27が設けられている。 この第2のカラー27はスプリング12のばね力により弁体24の着座部25が 弁座21の弁座面23に着座する際に弁座21の内壁面に開口する燃料流通孔2 2b〜22iを閉塞するためのものであり、第1のカラー26と同様に弁座21 の内壁面に摺動自在に接している。
【0014】 一方、前記弁体24内には燃料流路28が形成されている。この燃料流路28 は燃料流通孔22a〜22iから流出した燃料をカラー26,27によって形成 された環状の空間部29に導くためのものであり、弁体24の下面と外周面に開 口している。
【0015】 上記のように構成される燃料吐出弁では、燃料吸入口4からプランジャ室2に 吸入された燃料がプランジャ3の上昇により加圧されると、図3(a)に示すよ うに弁体24がスプリング12のばね力に抗して上方に押し上げられ、弁座21 の上端開口部から燃料が吐出される。そして、弁座21の上端開口部から所定量 の燃料が吐出されると、スプリング12のばね力により弁体24が下方に押し下 げられ、弁座21の上端開口部を閉塞する。
【0016】 このとき、第2のカラー27は弁体24の着座部25が弁座21の弁座面23 に着座しようとすると、図3(b)に示すように弁座21の下面に形成された燃 料流通孔22a〜22iのうち弁座21の内壁面に開口する燃料流通孔22b〜 22iを閉塞する。これにより燃料の流路断面積が減少し、弁座21の中空部に ダンパー効果が生じるので、弁体24の下降速度をダンパー効果によって低減す ることができる。 したがって、本実施例では弁座21に対する弁体24の着座速度を低減でき、 弁座21の摩耗を防止することができる。 なお、上記実施例では弁体24の減速効果を高めるために弁座21を有底筒状 としたが、従来の弁座に比べて内径の小さい筒状の弁座を用いてもよい。
【0017】
以上説明したように本考案は、ディーゼルエンジン用燃料噴射ポンプの燃料吐 出部に設けられ同ポンプのプランジャと対向する面に複数の燃料流通孔を有する 筒状の弁座と、この弁座の中空部に嵌合して燃料の流通を遮断する弁体と、この 弁体を前記燃料の流通を遮断する方向に付勢する付勢部材と、前記弁体の外周面 に設けられ前記弁座の内壁面に摺動自在に接する第1のカラーと、前記弁体の外 周面に設けられ前記付勢部材の付勢力により前記弁体が前記弁座に着座するとき 前記燃料流通孔のうち前記弁座の内壁面に開口する燃料流通孔を閉塞する第2の カラーと、前記弁体内に形成され前記燃料流通孔から流出した燃料を前記第1及 び第2のカラーによって形成された空間部に導く燃料流路とを具備したものであ る。
【0018】 したがって、本考案によれば、第2のカラーが弁座の内壁面に開口する燃料流 通孔を閉塞すると、燃料の流路断面積が減少し、弁座の中空部にダンパーが生ず るので、弁座に対する弁体の着座速度を弁座のダンパー効果によって低減するこ とができ、弁座の摩耗を防止することができる。
【図1】本考案の一実施例に係る燃料吐出弁の構成を示
す断面図。
す断面図。
【図2】図1のA−A線に沿った矢視図。
【図3】同実施例の作用説明図。
【図4】従来の燃料吐出弁の構成を示す断面図。
【図5】従来の燃料吐出弁ポンプの動作を示す図。
1…プランジャバレル、2…プランジャ室、3…プラン
ジャ、4…燃料吸入口、21……弁座、22a〜22i
…燃料流通孔、23…弁座面、24…弁体、25…着座
部、26…第1のカラー、27…第2のカラー、28…
燃料流路。
ジャ、4…燃料吸入口、21……弁座、22a〜22i
…燃料流通孔、23…弁座面、24…弁体、25…着座
部、26…第1のカラー、27…第2のカラー、28…
燃料流路。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 ディーゼルエンジン用燃料噴射ポンプの
燃料吐出部に設けられ同ポンプのプランジャと対向する
面に複数の燃料流通孔を有する筒状の弁座と、この弁座
の中空部に嵌合して燃料の流通を遮断する弁体と、この
弁体を前記燃料の流通を遮断する方向に付勢する付勢部
材と、前記弁体の外周面に設けられ前記弁座の内壁面に
摺動自在に接する第1のカラーと、前記弁体の外周面に
設けられ前記付勢部材の付勢力により前記弁体が前記弁
座に着座するとき前記燃料流通孔のうち前記弁座の内壁
面に開口する燃料流通孔を閉塞する第2のカラーと、前
記弁体内に形成され前記燃料流通孔から流出した燃料を
前記第1及び第2のカラーによって形成された空間部に
導く燃料流路とを具備したことを特徴とする燃料吐出
弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5504391U JPH057958U (ja) | 1991-07-16 | 1991-07-16 | 燃料吐出弁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5504391U JPH057958U (ja) | 1991-07-16 | 1991-07-16 | 燃料吐出弁 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH057958U true JPH057958U (ja) | 1993-02-02 |
Family
ID=12987643
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5504391U Withdrawn JPH057958U (ja) | 1991-07-16 | 1991-07-16 | 燃料吐出弁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH057958U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2016121446A1 (ja) * | 2015-01-26 | 2016-08-04 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 弁機構及びこれを備えた高圧燃料供給ポンプ |
-
1991
- 1991-07-16 JP JP5504391U patent/JPH057958U/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2016121446A1 (ja) * | 2015-01-26 | 2016-08-04 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 弁機構及びこれを備えた高圧燃料供給ポンプ |
| JPWO2016121446A1 (ja) * | 2015-01-26 | 2017-08-03 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 弁機構及びこれを備えた高圧燃料供給ポンプ |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19951102 |