JPH057978B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH057978B2
JPH057978B2 JP59209928A JP20992884A JPH057978B2 JP H057978 B2 JPH057978 B2 JP H057978B2 JP 59209928 A JP59209928 A JP 59209928A JP 20992884 A JP20992884 A JP 20992884A JP H057978 B2 JPH057978 B2 JP H057978B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
egg
flavor
eggs
baked
protease
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP59209928A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6188855A (ja
Inventor
Shoji Okumura
Toshihiko Hayakawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
T Hasegawa Co Ltd
Original Assignee
T Hasegawa Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by T Hasegawa Co Ltd filed Critical T Hasegawa Co Ltd
Priority to JP59209928A priority Critical patent/JPS6188855A/ja
Publication of JPS6188855A publication Critical patent/JPS6188855A/ja
Publication of JPH057978B2 publication Critical patent/JPH057978B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は飲食品に添加して、該飲食品に好まし
い焼卵様乃至炒り卵様風味を賦与ないし増強せし
める焼卵様風味を有するフレーバーの製法に関す
る。
[従来の技術] 従来、鶏卵類を原料とする卵製品もしくは卵フ
レーバーの製法としては、例えば、鶏卵液の卵黄
部の脂質をリゾマス・デレマーより分離したリパ
ーゼを用いて特定条件下で脂質を分解することに
よる香味の増強された卵製品の製法(特公昭50−
9858号公報)、また、全卵、卵黄などに麹かび、
くものすかび、黒かびなどの糸状菌から得た酵素
群を加えてPH約3.5〜4.5の条件下に熱凝固性を失
う程度以上に酵素作用を行わせる鳥卵加工食品の
製造方法(特公昭47−34937号公報)などの提案
がなされているが、鶏卵材料を単にリパーゼもし
くはプロテアーゼなどの酵素で処理しただけで
は、他の飲食品にフレーバーを賦与する程の実用
的強度を有するフレーバー物質は得られなかつ
た。
更に、レシチンもしくは卵黄、肝臓、大豆、酵
母などのレシチン含有物と少くとも一種の単糖類
とを食用油脂と共に水の存在下で加熱反応せし
め、油層を分離して、カステラ風味やカスタード
風味を伴つた卵様の香りと旨味をもつた油性のフ
レーバー添加剤の製造方法が提案されている(特
公昭58−50712号公報)。
[発明の解決しようとする問題点] 卵類を主要原料とする卵加工品あるいは卵フレ
ーバーには、生卵に特有の重く生臭い香味を伴な
う欠点があつた。殊に水混和性の良い卵フレーバ
ーを得ようとすると、硫化物臭を発し、茹で卵様
の風味さえ感じられ、例えばフライパンで卵を調
理して、焼卵や炒り卵を作る際に立ちのぼる焼き
卵特有の甘く、丸味があり、嗜好性の優れた風味
を有し、且つ、水溶性ないし水混和性の良好な焼
卵様フレーバー物質を得ることは極めて困難であ
つた。
本発明者等は、上記の如き、従来の欠点を克服
し、飲食品の製造加工工程において、利用度の高
い水溶性ないし水混和性に優れた、卵特有の生臭
味などのない嗜好性の優れた焼卵様風味を有する
フレーバー物質の製造方法について研究した。
[問題点を解決するための手段] その結果、全卵、卵白、卵黄などの卵材料及
び/又はそれらのプロテアーゼ処理物とジヒドロ
キシアセトン及び/又はピルブアルデヒドを、エ
タノール濃度約40重量%以上のエタノールの存在
下に、加熱することによつて、焦げ臭及び卵特有
の生臭味などの全く無い極めて嗜好性の優れた焼
き卵ないし炒り卵様風味を有し、且つ水混性の優
れたフレーバーとなることを発見し、本発明を完
成した。
本発明で利用する卵材料としては例えば、鶏
卵、あひる卵及びうずら卵などを通常入手可能な
家禽類の卵を割卵して得られる全卵液、卵白、卵
黄などの生鮮物、凍結物、好ましくは乾燥全卵な
どの如き乾燥物、更には加糖濃縮卵黄などを例示
することができる。
また更に、上記例示した如き卵材料を例えば細
菌もしくは糸状菌などが産生する酸性プロテアー
ゼ、中性プロテアーゼ及び/又はアルカリ性プロ
テアーゼ、好ましくは酸性プロテアーゼ及び/又
は中性プロテアーゼを用い、公知手段により、
夫々の至摘PHにて卵材料を加水分解処理して得ら
れる処理物を好ましく例示することができ、殊に
該分解物を噴霧乾燥などによつて得られる乾燥物
を好ましく例示することができる。
本発明の好ましい一実施態様を例示すれば、前
記例示した如き卵材料及び/又はそのプロテアー
ゼ処理物1重量部に対して、たとえば約0.001〜
約0.5重量部のジヒドロキシアセトン及び/又は
ピルブアルデヒドを加え、この混合物をエタノー
ル濃度約40重量%以上のエタノールの存在下に加
熱処理する。かかるエタノールの使用量は適宜に
選択できるが、例えば上記混合物1重量部に対し
て約2〜約100重量部の使用量を例示することが
できる。
また、加熱処理の温度及び時間は、所望する焼
卵様フレバー風味に合わせて任意に選択できる
が、例えば約50゜〜約150℃、好ましくは約60〜約
95℃にて約10分〜約5時間の範囲を例示できる。
かくして得られた加熱処理物は焼き卵特有の軽く
てすつきりした且つ生ぐさみなどの無い極めて嗜
好性の優れた焼卵ないし炒り卵様の風味を有し、
そのまま各種飲食品に焼き卵様風味を賦与ないし
増強するフレーバー製品とすることができるが、
所望によりさらに適当な材を用いて過するこ
とにより、容易に透明な水溶性製品とすることが
でき、一層広い用途に適用できる。
[作用] 本発明によつて得られた焼き卵様フレーバー
は、水溶性乃至水混和性であり、例えばアイスク
リーム、シヤーベツト、氷菓など冷菓類、プデイ
ング、クツキー、カステラ、ゼリー及びスナツク
などの菓子類などのほか、飲料、医薬衛生品など
に広く焼き卵様の好ましい香気を賦与ないし増強
するのに好適である。
本発明の焼卵様フレーバーの各種飲食品に対す
る添加量としては、例えば、飲食品の重量に基づ
いて、約0.01〜約5%、好ましくは、約0.1〜約
2%の如き添加量を例示することができる。
以下実施例により、本発明の数態様を更に詳し
く説明する。
実施例 1 全卵液25gにジヒドロキシアセトン1g及び95
%エタノール150gを加え、撹拌しながら70℃に
て3時間加熱処理した。
加熱終了後冷却し、常法により固液分離、清澄
過し液160gを得た。
この液は良好な焼卵的な風味を示した。
実施例 2 全卵液を乳酸にてPH6に調整し、全卵液に対し
て、0.5%のタシナーゼN−11−100(プロテアー
ゼ;協和醗酵)を添加し撹拌しながら、50℃にて
5時間、酵素分解を行つた。分解終了後酵素失活
し酵素処理物を得た。
この酵素処理物を噴霧乾燥し、プロテアーゼ処
理卵粉末を得た。上記により得られたプロテアー
ゼ処理粉末10gに卵黄粉末10g、25%ピルブアル
デヒド水溶液1g、95%エタノール120g及び水
80gを加え、撹拌しながら、80℃にて2時間加熱
処理した。加熱終了後冷却し、常法により固液分
離、清澄過し、液180gを得た。
この液は良好な炒り卵様の風味を示した。
実施例 3 全卵粉末20gに実施例2で示したプロテアーゼ
処理粉末5gジヒドロキシアセトン2g、95%エ
タノール480g及び水120gを加え撹拌しながら80
℃にて3時間加熱処理した。
加熱終了後冷却し、常法により固液分離、清澄
過し液550gを得た。
この液は好ましいコゲ臭を持つた焼卵様の風
味を示した。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 全卵、卵白及び卵黄材料からなる群よりえら
    ばれた卵材料の少なくとも1種及び/又はそれら
    のプロテアーゼ処理物とジヒドロキシアセトン及
    び/又はピルブアルデヒドを、エタノール濃度
    40wt%以上のエタノールの存在下に、加熱処理
    することを特徴とする焼卵様フレーバーの製法。
JP59209928A 1984-10-08 1984-10-08 焼卵様フレ−バ−の製法 Granted JPS6188855A (ja)

Priority Applications (1)

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JP59209928A JPS6188855A (ja) 1984-10-08 1984-10-08 焼卵様フレ−バ−の製法

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JP59209928A JPS6188855A (ja) 1984-10-08 1984-10-08 焼卵様フレ−バ−の製法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6188855A JPS6188855A (ja) 1986-05-07
JPH057978B2 true JPH057978B2 (ja) 1993-01-29

Family

ID=16580976

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JP59209928A Granted JPS6188855A (ja) 1984-10-08 1984-10-08 焼卵様フレ−バ−の製法

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JPS6188855A (ja) 1986-05-07

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