JPH0580005A - 差動形熱天秤 - Google Patents

差動形熱天秤

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Publication number
JPH0580005A
JPH0580005A JP26836991A JP26836991A JPH0580005A JP H0580005 A JPH0580005 A JP H0580005A JP 26836991 A JP26836991 A JP 26836991A JP 26836991 A JP26836991 A JP 26836991A JP H0580005 A JPH0580005 A JP H0580005A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
balance
sample
reference material
feedback coil
side balance
Prior art date
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Pending
Application number
JP26836991A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsumasa Uchiike
光正 内池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 試料側天秤と基準物質側天秤とのビームの傾
きの差による影響を除く。 【構成】 基準物質側天秤Rの位置検出部のセンサ10
aは試料側天秤のビーム4に固定されている。両天秤の
試料皿の加熱により、測定試料の重量が変化すると、フ
ィードバックコイル12に重量変化に応じた電流が流れ
るが、ビーム4が僅かに傾いた位置でバランスがとられ
ると、それにつれて基準物質側のセンサ10aが変位
し、シャッタ8aとの相対位置が変化するので、基準物
質側のフィードバックコイル12aの電流が変化し、基
準物質側天秤のビーム4aも試料側天秤のビーム4と同
じだけ傾く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は熱分析装置に利用される
熱天秤に関し、特にビームの一端に試料皿、他端にセン
サとシャッタとからなる位置検出部を備え、ビームのバ
ランスをとるフィードバックコイルを備えた天秤が試料
側と基準物質側とにそれぞれ一組ずつ設けられた差動形
熱天秤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】熱天秤から得られる重量変化の信号から
天秤自身に起因する信号のドリフトなどの影響を除くた
め、測定試料を乗せた試料側天秤と、それと同じ構造を
もち試料を乗せない基準物質側天秤をできるだけ同一条
件において、試料側天秤の検出信号から基準物質側天秤
の検出信号を差し引く差動形熱天秤が用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】差動形熱天秤で測定を
行なうと、測定試料の重量変化が生じたとき、位置検出
部のシャッタが変位し、それをセンサが検出してシャッ
タが元の位置に戻るようにビームの傾きをなくすように
フィードバックコイルに電流が流される。その電流が重
量信号として検出される。しかし、傾いたビームはフィ
ードバックコイルに通電することにより元の状態に戻さ
れようとするが、正しく元の状態までは戻らず、僅かに
傾いた状態で停止する。一方、試料を乗せない天秤はビ
ームが傾かないので、試料側天秤のビームと基準物質側
天秤のビームに傾きの差が生じる。天秤の支点としては
例えばトーションバンドや弾性支点が用いられている
が、これらの支点ではビームの傾き角により支点に加わ
る力が変わるので、試料側天秤と基準物質側天秤とでビ
ームの傾きに差が生じているときは、支点での力の影響
が検出信号に誤差として現われることになる。本発明は
試料側天秤と基準物質側天秤とのビームの傾きの差によ
る影響を除くことのできる差動形熱天秤を提供すること
を目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明では両天秤のビー
ムの傾きを等しくする。そのため、本発明では、基準物
質側天秤の位置検出部のセンサを試料側天秤のビームに
固定するか、又は基準物質側天秤のフィードバックコイ
ルに接近して試料側天秤のフィードバックコイルに流れ
る電流を試料側天秤とは逆方向に流す第2のフィードバ
ックコイルを設ける。
【0005】
【作用】基準物質側天秤の位置検出部のセンサを試料側
天秤のビームに固定する発明では、試料側天秤のビーム
が試料の重量変化により傾くとそのビームの傾きに対応
して基準物質側天秤の位置検出部のセンサが変位し、そ
れにつれて基準物質側天秤のビームが試料側天秤のビー
ムと同じ角度だけ傾く。基準物質側天秤のフィードバッ
クコイルに接近して試料側天秤のフィードバックコイル
に流れる電流を試料側天秤とは逆方向に流す第2のフィ
ードバックコイルを設ける発明では、試料の重量変化に
より試料側天秤のビームが傾くと、基準物質側天秤の第
2のフィードバックコイルを通して基準物質側天秤にか
かる力が変化するので、その分だけ基準物質側天秤のビ
ームも傾く。このように、試料の重量変化により試料側
天秤のビームが少し傾いた状態でバランスがとられる
と、基準物質側天秤でも同じ傾きだけビームが傾いた状
態でバランスがとられ、両天秤間でビームの傾きの差の
影響はなくなる。
【0006】
【実施例】図1は請求項1の発明に対応した一実施例を
表わす。図2は図1の実施例における位置検出部の部分
拡大図である。試料側天秤Sではトーションバンドによ
る支点2を中心に回転するビーム4の一端に試料を乗せ
る試料皿6が固定され、ビーム4の他端にはシャッタ8
が取りつけられている。シャッタ8は天秤装置本体に固
定されたセンサ10と組み合わされて、位置検出部を構
成している。センサ10は例えばLEDとフォトトラン
ジスタからなる光学式のものである。ビーム4の中間位
置にはフィードバックコイル12が取りつけられ、フィ
ードバックコイル12は永久磁石14に挿入されて組み
合わされている。位置検出部のシャッタ8がセンサ10
の一定の位置に来るように、フィードバックコイル12
に電流を流して力を発生させるフィードバックコイル電
流発生回路(図示略)が設けられており、その電流が重
量信号として検出される。
【0007】基準物質側天秤Bも同じ構成をとってい
る。ただし、基準物質側天秤Rではその位置検出部のセ
ンサ10aは図2に示されるように固定金具16を介し
て試料側天秤のビーム4に固定されている。基準物質側
天秤Rの各部を試料側天秤Sの各部と区別するために、
基準物質側天秤Rの各部の記号にはaを付けてある。
【0008】測定時は、試料側天秤の試料皿6には測定
試料を乗せ、基準物質側天秤の試料皿6aには何も乗せ
ないで、両試料皿6,6aを同じ加熱炉に挿入して加熱
する。両天秤の試料皿の加熱により、測定試料の重量が
変化すると、フィードバックコイル12に重量変化に応
じた電流が流れるが、ビーム4が僅かに傾いた位置でバ
ランスがとられると、それにつれて基準物質側のセンサ
10aが変位し、シャッタ8aとの相対位置が変化する
ので、基準物質側のフィードバックコイル12aの電流
が変化し、基準物質側天秤のビーム4aも試料側天秤の
ビーム4と同じだけ傾く。
【0009】図3は請求項2に対応した実施例を表わ
す。図3(A)は試料側と基準物質側の両天秤を表わ
し、(B)はフィードバックコイルの結合関係を表わし
ている。両天秤の構造は図1に示されたものと同じであ
るが、基準物質側天秤Rのセンサ10aは試料側天秤の
ビーム4に固定されているのではなく、試料側のセンサ
10と同じく天秤装置本体に固定されている。試料側天
秤のフィードバックコイル12と基準物質側天秤のフィ
ードバックコイル12aはそれぞれのコアに同方向に巻
かれているが、基準物質側天秤のコアにはフィードバッ
クコイル12aの他に反対方向に巻かれた第2のフィー
ドバックコイル20が巻かれている。試料側のフィード
バックコイル12はフィードバックコイル電流発生回路
22に接続されているとともに、基準物質側のコアに巻
かれた第2のフィードバックコイル20と接続されてい
る。24は基準物質側天秤のフィードバックコイル12
aのフィードバックコイル電流発生回路である。
【0010】図3の実施例では両天秤の構造は図1と同
じであるが、位置検出部のセンサはそれぞれ独立し、そ
の代わりに試料側天秤のフィードバックコイル12に流
れた電流が基準物質側のフィードバックコイル12aに
も流れるようになっている。測定試料が温度により重量
変化を起こしたときに試料側フィードバックコイル12
に電流Isが流れ、基準物質側フィードバックコイル1
2aに電流Irが流れるとする。 Is=Iδw−Iθ である。Iδwは試料の重量変化に対応した電流であ
り、Iθはビーム4の支点の傾きθの影響により流れる
電流である。一方、基準物質側の第2のフィードバック
コイル20には電流Isが逆方向に流れるので、それに
より発生するビーム4aの傾きを打ち消すために、フィ
ードバックコイル12aにはIsと、ビーム4aのバラ
ンス位置における傾きθの影響による電流Iθとの差、
すなわち Ir=Is−Iθ =Iδw−2Iθ が流れる。両天秤の検出信号から重量変化を求めるに
は、試料側の信号Isを2倍に増幅してから基準物質側
の信号Irを引くことにより、ビームの傾きの影響を打
ち消して重量変化の信号Iδwを求めることができる。
【0011】図4は弾性支点の他の例を表わしたもので
ある。中央に屈曲部26をもち、下側の穴に支持棒が通
されて支持され、上側の穴30にはビームが通されてビ
ームを弾性的に支持する。
【0012】
【発明の効果】本発明では基準物質側天秤の位置検出部
のセンサを試料側天秤のビームに固定するか、又は基準
物質側天秤のフィードバックコイルに接近して試料側天
秤のフィードバックコイルに流れる電流を試料側天秤と
は逆方向に流す第2のフィードバックコイルを設けて、
試料側と基準物質側の両天秤のビームが常に同じ傾きを
もつようにしたので、2つの天秤の検出信号の差をとる
ことにより、ビームの傾きの影響のない測定を行なうこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に対応する実施例を示す概略斜視図で
ある。
【図2】図1の実施例の位置検出部を示す拡大斜視図で
ある。
【図3】請求項2に対応した実施例を表わす図であり、
(A)は天秤機構の斜視図、(B)はフィードバックコ
イルの接続関係を示す回路図である。
【図4】実施例で用いられる支点の一例としての弾性支
点を示す斜視図である。
【符号の説明】
S 試料側天秤 R 基準物質側天秤 2,2a 支点 4,4a ビーム 6,6a 試料皿 8,8a シャッタ 10,10a センサ 12,12a フィードバックコイル 14,14a 永久磁石 20 第2のフィードバックコイル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビームの一端に試料皿、他端にセンサと
    シャッタとからなる位置検出部を備え、ビームのバラン
    スをとるフィードバックコイルを備えた天秤が試料側と
    基準物質側とにそれぞれ一組ずつ設けられ、基準物質側
    天秤の位置検出部のセンサが試料側天秤のビームに固定
    されている差動形熱天秤。
  2. 【請求項2】 ビームの一端に試料皿、他端にセンサと
    シャッタとからなる位置検出部を備え、ビームのバラン
    スをとるフィードバックコイルを備えた天秤が試料側と
    基準物質側とにそれぞれ一組ずつ設けられ、基準物質側
    天秤のフィードバックコイルに接近して更に、試料側天
    秤のフィードバックコイルに流れる電流を試料側天秤と
    は逆方向に流す第2のフィードバックコイルが設けられ
    ている差動形熱天秤。
JP26836991A 1991-09-18 1991-09-18 差動形熱天秤 Pending JPH0580005A (ja)

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JP26836991A JPH0580005A (ja) 1991-09-18 1991-09-18 差動形熱天秤

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ID=17457551

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JP (1) JPH0580005A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5638026A (en) * 1994-07-29 1997-06-10 Kabushiki Kaisha Toshiba High input impedance circuit and semiconductor integrated device provided therewith
JP2012525593A (ja) * 2009-04-29 2012-10-22 ウオーターズ・テクノロジーズ・コーポレイシヨン 同時示差熱分析システム

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US5638026A (en) * 1994-07-29 1997-06-10 Kabushiki Kaisha Toshiba High input impedance circuit and semiconductor integrated device provided therewith
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